Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH04102569A - 泡状液体の混合吐出装置 - Google Patents

泡状液体の混合吐出装置

Info

Publication number
JPH04102569A
JPH04102569A JP2209670A JP20967090A JPH04102569A JP H04102569 A JPH04102569 A JP H04102569A JP 2209670 A JP2209670 A JP 2209670A JP 20967090 A JP20967090 A JP 20967090A JP H04102569 A JPH04102569 A JP H04102569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foamy
movable cover
discharge port
storage case
guide path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2209670A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Fukuda
吉宏 福田
Chizu Matsunaga
松永 千津
Nagaki Okaya
岡谷 長樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKUSHU AEROSOL KK
Kanebo Ltd
Original Assignee
TOKUSHU AEROSOL KK
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKUSHU AEROSOL KK, Kanebo Ltd filed Critical TOKUSHU AEROSOL KK
Priority to JP2209670A priority Critical patent/JPH04102569A/ja
Publication of JPH04102569A publication Critical patent/JPH04102569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば2液温合タイプの泡状染毛剤を各エア
ゾール容器から混合吐出させるのに用いて好適な泡状液
体の混合吐出装置に関し、特に、全体をコンパクトに形
成できるようにした泡状液体の混合吐出装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、液種の異なる泡状液体を個別に収容し、それぞ
れのノズル口から噴出させる一対のエアゾール容器と、
該各エアゾール容器のノズル口を上向きにして該各エア
ゾール容器を並列に収納した収納ケースと、前記各エア
ゾール容器のノズル口を覆うように該収納ケースの上側
に設けられ、各ノズル口から噴出してくるそれぞえの泡
状液体を混合させて吐出させる通孔が形成された押圧体
とからなる泡状液体の混合吐出装置は、例えば実公昭4
8−26967号公報で泡状エアゾール染毛剤容器とし
て知られている。
そして、この種の従来技術では、染毛剤の使用者が押圧
体を下向きに押圧して各エアゾール容器のノズル口を押
動することにより、該各エアゾール容器内の泡状液体が
各ノズル口から押圧体の通孔内に噴出し、該通孔内で混
合されつつ、外部に向けて吐出されるようになっている
。この場合、押圧体の通孔から外部に吐出された染毛剤
は使用者の指先やブラシ等に取出され、頭髪等に適宜に
塗布される。
[発明が解決しようとする課題1 ところで、上述した従来技術では、染毛剤の使用者が押
圧体を下向きに押圧して各エアゾール容器内の泡状液体
を各ノズル口から噴出させる構成であるから、使用者が
片方の手で収納ケースを把持しつつ、押圧体を押圧使用
とする場合に、押圧体の上面に指先を当てて、該押圧体
を下向きに押圧しなければならず、片方の手で押圧体を
押圧しながら、もう一方の手に染毛剤を取出すのが難し
いという問題がある。
また、各エアゾール容器のノズル口から噴出した泡状液
体を押圧体の通孔内で混合させるのに、それぞれの噴出
圧力を利用して混合させているにすぎず、酸化剤と還元
剤とからなる泡状液体を効果的に混合できないという問
題がある。特に、泡状液体は界面活性剤等を含有し、比
較的粘度の高い液体となっているから、両者を混合させ
るのが難しく、確実に混合させて吐出しない限り染毛剤
としての効力が低下するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので
、本発明は収納ケースを把持しつつノズル口を簡単に押
