JPH0411842A - 脂肪ブレンド - Google Patents
脂肪ブレンドInfo
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- JPH0411842A JPH0411842A JP2410561A JP41056190A JPH0411842A JP H0411842 A JPH0411842 A JP H0411842A JP 2410561 A JP2410561 A JP 2410561A JP 41056190 A JP41056190 A JP 41056190A JP H0411842 A JPH0411842 A JP H0411842A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
硬化・分別大豆油の中融点画分及び硬化・分別綿実油の
中融点画分を含む脂肪は公知である。ユニリーバ−社か
ら市販されているカオメル(Kaomel)は上記の中
融点画分を含んでいる。この製品は、チョコレートコー
ティングに用いた場合、妥当もしくは良好な光沢保留性
を示すチョコレートコーティングを与える。今回、我々
はチョコレートコーティングに用いた場合、さらに優れ
た光沢保留性を与える新規な脂肪ブレンドを発見した。 [0002] 従って、本発明はまず第一に、硬化・分別大豆油の中融
点画分(BO)及び硬化・分別綿実油の中融点画分(C
S)を含んでなる脂肪ブレンドにして、この2種類の中
融点画分の重量比(BO/CS)が1.0未満であるこ
とを特徴とする脂肪ブレンドに関する。好ましくは、こ
の比は10:90乃至40 : 60であり、最も好ま
しくは25:75乃至35:65である。 [0003] かかるブレンドをチョコレートに使用すると、優れた光
沢保留性を持つコーティングが得られるが、かかるブレ
ンドのN値はなおかつこのようなブレンドに必要な基準
値を満足する。特に、非常に重要なN3o値N3.値は
、これらの基準値を満足する。 [0004] この組成物の優れた光沢保留性により、光沢保留性を向
上させるために乳化剤を組成物に添加する必要がなくな
った。 [0005] 当該ブレンドの硬さを調整する必要がある場合など、該
ブレンドへの若干(15重量%以下、好ましくは2乃至
8重量%)のオレイン画分の添加が役立つ場合もある。 該オレイン画分は、硬化大豆油と硬化綿実油とのブレン
ドの分別によって得ることができる。 [0006] どんな原料から得た大豆油及び綿実油であっても本発明
の中融点画分の調製に使用できる。かかるブレンドが比
較的高含量のトランス型硬化油を含んでいる場合に、最
良の脂肪ブレンドが得られる。これらのトランス型硬化
油は、油の硬化を例えばプリカド9908 (Pr 1
cat 9908)(7)ような約0.1乃至02重
量%のNiを含む硫化Ni触媒を用いて約1バールの圧
力、約150乃至250℃の温度で行った時に得られる
。このようにして、40%より多いトランス型硬化油か
らなる硬化油を得ることができる。 [0007] 分別生成物は湿式分別によって得られる。使用する溶媒
は通常はヘキサン及びアセトンである。アセトンを用い
る場合、分別は1重量単位の油に対して3容量単位より
多い割合のアセトン(従って、例えば1kgの油当り5
リツトルのアセトン)を用いて行う。 [0008] 分別は、構成成分(油混合物)を35℃以上のアセトン
と適当な割合で混合することによって開始する。この混
合物を約−15℃乃至+15℃、例えば0℃に冷却する
。この温度で、晶出物を上清から濾過又は遠心分離など
によって分離させることができる。このようにして得た
固体を35℃以上のアセトンと再び混合して溶液とする
。この溶液を、所望とする製品に応じて16乃至24℃
の温度に冷却する。この段階で、液体のアセトン含有画
分から分離することのできる固体生成物が再び生じる。 このアセトンを除去した後、所要の中融点画分を得る。 [0009] 本発明の組成物はいろいろな方法で得ることができる。 好ましい方法は、硬化していない大豆油と綿実油のブレ
ンドを作って、このブレンドを上記のようにして硬化し
、この硬化生成物を上述のように湿式分別することによ
って、所望の生成物を得ることからなる。 [0010] しかし、別の具体的態様においては、大豆油と綿実油を
別々に処理する。このようにして2種類の中融点画分が
湿式分別後に得られる。このらの画分は所要の生成物を
与えるように混合できる。順序を変えて、2種類の未硬
化油を別々に硬[00111 当然の事ながら、本発明の脂肪ブレンドを含有するチョ
コレートコーティング及び食品も本発明に含まれる。 [0012]
中融点画分を含む脂肪は公知である。ユニリーバ−社か
ら市販されているカオメル(Kaomel)は上記の中
融点画分を含んでいる。この製品は、チョコレートコー
ティングに用いた場合、妥当もしくは良好な光沢保留性
を示すチョコレートコーティングを与える。今回、我々
はチョコレートコーティングに用いた場合、さらに優れ
た光沢保留性を与える新規な脂肪ブレンドを発見した。 [0002] 従って、本発明はまず第一に、硬化・分別大豆油の中融
点画分(BO)及び硬化・分別綿実油の中融点画分(C
