JPH04223846A - 生産ラインの作業指示装置および搬送制御装置 - Google Patents
生産ラインの作業指示装置および搬送制御装置Info
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- JPH04223846A JPH04223846A JP2405302A JP40530290A JPH04223846A JP H04223846 A JPH04223846 A JP H04223846A JP 2405302 A JP2405302 A JP 2405302A JP 40530290 A JP40530290 A JP 40530290A JP H04223846 A JPH04223846 A JP H04223846A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 142
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- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract description 6
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P21/00—Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control
- B23P21/004—Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control the units passing two or more work-stations whilst being composed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q41/00—Combinations or associations of metal-working machines not directed to a particular result according to classes B21, B23, or B24
- B23Q41/08—Features relating to maintenance of efficient operation
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/418—Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
- G05B19/41865—Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM] characterised by job scheduling, process planning, material flow
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P2700/00—Indexing scheme relating to the articles being treated, e.g. manufactured, repaired, assembled, connected or other operations covered in the subgroups
- B23P2700/50—Other automobile vehicle parts, i.e. manufactured in assembly lines
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種部品を複数の工程
で選択的に組み合わせる加工を行うことにより完成品を
生産する生産ラインに関し、特に各工程における加工作
業および倉庫・各工程間の搬送作業を効率よく行うこと
ができる生産システムの具現に関する
で選択的に組み合わせる加工を行うことにより完成品を
生産する生産ラインに関し、特に各工程における加工作
業および倉庫・各工程間の搬送作業を効率よく行うこと
ができる生産システムの具現に関する
【0002】。
【従来の技術】1種類の素材から出発して該素材に切削
等の機械加工を順次行い製品を完成させるような機械加
工ラインにおいては図10に示すような工程表が作成さ
れ、これに基づき機械加工ラインは稼働する。すなわち
、同図には品番“1”の製品は工程“1”で機械加工A
を行い、工程“2”で機械加工Bを行い、最後に工程“
3”で洗浄を行うことにより完成するという具合に、以
下品番“2”、“3”、“4”…の加工手順が示されて
いる。このように機械加工ラインの場合は複数の部品を
組み合わせて半成品を得るという工程がないため、各工
程における半成品は出発点となる部品の品番を指示する
ことで足りることになる。たとえば、品番“1”の製品
を作成する工程“2”においては「前工程“1”にある
品番“1”の半成品を自工程“2”に搬送してくる。」
、そして「搬送してきた品番“1”の半成品に機械加工
Bを施すことにより品番“1”の半成品を作成する。」
、そして「次工程“3”に品番“1”の半成品を搬送す
る。」というように単一部品“1”の品番を示し作業指
示を行うことで一連の搬送および加工作業が行われる
等の機械加工を順次行い製品を完成させるような機械加
工ラインにおいては図10に示すような工程表が作成さ
れ、これに基づき機械加工ラインは稼働する。すなわち
、同図には品番“1”の製品は工程“1”で機械加工A
を行い、工程“2”で機械加工Bを行い、最後に工程“
3”で洗浄を行うことにより完成するという具合に、以
下品番“2”、“3”、“4”…の加工手順が示されて
いる。このように機械加工ラインの場合は複数の部品を
組み合わせて半成品を得るという工程がないため、各工
程における半成品は出発点となる部品の品番を指示する
ことで足りることになる。たとえば、品番“1”の製品
を作成する工程“2”においては「前工程“1”にある
品番“1”の半成品を自工程“2”に搬送してくる。」
、そして「搬送してきた品番“1”の半成品に機械加工
Bを施すことにより品番“1”の半成品を作成する。」
、そして「次工程“3”に品番“1”の半成品を搬送す
る。」というように単一部品“1”の品番を示し作業指
示を行うことで一連の搬送および加工作業が行われる
【0003】。
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の生
産ラインのように各種部品を複数の工程で選択的に組み
合わせる加工を行うことにより完成品を生産するものに
あっては、ある工程において前段までの工程で得られた
半成品または部品が複数組み合わされて(組立、溶接等
の加工が施されて)新たな半成品が得られる。したがっ
て、上記機械加工ラインのように最小単位の部品につい
てのみ品番が付与されていたのでは、半成品を、該半成
品を構成する部品の複数の品番で特定するしかない。こ
のため、上記工程表の作成処理が複雑になるとともに、
搬送および加工作業の処理の効率が損なわれることとな
っていた。
産ラインのように各種部品を複数の工程で選択的に組み
合わせる加工を行うことにより完成品を生産するものに
あっては、ある工程において前段までの工程で得られた
半成品または部品が複数組み合わされて(組立、溶接等
の加工が施されて)新たな半成品が得られる。したがっ
て、上記機械加工ラインのように最小単位の部品につい
てのみ品番が付与されていたのでは、半成品を、該半成
品を構成する部品の複数の品番で特定するしかない。こ
のため、上記工程表の作成処理が複雑になるとともに、
搬送および加工作業の処理の効率が損なわれることとな
っていた。
【0004】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、各種部品を複数の工程で選択的に組み合わせ
る加工を行うことにより完成品を生産する生産ラインを
効率よく稼働するための作業指示装置および搬送制御装
置を提供することをその目的としている。
のであり、各種部品を複数の工程で選択的に組み合わせ
る加工を行うことにより完成品を生産する生産ラインを
効率よく稼働するための作業指示装置および搬送制御装
置を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の第1
発明では、倉庫に載置された各種部品を複数の工程で選
択的に組み合わせる加工を行うことにより完成品を生産
する生産ラインにおいて、前記部品の種類を示す品番を
設定するとともに、前記複数の工程の各段階で加工され
るべき半成品の種類ごとに品番を設定する第1の設定手
段と、前記部品および半成品の品番に対応してこれら部
品および半成品を供給する倉庫および工程を示す供給元
識別符号を設定する第2の設定手段と、前記部品および
半成品の品番に対応して当該部品および半成品が次に組
み合わせ加工されるべき工程を示す供給先識別符号を設
定する第3の設定手段と、これら第1、第2および第3
の設定手段の設定内容に基づき供給元識別符号で示され
る倉庫または工程に対して当該供給元識別符号に対応す
る品番を送信するとともに、供給先識別符号で示される
工程に対して当該供給先識別符号に対応する品番および
該品番に対応する供給元識別符号を送信する送信手段と
を有した上位システムと、前記倉庫および複数の工程ご
とに設けられ、前記上位システムから送信された内容を
