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JPH05271064A - メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に対する抗菌剤、ならび にこれを用いた感染防止方法。 - Google Patents

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に対する抗菌剤、ならび にこれを用いた感染防止方法。

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JPH05271064A
JPH05271064A JP4329828A JP32982892A JPH05271064A JP H05271064 A JPH05271064 A JP H05271064A JP 4329828 A JP4329828 A JP 4329828A JP 32982892 A JP32982892 A JP 32982892A JP H05271064 A JPH05271064 A JP H05271064A
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JP
Japan
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antibacterial
essential oil
oil component
methicillin
antibacterial agent
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Yoshio Katsuta
純郎 勝田
Yoshimi Yoshida
欣未 吉田
Takeo Toyama
孟生 外山
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Dainihon Jochugiku Co Ltd
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Dainihon Jochugiku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ファルネゾール、ヒノキチオール、シトラー
ル、チモール、シトロネラール、テトラヒドロリナロー
ル、1−ペリラアルデヒド、トリベルタール、ダマスセ
ノン、α−ダマスコン、β−ダマスコン、メチルβ−オ
ルシノール カルボキシレート、イソボルニル アセテ
ート、フェンキル アセテート、ジヒドロミルセノー
ル、イソシクロシトラール、1,4−シネオール、2−
トランスヘキセナール、ペパーミント精油成分、タイム
精油成分、及びオークモス精油成分からなる群から選ば
れた1種または2種以上を含有するメチシリン耐性黄色
ブドウ球菌に対する抗菌剤、ならびにこれを用いたメチ
シリン耐性黄色ブドウ球菌の感染防止方法。 【効果】 本発明の抗菌剤は感受性菌はもちろん、従来
の抗菌剤では対処困難なメチシリン耐性黄色ブドウ球菌
に対して高い抗菌効力を示し、しかも抗菌成分の揮散に
よる残効性と人畜に対する安全性にもすぐれているの
で、その実用性は極めて高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある種の香料成分、あ
るいは精油成分を含有するメチシリン耐性黄色ブドウ球
菌(以下 MRSAと称す)に対する抗菌剤、ならびに
これを用いたMRSAの感染防止方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】院内感染起因菌には、グラム陽性球菌と
グラム陰性桿菌があり、時代の経過と共に種々変遷をた
どってきた。前者として、Staphylococcu
s aureus,S.epidemidis,S.p
neumoiae等があげられ、術後感染や呼吸器感
染、あるいは、化膿疾患等の原因になることが知られて
いる。 一方、後者のグラム陰性桿菌には、Esche
richia coli,Pseudomonas a
eruginosa,P.cepacia等があり、種
々の創傷感染を引き起こすと言われている。従来、これ
らの院内感染起因菌に対しては、メチシリン、アンピシ
リンなどの抗生物質を治療薬として用いると共に、感染
防止の面から、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロ
ルヘキシジン、ポピドンヨードなどの消毒剤が汎用され
てきた。しかしながら、近年、メチシリンをはじめ種々
の抗生物質に耐性を示すMRSAが多く検出され、しか
も、従来のほとんどの消毒剤では、揮散性がないので消
毒効果は清拭部位にとどまり、適用部周辺環境からのM
RSAの感染を防止しきれないことが明らかとなった。
また、空間噴霧処理可能な唯一の消毒剤であるグルタル
アルデヒドについては、化学的に不安定なため使用時に
薬液を調製する必要があり、更に、毒性的な面からもそ
