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JPH04221306A - 固形化粧料 - Google Patents

固形化粧料

Info

Publication number
JPH04221306A
JPH04221306A JP41180190A JP41180190A JPH04221306A JP H04221306 A JPH04221306 A JP H04221306A JP 41180190 A JP41180190 A JP 41180190A JP 41180190 A JP41180190 A JP 41180190A JP H04221306 A JPH04221306 A JP H04221306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
containing polymer
solid cosmetic
ingredient
fluorine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP41180190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Shibazaki
柴▼崎▲ 良雄
Atsushi Kono
淳 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP41180190A priority Critical patent/JPH04221306A/ja
Publication of JPH04221306A publication Critical patent/JPH04221306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固形化粧料に関し、詳
細には耐水性、耐油性、皮膚との接着性に優れ、かつ使
用感に優れた固形化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】化粧料
、特にメイクアップ化粧料及びサンスクリーン化粧料に
おいては、経時的な色ぐすみの防止と効果の持続性が要
求される。従って、このような化粧料には撥水性、撥油
性及び二次付着防止機能を付与しなければならない。 このため、従来は使用する顔料を疎水化処理したり、処
方において油分量を多くして撥水性を上げたり、反対に
油分量を少なくして耐油性を上げたりするという方法が
採られている。しかしながらこのような方法では経時で
の色ぐすみの防止及び効果の持続性の改良は充分満足で
きるものではなかった。一方、近年はメイクアップ化粧
料の使用範囲が広がり、日常生活時のみならず、スポー
ツ時やプール、海等においてもメイクアップすることが
増えてきている。このとき用いられるスポーツメイク化
粧料(ウォータープルーフメイクアップ化粧料ともいう
)は、多くの場合、シリコン系あるいは軽質流動イソパ
ラフィン類等の揮発性油剤が多量に配合されているため
、処方幅が制限され、更に機能面を重視する余り、使用
感が悪くなり、耐油性、二次付着防止性についても必ず
しも満足の行くものではなかった。従って、耐水性、耐
油性、皮膚との接着性に優れ、かつ色ぐすみがなく使用
感及び効果の持続性に優れたメイクアップ化粧料が望ま
れていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】斯かる実状において、本
発明者らは鋭意研究を行なった結果、ワックス状フッ素
含有ポリマー、揮発性油剤及び油ゲル化剤を組み合せる
ことによって得られる化粧料が耐水性、耐油性に優れ、
皮膚との接着性が良く二次付着防止機能に優れ、しかも
使用感が良好であることを見出し本発明を完成した。
【0004】すなわち本発明は次の成分(A)〜(C)
(A)ワックス状フッ素含有ポリマー (B)揮発性油剤 (C)油ゲル化剤 を含有する固形化粧料を提供するものである。
【0005】本発明で用いられる(A)成分のワックス
状フッ素含有ポリマー(以下、「フッ素ポリマー」と称
する)としては、例えば長鎖アルキル(メタ)アクリレ
ートと少なくとも一の水素原子がフッ素原子で置換され
たアルキル基を結合している(メタ)アクリル酸エステ
ルとの共重合体が挙げられる。ここで、長鎖アルキル(
メタ)アクリレートとしては、炭素数8以上の直鎖又は
分岐長鎖アルキルアルコールと(メタ)アクリル酸との
エステルが好ましく、例えばオクチルアルコール、デシ
ルアルコール、ラウリルアルコール、セチルアルコール
、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなどの長
鎖アルコールと、(メタ)アクリル酸とのエステルなど
が挙げられる。これらのうち、特に炭素数18以上の長
鎖アルコールとのエステルが好ましい。また、少なくと
も一の水素原子がフッ素原子で置換されたアルキル基を
結合している(メタ)アクリル酸エステルとしては、ポ
リフロロアルキル基及びパーフロロアルキル基を有する
公知の化合物を挙げることができ、例えば、
【化1】 等が挙げられる。これらの長鎖アルキル(メタ)アクリ
