JPH04283067A - 研磨工具 - Google Patents
研磨工具Info
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- JPH04283067A JPH04283067A JP1986491A JP1986491A JPH04283067A JP H04283067 A JPH04283067 A JP H04283067A JP 1986491 A JP1986491 A JP 1986491A JP 1986491 A JP1986491 A JP 1986491A JP H04283067 A JPH04283067 A JP H04283067A
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- polishing
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Links
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Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアーを駆動源として
研磨加工を行なう研磨工具に関するものであり、特に、
研磨工具と研磨工具保持装置との接合及び離脱が容易に
でき、ロボット等による自動研磨装置に利用が可能な研
磨工具に関するものである。
研磨加工を行なう研磨工具に関するものであり、特に、
研磨工具と研磨工具保持装置との接合及び離脱が容易に
でき、ロボット等による自動研磨装置に利用が可能な研
磨工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の研磨工具の使用例を示す斜
視図である。
視図である。
【0003】図において、1は金型等の被研磨体、2は
被研磨体1を研磨する砥石、6はエアーによって振動す
る振動工具、23は被研磨体1を研磨作業のし易い位置
に固定するテーブルである。
被研磨体1を研磨する砥石、6はエアーによって振動す
る振動工具、23は被研磨体1を研磨作業のし易い位置
に固定するテーブルである。
【0004】従来の研磨工具は上記のように構成されて
おり、作業者が振動工具6を直接手で持って研磨作業を
行なっていた。
おり、作業者が振動工具6を直接手で持って研磨作業を
行なっていた。
【0005】この振動工具6の駆動源はエアーであり、
通常、工場エアー圧1.0〜7.0[Kg/cm2 ]
のエアーが振動工具6内のシリンダー(図示せず)に供
給され、シリンダーの往復回数は最高3700[回/m
in.]、ストローク9[mm]で振動する。このとき
のエアー消費量は0.24[m2 /min.]である
。そして、この振動工具6の先端部に設置された砥石2
も高速で振動する。
通常、工場エアー圧1.0〜7.0[Kg/cm2 ]
のエアーが振動工具6内のシリンダー(図示せず)に供
給され、シリンダーの往復回数は最高3700[回/m
in.]、ストローク9[mm]で振動する。このとき
のエアー消費量は0.24[m2 /min.]である
。そして、この振動工具6の先端部に設置された砥石2
も高速で振動する。
【0006】この振動状態にある砥石2を被研磨体1に
押圧して、被研磨体1の面取り或いはバリ取り等の各種
の研磨加工を行なう。
押圧して、被研磨体1の面取り或いはバリ取り等の各種
の研磨加工を行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の研
磨工具では、作業者が手で持って研磨作業を行なうもの
であった。
磨工具では、作業者が手で持って研磨作業を行なうもの
であった。
【0008】したがって、このような人間による手作業
では、研磨加工の精度及び品質の安定、或いは作業効率
の向上の点で無理があった。
では、研磨加工の精度及び品質の安定、或いは作業効率
の向上の点で無理があった。
【0009】このため、機械による自動化が要求され、
各種の自動研磨装置が開発された。そして、同時に研磨
加工技術も向上した。また、それに伴って各種の研磨工
具着脱装置も開発された。例えば、特願昭62−310
035号等に記載の研磨工具着脱装置が案出された。
各種の自動研磨装置が開発された。そして、同時に研磨
加工技術も向上した。また、それに伴って各種の研磨工
具着脱装置も開発された。例えば、特願昭62−310
035号等に記載の研磨工具着脱装置が案出された。
【0010】しかし、従来の手作業による研磨作業では
、作業者が手で砥石2を被研磨体1に押圧することによ
り、砥石2と被研磨体1との密着状態を維持できたが、
研磨工具着脱装置を利用した自動研磨装置においては、
工具の位置決め精度や、被研磨体1の形状によっては、
必ずしも砥石2と被研磨体1との密着状態を維持できな
かった。即ち、砥石2の先端部が被研磨体1に密着して
いても、砥石2の後端部が被研磨体1から浮いている等
の現象が起きていた。
、作業者が手で砥石2を被研磨体1に押圧することによ
り、砥石2と被研磨体1との密着状態を維持できたが、
研磨工具着脱装置を利用した自動研磨装置においては、
工具の位置決め精度や、被研磨体1の形状によっては、
必ずしも砥石2と被研磨体1との密着状態を維持できな
かった。即ち、砥石2の先端部が被研磨体1に密着して
いても、砥石2の後端部が被研磨体1から浮いている等
の現象が起きていた。
【0011】そこで、この発明は砥石と被研磨体との密