表示する表示手段とを具え、該表示手段の表示内容に基
づき加工作業を指示するとともに前記部品および半成品
の搬送作業を指示するようにしている。また、第1、第
2および第3の設定手段の設定内容に基づき供給元識別
符号で示される倉庫または工程に対して当該供給元識別
符号に対応する品番および該品番に対応する供給先識別
符号を送信するとともに、供給先識別符号で示される工
程に対して当該供給先識別符号に対応する品番を送信す
る送信手段とを有した上位システムと、前記倉庫および
複数の工程ごとに設けられ、前記上位システムから送信
された内容を表示する表示手段とを具え、該表示手段の
表示内容に基づき加工作業を指示するとともに前記部品
および半成品の搬送作業を指示するようにしている。
発明では、倉庫に載置された各種部品を複数の工程で選
択的に組み合わせる加工を行うことにより完成品を生産
する生産ラインにおいて、前記部品の種類を示す品番を
設定するとともに、前記複数の工程の各段階で加工され
るべき半成品の種類ごとに品番を設定する第1の設定手
段と、前記部品および半成品の品番に対応してこれら部
品および半成品を供給する倉庫および工程を示す供給元
識別符号を設定する第2の設定手段と、前記部品および
半成品の品番に対応して当該部品および半成品が次に組
み合わせ加工されるべき工程を示す供給先識別符号を設
定する第3の設定手段と、これら第1、第2および第3
の設定手段の設定内容に基づき供給元識別符号で示され
る倉庫または工程に対して当該供給元識別符号に対応す
る品番を送信するとともに、供給先識別符号で示される
工程に対して当該供給先識別符号に対応する品番および
該品番に対応する供給元識別符号を送信する送信手段と
を有した上位システムと、前記倉庫および複数の工程ご
とに設けられ、前記上位システムから送信された内容を
表示する表示手段とを具え、該表示手段の表示内容に基
づき加工作業を指示するとともに前記部品および半成品
の搬送作業を指示するようにしている。また、第1、第
2および第3の設定手段の設定内容に基づき供給元識別
符号で示される倉庫または工程に対して当該供給元識別
符号に対応する品番および該品番に対応する供給先識別
符号を送信するとともに、供給先識別符号で示される工
程に対して当該供給先識別符号に対応する品番を送信す
る送信手段とを有した上位システムと、前記倉庫および
複数の工程ごとに設けられ、前記上位システムから送信
された内容を表示する表示手段とを具え、該表示手段の
表示内容に基づき加工作業を指示するとともに前記部品
および半成品の搬送作業を指示するようにしている。
【0006】また、この発明の第2発明では、上記第1
発明と同じ第1、第2および第3の設定手段、送信手段
を上位システムに具えている。そして、搬送指令入力に
応じて前記倉庫および複数の工程間で前記部品および半
成品を搬送する搬送手段を具え、さらに前記倉庫および
複数の工程ごとに、前記上位システムから送信された内
容に基づき供給元識別符号で示される倉庫または工程に
対して対応する品番の部品および半成品の要求指令を出
力するとともに、要求指令が入力された場合に要求され
た品番の部品および半成品を要求指令を出力した工程に
搬送するための搬送指令を前記搬送手段に出力する手段
を具えるようにしている。また、倉庫および複数の工程
ごとに、前記上位システムから送信された内容に基づき
供給先識別符号で示される工程に対して対応する品番の
部品および半成品の供給指令を出力するとともに、供給
指令が入力された場合に供給されるべき品番の部品およ
び半成品を供給指令を出力した工程または倉庫から搬送
してくるための搬送指令を前記搬送手段に出力する手段
を具えるようにしている。
発明と同じ第1、第2および第3の設定手段、送信手段
を上位システムに具えている。そして、搬送指令入力に
応じて前記倉庫および複数の工程間で前記部品および半
成品を搬送する搬送手段を具え、さらに前記倉庫および
複数の工程ごとに、前記上位システムから送信された内
容に基づき供給元識別符号で示される倉庫または工程に
対して対応する品番の部品および半成品の要求指令を出
力するとともに、要求指令が入力された場合に要求され
た品番の部品および半成品を要求指令を出力した工程に
搬送するための搬送指令を前記搬送手段に出力する手段
を具えるようにしている。また、倉庫および複数の工程
ごとに、前記上位システムから送信された内容に基づき
供給先識別符号で示される工程に対して対応する品番の
部品および半成品の供給指令を出力するとともに、供給
指令が入力された場合に供給されるべき品番の部品およ
び半成品を供給指令を出力した工程または倉庫から搬送
してくるための搬送指令を前記搬送手段に出力する手段
を具えるようにしている。
【0007】
【作用】すなわち、かかる第1発明の構成によれば、上
位システムにおいて、完成品の最小単位である部品ばか
りでなく、各工程の段階で得られる半成品も単一の部品
として見做され、新たに品番が付与される。これととも
に、各品番ごとにその供給元(部品であれば倉庫、半成
品であればこの半成品を作成すべき工程)を識別する符
号が付与される。さらに各品番ごとにその供給先(つぎ
に加工されるべき工程)を識別する符号が付与される。 そして上位システムから各工程および倉庫に対して自工
程における組立に必要な部品または半成品の品番および
その供給元識別符号が送信されるとともに、自工程で組
み立てられる半成品または部品の品番が送信される。各
工程では送信内容を表示手段に表示することにより、自
工程における組立に必要な品番の部品または半成品を供
給元識別符号で示される工程または倉庫から容易に搬送
してくることが可能となる。さらに、組立に必要な部品
および半成品の品番および組み立てるべき半成品の品番
が表示されるので加工の段取り等を効率よく行うことが
できるようになる。また、上位システムから各工程およ
び倉庫に対して自工程における組立に必要な部品または
半成品の品番が送信されるとともに、自工程で組み立て
られる半成品または部品の品番およびその供給先識別符
号が送信される。各工程および倉庫では送信内容を表示
手段に表示することにより、自工程で組み立てられた品
番の部品または半成品を供給先識別符号で示される工程
に容易に搬送することが可能となる。また、組立に必要
な部品および半成品の品番および組み立てるべき半成品
の品番が表示されるので加工の段取り等を効率よく行う
ことができるようになる。
位システムにおいて、完成品の最小単位である部品ばか
りでなく、各工程の段階で得られる半成品も単一の部品
として見做され、新たに品番が付与される。これととも
に、各品番ごとにその供給元(部品であれば倉庫、半成
品であればこの半成品を作成すべき工程)を識別する符
号が付与される。さらに各品番ごとにその供給先(つぎ
に加工されるべき工程)を識別する符号が付与される。 そして上位システムから各工程および倉庫に対して自工
程における組立に必要な部品または半成品の品番および
その供給元識別符号が送信されるとともに、自工程で組
み立てられる半成品または部品の品番が送信される。各
工程では送信内容を表示手段に表示することにより、自
工程における組立に必要な品番の部品または半成品を供
給元識別符号で示される工程または倉庫から容易に搬送
してくることが可能となる。さらに、組立に必要な部品
および半成品の品番および組み立てるべき半成品の品番
が表示されるので加工の段取り等を効率よく行うことが
できるようになる。また、上位システムから各工程およ
び倉庫に対して自工程における組立に必要な部品または
半成品の品番が送信されるとともに、自工程で組み立て
られる半成品または部品の品番およびその供給先識別符
号が送信される。各工程および倉庫では送信内容を表示
手段に表示することにより、自工程で組み立てられた品
番の部品または半成品を供給先識別符号で示される工程
に容易に搬送することが可能となる。また、組立に必要
な部品および半成品の品番および組み立てるべき半成品
の品番が表示されるので加工の段取り等を効率よく行う
ことができるようになる。
【0008】また、第2発明の構成によれば、各工程で
は送信内容から自工程における組立に必要な部品または
半成品の供給元が供給元識別符号でわかるので、当該品
番の部品または半成品を自工程に搬送してくるよう供給
元識別符号で示される倉庫または工程に対して搬送要求
指令を出すことができる。そして、搬送要求指令を受け
取った工程または倉庫は要求のあった工程に自工程で作
成された半成品または部品を供給するよう搬送手段に搬
送指令を出すことができる。また各工程および倉庫では
送信内容から自工程で組み立てた部品または半成品の供
給先が供給先識別符号でわかるので、当該供給先識別符
号で示される工程に対して供給指令を出すことができる
。そして、供給指令を受け取った工程は供給元の工程ま
たは倉庫から自工程に半成品または部品を供給してくる
よう搬送手段に搬送指令を出すことができる。これによ
り各工程において必要な部品または半成品が容易に効率
よく供給される。
は送信内容から自工程における組立に必要な部品または
半成品の供給元が供給元識別符号でわかるので、当該品
番の部品または半成品を自工程に搬送してくるよう供給
元識別符号で示される倉庫または工程に対して搬送要求
指令を出すことができる。そして、搬送要求指令を受け
取った工程または倉庫は要求のあった工程に自工程で作
成された半成品または部品を供給するよう搬送手段に搬
送指令を出すことができる。また各工程および倉庫では