S)を含んでなる脂肪ブレンドにして、この2種類の中
融点画分の重量比(BO/CS)が1.0未満であるこ
とを特徴とする脂肪ブレンドに関する。好ましくは、こ
の比は10:90乃至40 : 60であり、最も好ま
しくは25:75乃至35:65である。 [0003] かかるブレンドをチョコレートに使用すると、優れた光
沢保留性を持つコーティングが得られるが、かかるブレ
ンドのN値はなおかつこのようなブレンドに必要な基準
値を満足する。特に、非常に重要なN3o値N3.値は
、これらの基準値を満足する。 [0004] この組成物の優れた光沢保留性により、光沢保留性を向
上させるために乳化剤を組成物に添加する必要がなくな
った。 [0005] 当該ブレンドの硬さを調整する必要がある場合など、該
ブレンドへの若干(15重量%以下、好ましくは2乃至
8重量%)のオレイン画分の添加が役立つ場合もある。 該オレイン画分は、硬化大豆油と硬化綿実油とのブレン
ドの分別によって得ることができる。 [0006] どんな原料から得た大豆油及び綿実油であっても本発明
の中融点画分の調製に使用できる。かかるブレンドが比
較的高含量のトランス型硬化油を含んでいる場合に、最
良の脂肪ブレンドが得られる。これらのトランス型硬化
油は、油の硬化を例えばプリカド9908 (Pr 1
cat 9908)(7)ような約0.1乃至02重
量%のNiを含む硫化Ni触媒を用いて約1バールの圧
力、約150乃至250℃の温度で行った時に得られる
。このようにして、40%より多いトランス型硬化油か
らなる硬化油を得ることができる。 [0007] 分別生成物は湿式分別によって得られる。使用する溶媒
は通常はヘキサン及びアセトンである。アセトンを用い
る場合、分別は1重量単位の油に対して3容量単位より
多い割合のアセトン(従って、例えば1kgの油当り5
リツトルのアセトン)を用いて行う。 [0008] 分別は、構成成分(油混合物)を35℃以上のアセトン
と適当な割合で混合することによって開始する。この混
合物を約−15℃乃至+15℃、例えば0℃に冷却する
。この温度で、晶出物を上清から濾過又は遠心分離など
によって分離させることができる。このようにして得た
固体を35℃以上のアセトンと再び混合して溶液とする
。この溶液を、所望とする製品に応じて16乃至24℃
の温度に冷却する。この段階で、液体のアセトン含有画
分から分離することのできる固体生成物が再び生じる。 このアセトンを除去した後、所要の中融点画分を得る。 [0009] 本発明の組成物はいろいろな方法で得ることができる。 好ましい方法は、硬化していない大豆油と綿実油のブレ
ンドを作って、このブレンドを上記のようにして硬化し
、この硬化生成物を上述のように湿式分別することによ
って、所望の生成物を得ることからなる。 [0010] しかし、別の具体的態様においては、大豆油と綿実油を
別々に処理する。このようにして2種類の中融点画分が
湿式分別後に得られる。このらの画分は所要の生成物を
与えるように混合できる。順序を変えて、2種類の未硬
化油を別々に硬[00111 当然の事ながら、本発明の脂肪ブレンドを含有するチョ
コレートコーティング及び食品も本発明に含まれる。 [0012]
実施例上
30重量部の大豆油と70重量部の綿実油からなるブレ
ンドを作った。このブレンドを、硫化したNi触媒(0
,1重量%Ni)を用いて、1バール、195℃で硬化
しな。 [0013] この硬化生成物に43℃の温度の500容量部のアセト
ンを加え、湿式分別した。0℃に冷却し、濾過して、固
体を取出した(60重量部)。この固体画分にアセトン
を加えてこの画分を43℃に暖めた。今度は20℃に冷
却し、かつ濾過して固体画分(22重量部)とアセトン
画分を得る。アセトンを除去して中融点画分(38重量
部)を得た。得られた生成物の性状と分析データを表1
(トランス型硬化ブレンドについて)及び表2(中融
点画分のブレンドについて)に示す[0014] 実施伝え 実施例1を繰り返した。ただし、BO: C3の比は4
0BOた。生成物のデータを表1及び表2に示す。 [0015] 得られた中融点画分の量は41重量部であった。 [0016] :60C3であっ
ンドを作った。このブレンドを、硫化したNi触媒(0
,1重量%Ni)を用いて、1バール、195℃で硬化
しな。 [0013] この硬化生成物に43℃の温度の500容量部のアセト
ンを加え、湿式分別した。0℃に冷却し、濾過して、固
体を取出した(60重量部)。この固体画分にアセトン
を加えてこの画分を43℃に暖めた。今度は20℃に冷
却し、かつ濾過して固体画分(22重量部)とアセトン
画分を得る。アセトンを除去して中融点画分(38重量
部)を得た。得られた生成物の性状と分析データを表1
(トランス型硬化ブレンドについて)及び表2(中融
点画分のブレンドについて)に示す[0014] 実施伝え 実施例1を繰り返した。ただし、BO: C3の比は4
0BOた。生成物のデータを表1及び表2に示す。 [0015] 得られた中融点画分の量は41重量部であった。 [0016] :60C3であっ
【表1】
スリップ融点(’C)
37.3
38.0
脂肪酸メチルエステル(FAkiE)
I2
C18:0
C18:1
0、5
17.8
