JPH0435225Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0435225Y2 JPH0435225Y2 JP17687487U JP17687487U JPH0435225Y2 JP H0435225 Y2 JPH0435225 Y2 JP H0435225Y2 JP 17687487 U JP17687487 U JP 17687487U JP 17687487 U JP17687487 U JP 17687487U JP H0435225 Y2 JPH0435225 Y2 JP H0435225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side rail
- latch member
- vehicle body
- seat
- body side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 24
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、座席を支持する座席側レールと、該
座席側レールに滑動可能に嵌合され、車体のフロ
アに固定される車体側レールとより成る自動車用
シートスライド装置に関する。
座席側レールに滑動可能に嵌合され、車体のフロ
アに固定される車体側レールとより成る自動車用
シートスライド装置に関する。
「従来の技術」
従来の技術としては、例えば実開昭51−115314
号公報に開示されたものがある。
号公報に開示されたものがある。
すなわち、同公報には、座席側レールと車体側
レールとを固定するロツク機構のラツチ部材の不
完全ロツクを検知すべく、ラツチ部材の位置を関
知するスイツチ機構をラツチ部材とは別体で設け
たものが開示されている。
レールとを固定するロツク機構のラツチ部材の不
完全ロツクを検知すべく、ラツチ部材の位置を関
知するスイツチ機構をラツチ部材とは別体で設け
たものが開示されている。
「考案が解決しようとする問題点」
しかしながら、このような従来の技術では、ス
イツチ機構をラツチ部材とは別体で設けてあるの
で、取り付けること自体が煩雑である上に、ラツ
チ部材との位置関係の精度を出しにくく、ラツチ
部材の微妙な動きを関知することができず、ま
た、耐久性に問題が出るおそれがあるという問題
点があつた。
イツチ機構をラツチ部材とは別体で設けてあるの
で、取り付けること自体が煩雑である上に、ラツ
チ部材との位置関係の精度を出しにくく、ラツチ
部材の微妙な動きを関知することができず、ま
た、耐久性に問題が出るおそれがあるという問題
点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、組み付けやすく、精度の高い検
知ができるとともに、安価で信頼性の高い不完全
ロツクの検知スイツチ機構を備えた自動車用シー
トスライド装置を提供することを目的としてい
る。
なされたもので、組み付けやすく、精度の高い検
知ができるとともに、安価で信頼性の高い不完全
ロツクの検知スイツチ機構を備えた自動車用シー
トスライド装置を提供することを目的としてい
る。
「問題点を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 座席を支持する座席側レールと、該座席側レー
ルに滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定さ
れる車体側レールとより成る自動車用シートスラ
イド装置において、 係合孔または係合切欠を連設した係止部を車体
側レールに設ける一方、該係止部の適宜な位置に
選択的に挿通して嵌合する係合端を有し、操作ハ
ンドルで係脱操作されるラツチ部材を座席側レー
ルに設けてロツク機構を構成し、 前記ラツチ部材を導電体で形成し座席側レール
に絶縁して支持し、前記係合端の先端面と車体側
レールとの間に介在するよう絶縁部材を配設する
一方、該係合端が前記係合孔または係合切欠に嵌
合したときに当接する部位およびその近傍は電気
的に離接可能となし、さらに該ラツチ部材に伝達
線接続部を設けて成る不完全ロツクの検知スイツ
チ機構を備えたことを特徴とする自動車用シート
スライド装置に存する。
るところは、 座席を支持する座席側レールと、該座席側レー
ルに滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定さ
れる車体側レールとより成る自動車用シートスラ
イド装置において、 係合孔または係合切欠を連設した係止部を車体
側レールに設ける一方、該係止部の適宜な位置に
選択的に挿通して嵌合する係合端を有し、操作ハ
ンドルで係脱操作されるラツチ部材を座席側レー
ルに設けてロツク機構を構成し、 前記ラツチ部材を導電体で形成し座席側レール
に絶縁して支持し、前記係合端の先端面と車体側
レールとの間に介在するよう絶縁部材を配設する
一方、該係合端が前記係合孔または係合切欠に嵌
合したときに当接する部位およびその近傍は電気
的に離接可能となし、さらに該ラツチ部材に伝達
線接続部を設けて成る不完全ロツクの検知スイツ
チ機構を備えたことを特徴とする自動車用シート