レートと少なくとも一の水素原子がフッ素原子で置換さ
れたアルキル基を結合している(メタ)アクリル酸エス
テルとの共重合比は、溶解性、ベタツキ感等の点から1
0:1〜1:5(重量比)、特に7:1〜1:1が好ま
しい。また、共重合体の分子量は、耐摩擦性、ベタツキ
感等の点から、1,000〜2,000,000、特に
10,000〜500,000が好ましい。これら共重
合体は、例えば特開昭61−289009号の記載に従
って製造することができる。
【0006】フッ素ポリマーは、1種又は2種以上組合
わせて用いることができ、全組成中に0.5〜20重量
%(以下、単に「%」で示す)、特に1.0〜10%配
合するのが好ましい。0.5%未満では期待される耐水
耐油性が発現されず、20%を超えると、のび、べたつ
き等の使用感を損なうおそれがあるので好ましくない。
【0007】本発明の(B)成分である揮発性油剤は、
その沸点が260℃以下のものであり、例えば、ヘキサ
メチルジシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ド
デカメチルペンタシロキサンなどの低分子鎖状ポリシロ
キサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメ
チルシクロペンタシロキサンなどの低分子環状ポリシロ
キサン;アイソパー(エッソ化学)、シェルソル(シエ
ル化学)、IPソルベント(出光石油化学)などの軽質
流動イソパラフィンが挙げられる。これらの油剤はそれ
ぞれ単独で用い得るが、特に低分子鎖状ポリシロキサン
、低分子環状ポリシロキサン等のシリコーン系のものと
軽質流動イソパラフィン等の炭化水素系のものを混合し
て用いるのが、固形化、使用感、安全性等の面から好ま
しい。その比率はシリコーン系/炭化水素系の重量比で
10/1〜1/2、特に5/1〜1/1が好ましい。
【0008】(B)成分の配合量は全組成中に1〜80
%とすることが好ましく、特に20〜70%が好ましい
。この配合量が1%未満であると、さっぱりした使用感
、仕上り感が得られず80%を超えると揮発するまでに
時間がかかりすぎるため、本来の化粧くずれ防止効果が
充分に発揮できなくなる可能性があるため好ましくない
【0009】(C)成分の油ゲル化剤としては液体油に
比較的少量(通常10%以下)添加したとき、3次元網
目構造を形成して、これを固化(ゲル化)させうる物質
であれば特に限定されないが、例えば12−ヒドロキシ
ステアリン酸;ジベンジリデンソルビトール;デキスト
リンのパルミチン酸、ステアリン酸等高級脂肪酸エステ
ル(例えば千葉製粉社製,レオパール);ジセチルリン
酸アルミニウム等のジアルキルリン酸多価金属塩(例え
ば特公平1−41122号記載)及びジアルキルリン酸
ポリアルミニウム塩(例えば特開平1−193278号
記載);ラウロイルグルタミン酸ジブチルアミド(例え
ば味の素,GP−1);ステアリン酸アルミニウム等の
金属石鹸等が挙げられる。これらは1種又は2種以上を
混合して用いてもよい。これらの油ゲル化剤のうち、ジ
アルキルリン酸多価金属塩が特に好ましい。ここでアル
キル基は炭素数12〜18の直鎖のものが、多価金属と
してはAl、Ca、Feが特に好ましい(その詳細は特
公平1−41122 号に記載されている)。油ゲル化
剤の配合量は全組成中0.1〜10%が好ましく、特に
0.5〜5%が好ましい。この量が0.1%未満である
と揮発性油剤をゲル化する際に充分な強度が得られない
ため使用感、安定性の面から好ましくない。また、10
%を超えるとゲルが強固になりすぎるため使用感上好ま
しくない。
【0010】また、本発明の化粧料に顔料を配合するこ
とで、化粧持ちのよいメイクアップ化粧料が得られ、ま
た紫外線吸収剤を配合することで持続性に優れたサンス
クリーン化粧料とすることができる。顔料としては例え
ば酸化チタン、酸化亜鉛(亜鉛華)、酸化鉄、群青、セ
リサイト、シリカアルミナ、シリカゲル、カオリン、タ
ルク、マイカ、クレー、ナイロンパウダー、雲母チタン
、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化アンチモン、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、燐酸カルシウム、硫
酸バリウム、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、水酸化
クロム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸ア
ルミン酸マグネシウム、ポリエチレン粉体、赤色202
号、赤色204号、赤色226号、オレンジ201号、
青色404号、黄色401号等を挙げることができる。 またこれらの顔料は微粒子にしたものを用いてもよく、
これらの顔料の2種以上をメカノケミカル的手段を用い
て複合化した粉体を用いることもできる。更に上述の粉
体の表面を金属石鹸処理、シリコン処理、ジアルキルリ
ン酸処理、パーフルオロ基含有化合物による処理、アミ
ノ酸処理、レシチン処理、コラーゲン処理等をしたもの
を使用してもよい。また、これらの顔料以外にも、不溶
