JPH05228015A - ヘアドライヤ - Google Patents
ヘアドライヤInfo
- Publication number
- JPH05228015A JPH05228015A JP3343992A JP3343992A JPH05228015A JP H05228015 A JPH05228015 A JP H05228015A JP 3343992 A JP3343992 A JP 3343992A JP 3343992 A JP3343992 A JP 3343992A JP H05228015 A JPH05228015 A JP H05228015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drier
- hair
- dryer
- condition
- swing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ドライヤの使用状態に応じて温風
の風量を自動的に設定することができるヘアドライヤを
提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明は、加熱器と送風器を備えるヘアドラ
イヤにおいて、ドライヤの振れを検出し、ドライヤの振
れの状態に応じて前記送風器の風量を可変し、ドライヤ
の使用状態に応じた風量を自動的に設定する構成とした
ものである。
の風量を自動的に設定することができるヘアドライヤを
提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明は、加熱器と送風器を備えるヘアドラ
イヤにおいて、ドライヤの振れを検出し、ドライヤの振
れの状態に応じて前記送風器の風量を可変し、ドライヤ
の使用状態に応じた風量を自動的に設定する構成とした
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘアドライヤの使用状
態に応じて温風の風量を可変するヘアドライヤに関す
る。
態に応じて温風の風量を可変するヘアドライヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ヘアドライヤを用いて乾燥及び整髪する
際は、濡れた髪を多量の温風を当ててある程度乾燥さ
せ、その後少量の温風を当てて整髪するという動作が行
われる。そのため、従来のヘアドライヤは、例えば特開
昭57−89806号公報に示されているように、温風
の風量の選択を手動スイッチによって行う構成としてい
る。
際は、濡れた髪を多量の温風を当ててある程度乾燥さ
せ、その後少量の温風を当てて整髪するという動作が行
われる。そのため、従来のヘアドライヤは、例えば特開
昭57−89806号公報に示されているように、温風
の風量の選択を手動スイッチによって行う構成としてい
る。
【0003】しかしながら、一般に使用者は、一旦スイ
ッチを操作して温風の風量を設定すると、そのまま使用
する場合が大半であり、最初に少量の温風を選択する
と、乾燥する時ドライヤは広範囲に振られて使用される
ので、髪に当る温風量が非常に少なくなり、髪の乾燥に
時間がかかる。一方、最初に多量の温風を選択すると、
整髪する時ドライヤは静止状態で使用されるので、一定
位置に多量の温風が長時間当り、髪が風圧で乱れたり、
髪や頭皮が異常加熱されるという問題がある。
ッチを操作して温風の風量を設定すると、そのまま使用
する場合が大半であり、最初に少量の温風を選択する
と、乾燥する時ドライヤは広範囲に振られて使用される
ので、髪に当る温風量が非常に少なくなり、髪の乾燥に
時間がかかる。一方、最初に多量の温風を選択すると、
整髪する時ドライヤは静止状態で使用されるので、一定
位置に多量の温風が長時間当り、髪が風圧で乱れたり、
髪や頭皮が異常加熱されるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決し、ドライヤの使用状態に応じた温風の風量を自
動的に設定することができるヘアドライヤを提供するも
のである。
を解決し、ドライヤの使用状態に応じた温風の風量を自
動的に設定することができるヘアドライヤを提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱器と送風
器を備えるヘアドライヤにおいて、ドライヤの振れを検
出する検出手段と、この検出手段の出力に応じて前記送
風器の風量を可変する風量制御手段とを設けた構成とし
たものである。
器を備えるヘアドライヤにおいて、ドライヤの振れを検