着状態が適正に維持でき、ロボットの可動腕等の保持装
置への研磨工具の着脱動作が自動で、簡単に行なえる研
磨工具の提供を課題とするものである。
着状態が適正に維持でき、ロボットの可動腕等の保持装
置への研磨工具の着脱動作が自動で、簡単に行なえる研
磨工具の提供を課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明においては、被研
磨体を研磨する砥石と、前記砥石の保持部が回動可能な
状態で装着され、エアーを駆動源として所定の振動動作
を行なう振動工具と、前記振動工具の端部近傍に配設さ
れ、側面部全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面
中央部に設けたエアー接続口とを有し、研磨工具保持装
置との着脱が可能な接続金具と、前記接続金具のエアー
接続口から継手を通して前記振動工具にエアーを供給す
るチューブとを具備するものである。
磨体を研磨する砥石と、前記砥石の保持部が回動可能な
状態で装着され、エアーを駆動源として所定の振動動作
を行なう振動工具と、前記振動工具の端部近傍に配設さ
れ、側面部全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面
中央部に設けたエアー接続口とを有し、研磨工具保持装
置との着脱が可能な接続金具と、前記接続金具のエアー
接続口から継手を通して前記振動工具にエアーを供給す
るチューブとを具備するものである。
【0013】
【作用】この発明の研磨工具においては、エアーを駆動
源として所定の振動動作を行なう振動工具に被研磨体を
研磨する砥石の保持部が回動可能な状態で装着されてい
るから、被研磨体の形状及び体勢に追従して砥石及び保
持部が回動し、砥石と被研磨体との密着状態が適正に維
持できるとともに、前記振動工具の端部近傍に、側面部
全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設
けたエアー接続口とを有し、研磨工具保持装置との着脱
が可能な接続金具が配設され、前記接続金具のエアー接
続口から継手を通して前記振動工具にチューブによって
エアーが供給されるので、ロボットの可動腕等の研磨工
具保持装置への着脱動作が自動で、簡単に行なえる。
源として所定の振動動作を行なう振動工具に被研磨体を
研磨する砥石の保持部が回動可能な状態で装着されてい
るから、被研磨体の形状及び体勢に追従して砥石及び保
持部が回動し、砥石と被研磨体との密着状態が適正に維
持できるとともに、前記振動工具の端部近傍に、側面部
全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設
けたエアー接続口とを有し、研磨工具保持装置との着脱
が可能な接続金具が配設され、前記接続金具のエアー接
続口から継手を通して前記振動工具にチューブによって
エアーが供給されるので、ロボットの可動腕等の研磨工
具保持装置への着脱動作が自動で、簡単に行なえる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をする
。
。
【0015】〈第一実施例〉図1はこの発明の第一実施
例である研磨工具を示す正面図、図2は図1の研磨工具
を示す一部断面を含む側面図、図3は図2の研磨工具の
A−A断面を示す断面図である。図中、上記従来例と同
一符号及び記号は上記従来例の構成部分と同一または相
当する構成部分を示す。
例である研磨工具を示す正面図、図2は図1の研磨工具
を示す一部断面を含む側面図、図3は図2の研磨工具の
A−A断面を示す断面図である。図中、上記従来例と同
一符号及び記号は上記従来例の構成部分と同一または相
当する構成部分を示す。
【0016】図において、3は砥石2の保持部であるホ
ルダ、4はホルダ3に形成された軸受であり、この軸受
4を中心にしてホルダ3は矢印方向に回動する。5は振
動工具6に装着された軸であり、振動工具6からの振動
エネルギーにより上下に振動する。なお、振動工具6は
エアーを駆動源として所定の振動動作を行なう。このよ
うに、ホルダ3は軸受4を介して振動工具6の軸5に回
動可能な状態で装着されている。したがって、被研磨体
1の形状及び体勢に追従して砥石2及びホルダ3が一体
となって回動するので、砥石2が被研磨体1の研磨面に
面接触状態で密着する。
ルダ、4はホルダ3に形成された軸受であり、この軸受
4を中心にしてホルダ3は矢印方向に回動する。5は振
動工具6に装着された軸であり、振動工具6からの振動
エネルギーにより上下に振動する。なお、振動工具6は
エアーを駆動源として所定の振動動作を行なう。このよ
うに、ホルダ3は軸受4を介して振動工具6の軸5に回
動可能な状態で装着されている。したがって、被研磨体
1の形状及び体勢に追従して砥石2及びホルダ3が一体
となって回動するので、砥石2が被研磨体1の研磨面に
面接触状態で密着する。
【0017】7は振動工具6が固定されている工具取付
板、8は工具取付板7の上端部に位置するフランジ、9
は研磨工具保持装置(図示せず)との着脱が可能な接続
金具である。この接続金具9は振動工具6の端部近傍に
位置するフランジ8に垂設されており、側面部全周には
断面略V字状の環状溝部9aが設けられている。10は
接続金具9の上面中央部に設けられたエアー接続口であ
る。したがって、研磨工具保持装置(図示せず)に接続
金具が接続されると、このエアー接続口10からエアー
が供給され、研磨加工が行なわれる。なお、研磨工具保
