JP7544563B2 - 眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
[構成]
図1に、第1実施形態に係る眼科装置の構成例のブロック図を示す。
前眼部観察光学系20は、照明光により照明されている被検眼Eの前眼部を観察するために用いられる。前眼部観察光学系20は、前眼部観察用の照明光学系を含む。
撮影光学系70は、照明光により照明されている被検眼Eの眼底Efを撮影するために用いられる。撮影光学系70は、照明光学系30と、瞳分割回転ミラー40と、イメージセンサ60とを含む。
瞳分割回転ミラー40は、撮影光軸上に配置され、被検眼Eの瞳孔(瞳)において照明光と戻り光を瞳分割するように穴部が形成され、照明光学系30からの照明光の光路と被検眼Eからの照明光の戻り光の光路とを結合する。瞳分割回転ミラー40は、撮影光軸に対して斜設された状態で撮影光軸を中心に回転可能に構成され、回転中心から偏心した位置に穴部が形成される。すなわち、瞳分割回転ミラー40は、撮影光軸と交差する軸を回転軸として撮影光軸を中心に穴部を回転可能に構成される。瞳分割回転ミラー40の穴部は、被検眼Eの瞳孔(虹彩)と光学的に略共役な位置に配置可能である。瞳分割回転ミラー40は、光学系全体を移動する移動機構(移動機構10D又は移動機構70D)、又は図示しない移動機構により撮影光軸の方向に移動可能である。
照明光学系30は、被検眼Eの前眼部又は眼底Efを照明する。照明光学系30は、照明光源、レンズなどを含む。
イメージセンサ60は、受光素子が2次元的に配列された2次元センサ(エリアセンサ)である。このようなイメージセンサ60は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ又はCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにより実現される。
回転スリット50には、中心部スキャン用のスリットと、1以上の周辺部スキャン用のスリットとが形成されている。中心部スキャン用のスリットは、眼底Efにおける撮影中心を含む中心部に対して照明光を照射するために用いられる。1以上の周辺部スキャン用のスリットは、眼底Efにおける中心部の外側の1以上の周辺部のそれぞれに対して照明光を照射するために用いられる。
制御ユニット100は、光学系10と、移動機構10D、50D、70Dと、回転機構40R、50Rと、データ処理ユニット200と、操作ユニット110と、表示ユニット120と、前眼部観察光学系20とを制御する。
データ処理ユニット200は、イメージセンサ60により取得された照明光の戻り光の受光結果に基づいて眼底Efの画像を形成する。
操作ユニット110は、眼科装置1に対してユーザが指示を入力するために使用される。操作ユニット110は、コンピュータに用いられる公知の操作デバイスを含んでよい。例えば、操作ユニット110は、マウスやタッチパッドやトラックボール等のポインティングデバイスを含んでよい。また、操作ユニット110は、キーボードやペンタブレット、専用の操作パネルなどを含んでよい。
表示ユニット120は、液晶ディスプレイなどの表示部(表示デバイス)を備え、制御ユニット100からの制御を受け、画像などの各種情報を表示する。表示ユニット120と操作ユニット110は、それぞれ個別のユニットとして構成される必要はない。例えばタッチパネルのように、表示機能と操作機能とが一体化されたデバイスを用いることも可能である。
以下、説明の便宜上、眼底Efに対して、眼底Efにおける撮影中心を含む中心部を照明光でスキャンする中心部スキャンと、眼底Efにおける中心部の外側の単一の周辺部を照明光でスキャンする単一の周辺部スキャンとを実行する場合について説明する。しかしながら、実施形態に係る構成は、以下で説明する構成に限定されない。実施形態に係る構成は、2以上の周辺部スキャンを実行するものに適用可能である。
第1実施形態に係る眼科装置1の動作の例を説明する。
まず、制御部101は、被検眼Eの屈折度を受け付ける。
続いて、制御部101は、ステップS1において受け付けられた被検眼Eの屈折度に基づいて、眼底Efにおける撮影中心を含む中心部に対する照明光のフォーカス位置と中心部の外側の周辺部に対する照明光のフォーカス位置との差を特定する。
次に、制御部101は、ステップS2において特定されたフォーカス位置の差に基づいて移動機構50Dを制御することにより、周辺部回転スリット52を撮影光軸の方向に移動する。すなわち、中心部回転スリット51に対する周辺部回転スリット52の撮影光軸の方向の位置をシフトする。