圧することができ、操作性を効果的に向上できる上に、
それぞれの泡状液体を確実に混合させて吐出できるよう
にした泡状液体の混合吐出装置を提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するために本発明は、液種の異なる
泡状液体を個別に収容し、それぞれのノズル口から噴出
させる一対のエアゾール容器と、該各エアゾール容器の
ノズル口を上向きにして該各エアゾール容器を並列に収
納すべく、下端側が閉塞され、上端側が開放された収納
ケースと、該収納ケースの開放端に揺動可能に取付けら
れ、前記各エアゾール容器のノズル口を覆う部位に該各
ノズル口と連通ずる一対の連通孔が穿設された可動カバ
ーと、前記収納ケースの開放端から外側に突出するよう
に該可動カバーに設けられ、該可動カバーを介して前記
各ノズル口を押動することにより、前記各エアゾール容
器内の泡状液体を各ノズル口から前記各連通孔を介して
噴出させる押動レバーと、前記可動カバーに設けられ、
前記各連通孔から噴出してくる各泡状液体を長さ方向両
端側から中央部に向けて案内する案内路と、該案内路の
中央部から上向きに突設され、該案内路を介して導かれ
る各泡状液体を混合させつつ、外部に向けて吐出させる
吐出口とからなる構成を採用している。
また、前記案内路の中央部には、前記各連通孔から噴出
してくる各泡状液体に旋回流を与えつつ、前記吐出口に
導く旋回流発生手段を設けるようにするのが好ましい。
そして、前記吐出口には、該吐出口から混合されて吐出
される泡状液体を塗布するためのブラシを着脱可能に取
付けるようにしてもよい。
[作用1 上記構成により、例えば押動レバーの先端に指先を当て
て、横方向に押圧すれば、可動カバーが梃子の原理に基
づき上、下に揺動して、各エアゾール容器のノズル口を
簡単に押動でき、片方の手で収納ケースを把持しつつ、
容易に泡状液体を各ノズル口から噴出させることができ
る。また、各ノズル口から可動カバーの各連通孔を介し
て噴出してくるそれぞれの泡状液体に旋回流を与えるよ
うにすれば、各泡状液体をより効果的に混合させて吐出
口から吐出させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第18図に基づき
、染毛剤用混合吐出装置を例に挙げて説明する。
第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例を示してい
る。
図において、1は染毛剤の使用者が片手で把持可能な収
納ケースを示し、該収納ケースlは樹脂材料により有底
筒状に形成され、第2図、第3図に示す如く下端側に位
置して略長円形の平板状に形成された底部IAと、該底
部IAの外周側から上向きに延設された筒部IBとから
大略構成されている。そして、該筒部IBの開放端とな
る上端側には第5図に示す如く、前側に位置して左、右
に離間した一対のヒンジ受部IC,ICと、後側に位置
して略コ字形状に切欠かれた切欠部IDとが設けられて
いる。また、該筒部IBの内周側には前、後に離間して
略扇形状に突出する突出部IE、IFが設けられ、該突
出部IE、IFは収納ケース1内に収納される後述の各
エアゾール容器2を筒部IB内で左、右に位置決めする
ようになっている。
2.2は収納ケース1内に並列に収納されるエアゾール
容器を示し、該各エアゾール容器2は、例えばガラスま
たは樹脂材料により有底円筒状に形成された容器本体2
Aと、該容器本体2Aの開口端を施蓋したキャップ2B
と、該キャップ2Bに摺動可能に設けられ、外部から押
動されることにより容器本体2A内の泡状液体(図示せ
ず)を外部に向けて噴aさせる小径筒状のノズル口2C
とから大略構成されている。ここで、該各エアゾール容
器2には一方の容器本体2A内に、例えばアンモニアを
含む染料、噴射剤としてのガスおよび界面活性剤等から
なる還元剤としての泡状液体が収容され、他方の容器本
体2A内に脱色用の過酸化水素、噴射剤としてのガスお
よび界面活性剤等からなる酸化剤としての泡状液体が収
容されている。
3は収納ケース1の筒部IB上端側に揺動可能に配設さ
れた可動カバーを示し、該可動カバー3は樹脂材料によ
り略長円形の平板状に形成され、その前側には略コ字形
状に突出するヒンジ結合部4が一体形成されている。そ
して、該ヒンジ結合部4の左、右両端には一対のヒンジ
軸4A、4Aが突設され、該各ヒンジ軸4Aは収納ケー
ス1の各ヒンジ受部lCに係脱可能に係合することによ
り、可動カバー3を収納ケース1上に上、下に回動(揺
動)可能に取付けるようになっている。また、可動カバ
ー3の後側には収納ケース1の切欠部IDを介して収納
ケース1の後方へと下向きに傾斜して延びる押動レバー
5が一体形成され、該押動レバー5の下端側は収納ケー
ス1の筒部lB下部側へと後方に離間して配置されるよ