持装置のホールド機構(図示せず)は特願昭62−31
0035号にも開示されているので、ここでは説明を省
略する。
板、8は工具取付板7の上端部に位置するフランジ、9
は研磨工具保持装置(図示せず)との着脱が可能な接続
金具である。この接続金具9は振動工具6の端部近傍に
位置するフランジ8に垂設されており、側面部全周には
断面略V字状の環状溝部9aが設けられている。10は
接続金具9の上面中央部に設けられたエアー接続口であ
る。したがって、研磨工具保持装置(図示せず)に接続
金具が接続されると、このエアー接続口10からエアー
が供給され、研磨加工が行なわれる。なお、研磨工具保
持装置のホールド機構(図示せず)は特願昭62−31
0035号にも開示されているので、ここでは説明を省
略する。
【0018】11は接続金具9のエアー接続口10に接
続すべく配設された継手であり、ロボット側の研磨工具
保持装置のホールド機構で接続金具9を掴むことにより
、12のチューブを介して、エアーが振動工具6に供給
される。このエアーを駆動源として振動工具6のシリン
ダー(図示せず)は従来例で述べたように上下に振動す
る。
続すべく配設された継手であり、ロボット側の研磨工具
保持装置のホールド機構で接続金具9を掴むことにより
、12のチューブを介して、エアーが振動工具6に供給
される。このエアーを駆動源として振動工具6のシリン
ダー(図示せず)は従来例で述べたように上下に振動す
る。
【0019】13は工具取付板7にフランジ8を固定し
ているボルトであり、14のボルトと15の押え金具に
より、振動工具6を工具取付板7に固定している。
ているボルトであり、14のボルトと15の押え金具に
より、振動工具6を工具取付板7に固定している。
【0020】このように、本実施例の研磨工具は、被研
磨体1を研磨する砥石2と、前記砥石2を保持するホル
ダ3が回動可能な状態で装着され、エアーを駆動源とし
て所定の振動動作を行なう振動工具6と、前記振動工具
6の端部近傍に垂設され、側面部全周に設けた断面略V
字状の環状溝部と上面中央部に設けたエアー接続口10
とを有し、研磨工具保持装置との着脱が可能な接続金具
9と、前記接続金具9のエアー接続口10から継手11
を通して前記振動工具6にエアーを供給するチューブ1
2とを備えている。
磨体1を研磨する砥石2と、前記砥石2を保持するホル
ダ3が回動可能な状態で装着され、エアーを駆動源とし
て所定の振動動作を行なう振動工具6と、前記振動工具
6の端部近傍に垂設され、側面部全周に設けた断面略V
字状の環状溝部と上面中央部に設けたエアー接続口10
とを有し、研磨工具保持装置との着脱が可能な接続金具
9と、前記接続金具9のエアー接続口10から継手11
を通して前記振動工具6にエアーを供給するチューブ1
2とを備えている。
【0021】即ち、本実施例では、エアーを駆動源とし
て所定の振動動作を行なう振動工具6に被研磨体1を研
磨する砥石2を保持するホルダ3が回動可能な状態で装
着されているので、被研磨体1の形状及び体勢に追従し
て砥石2及びホルダ3が一体となって回動し、従来のよ
うに砥石2の先端部が被研磨体1に密着していても、砥
石2の後端部が被研磨体1から浮き上る等の現象が起き
ず、砥石2と被研磨体1との面接触による密着状態が維
持できる。また、前記振動工具6の端部近傍に、側面部
全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設
けたエアー接続口10とを有し、研磨工具保持装置との
着脱が可能な接続金具9が垂設され、前記接続金具9の
エアー接続口10から継手11を通して前記振動工具6
にチューブ12によってエアーが供給されるので、ロボ
ットの可動腕等の研磨工具保持装置(図示せず)への着
脱動作が自動で、簡単に行なえる。
て所定の振動動作を行なう振動工具6に被研磨体1を研
磨する砥石2を保持するホルダ3が回動可能な状態で装
着されているので、被研磨体1の形状及び体勢に追従し
て砥石2及びホルダ3が一体となって回動し、従来のよ
うに砥石2の先端部が被研磨体1に密着していても、砥
石2の後端部が被研磨体1から浮き上る等の現象が起き
ず、砥石2と被研磨体1との面接触による密着状態が維
持できる。また、前記振動工具6の端部近傍に、側面部
全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設
けたエアー接続口10とを有し、研磨工具保持装置との
着脱が可能な接続金具9が垂設され、前記接続金具9の
エアー接続口10から継手11を通して前記振動工具6
にチューブ12によってエアーが供給されるので、ロボ
ットの可動腕等の研磨工具保持装置(図示せず)への着
脱動作が自動で、簡単に行なえる。
【0022】〈第二実施例〉図4の(a)はこの発明の
第二実施例である研磨工具の砥石及びホルダ部を示す正
面図、(b)は同じく研磨工具の砥石及びホルダ部を示
す側面図、(c)は同じく研磨工具の砥石及びホルダ部
を示す底面図である。図中、上記従来例及び実施例と同
一符号及び記号は上記従来例及び実施例の構成部分と同
一または相当する構成部分を示す。
第二実施例である研磨工具の砥石及びホルダ部を示す正
面図、(b)は同じく研磨工具の砥石及びホルダ部を示
す側面図、(c)は同じく研磨工具の砥石及びホルダ部
を示す底面図である。図中、上記従来例及び実施例と同
一符号及び記号は上記従来例及び実施例の構成部分と同
一または相当する構成部分を示す。
【0023】図において、16は磁石、17は絶縁体で
あり、この絶縁体17は磁性体からなるホルダ3と砥石