スライド装置に存する。
「作用」
ラツチ部材の係合端が車体側レールの係止部に
完全に嵌合しているとき、係止部の近傍とラツチ
部材とは電気的に導通しており、伝達線接続部に
より車体側レールとラツチ部材との導通を見るこ
とにより完全ロツク状態にあることを知ることが
できる。
完全に嵌合しているとき、係止部の近傍とラツチ
部材とは電気的に導通しており、伝達線接続部に
より車体側レールとラツチ部材との導通を見るこ
とにより完全ロツク状態にあることを知ることが
できる。
操作ハンドルを動かすと、ラツチ部材が係止部
から外れ、座席側レールが移動可能になる。この
時、車体側レールとラツチ部材との導通は断たれ
ている。
から外れ、座席側レールが移動可能になる。この
時、車体側レールとラツチ部材との導通は断たれ
ている。
所望の位置で操作ハンドルを離すとラツチ部材
は係止部に嵌合しようとする。ラツチ部材の係合
端が係止部に完全に嵌合したときは、前記のよう
に車体側レールとラツチ部材とが導通し、それに
より完全ロツク状態になつたことを知ることがで
きる。
は係止部に嵌合しようとする。ラツチ部材の係合
端が係止部に完全に嵌合したときは、前記のよう
に車体側レールとラツチ部材とが導通し、それに
より完全ロツク状態になつたことを知ることがで
きる。
もし、ラツチ部材の係合端が係止部の係合孔ま
たは係合切欠に嵌合せず、その間に乗り上げた場
合、係合端の先端面は介在する絶縁部材を介して
車体側レールに圧接するので導通することがな
い。
たは係合切欠に嵌合せず、その間に乗り上げた場
合、係合端の先端面は介在する絶縁部材を介して
車体側レールに圧接するので導通することがな
い。
したがつて、車体側レールとラツチ部材とが導
通せず、不完全ロツク状態であることを知ること
ができる。
通せず、不完全ロツク状態であることを知ること
ができる。
「実施例」
以下、図面に基づき本考案の各種実施例を説明
する。なお、各実施例につき同様の部位には同一
符号を付し重複した説明を省略する。
する。なお、各実施例につき同様の部位には同一
符号を付し重複した説明を省略する。
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示して
いる。
いる。
座席の座部10を支持すべくその下にシートス
ライド装置20が設置されている。
ライド装置20が設置されている。
シートスライド装置20は、レールユニツト2
1を座部10の下に前後方向に配設し、このレー
ルユニツト21と平行に同様の構成のレールユニ
ツト(図示省略)が配設してある。
1を座部10の下に前後方向に配設し、このレー
ルユニツト21と平行に同様の構成のレールユニ
ツト(図示省略)が配設してある。
レールユニツト21は、それぞれ、座部10を
支持する座席側レール22と、この座席側レール
22に滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定
される車体側レール23とより成る。
支持する座席側レール22と、この座席側レール
22に滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定
される車体側レール23とより成る。
車体側レール23の側壁24の一部は係止部2
5を成しており、係止部25には係合孔26,2
6……が長手方向に連設されている。
5を成しており、係止部25には係合孔26,2
6……が長手方向に連設されている。
座席側レール22にはロツク機構30が設けら
れている。ロツク機構30は、座席側レール22
に固設されたベースブラケツト31にラツチ部材
32を進退可能に支持し、該ラツチ部材32を後
退動作させる操作ハンドル35を設けて成る。
れている。ロツク機構30は、座席側レール22
に固設されたベースブラケツト31にラツチ部材
32を進退可能に支持し、該ラツチ部材32を後
退動作させる操作ハンドル35を設けて成る。
ロツク機構30のラツチ部材32の中間部に絶
縁層32aが覆被され、この絶縁層32aの部分
がベースブラケツト31の前後の支持片31a,
31bに挿通され、ラツチ部材32は絶縁して進
退可能にベースブラケツト31に支持されてい
る。
縁層32aが覆被され、この絶縁層32aの部分
がベースブラケツト31の前後の支持片31a,
31bに挿通され、ラツチ部材32は絶縁して進
退可能にベースブラケツト31に支持されてい
る。
ラツチ部材32の先端部は車体側レール23の
係止部25の適宜な位置の係合孔26に選択的に
嵌合する係合端33をなしており、係合端33は
二股に割れていてそれぞれの先端面に絶縁部材3
3a,33aが固着されている。先端面以外の部
分は絶縁されておらず、絶縁部材33a,33a
が係止部25の係合孔26に係脱したとき、その
開口縁に電気的に離接可能である。
係止部25の適宜な位置の係合孔26に選択的に
嵌合する係合端33をなしており、係合端33は
二股に割れていてそれぞれの先端面に絶縁部材3
3a,33aが固着されている。先端面以外の部
分は絶縁されておらず、絶縁部材33a,33a
が係止部25の係合孔26に係脱したとき、その
開口縁に電気的に離接可能である。