うになっている。
6.6は各エアゾール容器2の各ノズル口2cに対応し
て可動カバー3に穿設された一対の段付穴を示し、該各
段付穴6は第2図に示す如(各ノズル口2Cの上端側周
囲を覆うようにして形成され、その上端部は各ノズル口
2Cと連通して上向きに開口する連通孔6Aとなってい
る。ここで、該各段付穴6には連通孔6Aの下側で各ノ
ズル2Cが着脱可能に嵌合され、該各段付穴6の周壁は
各ノズル口2Cを下向きに押圧することにより、該各ノ
ズルロ2Cがら各容器本体2A内の泡状液体を各連通孔
6Aを介して上向きに噴出させるようになっている。
7は各連通孔6Aを覆うように可動カバー3上に一体的
に設けられたガイド部材を示し、該ガイド部材7は樹脂
材料により長円形の有蓋筒状に形成され、その開口(下
端)側端面が可動カバー3の上面に接着等の手段を用い
て固着されている。
そして、該ガイド部材7と可動カバー3との間には略長
円形状の空間をなす案内路8が形成され、該案内路8は
各連通孔6Aから上向きに噴出するそれぞれの泡状液体
をその長さ方向両端側から中央部に向けてスムーズに案
内するようになっている。9はガイド部材7の長さ方向
中間部から上向きに突設された吐出口を示し、該吐出口
9はガイド部材7に一体形成され、案内路8の中央部に
導かれた泡状液体を外部に向けて上向きに突出させるよ
うになっている。
さらに、10は吐出口9内に配設された混合手段として
の撹拌部材を示し、該撹拌部材lOは樹脂材料により第
4図に示す如く形成され、所定長さをもった小径の軸部
10Aと、該軸部10Aの軸方向にそれぞれ離間して設
けられ、略半円形の薄板状に形成された羽根部10B、
IOB、・・・とから構成されている。ここで、該各別
根部10Bは軸部10Aの直径方向に互い違いとなるよ
うに配設され、それぞれが略螺旋状に周方向に延びてい
る。そして、該撹拌部材10は案内路8の中央部で合流
しつつ、吐出口9内へと噴出してくる各泡状液体を各羽
根部10Bによって均一に混合させ、混合した状態の泡
状液体を吐出口9から外部に向けて吐出させるようにな
っている。
本実施例による染毛剤用混合吐出装置は上述のごとき構
成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、染毛剤の使用者が片方の手で収納ケース1を把持
しつつ、吐a口9を下向きとするように傾斜させた状態
で、押動レバー5の先端を指先等で第1図、第3図中の
矢示A方向に押圧すると、可動カバー3はヒンジ結合4
の各ヒンジ軸4Aを中心にして上、下に揺動し、所謂梃
子の原理により各ヒンジ軸4Aが支点となり、各段付穴
6の周壁が作用点となり、押動レバー5の先端側が力点
となって各エアゾール容器2のノズル口2Cを比較的小
さな力で下向きにスムーズに押動でき、各容器本体2A
内の還元剤、酸化剤としての泡状液体を各ノズル口2C
から各連通孔6Aを介して案内路8内へと噴出させるこ
とができる。
そして、案内路8内に噴出したそれぞれの泡状液体は該
案内路8の中央部で合流しつつ、吐出口9内に流入し、
撹拌部材10の各羽根部10Bによって互いに混合され
、均一に混合された状態で吐出口9から外部に向けて吐
出される。そこで、染毛剤の使用者は吐出口9から混合
された。状態で吐出される泡状液体からなる染毛剤を他
方の手や指先、またはブラシ(図示せず)に取出し、こ
れを頭髪等に塗布することによって毛髪に付着させ、染
毛を行うことができる。
かくして、本実施例によれば、押動レバー5の先端を矢
示A方向、例えば横方向に押圧すれば、可動カバー3が
梃子の原理に基づき上、下に揺動して、各エアゾール容
器2のノズル口2Cを小さな力でスムーズに押動でき、
片方の手で収納ケースlを把持しつつ、それぞれの泡状
液体を簡単に各ノズル口2Cから噴出させることができ
、操作性を大幅に向上できる。
そして、それぞれの泡状液体を案内路8の中央部で合流
させつつ、吐出口9内の撹拌部材10で各羽根部10B
により、均一に混合させて吐出口9から吐出できるので
、酸化剤、還元剤からなる各泡状液体を均一に混合させ
て、化学反応を確実に行わせることができ、染毛剤とし
ての品質を向上させることができる。また、各エアゾー
ル容器2から噴出する薬剤としての液体を泡状に形成し
たから、吐出口9から混合されて吐出される染毛剤に適
度な粘性を与えることができ、毛髪に対するなじみ性を
向上でき、これらの毛髪に均一に付着させることができ
る上に、塗布した毛髪や吐出口9の先端から泡状液体が
たれ落ちたりするのを防止できる。
さらに、押動レバー5の押圧を解除すれば、各エアゾー
ル容器2から泡状液体が噴出するのを自動的に停止させ
ることができ、それぞれの泡状液体を必要量だけ使用し
て残余の液体を各エアゾール容器2内に密封しておくこ