2との中央部に位置する。18は磁性体であり、この磁
性体18を介して四角形の砥石2が複数装着されている
。なお、この複数の砥石2の研磨面は同一の平面を構成
している。19は絶縁体17の回りに形成される磁路で
あり、この磁路19は磁石16により被研磨体1、砥石
2、磁性体18、ホルダ3の中を流れる磁界で形成され
る。
あり、この絶縁体17は磁性体からなるホルダ3と砥石
2との中央部に位置する。18は磁性体であり、この磁
性体18を介して四角形の砥石2が複数装着されている
。なお、この複数の砥石2の研磨面は同一の平面を構成
している。19は絶縁体17の回りに形成される磁路で
あり、この磁路19は磁石16により被研磨体1、砥石
2、磁性体18、ホルダ3の中を流れる磁界で形成され
る。
【0024】したがって、本実施例のような構成の砥石
2及びホルダ3部を、被研磨体1を研磨する砥石2と、
前記砥石2を保持するホルダ3が回動可能な状態で装着
され、エアーを駆動源として所定の振動動作を行なう振
動工具6と、前記振動工具6の端部近傍に垂設され、側
面部全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部
に設けたエアー接続口10とを有し、研磨工具保持装置
との着脱が可能な接続金具9と、前記接続金具9のエア
ー接続口10から継手11を通して前記振動工具6にエ
アーを供給するチューブ12とを備えている研磨工具に
採用すれば、磁石16の吸引力により被研磨体1に対す
る追従性が更に増し、砥石2と被研磨体1との面接触に
よる密着状態を強力に維持できる。しかも、上記実施例
と同様に、前記振動工具6の端部近傍に、側面部全周に
設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設けたエ
アー接続口10とを有し、研磨工具保持装置との着脱が
可能な接続金具9が垂設され、前記接続金具9のエアー
接続口10から継手11を通して前記振動工具6にチュ
ーブ12によってエアーが供給されるので、ロボットの
可動腕等の研磨工具保持装置(図示せず)への着脱動作
が自動で、簡単に行なえる。
2及びホルダ3部を、被研磨体1を研磨する砥石2と、
前記砥石2を保持するホルダ3が回動可能な状態で装着
され、エアーを駆動源として所定の振動動作を行なう振
動工具6と、前記振動工具6の端部近傍に垂設され、側
面部全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部
に設けたエアー接続口10とを有し、研磨工具保持装置
との着脱が可能な接続金具9と、前記接続金具9のエア
ー接続口10から継手11を通して前記振動工具6にエ
アーを供給するチューブ12とを備えている研磨工具に
採用すれば、磁石16の吸引力により被研磨体1に対す
る追従性が更に増し、砥石2と被研磨体1との面接触に
よる密着状態を強力に維持できる。しかも、上記実施例
と同様に、前記振動工具6の端部近傍に、側面部全周に
設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設けたエ
アー接続口10とを有し、研磨工具保持装置との着脱が
可能な接続金具9が垂設され、前記接続金具9のエアー
接続口10から継手11を通して前記振動工具6にチュ
ーブ12によってエアーが供給されるので、ロボットの
可動腕等の研磨工具保持装置(図示せず)への着脱動作
が自動で、簡単に行なえる。
【0025】〈第三実施例〉図5の(a)はこの発明の
第三実施例である研磨工具の砥石及びホルダ部を示す正
面図、(b)は同じく研磨工具の砥石及びホルダ部を示
す側面図、(c)は同じく研磨工具の砥石及びホルダ部
を示す底面図である。図中、上記従来例及び各実施例と
同一符号及び記号は上記従来例及び各実施例の構成部分
と同一または相当する構成部分を示す。
第三実施例である研磨工具の砥石及びホルダ部を示す正
面図、(b)は同じく研磨工具の砥石及びホルダ部を示
す側面図、(c)は同じく研磨工具の砥石及びホルダ部
を示す底面図である。図中、上記従来例及び各実施例と
同一符号及び記号は上記従来例及び各実施例の構成部分
と同一または相当する構成部分を示す。
【0026】図において、被研磨体1及び砥石2の形状
を除いて他は上記図4と同一である。即ち、この実施例
では、被研磨体1の被研磨表面が円弧状を呈しており、
砥石2も半円柱状を呈している。また、本実施例におい
ても、上記実施例と同様に、絶縁体17の回りに磁路1
9が磁石16により被研磨体1、砥石2、磁性体18、
ホルダ3の中を流れる磁界で形成される。
を除いて他は上記図4と同一である。即ち、この実施例
では、被研磨体1の被研磨表面が円弧状を呈しており、
砥石2も半円柱状を呈している。また、本実施例におい
ても、上記実施例と同様に、絶縁体17の回りに磁路1
9が磁石16により被研磨体1、砥石2、磁性体18、
ホルダ3の中を流れる磁界で形成される。
【0027】したがって、本実施例のような構成の砥石
2及びホルダ3部を、被研磨体1を研磨する砥石2と、
前記砥石2を保持するホルダ3が回動可能な状態で装着
され、エアーを駆動源として所定の振動動作を行なう振
動工具6と、前記振動工具6の端部近傍に垂設され、側
面部全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部
に設けたエアー接続口10とを有し、研磨工具保持装置
との着脱が可能な接続金具9と、前記接続金具9のエア