の使用に種々の制限があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】MRSA対策として
は、感染した患者を適切な抗生物質で治療することが大
切であるが、一方、医療従事者の手指消毒、院内環境お
よび医療器具類の消毒を徹底することにより感染防止を
図ることも必要不可欠であると考えられる。本発明は、
かかる認識に基づき、感受性菌はもちろんMRSAに対
しても満足な抗菌効果を示し、かつ、周辺環境全体に長
期にわたり効果を持続する安全な抗菌剤を提供すること
を目的とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ファルネゾール、ヒノキチオール、シト
ラール、チモール、シトロネラール、テトラヒドロリナ
ロール、1−ペリラアルデヒド、トリベルタール、ダマ
スセノン、α−ダマスコン、β−ダマスコン、メチルβ
−オルシノール カルボキシレート、イソボルニル ア
セテート、フェンキル アセテート、ジヒドロミルセノ
ール、イソシクロシトラール、1,4−シネオール、2
−トランスヘキセナール、ペパーミント精油成分、タイ
ム精油成分、及びオークモス精油成分からなる群から選
ばれた1種または2種以上を含有するMRSAに対する
抗菌剤、ならびにこれを用いたMRSAの感染防止方法
に係る。
【0005】
【作用】本発明で用いられる抗菌剤は、抗菌成分として
ファルネゾール、ヒノキチオール、シトラール、チモー
ル、シトロネラール、テトラヒドロリナロール、1−ペ
リラアルデヒド、トリベルタール、ダマスセノン、α−
ダマスコン、β−ダマスコン、メチルβ−オルシノール
カルボキシレート、イソボルニル アセテート、フェ
ンキル アセテート、ジヒドロミルセノール、イソシク
ロシトラール、1,4−シネオール、2−トランスヘキ
セナール、ペパーミント精油成分、タイム精油成分、及
びオークモス精油成分からなる群から選ばれた1種また
は2種以上を含有し、抗菌成分が徐々に揮散しながらM
RSAに対して高い抗菌効果を示す。これに対し、従来
から汎用されてきた消毒剤、例えば、グルコン酸クロル
ヘキシジン液や、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン
液は、MRSAに対しある程度の抗菌効果を奏するもの
の、揮散性がないため適用部周辺環境に効果が及ばず、
MRSAの感染を防止しきれない。一方、最近、感受性
菌やカビに対して効果を示すものとして開示されたリナ
ロール、デヒドロリナロール、1,8−シネオール、ピ
ネン、パインオイルなどの揮散性の化合物や天然香料
は、MRSAに対しほとんど抗菌作用を発揮しないこと
が明らかとなり、従って、同じように香料成分や天然精
油成分に該当する本発明抗菌成分が、特異的にMRSA
に対して抗菌効果を示したことは全く予期し得ない驚く
べき知見といえる。更に本発明抗菌成分は、従来の消毒
剤と異なり、香料成分として芳香を放つので環境衛生用
途に極めて有利である。
【0006】本発明抗菌剤は、ファルネゾール、ヒノキ
チオール、シトラール、チモール、シトロネラールなど
の本発明抗菌成分を適当な担体、賦形剤を用いて、マッ
ト、シート、魂状等の固状あるいはゲル状形態に調製し
たり、また、適当な各種希釈補助剤、例えば溶剤、界面
活性剤などと配合して液剤、乳剤、水和剤、水溶剤、エ
アゾール剤などの形態に製剤化して使用される。製剤中
の抗菌成分の含量は任意であるが、希釈して使用する場
合は、使用濃度として通常1〜5000ppmが適当で
ある。
【0007】溶剤としては、エタノール、イソプロピル
アルコール、1−オクタノールなどのアルコール類、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン
などの多価アルコール類、アセトン、アセトフェノンな
どのケトン類、ジヘキシルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノアルキルエーテルなどのエーテル類、アジピン
酸オクチル、マロン酸ジエチルなどのエステル類、ケロ
セン、シリコンオイルなどを例示できるがこれらに限定
されるものではない。なお、エタノール、ならびにイソ
プロピルアルコールは溶剤としてのみならず、それ自
身、一過性の抗菌作用を有することが知られているが、
本発明抗菌成分と混用することによってMRSAに対
し、相乗的に抗菌効果を増強させ、すぐれた抗菌剤を提
供することが明らかとなった。すなわち、本発明抗菌成
分とエタノール、イソプロピルアルコールを混合した抗
菌剤は、まずアルコールの蒸気が適用部位周辺における
MRSAの増殖を抑え、その後本発明抗菌成分が、徐々
に揮散することにより抗菌作用を持続させるので、MR
SAに対する特に有用な抗菌剤であり、これを用いた消
毒方法はMRSAの有効、かつ効率的な感染防止方法を
提供するものである。
【0008】また、界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンブロックポリマーなどの非イオン系界面活性剤、
アルキルジフェニルエーテルスルホネート、アルキルベ
ンゼンスルホネート、アルキルフェノールポリオキシエ