出する検出手段と、この検出手段の出力に応じて前記送
風器の風量を可変する風量制御手段とを設けた構成とし
たものである。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成しているので、ドラ
イヤの振れを検出する検出手段によって、ドライヤが頻
繁に振られる乾燥状態と、ドライヤが一定位置に保持さ
れる整髪状態の判別が可能となり、乾燥状態では温風の
風量を大きくして乾燥効率を高め、一方、整髪状態では
温風の風量を少なくして髪の乱れを防ぐとともに、髪や
頭皮の過加熱を防止する作用を奏することができる。
イヤの振れを検出する検出手段によって、ドライヤが頻
繁に振られる乾燥状態と、ドライヤが一定位置に保持さ
れる整髪状態の判別が可能となり、乾燥状態では温風の
風量を大きくして乾燥効率を高め、一方、整髪状態では
温風の風量を少なくして髪の乱れを防ぐとともに、髪や
頭皮の過加熱を防止する作用を奏することができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明のヘアドライヤの一実施例を示
す回路図である。この図において電源端子(1)(1)
を商用電源(AC)に接続し、電源スイッチ(2)を閉
じることによりヘアドライヤに電源供給を行う。商用電
源(AC)は制御回路(3)、モータ回路(4)、ヒー
タ回路(5)に供給される。制御回路(3)はあらかじ
め所定のプログラムを記憶したマイクロコンピュター、
このマイクロコンピュターの動作電源を供給する電源回
路などを備えている。
す回路図である。この図において電源端子(1)(1)
を商用電源(AC)に接続し、電源スイッチ(2)を閉
じることによりヘアドライヤに電源供給を行う。商用電
源(AC)は制御回路(3)、モータ回路(4)、ヒー
タ回路(5)に供給される。制御回路(3)はあらかじ
め所定のプログラムを記憶したマイクロコンピュター、
このマイクロコンピュターの動作電源を供給する電源回
路などを備えている。
【0008】モータ回路(4)はモータ(6)の回転軸
に取り付けたファンを回転する送風器を構成するもの
で、降圧抵抗(7)と全波整流器(8)と回転数調節器
(9)を直列接続し、全波整流器(8)にモータ(6)
を接続した構成としている。回転数調節器(9)はモー
タ回路(4)の通電率を任意に設定するトライアックな
どの半導体スイッチング素子で構成しているが、モータ
(6)の駆動電圧を可変するための電圧切換器などで構
成してもよい。ヒータ回路(5)は加熱器を構成する1
〜2本のヒータ線によって構成している。そして、モー
タ(6)に取り付けたファン及びヒータ線は、吸気口よ
り空気を取り込みその空気を加熱して吹出口より温風を
吐出するようにヘアドライヤの所定位置に取り付けてい
る。
に取り付けたファンを回転する送風器を構成するもの
で、降圧抵抗(7)と全波整流器(8)と回転数調節器
(9)を直列接続し、全波整流器(8)にモータ(6)
を接続した構成としている。回転数調節器(9)はモー
タ回路(4)の通電率を任意に設定するトライアックな
どの半導体スイッチング素子で構成しているが、モータ
(6)の駆動電圧を可変するための電圧切換器などで構
成してもよい。ヒータ回路(5)は加熱器を構成する1
〜2本のヒータ線によって構成している。そして、モー
タ(6)に取り付けたファン及びヒータ線は、吸気口よ
り空気を取り込みその空気を加熱して吹出口より温風を
吐出するようにヘアドライヤの所定位置に取り付けてい
る。
【0009】ヘアドライヤには、その動き、特に吹出口
の振れを検出するための振れ検出器(10)を取り付け
ている。この検出器は、例えばドライヤの所定位置に固
定したケースと、このケース内に移動自在に収納したボ
ールと、吹出口の数cm程度の振れに応じたこのボール
の移動を検出するセンサなどで構成する。このセンサは
ボールを光学的、磁気的あるいは電気的に検出し、ボー
ルの動きに応じて出力の変化する構成のものを用いれば
よい。そして、振れ検出器(10)の出力は制御回路
(3)に供給され、制御回路(3)はその出力の有無に
基いて例えば単位時間当りのドライヤの振れ回数を求
め、その回数に応じてドライヤの使用状態を判別する。
の振れを検出するための振れ検出器(10)を取り付け
ている。この検出器は、例えばドライヤの所定位置に固
定したケースと、このケース内に移動自在に収納したボ
ールと、吹出口の数cm程度の振れに応じたこのボール
の移動を検出するセンサなどで構成する。このセンサは
ボールを光学的、磁気的あるいは電気的に検出し、ボー
ルの動きに応じて出力の変化する構成のものを用いれば
よい。そして、振れ検出器(10)の出力は制御回路
(3)に供給され、制御回路(3)はその出力の有無に
基いて例えば単位時間当りのドライヤの振れ回数を求
め、その回数に応じてドライヤの使用状態を判別する。
【0010】上記の構成において、電源端子(1)
(1)を商用電源(AC)に接続後、電源スイッチ
(2)を閉じてヘアドライヤへの使用を開始すると、ヒ
ータ回路(5)への通電が行われるとともに、制御回路
(3)は振れ検出器(10)の出力に基き、ドライヤの
使用状態を監視し、ドライヤをほぼ静止させた「整髪状
態」、この状態よりもドライヤを頻繁に振った「乾燥状
態」、ドライヤをさらに頻繁に振った「急乾燥状態」の
3つの使用状態を判別する。この判別は、例えば振れ検
出器(10)の単位時間(例えば5秒間)当りの出力
が、0〜3回の場合は「整髪状態」、4〜10回の場合
は「乾燥状態」、それ以上の場合は「急乾燥状態」のよ
うに行うが、前記単位時間もしくは判定回数はドライヤ
の形状や使用者の使い勝手を考慮して適宜設定すればよ
い。そして、制御回路(3)は上記の使用状態に応じて
回転数調節器(9)を制御し、モータ(6)の回転数、
即ち風量を可変する。例えば図2に示すように、「整髪
状態」の判定の場合はモータ(6)の回転数を最大回転
数の60%程度に設定し、「乾燥状態」の判定の場合は
同80%程度に設定し、「急乾燥状態」の判定の場合は
同100%程度に設定する。
(1)を商用電源(AC)に接続後、電源スイッチ
(2)を閉じてヘアドライヤへの使用を開始すると、ヒ
ータ回路(5)への通電が行われるとともに、制御回路
(3)は振れ検出器(10)の出力に基き、ドライヤの
使用状態を監視し、ドライヤをほぼ静止させた「整髪状
態」、この状態よりもドライヤを頻繁に振った「乾燥状
態」、ドライヤをさらに頻繁に振った「急乾燥状態」の
3つの使用状態を判別する。この判別は、例えば振れ検
出器(10)の単位時間(例えば5秒間)当りの出力
が、0〜3回の場合は「整髪状態」、4〜10回の場合
は「乾燥状態」、それ以上の場合は「急乾燥状態」のよ
うに行うが、前記単位時間もしくは判定回数はドライヤ
の形状や使用者の使い勝手を考慮して適宜設定すればよ
い。そして、制御回路(3)は上記の使用状態に応じて
回転数調節器(9)を制御し、モータ(6)の回転数、
即ち風量を可変する。例えば図2に示すように、「整髪
状態」の判定の場合はモータ(6)の回転数を最大回転
数の60%程度に設定し、「乾燥状態」の判定の場合は
同80%程度に設定し、「急乾燥状態」の判定の場合は
同100%程度に設定する。
【0011】したがって、濡れた髪を部分的に乾かす場
合のようにドライヤを頻繁に振って使用すると「乾燥状
態」の判定が行われ、強めの温風が発生する。また、濡
れた髪を急速に乾かす場合のようにドライヤをさらに頻
繁に振って使用すると「急乾燥状態」の判定が行われ、
最も強い温風が発生する。髪の乾燥がほぼ終わり、髪を
整髪する場合のようにドライヤをほぼ一定の位置に保持
して使用すると、「整髪状態」の判定が行われ、弱めの
温風が発生する。
合のようにドライヤを頻繁に振って使用すると「乾燥状
態」の判定が行われ、強めの温風が発生する。また、濡
れた髪を急速に乾かす場合のようにドライヤをさらに頻
繁に振って使用すると「急乾燥状態」の判定が行われ、
最も強い温風が発生する。髪の乾燥がほぼ終わり、髪を
整髪する場合のようにドライヤをほぼ一定の位置に保持
して使用すると、「整髪状態」の判定が行われ、弱めの
温風が発生する。
【0012】このようにすることにより、濡れた髪を強
めの温風によって乾燥させ、その後弱めの温風によって
髪を整髪する際にスイッチを手動操作して風量を切り換
える必要がなくなり、操作性がよくなる。同様に、濡れ
た髪を強めの温風によって乾燥させ、その途中にさらに
強い温風によって髪を乾燥させる場合にも、スイッチを
手動操作して温風の切り換えを行う必要がなくなり、操
作性がよくなる。
めの温風によって乾燥させ、その後弱めの温風によって
髪を整髪する際にスイッチを手動操作して風量を切り換
える必要がなくなり、操作性がよくなる。同様に、濡れ
た髪を強めの温風によって乾燥させ、その途中にさらに
強い温風によって髪を乾燥させる場合にも、スイッチを
手動操作して温風の切り換えを行う必要がなくなり、操
作性がよくなる。
【0013】また、使用後ドライヤを放置した場合は、
「整髪状態」の判定によってモータの回転数が自動的に
低下するから、電力の浪費を抑えることができるととも
に、送風により発生するが音が少なくなり、周囲の騒音