ー接続口10から継手11を通して前記振動工具6にエ
アーを供給するチューブ12とを備えている研磨工具に
採用すれば、上記第二実施例と同様に、磁石16の吸引
力により被研磨体1に対する追従性が更に増し、砥石2
と被研磨体1との密着状態を強力に維持できる。特に、
被研磨体1の表面が曲線で構成されている場合に都合が
よく、曲面の研磨に最適の研磨工具となる。このため、
曲面を有する被研磨体1の研磨においても、品質が一定
で安定した研磨加工ができる。しかも、上記実施例と同
様に、前記振動工具6の端部近傍に、側面部全周に設け
た断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設けたエアー
接続口10とを有し、研磨工具保持装置との着脱が可能
な接続金具9が垂設され、前記接続金具9のエアー接続
口10から継手11を通して前記振動工具6にチューブ
12によってエアーが供給されるので、ロボットの可動
腕等の研磨工具保持装置(図示せず)への着脱動作が自
動で、簡単に行なえる。
2及びホルダ3部を、被研磨体1を研磨する砥石2と、
前記砥石2を保持するホルダ3が回動可能な状態で装着
され、エアーを駆動源として所定の振動動作を行なう振
動工具6と、前記振動工具6の端部近傍に垂設され、側
面部全周に設けた断面略V字状の環状溝部と上面中央部
に設けたエアー接続口10とを有し、研磨工具保持装置
との着脱が可能な接続金具9と、前記接続金具9のエア
ー接続口10から継手11を通して前記振動工具6にエ
アーを供給するチューブ12とを備えている研磨工具に
採用すれば、上記第二実施例と同様に、磁石16の吸引
力により被研磨体1に対する追従性が更に増し、砥石2
と被研磨体1との密着状態を強力に維持できる。特に、
被研磨体1の表面が曲線で構成されている場合に都合が
よく、曲面の研磨に最適の研磨工具となる。このため、
曲面を有する被研磨体1の研磨においても、品質が一定
で安定した研磨加工ができる。しかも、上記実施例と同
様に、前記振動工具6の端部近傍に、側面部全周に設け
た断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設けたエアー
接続口10とを有し、研磨工具保持装置との着脱が可能
な接続金具9が垂設され、前記接続金具9のエアー接続
口10から継手11を通して前記振動工具6にチューブ
12によってエアーが供給されるので、ロボットの可動
腕等の研磨工具保持装置(図示せず)への着脱動作が自
動で、簡単に行なえる。
【0028】次に、研磨工具を備えた自動研磨装置につ
いて説明をする。図6はこの発明の一実施例の研磨工具
を備えた自動研磨装置全体を示す斜視図である。図中、
上記従来例及び各実施例と同一符号及び記号は上記従来
例及び各実施例の構成部分と同一または相当する構成部
分を示す。
いて説明をする。図6はこの発明の一実施例の研磨工具
を備えた自動研磨装置全体を示す斜視図である。図中、
上記従来例及び各実施例と同一符号及び記号は上記従来
例及び各実施例の構成部分と同一または相当する構成部
分を示す。
【0029】図において、20は研磨工具を支持し所定
の研磨加工を行なうロボット、21はロボット20の研
磨加工時の動作を制御するとともに、ロボット20への
研磨工具の交換動作等を制御する制御盤、22は被研磨
体1が固定されている定盤、23は定盤22が載置され
ているテーブル、24はテーブル23内に内蔵されてい
る加工液槽、25は加工液である。26は各種の研磨工
具等が備え付けられているツールスタンドである。この
ツールスタンド26には予め複数の振動工具6が接続金
具9等を組付けた状態で収納されている。そして、定盤
22に固定された被研磨体1はロボット20の腕部に取
付けられた振動工具6の先端の砥石2によって研磨され
る。なお、このロボット20の腕部の先端には特願昭6
2−310035号で開示されている研磨工具保持装置
が装着されている。
の研磨加工を行なうロボット、21はロボット20の研
磨加工時の動作を制御するとともに、ロボット20への
研磨工具の交換動作等を制御する制御盤、22は被研磨
体1が固定されている定盤、23は定盤22が載置され
ているテーブル、24はテーブル23内に内蔵されてい
る加工液槽、25は加工液である。26は各種の研磨工
具等が備え付けられているツールスタンドである。この
ツールスタンド26には予め複数の振動工具6が接続金
具9等を組付けた状態で収納されている。そして、定盤
22に固定された被研磨体1はロボット20の腕部に取
付けられた振動工具6の先端の砥石2によって研磨され
る。なお、このロボット20の腕部の先端には特願昭6
2−310035号で開示されている研磨工具保持装置
が装着されている。
【0030】ここで、この自動研磨装置による研磨工具
の着脱動作及び研磨動作について説明をする。
の着脱動作及び研磨動作について説明をする。
【0031】研磨工具が着脱可能な構造のツールスタン
ド26内には、予め複数の研磨工具(図示せず)が収納
されている。これらの各研磨工具は全てジョイント機構
として機能する接続金具9を有している。一方、ロボッ
ト20の腕の先端部には、研磨工具のジョイント機構と
の着脱が可能なホールド機構を有している。
ド26内には、予め複数の研磨工具(図示せず)が収納
されている。これらの各研磨工具は全てジョイント機構
として機能する接続金具9を有している。一方、ロボッ
ト20の腕の先端部には、研磨工具のジョイント機構と
の着脱が可能なホールド機構を有している。
