JPH04156026A - 監視制御方法、監視制御装置及び交換システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ＡＭＴ交換システムに於けるセルの流入を監視する監視
制御方式に関し、 加入者の申告帯域以上のセルの流入による輻較状態を回
避することを目的とし、 ＡＴＶ交換システムに於ける監視制御方式に於いて、加
入者からのセルをカウントするセルカウンタと、前記加
入者の申告帯域を超えたセルが流入したか否かを判定す
る判定部とを有する監視部を備え、該監視部に於いて、
前記加入者の申告帯域を超えて流入したセルにマークを
付加して多重化部に送出し、該多重化部に於けるバッフ
ァに余裕がない時に、前記マークを付加したセルを優先
的に廃棄するように構成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ＡＭＴ交換システムに於けるセルの流入を監
視する監視制御方式に関するものである。

ＡＴＭ交換システムは、音声、ｍ像、データ等の各種の
情報を、４８バイトの情報領域と、５バイトのヘッダ部
とからなる５３バイト長のセルに分割し、そのセルにつ
いて交換処理するものである。従って、伝送速度の異な
る各種の情報を多重化して伝送することができる。この
セルの多重化部に於けるバッファは、予期しない多量の
セルが流入した時にオーバーフローすることになり、オ
ーバーフローした分のセルは廃棄されるから、通信品質
が劣化することになる。このような状態を回避する為に
バッファの容量を大きくすれば良いことになるが、バッ
ファによる遅延が大きくなるから、音声９画像等の情報
を伝送する場合に問題となる。従って、バッファのオー
バーフローができるだけ生じないようにし、且つオーバ
ーフローが生じた場合の影響を少なくすることが要望さ
れている。

〔従来の技術］ ＡＴＭ交換システムは、例えば、第５図に示すように、
複数の端末装置（ＴＥ）６０は、それぞれターミナルア
ダプタ（ＴＡ）５９を介して網終端装置（ＮＴ）５Ｂに
接続され、複数の網終端装置５８はそれぞれ加入者線を
介して広帯域遠隔交換局（ＢＲ３Ｕ）５７に接続され、
複数の広帯域遠隔交換局５７は局間伝送路５６を介して
中央交換局（Ｃｏ）５５と接続されている。又中央交換
局５５間も局間伝送路５６を介して接続されている。こ
のような局間伝送路５６及び加入者線は、１５５ＭＨｚ
や６２２ＭＨｚ或いはそれ以上の高速伝送路とすること
ができ、例えば、５ＯＳＥＴ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ
　　０ｐｔｉｃａｌ　　ＮＥＴｗｏｒｋ）等の光伝送路
とすることができる。

端末装置６０からの音声９画像、データ等の情報は、タ
ーミナルアダプタ５９に於いて、例えば、４８バイトの
情報領域に５バイトのヘッダ部が付加されたセルに分割
され、このセルは、網終端装置５８を介して広帯域遠隔
交換局５７に送出される。又相手端末装置からのセルは
網終端装置５８を介してターミナルアダプタ５９に加え
られ、このターミナルアダプタ５９に於いてデセル化さ
れて端末装置６０に転送される。

広帯域遠隔交換局５７は、例えば、第６図に示す構成を
有し、６１は加入者線に接続された加入者う゛インドラ
ンク、６２は多重化及び多重分離を行う多重部、６３は
交換処理する集線スイッチ部、６４は多重化及び多重分
離を行う多重部、６５は局間伝送路に接続された局間伝
送トランク、６６はインタフェース部、６７はプロセッ
サである。

複数の加入者ライントランク６１を介して加えられたセ
ルは、多重部６２に於いて多重化される。

この多重部６２に於いては、非同期で入力される加入者
からのセルをバッファを介して多重化するものであり、
集線スイッチ部６３に於いて交換処理された後、多重部
６４により所定の中央交換局への局間伝送トランク６５
に分配されるように多重分離される。又相手端末装置か
らのセルは局間伝送トランク６５に入力され、多重部６
４により多重化されて集線スイッチ部６３に加えられ、
交換処理されて多重部６２に加えられ、この多重部６２
に於いて所定の加入者へセルを送出するように多重分離
され、加入者ライントランク６１を介して加入者に送出
される。

〔発明が解決しようとする課題〕

多重部６２に多量のセルが流入すると、前述のように、
バッファがオーバーフローすることになる。そこで、発
呼時に、加入者が使用する帯域を申告させ、その申告帯
域に従って多重化が可能か否か判定して、バーチセルバ
スの設定等を行うことが考えられる。その場合、成る加
入者が申告帯域以上のセルを送出すると、この加入者と
同一のバッファを使用する他の加入者からのセルも廃棄
される。即ち、申告帯域以上のセルを送出した加入者が
存在すると、他の加入者からのセルも廃棄されることに
なり、影響が大きくなる欠点がある。

