JPH05212994A - 多機能icカード - Google Patents
多機能icカードInfo
- Publication number
- JPH05212994A JPH05212994A JP9220023A JP2002392A JPH05212994A JP H05212994 A JPH05212994 A JP H05212994A JP 9220023 A JP9220023 A JP 9220023A JP 2002392 A JP2002392 A JP 2002392A JP H05212994 A JPH05212994 A JP H05212994A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- contact
- terminal
- multifunctional
- connection terminal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は多機能ICカードに関し、キースト
ロークを大きくとることができ、且つ表面搭載部品の凹
凸を出にくくするため厚い表面シートを使用した多機能
ICカードを実現することを目的とする。 【構成】 表示、入力機能を有する多機能ICカードに
おいて、所要の部品を実装させてなる回路基板9上に設
けられた接続端子17と、基材13の表面にコンタクト
端子14を有し、裏面に接続用端子15を有するコンタ
クト基板16の該接続用端子15とを異方性導電接着剤
18を用いて接着して成るように構成する。
ロークを大きくとることができ、且つ表面搭載部品の凹
凸を出にくくするため厚い表面シートを使用した多機能
ICカードを実現することを目的とする。 【構成】 表示、入力機能を有する多機能ICカードに
おいて、所要の部品を実装させてなる回路基板9上に設
けられた接続端子17と、基材13の表面にコンタクト
端子14を有し、裏面に接続用端子15を有するコンタ
クト基板16の該接続用端子15とを異方性導電接着剤
18を用いて接着して成るように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示、入力機能を有す
る多機能ICカードに関する。
る多機能ICカードに関する。
【0002】現在ICカードは磁気カードに比べ容量が
大きいため、金融、物流、医療関係などの各方面で利用
されようとしている。このICカードは、塩化ビニル製
のカード基材に、CPUおよびメモリで構成するチップ
が埋め込まれ、カード基材の表面にリーダ・ライタ等の
外部装置とのデータの送受信用および電源入力用の複数
個のコンタクト端子(外部端子)が設けられたものであ
る。ところで、ICカードは上記の様な標準的な形式の
ものに対して、近年、多機能化をはかった多機能ICカ
ードが開発されている。
大きいため、金融、物流、医療関係などの各方面で利用
されようとしている。このICカードは、塩化ビニル製
のカード基材に、CPUおよびメモリで構成するチップ
が埋め込まれ、カード基材の表面にリーダ・ライタ等の
外部装置とのデータの送受信用および電源入力用の複数
個のコンタクト端子(外部端子)が設けられたものであ
る。ところで、ICカードは上記の様な標準的な形式の
ものに対して、近年、多機能化をはかった多機能ICカ
ードが開発されている。
【0003】
【従来の技術】図3は従来の多機能ICカードを示す図
で、(a)は平面図、(b)は(a)図のb−b線にお
ける断面図、(C)は(a)図のc−c線における断面
図である。この多機能ICカードは、表示及び入力機能
を持たせるため、同図の如く、LCD1、電池2、コン
デンサ3、発振子4、IC5、等の所要な素子と、銅箔
又はメッキにより形成したコンタクト端子6及びキーボ
ード7用の接点端子8を有する回路基板9をカード基材
10中に埋め込み、さらに該コンタクト端子6が露出す
るように窓あけし、且つキーボード用接点11を設けた
表面シート12を全面に接着して構成している。
で、(a)は平面図、(b)は(a)図のb−b線にお
ける断面図、(C)は(a)図のc−c線における断面
図である。この多機能ICカードは、表示及び入力機能
を持たせるため、同図の如く、LCD1、電池2、コン
デンサ3、発振子4、IC5、等の所要な素子と、銅箔
又はメッキにより形成したコンタクト端子6及びキーボ
ード7用の接点端子8を有する回路基板9をカード基材
10中に埋め込み、さらに該コンタクト端子6が露出す
るように窓あけし、且つキーボード用接点11を設けた
表面シート12を全面に接着して構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記多機能ICカード
では、ISO規格により表面シート12とコンタクト端
子6との高さ方向の差が±0.1mmと決められているた
め、回路基板9上にコンタクト端子を形成しようとする
と、厚さ50μm程度のコンタクト端子に対して表面シ
ートの厚さは100μm程度にしなければならなかっ
た。
では、ISO規格により表面シート12とコンタクト端
子6との高さ方向の差が±0.1mmと決められているた
め、回路基板9上にコンタクト端子を形成しようとする
と、厚さ50μm程度のコンタクト端子に対して表面シ
ートの厚さは100μm程度にしなければならなかっ
た。
【0005】このため図3(c)に示すように表面シー
ト12に設けられた接点11と回路基板9に設けられた
接点端子8とよりなるキーボード7のキーストロークが
少なくなり、キーボードの機能不良が発生するという問
題がある。また搭載部品の凹凸が表面シートに現われ易
いという問題も生ずる。
ト12に設けられた接点11と回路基板9に設けられた
接点端子8とよりなるキーボード7のキーストロークが
少なくなり、キーボードの機能不良が発生するという問
題がある。また搭載部品の凹凸が表面シートに現われ易