送信内容から自工程で組み立てた部品または半成品の供
給先が供給先識別符号でわかるので、当該供給先識別符
号で示される工程に対して供給指令を出すことができる
。そして、供給指令を受け取った工程は供給元の工程ま
たは倉庫から自工程に半成品または部品を供給してくる
よう搬送手段に搬送指令を出すことができる。これによ
り各工程において必要な部品または半成品が容易に効率
よく供給される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る生産ライ
ンの作業指示装置および搬送制御装置の実施例について
説明する。
ンの作業指示装置および搬送制御装置の実施例について
説明する。
【0010】なお、実施例では生産ラインとして自動車
の生産ラインを想定している。図2は自動車を生産する
生産ラインのライン構成を概念的に示したものであり、
同図に示すように大きくは、自動車を生産するための最
小単位である各種部品が載置され、後述する搬送制御装
置9により部品の入出庫が自動的に行われる自動倉庫0
と、自動倉庫0から所定の部品が搬送され、これら所定
の部品をひとまとめにパレタイジングするキット場1と
、自動倉庫0から搬送された部品およびキット場1でパ
レタイジングされて搬送された部品の集合(これを便宜
上半成品という)同志を締め付け、接着等により組立加
工することによりエンジン等の半成品を作成するサブラ
イン2と、自動倉庫0から搬送された部品およびキット
場1でパレタイジングされた半成品およびサブライン2
で組立加工された半成品同志をさらに組立加工すること
により完成品である自動車を作成するメインライン3と
から構成されている。なお、実施例では説明の便宜のた
めサブライン2は1つである等ライン構成を簡略化して
いる。自動倉庫0、キット場1、サブライン2、メイン
ライン3間は、これら間を搬送指令に応じて部品および
半成品を載せて搬送する無人搬送車の搬送路により接続
されている。この無人搬送車は図1で後述する搬送制御
装置9により走行制御される。キット場1は自動倉庫0
から搬送される部品の種類に応じて搬送車のステ−ショ
ン110、120、130、140を有し、またサブラ
イン2はキット場1から搬送される半成品および自動倉
庫0から搬送される部品の種類に応じて搬送車のステ−
ション210、220を有し、またメインライン3はサ
ブライン2から搬送される半成品およびキット場1から
搬送される半成品および自動倉庫0から搬送される部品
の種類に応じて搬送車のステ−ション310、320、
330を有している。
の生産ラインを想定している。図2は自動車を生産する
生産ラインのライン構成を概念的に示したものであり、
同図に示すように大きくは、自動車を生産するための最
小単位である各種部品が載置され、後述する搬送制御装
置9により部品の入出庫が自動的に行われる自動倉庫0
と、自動倉庫0から所定の部品が搬送され、これら所定
の部品をひとまとめにパレタイジングするキット場1と
、自動倉庫0から搬送された部品およびキット場1でパ
レタイジングされて搬送された部品の集合(これを便宜
上半成品という)同志を締め付け、接着等により組立加
工することによりエンジン等の半成品を作成するサブラ
イン2と、自動倉庫0から搬送された部品およびキット
場1でパレタイジングされた半成品およびサブライン2
で組立加工された半成品同志をさらに組立加工すること
により完成品である自動車を作成するメインライン3と
から構成されている。なお、実施例では説明の便宜のた
めサブライン2は1つである等ライン構成を簡略化して
いる。自動倉庫0、キット場1、サブライン2、メイン
ライン3間は、これら間を搬送指令に応じて部品および
半成品を載せて搬送する無人搬送車の搬送路により接続
されている。この無人搬送車は図1で後述する搬送制御
装置9により走行制御される。キット場1は自動倉庫0
から搬送される部品の種類に応じて搬送車のステ−ショ
ン110、120、130、140を有し、またサブラ
イン2はキット場1から搬送される半成品および自動倉
庫0から搬送される部品の種類に応じて搬送車のステ−
ション210、220を有し、またメインライン3はサ
ブライン2から搬送される半成品およびキット場1から
搬送される半成品および自動倉庫0から搬送される部品
の種類に応じて搬送車のステ−ション310、320、
330を有している。
【0011】図1は図2の生産ラインのシステム構成を
示すものであり、大きくは、生産ラインの生産計画に基
づき自動倉庫0で必要な入庫計画デ−タを作成するとと
もに、キット場1、サブライン2、メインライン3の各
工程で必要な工程ごとの実行計画デ−タを作成して自動
倉庫0、キット場1、サブライン2、メインライン3を
統括制御する上位システム4と、上位システム4で作成
された実行計画デ−タの内容に基づきメインライン3を
管理するメインライン管理システム5と、上位システム
4で作成された実行計画デ−タの内容に基づきサブライ
ン2を管理するサブライン管理システム6と、上位シス
テム4で作成された実行計画デ−タの内容に基づきキッ
ト場1を管理するキット場管理システム7と、上位シス
テム4で作成された入庫計画デ−タに基づき自動倉庫0
内の部品の種別、数量、載置位置等を管理する自動倉庫
管理システム8と、サブライン管理システム6とキット
場管理システム7と自動倉庫管理システム8から出力さ
れる搬送指令に応じて上記無人搬送車の走行制御を行う
とともに、自動倉庫管理システム8から出力される入出
庫指令に応じて自動倉庫0の入出庫制御を行う搬送制御
装置9とから構成されている。なお、システム4〜8は
ハ−ド的にはコンピュ−タを中心に構成されており、こ
れらシステム4〜8間は実線の矢印で示すように有線ま
たは無線によりネットワ−ク化されている。すなわち、
上位システム4は送信部41を有しており、実行計画デ
−タを各システム5〜7に、また入庫計画デ−タをシス
テム8に送信する。システム5、6、7もそれぞれ送信
部51、61、71を有しており、後述する要求指令を
それぞれ下位システムに送信する。システム5、6、7
、8はそれぞれ表示部52、62、72、82を有して
おり、入力された実行計画デ−タおよび入庫計画デ−タ
の内容を画面上に表示する。これら表示部52、62、
72、82はオペレ−タから容易に視認される態様でメ
インライン3、サブライン2、キット場1、自動倉庫0
に付設されるものとする。
示すものであり、大きくは、生産ラインの生産計画に基
づき自動倉庫0で必要な入庫計画デ−タを作成するとと
もに、キット場1、サブライン2、メインライン3の各
工程で必要な工程ごとの実行計画デ−タを作成して自動
倉庫0、キット場1、サブライン2、メインライン3を
統括制御する上位システム4と、上位システム4で作成
された実行計画デ−タの内容に基づきメインライン3を
管理するメインライン管理システム5と、上位システム
4で作成された実行計画デ−タの内容に基づきサブライ
ン2を管理するサブライン管理システム6と、上位シス
テム4で作成された実行計画デ−タの内容に基づきキッ
ト場1を管理するキット場管理システム7と、上位シス
テム4で作成された入庫計画デ−タに基づき自動倉庫0
内の部品の種別、数量、載置位置等を管理する自動倉庫
管理システム8と、サブライン管理システム6とキット
場管理システム7と自動倉庫管理システム8から出力さ
れる搬送指令に応じて上記無人搬送車の走行制御を行う
とともに、自動倉庫管理システム8から出力される入出
庫指令に応じて自動倉庫0の入出庫制御を行う搬送制御
装置9とから構成されている。なお、システム4〜8は
ハ−ド的にはコンピュ−タを中心に構成されており、こ
れらシステム4〜8間は実線の矢印で示すように有線ま
たは無線によりネットワ−ク化されている。すなわち、
上位システム4は送信部41を有しており、実行計画デ
−タを各システム5〜7に、また入庫計画デ−タをシス
テム8に送信する。システム5、6、7もそれぞれ送信
部51、61、71を有しており、後述する要求指令を
それぞれ下位システムに送信する。システム5、6、7
、8はそれぞれ表示部52、62、72、82を有して
おり、入力された実行計画デ−タおよび入庫計画デ−タ
の内容を画面上に表示する。これら表示部52、62、
72、82はオペレ−タから容易に視認される態様でメ
インライン3、サブライン2、キット場1、自動倉庫0
に付設されるものとする。
【0012】以下、各システム4〜8で行われる処理に
ついて図3のフロ−チャ−トを併せ参照して説明する。
ついて図3のフロ−チャ−トを併せ参照して説明する。
【0013】まず、上位システム4の処理内容について
説明する。
説明する。
【0014】・部品構成表の作成
いま、品番XXX、品番YYY、品番ZZZ…等多種類
の自動車を生産する場合を想定する。
の自動車を生産する場合を想定する。
【0015】まず、生産すべきこれら製品を構成する部
品に関するデ−タに基づき品番XXX、品番YYY、品
番ZZZ…を構成する部品および半成品の流れを示す部
品構成表が製品種類ごとに作成される。代表して品番X
XXを構成する部品および半成品の流れを部品構成表と
して示せば図4のごとくなる(図2にラインにおける供
給経路を示す)。括弧内は部品または半成品が搬送車に
よって供給される上記ステ−ションの識別番号を示す。 すなわち、自動倉庫0には品番01001〜01007
の部品が載置されていて、これを基にしてメインライン
3で最終的に品番XXXの製品がラインアウトされる。 ここで、同図から明らかなようにキット場1では品番0
1001と01002の部品を組み合わせて半成品が得
られるが、ここでこの半成品に新たに品番11001を
設定する。同様にしてキット場1で品番01004と0
1005と01006の部品を組み合わせてできる半成
品に品番11002を、サブライン2で品番11001
の半成品と品番01003の部品を組み合わせてできる
半成品に品番12001をそれぞれ設定する。ここで部
品および半成品の品番の上位2桁は以下のようにこれら
部品および半成品が得られ、載置されておかれる場所と
してコ−ド化されている。
品に関するデ−タに基づき品番XXX、品番YYY、品
番ZZZ…を構成する部品および半成品の流れを示す部
品構成表が製品種類ごとに作成される。代表して品番X
XXを構成する部品および半成品の流れを部品構成表と
して示せば図4のごとくなる(図2にラインにおける供
給経路を示す)。括弧内は部品または半成品が搬送車に
よって供給される上記ステ−ションの識別番号を示す。 すなわち、自動倉庫0には品番01001〜01007
の部品が載置されていて、これを基にしてメインライン
3で最終的に品番XXXの製品がラインアウトされる。 ここで、同図から明らかなようにキット場1では品番0
1001と01002の部品を組み合わせて半成品が得
られるが、ここでこの半成品に新たに品番11001を
設定する。同様にしてキット場1で品番01004と0
1005と01006の部品を組み合わせてできる半成
品に品番11002を、サブライン2で品番11001
の半成品と品番01003の部品を組み合わせてできる
半成品に品番12001をそれぞれ設定する。ここで部
品および半成品の品番の上位2桁は以下のようにこれら
部品および半成品が得られ、載置されておかれる場所と
してコ−ド化されている。
【0016】
01=自動倉庫0
11=キット場1
12=サブライン2
…(1)以下、この番号を供給元識別番号という。これ
より、たとえば、品番12001の半成品は12で示さ
れるサブライン2で加工され、載置されておかれるとい
う情報を得ることできる。
…(1)以下、この番号を供給元識別番号という。これ
より、たとえば、品番12001の半成品は12で示さ
れるサブライン2で加工され、載置されておかれるとい
う情報を得ることできる。
【0017】また、部品および半成品の品番ごとにつぎ
の供給先、つまりつぎに加工が行われるべき工程および
そのステ−ションを識別するための3桁の供給先識別番
号が図4の括弧内に示すように設定される。ここで、こ
の3桁の供給先識別番号の上位1桁の番号は供給先の工
程を以下のような対応関係で意味する。
の供給先、つまりつぎに加工が行われるべき工程および
そのステ−ションを識別するための3桁の供給先識別番
号が図4の括弧内に示すように設定される。ここで、こ
の3桁の供給先識別番号の上位1桁の番号は供給先の工
程を以下のような対応関係で意味する。
【0018】
1=キット場1
2=サブライン2
3=メインライン3 …(
2)たとえば、品番12001の半成品には310とい
う供給先識別番号が対応しており、この品番12001
の半成品はつぎに3で示されるメインライン3の10で
特定されるステ−ション310に搬送されるという情報
を得ることができる。他の車種YYY、ZZZ…につい
ても図4と同様な部品構成表が作成される。
2)たとえば、品番12001の半成品には310とい
う供給先識別番号が対応しており、この品番12001
の半成品はつぎに3で示されるメインライン3の10で
特定されるステ−ション310に搬送されるという情報
を得ることができる。他の車種YYY、ZZZ…につい
ても図4と同様な部品構成表が作成される。
【0019】・工程設計デ−タの作成
以上のようにして製品種類ごとに分類された部品構成表
が作成されたならば、つぎに同構成表に基づき各システ
ム5〜7ごとに分けた工程設計デ−タ5b、6b、7b
を図5に示すように作成する処理が行われる。すなわち
メインライン3用工程設計デ−タ5bについていえば、
部品構成表より供給先識別番号の上位1桁が3である品
番のものを組立に必要な部品、半成品として選択する。 これよりたとえば製品XXXに関しては品番12001
と品番11002と品番01007が選択される。これ
より同図に示すように、品番12001の半成品はメイ
ンライン3のステ−ション310に供給され、品番11
002の半成品はメインライン3のステ−ション320
に供給され、品番01007の部品はメインライン3の
ステ−ション330に供給され、これら品番12001
、11002の半成品と品番01007の部品から製品
XXXを作成するという内容がデ−タ化される。ここで
製品XXXを構成する品番12001の半成品は「部品
」として見做している。製品YYY、ZZZ…について
も同様にしてデ−タ化され、メインライン3用工程設計
デ−タ5bが作成される。同様にしてサブライン2用工
程設計デ−タ6bが作成される。この場合、まず、部品
構成表より供給先識別番号の上位1桁が2である品番の
ものが組立に必要な部品、半成品として選択される。 つぎに、部品構成表より供給元識別番号が12である品
番のものが組立加工されるべき半成品として選択される
。この結果、たとえば製品XXXに関して品番1100
1、01003が必要な部品、半成品として選択され、
品番12001が組立加工されるべき半成品として選択
される。製品YYY、ZZZ…についても同様にしてデ
−タ化され、サブライン2用工程設計デ−タ6bが作成
される。以下、同様にして同図に示すようにキット場1
用工程設計デ−タ7bが作成される。
が作成されたならば、つぎに同構成表に基づき各システ
ム5〜7ごとに分けた工程設計デ−タ5b、6b、7b
を図5に示すように作成する処理が行われる。すなわち
メインライン3用工程設計デ−タ5bについていえば、
部品構成表より供給先識別番号の上位1桁が3である品
番のものを組立に必要な部品、半成品として選択する。 これよりたとえば製品XXXに関しては品番12001
と品番11002と品番01007が選択される。これ
より同図に示すように、品番12001の半成品はメイ
ンライン3のステ−ション310に供給され、品番11
002の半成品はメインライン3のステ−ション320
に供給され、品番01007の部品はメインライン3の
ステ−ション330に供給され、これら品番12001
、11002の半成品と品番01007の部品から製品
XXXを作成するという内容がデ−タ化される。ここで
製品XXXを構成する品番12001の半成品は「部品
」として見做している。製品YYY、ZZZ…について
も同様にしてデ−タ化され、メインライン3用工程設計
デ−タ5bが作成される。同様にしてサブライン2用工
程設計デ−タ6bが作成される。この場合、まず、部品
構成表より供給先識別番号の上位1桁が2である品番の
ものが組立に必要な部品、半成品として選択される。 つぎに、部品構成表より供給元識別番号が12である品
番のものが組立加工されるべき半成品として選択される
。この結果、たとえば製品XXXに関して品番1100
1、01003が必要な部品、半成品として選択され、
品番12001が組立加工されるべき半成品として選択
される。製品YYY、ZZZ…についても同様にしてデ
−タ化され、サブライン2用工程設計デ−タ6bが作成
される。以下、同様にして同図に示すようにキット場1
用工程設計デ−タ7bが作成される。
【0020】このようにある1つの工程(たとえばサブ
ライン2)における組立加工は、組立に使用する複数種
類の部品および「部品」と見做された半成品の品番と1
種類の組み立てられるべき半成品(製品を含む)の品番
で表される。またある1つの工程(たとえばキット場1
)の半成品(たとえば品番11001)をつぎの工程(
たとえばサブライン2)の「部品」と見做し、品番11
001で特定するようにしたので前後工程のつながりを
実線矢印のごとく単純に表現することができる。逆にい
えばサブライン2の品番11001に向けて複数の矢印
が接続されることがない。なお、異なる種類の製品間、
たとえばXXX、YYY間で共通の部品、半成品を用い
る場合は、たとえば太線矢印に示すように同じ部品の品
番(たとえば11001)を用いて記述することができ
る。
ライン2)における組立加工は、組立に使用する複数種
類の部品および「部品」と見做された半成品の品番と1
種類の組み立てられるべき半成品(製品を含む)の品番
で表される。またある1つの工程(たとえばキット場1
)の半成品(たとえば品番11001)をつぎの工程(
たとえばサブライン2)の「部品」と見做し、品番11
001で特定するようにしたので前後工程のつながりを
実線矢印のごとく単純に表現することができる。逆にい
えばサブライン2の品番11001に向けて複数の矢印
が接続されることがない。なお、異なる種類の製品間、
たとえばXXX、YYY間で共通の部品、半成品を用い
る場合は、たとえば太線矢印に示すように同じ部品の品
番(たとえば11001)を用いて記述することができ
る。
【0021】なお、部品構成表では省略しているが、図
5の工程設計デ−タでは部品の品番ごとに組立に必要な
個数が設定されている。また、1種類の半成品を作成す
る作業単位ごとに作業に要する時間、つまりリ−ドタイ
ムL/T(分)を示すリ−ドタイムデ−タが設定されて
いる。たとえば、製品XXXを作成するためのサブライ
ン2用工程設計デ−タ6bには、「部品」(と見做され