本発明は、加入者の申告帯域以上のセルの流入による輻
較状態を回避することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の監視制御方式は、申告帯域以上のセルが流入し
た場合に、そのセルにマークを付加して廃棄の優先度が
高いことを表示し、バッファのオーバーフロー時にはそ
のセルを優先的に廃棄することにより、他の加入者への
影響を除去するものであり、第１図を参照して説明する
。

ＡＴＭ交換システムに於ける加入者からのセルをカウン
トするセルカウンタ１と、加入者の申告帯域を超えたセ
ルが流入したか否かを判定する判定部２とを有する監視
部３を備え、この監視部３により、加入者の申告帯域を
超えて流入したセルにマークを付加して多重化部４に送
出し、この多重化部４に於けるバッファに余裕がない時
に、マークを付加したセルを優先的に廃棄するものであ
る。

又監視部３の判定部２は、加入者の申告帯域に対応して
第１の判定閾値と、この第１の判定闇値より大きい第２
の判定闇値とを設定して、加入者からのセルが第１の判
定闇値を超えて流入したことを判定した時に、そのセル
にマークを付加し、第２の判定闇値を超えて流入したこ
とを判定した時に、そのセルを廃棄制御するものである
。

〔作用〕

請求項１について、セルカウンタ１により加入者からの
所定時間内に流入するセルをカウントし、加入者の申告
帯域以上か否か監視部３０判定部２に於いて判定し、加
入者の申告帯域を超えて流入したセルには、所定のビッ
ト等によるマークを付加する。多重化部４では、このマ
ークが付加されたセルについて、バッファに余裕があれ
ば多重化して送出するが、余裕がない場合は、優先的に
廃棄して、他の加入者からのマークが付加されていない
セルを確実に多重化して送出する。

請求項２について、判定部２に加入者の申告帯域に対応
した第１．第２の判定闇値を設定し、第１の判定闇値を
超えてセルが流入した時は、そのセルにマークを付加し
て、多重化部４のバッファに余裕がない時は優先的に廃
棄し、第２の判定闇値を超えてセルが流入した時は、多
重化部４のバッファにオーバーフローが生じる可能性が
大きくなるから、強制的に廃棄するものである。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。

第２図は本発明の実施例の要部ブロック図であり、１１
−１〜１１−ｍは加入者線の終端装置、１２−１〜１２
−ｍはインタフェース部、１３−１〜１３−ｍは監視部
（ＰＯＬ　Ｉ　ＣＥ）、１４は多重化部、１５は集線ス
イッチ部、１６はインタフェース部、１７はプロセッサ
である。

終端装置１１−１〜１１−ｍとインタフェース部１２−
１〜１２−ｍとの部分がそれぞれ加入者対応の加入者ラ
イントランクに相当し、各加入者からのセルは、終端装
置１１−１〜１１−ｍからインタフェース部１２−１〜
１２−ｍを介して多重化部１４に入力され、又監視部１
３−１〜１３−ｍによりセルの流入が監視される。

加入者は発呼時に、これから使用する帯域を申告する。

プロセッサ１７は、加入者間のバーチセルチャネル識別
子ＶＣＩ及びバーチセルパス識別子ＶＰＩの割付処理を
行い、且つ加入者の申告帯域に対応した単位時間内の最
大通過セル数と、ＶＣ１／ＶＰＩとを監視部１３−１〜
１３−ｍに通知する。監視部１３−１〜１３−ｍは、単
位時間毎に通過する特定のＶＣＩ／ＶＰＩを有するセル
をカウントする。

監視部１３−１〜１３−ｍは、単位時間内に通過するセ
ル数が、申告帯域に対応して設定された最大通過セル数
を超えた場合に、そのセルにマークを付加する。即ち、
セルのヘッダ部の廃棄優先度表示ピッ）ＣＬＰをオンと
する。多重化部１４はバッファを有し、各加入者からの
セルを多重化して集線スイッチ部１５に加えるものであ
り、廃棄優先度表示ピッ）ＣＬＰがオンのセルについて
は、バッファに余裕がある場合のみ多重化し、余裕がな
い場合は優先的に廃棄するものである。それにより、申
告帯域内のセルを送出している加入者からのセルは確実
に多重化されることになる。