性及び可溶性の殺菌剤、紫外線吸収剤等の粉末を使用す
ることができる。具体的には、不溶性の殺菌剤としては
トリクロロカルバニリド、ジンクピリチオン等が挙げら
れ、また、不溶性の紫外線吸収剤としては微粒子化酸化
チタン、微粒子化酸化亜鉛、パラアミノ安息香酸等の有
機紫外線吸収剤を多価金属塩として雲母等の顔料表面に
沈着させたものなどが挙げられる。また、可溶性の殺菌
剤、紫外線吸収剤としては公知の多数のものが用いられ
る。
【0011】本発明において、上記顔料等の配合量は全
組成に対して1〜70%が好ましく、特に10〜60%
が好ましい。配合量が1%未満ではべたつき感があり、
70%を超えると本発明の目的が達成されず、製剤化が
困難となる。
【0012】尚、本発明の固形化粧料には、上述の必須
成分以外に、通常の化粧料に用いられる油剤を併用する
ことができる。斯かる油剤の例としては、流動パラフィ
ン、スクワラン、ポリブテン、パラフィンワックス、マ
イクロクリスタリンワックス、セレシンワックス、ポリ
エチレン、ワセリン、ヒマシ油、ホホバ油、マカデミア
ンナッツ油、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸
イソプロピル、ステアリン酸イソセチル、パルミチン酸
セチル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸オ
クチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ラノリン
、ジメチルポリシロキサン、オレイン酸、オレイルアル
コール等が挙げられる。
【0013】また、本発明の固形化粧料には、その剤型
及び目的に応じて上記成分以外の通常の化粧料に用いら
れる任意成分を本発明の効果を損なわない量的、質的範
囲で併用することができる。斯かる任意成分としては、
ポリエーテル変性シリコーン等の界面活性剤、その他の
紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、保湿剤、消炎剤、
ビタミン、ホルモン等の薬剤、水等が挙げられる。ここ
で水を用いる場合、油中水型(W/O)の乳化化粧料と
し、外相を油とするのが好ましい。
【0014】本発明の固形化粧料は、常法によって製造
され、頬紅、アイライナー、アイシャドー、マスカラ、
ファンデーション、アイブロウ、口紅等の多岐にわたっ
た種類の化粧料とすることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の固形化粧料は、耐水性、耐油性
、皮膚との接着性に優れ、かつ使用感にも優れたもので
ある。
【0016】
【実施例】次に合成例及び実施例を挙げて本発明を更に
説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるも
のではない。
【0017】合成例1 パーフロロアルキルメタクリレート〔CH2 =C(C
H3)COOC2H4 C8 F17〕26.7g、ス
テアリルメタクリレート80.0g、トルエン30gを
4つ口フラスコに仕込み、溶解混合後、50℃で0.5
時間窒素気流下で攪拌した後、2,2′−アゾビス−2
,4−ジメチルバレロニトリル1.1gを加え、窒素気
流下で65℃にて5時間、更に80℃にて1時間重合を
行い、白濁粘稠溶液を得た。重合後トルエンにて希釈し
た後エタノールに投入することによりコポリマーを沈澱
させ、濾別、次いで減圧乾燥することによりパーフロロ
アルキルメタクリレートとステアリルメタクリレートの
コポリマー102.4gを得た。コポリマー中のモノマ
ー組成は仕込み組成とほぼ一致していた(F%よりパー
フロロアルキルメタクリレート25.1重量%に相当)
【0018】合成例2 合成例1のステアリルメタクリレートをベヘニルメタク
リレートに代える以外は合成例1と同様の方法で共重合
を行いパーフロロアルキルメタクリレートとベヘニルメ
タクリレートのコポリマー103.5gを得た。コポリ
マー中のモノマー組成は仕込み組成とほぼ一致していた
(F%よりパーフロロアルキルメタクリレートは24.
9重量%に相当)。
【0019】実施例1,2 表1に示す組成の油性固形化粧料を下記製法により調製
した。これを下記評価基準で評価した。結果を表1に示
す。
【0020】
【表1】
【0021】(製法) 上記〔A〕の成分を混合し、80〜90℃に加熱して融
解した中に、あらかじめ混合した上記〔B〕の処方物を
加え、均一に混合する。脱泡したのち容器に流し込み冷
却する。
【0022】(評価基準) (1)伸びの軽さ 試料を指でとり上腕部に塗布するときの伸びの軽さを官
能評価した。◎非常に軽い、○軽い、△あまり軽くない
、×重い (2)ベタツキのなさ 試料を指でさわったときのベタツキ感を官能評価した。 ◎ベタツかない、○あまりベタツかない、△ややベタツ
く、×ベタツく (3)化粧もち 試料を指でとり、まぶたに塗布して6時間後に官能評価
した。◎非常によい、○よい、△あまり良くない、×悪
【0023】 実施例3    油性アイシャドウ:                          
                         
