JPH04505007A - 葉酸マグネシウム、その製法及び医薬組成物 - Google Patents
葉酸マグネシウム、その製法及び医薬組成物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
葉酸マグネシウム、その製法及び医薬組成物本発明は葉酸マグネシウム、その製
法及びそれを含有する医薬組成物に関し、また、今日特に老人に増大して観察さ
れる葉酸塩の欠乏症及び欠乏に起因する障害と各種症状をその供給により育利に
癒すことができる治療法に関する。
葉酸塩の欠乏には幾つかの原因があり、栄養失調、吸収不良、感染症に伴う必要
量の増大、新生物、アルコール依存症、腸肝臓または腎臓疾患、薬物、甲状腺中
毒症、全身性疾患等の結果として起こるとみられる。他の因子、特に無関心、孤
独、心配及び抑うつのような心理的因子が老人における食事の減退を招くことが
認められている(MARCLiS DL、 FREEDMAN ML in J
、Am。
Geriat、 Soc、 !985.33:552−8 )。
老人精神医学部門で認められている患者に、はぼ一定の葉酸塩の欠乏が観察され
ている(ABALAN F、et al、 Encephale 1984゜x
:9−12) 、一般に老人における頭を柱液(L、 C,R,)中の葉酸塩値
の低いことが、水溶性ビタミン類の脳内血バリアを横切る移送の低下の原因とな
りうる脈絡集網の変質で測定されている。葉酸塩の欠乏は血液学的、末梢神経的
症状を誘因するのみならず、最近の研究で例証されているように、神経症状の原
因となりつる。見たところ低葉酸症(hypofolatemja )の特定の
症状が存在しないが、老人の行動上の異常が認められる場合、それは葉酸欠乏の
初期の警告のしるしであり、この老化症候中は回復できない結果となりつるので
、その予防と治療は必要である。
葉酸塩は植物と微生物により合成された一群の化合物である。
用語、葉酸塩(foiates)は、
グルタミン酸と共役した誘導体、つまりモノグルタミン酸塩(葉酸)及びポリグ
ルタミン酸塩、還元化合物、つまりジヒドロ及びテトラヒドロ葉酸塩、特にN、
−ホルミルテトラヒトホレートまたはカルシウム塩5水和物の型の葉酸、臨床上
の薬剤に使用される活性代謝物、からなるこの群の各種化合物を全体として示T
のに通常用いられる。
葉酸塩は重要な生理学的役割を有Tる。各種の役割は、はとんどの神経媒介物質
を生合成する炭素グループの供給であるといえる。従って、葉酸塩はを髄機能を
支配するドーパミン作動性、セロトニン作動性、コリン作動性及びアドレナリン
作動性系及び霊気偏在論の全ての神経媒介物質の合成で補酵素として仲介する。
葉酸塩は核酸を構成するプリンとピリジン塩基の合成に関与しており、生体の細
胞再生の過程及び記憶と覚醒の工程に必須である蛋白合成に関与する。さらに、
葉酸塩のミニリンとアセチルコリンの合成における介入か認められている。結果
として、その欠乏は神経伝達と神経間連結の変調の原因となり、結合及び構造形
成化能の損失を伴って、結合領域のレベルでの異常をもたらす。加えて、葉酸(
葉酸塩)は酸化的なヒドロキシ化に必須で、特にモノアミン類の生合成における
制限酵素に必須である。これらの異なった役割は、葉酸塩欠乏が無力症と抑うつ
傾向をまねく理由とな、りうる。
従って、これら葉酸塩は多くの食品、特に新鮮野菜、肝臓中に存在するが、容易
に分解される必須ビタミンであると思われる。
これらの欠乏症は、主に、特に妊婦、ア、ルコール症、フェニトイン服用てんか
ん症における無力症を引き起こすことが知られている。
いくつかの葉酸(プテロイルグルタミン酸)の合成法が公知であり、特に米!i