た半成品)11001が1個と部品01003が2個と
で半成品12001をリ−ドタイム15分で組立加工す
べきであるという情報が付加されている。以上のような
工程設計デ−タ5b、6b、7bが作成されると、これ
らデ−タは上位システム4に入力される(ステップ10
1)。
5の工程設計デ−タでは部品の品番ごとに組立に必要な
個数が設定されている。また、1種類の半成品を作成す
る作業単位ごとに作業に要する時間、つまりリ−ドタイ
ムL/T(分)を示すリ−ドタイムデ−タが設定されて
いる。たとえば、製品XXXを作成するためのサブライ
ン2用工程設計デ−タ6bには、「部品」(と見做され
た半成品)11001が1個と部品01003が2個と
で半成品12001をリ−ドタイム15分で組立加工す
べきであるという情報が付加されている。以上のような
工程設計デ−タ5b、6b、7bが作成されると、これ
らデ−タは上位システム4に入力される(ステップ10
1)。
【0022】・実行計画デ−タの作成
上位システム4にはステップ101で作成、入力された
工程設計デ−タ以外にも図6に示すような生産計画デ−
タ4aが入力される。生産計画デ−タ4aは図6に示す
ように生産すべき多種類の製品XXX、YYY、ZZZ
…の製品名、これら製品を生産する順番を示す組立順(
図6に1、2、3…として示す)、個数(実施例では1
個ずつと単純化しているが、複数でもよい)、各製品の
生産終了予定時刻を記述したデ−タである。そこで入力
された工程設計デ−タ5b、6b、7bと生産計画デ−
タ4aに基づき図7、図8、図9に示すようにメインラ
イン管理システム5、サブライン管理システム6、キッ
ト場管理システム7ごとの実行計画デ−タ5a、6a、
7aが作成される。すなわち図7に示すように生産計画
デ−タ4aに示された製品名とその組立順とその生産終
了予定時刻のデ−タと工程設計デ−タ5bとに基づきメ
インライン用の実行計画デ−タ5aが作成される。 この際同図には示していないが実行計画デ−タ5aには
各作業単位(図に組立順1、2、3…で示す)ごとに開
始予定時刻および終了予定時刻も設定されることになる
。また、図8に示すように生産計画デ−タ4aに示され
た製品名とその組立順とその生産終了予定時刻のデ−タ
と工程設計デ−タ6bとに基づきサブライン用の実行計
画デ−タ6aが作成される。この際、工程設計デ−タ6
bに示されたリ−ドタイムデ−タに基づき後工程である
メインライン用実行計画デ−タ5aに示された各作業の
開始予定時刻に間にあうように各作業(図に組立順1、
2、3…で示す)の順番が決定されることになる。 そして各作業単位ごとに開始予定時刻および終了予定時
刻も設定される(図示せず)。また、図9に示すように
生産計画デ−タ4aに示された製品名とその組立順とそ
の生産終了予定時刻のデ−タと工程設計デ−タ7bとに
基づきキット場用の実行計画デ−タ7aが作成される。 この際、工程設計デ−タ7bに示されたリ−ドタイムデ
−タに基づき後工程であるメインライン用実行計画デ−
タ5a、サブライン用実行計画デ−タ6aに示された各
作業の開始予定時刻に間にあうように各作業(図にキッ
ト順1、2、3…で示す)の順番が決定されることにな
る。そして各作業単位ごとに開始予定時刻および終了予
定時刻も設定される(図示せず)。また図示していない
が、倉庫管理システム8のために上記実行計画デ−タに
替るものとして、生産計画デ−タ4aと工程設計デ−タ
5b、6b、7bに基づき入庫計画デ−タが作成される
。この入庫計画デ−タは生産計画デ−タ4aに示された
すべての製品を組み立てるために準備すべき部品の品番
を示すデ−タであり、たとえば製品XXXを生産するた
めに必要な部品は01001〜01007である(ステ
ップ102)。 ・送信処理 以上のようにして各実行計画デ−タ5a〜7aおよび入
庫計画デ−タが作成されたならば、送信部41からこれ
ら実行計画デ−タ5a、6a、7aおよび入庫計画デ−
タをそれぞれメインライン管理システム5、サブライン
管理システム6、キット場管理システム7および倉庫管
理システム8に送信する処理が行われる(ステップ10
3)。
工程設計デ−タ以外にも図6に示すような生産計画デ−
タ4aが入力される。生産計画デ−タ4aは図6に示す
ように生産すべき多種類の製品XXX、YYY、ZZZ
…の製品名、これら製品を生産する順番を示す組立順(
図6に1、2、3…として示す)、個数(実施例では1
個ずつと単純化しているが、複数でもよい)、各製品の
生産終了予定時刻を記述したデ−タである。そこで入力
された工程設計デ−タ5b、6b、7bと生産計画デ−
タ4aに基づき図7、図8、図9に示すようにメインラ
イン管理システム5、サブライン管理システム6、キッ
ト場管理システム7ごとの実行計画デ−タ5a、6a、
7aが作成される。すなわち図7に示すように生産計画
デ−タ4aに示された製品名とその組立順とその生産終
了予定時刻のデ−タと工程設計デ−タ5bとに基づきメ
インライン用の実行計画デ−タ5aが作成される。 この際同図には示していないが実行計画デ−タ5aには
各作業単位(図に組立順1、2、3…で示す)ごとに開
始予定時刻および終了予定時刻も設定されることになる
。また、図8に示すように生産計画デ−タ4aに示され
た製品名とその組立順とその生産終了予定時刻のデ−タ
と工程設計デ−タ6bとに基づきサブライン用の実行計
画デ−タ6aが作成される。この際、工程設計デ−タ6
bに示されたリ−ドタイムデ−タに基づき後工程である
メインライン用実行計画デ−タ5aに示された各作業の
開始予定時刻に間にあうように各作業(図に組立順1、
2、3…で示す)の順番が決定されることになる。 そして各作業単位ごとに開始予定時刻および終了予定時
刻も設定される(図示せず)。また、図9に示すように
生産計画デ−タ4aに示された製品名とその組立順とそ
の生産終了予定時刻のデ−タと工程設計デ−タ7bとに
基づきキット場用の実行計画デ−タ7aが作成される。 この際、工程設計デ−タ7bに示されたリ−ドタイムデ
−タに基づき後工程であるメインライン用実行計画デ−
タ5a、サブライン用実行計画デ−タ6aに示された各
作業の開始予定時刻に間にあうように各作業(図にキッ
ト順1、2、3…で示す)の順番が決定されることにな
る。そして各作業単位ごとに開始予定時刻および終了予
定時刻も設定される(図示せず)。また図示していない
が、倉庫管理システム8のために上記実行計画デ−タに
替るものとして、生産計画デ−タ4aと工程設計デ−タ
5b、6b、7bに基づき入庫計画デ−タが作成される
。この入庫計画デ−タは生産計画デ−タ4aに示された
すべての製品を組み立てるために準備すべき部品の品番
を示すデ−タであり、たとえば製品XXXを生産するた
めに必要な部品は01001〜01007である(ステ
ップ102)。 ・送信処理 以上のようにして各実行計画デ−タ5a〜7aおよび入
庫計画デ−タが作成されたならば、送信部41からこれ
ら実行計画デ−タ5a、6a、7aおよび入庫計画デ−
タをそれぞれメインライン管理システム5、サブライン
管理システム6、キット場管理システム7および倉庫管
理システム8に送信する処理が行われる(ステップ10
3)。
【0023】・作業指示
各システム5〜8ではそれぞれ送信部41から送信され
た各計画デ−タの内容を表示部52〜82に表示する処
理が行われる(ステップ104)。この表示によりオペ
レ−タは各工程ごとに必要な部品または半成品を手配し
たり、また半成品、製品XXXを作成するための段取り
、つまり使用する工具、治具の手配等を行う。ここでサ
ブライン2を例に取れば、図8の内容が表示されるので
、組立順1で示される最初の作業は、まず品番1100
1の半成品を11で示されるキット場2から搬送してく
るよう手配するとともに、品番01003の部品を01
で示される自動倉庫0から搬送してくるよう手配すれば
よいことがわかる。ここで素材となる部品および半成品
の搬送の態様としては、表示部62の表示内容に基づき
オペレ−タが手動で素材となる半成品(11001)お
よび部品(01003)を前段の工程から搬送してくる
ことが考えられる。このように手動で素材となる部品等
を搬送するのは部品等が大きく無人搬送車により搬送で
きない場合に特に有効である。さらに素材の品番(11
001および01003)と加工してできる品番(12
001)に応じて工具、治具の手配等が的確になされる
。以上のような前処理が迅速、的確に行われて最初の組
立作業が行われる。以下、組立順2、3、4…について
も同様に順次、迅速、的確な前処理および作業が行われ
る。いま、サブライン2について説明したがメインライ
ン管理システム5、キット場管理システム7でも同様に
それぞれ送信された実行計画デ−タの内容の表示が表示
部52、72でなされ、これに基づく前処理、組立作業
が迅速、的確に行われることになる。なお、このような
前処理、組立作業は送信された内容に基づき自動的に行
うようにしてもよい。なお、また倉庫管理システム8で
は表示部82に表示された入庫計画デ−タの内容をみて
必要な部品を入庫するよう搬送制御装置9に入庫指令を
出力する処理が行われる。この結果、搬送制御装置9に
より自動倉庫0は所要に制御され、倉庫内の所定の場所
に必要な部品が入庫、載置される。なお、このような入
庫作業は送信された内容に基づき自動的に行うようにし
てもよい(ステップ105)。
た各計画デ−タの内容を表示部52〜82に表示する処
理が行われる(ステップ104)。この表示によりオペ
レ−タは各工程ごとに必要な部品または半成品を手配し
たり、また半成品、製品XXXを作成するための段取り
、つまり使用する工具、治具の手配等を行う。ここでサ
ブライン2を例に取れば、図8の内容が表示されるので
、組立順1で示される最初の作業は、まず品番1100
1の半成品を11で示されるキット場2から搬送してく
るよう手配するとともに、品番01003の部品を01
で示される自動倉庫0から搬送してくるよう手配すれば
よいことがわかる。ここで素材となる部品および半成品
の搬送の態様としては、表示部62の表示内容に基づき
オペレ−タが手動で素材となる半成品(11001)お
よび部品(01003)を前段の工程から搬送してくる
ことが考えられる。このように手動で素材となる部品等
を搬送するのは部品等が大きく無人搬送車により搬送で
きない場合に特に有効である。さらに素材の品番(11
001および01003)と加工してできる品番(12
001)に応じて工具、治具の手配等が的確になされる
。以上のような前処理が迅速、的確に行われて最初の組
立作業が行われる。以下、組立順2、3、4…について
も同様に順次、迅速、的確な前処理および作業が行われ
る。いま、サブライン2について説明したがメインライ
ン管理システム5、キット場管理システム7でも同様に
それぞれ送信された実行計画デ−タの内容の表示が表示
部52、72でなされ、これに基づく前処理、組立作業
が迅速、的確に行われることになる。なお、このような
前処理、組立作業は送信された内容に基づき自動的に行
うようにしてもよい。なお、また倉庫管理システム8で
は表示部82に表示された入庫計画デ−タの内容をみて
必要な部品を入庫するよう搬送制御装置9に入庫指令を
出力する処理が行われる。この結果、搬送制御装置9に
より自動倉庫0は所要に制御され、倉庫内の所定の場所
に必要な部品が入庫、載置される。なお、このような入
庫作業は送信された内容に基づき自動的に行うようにし
てもよい(ステップ105)。
【0024】・搬送制御
無人搬送車を使用して部品等を搬送する場合は以下のよ
うにする。すなわち、サブライン2における組立順1を
例に取れば、表示部62の表示内容をみてサブライン管
理システム6におけるキ−ボ−ド等の入力手段により「
品番11001、供給先は210」という要求指令を入
力する。この内容を送信部61から供給元識別番号11
で示されるキット場管理システム7に対して送信する。 これとともに「品番01003、供給先は220」とい
う要求指令を入力して、この内容を送信部61から供給
元識別番号01で示される倉庫管理システム8に対して
送信する。すると、キット場管理システム7では上記要
求指令を受取り、これに応じて品番11001の半成品
を210で示されるサブライン2のステ−ション210
に向けて無人搬送車により搬送するための搬送指令を搬
送制御装置9に出力する。この結果、無人搬送車は所要
に走行制御され、品番11001の半成品をサブライン
2のステ−ション210まで搬送する。倉庫管理システ
ム8でも同様にして要求指令入力に応じて自動倉庫0か
ら品番01003の部品を出庫させ、無人搬送車に載せ
てサブライン2のステ−ション220に向けて搬送する
ための出庫指令および搬送指令を搬送制御装置9に出力
する。この結果、自動倉庫0から同部品は出庫され、無
人搬送車により同ステ−ションまで搬送される。 メインライン管理システム5、キット場管理システム7
でも同様に前段システムに対して要求指令が出力され、
前段システムは要求指令に応じて搬送制御装置9に搬送
指令を出力することになる。この結果、必要な素材が迅
速、的確に後段の工程に搬送される。
うにする。すなわち、サブライン2における組立順1を
例に取れば、表示部62の表示内容をみてサブライン管
理システム6におけるキ−ボ−ド等の入力手段により「
品番11001、供給先は210」という要求指令を入
力する。この内容を送信部61から供給元識別番号11
で示されるキット場管理システム7に対して送信する。 これとともに「品番01003、供給先は220」とい
う要求指令を入力して、この内容を送信部61から供給
元識別番号01で示される倉庫管理システム8に対して
送信する。すると、キット場管理システム7では上記要
求指令を受取り、これに応じて品番11001の半成品
を210で示されるサブライン2のステ−ション210
に向けて無人搬送車により搬送するための搬送指令を搬
送制御装置9に出力する。この結果、無人搬送車は所要
に走行制御され、品番11001の半成品をサブライン
2のステ−ション210まで搬送する。倉庫管理システ
ム8でも同様にして要求指令入力に応じて自動倉庫0か
ら品番01003の部品を出庫させ、無人搬送車に載せ
てサブライン2のステ−ション220に向けて搬送する
ための出庫指令および搬送指令を搬送制御装置9に出力
する。この結果、自動倉庫0から同部品は出庫され、無
人搬送車により同ステ−ションまで搬送される。 メインライン管理システム5、キット場管理システム7
でも同様に前段システムに対して要求指令が出力され、
前段システムは要求指令に応じて搬送制御装置9に搬送
指令を出力することになる。この結果、必要な素材が迅
速、的確に後段の工程に搬送される。
【0025】ところで、オペレ−タの入力操作を介して
要求指令を送信するのではなく、サブライン管理システ
ム6に実行計画デ−タ6aが入力されたならば、これに
基づき自動的に要求指令を送信するような実施も可能で
ある。
要求指令を送信するのではなく、サブライン管理システ
ム6に実行計画デ−タ6aが入力されたならば、これに
基づき自動的に要求指令を送信するような実施も可能で
ある。
【0026】また、要求指令が入力されたシステムでは
部品等の在庫があることを前提として説明したが、要求
指令が入力されるサブライン管理システム6、キット場
管理システム7、倉庫管理システム8ではアウトプット
される部品等をカウントするなどして、在庫数を管理し
、「在庫あり、無し」を示すフラグを設定することが考
えられる。そして要求指令が入力されても「在庫無し」
のフラグが立っていれば「拒否」の内容を要求指令を出
力したシステムに送り返すような実施が考えられる。ま
た、搬送指令を搬送制御装置9に出力し、搬送が完了し
た時点で、「搬送済み」という情報を要求指令を出力し
たシステムに送り返すような実施も可能である(ステッ
プ105)。
部品等の在庫があることを前提として説明したが、要求
指令が入力されるサブライン管理システム6、キット場
管理システム7、倉庫管理システム8ではアウトプット
される部品等をカウントするなどして、在庫数を管理し
、「在庫あり、無し」を示すフラグを設定することが考
えられる。そして要求指令が入力されても「在庫無し」
のフラグが立っていれば「拒否」の内容を要求指令を出
力したシステムに送り返すような実施が考えられる。ま
た、搬送指令を搬送制御装置9に出力し、搬送が完了し
た時点で、「搬送済み」という情報を要求指令を出力し
たシステムに送り返すような実施も可能である(ステッ
プ105)。
【0027】なお、実施例では組立に必要な部品、半成
品の供給元を各システムごとに表示するようにしたが、
これとは逆に加工の終了した半成品(または自動倉庫に
ある部品)の供給先を各システムごとに表示するように
してもよい。たとえば、図9の実行計画デ−タ7aのキ
ット順1を例にとれば、半成品11001に対応して供
給先識別番号210(供給先はサブライン2のステ−シ
ョン210)がさらにデ−タとして付加されることにな
る。よってこのような実行計画デ−タおよび入庫計画デ
−タが各システムに送信されたならば以下のような態様
で上記作業指示および搬送制御を行う。
品の供給元を各システムごとに表示するようにしたが、
これとは逆に加工の終了した半成品(または自動倉庫に
ある部品)の供給先を各システムごとに表示するように
してもよい。たとえば、図9の実行計画デ−タ7aのキ
ット順1を例にとれば、半成品11001に対応して供
給先識別番号210(供給先はサブライン2のステ−シ
ョン210)がさらにデ−タとして付加されることにな
る。よってこのような実行計画デ−タおよび入庫計画デ
−タが各システムに送信されたならば以下のような態様
で上記作業指示および搬送制御を行う。
【0028】・作業指示
たとえばキット場1で半成品(11001)の組立が終
了した時点で表示部62の表示内容をみてこの半成品の
供給先(210)を認識する。そしてこの供給先に対し
て半成品を供給するように手配する。その他、メインラ
イン3、サブライン2、自動倉庫0でも同様である。
了した時点で表示部62の表示内容をみてこの半成品の
供給先(210)を認識する。そしてこの供給先に対し
て半成品を供給するように手配する。その他、メインラ
イン3、サブライン2、自動倉庫0でも同様である。
【0029】・搬送制御
たとえばキット場1で半成品(11001)の組立が終
了した時点で表示部62の表示内容をみてこの半成品の
供給先(210)を認識する。そしてこの供給先に対し
て半成品が「供給可能状態」であることを示す供給指令
を出力する。この指令に応じて供給先の工程(サブライ
ン)が必要となった時点で送制御装置9に対して半成品
を指令を出力したキット場1から搬送してくよう搬送指
令を出力する。その他、メインライン3、サブライン2
、自動倉庫0でも同様である。
了した時点で表示部62の表示内容をみてこの半成品の
供給先(210)を認識する。そしてこの供給先に対し
て半成品が「供給可能状態」であることを示す供給指令
