JPH0415781A - 自動改札装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は自動改札装置に関する。

（従来の技術） 従来の自動改札装置５０について第３図を参照して説明
する。

従来の自動改札装置５０における自動改札機５１ａ乃至
５１ｄは、監視盤５３やデータ集計機５４と信号ケーブ
ル及び電源ケーブルからなる多数のケーブル５５を介し
て接続され、ケーブル５５を通して自動改札機５１ａ乃
至５１ｄの各種状態や処理データ等の情報を監視盤５３
やデータ集計機５４に送り、又は監視盤５３の操作によ
る信号を受けて動作モードの切換え等を行っていた。

しかしながら上述した従来の構成では、自動改札機５１
ａ乃至５１ｄと監視盤５３やデータ集計機５４を結ぶ多
くのケーブル５５を通すために、自動改札機５１ａ乃至
５１ｄの下をくぐり抜けるケーブルピット５６を用意す
る必要かあり、自動改札機５１ａ乃至５１ｄの台数か多
くなるとケーブル５５の本数か増えるためケーブルピッ
ト５６も大きくなってしまい、工事期間が長くなり、工
事費用も多くなるという問題かあった。

また、ケーブル末端の部分には自動改札機５１ａ乃至５
１ｄ等と結合するためのコネクタが取付けられるか、駅
のレイアウトや自動改札機５１ａ乃至５１ｄの台数等に
よりケーブル５５の長さが左右されるため、各駅毎に種
々の長さのケ−プル５５を作成用意しなければならず、
多くの費用と労力を要するという問題があった。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように従来装置では、ピット工事やケーブルの
ために多くの費用と労力を要し、また、工事期間も長く
なるという問題があった。

そこで、本発明は、最低限必要な電源ケーブル以外全て
の信号ケーブルを省略し、設置工事費用の低減および工
事期間の短縮等を図ることができる自動改札装置を提供
することを目的とするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、制御対象である自動改札機と、この自動改札
機の遠隔制御を行う監視手段と、前記自動改札機におけ
る改札情報を収集処理する情報処理手段との各々に空間
伝達媒体送受手段を備え、前記自動改札機、監視手段、
情報処理手段相互間の情報伝達を空間伝達媒体により行
うようにしたものである。

（作　用） 以下に上記構成の自動改札装置の作用を説明する。

この自動改札装置によれば、自動改札機と監視手段と情
報管理手段との相互間の情報伝達が空間伝達媒体により
行われることになり、信号ケーブルの作成設置が一切不
要となる。

（実施例） 以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図に示す自動改札装置１は、駅の改札口に設置され
た複数台の自動改札機１ａ乃至１ｄと、この自動改札機
１ａ乃至１ｄに対し監視を行う監視手段としての監視盤
２及び自動改札機１ａ乃至１ｄからの情報の収集処理を
行う情報処理手段としてのデータ集計機３とを具備して
いる。

前記自動改札機１ａ乃至１ｄ、監視盤２及びデータ集計
機３には、各々第２図に示すような回路構成の情報処理
手段４が設けられている。

即ち、同図に示す情報処理手段４は、情報の送受を空間
伝達媒体としての電波により行うアンテナ５と、アンテ
ナ５に対する情報の送信および受信を行う送信回路６及
び受信回路７からなる空間伝達媒体送受手段８と、無線
変換回路９、シリアル通信回路１０、装置全体の制御を
行う装置制御部１１及び各種情報の記憶を行う記憶回路
１２からなる情報制御部１３とを具備している。

前記自動改札機１ａ乃至１ｄは、配管（コンジット）１
５内に挿通した電源ケーブル１６を介して電源１７に接
続されている。

また、データ集計機２及び監視盤３には、別の電源ケー
ブルが接続されているが一切の信号ケーブルは接続され
ない構成となっている。

また、上述した電源ケーブル１６はコネクタを接続する
必要がなく、端子台受方式でよい事から、電源ケーブル
１６の長さなどは予め駅のレイアウトに合わせる必要も
なくおおよその全長にたる分を用意すればよく事前作業
が少なくて済む。

次に上記構成の自動改札装置１の作用を説明する。

データ集計機２はその送信回路６．アンテナ５を通じて
ポーリング方式の呼出しメツセージを各自動改札機１ａ
乃至１ｄ及び監視盤３に送り出す。

前記呼出しメツセージには呼び出し先の号機番号が付さ
れているため、その号機番号の自動改札機、例えば自動
改札機１ａ又は監視盤３が呼出しメツセージを受信した
ときに、その呼出しメツセージに対して受信メツセージ
を送り出す。

データ集計機２は受信メツセージを受は取るとその自動
改札機１ａに送信要求メツセージを送り、自動改札機１
ａはその送信要求を受は取ると、要求されたデータ（情
報）をデータ集計機２に送る。

データ集計機２は前記データを受信すると、通信終了の
メツセージを自動改札機１ａに送り、これにより、自動
改札機１ａとのデータの送受を終了する。

また、データ集計機２は同様の手順で次々と自動改札機
１ｂ乃至１ｄの各号機とデータ通信を行うため、無線通
信によってもこれまでの有線式と同様な通信手順でデー
タの送受を行うことが可能となる。従って、従来の通信
ソフトウェアやアプリケーションプログラム等をそのま
ま利用することができる。

前記監視盤３の操作および表示についても同様にデータ
集計機２が監視盤３の号機番号を付けた呼び出しメツセ
ージを送ることにより、監視盤３とのデータ通信を開始
し、例えば監視盤３から図示してないが自動改札機遠隔
制御スイッチのいずれかが操作されていた場合その設定
内容をデータの形でデータ集計機２へ送り、これにより
、データ集計機２はその設定内容を各自動改札機１ａ乃
至１ｄへ設定データとして送信する。

このようにして、監視盤３での遠隔操作も従来の場合と
同様に行うことが可能となる。

一方、自動改札機１ａ乃至１ｄで発生した監視盤表示デ
ータは、上述した場合と反対の手順で自動改札機１ａ乃
至１ｄからデータ集計機２を経由して監視盤３に送られ
この監視盤３上に表示されることになる。

本発明は上述した実施例に限定されることなく、その要
旨の範囲内で種々の変形か可能とである。

例えば、上述した空間伝達媒体としては電波の細光を用
いることもでき、この場合には発光装置と受光装置との
組み合せによる光通信方式として実施可能である。

［発明の効果］ 以上説明した本発明によれば、従来の自動改札装置のシ
ステム変更や基本的なソフトウェアの変更なしに空間伝
達媒体による情報伝送と監視手段からの遠隔制御を実現
でき、これにより信号ケーブル敷設のための工事費の削
減や工事期間の短縮が図れ、しかも自動改札機の増設や
移動等に速やかに対処することが可能な自動改札装置を
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置の配置図、第２図は同装置
の回路系のブロック図、第３図は従来装置の正面図であ
る。 １・・・自動改札装置、 １ａ乃至１ｄ・・・自動改札機、 ２・・・データ集計機、３・・・監視盤、８・・・空間
伝達媒体送受手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 制御対象である自動改札機と、この自動改札機の遠隔制
   御を行う監視手段と、前記自動改札機における改札情報
   を収集処理する情報処理手段との各々に空間伝達媒体送
   受手段を備え、前記自動改札機、監視手段、情報処理手
   段相互間の情報伝達を空間伝達媒体により行うようにし
   たことを特徴とする自動改札装置。