続いて、制御部101は、移動機構10D等を制御して光学系10を初期位置に移動させる。その後、制御部101は、被検眼Eに対して光学系10の位置合わせを行うためのアライメントの実行を制御する。例えば、ステップS4において、イメージセンサ60の受光面が眼底Efと光学的に略共役な位置に配置され、瞳分割回転ミラー40に形成された穴部40aは被検眼Eの瞳孔と光学的に略共役な位置に配置される。
続いて、制御部101は、移動機構50Dを制御して、撮影光路(撮影光軸)に中心部回転スリット51を配置する。周辺部回転スリット52は、撮影光路から退避される。
次に、制御部101は、回転機構40R、50Rを制御して、瞳分割回転ミラー40と中心部回転スリット51とを所定の回転開始位置に回転させる。
次に、制御部101は、移動機構70D又はレンズ12を移動する移動機構を制御して、照明光のフォーカス位置を調整する。
続いて、制御部101は、照明光学系30の光源30Aを制御して、眼底スキャン用に光源を点灯させる。
次に、制御部101は、イメージセンサ60を制御して、眼底Efからの照明光の戻り光の露光を開始させる。
続いて、制御部101は、回転機構40R、50Rを制御して、瞳分割回転ミラー40と中心部回転スリット51の回転を開始させる。制御部101は、瞳分割回転ミラー40と中心部回転スリット51とが同時に回転を開始し、且つ同一の回転速度で回転するように回転機構40R、50Rを制御する。
制御部101は、中心部スキャンに続いて、周辺部スキャンを実行するか否かを判定する。
ステップS11において中心部スキャンに続いて周辺部スキャンを実行すると判定されたとき(S11:Y)、制御部101は、移動機構50Dを制御して、撮影光路(撮影光軸)に周辺部回転スリット52を配置する。中心部回転スリット51は、撮影光路から退避される。
次に、制御部101は、回転機構40R、50Rを制御して、瞳分割回転ミラー40と中心部回転スリット51とを所定の回転開始位置に回転させる。
続いて、制御部101は、回転機構40R、50Rを制御して、瞳分割回転ミラー40と周辺部回転スリット52の回転を開始させる。制御部101は、瞳分割回転ミラー40と周辺部回転スリット52とが同時に回転を開始し、且つ同一の回転速度で回転するように回転機構40R、50Rを制御する。
ステップS14に続いて、又はステップS11において中心部スキャンに続いて周辺部スキャンを実行しないと判定されたとき(S11:N)、制御部101は、イメージセンサ60を制御して、眼底Efからの照明光の戻り光の露光を終了させる。
制御部101は、ステップS10における中心部スキャンによりイメージセンサ60において得られた受光結果と、ステップS14における周辺部スキャンによりイメージセンサ60において得られた受光結果とに基づいて眼底Efの画像を表示ユニット120に含まれる表示部に表示させる。
第1実施形態では、中心部回転スリット51と周辺部回転スリット52とを選択的に光路に配置して、中心部スキャンと周辺部スキャンとを時分割で実行する場合について説明したが、実施形態に係る構成はこれに限定されるものではない。
第1実施形態及び第2実施形態では、瞳分割回転ミラー40に同期して回転スリット50を回転するように構成されていたが、実施形態に係る構成はこれに限定されるものではない。
まず、制御部101aは、ステップS1と同様に、被検眼Eの屈折度を受け付ける。
続いて、制御部101aは、ステップS2と同様に、ステップS21において受け付けられた被検眼Eの屈折度に基づいて、眼底Efにおける撮影中心を含む中心部に対する照明光のフォーカス位置と中心部の外側の周辺部に対する照明光のフォーカス位置との差を特定する。
次に、制御部101aは、ステップS3と同様に、ステップS22において特定されたフォーカス位置の差に基づいて移動機構50Dを制御することにより、周辺部スリット54を照明光軸(広義には、撮影光軸)の方向に移動する。
続いて、制御部101aは、ステップS4と同様に、移動機構10Dを制御して光学系10aを初期位置に移動させる。その後、制御部101aは、被検眼Eに対して光学系10aの位置合わせを行うためのアライメントの実行を制御する。
続いて、制御部101aは、ステップS5と同様に、移動機構50Dを制御して、照明光路(撮影光路、撮影光軸)に中心部スリット53を配置する。周辺部スリット54は、照明光路から退避される。
次に、制御部101aは、ステップS6と同様に、回転機構40Rを制御して、瞳分割回転ミラー40を所定の回転開始位置に回転させる。
次に、制御部101aは、ステップS7と同様に、移動機構70D又はレンズ12を移動する移動機構を制御して、照明光のフォーカス位置を調整する。
続いて、制御部101aは、ステップS8と同様に、照明光学系30の光源30Aを制御して、眼底スキャン用に光源を点灯させる。