とができ、液体の変質を防止して長期間に亘る使用にも
染毛剤としての効力が低下するのを防止できる等、種々
の効果を奏する。
次に、第7図ないし第10図は本発明の第2の実施例を
示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとするに
、本実施例の特徴は、可動カバー3上に設けたガイド部
材11を略円筒状の中央部11Aおよび該中央部11A
の外周側から接線方向に沿って左、右に延びる断面U字
形状の延長部11B、11Bから有蓋筒状に形成し、該
ガイド部材11の中央部11A内に旋回流発生手段とし
ての円柱体12を配設したことにある。
ここで、該円柱体12は中央部11Aの内径に対応する
短尺の円柱状に形成され、その外周面には第10図に示
す如く一対の螺旋溝12A。
12Aが形成されている。そして、該円柱体12は、ガ
イド部材11と可動カバー3との間に形成される案内路
13を介して各連通孔6Aから噴出してくる泡状液体を
各螺旋溝12Aに沿って吐出口14内へと流出させるこ
とにより、これらの泡状液体に旋回流を発生させるよう
になっている。
また、ガイド部材11の中央部11Aから上向きに突部
する吐出口14の内周面には、混合手段としての撹拌羽
根15.15が上、下に離間して互い違いに配設されて
いる。そして、該多羽根15は略半円形の薄板状に形成
され、旋回流状態で吐出口14内に流入してくる各泡状
液体を均一に混合させつつ、外部に向けて吐出させるよ
うになっている。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、ガイド部材11の各延長部11B
を中央部11Aの外周から接線方向に沿って延設し、該
中央部11A内に一対の螺旋溝12A、12Aを有する
円柱体12を配設したから、それぞれの泡状液体を各螺
旋溝12Aに沿って旋回させつつ、吐出口14内に流入
させることができ、これらの泡状液体を各撹拌羽根15
により均一に混合させて吐出口14から吐出させること
ができる。
次に、第11図ないし第14図は本発明の第3の実施例
を示し、本実施例でも前記第1の実施例と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする
に、本実施例の特徴は、ガイド部材21を前記第2の実
施例で述べたガイド部材11とほぼ同様に中央部21A
および左、右の延長部21B、21Bから構成し、中央
部21A内に旋回流発生手段としての回転羽根22を配
設したことにある。
ここで、該回転羽根22は第12図に示す如(、中央部
21Aの上面と可動カバー3との間に回転自在に配設さ
れた回転軸22Aと、該回転軸22Aの外周から径方向
外向きに放射状に突出する羽根板22B、22B、・・
・とからなり、該回転羽根22は各連通孔6Aからガイ
ド部材21内の案内路23を介して噴出してくる各泡状
液体により第11図、第14図に示す矢示B方向に回転
されるようになっている。また、ガイド部材21の中央
部21A上には吐出口24が設けられ、該吐出口24は
中央部2LAの上面に第14図に仮想線で示す如く形成
された一対の流入孔21C121Cを介して案内路23
内と連通している。
そして、前記回転羽根22を矢示B方向に回転させるそ
れぞれの泡状液体は各流入孔21Cを介して吐出口24
内に旋回流状態で流入し、吐出口24内に設けた混合手
段としての撹拌部材25により均一に混合されつつ、吐
出口24の上端から外部に向けて吐出される。ここで、
撹拌部材25は第4図に示す撹拌部材lOとほぼ同様に
軸部25Aおよび各羽根部25Bから構成され、各流入
路2ICは矢示B方向に向けてその流路面積が徐々に拡
大されるように略三角形状をないして形成されている。
か(して、このように構成される本実施例でも、前記第
2の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、ガイド部材21中央部21A内に
回転羽根22を設け、該回転羽根22を案内路23の左
、右両端側から噴出してくるそれぞれの泡状液体により
回転させ、各流入孔21Cを介して吐出口24内に流入
させるようにしたから、各泡状液体を確実に旋回させつ
つ吐出口24内に導入でき、撹拌部材25と共に泡状液
体を効果的に混合させて、化学反応を確実に行わせるこ
とができる。
次に、第15図は本発明の第4の実施例を示し、本実施
例では前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の
特徴は吐出口9の外周に着脱可能にブラシ31を設けた
ことにある。
ここで、該ブラシ31は、略長方形の平板状に形成され
たブラシ本体32と、該ブラシ本体32の表面から多数
本突設された染毛用突起33゜33、・・・と、ブラシ
本体32の下端側に位置して該ブラシ本体32の表面側