を出力する。この指令に応じて供給先の工程(サブライ
ン)が必要となった時点で送制御装置9に対して半成品
を指令を出力したキット場1から搬送してくよう搬送指
令を出力する。その他、メインライン3、サブライン2
、自動倉庫0でも同様である。
【0030】なお、また、実施例の実行計画デ−タ5a
〜7および入庫計画デ−タの内容は一例であり、前処理
、組立作業および部品の入庫等の一連の作業を迅速、的
確に行うために、さらに上記デ−タに品名(部品、半成
品の名称)、治具の種類等の情報を付加するような実施
も可能である。
〜7および入庫計画デ−タの内容は一例であり、前処理
、組立作業および部品の入庫等の一連の作業を迅速、的
確に行うために、さらに上記デ−タに品名(部品、半成
品の名称)、治具の種類等の情報を付加するような実施
も可能である。
【0031】なお、実施例のシステムとしてはメイン、
サブ、キット、自動倉庫の各管理システム5〜8がそれ
ぞれ独立した実行計画デ−タおよび入庫計画デ−タによ
り稼働するので、各管理システム5〜8の機能をそれぞ
れ別個のハ−ドウェアで実現することができる。したが
って工程の種類や数が異なる様々な生産ラインに容易に
対応することができる。また生産ラインの構成の変更に
柔軟に対応することができる。
サブ、キット、自動倉庫の各管理システム5〜8がそれ
ぞれ独立した実行計画デ−タおよび入庫計画デ−タによ
り稼働するので、各管理システム5〜8の機能をそれぞ
れ別個のハ−ドウェアで実現することができる。したが
って工程の種類や数が異なる様々な生産ラインに容易に
対応することができる。また生産ラインの構成の変更に
柔軟に対応することができる。
【0032】なお、本発明としては、もちろん自動車の
生産ラインに限定されることなく、広く、組立工程、溶
接工程等など、各種部品を複数の工程において選択的に
組み合わせる加工を行う生産ラインに適用可能である。
生産ラインに限定されることなく、広く、組立工程、溶
接工程等など、各種部品を複数の工程において選択的に
組み合わせる加工を行う生産ラインに適用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば各工
程の段階で生成される半成品を品番で特定するとともに
、各工程および倉庫において素材となる部品および半成
品の供給元、作成される半成品の供給先(部品の出庫先
)を符号で特定し、これら特定されたデ−タを各工程お
よび倉庫ごとに振り分けて計画デ−タとして各工程およ
び倉庫に送り、各工程および倉庫は送信された計画デ−
タに基づき、作業指示、搬送制御を行うようにしたので
、搬送、加工といった一連の作業が迅速かつ適確に行わ
れる。この結果、生産ラインの生産効率が大幅に向上す
る。
程の段階で生成される半成品を品番で特定するとともに
、各工程および倉庫において素材となる部品および半成
品の供給元、作成される半成品の供給先(部品の出庫先
)を符号で特定し、これら特定されたデ−タを各工程お
よび倉庫ごとに振り分けて計画デ−タとして各工程およ
び倉庫に送り、各工程および倉庫は送信された計画デ−
タに基づき、作業指示、搬送制御を行うようにしたので
、搬送、加工といった一連の作業が迅速かつ適確に行わ
れる。この結果、生産ラインの生産効率が大幅に向上す
る。
【図1】図1は本発明に係る生産ラインの作業指示装置
および搬送制御装置の実施例のシステム構成を示すブロ
ック図である。
および搬送制御装置の実施例のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図2は図1に示す実施例の生産ラインのライン
構成を概念的に示す図である。
構成を概念的に示す図である。
【図3】図3は図1に示す各システムで行われる処理手
順を示すフロ−チャ−トである。
順を示すフロ−チャ−トである。
【図4】図4は図2に示す生産ラインで生産される製品
の部品構成の一例を示す図である。
の部品構成の一例を示す図である。
【図5】図5は図1に示す上位システムに入力される工
程設計デ−タを説明するために用いた図である。
程設計デ−タを説明するために用いた図である。
【図6】図6は図1に示す上位システムに入力される生
産計画デ−タを説明するために用いた図である。
産計画デ−タを説明するために用いた図である。
【図7】図7は図1に示す上位システムで作成される実
行計画デ−タを説明するために用いた図で、図1のメイ
ンライン管理システムで用いられるメインライン用実行
計画デ−タの内容を例示した図である。
行計画デ−タを説明するために用いた図で、図1のメイ
ンライン管理システムで用いられるメインライン用実行
計画デ−タの内容を例示した図である。
【図8】図8は図1に示す上位システムで作成される実
行計画デ−タを説明するために用いた図で、図1のサブ
ライン管理システムで用いられるサブライン用実行計画
デ−タの内容を例示した図である。
行計画デ−タを説明するために用いた図で、図1のサブ
ライン管理システムで用いられるサブライン用実行計画
デ−タの内容を例示した図である。
【図9】図9は図1に示す上位システムで作成される実
行計画デ−タを説明するために用いた図で、図1のキッ
ト場管理システムで用いられるキット場用実行計画デ−
タの内容を例示した図である。
行計画デ−タを説明するために用いた図で、図1のキッ
ト場管理システムで用いられるキット場用実行計画デ−
タの内容を例示した図である。
【図10】図10は従来技術を説明するために用いた図
で、機械加工ラインにおける工程表を例示した図である
。
で、機械加工ラインにおける工程表を例示した図である
。
0 自動倉庫
1 キット場
2 サブライン
3 メインライン
4 上位システム
5 メインライン管理システム6
サブライン管理システム7 キット場管理
システム 8 倉庫管理システム 9 搬送制御装置 41 送信部 51 送信部 61 送信部 71 送信部 52 表示部 62 表示部 72 表示部 82 表示部
サブライン管理システム7 キット場管理
システム 8 倉庫管理システム 9 搬送制御装置 41 送信部 51 送信部 61 送信部 71 送信部 52 表示部 62 表示部 72 表示部 82 表示部
Claims (4)
- 【請求項1】 倉庫に載置された各種部品を
複数の工程で選択的に組み合わせる加工を行うことによ
り完成品を生産する生産ラインにおいて、前記部品の種
類を示す品番を設定するとともに、前記複数の工程の各
段階で加工されるべき半成品の種類ごとに品番を設定す
る第1の設定手段と、前記部品および半成品の品番に対
応してこれら部品および半成品を供給する倉庫および工
程を示す供給元識別符号を設定する第2の設定手段と、
前記部品および半成品の品番に対応して当該部品および
半成品が次に組み合わせ加工されるべき工程を示す供給
先識別符号を設定する第3の設定手段と、これら第1、
第2および第3の設定手段の設定内容に基づき供給元識
別符号で示される倉庫または工程に対して当該供給元識
別符号に対応する品番を送信するとともに、供給先識別
符号で示される工程に対して当該供給先識別符号に対応
する品番および該品番に対応する供給元識別符号を送信
する送信手段とを有する上位システムと、前記倉庫およ
び複数の工程ごとに設けられ、前記上位システムから送
信された内容を表示する表示手段とを具え、該表示手段
の表示内容に基づき加工作業を指示するとともに前記部
品および半成品の搬送作業を指示するようにした生産ラ
インの作業指示装置。 - 【請求項2】 倉庫に載置された各種部品を
複数の工程で選択的に組み合わせる加工を行うことによ
り完成品を生産する生産ラインにおいて、前記部品の種
類を示す品番を設定するとともに、前記複数の工程の各
段階で加工されるべき半成品の種類ごとに品番を設定す
る第1の設定手段と、前記部品および半成品の品番に対
応してこれら部品および半成品を供給する倉庫および工
程を示す供給元識別符号を設定する第2の設定手段と、
前記部品および半成品の品番に対応して当該部品および
半成品が次に組み合わせ加工されるべき工程を示す供給
先識別符号を設定する第3の設定手段と、これら第1、
第2および第3の設定手段の設定内容に基づき供給元識
別符号で示される倉庫または工程に対して当該供給元識
別符号に対応する品番および該品番に対応する供給先識
別符号を送信するとともに、供給先識別符号で示される
工程に対して当該供給先識別符号に対応する品番を送信
する送信手段とを有する上位システムと、前記倉庫およ
び複数の工程ごとに設けられ、前記上位システムから送
信された内容を表示する表示手段とを具え、該表示手段
の表示内容に基づき加工作業を指示するとともに前記部
品および半成品の搬送作業を指示するようにした生産ラ
インの作業指示装置。 - 【請求項3】 倉庫に載置された各種部品を
複数の工程で順次選択的に組み合わせる加工を行うこと
により完成品を生産する生産ラインにおいて、前記部品
の種類を示す品番を設定するとともに、前記複数の工程
の各段階で加工されるべき半成品の種類ごとに品番を設
定する第1の設定手段と、前記部品および半成品の品番
に対応してこれら部品および半成品を供給する倉庫およ
び工程を示す供給元識別符号を設定する第2の設定手段
と、前記部品および半成品の品番に対応して当該部品お
よび半成品が次に組み合わせ加工されるべき工程を示す
供給先識別符号を設定する第3の設定手段と、これら第
1、第2および第3の設定手段の設定内容に基づき供給
元識別符号で示される倉庫または工程に対して当該供給
