JPH0514984U - 小型電子機器 - Google Patents
小型電子機器Info
- Publication number
- JPH0514984U JPH0514984U JP6985991U JP6985991U JPH0514984U JP H0514984 U JPH0514984 U JP H0514984U JP 6985991 U JP6985991 U JP 6985991U JP 6985991 U JP6985991 U JP 6985991U JP H0514984 U JPH0514984 U JP H0514984U
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- JP
- Japan
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- fixing plate
- display panel
- case
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- Pending
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- Electric Clocks (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型電子機器において、前ケースと後ケース
とを取り付けることきに、表示パネルおよび各ケースに
ストレスが生じることなく、表示窓と表示パネルとを良
好に位置合わせすることができるようにする。 【構成】 回路基板13が取り付けられるとともに筒状
突出部11が設けられた後ケース10と、この筒状突出
部11に遊嵌する突起部16、弾性フック17および位
置決め孔18が形成された固定板15と、この固定板1
5に取り付けられて回路基板13に接続された液晶表示
パネル19と、この液晶表示パネル19に対応する表示
窓22および固定板15の位置決め孔18に挿入して固
定板15の位置決めをするボス23が形成された前ケー
ス21とを具備し、固定板15の弾性フック17を後ケ
ース10の回路基板13の縁に係合して固定板10を面
方向に移動可能に仮固定した状態で、前ケース21を取
り付けるときに、ボス23が固定板15の位置決め孔1
8に挿入して固定板15を位置決めする。
とを取り付けることきに、表示パネルおよび各ケースに
ストレスが生じることなく、表示窓と表示パネルとを良
好に位置合わせすることができるようにする。 【構成】 回路基板13が取り付けられるとともに筒状
突出部11が設けられた後ケース10と、この筒状突出
部11に遊嵌する突起部16、弾性フック17および位
置決め孔18が形成された固定板15と、この固定板1
5に取り付けられて回路基板13に接続された液晶表示
パネル19と、この液晶表示パネル19に対応する表示
窓22および固定板15の位置決め孔18に挿入して固
定板15の位置決めをするボス23が形成された前ケー
ス21とを具備し、固定板15の弾性フック17を後ケ
ース10の回路基板13の縁に係合して固定板10を面
方向に移動可能に仮固定した状態で、前ケース21を取
り付けるときに、ボス23が固定板15の位置決め孔1
8に挿入して固定板15を位置決めする。
Description
【0001】
この考案は電子時計などの小型電子機器に関する。
【0002】
クロックなどの電子時計においては、図4に示すように、時計ケースが前ケー ス1と後ケース2とに分割され、後ケース2内に回路基板3が取り付けられてい るとともに、この回路基板3に液晶表示パネル4がクション材5を介して接着剤 により取り付けられ、前ケース1に形成された表示窓6が液晶表示パネル4に対 応して、前ケース1が後ケース2に取り付けられた構造のもがある。このような 電子時計では、後ケース2内に回路基板3および液晶表示パネル4などが組み込 まれるので、部品の組み込み、および液晶表示パネル4と回路基板3との電気的 接続などが容易であるが、前ケース1を後ケース2に取り付けるときに、前ケー ス1の表示窓6と液晶表示パネル4とが位置ずれするという問題がある。 このような問題を解消した電子時計として、従来、図5に示す構造のものが開 発されている。この種の電子時計は、前ケース1の内面における表示窓6の周辺 部に枠状のリブ7を突設し、この枠状のリブ7内に液晶表示パネル4を挿入させ ることにより、前ケース1の表示窓6に液晶表示パネル4が対応するように液晶 表示パネル4の位置を規制する構造となっている。
【0003】