いという問題も生ずる。
【0006】本発明は、キーストロークを大きくとるこ
とができ、且つ表面搭載部品の凹凸を出にくくするため
厚い表面シートを使用した多機能ICカードを実現しよ
うとする。
とができ、且つ表面搭載部品の凹凸を出にくくするため
厚い表面シートを使用した多機能ICカードを実現しよ
うとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の多機能ICカー
ドに於いては、表示、入力機能を有する多機能ICカー
ドにおいて、所要の部品を実装させてなる回路基板9上
に設けられた接続端子17と、基材13の表面にコンタ
クト端子14を有し、裏面に接続用端子15を有するコ
ンタクト基板16の該接続用端子15とを異方性導電接
着剤18を用いて接着して成ることを特徴とする。
ドに於いては、表示、入力機能を有する多機能ICカー
ドにおいて、所要の部品を実装させてなる回路基板9上
に設けられた接続端子17と、基材13の表面にコンタ
クト端子14を有し、裏面に接続用端子15を有するコ
ンタクト基板16の該接続用端子15とを異方性導電接
着剤18を用いて接着して成ることを特徴とする。
【0008】また、それに加えて、上記コンタクト基板
16の接続用端子15の形状を櫛歯状にしたことを特徴
とする。この構成を採ることにより、キーストロークを
大きくとることができ、且つ表面搭載部品の凹凸を出に
くくするため厚い表面シートを使用した多機能ICカー
ドが得られる。
16の接続用端子15の形状を櫛歯状にしたことを特徴
とする。この構成を採ることにより、キーストロークを
大きくとることができ、且つ表面搭載部品の凹凸を出に
くくするため厚い表面シートを使用した多機能ICカー
ドが得られる。
【0009】
【作用】本発明では、図2の如く、回路基板9にコンタ
クト基板16を積層することで、コンタクト端子14が
シート12表面から露出している為、コンタクト基板1
6を厚くすれば表面シート12も厚くすることができ
る。またコンタクト基板16の接続用端子15の形状を
櫛歯状とすることにより、異方性導電接着材18で接着
したとき櫛歯の間にも接着剤が入るため接着力が高くな
る。
クト基板16を積層することで、コンタクト端子14が
シート12表面から露出している為、コンタクト基板1
6を厚くすれば表面シート12も厚くすることができ
る。またコンタクト基板16の接続用端子15の形状を
櫛歯状とすることにより、異方性導電接着材18で接着
したとき櫛歯の間にも接着剤が入るため接着力が高くな
る。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す図で、(a)は
平面図、(b)は(a)図のb−b線における断面図で
ある。また図2は図1の要部を示す図である。本実施例
は、図1、図2の如くLCD1、電池2、コンデンサ
3、発振子4IC5等の所要な素子と、銅箔又はメッキ
により形成された接続端子17及びキーボード7用の接
点端子を有する回路基板9をカード基材10中に埋め込
んでいることは図3に示した従来例と同様である。本実
施例の要点は、図2(a)の拡大断面図に示すように、
基材13の表面にコンタクト端子14が設けられ、裏面
に図2(b)に示す如き櫛歯状の接続用端子15が設け
られたコンタクト基板16を回路基板9の上に搭載し、
回路基板9の接続端子17とコンタクト基板16の接続
用端子15とを異方性導電接着剤18で電気的、機械的
に接続したことである。なお表面シート12はコンタク
ト部材16の部分が露出するように窓あけして、カード
表面を覆っている。
平面図、(b)は(a)図のb−b線における断面図で
ある。また図2は図1の要部を示す図である。本実施例
は、図1、図2の如くLCD1、電池2、コンデンサ
3、発振子4IC5等の所要な素子と、銅箔又はメッキ
により形成された接続端子17及びキーボード7用の接
点端子を有する回路基板9をカード基材10中に埋め込
んでいることは図3に示した従来例と同様である。本実
施例の要点は、図2(a)の拡大断面図に示すように、
基材13の表面にコンタクト端子14が設けられ、裏面
に図2(b)に示す如き櫛歯状の接続用端子15が設け
られたコンタクト基板16を回路基板9の上に搭載し、
回路基板9の接続端子17とコンタクト基板16の接続
用端子15とを異方性導電接着剤18で電気的、機械的
に接続したことである。なお表面シート12はコンタク
ト部材16の部分が露出するように窓あけして、カード
表面を覆っている。
【0011】このように構成された本実施例は、コンタ
クト基板16の厚さを、基材13の厚さを変えることに
より任意の厚さにすることができるので、表面シート1
2の厚さを従来に比して厚くすることができる。これに
よりキーボードのキーストロークを増やすことができ、
スイッチ機能を確実にすることができる。また表面シー
トを厚くすることにより、搭載部品による凹凸を少なく
し、外観を向上することができる。
クト基板16の厚さを、基材13の厚さを変えることに
より任意の厚さにすることができるので、表面シート1
2の厚さを従来に比して厚くすることができる。これに
よりキーボードのキーストロークを増やすことができ、
スイッチ機能を確実にすることができる。また表面シー
トを厚くすることにより、搭載部品による凹凸を少なく
し、外観を向上することができる。
【0012】またコンタクト基板16の接続用端子15
の形状を櫛歯状としたことにより、櫛歯間に接着剤が進
入し、金属面より接着の良い基材13に接着するため、
櫛歯形でない場合に比し接着力は向上する。
の形状を櫛歯状としたことにより、櫛歯間に接着剤が進
入し、金属面より接着の良い基材13に接着するため、
櫛歯形でない場合に比し接着力は向上する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、コンタクト端子を設け