元識別符号に対応する品番を送信するとともに、供給先
識別符号で示される工程に対して当該供給先識別符号に
対応する品番および該品番に対応する供給元識別符号を
送信する送信手段とを有する上位システムと、搬送指令
入力に応じて前記倉庫および複数の工程間で前記部品お
よび半成品を搬送する搬送手段と、前記倉庫および複数
の工程ごとに設けられ、前記上位システムから送信され
た内容に基づき供給元識別符号で示される倉庫または工
程に対して対応する品番の部品および半成品の要求指令
を出力するとともに、要求指令が入力された場合に要求
された品番の部品および半成品を要求指令を出力した工
程に搬送するための搬送指令を前記搬送手段に出力する
手段とを具えた生産ラインの搬送制御装置。 - 【請求項4】 倉庫に載置された各種部品を
複数の工程で順次選択的に組み合わせる加工を行うこと
により完成品を生産する生産ラインにおいて、前記部品
の種類を示す品番を設定するとともに、前記複数の工程
の各段階で加工されるべき半成品の種類ごとに品番を設
定する第1の設定手段と、前記部品および半成品の品番
に対応してこれら部品および半成品を供給する倉庫およ
び工程を示す供給元識別符号を設定する第2の設定手段
と、前記部品および半成品の品番に対応して当該部品お
よび半成品が次に組み合わせ加工されるべき工程を示す
供給先識別符号を設定する第3の設定手段と、これら第
1、第2および第3の設定手段の設定内容に基づき供給
元識別符号で示される倉庫または工程に対して当該供給
元識別符号に対応する品番および該品番に対応する供給
先識別符号を送信するとともに、供給先識別符号で示さ
れる工程に対して当該供給先識別符号に対応する品番を
送信する送信手段とを有する上位システムと、搬送指令
入力に応じて前記倉庫および複数の工程間で前記部品お
よび半成品を搬送する搬送手段と、前記倉庫および複数
の工程ごとに設けられ、前記上位システムから送信され
た内容に基づき供給先識別符号で示される工程に対して
対応する品番の部品および半成品の供給指令を出力する
とともに、供給指令が入力された場合に供給されるべき
品番の部品および半成品を供給指令を出力した工程また
は倉庫から搬送してくるための搬送指令を前記搬送手段
に出力する手段とを具えた生産ラインの搬送制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2405302A JP3041489B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 生産ラインの作業指示装置および搬送制御装置 |
PCT/JP1991/001752 WO1992011114A1 (en) | 1990-12-25 | 1991-12-24 | Work instruction system and conveyance control system in production line |
US08/620,756 US5793638A (en) | 1990-12-25 | 1996-03-18 | Work instruction system and conveyance control system in production line |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2405302A JP3041489B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 生産ラインの作業指示装置および搬送制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04223846A true JPH04223846A (ja) | 1992-08-13 |
JP3041489B2 JP3041489B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=18514917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2405302A Expired - Lifetime JP3041489B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 生産ラインの作業指示装置および搬送制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041489B2 (ja) |
WO (1) | WO1992011114A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006309747A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-11-09 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 生産システム及び生産方法 |
JP2012238264A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Mitsubishi Electric Corp | 作業進捗管理システム |
US8428761B2 (en) | 2005-03-31 | 2013-04-23 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Production system and production method |
KR101313171B1 (ko) * | 2011-11-24 | 2013-09-30 | 삼성중공업 주식회사 | 해양 구조물의 설치부재 공급방법 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IES78837B2 (en) * | 1997-12-23 | 1998-02-25 | Delcinia International Limited | A process for producing a steel structure |
DE10024734A1 (de) * | 1999-05-20 | 2001-01-18 | Hyundai Electronics Ind | Halbleiterfabrikautomatisierungssystem und Verfahren zum Transportieren von Halbleiterwafern |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63180452A (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | コンピユ−タ群管理搬送方式 |
US4821197A (en) * | 1987-04-22 | 1989-04-11 | Outboard Marine Corporation | Apparatus and method for parts assembly |
JPH0271941A (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-12 | Honda Motor Co Ltd | 結合管理システム |
JPH02136976A (ja) * | 1988-11-17 | 1990-05-25 | Fujitsu Ltd | 生産情報の管理方式 |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP2405302A patent/JP3041489B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-12-24 WO PCT/JP1991/001752 patent/WO1992011114A1/ja unknown
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006309747A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-11-09 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 生産システム及び生産方法 |
US8428761B2 (en) | 2005-03-31 | 2013-04-23 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Production system and production method |
JP2012238264A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Mitsubishi Electric Corp | 作業進捗管理システム |
KR101313171B1 (ko) * | 2011-11-24 | 2013-09-30 | 삼성중공업 주식회사 | 해양 구조물의 설치부재 공급방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1992011114A1 (en) | 1992-07-09 |
JP3041489B2 (ja) | 2000-05-15 |
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