に設けられた略円筒状の取付部34とからなり、該取付
部34は吐出口9の外周に嵌合されるようになっている
。そして、該ブラシ31の各染毛用突起33には吐出口
9から吐出された泡状の染毛剤が付着するから、染毛剤
の使用者は該ブラシ31の各染毛用突起33を介して頭
髪等に染毛剤を簡単に塗布することができる。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、吐出口9にブラシ31を取付ける
ことにより染毛剤を簡単に塗布することができる。
次に、第16図および第17図は本発明の第5の実施例
を示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする
に、本実施例の特徴は、各エアゾール容器2を収納する
収納ケース41を略長円形状の底部41Aと筒状部41
Bとから有底筒状に形成しているものの、該筒状部41
Bの後面側には比較的大きな切欠部41Cを第17図に
示す如く形成し、収納ケース41内に各エアゾール容器
2を大きな自由度をもって収納できるようにしたことに
ある。
また、収納ケース41の筒状部41Bには前面側上部に
位置して一対のヒンジ受部41D。
41Dが設けられ、該各ヒンジ受部41Dには可動カバ
ー42のヒンジ結合部43が各ヒンジ軸43Aを介して
回動可能に取付けられている。ここで、可動カバー42
の後側には下向きに傾斜して延びる押動レバー44が一
体形成され、該押動レバー44を矢示A方向に押圧する
ことにより、可動カバー42は各ヒンジ軸43Aを中心
にして上、下に揺動し、各エアゾール容器2内の泡状液
体をノズル口2Cから可動カバー42内の各連通孔を含
む案内路45と介して吐出046へと噴出させるように
なっている。また、該吐出口46内には第4図に示した
撹拌部材10とほぼ同様の混合手段(図示せず)が設け
られ、泡状液体を均一に混合しつつ吐出口46から外部
に向けて吐出させるようになっている。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、収納ケース41の後面側に大きな
切欠部41Cを形成したから、各エアゾール容器2を収
納ケース41内に大きな自由度をもって収納できる上に
、該収納ケース41の形状を簡略化でき、コストダウン
を図ることができる。
次に、第18図は本発明の第6の実施例を示し、本実施
例の特徴は、収納ケース上に吐出口の周囲に位置してブ
ラシを着脱可能に設けたことにある。
図中、5Iは各エアゾール容器52を並列に収納する収
納ケースを示し、該収納ケース51は樹°脂材料により
有底角筒状に形成され、角筒状に形成された各エアゾー
ル容器52を左、右に並置した状態で収納している。そ
して、該収納ケース51はその前側上端に各ヒンジ受部
51Aを有し、該各ヒンジ受部51Aには後述のヒンジ
結合部54が回動可能に連結されている。
53は各エアゾール容器52のノズル口(図示せず)を
覆うように収納ケース51上に設けられた可動カバーを
示し、該可動カバー53は前側にヒンジ結合部54が一
体形成され、収納ケース51の各ヒンジ結合部54に回
動可能に取付けられている。そして、該可動カバー53
の後側には収納ケース51の後方へと下向きに傾斜して
延びる押動レバー55が一体形成され、該押動レバー5
5を矢示A方向に押圧することにより、可動カバー53
はヒンジ結合部54を介して上、下に揺動し、各エアゾ
ール容器52内の泡状液体を各連通孔(図示せず)を介
して噴出させるようになっている。
56は可動カバー53上に設けられたガイド部材を示し
、該ガイド部材56は第2.第3の実施例で述べたガイ
ド部材11または21とほぼ同様に形成され、その内側
には案内路(図示せず)が形成されている。そして、こ
の案内路の中央部には第10図に示す円柱体12または
第12図に示す回転羽根22等の旋回流発生手段が設け
られている。57はガイド部材56から上向きに突設さ
れた吐出口を示し、該吐出口57は内部に第4図に示す
撹拌部材10等と同様に混合手段が設けられ、ガイド部
材56の案内路から旋回流状態で流入してくる泡状液体
を均一に混合しつつ、外部に向けて吐出させるようにな
っている。
さらに、58は収納ケース51の上端側に着脱可能に設
けたブラシを示し、該ブラシ58は、有蓋角筒状に形成
され、蓋部側が後方から前方に向けて下向きに傾斜して
凹湾曲状に延びるブラシ台座59Aとなったブラシ本体
59と、該ブラシ本体59のブラシ台座59Aに形成さ
れ、吐出口57が隙間をもって挿通された挿通穴60と
、ブラシ台座59Aの表面から多数本突設された染毛用
突起61,61.・・・とからなり、ブラシ本体59の
下端側は収納ケース51の上端側を取囲む略長方形の取
付枠59Bとなっている。ここで、該取付枠59Bの内