を小さく保つことができる。尚、上記の実施例では、温
風を発生させた場合を例にとったが、ヒータ回路(5)
への通電を行わないで冷風を発生する場合にも適用でき
る。また、上記の実施例では、ヒータ回路(5)の発熱
量はドライヤの振れに係わらず一定としたが、モータ回
路(4)と同様にドライヤの振れに応じて発熱量を可変
する構成としてもよい。
「整髪状態」の判定によってモータの回転数が自動的に
低下するから、電力の浪費を抑えることができるととも
に、送風により発生するが音が少なくなり、周囲の騒音
を小さく保つことができる。尚、上記の実施例では、温
風を発生させた場合を例にとったが、ヒータ回路(5)
への通電を行わないで冷風を発生する場合にも適用でき
る。また、上記の実施例では、ヒータ回路(5)の発熱
量はドライヤの振れに係わらず一定としたが、モータ回
路(4)と同様にドライヤの振れに応じて発熱量を可変
する構成としてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ヘアドラ
イヤの振り方を変えるだけで温風の風量を変えることが
できるから、スイッチの手動操作による風量の切り換え
作業を省くことができ、髪の乾燥、整髪時の操作性をよ
り向上することができる。
イヤの振り方を変えるだけで温風の風量を変えることが
できるから、スイッチの手動操作による風量の切り換え
作業を省くことができ、髪の乾燥、整髪時の操作性をよ
り向上することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
る。
【図2】同実施例におけるモータの回転特性図である。
3 制御回路 4 モータ回路 5 ヒータ回路 6 モータ 9 回転数調節器 10 振れ検出器
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱器と送風器を備えるヘアドライヤに
おいて、ドライヤの振れを検出する検出手段と、この検
出手段の出力に応じて前記送風器の風量を可変する風量
制御手段とを設けたことを特徴とするヘアドライヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343992A JPH05228015A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | ヘアドライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343992A JPH05228015A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | ヘアドライヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05228015A true JPH05228015A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12386571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3343992A Pending JPH05228015A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | ヘアドライヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05228015A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021166593A1 (ja) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ヘアケア装置 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP3343992A patent/JPH05228015A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021166593A1 (ja) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ヘアケア装置 |
JP2021132686A (ja) * | 2020-02-21 | 2021-09-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ヘアケア装置 |
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