特許第2956057号l;開示されている方法は、2.4.5−トリアミノ−
6−ヒドロキシピリジンとp−アミノベンゾイルグルタミン酸と、適当なハロア
セトンとを還元剤の存在下で縮合させて、良好な収率で葉酸を形成することがで
きるものである。
葉酸の製法とその製法における新規な中間体が記載されている米国特許第278
6056号も公知である。
この特許には2−アシルアミノ−4−ヒドロキシ−6−ジーR−メチルプテリジ
ンを2−アミノ−4−ヒドロキシ−ジー2体とアルキル化剤との反応で形成し、
また、2−アシルアミノ−4−ヒドロキシ−6−ジーR−メチルプテリジンを加
水分解剤と接触させて2−アシルアミノ−4−ヒドロキシ−6−ホルミルプテリ
ジンを形成する方法が記載されている。
5−ホルミル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸塩もしくは葉酸を形成するい
くつかの方法も公知である。米国特許第2741608号には、ブチロ酸化合物
の本ルミル化と水素添加法が記載されており、この方法により得られた化合物は
微生物テストで成長因子活性を奏するとしている。
これらの各種特許は、これら誘導体を特に大球性貧血、スプルー及び循環系の他
の症状へ使用することを挙げている。
葉酸のカルシウム塩、つまり葉酸カルシウムはメソトレキサートのような葉酸阻
害剤の解毒剤として使用されており、シンポジウム(1987年3月29日)で
は、抑うつや痴呆で代表される老人の行動上の異常における葉酸塩の欠乏が葉酸
カルシウムの非経口投与で治療できうることを報告している。
その一部に、マグネシウムが細胞、神経インパルスの伝達、筋肉収縮、抗体形成
の正常化機能と多数の酵素の作用に非常に重要な役割を果たすカチオンとして認
められている。このマグネシウムは神経媒介物の合成、記憶工程及びレセプター
レベルでの効率に特に関与している。葉酸塩が欠乏すると疲労、けいれん、心配
、過剰運動、動悸、筋肉痛が現れる。
先行技術による葉酸塩はいくつかの欠点がある。すなわち、高齢者に用いられて
きた葉酸カルシウムはカルシウムの供給が多いため、過カルシウム沈積を引き起
こしつる、葉酸とその塩、葉酸カルシウムは高価である、いくつかの医薬製品、
特に葉酸と他方でマグネシウム誘導体の使用をもたらし、しかし別々に使用する
と特に高齢者では服用しない危険があり、各種の医薬製品の相乗作用をほとんど
期待できなくなり、所望の効果が得られない。
従って、本出願人の目的は、上記の欠点の観点から実際的な使用の要件をより満
たす新規な葉酸塩と、簡単で低コストで要求に合う製法を提供するものである。
さらに本発明の目的は、上記の葉酸塩の少なくとも1つを単独、または池の活性
薬剤との組み合わせからなる医薬組成物を提供するものである。
本発明の対象物は、次の2つの異性体の構造式CDと(T′)8位Ogl素闇の
結合を示し、Rtは水素原子、CHO基または5位の窒素と6位の炭素間の結合
を示し、かつ2つの末端の遊離カルボキシル基はマグネシウムで塩化されている
。)の1つに対応することを#I微としている。
生体に必須(II酸塩及びマグネシウム)であり、塩の形で結合したこれら2つ
の生物学的エレメントは特に神経伝達物質レベルで相乗効果を奏し、その塩は、
特に高齢者で、服用が守られ、望まないカルシウムの供給を避けながら、これら
2つのエレメントの欠乏を効果的に対抗することを可能にする。
葉酸マグネシウムは先行技術の製品に対し多くの利点を有し、その有用性は上記
した化合物の2つの構成成分間の相乗性からなる生物学的特質によるもので、そ