面側には係止部59Cが形成され、該係止部59Cは収
納ケース51の上端側に設けた係止突起51Bに係脱可
能に係止するようになっている。そして、該ブラシ58
は吐出口57から吐出される泡状液体としての染毛剤を
各染毛用突起61に付着させ、頭髪等に塗布させるよう
になっている。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
2.第3の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることがで
きるが、特に本実施例では、ブラシ58により染毛剤を
容易に塗布することが可能となる。
なお、前記各実施例では、押動レバー5(4455)を
可動カバー3 (42,53)から下向きに傾斜して延
びるように形成するものとして述べたが、これに替えて
、押動レバー5 (44゜55)を可動カバー3 (4
2,53)から後向きにほぼ水平に延びるように形成し
てもよい。
また、前記第2.第3.第5の実施例では、吐出口14
 (24,46)から染毛剤を指先等に吐出させて塗布
するものとして述べたが、これに替えて、第4.第6の
実施例で用いたブラシ31(58)と同様のもとを吐出
口14(24゜46)に着脱可能に設けるようにしても
よい。
さらに、前記各実施例では、染毛剤用の混合吐出装置を
例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、一対の
エアゾール容器から泡状液体を混合して吐出させる染毛
剤以外の薬剤用混合吐出装置等にも適用できる。
[発明の効果] 以上詳述した通り本発明によれば、収納ケース内に一対
のエアゾール容器を並列に収納し、該収納ケースの開放
端に可動カバーを揺動可能に取付け、該可動カバーを外
側に突出する押動レバーを介して押動することにより、
各エアゾール容器がら泡状液体を噴出させ、この泡状液
体を案内路を介して吐出口に導き、該吐出口から混合し
て吐出させる構成としたから、収納ケースを片手で把持
しつつ押動レバーを簡単に操作でき、操作性を向上でき
る上に、それぞれの泡状液体を確実に混合して吐出でき
、例えば染毛剤の効力を長期に亘り保つことができる。
特に、旋回流発生手段を設ければ、各泡状液体をより均
一に混合でき、染毛剤等の品質を効果的に向上できる等
、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例をホし、第
1図は染毛剤用混合吐出装置の斜視図、第2図は第1図
中の矢示■−■方向断面図、第3図は第2図中の矢示l
ll−l11方向断面図、第4図は撹拌部材の拡大斜視
図、第5図は収納ケースおよび各エアゾール容器の分解
斜視図、第6図は収納ケースに可動カバーを取付ける状
態を示す分解斜視図、第7図ないし第10図は第2の実
施例を示し、第7図は染毛剤用混合吐出装置の斜視図、
第8図は第7図中の矢示■−■方向拡大断面図、第9図
は第8図中の矢示IX−IX方向断面図、第10図は一
対の螺旋溝を有する円柱体の拡大斜視図、第11図ない
し第14図は第3の実施例を示し、第11図は染毛剤用
混合吐出装置を示す要部破断の斜視図、第12図は回転
羽根の拡大斜視図、第13図は第11図中の矢示店−店
方向断面図、第14図は第13図中の矢示型−順方向拡
大断面図、第15図は第4の実施例を示すブラシ付き染
毛剤用混合吐出装置の斜視図、第16図および第17図
は第5の実施例を示し、第16図は染毛剤混合吐出装置
の斜視図、第17図は第16図に示す当該装置を背面か
ら視た斜視図、第18図は第6の実施例を示すブラシ付
き染毛剤混合吐出装置の斜視図である。 L、41.51・・・収納ケース、LA、41A・・・
底部、IC,41D、51A・・・ヒンジ受部、ID4
1C・・・切欠部、2,52・・・エアゾール容器、3
.42.53・・・可動カバー 4.43.54・・・
ヒンジ結合部、5,44.55・・・押動レバー6・・
・段付穴、6A・・・連通孔、7,11,21゜56・
・・ガイド部材、8,13,23.45・・・案内路、
9,14,24,46.57・・・吐出口、1025・
・・撹拌部材、12・・・円柱体(旋回流発生手段)、
15−・・撹拌羽根、22・・・回転羽根、(旋回流発
生手段)、31.58・・・ブラシ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液種の異なる泡状液体を個別に収容し、それぞれ
    のノズル口から噴出させる一対のエアゾール容器と、該
    各エアゾール容器のノズル口を上向きにして該各エアゾ
    ール容器を並列に収納すべく、下端側が閉塞され、上端
    側が開放された収納ケースと、該収納ケースの開放端に
    揺動可能に取付けられ、前記各エアゾール容器のノズル
    口を覆う部位に該各ノズル口と連通する一対の連通孔が