【0032】まず、ホールド機構に研磨工具のジョイン
ト機構が装着されていない場合の動作について述べる。 この場合は、ロボット20の腕がツールスタンド26付
近に接近したとき、エアー調節によりホールド機構のシ
リンダー(図示せず)が作動し、ホルダー(図示せず)
を開放状態にする。そして、ホールド機構の挿入部に希
望する研磨工具の接続金具9を挿入し、これを掴む。こ
の接続金具9の環状溝部9aはホールド機構の凸部と嵌
合状態となり、ホールド機構内のほぼ中央の所定の位置
に収納され、接続金具9がホールド機構によって確実に
固定される。この研磨工具のジョイント機構と研磨工具
保持装置側のホールド機構との結合動作は制御盤21の
指令により行なわれる。
ト機構が装着されていない場合の動作について述べる。 この場合は、ロボット20の腕がツールスタンド26付
近に接近したとき、エアー調節によりホールド機構のシ
リンダー(図示せず)が作動し、ホルダー(図示せず)
を開放状態にする。そして、ホールド機構の挿入部に希
望する研磨工具の接続金具9を挿入し、これを掴む。こ
の接続金具9の環状溝部9aはホールド機構の凸部と嵌
合状態となり、ホールド機構内のほぼ中央の所定の位置
に収納され、接続金具9がホールド機構によって確実に
固定される。この研磨工具のジョイント機構と研磨工具
保持装置側のホールド機構との結合動作は制御盤21の
指令により行なわれる。
【0033】この後、ロボット20は研磨工具を装着し
た腕を定盤22の被研磨体1の上まで移動させ、被研磨
体1の研磨加工を行なう。この研磨加工動作も制御盤2
1からの指令により行なわれる。砥石2が被研磨体1に
接近すると、砥石2のホルダ3内に内蔵された磁石16
により、被研磨体1との間に吸引力が作用する。
た腕を定盤22の被研磨体1の上まで移動させ、被研磨
体1の研磨加工を行なう。この研磨加工動作も制御盤2
1からの指令により行なわれる。砥石2が被研磨体1に
接近すると、砥石2のホルダ3内に内蔵された磁石16
により、被研磨体1との間に吸引力が作用する。
【0034】一方、研磨工具3による研磨加工の最中は
、ホールド機構とジョイント機構とは結合状態が維持さ
れており、接続金具9のエアー接続口10から継手11
及びチューブ12を通してエアーが振動工具6に供給さ
れ、振動工具6の振動により、砥石2が振動する。ロボ
ット20の腕は被研磨体1の表面に沿って前後左右にく
まなく動くとともに、加工液槽24の加工液25をポン
プ(図示せず)によって吸上げ、ホース(図示せず)を
通して被研磨体1上に導き、加工液25を垂らしながら
被研磨体1を研磨する。これらの一連の動作も制御盤2
1によって全て制御される。
、ホールド機構とジョイント機構とは結合状態が維持さ
れており、接続金具9のエアー接続口10から継手11
及びチューブ12を通してエアーが振動工具6に供給さ
れ、振動工具6の振動により、砥石2が振動する。ロボ
ット20の腕は被研磨体1の表面に沿って前後左右にく
まなく動くとともに、加工液槽24の加工液25をポン
プ(図示せず)によって吸上げ、ホース(図示せず)を
通して被研磨体1上に導き、加工液25を垂らしながら
被研磨体1を研磨する。これらの一連の動作も制御盤2
1によって全て制御される。
【0035】研磨工具を交換する場合には、ロボット2
0の腕をツールスタンド26付近に移動させ、装着状態
にある研磨工具をツールスタンド26の所定の位置に収
納する。そして、エアー調節によりホールド機構のシリ
ンダー(図示せず)を開放状態にして、接続金具9をホ
ールド機構から抜き取ることにより、研磨工具を取外す
。
0の腕をツールスタンド26付近に移動させ、装着状態
にある研磨工具をツールスタンド26の所定の位置に収
納する。そして、エアー調節によりホールド機構のシリ
ンダー(図示せず)を開放状態にして、接続金具9をホ
ールド機構から抜き取ることにより、研磨工具を取外す
。
【0036】その後、別の研磨工具を装着するには、新
たな研磨工具の接続金具9をホールド機構の挿入部に挿
入し、上記と同様の動作により接続金具9を固定する。 このようにして、別の研磨工具との交換ができる。
たな研磨工具の接続金具9をホールド機構の挿入部に挿
入し、上記と同様の動作により接続金具9を固定する。 このようにして、別の研磨工具との交換ができる。
【0037】図6に示したような自動研磨装置と本実施
例の研磨工具を用いれば、研磨工具の着脱動作を自動で
、簡単に、しかも短時間で行なうことができる。したが
って、例えば、砥石2の形状及び粒度の異なる各種の研
磨工具をツールスタンド26に収納しておき、被研磨体
1の被研磨面に応じて研磨工具を適宜選定し、研磨加工
を行なうようなプログラムによる自動研磨ができる。 例えば、被研磨体1の被研磨面が平面の場合には、図4
の砥石及びホルダ部を有する研磨工具を使用し、被研磨
体1の被研磨面が曲面の場合には、図5の砥石及びホル
ダ部を有する研磨工具を使用する等して、研磨工具を適
宜選定し、適正な研磨加工を行なうことができる。或い
は、全て同一種類の研磨工具をツールスタンド26に収
納しておき、研磨加工による砥石2の消耗の度合に応じ
て適宜研磨工具を自動的に変換できるようにしてもよい
。この結果、研磨装置の自動化を促進でき、利用範囲が
拡大する。
例の研磨工具を用いれば、研磨工具の着脱動作を自動で
、簡単に、しかも短時間で行なうことができる。したが
って、例えば、砥石2の形状及び粒度の異なる各種の研
磨工具をツールスタンド26に収納しておき、被研磨体
1の被研磨面に応じて研磨工具を適宜選定し、研磨加工