又加入者の申告帯域に対応して、前述の最大通過セル数
番ご相当する第１の判定閾値と、それより大きいセル数
に相当する第２の判定闇値とを設定し、単位時間内に通
過するセル数が第１の判定闇値を超えた場合に、前述の
ようにセルにマークを付加、即ち、廃棄優先度表示ピッ
）ＣＬＰをオンとし、多重化部１４のバッファに余裕が
ない場合に優先的に廃棄し、又通過セル数が更に増加し
て第２の判定闇値を超えた場合は、多重化部１４のバッ
ファの余裕の有無に拘らず、そのセルを廃棄するように
制御することもできる。又監視部１３−１〜１３−ｍに
於ける処理結果をインタフェース部１６を介してプロセ
ッサ１７を介して通知するものである。

第３図は本発明の実施例の加入者ライントランクの要部
ブロック図であり、２１は５ＯＮＥＴ等の光伝送路によ
る加入者線、２２は電気・光変換部（ＥＯｌｏＥ）　、
２３は終端装置、２４はインタフェース部、２５は監視
部、２６は選択制御処理部、２７はインタフェース部、
２８は終端装置、２９は多重部、３０は集線スイッチ部
、３１はインタフェース部、３２はプロセッサである。

加入者線２１を介して光信号によるセルが伝送され、電
気・光変換部２２により電気信号によるセルに変換され
、終端装置２３からインタフェース部２４を介して選択
制御処理部２６に加えられる。又プロセッサ３２からイ
ンタフェース部３１を介して監視部２５に、ＶＣＩ／Ｖ
ＰＩと共に加入者の申告帯域に対応した第１の判定闇値
と第２の判定閾値とが通知される。この場合、加入者の
申告帯域情報をプロセッサ３２から監視部２５に通知す
ることにより、監視部２５に於いて第１及び第２の判定
闇値を設定することもできる。

監視部２５は、インタフェース部２４を単位時間内に通
過するセルをカウントし、第１．第２の判定闇値と比較
し、第１の判定閾値を超えたセルに対して監視部２５か
ら選択制御処理部２６を制御して、セルのヘッダ部の廃
棄優先度表示ビットＣＬＰをオンとする。このセルは多
重部２９のバッファに余裕がない時に、優先的に廃棄さ
れることになる。又第２の判定闇値を超えたセルに対し
て監視部２５は選択制御処理部２６を制御し、そのセル
を空きセルとして多重部２９に加える。多重部２９では
空きセルであるから多重化しないことになる。即ち、廃
棄されることになる。

第４図は本発明の実施例の監視部のブロック図であり、
３５は各部の監視処理による遅延に対応した遅延時間を
セルに与える為のバッファ、３６〜４０はメモリ、４１
は比較部、４２〜４９はセレクタ、５０は＋１回路、５
１は一１回路、５２はカウンタである。

メモリ３６は単位時間内に通過するセルをカウントする
カウントとして動作するメモリであり、又メモリ３７．
３８は第１．第２の判定闇値を設定するメモリである。

又メモリ３９は単位時間カウント用のメモリであり、メ
モリ４０は単位時間保持メモリである。セルのヘッダ部
のバーチセルパス識別子とバーチセルチャネル識別子Ｖ
ＰＩ／ＶＣＩをアドレスとして、メモリ３６〜３８がア
クセスされ、メモリ３６はＶＰＩ／ＶＣＩ対応の領域を
＋１回路５０によりセレクタ４４を介して＋１し、通過
セル数のカウントを行わせる。

又プロセッサＣＣから加入者の申告帯域に対応して設定
された第１．第２の判定閾値及び監視周期を示す単位時
間データと、その加入者に割付けられたＶＰＩ／ＶＣＩ
対応のアドレスとが加えられて、メモリ３７には第１の
判定閾値が設定され、メモリ３８には第２の判定闇値が
設定され、メモリ４０には単位時間が設定される。この
単位時間は、総て同一とすることも可能であるが、バー
スト的にセルが発生する加入者の場合には、比較的長い
時間で通過セルをカウントする必要があり、又はぼ一定
の速度でセルが発生する加入者の場合は、比較的短い時
間で通過セルをカウントしても良いことになるから、加
入者の特性に対応して設定することができるものである
。

メモリ３９はメモリ４０に設定された単位時間データが
セレクタ４８を介して設定され、−１回路５１を介して
順次カウントダウンされ、Ｏとなると、この設定された
単位時間対応のメモリ３６のＶＰＩ／ＶＣＩのアドレス
領域をクリアする。

即ち、メモリ３６は、ＶＰ　Ｉ／ＶＣＩ対応（８９１Ｍ
により通過セルを単位時間毎にカウントしていることに
なる。又メモリ３９にはメモリ４０から単位時間データ
が再度設定される。