操作ハンドル35は枢支ピン35aでベースブ
ラケツト31に枢着され、その遊端には取手35
bが設けられている。枢支ピン35aから延びた
端部の先に係合片36が折設され、係合片36は
ラツチ部材32の中間に穿設された連結孔34に
挿通して係合している。前記絶縁層32aは連結
孔34の内側にも回り込んでいて、取手35bの
係合片36はラツチ部材32に対して絶縁されて
いる。
ラケツト31に枢着され、その遊端には取手35
bが設けられている。枢支ピン35aから延びた
端部の先に係合片36が折設され、係合片36は
ラツチ部材32の中間に穿設された連結孔34に
挿通して係合している。前記絶縁層32aは連結
孔34の内側にも回り込んでいて、取手35bの
係合片36はラツチ部材32に対して絶縁されて
いる。
ベースブラケツト31の支持片31aと操作ハ
ンドル35の係合片36との間には圧縮ばね37
が張設され、それによりラツチ部材32が前進方
向に付勢されている。
ンドル35の係合片36との間には圧縮ばね37
が張設され、それによりラツチ部材32が前進方
向に付勢されている。
ベースブラケツト31の端部には検出端子部材
38が固設され、ベースブラケツト31に対し絶
縁された端子38aがラツチ部材32の後部に摺
設して電気的に接続しており、端子38aに接続
電線39が固結されている。
38が固設され、ベースブラケツト31に対し絶
縁された端子38aがラツチ部材32の後部に摺
設して電気的に接続しており、端子38aに接続
電線39が固結されている。
ラツチ部材32の後部が伝達線接続部32bを
なし、車体側レール23の係止部25〜ラツチ部
材32〜検出端子部材38により検知スイツチ機
構が構成されている。
なし、車体側レール23の係止部25〜ラツチ部
材32〜検出端子部材38により検知スイツチ機
構が構成されている。
第5図は検知回路図40を示しており、電源4
1にイグニシヨンスイツチ42を介してリレー4
3の常閉接点43aおよびソレノイド43が接続
し、常閉接点43aに警告灯44が接続する一
方、ソレノイド43bに検知スイツチ機構の検知
スイツチ45が接続している。
1にイグニシヨンスイツチ42を介してリレー4
3の常閉接点43aおよびソレノイド43が接続
し、常閉接点43aに警告灯44が接続する一
方、ソレノイド43bに検知スイツチ機構の検知
スイツチ45が接続している。
次に作用を説明する。
シートスライド装置20のロツク機構30が完
全ロツク状態にあるとき、ロツク機構30および
検知スイツチ機構は第2図および第6図aに示す
状態にあり、係合端33の基部が係止部25の係
合孔26の開口縁に接触していて電気的に導通し
ており、車体側レール23の係止部25〜ラツチ
部材32〜検出端子部材38の経路が閉成し、第
5図の検知スイツチ45がオンになる。
全ロツク状態にあるとき、ロツク機構30および
検知スイツチ機構は第2図および第6図aに示す
状態にあり、係合端33の基部が係止部25の係
合孔26の開口縁に接触していて電気的に導通し
ており、車体側レール23の係止部25〜ラツチ
部材32〜検出端子部材38の経路が閉成し、第
5図の検知スイツチ45がオンになる。
自動車が走行可能状態にあつて検知回路図40
においてイグニシヨンスイツチ42がオンになつ
ていると、リレー43のソレノイド43bに通電
し、常閉接点43aがオフになり、警告灯44に
通電しないので消灯している。
においてイグニシヨンスイツチ42がオンになつ
ていると、リレー43のソレノイド43bに通電
し、常閉接点43aがオフになり、警告灯44に
通電しないので消灯している。
取手35bを持ち、第2図上方より見て反時計
方向に操作ハンドル35を振ると、係合片36が
ラツチ部材32を後退させ、係合端33がその時
の位置の係止部25の係合孔26から抜け、座席
側レール22が移動可能になる。
方向に操作ハンドル35を振ると、係合片36が
ラツチ部材32を後退させ、係合端33がその時
の位置の係止部25の係合孔26から抜け、座席
側レール22が移動可能になる。
このとき、検知スイツチ機構を構成するラツチ
部材32は、第6図のa〜cへと変位し、係合端
33の基部が係止部25の係合孔26の開口縁か
ら離れ、車体側レール23の係止部25〜ラツチ
部材32〜検出端子部材38の経路が開成し、第
5図の検知スイツチ45がオフになる。
部材32は、第6図のa〜cへと変位し、係合端
33の基部が係止部25の係合孔26の開口縁か
ら離れ、車体側レール23の係止部25〜ラツチ
部材32〜検出端子部材38の経路が開成し、第
5図の検知スイツチ45がオフになる。
検知回路図40においては、リレー43のソレ
ノイド43bへの通電が断たれ、常閉接点43a
がオンになり、警告灯44に通電して点灯し、操
作者はロツク機構30がロツク解除状態になつた
ことを知ることができる。
ノイド43bへの通電が断たれ、常閉接点43a
がオンになり、警告灯44に通電して点灯し、操
作者はロツク機構30がロツク解除状態になつた
ことを知ることができる。
所望の位置で取手35bを離すと圧縮ばね37
の付勢力でラツチ部材32および操作ハンドル3
5が復帰し、ラツチ部材32の係合端33の位置
が係止部25の係合孔26に合つていると、ラツ