を行なうようなプログラムによる自動研磨ができる。 例えば、被研磨体1の被研磨面が平面の場合には、図4
の砥石及びホルダ部を有する研磨工具を使用し、被研磨
体1の被研磨面が曲面の場合には、図5の砥石及びホル
ダ部を有する研磨工具を使用する等して、研磨工具を適
宜選定し、適正な研磨加工を行なうことができる。或い
は、全て同一種類の研磨工具をツールスタンド26に収
納しておき、研磨加工による砥石2の消耗の度合に応じ
て適宜研磨工具を自動的に変換できるようにしてもよい
。この結果、研磨装置の自動化を促進でき、利用範囲が
拡大する。
【0038】上記のように、各実施例の研磨工具は、被
研磨体1を研磨する砥石2と、前記砥石2を保持するホ
ルダ3が回動可能な状態で装着され、エアーを駆動源と
して所定の振動動作を行なう振動工具6と、前記振動工
具6の端部近傍に垂設され、側面部全周に設けた断面略
V字状の環状溝部と上面中央部に設けたエアー接続口1
0とを有し、研磨工具保持装置との着脱が可能な接続金
具9と、前記接続金具9のエアー接続口10から継手1
1を通して前記振動工具6にエアーを供給するチューブ
12とを備えている。
研磨体1を研磨する砥石2と、前記砥石2を保持するホ
ルダ3が回動可能な状態で装着され、エアーを駆動源と
して所定の振動動作を行なう振動工具6と、前記振動工
具6の端部近傍に垂設され、側面部全周に設けた断面略
V字状の環状溝部と上面中央部に設けたエアー接続口1
0とを有し、研磨工具保持装置との着脱が可能な接続金
具9と、前記接続金具9のエアー接続口10から継手1
1を通して前記振動工具6にエアーを供給するチューブ
12とを備えている。
【0039】したがって、エアーを駆動源として所定の
振動動作を行なう振動工具6に被研磨体1を研磨する砥
石2を保持するホルダ3が回動可能な状態で装着されて
いるので、被研磨体1の形状及び体勢に追従して砥石2
及びホルダ3が一体となって回動し、従来のように砥石
2の先端部が被研磨体1に密着していても、砥石2の後
端部が被研磨体1から浮き上る等の現象が起きず、砥石
2と被研磨体1との面接触による密着状態が維持できる
。このため、品質が一定で安定した研磨加工ができる。 また、前記振動工具6の端部近傍に、側面部全周に設け
た断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設けたエアー
接続口10とを有し、研磨工具保持装置との着脱が可能
な接続金具9が垂設され、前記接続金具9のエアー接続
口10から継手11を通して前記振動工具6にチューブ
12によってエアーが供給されるので、ロボットの可動
腕等の研磨工具保持装置(図示せず)への着脱動作が自
動で、簡単に行なえる。このため、研磨装置の自動化が
促進でき、作業性が向上する。
振動動作を行なう振動工具6に被研磨体1を研磨する砥
石2を保持するホルダ3が回動可能な状態で装着されて
いるので、被研磨体1の形状及び体勢に追従して砥石2
及びホルダ3が一体となって回動し、従来のように砥石
2の先端部が被研磨体1に密着していても、砥石2の後
端部が被研磨体1から浮き上る等の現象が起きず、砥石
2と被研磨体1との面接触による密着状態が維持できる
。このため、品質が一定で安定した研磨加工ができる。 また、前記振動工具6の端部近傍に、側面部全周に設け
た断面略V字状の環状溝部と上面中央部に設けたエアー
接続口10とを有し、研磨工具保持装置との着脱が可能
な接続金具9が垂設され、前記接続金具9のエアー接続
口10から継手11を通して前記振動工具6にチューブ
12によってエアーが供給されるので、ロボットの可動
腕等の研磨工具保持装置(図示せず)への着脱動作が自
動で、簡単に行なえる。このため、研磨装置の自動化が
促進でき、作業性が向上する。
【0040】ところで、上記実施例では研磨工具として
振動式のエアー工具を用いたものについて説明をしたが
、例えば、エアー工具であれば回転式等の他の方式の研
磨工具であってもよい。
振動式のエアー工具を用いたものについて説明をしたが
、例えば、エアー工具であれば回転式等の他の方式の研
磨工具であってもよい。
【0041】また、上記実施例では、ホルダ3部の磁石
16により被研磨体1との間に磁路19を形成し、磁気
吸引力により砥石2を被研磨体1に押圧して被研磨体1
を研磨する場合について説明をしたが、磁石16以外に
、バネまたはエアーを利用した押圧力によって砥石2を
被研磨体1に押圧するようにしてもよい。
16により被研磨体1との間に磁路19を形成し、磁気
吸引力により砥石2を被研磨体1に押圧して被研磨体1
を研磨する場合について説明をしたが、磁石16以外に
、バネまたはエアーを利用した押圧力によって砥石2を
被研磨体1に押圧するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の研磨工具
は、被研磨体を研磨する砥石と、エアーを駆動源として
所定の振動動作を行なう振動工具と、研磨工具保持装置
との着脱が可能な接続金具と、前記振動工具にエアーを
供給するチューブとを備え、振動工具に砥石の保持部が
回動可能な状態で装着されていることにより、被研磨体
の形状及び体勢に追従して砥石及び保持部が回動し、砥
石と被研磨体との密着状態が適正に維持できるので、品
質が一定で安定した研磨加工ができるとともに、前記振
動工具の端部近傍に、側面部全周に設けた断面略V字状
の環状溝部と上面中央部に設けたエアー接続口とを有す
る接続金具が垂設され、前記接続金具のエアー接続口か