メモリ３６による通過セルのカウント値は、＋１回路５
０を介して比較部４１に加えられる場合を示し、この比
較部４１には、メモリ３７に設定された第１の判定閾値
と、メモリ３８に設定された第２の判定闇値とが加えら
れ、通過セル数が第１、第２の判定闇値以下の場合は、
比較部４１はセレクタ４２を制御しないので、バッファ
３５を介したセルはセレクタ４２をそのまま通過するこ
とになる。又第１の判定閾値を超えたセルについては、
セレクタ４２を制御して、前述のように、セルのヘッダ
部の廃棄優先度表示ビットＣＬＰをオンとして送出する
。又第２の判定闇値を超えたセルについては、セレクタ
４２をセレクタして、前述のように、オール“０”等の
空きセルに変換処理させる。比較部４１による前述の各
処理結果をプロセッサＣＣへ通知する。

セレクタ４２から多重部にセルが加えられて多重化され
るもので、廃棄優先度表示ピッ１−ＣＬＰがオンとなっ
たセルは、バッファに余裕がない場合に廃棄されるから
、他の加入者の申告帯域内のセルは、廃棄優先度表示ビ
ン）ＣＬＰがオフであるから、多重化されることになり
、申告帯域を超えるセルを送出した場合に於ける他の加
入者への影響を回避することができる。父性の加入者か
らのセル数が少ない場合、即ち、バッファに余裕がある
場合は、廃棄優先度表示ビットＣＬＰがオンの場合でも
、多重化されることになる。

又申告帯域を大きく超えるようなセルについては、空き
セル変換処理等により廃棄処理することにより、他の加
入者の申告帯域内のセルが廃棄されることを防止できる
。

本発明は、前述の実施例のみに限定されるものではなく
、種々付加変更することができるものであり、例えば、
メモリ３６によるカウンタは、通常の通過セルをカウン
トするカウンタとすることも勿論可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、ＡＴＭ交換システムに
於いて、監視部（ＰＯＬ　Ｉ　ＣＥ）３のセルカウンタ
１により加入者からのセルをカウントし、判定部２に於
いて加入者の申告帯域を超えたセルを判定した時に、廃
棄優先度表示ピッ）ＣＬＰのオン等によるマークを付加
して多重化部４に送出するもので、多重化部４ではバッ
ファに余裕がある場合はそのまま多重化するが、余裕が
ない時は優先的に廃棄するから、他の加入者の申告帯域
内のセルはバッファに余裕がない場合でも、マークが付
加されていない場合は、優先的に多重化され、申告帯域
を超えたセルを送出した加入者に又加入者の申告帯域に
対応して第１．第２の判定閾値を設定し、第１の判定閾
値を超えたセルに廃棄優先度表示ビットＣＬＰのオン等
によるマークを付加し、第２の判定闇値を超えたセルは
、空きセル等に変換して廃棄するもので、申告帯域を僅
か超えた場合は、バッファに余裕がある場合のみ多重化
を可能とし、申告帯域を大幅に超えた場合は、他の加入
者に与える影響が大きいから廃棄するものである。

従って、ＡＴＭ交換システムに於けるセルを監視して、
申告帯域内のセルが廃棄されることを低減し、通信品質
の劣化を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の実施例
の要部ブロック図、第３図は本発明の実施例の加入者ラ
イントランクの要部ブロック図、第４図は本発明の実施
例の監視部のブロック図、第５図はＡＴＭ交換機のシス
テム構成説明図、第６図は広帯域遠隔交換局のブロック
図である。 １はセルカウンタ、２は判定部、３は監視部、４は多重
化部である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、ＡＴＭ交換システムに於ける監視制御方式に於
   いて、 加入者からのセルをカウントするセルカウンタ（１）と
   、前記加入者の申告帯域を超えたセルが流入したか否か
   を判定する判定部（２）とを有する監視部（３）を備え
   、 該監視部（３）に於いて、前記加入者の申告帯域を超え
   て流入したセルにマークを付加して多重化部（４）に送
   出し、該多重化部（４）に於けるバッファに余裕がない
   時に、前記マークを付加したセルを優先的に廃棄するこ
   とを特徴とする監視制御方式。
2. （２）、前記監視部（３）の前記判定部（２）は、前記
   加入者の申告帯域に対応して第１の判定閾値と、該第１
   の判定閾値より大きい第２の判定閾値とを設定し、前記
   加入者からのセルが前記第１の判定閾値を超えて流入し
   たことを判定した時に、該セルに前記マークを付加し、
   前記第２の判定閾値を超えて流入したことを判定した時
   に、該セルを廃棄制御することを特徴とする請求項１記
   載の監視制御方式。