しかしながら、このような構造の電子時計では、前ケース1を後ケース2に取 り付けるときに、後ケース2に固定された液晶表示パネル4を前ケース1の枠状 のリブ7で強制的に位置規制するため、液晶表示パネル4および前後のケース1 、2にストレスが生じ、液晶表示パネル4に表示不良が生じたり、あるいは衝撃 を受けたりすると液晶表示パネル4が割れたり、各ケース1、2が破損したりす るという問題がある。 この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、前ケ ースと後ケースとを取り付けることきに、表示パネルおよび各ケースにストレス が生じることなく、表示窓と表示パネルとを良好に位置合わせすることのできる 小型電子機器を提供することである。
【0004】
この考案は、上記目的を達成するために、電子部品が取り付けられるとともに 係止部が設けられた後ケースと、この後ケースの係止部に係合する係合部を有す るとともに位置決め孔が形成された固定板と、この固定板に取り付けられて電子 部品に電気的に接続された表示パネルと、後ケースに取り付けられ、かつ表示パ ネルに対応して表示窓が形成されているとともに内面に固定板の位置決め孔に挿 入されて固定板を位置決めするボスが形成された前ケースとを具備し、表示パネ ルが取り付けられた固定板は、その係合部が後ケースの係止部に係合して面方向 に移動可能に仮固定され、この仮固定された状態で前ケースは内面のボスが固定 板の位置決め孔に挿入することにより固定板を位置決めして後ケースに取り付け られることを特徴とする。
【0005】
以下、図1および図2を参照して、この考案の一実施例を説明する。 図中10は合成樹脂製の後ケースである。この後ケース10内の所定個所には 筒状突出部11および支持柱12がそれぞれ形成されており、支持柱12に回路 基板13がビス14によって取り付けられている。また、後ケース10内には合 成樹脂よりなるほぼ平板状の固定板15が設けられている。この固定板15の後 側面(図では右側面)の所定個所には筒状突出部11に遊嵌状態で係合する突起 部16が突出して形成され、上下端には回路基板13の上下縁に係止される仮固 定用の係合部である弾性フック17が後側(右側)に突出して設けられ、外周部 の所定個所には前側(左側)がテーパ状に形成された位置決め孔18が前後(左 右)に貫通して設けられている。また、固定板15の前側面には液晶表示パネル 19がクション材20を介して接着剤により取り付けられている。この液晶表示 パネル19は時刻などの情報を電気光学的に表示するものであり、図示しないフ レキシブルシートにより回路基板13に電気的に接続されている。さらに、後ケ ース10の前側には合成樹脂製の前ケース21が取り付けられている。この前ケ ース21には表示窓22が液晶表示パネル19と対応して形成されているととも に、前ケース21の内面には固定板15の位置決め孔18に挿入して固定板15 を位置決めするボス23が後側へ突出して設けられている。
【0006】 つぎに、このようなクロックを組み立てる場合について説明する。まず、図1 に示すように、後ケース10内の支持柱12に回路基板13をビス14で取り付 ける。この後、固定板15の突起部16を後ケース10の筒状突出部11に遊嵌 状態で係合させるとともに、固定板15の弾性フック17を回路基板13の上下 縁に係止させる。この状態では、突起部16が筒状突出部11に遊嵌状態で係合 し、かつ回路基板13の上下縁に弾性フック17が弾性変形可能に係止されてい るので、固定板15は面方向(図1および図2では上下方向および紙面の表裏方 向)に移動可能に仮固定される。なお、この状態では、固定板15の前側面に液 晶表示パネル19がクション材19を介して接着され、かつフレキシブルシート によって回路基板13に電気的に接続されている。この後、後ケース10の前方 より前ケース21のボス23を固定板15の位置決め孔18内に挿入する。この とき、位置決め孔18の前側がテーパ状に形成されているので、ボス23は滑ら かに位置決め孔18内に挿入する。このようにボス23が位置決め孔18内に挿 入するときには、固定板15が面方向に移動可能に仮固定されているので、ボス 23の挿入に応じて固定板15が適宜面方向に移動し、これに伴って固定板15 に設けられた液晶表示パネル19が移動して液晶表示パネル19と前ケース21 の表示窓22とが対応するため、表示窓23と液晶表示パネル19とを正確かつ 良好に位置合わせすることができる。この後、前ケース21を後ケース10に押 し付けて取り付けても、液晶表示パネル19および前後の各ケース10、21に ストレスが生じることがないため、従来のように液晶表示パネル19に表示不良 が生じたり、あるいは衝撃を受けても液晶表示パネル19が割れたり、各ケース 10、21が破損したりすることがないように、液晶表示パネル19および固定 板15を前ケース21と後ケース10とによって良好に固定することができる。
【0007】 なお、上述した実施例では、固定板15の弾性フック17を後ケース10の回 路基板13の縁に係止させたが、これに限らず、例えば図3に示すように、後ケ ース10の内面に係止孔25を有する係止突起部26を設け、この係止突起部2 6の係止孔25に固定板15の弾性フック17を係止させて仮固定するようにし てもよい。