    穿設された可動カバーと、前記収納ケースの開放端から
    外側に突出するように該可動カバーに設けられ、該可動
    カバーを介して前記各ノズル口を押動することにより、
    前記各エアゾール容器内の泡状液体を各ノズル口から前
    記各連通孔を介して噴出させる押動レバーと、前記可動
    カバーに設けられ、前記各連通孔から噴出してくる各泡
    状液体を長さ方向両端側から中央部に向けて案内する案
    内路と、該案内路の中央部から上向きに突設され、該案
    内路を介して導かれる各泡状液体を混合させつつ、外部
    に向けて吐出させる吐出口とから構成してなる泡状液体
    の混合吐出装置。
  2. (2)前記案内路の中央部には、前記各連通孔から噴出
    してくる各泡状液体に旋回流を与えつつ、前記吐出口に
    導く旋回流発生手段を設けてなる請求項(1)に記載の
    泡状液体の混合吐出装置。
  3. (3)前記吐出口には、該吐出口から混合されて吐出さ
    れる泡状液体を塗布するためのブラシを着脱可能に取付
    けてなる請求項(1)または(2)に記載の泡状液体の
    混合吐出装置。
JP2209670A 1990-08-08 1990-08-08 泡状液体の混合吐出装置 Pending JPH04102569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2209670A JPH04102569A (ja) 1990-08-08 1990-08-08 泡状液体の混合吐出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2209670A JPH04102569A (ja) 1990-08-08 1990-08-08 泡状液体の混合吐出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04102569A true JPH04102569A (ja) 1992-04-03

Family

ID=16576663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2209670A Pending JPH04102569A (ja) 1990-08-08 1990-08-08 泡状液体の混合吐出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04102569A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001278369A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 二液用エアゾール容器
JP2002308308A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Nonogawa Shoji Kk 二剤吐出容器
WO2003002426A1 (fr) * 2001-06-27 2003-01-09 Kanebo,Limited Melangeur/extracteur
JP2003020083A (ja) * 2002-05-13 2003-01-21 Hoyu Co Ltd 2剤吐出容器
US7654415B2 (en) 2002-03-19 2010-02-02 Airspray International B.V. Dispensing unit
JP2010126228A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 2剤混合吐出機構及び2剤混合吐出容器
JP2011072943A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Yoshino Kogyosho Co Ltd 押下ヘッド及び押下ヘッド付き吐出器
WO2013038502A1 (ja) * 2011-09-13 2013-03-21 アイシン産業株式会社 化粧用具
JP2016182994A (ja) * 2015-03-27 2016-10-20 ホーユー株式会社 エアゾール容器用吐出具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387A (ja) * 1986-06-10 1988-01-05 ロタ−ル・ミッカ 少なくとも2個の別個の成分を受け取り且つ混合するための圧力容器
JPS6367277A (ja) * 1986-09-04 1988-03-26 ロレアル 分与ヘツド