次に、制御部101aは、ステップS9と同様に、イメージセンサ60を制御して、眼底Efからの照明光の戻り光の露光を開始させる。
続いて、制御部101aは、回転機構40Rを制御して、瞳分割回転ミラー40の回転を開始させると共に、光スキャナ80を制御して照明光の偏向制御を開始する。制御部101aは、眼底Efにおける撮影中心に回転する照明領域に瞳分割回転ミラー40を経由した照明光が照射されるように瞳分割回転ミラー40の回転制御と光スキャナ80の偏向制御とを同期させる。
制御部101aは、ステップS11と同様に、中心部スキャンに続いて、周辺部スキャンを実行するか否かを判定する。
ステップS31において、中心部スキャンに続いて周辺部スキャンを実行すると判定されたとき(S31:Y)、制御部101aは、ステップS12と同様に、移動機構50Dを制御して、照明光路(撮影光軸)に周辺部スリット54を配置する。中心部スリット53は、照明光路から退避される。
次に、制御部101aは、ステップS13と同様に、回転機構40Rを制御して、瞳分割回転ミラー40を所定の回転開始位置に回転させる。
続いて、制御部101aは、回転機構40Rを制御して、瞳分割回転ミラー40の回転を開始させると共に、光スキャナ80を制御して照明光の偏向制御を開始する。制御部101aは、眼底Efにおける撮影中心に回転する照明領域に瞳分割回転ミラー40を経由した照明光が照射されるように瞳分割回転ミラー40の回転制御と光スキャナ80の偏向制御とを同期させる。
ステップS34に続いて、又はステップS31において中心部スキャンに続いて周辺部スキャンを実行しないと判定されたとき(S31:N)、制御部101aは、ステップS15と同様に、イメージセンサ60を制御して、眼底Efからの照明光の戻り光の露光を終了させる。
制御部101aは、ステップS16と同様に、ステップS30における中心部スキャンによりイメージセンサ60において得られた受光結果と、ステップS34における周辺部スキャンによりイメージセンサ60において得られた受光結果とに基づいて眼底Efの画像を表示ユニット120に含まれる表示部に表示させる。
実施形態に係る眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラムについて説明する。
10、10a 光学系
10D、50D、70D 移動機構
11 対物レンズ
12、73、75、81、82 レンズ
13 結像レンズ
20 前眼部観察光学系
30 照明光学系
30A 光源
30B コンデンサレンズ
40 瞳分割回転ミラー
40a 穴部
40R、50R 回転機構
50 回転スリット
50a スリット
51 中心部回転スリット
51a、52a スリット
52 周辺部回転スリット
53 中心部スリット
54 周辺部スリット
60 イメージセンサ
70 撮影光学系
71、74 ビームスプリッタ
72、76 反射ミラー
80 光スキャナ
100、100a 制御ユニット
101、101a 制御部
102、102a 記憶部
110 操作ユニット
120 表示ユニット
200 データ処理ユニット
E 被検眼
Ef 眼底
M1 光学素子
Claims (20)
- 被検眼の所定部位における撮影中心を中心に回転する照明範囲に照明光を照射する照射系と、
受光面が前記所定部位と光学的に略共役な位置に配置可能なイメージセンサを含み、前記照明範囲に照射された前記照明光の戻り光を受光する受光系と、
前記撮影中心を含む中心部を前記照明光でスキャンする中心部スキャンと、前記中心部の外側の1以上の周辺部のそれぞれを前記照明光でスキャンする1以上の周辺部スキャンとを実行するように前記照射系及び前記受光系を制御する制御部と、
前記中心部スキャンにより得られた前記戻り光の受光結果と、前記1以上の周辺部スキャンにより得られた前記戻り光の受光結果とに基づいて前記被検眼の画像を形成する画像形成部と、
撮影光軸から偏心した位置に穴部が形成され、前記照射系の光路と前記受光系の光路とを結合する瞳分割回転ミラーと、
を含み、
前記穴部は、前記被検眼の瞳孔と光学的に略共役な位置に配置可能であり、
前記瞳分割回転ミラーは、前記照明範囲の移動に同期して前記撮影光軸を中心に前記穴部を回転可能である、眼科装置。 - 前記制御部は、前記中心部スキャンにより得られる前記戻り光の光量と前記1以上の周辺部スキャンにより得られる前記戻り光の光量との差が小さくなるように前記照射系及び前記受光系の少なくとも一方を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記照射系、及び前記受光系は、撮影光軸の方向に移動可能である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼科装置。 - 前記照射系の光路及び前記受光系の光路に配置され、前記光路に沿って移動可能なレンズを含む
ことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 撮影光軸を中心に回転可能なスリットが形成され、前記瞳分割回転ミラーによって結合された光路に選択的に配置可能な2以上のスリットを含み、
前記2以上のスリットは、
前記撮影光軸が通る中心領域にスリットが形成された第1スリットと、
前記撮影光軸が通る中心領域の外側の1以上の周辺領域のそれぞれにスリットが形成された1以上の第2スリットと、
を含み、
前記第1スリットに形成されたスリットは、前記中心部と光学的に略共役な位置に配置可能であり、
前記1以上の第2スリットに形成されたスリットは、前記所定部位における前記1以上の周辺部と光学的に略共役な位置に配置可能である
ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記瞳分割回転ミラーによって結合された光路を2以上の光路に分割する光路分割部材と、
前記光路分割部材により分割された前記2以上の光路のそれぞれに配置され撮影光軸を中心に回転可能なスリットが形成された2以上のスリットと、
前記光路分割部材によって分割された前記2以上の光路を結合し、結合された光路の光を前記被検眼に導く光路結合部材と、
を含み、
前記2以上のスリットは、
前記撮影光軸が通る中心領域にスリットが形成された第1スリットと、
前記撮影光軸が通る中心領域の外側の1以上の周辺領域のそれぞれにスリットが形成された1以上の第2スリットと、
を含み、
前記第1スリットに形成されたスリットは、前記中心部と光学的に略共役な位置に配置可能であり、
前記1以上の第2スリットに形成されたスリットは、前記所定部位における前記1以上の周辺部と光学的に略共役な位置に配置可能である
ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の眼科装置。 - スリットが形成され、前記瞳分割回転ミラーによって結合された光路に選択的に配置可能な2以上のスリットと、
前記瞳分割回転ミラーと前記2以上のスリットとの間に配置され、前記所定部位において前記撮影中心を中心に回転するように前記2以上のスリットのいずれかに形成されたスリットを通過した光を偏向する光スキャナと、
を含み、
前記2以上のスリットは、
撮影光軸が通る中心領域にスリットが形成された第1スリットと、
前記撮影光軸が通る中心領域の外側の1以上の周辺領域のそれぞれにスリットが形成された1以上の第2スリットと、
を含み、
前記第1スリットに形成されたスリットは、前記中心部と光学的に略共役な位置に配置可能であり、
前記1以上の第2スリットに形成されたスリットは、前記所定部位における前記1以上の周辺部と光学的に略共役な位置に配置可能である
ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記2以上のスリットは、前記2以上のスリットのいずれか1つを除いて前記撮影光軸の方向の移動可能である
ことを特徴とする請求項5~請求項7のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記被検眼の屈折度数に基づいて、前記1以上の第2スリットのそれぞれを前記撮影光軸の方向に移動する1以上の移動機構を含む
ことを特徴とする請求項5~請求項8のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記被検眼のOCTデータに基づいて、前記1以上の第2スリットのそれぞれを前記撮影光軸の方向に移動する1以上の移動機構を含む
ことを特徴とする請求項5~請求項9のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記2以上のスリットのそれぞれに形成されたスリットは、前記撮影光軸から遠くなるほど広くなるように形成されている
ことを特徴とする請求項5~請求項10のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記2以上のスリットのそれぞれに形成されたスリットは、略台形形状又は三角形状を有している
ことを特徴とする請求項11に記載の眼科装置。 - 撮影光軸から偏心した位置に穴部が形成され、照明光を照射する照射系の光路と前記照明光の戻り光を受光する受光系の光路とを結合する瞳分割回転ミラーを含む眼科装置の制御方法であって、
被検眼の所定部位における撮影中心を中心に回転する照明範囲に前記照明光を照射する照射ステップと、
