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JPH04230613A - 化粧用パック剤 - Google Patents

化粧用パック剤

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Publication number
JPH04230613A
JPH04230613A JP41586790A JP41586790A JPH04230613A JP H04230613 A JPH04230613 A JP H04230613A JP 41586790 A JP41586790 A JP 41586790A JP 41586790 A JP41586790 A JP 41586790A JP H04230613 A JPH04230613 A JP H04230613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
pack
pack material
good
cosmetic
Prior art date
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Granted
Application number
JP41586790A
Other languages
English (en)
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JP2946120B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yagi
浩 八木
Junsuke Koba
淳介 木場
Yoichi Mizuta
陽一 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Katakura Chikkarin Co Ltd
Original Assignee
Kao Corp
Katakura Chikkarin Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kao Corp, Katakura Chikkarin Co Ltd filed Critical Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N−サクシニルキトサ
ンを含有し、ゼリー保型性及びのび性が良好で、しかも
強靱な被膜形成性を有する化粧用パック剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】化粧用
パック剤(以下、単に「パック剤」という)は、肌の手
入れに使用され、その目的は、これを皮膚に塗布するこ
とにより一時的に外界と皮膚を遮断し、パック剤に含ま
れる水分及び皮下からもたらされる水分を角質層に保水
させて柔軟にし、パック剤の乾燥中には皮膚に適度の緊
張感を与え、さらにパック剤除去時に皮膚に付着した汚
垢を除去して清浄にすることなどである。これらの目的
を達成するため、パック剤には、主に顔面などの皮膚に
塗布する時に被膜を形成し、これをはがすもの(ピール
オフタイプ)、皮膚に塗布するときに皮膜を形成するか
又はしないもので洗い流すもの(ウォッシュオフタイプ
)がある。
【0003】近年、使用の利便さ、効果などの点からピ
ールオフタイプのパック剤が好適に使用されている。そ
して、従来のピールオフタイプのパック剤は、被膜剤、
保湿剤、粉末、油性成分、エタノール、水などを含有し
、その多くはゼリー状である。
【0004】しかしながら、これら従来のパック剤は、
良好なチクソトロピー性を得ることはできず、ゼリー保
型性と皮膚上ののび性の両性能を満足することは困難で
あった。すなわち、パック剤ののびを良好にするために
は、粘度を低くするために皮膜剤の量を減らさなければ
ならず、その結果ゼリー保型性が劣化して指にとれにく
くなり、一方、パック剤のゼリー保型性を良好にするた
めには被膜剤の量を増やさなければならず、その結果粘
度が上昇して皮膚に塗布する際ののびが著しく低下する
という欠点があった。
【0005】また、これらの欠点を改善すべく、カルボ
キシメチルセルロースナトリウム、コラーゲン、キサン
タンガムなどを補助的に添加しているが、いずれも実用
上満足できるものではなかった。
【0006】さらに、パック剤ははがす際に均一な剥離
が困難であり、端に残ってしまうという問題もある。こ
れを改善するには皮膜性を向上させることが必要であり
、そのために皮膜剤の量を増大させると、粘度が上昇し
て皮膚に塗布する際ののびが著しく低下するという欠点
があった。
【0007】従って、ゼリー保型性とのび性に優れ、し
かも強靱な皮膜形成性を有するパック剤が望まれていた
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行なった結果、N−サクシニルキ
トサンと皮膜形成性高分子を併用すれば、ゼリー保型性
とのび性に優れ、しかも強靱な皮膜形成性を有するパッ
ク剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は、(A) N−サクシ
ニルキトサン、及び(B) 皮膜形成性高分子を含有す
ることを特徴とする化粧用パック剤を提供するものであ
る。
【0010】本発明に用いられる(A) 成分のN−サ
クシニルキトサンとしては、次式
【化1】 (式中、mは1以上の整数を示す)で表わされるN−サ
クシニルキトサン単位の含量が60%以上であり、これ
らの1%水溶液の粘度が2〜2,000 cpのものが
好ましい。
【0011】これらN−サクシニルキトサンは、1種又
は2種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に
0.001 〜10重量%、特に0.005 〜5重量
%配合するのが好ましい。
【0012】(B) 成分の皮膜形成性高分子としては
、例えばポリビニルアルコール、ビニルアルコールとア
ルキルビニルエーテルの共重合体、樹脂エマルジョンな
どが挙げられ、特にポリビニルアルコールが好ましい。 ポリビニルアルコールとしては、分子量20,000〜
150,000 、ケン化度75〜95%のものが好ま
しく、市販品としてはゴーセノールEGシリーズ(日本
合成化学工業(株)製)などが挙げられる。ビニルアル
コールとアルキルビニルエーテルの共重合体としては、
特開昭60−94904号公報に示されるようなビニル
アルコールモノマー単位98〜80モル%及び炭素数1
〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキルビニルエーテルモノマ
ー単位2〜20モル%からなる共重合体で、平均分子量
30,000〜200,000 のものが好ましい。ま