チ部材32は第6図c〜aと変位して係合端33
が係合孔26に嵌合して係合し、座席側レール2
2が拘束される。
の付勢力でラツチ部材32および操作ハンドル3
5が復帰し、ラツチ部材32の係合端33の位置
が係止部25の係合孔26に合つていると、ラツ
チ部材32は第6図c〜aと変位して係合端33
が係合孔26に嵌合して係合し、座席側レール2
2が拘束される。
前記のように、第6図aの状態では、検知回路
図40の検知スイツチ45が閉成し、警告灯44
は消灯するので、完全ロツク状態になつたことを
確認することができる。
図40の検知スイツチ45が閉成し、警告灯44
は消灯するので、完全ロツク状態になつたことを
確認することができる。
ラツチ部材32の係合端33の位置が係止部2
5の係合孔26に合つていないと、第6図dに示
すように係合端33の先端の絶縁部材33aが係
合孔26,26の間に乗り上げて当接し、ラツチ
部材32はほとんどロツク位置に復帰しているに
もかかわらず、車体側レール23の係止部25〜
ラツチ部材32〜検出端子部材38の経路が開成
したままなので、検知スイツチ45がオンになる
ことはない。
5の係合孔26に合つていないと、第6図dに示
すように係合端33の先端の絶縁部材33aが係
合孔26,26の間に乗り上げて当接し、ラツチ
部材32はほとんどロツク位置に復帰しているに
もかかわらず、車体側レール23の係止部25〜
ラツチ部材32〜検出端子部材38の経路が開成
したままなので、検知スイツチ45がオンになる
ことはない。
警告灯44は点灯したままなので、操作ハンド
ル35の取手35bを開放したにもかかわらず警
告灯44が消灯せず、ロツク機構30が不完全ロ
ツク状態にあることを知ることができる。
ル35の取手35bを開放したにもかかわらず警
告灯44が消灯せず、ロツク機構30が不完全ロ
ツク状態にあることを知ることができる。
第7図は第2実施例を示しており、座席側レー
ル22と車体側レール23との間に介装した樹脂
スライダ46から絶縁部材47を連続して成形
し、絶縁部材47で係止部25の表面を覆い、係
合端33の先端面と車体側レール23の係止部2
5との間に介在するようにしたものである。
ル22と車体側レール23との間に介装した樹脂
スライダ46から絶縁部材47を連続して成形
し、絶縁部材47で係止部25の表面を覆い、係
合端33の先端面と車体側レール23の係止部2
5との間に介在するようにしたものである。
本実施例でも、第6図dと同様の状態が生ずる
と、絶縁部材47が介在して電路が閉成せず、検
知スイツチ45がオンにならないので、警告灯4
4が点灯したままとなる。その他の状態でも、第
1実施例と同様である。
と、絶縁部材47が介在して電路が閉成せず、検
知スイツチ45がオンにならないので、警告灯4
4が点灯したままとなる。その他の状態でも、第
1実施例と同様である。
なお、係止部の係合孔に代え係合切欠としても
よく、また、係止部は車体側レールの本体から延
長した別部材で構成してもよいことは言うまでも
ない。
よく、また、係止部は車体側レールの本体から延
長した別部材で構成してもよいことは言うまでも
ない。
「考案の効果」
本考案に係るシートスライド装置によれば、ロ
ツク機構の関連部材にわずかな構成を加えるだけ
で容易に不完全ロツクの検知スイツチ機構を形成
することができ、ラツチ部材が係止部に乗り上げ
た場合のような微妙な状態でも正確に検出するこ
とができ、構造も簡単で信頼性が高く、構成上付
加する部材はわずかで、コストアツプすることも
ない。
ツク機構の関連部材にわずかな構成を加えるだけ
で容易に不完全ロツクの検知スイツチ機構を形成
することができ、ラツチ部材が係止部に乗り上げ
た場合のような微妙な状態でも正確に検出するこ
とができ、構造も簡単で信頼性が高く、構成上付
加する部材はわずかで、コストアツプすることも
ない。
第1図〜第6図は本考案の第1実施例を示して
おり、第1図はシートスライド装置の要部横断面
図、第2図は同じく要部斜視図、第3図はシート
スライド装置の斜視図、第4図はラツチ部材の先
端部の斜視図、第5図は検知回路図、第6図はラ
ツチ部材の変位を表わした作用説明図、第7図は
第2実施例に係るシートスライド装置の要部横断
面図である。 20……シートスライド装置、21……レール
ユニツト、22……座席側レール、23車体側レ
ール、25……係止部、26……係合孔、30…
…ロツク機構、32……ラツチ部材、32b……
伝達線接続部、33……係合端、33a,47…
…絶縁部材、35……操作ハンドル。
おり、第1図はシートスライド装置の要部横断面
図、第2図は同じく要部斜視図、第3図はシート
スライド装置の斜視図、第4図はラツチ部材の先
端部の斜視図、第5図は検知回路図、第6図はラ
ツチ部材の変位を表わした作用説明図、第7図は
第2実施例に係るシートスライド装置の要部横断
面図である。 20……シートスライド装置、21……レール
ユニツト、22……座席側レール、23車体側レ
ール、25……係止部、26……係合孔、30…
…ロツク機構、32……ラツチ部材、32b……
伝達線接続部、33……係合端、33a,47…