チレンエーテルサルフェートなどのアニオン系界面活性
剤、その他のカチオン系界面活性剤、両性界面活性剤な
どいずれも使用でき、他の希釈補助剤についても、用い
るべき製剤の種類に応じて従来のものが適宜使用可能で
ある。
【0009】本発明のMRSAに対する抗菌剤には、従
来の塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジ
ン液、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン液、ポピド
ンヨード液、グルタルアルデヒドなどの抗菌剤、あるい
はリナロール、1,8−シネオール、ピネン、パインオ
イルなどの化合物や天然香料を適宜配合しても何らさし
つかえなく、また、殺虫剤、忌避剤、芳香剤、消臭剤な
ど他種の効能を示す製剤を配合して、多目的組成物を得
ることもできる。また、酸化防止剤などの安定剤を添加
するとは有用であり、更に、炭酸ナトリウムなどの無機
塩類を添加して抗菌効果の増強を図ることもできる。
【0010】本発明の実施にあたっては、本発明抗菌剤
を、従来の芳香剤と同様な方式で揮散させて使用するこ
とができ、抗菌成分の気中濃度として1〜1000pp
bで十分な抗菌効果を示す。また、本発明抗菌剤を原液
あるいは希釈して、手指消毒、院内環境及び医療器具類
の消毒、あるいは創傷部位及び手術部位の消毒に供する
ことも有用で、具体的には、薬液塗布処理後、清拭して
もよいし、あらかじめ薬液を含浸させたシート、ティッ
シュ等を使用するようにしてもよい。また、本発明の抗
菌成分は人畜に対する毒性はもちろん、皮膚刺激性も弱
いので、病室や手術室内等の環境全体に抗菌成分を充満
封入させる消毒方法にも適用でき、例えばエアゾール、
残留噴霧、ULV噴霧、炭酸ガスの圧力を利用した噴霧
方式等や、あるいは、空調設備、ダストボックス等に設
置することにより目的を達成することができる。なお、
所望により、これらの抗菌剤に加熱手段や送風手段を施
して揮散を促進させてもよい。すなわち、本発明は、従
来の局所消毒における塩化ベンザルコニウム、グルコン
酸クロルヘキシジン液等や、環境消毒におけるグルタル
アルデヒドに替わるすぐれた抗菌剤を提供し、MRSA
に対して安全に、かつ効率的に、抗菌効果、あるいは感
染防止効果を発揮するものである。
【0011】次に試験例及び実施例をあげて本発明をよ
り詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り
これらのみに限定されるものではない。
【0012】
【試験例1】表1に示す抗菌剤を調製し、0.1ug/
ml〜3200ug/mlの15段階に希釈した各水溶
液1mlをMH寒天培地9mlに加えた。一方、Sta
phylococcus aureus(感受性菌)、
もしくは、MRSA(某病院で分離された8株)を約1
CFU/ml含む菌液を調製し、前記抗菌剤入寒天
培地に接種した。37℃で16〜20時間培養後、日本
化学療法学会の標準法に準じて抗菌効果を判定し、各抗
菌剤に対する最小発育阻止濃度(MIC)を求めた。な
お、MRSAに対する抗菌効果の総合評価は次の基準に
よった。 ○ ; 8株全てについてMICが200ug/ml以
下。 △ ; 8株のうち、6株以上についてMICが200
〜1600ug/ml。 × ; 8株のうち、6株以上についてMICが160
0ug/ml以上。
【0013】
【表1】
【0014】試験の結果、本発明抗菌剤で用いられる抗
菌成分のファルネゾール、ヒノキチオール、シトラー
ル、チモール、シトロネラール、テトラヒドロリナロー
ル、1−ペリラアルデヒド、トリベルタール、ダマスセ
ノン、α−ダマスコン、β−ダマスコン、メチルβ−オ
ルシノール カルボキシレート、イソボルニル アセテ
ート、フェンキル アセテート、ジヒドロミルセノー
ル、イソシクロシトラール、1,4−シネオール、2−
トランスヘキセナール、ペパーミント精油成分、タイム
精油成分、及びオークモス精油成分は、Staphyl
ococcus aureus等の感受性菌はもちろ
ん、MRSAの種々菌株に対して高い抗菌効果を示すこ
とが認められた。一方、最近報告されたリナロール、デ
ヒドロリナロール、1,8−シネオール、ピネン、パイ
ンオイルなどは、感受性菌には抗菌効果を示すものの、
MRSAに対しては十分な抗菌効果を発揮しえず、従っ
て、本発明抗菌成分のMRSAに対する抗菌効果は、化
合物あるいは精油成分特有の作用であることが明らかと
なった。また、本発明の抗菌成分にエタノールを配合す
ることによって抗菌効果の増強が観察された。エタノー
ルの濃度が高いほど効果的であるが、実際使用時のエタ
ノールの配合量は、臭気、火気に対する安全性等を考慮
して適宜選定される。
【0015】
【実施例2】試験例1で、MRSAに対して抗菌効果が
認められた抗菌剤について、揮散による作用を調べるた
め以下の試験を行った。径6mmのろ紙に抗菌剤0.2
mlを含浸させ、直径約9cmのシャーレの蓋中央部に
置いた。他方、直径約8.5cmのシャーレ底面に寒天
培地を調製し、この培地にMRSA10〜10CF