た樹脂エマルジョンとしては、酢酸ビニルエマルジョン
、イソプレンゴムラテックス、アクリル樹脂エマルジョ
ン、酢酸ビニルアクリル酸エステル、ポリブタジエンラ
テックス、スチレン−ブタジエン共重合体などが挙げら
れる。
【0013】これら皮膜形成性高分子は、高分子固形分
として、全組成中に5〜50重量%、特に5〜40重量
%配合するのが好ましい。5重量%未満では皮膜形成が
困難であり、50重量%を超えると水の配合量が少なく
なり、高粘度となるため使用上のばしにくいなどの欠点
が生じ、また製造も困難になるため好ましくない。
【0014】本発明のパック剤は、前記必須成分のほか
、通常の化粧料に用いられる成分、例えばエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、それ以上のポリエチレングリコール類、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、それ以上のポリ
プロピレングリコール類、1,3−ブチレングリコール
、1,4−ブチレングリコール等のブチレングリコール
類、グリセリン、ジグリセリン、それ以上のポリグリセ
リン類、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、
マルチトール等の糖アルコール類、グリセリン類のエチ
レンオキシド(以下、EOと略記)、プロピレンオキシ
ド(以下、POと略記)付加物、糖アルコール類のEO
、PO付加物、ガラクトース、グルコース、フルクトー
ス等の単糖類とそのEO、PO付加物、マルトース、ラ
クトース等の多糖類とそのEO、PO付加物などの多価
アルコール;流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、
固形パラフィン等の炭化水素、オリーブ油、ホホバ油、
月見草油、ヤシ油、牛脂等の天然油、イソプロピルミリ
ステート、セチルイソオクタノエート、ジカプリン酸ネ
オペンチルグリコールなどのエステル油、メチルシリコ
ン、メチルフェニルシリコン等のシリコン油、イソステ
アリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸などの油性成分;
POE アルキルエーテル、POE 分岐アルキルエー
テル、POE ソルビタンエステル、POE グリセリ
ン脂肪酸エステル、POE 硬化ヒマシ油、ソルビタン
エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステルなどの界面活性剤;ビタミン類、消炎剤
、殺菌剤、賦活剤、紫外線吸収剤などの薬剤;モンモリ
ナイト、サポナイト、ヘクライト、ビーガム、クニビア
、スメクトンなどの水膨潤性粘度鉱物;カラギーナン、
キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、プルラン、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
等の多糖類、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピ
ロリドン等の合成高分子などの他の高分子;酸化チタン
、カオリン、マイカ、セリサイト、亜鉛華、タルク等の
体質顔料、ポリメチルメタクリル酸、ナイロンパウダー
等の高分子粉体などの顔料等を、本発明の効果を損なわ
ない範囲で適宜配合することができる。
【0015】本発明のパック剤は、通常の方法により製
造することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明のパック剤は、ゼリー保型性及び
のび性が良好で、しかも強靱な皮膜形成性を有するもの
である。従って、指どれが良く、液だれすることもなく
、さらにピールオフする際にもパック剤が端に残ること
なく均一で良好な剥離が可能である。
【0017】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をさらに説明す
る。 実施例1 表1に示す組成のパック剤を製造し、その使用性につい
て評価した。結果を表1に示す。 (製法)成分1〜10及び12〜17を加熱混合、溶解
し、40℃まで冷却した後、成分11を混合し、室温ま
で冷却してパック剤を得た。 (評価方法)専門パネラーにパック剤を使用してもらい
、のばしやすさ、液だれ、はがしやすさ及び皮膜の強靱
さについて評価し、下記の基準で判定した。 1.パック剤ののばしやすさ ◎:専門パネラーの80%以上がのばしやすいと満足し
ていた。 ○:専門パネラーの50%以上がのばしやすいと満足し
ていた。 ×:専門パネラーの50%未満しかのばしやすいと満足
しなかった。 2.パック剤の液だれ ◎:専門パネラーの80%以上が液だれしないと満足し
ていた。 ○:専門パネラーの50%以上が液だれしないと満足し
ていた。 ×:専門パネラーの50%未満しか液だれしないと満足
しなかった。 3.パック剤のはがしやすさ ◎:専門パネラーの80%以上が端に残らないと満足し
ていた。 ○:専門パネラーの50%以上が端に残らないと満足し
ていた。 ×:専門パネラーの50%未満しか端に残らないと満足
しなかった。 4.パック剤の皮膜の強靱さ ◎:専門パネラーの80%以上が膜が強いと満足してい
た。 ○:専門パネラーの50%以上が膜が強いと満足してい
た。 ×:専門パネラーの50%未満しか膜が強いと満足しな
かった。
【0018】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (A) N−サクシニルキトサン、及
    び(B) 被膜形成性高分子を含有することを特徴とす
    る化粧用パック剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0940518A (ja) * 1995-07-25 1997-02-10 Ahabuii Keshohin:Kk 化粧料
JPH11124324A (ja) * 1997-10-17 1999-05-11 Tosco Co Ltd アトピー性皮膚炎症用化粧料
KR100589958B1 (ko) * 1998-12-31 2006-10-31 주식회사 엘지생활건강 필 오프 타입 팩 화장료 조성물
CN107987439A (zh) * 2017-12-19 2018-05-04 武汉理工大学 一种聚乙烯醇基抗菌水凝胶及其制备方法和应用

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CN107987439B (zh) * 2017-12-19 2020-11-17 武汉理工大学 一种聚乙烯醇基抗菌水凝胶及其制备方法和应用

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