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387A (ja) * 1986-06-10 1988-01-05 ロタ−ル・ミッカ 少なくとも2個の別個の成分を受け取り且つ混合するための圧力容器
JPS6367277A (ja) * 1986-09-04 1988-03-26 ロレアル 分与ヘツド

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001278369A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 二液用エアゾール容器
JP2002308308A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Nonogawa Shoji Kk 二剤吐出容器
JP4681146B2 (ja) * 2001-04-17 2011-05-11 日本メナード化粧品株式会社 二剤吐出容器
WO2003002426A1 (fr) * 2001-06-27 2003-01-09 Kanebo,Limited Melangeur/extracteur
KR100791757B1 (ko) * 2001-06-27 2008-01-04 가부시키가이샤 가네보케쇼힝 혼합주출장치
US7654415B2 (en) 2002-03-19 2010-02-02 Airspray International B.V. Dispensing unit
JP2003020083A (ja) * 2002-05-13 2003-01-21 Hoyu Co Ltd 2剤吐出容器
JP2010126228A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 2剤混合吐出機構及び2剤混合吐出容器
JP2011072943A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Yoshino Kogyosho Co Ltd 押下ヘッド及び押下ヘッド付き吐出器
WO2013038502A1 (ja) * 2011-09-13 2013-03-21 アイシン産業株式会社 化粧用具
JP2016182994A (ja) * 2015-03-27 2016-10-20 ホーユー株式会社 エアゾール容器用吐出具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04102569A (ja) 泡状液体の混合吐出装置
JP2008528386A (ja) 複数成分用フォイルタイプ容器
JP2012030886A (ja) エアゾール容器用のアクチュエータ
US7217052B2 (en) Applicator for applying an oxidative hair dye and method of repeatedly dyeing individual hair strands uniformly or non-uniformly with same
KR101254540B1 (ko) 헤어 염색기
KR100650291B1 (ko) 염모제 혼합용 브러쉬
CA2215051C (en) Dual compartment package and closures therefor
KR200424587Y1 (ko) 염모제 혼합용 브러쉬
JPH0966246A (ja) 剤塗布装置
KR102139207B1 (ko) 보조 용기가 구비된 모발 염색용 듀얼 브러시
EP1628549A1 (en) Hair colorant applicator
WO2005065343A2 (en) Mixing head for multiple components systems and uses thereof
JP2004155484A (ja) 毛髪化粧料塗布用具
JP5317333B2 (ja) 2剤混合吐出容器
JP4086533B2 (ja) 二剤混合吐出装置
JP3797727B2 (ja) 複数エアゾール容器からの混合噴射装置及びこれを備えたエアゾール製品
JPH07285586A (ja) 塗布手段を備えるエアゾール容器
KR101119551B1 (ko) 탄성 변형이 가능한 병에 장착되는 일체식 소형 분무기
JP4182513B2 (ja) 注出容器
JP2002308308A (ja) 二剤吐出容器
KR200312885Y1 (ko) 약액 분출장치를 갖는 브러쉬
JP6654005B2 (ja) 毛髪処理剤塗布具及び毛髪処理剤塗布具が取り付けられてなる毛髪処理具
KR200445143Y1 (ko) 염색제 용기
JP3960649B2 (ja) 2液反応製剤の混在方法、塗布用具および塗布装置
JPH0838237A (ja) 塗布用具