ら継手を通して前記振動工具にチューブによってエアー
が供給されることにより、ロボットの可動腕等の研磨工
具保持装置への着脱動作が自動で、簡単に行なえるので
、研磨装置の自動化が促進でき、作業性が向上する。
は、被研磨体を研磨する砥石と、エアーを駆動源として
所定の振動動作を行なう振動工具と、研磨工具保持装置
との着脱が可能な接続金具と、前記振動工具にエアーを
供給するチューブとを備え、振動工具に砥石の保持部が
回動可能な状態で装着されていることにより、被研磨体
の形状及び体勢に追従して砥石及び保持部が回動し、砥
石と被研磨体との密着状態が適正に維持できるので、品
質が一定で安定した研磨加工ができるとともに、前記振
動工具の端部近傍に、側面部全周に設けた断面略V字状
の環状溝部と上面中央部に設けたエアー接続口とを有す
る接続金具が垂設され、前記接続金具のエアー接続口か
ら継手を通して前記振動工具にチューブによってエアー
が供給されることにより、ロボットの可動腕等の研磨工
具保持装置への着脱動作が自動で、簡単に行なえるので
、研磨装置の自動化が促進でき、作業性が向上する。
【図1】図1はこの発明の第一実施例である研磨工具を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】図2は図1の研磨工具を示す一部断面を含む側
面図である。
面図である。
【図3】図3は図2の研磨工具のA−A断面を示す断面
図である。
図である。
【図4】図4の(a)はこの発明の第二実施例である研
磨工具の砥石及びホルダ部を示す正面図、(b)は同じ
く研磨工具の砥石及びホルダ部を示す側面図、(c)は
同じく研磨工具の砥石及びホルダ部を示す底面図である
。
磨工具の砥石及びホルダ部を示す正面図、(b)は同じ
く研磨工具の砥石及びホルダ部を示す側面図、(c)は
同じく研磨工具の砥石及びホルダ部を示す底面図である
。
【図5】図5の(a)はこの発明の第三実施例である研
磨工具の砥石及びホルダ部を示す正面図、(b)は同じ
く研磨工具の砥石及びホルダ部を示す側面図、(c)は
同じく研磨工具の砥石及びホルダ部を示す底面図である
。
磨工具の砥石及びホルダ部を示す正面図、(b)は同じ
く研磨工具の砥石及びホルダ部を示す側面図、(c)は
同じく研磨工具の砥石及びホルダ部を示す底面図である
。
【図6】図6はこの発明の一実施例の研磨工具を備えた
自動研磨装置全体を示す斜視図である。
自動研磨装置全体を示す斜視図である。
【図7】図7は従来の研磨工具の使用例を示す斜視図で
ある。
ある。
1 被研磨体
2 砥石
3 ホルダ
6 振動工具
9 接続金具
9a 環状溝部
10 エアー接続口
11 継手
12 チューブ
16 磁石
19 磁路
Claims (1)
- 【請求項1】 被研磨体を研磨する砥石と、前記砥石
の保持部が回動可能な状態で装着され、エアーを駆動源
として所定の振動動作を行なう振動工具と、前記振動工
具の端部近傍に配設され、側面部全周に設けた断面略V
字状の環状溝部と上面中央部に設けたエアー接続口とを
有し、研磨工具保持装置との着脱が可能な接続金具と、
前記接続金具のエアー接続口から継手を通して前記振動
工具にエアーを供給するチューブとを具備することを特
徴とする研磨工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986491A JPH04283067A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 研磨工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986491A JPH04283067A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 研磨工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04283067A true JPH04283067A (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=12011088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986491A Pending JPH04283067A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 研磨工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04283067A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112276748A (zh) * | 2020-10-12 | 2021-01-29 | 宁波灵凡智远电子设备有限公司 | 立体变径支撑式管道打磨机器人整机 |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP1986491A patent/JPH04283067A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112276748A (zh) * | 2020-10-12 | 2021-01-29 | 宁波灵凡智远电子设备有限公司 | 立体变径支撑式管道打磨机器人整机 |
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