の性質・は欠乏症の個体、特に成人病患者に見られる欠乏異常症に、公知である
があまり明確でないか、もしくは時に思いがけない結果を伴い、打ち勝つもので
ある。従って、栄養又は吸収欠乏によって壊された平衡を回復させようとするも
のであり、あるいは無力症、°うつ状態、けいれん、感覚異常、束収縮並びに他
の異常状態の進展の原因となりつるある種の有機または代置疾患の結果である平
衡を回復させようとするものである。
本発明による葉酸塩の中で、好ましいものとしてジヒドロ葉酸のマグネシウム塩
、テトラヒドロ葉酸のマグネシウム塩及びN、−ホルミルテトラヒドロ葉酸のマ
グネシウム塩が挙げられる。
本発明によれば、本発明の主題は■下記の式Aの化合物または弐Bのその異性体
、
(以下余泊、次頁に続く)
のアルカリ金属塩を形成し、■式Aの化合物または式Bの化合物のアルカリ金属
塩に、等モル量のマグネシウムハライドを反応させ、■生成した溶解性のアルカ
リ金属ハライドを除去し、■続いて形成した葉酸マグネシウム沈殿物を洗浄、乾
燥する工程を特徴とする葉酸塩の製法である。
さらに本発明によれば、本発明の主題は任意に8群の水溶性ビタミン及び/また
はレシチンと組み合わせからなり、その組成物は加えて任意の少なくとも1つの
医薬的に好ましい賦形剤を組み合わせてなる、少なくとも1つの葉酸マグネシウ
ムを含むことを特徴とする医薬組成物である。
葉酸マグネシウムは経口、または非経口的に投与できるが、経口が好ましい。1
日当たりの用量は5〜20mgの範囲であるが、製品の毒性がない条件で要件に
よって変えることができる。
ビタミンB、 、B2 、B、、PPのようなり群の水溶性ビタミン及び/また
はレシチンのような化合物と有利に組み合わせると、欠乏症を有する高齢者にむ
しろ顕著である上記の各種の異常を改善することが可能である。実際、高齢者で
食事量がわるいことに、多くの理由、例えば精神的、心理的、または社会経済的
理由、あるいは消化不良によって、さらに必要性が増すために、減少することと
なる。これらは防御が生理的に減少している特にもろいグループに起きるので、
多くの臨床的影響が重篤となり、NHIが必須になる。
葉酸マグネシウムは経口用、または非経口用の全ての通常の製剤型で提供できる
。しかし、経口用が好ましく、錠剤、糖衣錠、又は硬カプセルの型で提供される
であろう。
所定の割合で水溶性ビタミン及び/又はレシチンと組み合わせる場合、活性薬剤
の酸化または分解を避けつる保護された型が有利であろう。
葉酸マグネシウム単独又はその組成分に周知の製剤化法(例えば成分等の単純な
混合、圧縮、粉砕等)で製剤化するために、不活性剤や保存剤を加えてもよい。
上記の条件に加えて、さらに本発明は、方法の実施例、本発明による組成物の製
剤化例並びに組成物の治療活性についての実験報告に関する下記の記述から明ら
かになる他の条件からなる。
しかし、これら実施例は発明の主題を例示する目的のものであり、それによって
発明の限定を構成しないと理解されるべきである。
実施例1
葉酸マグネシウムの製法
・葉酸(分子量442)(または1/200モル)2.21gを炭酸水素ナトリ
ウム(NaHCOc 0.84g)の規定溶液10m1に溶解し、その後、蒸留
水10m1を加える。葉酸二ナトリウムの淡黄色の溶液が得られる(溶液A)。
・一方、蒸留水10m1にMgBrt 1.46gを溶解して得た臭化マグネシ
ウムを1/200モル含有する溶液を調製し、その後、メチルエチルケトン30
m1を加える(溶液B)。
・溶液A(葉酸二ナトリウム)を強く攪拌しながら、ゆっ(り溶液B(臭化マグ
ネシウム)に添加する。
淡黄色結晶沈殿が添加M姶後直ちに形成される。