7.8
73.6
0、5
18.9
9、1
69.6
0.9
1D、6
35.8
1.6
1.5
11.9
36.9
47.0
1.8
【表2】
分別ブレンド(中融点画分)の性状と分析結果実施例2
実施例1 常法BO4030 CS 60 7ON値
ns s” ns s”
nsN 92,9 83,7
90,0 80,2 86−96O N 79,3 77.9 75,8
73.1N 48,2 58,7 4
4,2 53.9 41−49N356,2 1
0.5 5.0 7.3 最大8
スリツプ 融点(℃) 35.3 ヨウ素価 65.6 脂肪酸メチルエステル(FAME) Cl2 0.5 Cl6 19.7 Cl8:0 7.I Cl3:l 71.4 炭素原子数 C480,8 C5010,6 C5242,2 C5444,I C561,6 s” =26°Cで40時間安定化 ns =安定化せず 34、6 33−35 64、1 57−60 0.6 19.9 8.1 69.4 1、1 11.3 42.4 42.4 1.7 [0018] 実施伝主 実施例1を繰り返した。ただし、この例においては、得
られた中融点画分90重量部を、10重量部のオレイン
画分とブレンドした。このオレイン画分は、液体画分(
前述の0℃への最初の冷却工程で前記固体画分を分離し
たもの)からアセトンを除去して得た。この生成物は以
下のN値を有していた。 [0019] 非安定化 常法に従う N2o79.877〜87 N2560.060〜66 N3o31.029〜35
実施例1 常法BO4030 CS 60 7ON値
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90,0 80,2 86−96O N 79,3 77.9 75,8
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4,2 53.9 41−49N356,2 1
0.5 5.0 7.3 最大8
スリツプ 融点(℃) 35.3 ヨウ素価 65.6 脂肪酸メチルエステル(FAME) Cl2 0.5 Cl6 19.7 Cl8:0 7.I Cl3:l 71.4 炭素原子数 C480,8 C5010,6 C5242,2 C5444,I C561,6 s” =26°Cで40時間安定化 ns =安定化せず 34、6 33−35 64、1 57−60 0.6 19.9 8.1 69.4 1、1 11.3 42.4 42.4 1.7 [0018] 実施伝主 実施例1を繰り返した。ただし、この例においては、得
られた中融点画分90重量部を、10重量部のオレイン
画分とブレンドした。このオレイン画分は、液体画分(
前述の0℃への最初の冷却工程で前記固体画分を分離し
たもの)からアセトンを除去して得た。この生成物は以
下のN値を有していた。 [0019] 非安定化 常法に従う N2o79.877〜87 N2560.060〜66 N3o31.029〜35
Claims (14)
- 【請求項1】硬化・分別大豆油の中融点画分(BO)及
び硬化・分別綿実油の中融点画分(CS)を含んでなる
チョコレート組成物用の脂肪ブレンドにして、この2種
類の中融点画分の重量比(BO/CS)が1.0未満で
あることを特徴とする脂肪ブレンド。 - 【請求項2】請求項1記載の脂肪ブレンドにおいて、前
記中融点画分の重量比が10:90乃至40:60であ
ることを特徴とする脂肪ブレンド。 - 【請求項3】請求項1記載の脂肪ブレンドにおいて、前
記中融点画分の重量比が25:75乃至35:65であ
ることを特徴とする脂肪ブレンド。 - 【請求項4】請求項1記載の脂肪ブレンドにおいて、上
記の他に、硬化大豆油と硬化綿実油のブレンドの分別に
よって得ることのできるオレイン画分を15重量%以下
、好ましくは2乃至8重量%含むことを特徴とする脂肪
ブレンド。 - 【請求項5】請求項1記載の脂肪ブレンドにおいて、硬
化油が、トランス型硬化油を40%より多く含む生成物
を生ずるような触媒硬化法で得たものであることを特徴
とする脂肪ブレンド。 - 【請求項6】請求項1記載の脂肪ブレンドにおいて、分
別油の中融点画分が、アセトンを用いた硬化脂肪の湿式
分別によって得られたものであることを特徴とする脂肪
ブレンド。 - 【請求項7】請求項1記載の脂肪ブレンドにおいて、2
種類のそれぞれ別個に得た硬化・分別大豆油の中融点画
分と硬化・分別綿実油の中融点画分とからなる脂肪ブレ
ンド。 - 【請求項8】請求項1記載の脂肪ブレンドにおいて、大
豆油と綿実油のブレンドの硬化及び分別の組合わせによ
って得られる中融点画分からなる脂肪ブレンド。 - 【請求項9】請求項1記載の脂肪ブレンドを含むことを
特徴とする、光沢保留性の向上したチョコレートコーテ
ィング。 - 【請求項10】脂肪ブレンドの製造方法にして、大豆油
、綿実油或いはこれらの混合物を触媒で硬化し、この硬
化生成物を別個に或いは一緒に湿式分別して、中融点画
分を分離し、2種類以上の中融点画分が得られる場合に
はこれらを混合して、大豆油成分と綿実油成分との重量
比が1.0未満の脂肪ブレンドを回収することを特徴と
する方法。 - 【請求項11】請求項10記載の方法において、前記触
媒による硬化を硫化Ni触媒を用いて行うことを特徴と