受光面が前記所定部位と光学的に略共役な位置に配置可能なイメージセンサを用いて、前記照明範囲に照射された前記戻り光を受光する受光ステップと、
前記撮影中心を含む中心部を前記照明光でスキャンする中心部スキャンと、前記中心部の外側の1以上の周辺部のそれぞれを前記照明光でスキャンする1以上の周辺部スキャンとを実行する制御ステップと、
前記中心部スキャンにより得られた前記戻り光の受光結果と、前記1以上の周辺部スキャンにより得られた前記戻り光の受光結果とに基づいて前記被検眼の画像を形成する画像形成ステップと、
を含み、
前記穴部は、前記被検眼の瞳孔と光学的に略共役な位置に配置可能であり、
前記制御ステップは、前記照明範囲の移動に同期して前記撮影光軸を中心に前記穴部を回転するように前記瞳分割回転ミラーを制御する、眼科装置の制御方法。 - 前記制御ステップは、前記中心部スキャンにより得られる前記戻り光の光量と前記1以上の周辺部スキャンにより得られる前記戻り光の光量との差が小さくなるように前記照明光を照射する照射系及び前記戻り光を受光する受光系の少なくとも一方を制御する
ことを特徴とする請求項13に記載の眼科装置の制御方法。 - 前記眼科装置は、撮影光軸を中心に回転可能なスリットが形成され、前記瞳分割回転ミラーによって結合された光路に選択的に配置可能な2以上のスリットを含み、
前記2以上のスリットは、
前記撮影光軸が通る中心領域にスリットが形成された第1スリットと、
前記撮影光軸が通る中心領域の外側の1以上の周辺領域のそれぞれにスリットが形成された1以上の第2スリットと、
を含み、
前記第1スリットに形成されたスリットは、前記中心部と光学的に略共役な位置に配置可能であり、
前記1以上の第2スリットに形成されたスリットは、前記所定部位における前記1以上の周辺部と光学的に略共役な位置に配置可能である
ことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の眼科装置の制御方法。 - 前記眼科装置は、
前記瞳分割回転ミラーによって結合された光路を2以上の光路に分割する光路分割部材と、
前記光路分割部材により分割された前記2以上の光路のそれぞれに配置され撮影光軸を中心に回転可能なスリットが形成された2以上のスリットと、
前記光路分割部材によって分割された前記2以上の光路を結合し、結合された光路の光を前記被検眼に導く光路結合部材と、
を含み、
前記2以上のスリットは、
前記撮影光軸が通る中心領域にスリットが形成された第1スリットと、
前記撮影光軸が通る中心領域の外側の1以上の周辺領域のそれぞれにスリットが形成された1以上の第2スリットと、
を含み、
前記第1スリットに形成されたスリットは、前記中心部と光学的に略共役な位置に配置可能であり、
前記1以上の第2スリットに形成されたスリットは、前記所定部位における前記1以上の周辺部と光学的に略共役な位置に配置可能である
ことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の眼科装置の制御方法。 - 前記眼科装置は、
スリットが形成され、前記瞳分割回転ミラーによって結合された光路に選択的に配置可能な2以上のスリットと、
前記瞳分割回転ミラーと前記2以上のスリットとの間に配置され、前記所定部位において前記撮影中心を中心に回転するように前記2以上のスリットのいずれかに形成されたスリットを通過した光を偏向する光スキャナと、
を含み、
前記2以上のスリットは、
撮影光軸が通る中心領域にスリットが形成された第1スリットと、
前記撮影光軸が通る中心領域の外側の1以上の周辺領域のそれぞれにスリットが形成された1以上の第2スリットと、
を含み、
前記第1スリットに形成されたスリットは、前記中心部と光学的に略共役な位置に配置可能であり、
前記1以上の第2スリットに形成されたスリットは、前記所定部位における前記1以上の周辺部と光学的に略共役な位置に配置可能である
ことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の眼科装置の制御方法。 - 前記2以上のスリットのそれぞれに形成されたスリットは、前記撮影光軸から遠くなるほど広くなるように形成されている
ことを特徴とする請求項15~請求項17のいずれか一項に記載の眼科装置の制御方法。 - 前記2以上のスリットのそれぞれに形成されたスリットは、略台形形状又は三角形状を有している
ことを特徴とする請求項18に記載の眼科装置の制御方法。 - コンピュータに、請求項13~請求項19のいずれか一項に記載の眼科装置の制御方法の各ステップを実行させることを特徴とするプログラム。
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