たコンタクト基板を用いることにより、表面シートの厚
さを大とすることができ、それによりキーストロークを
増大してスイッチ機能を確実にすることが可能となり、
また搭載部品による凹凸が現われるのを減少して外観を
向上することが可能となり、多機能ICカードの品質向
上に寄与することができる。
たコンタクト基板を用いることにより、表面シートの厚
さを大とすることができ、それによりキーストロークを
増大してスイッチ機能を確実にすることが可能となり、
また搭載部品による凹凸が現われるのを減少して外観を
向上することが可能となり、多機能ICカードの品質向
上に寄与することができる。
【図1】本発明の実施例を示す図で、(a)は平面図、
(b)は(a)図のb−b線における断面図である。
(b)は(a)図のb−b線における断面図である。
【図2】図1の要部を示す図で、(a)は断面図、
(b)はコンタクト部材の接続用端子を示す図である。
(b)はコンタクト部材の接続用端子を示す図である。
【図3】従来の多機能ICカードを示す図で、(a)は
平面図、(b)は(a)図のb−b線における断面図、
(c)は(a)図のc−c線における断面図である。
平面図、(b)は(a)図のb−b線における断面図、
(c)は(a)図のc−c線における断面図である。
1…LCD 2…電池 3…コンデンサ 4…発振子 5…IC 7…キーボード 9…回路基板 10…カード基材 12…表面シート 13…基材 14…コンタクト端子 15…接続用端子 16…コンタクト基板 17…接続端子 18…異方性導電接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8623−5L G06K 19/00 L
Claims (2)
- 【請求項1】 表示、入力機能を有する多機能ICカー
ドにおいて、 所要の部品を実装させてなる回路基板(9)上に設けら
れた接続端子(17)と、基材(13)の表面にコンタ
クト端子(14)を有し、裏面に接続用端子(15)を
有するコンタクト基板(16)の該接続用端子(15)
とを異方性導電接着剤(18)を用いて接着して成るこ
とを特徴とする多機能ICカード。 - 【請求項2】 上記コンタクト部材(16)の接続用端
子(15)の形状を櫛歯状にしたことを特徴とする請求
項1の多機能ICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9220023A JPH05212994A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 多機能icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9220023A JPH05212994A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 多機能icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212994A true JPH05212994A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12015494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9220023A Withdrawn JPH05212994A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 多機能icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05212994A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08202844A (ja) * | 1995-01-25 | 1996-08-09 | Nippon Retsuku Kk | 電子機器及びその製造方法 |
JP2007286717A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電子装置及びその製造方法 |
US7597267B2 (en) | 2004-11-08 | 2009-10-06 | Seiko Epson Corporation | IC card |
JP5178817B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-04-10 | シャープ株式会社 | 表示装置及びそれを備えた電子機器並びにタッチパネル |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP9220023A patent/JPH05212994A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08202844A (ja) * | 1995-01-25 | 1996-08-09 | Nippon Retsuku Kk | 電子機器及びその製造方法 |
US7597267B2 (en) | 2004-11-08 | 2009-10-06 | Seiko Epson Corporation | IC card |
JP2007286717A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電子装置及びその製造方法 |
JP5178817B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-04-10 | シャープ株式会社 | 表示装置及びそれを備えた電子機器並びにタッチパネル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |