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JPH04204378A - 免疫反応自動分析装置 - Google Patents

免疫反応自動分析装置

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JPH04204378A
JPH04204378A JP33955190A JP33955190A JPH04204378A JP H04204378 A JPH04204378 A JP H04204378A JP 33955190 A JP33955190 A JP 33955190A JP 33955190 A JP33955190 A JP 33955190A JP H04204378 A JPH04204378 A JP H04204378A
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JP
Japan
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absorbance
wavelength
sample
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time
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JP33955190A
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JPH0743379B2 (ja
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Junichi Matsumoto
順一 松本
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は血清など多成分を含む試料中の目的成分濃度又
は活性値を免疫反応を利用して測定する免疫反応自動分
析装置に関するものである。
(従来の技術) 血清などの検体を測定する方法として、検体に含まれる
目的成分と抗原抗体反応を行なう反応試薬を添加し、試
料中の抗原又は抗体と反応試薬中の抗体又は抗原とを反
応させ、生じた抗原抗体複合物による吸光度から試料中
の抗原又は抗体を定量する免疫比濁法がある。
血清などの検体では目的成分が低濃度のものがら高濃度
のものまで広い濃度範囲のものが測定される。抗原抗体
複合物による吸光度を測定する場合、その抗原抗体複合
物の生成量は検体の抗原又は抗体の濃度が高くなるにつ
れて多くなり、かつ複合物の粒子径が大きくなるために
吸光度が上昇する。しかし、検体の抗原又は抗体の濃度
がある値以上になると、抗原抗体架橋反応が起こらなく
なるために抗原抗体複合物の粒子径が、小さくなり、吸
光度が低下してくる。この高濃度領域で吸光度が低下す
る現象はプロゾーン現象と呼ばれており、吸光度から検
体の定量分析を行なう場合にはこのプロゾーン現象が起
こっている領域では定量することができない。そのため
、プロゾーン現象が起こっていることがわかれば検体を
希釈して再び測定を行なうという操作がなされる。
プロゾーン現象が起こっているかどうかの判定を行なう
方法としては、検体と反応試薬を混合させて抗原抗体反
応を行なわせた後の吸光度の時間変化を単一波長で測定
し、初期の吸光度変化と長時間経過後の吸光度変化とか
らプロゾーン判定を行なう方法が用いられているが、単
一波長測定であるために安定した判定を行なうことはで
きない。
そこで、2波長で吸光度を測定し、次の式%式% からその値が一定値以下になれば抗原又は抗体が過剰で
あると判断する方法を本出願人は既に提案している。こ
こで、A1は検体にバッファ液を添加し、それに検体の
目的成分と抗原抗体反応を起こす反応試薬を添加した混
合溶液の一定時間後の第1の波長での吸光度、AlSb
は検体にバッファ液のみを添加した溶液の一定時間後の
第1の波長での吸光度、AlRbは反応試薬の一定時間
後の第1゛の波長での吸光度、AIBbはバッファ液に
水を添加したものの一定時間後の第1の波長での吸光度
、A2は検体にバッファ液を添加し、それに検体の目的
成分と抗原抗体反応を起こす反応試薬を添加した混合溶
液の一定時間後の第2の波長での吸光度、A2Sbは検
体にバッファ液のみを添加した溶液の一定時間後の第2
の波長での吸光度、A2Rbは反応試薬の一定時間後の
第2の波長での吸光度、A2Bbはバッファ液に水を添
加したものの一定時間後の第2の波長での吸光度である
わ (発明が解決しようとする課題) 上記の演算式により抗原又は抗体が過剰であるか否かを
判定する方法では、検体に反応試薬を添加したものの吸
光度の他に、検体にバッファ溶液を添加したものの吸光
度、反応試薬の吸光度や、バッファ液の吸光度などを測
定する必要があり、操作が煩雑になる。
また、上記の式では検体にバッファ液を添加した状態で
の吸光度を測定しなければならないので、試薬としては
検体と抗原抗体反応を起こさせる反応試薬のほかにバッ
ファ液も必要とし、そのため2試薬系の反応にしか適用
することができない。
本発明は検体の抗原又は抗体が過剰であるか否かを簡単
な操作により判定することができ、また2試薬系の反応
だけでなく、1試薬系の反応にも適用することのできる
判定機能を備えた自動分析装置を提供することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) 第1図に本発明の判定機能部分を示す。
2は免疫比濁法の分析装置で吸光度を測定する測定部で
あり、この測定部2は試料と反応試薬との混合溶液に対
して2波長で吸光度測定を行なうことのできる測定部で
ある。4は測定された吸光度を記憶するメモリ装置であ
る。6は演算部であり、演算部6では、2波長の各波長
における試料と反応試薬との混合後の異なる時刻間での
吸光度差から両波長による吸光度差の比の値FPを(た
だし、Al(s)は第1の波長で第1の時刻での吸光度
、Al(f)は第1の波長で第2の時刻での吸光度、A
2(s)は第2の波長で第1の時刻での吸光度、A2(
f)は第2の波長で第2の時刻での吸光度である) として算出する。8は判定部であり、算出されたFP値
を予め設定された基準FP値と比較し、基準FP値より
小さければ抗原又は抗体の過剰域であると判定する。
(作用) ある試料に反応試薬を添加して抗原抗体反応を起こさせ
、その反応試薬添加後の時間に対する吸光度変化を2つ
の波長λ□とλ2で測定したとき、それぞれの波長での
吸光度が第2図に示されるように変化したものとする。
第1の時刻Sとそれからある時間後の時刻fは自由に設
定することができる。これらの2波長でのある時間を隔
てた吸光度の差から前記(1)式によりFP値を演算す
る。
このFP値は検体の抗原又は抗体の濃度が増加するにつ
れて減少し、プロゾーン領域に達するとほぼ一定した値
となる。
(実施例) 第3図は本発明が適用される自動分析装置の一例を表わ
したものである。
10は反応ラインであり、反応ディスクの周囲に沿って
反応管12が配列されている。反応ライン10の近くに
はターンテーブル14が設けられ、ターンテーブル14
には検体試料を収容したカップが並べられる。16はピ
ペッタを備えた検体分注ノズル機構であり、ターンテー
ブル14上の検体カップから検体を吸引し、反応管12
に注入する。18は検体分注ノズル機構16に検体を吸
引し、反応管12に注入するためのピペッタポンプと、
検体を脱気水で押し出すためのダイリュータポンプであ
る。ターンテーブル14とピペッタポンプ・ダイリュー
タポンプ18はサンプラー制御コンピュータ22及びイ
ンターフェース20を介してマイクロコンピュータ24
によって制御される。17は検体分注ノズル機構16の
プローブや流路を洗浄するための洗浄液が湧き出す洗浄
槽である。
反応管12にバッファ液や反応試薬を注入するために、
デイスペンサ26a、26bと試薬庫28が設けられて
いる。試薬庫28に配列された試薬瓶からデイスペンサ
26aによってバッファ液が吸引されて反応管12に注
入され、デイスペンサ26bによって反応試薬が吸引さ
れて反応管12に注入される。30はデイスペンサ26
a又は26bで試薬を吸引し反応管12に注入するため
のデイスペンサポンプであり、デイスペンサ26a、2
6bとデイスペンサポンプ30はデイスペンサ制御コン
ピュータ32とインターフェース20を介してマイクロ
コンピュータ24により制御される。27a、27bは
それぞれデイスペンサ26a、26bのプローブや流路
を洗浄するための洗浄液が湧き出す洗浄瓶である。
反応管12に注入された検体と試薬を撹拌するために撹
拌機構34が反応ライン1oの近くに設けられ、また反
応管12中の反応を光学的に検出する測定部として、反
応ライン10の近傍には反応管12の配列の周囲に沿っ
て往復方向に移動可能な分光器36が設けられている。
反応管12の洗浄を行なうために、反応ライン10の近
くには洗浄機構38が設けられている。
40は洗浄機構38のノズルから反応管12に洗浄液を
注入し回収するための洗浄ポンプである。
洗浄機構38では反応管12内の反応液をまず吸引し、
それらを図示しない廃液タンクに送る。
撹拌機構34、洗浄機構38及び洗浄ポンプ40は反応
部制御コンピュータ42及びインターフェース20を介
してマイクロコンピュータ24によって制御される。
分光器36の検出出力は、log変換部及びA/D変換
部44、並びにインターフェース2oを介してマイクロ
コンピュータ24に取り込まれる。
反応管12は恒温循環水によって温度が一定に保たれる
インターフェース20にはさらに、プリンタ48、キー
ボード50、CRT52及びフロッピーディスクドライ
ブ54が接続されている。
第1図におけるメモリ装置4、演算部6及び判定部8は
マイクロコンピュータ24により実現される。
第4図から第6図により免疫グロブリンIgGの測定に
本発明を適用した例を示す。
第4図はIgGを高濃度に含む濃度が既知の血清(I 
gG濃度が約7000 m g / d c )の1゜
段階希釈系列に反応試薬を混合したときの測定波長34
0nm(A)と750nm (B)での吸光度(単位は
光学濃度○、D、)の時間変化を示す。
反応時間は抗原抗体反応を起こさせる反応試薬を分注し
た時点をOとし、1目盛24秒で表わしている。各曲線
の数値1/10〜10/10は血清試料の希釈率を表わ
している。
第5図には第4図の結果に基づいて4種類の反応時間で
の希釈系列と吸光度との関係を示す。いずれの測定波長
でも高濃度領域で吸光度が低下している。吸光度が低下
している領域(鎖線の右側領域)はプロゾーン現象が起
こっている領域であり、そのプロゾーン領域では測定さ
れた吸光度を検量線に当て嵌めて目的成分濃度を算出す
ると実際の濃度よりも低い濃度となり不正確となる。
そこで、本発明の(1)式に従って第2の時刻fを試薬
添加後24X15秒後の時刻とし、第1の時刻S(第6
図ではXで表わしている)を変えて演算を行なった結果
を第6図に示す。A(340)で示される測定波長34
0nmの15X24秒経過後の吸光度曲線の極大部より
右#l(すなわち高濃度側)ではFP値はほぼ一定にな
る。FP値を1.0に設定しておくことにより、希釈率
3/10以上の高濃度検体はプロゾーン域と判定するこ
とができる。
(発明の効果) 本発明によれば試料に反応試薬を混合した溶液を2つの
時刻で2波長測定してその試料が抗原又は抗体の過剰状
態か否かを判定するようにしたので、操作が簡単であり
、正確な判定を行なうことができる。
反応試薬分注直後の液は撹拌による揺らぎなどがあり、
正確な吸光度を測定しにくい。撹拌の影響を避けるため
に第1の時刻での測定点を後の方にすると、第2の時間
での吸光度との差が/I\さくなり、再現性が得にくく
なる。しかし、本発明では2波長で測定するので、撹拌
による液の揺らぎを補正することができ、反応試薬分注
直後の値を使用することができるので、感度を大きくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の判定機能部分を示すブロック図、第2
図は抗原抗体反応複合体による吸光度の時間変化を示す
図、第3図は本発明が適用される自動分析装置の一例を
示す構成図、第4図は抗原抗体反応複合体による吸光度
の時間変化を示す図、第5図は試料濃度による吸光度変
化を示す図、第6図は本発明により算出されたFP値を
吸光度とともに示す図である。 2・・・・・・測定部、4・・・・・・メモリ装置、6
・・・・・・演算部、8・・・・・・判定部。 特許出願人 株式会社島津製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料に反応試薬を添加し、試料中の抗原又は抗体
    と反応試薬中の抗体又は抗原とを反応させ、生じた抗原
    抗体複合物による吸光度から試料中の抗原又は抗体を定
    量する免疫比濁法の分析装置において、吸光度を測定す
    る測定部は試料と反応試薬との混合溶液に対して2波長
    で吸光度測定を行なうことのできる測定部であり、測定
    された吸光度を記憶するメモリ装置と、2波長の各波長
    における試料と反応試薬との混合後の異なる時刻間での
    吸光度差から両波長による吸光度差の比の値FPを FP=[A1(s)−A1(f)]/[A2(s)−A
    2(f)](ただし、A1(s)は第1の波長で第1の
    時刻での吸光度、A1(f)は第1の波長で第2の時刻
    での吸光度、A2(s)は第2の波長で第1の時刻での
    吸光度、A2(f)は第2の波長で第2の時刻での吸光
    度である) として算出する演算部と、算出されたFP値を予め設定
    された基準FP値と比較し、基準FP値より小さければ
    抗原又は抗体の過剰域であると判定する判定部とを備え
    たことを特徴とする免疫反応自動分析装置。
JP2339551A 1990-11-30 1990-11-30 免疫反応自動分析装置 Expired - Fee Related JPH0743379B2 (ja)

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