・攪拌しながら添加を続け、反応塊を水浴(30℃〜40℃)中で温める。添加
終了後、約1時間放置する。攪拌しながら1時間、沸騰水浴中で再び混合物を加
熱して、葉酸マグネシウムの形成を完了する。
・冷却し、その後遠心脱水によって形成された沈殿物を回収する。
・通気オーブンで乾燥する。
・はとんどの有機溶媒に不溶性で、極わずかに水溶性である、あざやかな黄橙色
の結晶を有する葉酸マグネシウム2,3gを回収する。
反応中、形成された臭化ナトリウムは1.1mlの水に1gの割合で溶ける水溶
性である。それは紡糸母液溶剤(水子メチルエチルケトン)中に完全に除去され
る。
葉酸マグネシウムの物理化学的性質
−C,H,N、 O,Mgの元素分析
・計算値:C=42.97%、n=5.44%、N;18.96%、Mg=18
.33%。
・実験値: C=42.・11%、n=3・、27%、N=18.96%、Mg
=4.92%。
一組成:01−H,7N、○。Mg、4H20−分子量:535.72
一紫外線スベクトル=lI酸マグネシウム(0−IN%NaOHの0.1%溶液
中)
λmax、=2]9 nm
256 nm
285 nm
368 nm
実施例2
医薬組成物
塩酸チアミン (ビタミンB+ )5mg燐酸リボフラビン(ビタミンBt )
5mg塩酸ピリドキシン(ビタミンBs )2.5mgニコチン酸アミド(ビタ
ミンPP)10.0mg葉酸マグネシウム 2.5mg
レシチン 50.0mg
賦形剤 エロシル、炭酸マグネシウム。
ステアリン酸マグネシウム。
酢酸フタル酸塩型セルロースの胃
不溶性樹脂でコートしたNo、3
硬カプセル用に150mgとする。
・用量
1日2カプセル、好ましくは朝、1日6.カプセル(3×2)まで増量すること
ができる。
薬理学的テスト
実施例A
PORSOLTらによってE、P、of 、Pharm、1978に述べられた
FORSOLTテスト又は「絶望的行為テスト」このテストはラットに抑うつ病
を誘発するものである。
実験手順
一体温程度の水(25℃)を20cmの高さまで充填したシリンダ(高さ40c
m、直径18cm)に、動物を逃げないように入れる。動物は長い間泳ぎ、その
後、非常に特異な静止状態をとる。動物は水面で浮かんで動かないままである。
「抗抑制剤」の投与はこの抑うつ状態を抑制し、活動の回復をもたらす(静止状
態の時間(TI)を減少させる)。
−二の試験において、葉酸マグネシウム(F、Mg)は葉酸(AF)を対照とし
て行った。
実験は体重480±10g、9退会の同質の多数のLongEvan を雄性ラ
ットをもちいて行った。
AF及びF、Mgを5%アラビアゴム溶液に懸濁した。
投与はラットの体重100gに対してO,1mlの一定量でテスト前1時間、経
口投与した。
動物を4群に分けた。
一コントロール群 ラット10例(n=10) 、アラビアゴム投与。
一第1群 n=10、AFを1mg/に−gの用量で服用させた。
一第2群 n=10、F、Mgを1mg/kgの用量で服用させた。
一第3群 n=10.F、Mgを0.5mg/kgの用量で服用させた。
結果およびコメント
・各群の静止状態の時間Tiの平均値は下記表1に示す。各群の平均静止状悪の
時RTiC秒)の比較において、AF及びF、Mgを投与した動物は再び泳ぎだ
すことができるようであり、すなわち、抗抑制剤を投与した場合と同様に行動す
る。
葉酸マグネシウムを投与した動物は、葉酸を投与した動物よりも有意に静止状態
の時間Tiが短い。
・有意差があるかどうかチェックするために下記表2においてスチューデントt
−テストを用いた。つまり、mAmm値のために観察されたmAmm値の平均を
比較し、見いだされた値rtJを有意なレベルとする。