U/mlを接種し、さかさまにして前記抗菌剤を含むシ
ャーレに重ねた。周囲をテープで封じ、30℃で2日間
培養後、菌の増殖状態を観察した。 ○ ; 増殖が阻止されたもの × ; 増殖が著しいもの
【0016】
【表2】
【0017】試験の結果、本発明の抗菌成分は揮散性を
有するため適用部位の周辺空間にも抗菌効果を及ぼすこ
とが認められた。一方、従来から汎用されているグルコ
ン酸クロルヘキシジンや、塩酸アルキルジアミノエチル
グリシンなどでは、抗菌効果は適用部位にとどまり、環
境消毒には適さないことはもちろん、周辺環境からのM
RSAの感染を防止しきれないことが示唆された。ま
た、グルタルアルデヒドについては、揮散による抗菌効
果が認められるものの、刺激性が強く毒性上の問題が指
摘されており好ましくない。
【0018】
【実施例1】シトラール20%、β−ピネン10%をイ
ソパラフィン系溶剤に溶かし、容量が45mlのプラス
チックボトルに充填した。ボトル口部に吸液芯を装填
後、更に送風装置を付設して、1日あたりの揮散量が薬
液として約1gになるように調整した。これを、約25
の病室の中央に置いて使用したところ、数日後には
MRSAの検出頻度が低下し、MRSAの感染防止に有
効であることが認められた。
【0019】
【実施例2】ヒノキチオール0.1%、オークモス精油
成分0.05%、エタノール20%を含む本発明抗菌剤
の水溶液を調製し、MRSAが多く検出された院内にお
ける手指消毒ならびに医療器具消毒用に供した。この消
毒液は、皮膚刺激性がなく、短時間の接触でMRSAに
対して高い抗菌効果を奏し、MRSAの感染防止に非常
に有用であることが認められた。
【0020】
【実施例3】2−トランスヘキセナール2.0重量%、
塩化ベンザルコニウム2.0重量%に、ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル系界面活性剤を6.0重量
%を加え滅菌蒸留水で溶解して本発明抗菌剤を調製し
た。この抗菌剤を2−トランスヘキセナールとして0.
05%になるように滅菌蒸留水で希釈し、更に炭酸ナト
リウムを使用濃度で0.01%添加して院内環境消毒に
適用した。MRSAで汚染された病室をこの消毒液で噴
霧することによって、MRSAの検出頻度が非常に低下
し、本発明抗菌剤の有効性が確認された。
【0021】
【実施例4】ファルネゾール30%をパラフィン系溶剤
に溶かし、30mm×50mmのパルプ製マットに含浸
させ、本発明の抗菌剤を得た。このマットを60℃の温
度に設定した電気発熱板上に載せ、MRSAで汚染され
た病室で一晩使用し、壁面20ヶ所でフードスタンプ法
により効果判定したところ、大腸菌やMRSA等の感染
防止に極めて有効であった。また、従来のグルタルアル
デヒドで問題となった刺激性は全く感じられず、部屋全
体に芳香が漂って使用性の面でも非常にすぐれていた。
【0022】
【発明の効果】本発明は、従来の抗菌剤では抗菌効果が
不十分なMRSAに対して高い抗菌効力を奏し、しかも
残効性と安全性にすぐれた抗菌剤、ならびにこれを用い
たMRSAの感染防止方法を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/78 Q 7180−4C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファルネゾール、ヒノキチオール、シト
    ラール、チモール、シトロネラール、テトラヒドロリナ
    ロール、1−ペリラアルデヒド、トリベルタール、ダマ
    スセノン、α−ダマスコン、β−ダマスコン、メチルβ
    −オルシノール カルボキシレート、イソボルニル ア
    セテート、フェンキル アセテート、ジヒドロミルセノ
    ール、イソシクロシトラール、1,4−シネオール、2
    −トランスヘキセナール、ペパーミント精油成分、タイ
    ム精油成分、及びオークモス精油成分からなる群から選
    ばれた1種または2種以上を含有することを特徴とする
    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に対する抗菌剤。
  2. 【請求項2】 ファルネゾール、ヒノキチオール、シト
    ラール、チモール、シトロネラール、テトラヒドロリナ
    ロール、1−ペリラアルデヒド、トリベルタール、ダマ
    スセノン、α−ダマスコン、β−ダマスコン、メチルβ
    −オルシノール カルボキシレート、イソボルニル ア
    セテート、フェンキル アセテート、ジヒドロミルセノ
    ール、イソシクロシトラール、1,4−シネオール、2
    −トランスヘキセナール、ペパーミント精油成分、タイ
    ム精油成分、及びオークモス精油成分からなる群から選
    ばれた1種または2種以上を含有するメチシリン耐性黄
    色ブドウ球菌に対する抗菌剤を用いて消毒することを特
    徴とするメチシリン耐性黄色ブドウ球菌の感染防止方
    法。
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