…絶縁部材、35……操作ハンドル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 座席を支持する座席側レールと、該座席側レー
ルに滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定さ
れる車体側レールとより成る自動車用シートスラ
イド装置において、 係合孔または係合切欠を連設した係止部を車体
側レールに設ける一方、該係止部の適宜な位置に
選択的に挿通して嵌合する係合端を有し、操作ハ
ンドルで係脱操作されるラツチ部材を座席側レー
ルに設けてロツク機構を構成し、 前記ラツチ部材を導電体で形成し座席側レール
に絶縁して支持し、前記係合端の先端面と車体側
レールとの間に介在するよう絶縁部材を配設する
一方、該係合端が前記係合孔または係合切欠に嵌
合したときに当接する部位およびその近傍は電気
的に離接可能となし、さらに該ラツチ部材に伝達
線接続部を設けて成る不完全ロツクの検知スイツ
チ機構を備えたことを特徴とする自動車用シート
スライド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17687487U JPH0435225Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17687487U JPH0435225Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0180540U JPH0180540U (ja) | 1989-05-30 |
JPH0435225Y2 true JPH0435225Y2 (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=31468571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17687487U Expired JPH0435225Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0435225Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-19 JP JP17687487U patent/JPH0435225Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0180540U (ja) | 1989-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3833781A (en) | Seat belt buckle switch with knife and clip contact assembly | |
US6808226B2 (en) | Control apparatus for fuel lid and slide door | |
US7226129B2 (en) | Release device for a rear seat backrest component part of a vehicle | |
US6833517B2 (en) | Multiple switch device | |
GB2094423A (en) | Safety system of automotive automatic transmission operating device | |
JPH0557688B2 (ja) | ||
US7677128B2 (en) | Vehicular shift lock device having pivotal stopper and linkage devices | |
JP3431773B2 (ja) | 車両用回転式シート装置 | |
JPH10184868A (ja) | シフトレバーのシフトロック装置 | |
JPH0435225Y2 (ja) | ||
JP3207674B2 (ja) | シフトロックユニット | |
GB2152289A (en) | Electrical switch | |
US5860516A (en) | Electric switch assembly | |
US6600115B2 (en) | Switching device | |
GB2283782A (en) | Locking device for trunk lids | |
JP4904608B2 (ja) | ロック装置 | |
JPH0435226Y2 (ja) | ||
JPH0435227Y2 (ja) | ||
US4946211A (en) | Latch control arrangement | |
US20060053931A1 (en) | BTSI with lead frame switch | |
JP3032143B2 (ja) | 自動変速機用シフトレバーのシフトロック機構 | |
JPH0810917Y2 (ja) | キーシリンダ連動スイッチ | |
JPS6334186Y2 (ja) | ||
JP3976140B2 (ja) | コネクタ検査治具 | |
JPS6122011Y2 (ja) |