      (%)〔A〕  トリベヘン酸グリセリル
                         
 5.0        スクワラン        
                         
     5.0        軽質流動イソパラフ
ィン                       
 15.0        デカメチルシクロペンタシ
ロキサン              45.0   
     ワックス状フッ素含有ポリマー(合成例2)
      10.0        ジセチルリン酸
カルシウム                    
    2.0        ジブチルヒドロキシト
ルエン  (BHT)          0.02〔
B〕  雲母チタン                
                      8.9
8        ナイロンパウダー        
                        3
.0        シリコン処理グンジョウ    
                      5.0
        シリコン処理ベンガラ       
                     1.0 
                         
                         
   100.00(製法) 上記〔A〕の成分を混合し、80〜90℃に加熱して融
解した中に、あらかじめ混合した上記〔B〕の処方物を
加え、均一に混合する。脱泡したのち容器に流し込み冷
却する。得られたアイシャドウは、ベタツキがなくさっ
ぱりした使い心地で、伸びもよかった。また、耐水性、
耐油性もよく、色うすれ、色落ちのない、化粧持ちのよ
いものであった。
【0024】 実施例4    油性アイシャドウ                          
                         
      (%)〔A〕  マイクロクリスタリンワ
ックス                    2.
0        カルナウバロウ         
                         
0.5        トリベヘン酸グリセリル   
                       4.
0        流動パラフィン         
                         
4.0        軽質流動イソパラフィン   
                       7.
0        デカメチルシクロペンタシロキサン
              25.0       
 ワックス状フッ素含有ポリマー(合成例1)    
    4.0                  
  〃              (  〃  2)
        2.0        ジセチルリン
酸カルシウム                   
     1.0        BHT      
                         
           0.02〔B〕  雲母チタン
                         
           20.0        ベン
ガラ                       
               10.0      
  ナイロンパウダー               
                 5.0     
   グンジョウ                 
                     2.0 
       タルク               
                         
13.48                    
                         
       100.00(製法) 上記〔A〕の処方物を混合し、80〜90℃に加熱して
融解した中に、あらかじめ混合した上記〔B〕の処方物
を加え、均一に混合する。脱泡したのち、金型あるいは
金皿に流し込み冷却して成型する。得られた油性アイシ
ャドウは耐水性、耐油性に優れ、化粧くずれの少ないメ
イクアップ化粧料であり、ベタツキのない、さっぱりし
た使用感であった。
【0025】 実施例5    油性ファンデーション       
                         
                        (
%)〔A〕  キャンデリラロウ          
                      5.0
        固形パラフィン          
                        2
.0        ワックス状フッ素含有ポリマー(
合成例2)        2.0         
           〃             
 (  〃  1)        4.0     
   ジセチルリン酸アルミニウム         
             3.0        軽
質流動イソパラフィン               
         10.0        ドデカメ
チルシクロヘキサシロキサン            
29.98        BHT         
                         
        0.02〔B〕  タルク     
                         
          31.5        シリコ
ン処理黄酸化鉄                  
          4.0        シリコン
処理ベンガラ                   
         2.0        シリコン処
理黒酸化鉄                    
        2.0        シリコン処理
酸化チタン                    
      4.5                
                         
             100.00(製法) 上記〔A〕の処方物を混合し、80〜90℃に加熱して
融解した中に、あらかじめ混合した上記〔B〕の処方物
を加え、均一に混合する。脱泡したのち、金型あるいは
金皿に流し込み冷却して成型する。得られた油性ファン
デーションは耐水性、耐油性に優れ、化粧くずれの少な
いメイクアップ化粧料であり、ベタツキのない、さっぱ
りした使用感であった。
【0026】 実施例6    口紅:              
                        (
%)〔A〕  キャンデリラロウ          
                      3.0
        セレシン             
                         
  1.0        ワックス状フッ素含有ポリ
マー(合成例2)        6.0      
            〃            
    (  〃  1)        4.0  
      軽質流動イソパラフィン        
                10.0     
   ドデカメチルシクロヘキサシロキサン     
       41.98        ホホバ油 
                         
            10.0        ミ
リスチン酸オクチルドデシル            
        8.0        ジセチルリン
酸カルシウム                   
     2.0        BHT      
                         
           0.02〔B〕  雲母チタン
                         
           12.0        シリ
コン処理酸化チタン                
          1.0        赤色22
6号                       
             1.0         
                         
                    100.0
0(製法) 上記〔A〕の成分を混合し、80〜90℃に加熱して融
解した中に、あらかじめ混合した上記〔B〕の処方物を
加え、均一に混合する。脱泡したのち容器に流し込み冷
却する。得られた口紅は、ベタツキがなくさっぱりした
使い心地で、伸びもよかった。また、耐水性、耐油性も
よく、色うすれ、色落ちのない、化粧持ちのよいもので
あった。なお、この口紅は密閉性の高い容器を用いるこ
とが好ましい。
【0027】 実施例7    ハイライトカラー         
                   (%)〔A〕
  ワックス状フッ素含有ポリマー(合成例1)   
     3.0        軽質流動イソパラフ
ィン                       
   6.0        デカメチルシクロペンタ
シロキサン              79.48 
       ジセチルリン酸カルシウム      
                  3.0    
    BHT                  
                        0
.02〔B〕  シリコン処理雲母チタン      
                    1.0  
      シリコン処理タルク          
                    7.0  
      赤色226号             
                       0.
5                        
                         
     100.00(製法) 上記〔A〕の成分を混合し、80〜90℃に加熱して融
解した中に、あらかじめ混合した上記〔B〕の処方物を
加え、均一に混合する。脱泡したのち容器に流し込み冷
却する。得られたハイライトカラーは、ベタツキがなく
さっぱりした使い心地で、伸びもよかった。また、耐水
性、耐油性もよく、色うすれ、色落ちのない、化粧持ち
のよいものであった。このハイライトカラーは密閉性の
高い容器、例えばチューブに充填することが好ましい。
【0028】 実施例8    アイライナー:          
                    (%)〔A
〕  硬化油                   
                       5.
0        マイクロクリスタリンワックス  
                  4.0    
    ワックス状フッ素含有ポリマー(合成例1) 
     10.0        ジセチルリン酸ア
ルミニウム                    
  3.0        軽質流動イソパラフィン 
                       10
.0        デカメチルシクロペンタシロキサ
ン              37.98     
   BHT                   
                       0.
02〔B〕  シリコン処理黒酸化鉄        
                  20.0   
     シリコン処理マイカ           
                 10.0    
                         