する方法。 - 【請求項12】請求項10記載の方法において、前記湿
式分別を、1重量単位の油に対して3容量単位より多い
割合のアセトンを用いて行うことを特徴とする方法。 - 【請求項13】請求項10記載の方法において、前記分
別工程において、アセトンを含めた前記構成成分を35
℃以上の温度で混合する段階、該混合物を−15℃乃至
+15℃に冷却する段階、該混合物を分離させて固体画
分を析出させる段階、この固体画分を35℃以上の温度
でアセトン中に溶解させる段階、16乃至24℃に再冷
却する段階、所望の中融点画分を回収するためにアセト
ン画分を分離・除去する段階、を実施することを特徴と
する方法。 - 【請求項14】請求項9記載のコーティングを含むチョ
コレート製品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US45433689A | 1989-12-21 | 1989-12-21 | |
US07/454,336 | 1989-12-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0411842A true JPH0411842A (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=23804208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2410561A Pending JPH0411842A (ja) | 1989-12-21 | 1990-12-14 | 脂肪ブレンド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411842A (ja) |
CA (1) | CA2032679C (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6619354B1 (en) | 1998-12-17 | 2003-09-16 | Bridgestone Corporation | Run flat pneumatic tire with shoulder cushion rubber layer loss tangent less than carcass coating rubber loss tangent |
US9446632B2 (en) | 2010-12-21 | 2016-09-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Inner safety wheel, tire with inner safety wheel, and vehicle equipped with tires with inner safety wheel |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5251065A (en) * | 1975-10-21 | 1977-04-23 | Asahi Denka Kogyo Kk | Method of producing hard butter |
JPS60232053A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-18 | Asahi Denka Kogyo Kk | ハ−ドバタ−の製造方法 |
JPS6255040A (ja) * | 1985-09-05 | 1987-03-10 | Nisshin Oil Mills Ltd:The | マ−ガリン・シヨ−トニングの製造法 |
JPH02189395A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-25 | Tsukishima Shokuhin Kogyo Kk | 粉末油脂及びその製造法 |
-
1990
- 1990-12-14 JP JP2410561A patent/JPH0411842A/ja active Pending
- 1990-12-19 CA CA 2032679 patent/CA2032679C/en not_active Expired - Lifetime
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US9446632B2 (en) | 2010-12-21 | 2016-09-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Inner safety wheel, tire with inner safety wheel, and vehicle equipped with tires with inner safety wheel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2032679C (en) | 1995-10-10 |
CA2032679A1 (en) | 1991-06-22 |
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