コントロール群の動物とF、Mg0.5及び1mgの用量を投与した動物との差
は有意である(2用量ともP≦0.001)。
コントロール群の動物とAFを投与した動物との差は有意であるが程度か小さい
(P≦0.01)。
F、Mgの効果は上記のように証明される。また、F、Mgのもっとも有効な用
量を測定することも可能であり、AFとF、Mgとを区別するもできる(P≦O
0α1)。
表1
(以下余白、次頁に続く)
表2
実施例B
・急性毒性(50%致死量の調査)
試薯はIFA CREDOから得た、平均体重的40gの雌性10PSマウスを
用いて行う。動物を1週間観察する。
試験用量 数
100 mg/kg n=8
300、 mg/kg n=8
500 mg/kg n=8
F、Mgをアラビアゴムの5%溶液の懸濁液で、0.2ml/100gの量で経
口投与する。1回投与を金側で行う。死亡例をこれらの状況下で観察した。
2、亜急性毒性(3週間)
試験はCERJanvierより得た、2力月令の平均体重350g (雄)と
200g (雌)である、雌雄ウィスターラットを用いて行う。動物を1力月観
察する。
・F、Mgを0.5mg/kg/日の用量で雄10例、雌10例に経口投与し、
また、10mg/kg/−日の用量で雄10例、雌10例に経口投与する。
・F、Mgをアラビアゴムの5%溶液の懸濁液で、0.2ml/100gの量で
経口投与する。投与期間は3週間、投与は1日1回である。
・これらの状況下において、死亡および特異な徴候は観察されなかった。体重増
加は正常であった。
上記より明らかなように、発明はより明らかに記述した実施、実施例及び適応を
何ら限定するものではなく、それどころか本発明の領域または範囲から逸脱する
ことなく、この分野の専門家の考えからくるすべての変形を包含するものである
。
浦正書の翻訳文提出書(訂正書面)
(特許法第184条の8による)
平成3年713日差出
平成38月12日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.次の2つの異性体の構造式(I)と(I′)▲数式、化学式、表等がありま す▼(I)▲数式、化学式、表等があります▼(I′)(式中、R1は水素原子 、低級アルキル基又は7位の炭素と8位の窒素間の結合を示し、R2は水素原子 、CHO基または5位の窒素と6位の炭素間の結合を示し、かつ2つの末端の遊 離カルボキシル基はマグネシウムで塩化されている。) の1つに対応することを特徴とする葉酸塩。 2.ジヒドロ薬酸のマグネシウム塩からなる請求項1記載の葉酸塩。 3.テトラヒドロ葉酸のマグネシウム塩からなる請求項1記載の葉酸塩。 4.N5−ホルミルテトラヒドロ葉酸のマグネシウム塩からなる請求項1記載の 葉酸塩。 5.(1)下記の式Aの化合物または式Bのその異性体、▲数式、化学式、表等 があります▼(A)▲数式、化学式、表等があります▼(B)のアルカリ金属塩 を形成し、 (2)式Aの化合物または式Bの化合物のアルカリ金属塩に、等モル量のマグネ シウムハライドを反応させ、(3)生成した溶解性のアルカリ金属ハライドを除 去し、(4)続いて形成した葉酸マグネシウム沈殿物を洗浄、乾燥する工程から なる請求項1記載の葉酸塩の製法。 6.葉酸マグネシウムと任意の水溶性ビタミンB郡及び/またはレシチンと組み 合わせからなり、その組成物は加えて任意の少なくとも1つの医薬的好ましい賦 形剤を組み合わせてなる医薬組成物。 7.特に硬カプセル、錠剤または糖衣錠の提供され、経口投与用である請求項6 記載の医薬組成物。
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