                         
100.00(製法) 上記〔A〕の処方物を混合し、80〜90℃に加熱して
融解した中に、あらかじめ混合した上記〔B〕の処方物
を加え、均一に混合する。脱泡したのち、金型あるいは
金皿に流し込み冷却して成型する。得られたアイライナ
ーは、耐水性、耐油性に優れ、化粧くずれの少ないメイ
クアップ化粧料であり、ベタツキのない、さっぱりした
使用感であった。
【0029】 実施例9    アイブロウ:           
                     (%)〔
A〕  硬化油                  
                        5
.0        キャンデリラロウ       
                         
2.0        マイクロクリスタリンワックス
                    4.0  
      ワックス状フッ素含有ポリマー(合成例2
)        2.0             
   〃                  (  
〃  1)        4.0        ジ
セチルリン酸アルミニウム             
         3.0        軽質流動イ
ソパラフィン                   
     10.0        デカメチルシクロ
ペンタシロキサン              39.
98        BHT            
                         
     0.02〔B〕  シリコン処理ベンガラ 
                         
  5.0            〃      黒
酸化鉄                      
    15.0            〃    
  マイカ                    
        10.0             
                         
                100.00(製法
) 上記〔A〕の処方物を混合し、80〜90℃に加熱して
融解した中に、あらかじめ混合した上記〔B〕の処方物
を加え、均一に混合する。脱泡したのち、金型あるいは
金皿に流し込み冷却して成型する。得られた油性アイブ
ロウは、耐水性、耐油性に優れ、化粧くずれの少ないメ
イクアップ化粧料であり、ベタツキのない、さっぱりし
た使用感であった。
【0030】 実施例10  アイカラー             
                     (%)〔
A〕1  デカメチルシクロペンタシロキサン    
        22.9      2  軽質流動
イソパラフィン                  
    10.0      3  スクワラン   
                         
      10.0      4  防腐剤   
                         
            0.1      5  ワ
ックス状フッ素含有ポリマー(合成例1)      
8.0      6  ジセチルリン酸カルシウム 
                     3.0 
     7  疎水化処理顔料(下記組成)*   
              30.0〔B〕8  グ
リセリン脂肪酸エステル              
        4.0          (グリセ
ロールモノオレート)      9  プロピレング
リコール                     
     2.0      10  水      
                         
           10.0          
                         
                   100.00
    *7−(1)シリコン処理タルク      
              (10.5)     
 7−(2)シリコン処理マイカ          
          (10.0)      7−(
3)シリコン処理ベンガラ             
     (8.0)      7−(4)シリコン
処理グンジョウ                (1
.5)(製法) (1)  成分1〜6を混合し溶解する。 (2)  (1)に7の疎水化処理顔料を加え充分混合
する。 (3)  8〜10を混合し、(2)に添加し、乳化す
る。 これを脱気後、容器に流し込む。 得られたアイカラーは耐水性、耐油性に優れたものであ
り、ベタツキがなくさっぱりした使用感であった。
【0031】 実施例11  クリームアイブロウ         
                 (%)〔A〕1 
 軽質流動イソパラフィン             
         30.0      2  ジメチ
ルポリシロキサン                 
     13.9      3  パラフィンワッ
クス                       
     5.0      4  ワセリン    
                         
         5.0      5  ワックス
状フッ素含有ポリマー(合成例1)    10.0 
     6  ジセチルリン酸カルシウム     
                 5.0     
 7  グリセリン脂肪酸エステル         
             3.0         
 (グリセロールモノオレート)〔B〕8  黒酸化鉄
                         
             3.0      9  
カオリン                     
               10.0      
10  水                    
                      15.
0      11  防腐剤           
                         
    0.1                  
                         
           100.00(製法) (1)  成分1〜7を加熱溶解する。 (2)  (1)に成分8〜11を添加し、攪拌分散後
、冷却する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  次の成分(A)〜(C)(A)ワック
    ス状フッ素含有ポリマー (B)揮発性油剤 (C)油ゲル化剤 を含有する固形化粧料。
JP41180190A 1990-12-20 1990-12-20 固形化粧料 Pending JPH04221306A (ja)

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JPH11502873A (ja) * 1996-01-16 1999-03-09 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 色移り抵抗型唇用組成物
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WO2021153705A1 (ja) * 2020-01-31 2021-08-05 花王株式会社 皮膚外用剤

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