【0008】 また、上述した実施例では、表示パネルとして液晶表示パネル19を用いたが 、これに限らず、例えばエレクトロルミネッセンスパネルやプラズマディスプレ イパネルなどを用いてもよい。
【0009】 さらに、この考案は上述したクロックなどの電子時計に限らず、小型電子式計 算機や小型液晶テレビなどの表示パネルを備えた小型電子機器に広く適用するこ とができる。
【0010】
以上説明したように、この考案によれば、前ケースと後ケースとを取り付ける こときに、予め固定板の係合部を後ケースの係止部に係合させて固定板を面方向 に移動可能に仮固定し、この仮固定状態で前ケースのボスを固定板の位置決め孔 に挿入することにより前ケースに対して固定板を位置決めし、この後、前ケース を後ケースに取り付けるようにしたので、表示窓と表示パネルとを良好に位置合 わせすることができるとともに、表示パネルおよび各ケースにストレスが生じる ことがなく、表示パネルに表示不良が生じたり、あるいは衝撃により表示パネル が割れたり、前後の各ケースが破損したりするのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を適用したクロックの分解断面図。
【図2】図1のクロックを組み立てた状態の断面図。
【図3】他の実施例の分解断面図。
【図4】従来のクロックの分解断面図。
【図5】図4を改良した従来のクロックの断面図。
10 後ケース 11 筒状突出部 13 回路基板 15 固定板 16 突起部 17 弾性フック 18 位置決め孔 19 液晶表示パネル 21 前ケース 22 表示窓 23 ボス
Claims (1)
- 【請求項1】 電子部品が取り付けられるとともに係止
部が設けられた後ケースと、この後ケースの前記係止部
に係合する係合部を有するとともに位置決め孔が形成さ
れた固定板と、この固定板に取り付けられて前記電子部
品に電気的に接続された表示パネルと、前記後ケースに
取り付けられ、かつ前記表示パネルに対応して表示窓が
形成されているとともに内面に前記固定板の位置決め孔
に挿入されて前記固定板を位置決めするボスが形成され
た前ケースとを具備し、 前記表示パネルが取り付けられた前記固定板は、前記係
合部が前記後ケースの係止部に係合して面方向に移動可
能に仮固定され、この仮固定された状態で前記前ケース
は前記ボスが前記固定板の位置決め孔に挿入することに
より前記固定板を位置決めして前記後ケースに取り付け
られることを特徴とする小型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6985991U JPH0514984U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 小型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6985991U JPH0514984U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 小型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514984U true JPH0514984U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13414955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6985991U Pending JPH0514984U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 小型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514984U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002006757A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-11 | Fujitsu General Ltd | 表示装置 |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP6985991U patent/JPH0514984U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002006757A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-11 | Fujitsu General Ltd | 表示装置 |
JP4532679B2 (ja) * | 2000-06-20 | 2010-08-25 | キヤノン株式会社 | 表示装置 |
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