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JP7417707B2 - エンドミル及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

エンドミル及び切削加工物の製造方法 Download PDF

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JP7417707B2
JP7417707B2 JP2022503681A JP2022503681A JP7417707B2 JP 7417707 B2 JP7417707 B2 JP 7417707B2 JP 2022503681 A JP2022503681 A JP 2022503681A JP 2022503681 A JP2022503681 A JP 2022503681A JP 7417707 B2 JP7417707 B2 JP 7417707B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2020年2月28日に出願された日本国特許出願2020-033543号の優先権を主張するものであり、この先の出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本開示は、一般的には、被削材の転削加工に用いられる回転工具に関する。回転工具として、例えば、エンドミルが挙げられる。エンドミルとして、例えば、スクエアエンドミル及びボールエンドミルが挙げられる。
被削材を転削加工する際に用いられる切削工具として、例えば特開2010-105093号公報(特許文献1)に記載のボールエンドミルが挙げられる。特許文献1に記載のボールエンドミルは、エンドミルの一例である。特許文献1に記載のエンドミルは、切刃、第1のギャッシュ部、第2のギャッシュ部及び切屑の排出溝を有する。第1のギャッシュ部及び第2のギャッシュ部は、それぞれV字溝の形状である。
特許文献1において、第1のギャッシュ部及び第2のギャッシュ部がV字溝の形状である。そのため、切刃から離れた箇所において、切屑が、第1のギャッシュ部を乗り越えられず、第1のギャッシュ部において詰まる恐れがある。
本開示の限定されない一面のエンドミルは、回転軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた本体を有する。前記本体は、前記第1端に位置するチゼル刃と、前記チゼル刃から外周に向かってそれぞれ延びた第1切刃及び第2切刃と、前記回転軸の回転方向の後方において前記第1切刃に接続された第1逃げ面と、前記回転軸の回転方向の後方において前記第2切刃に接続された第2逃げ面と、前記回転方向の前方において前記第1切刃に接続された第1刃溝と、前記第1刃溝よりも前記第2端の近くに位置する排出溝と、を有する。前記第1刃溝は、底部と、前記底部及び前記第1切刃の間に位置し、前記排出溝に接続された第1壁面と、前記底部に対して前記回転方向の前方に位置し、前記排出溝から離れた第2壁面と、を有する。前記第1壁面は、前記第2壁面よりも前記第2端の近くにまで伸びる。
限定されない実施形態のエンドミルを示す斜視図である。 図1に示すエンドミルを第1端の側から見た平面図である。 図2に示すエンドミルをA1方向から見た側面図である。 図2に示すエンドミルをA2方向から見た側面図である。 図2に示すエンドミルをA3方向から見た側面図である。 図2に示すエンドミルをA4方向から見た側面図である。 図3に示す領域B1を拡大した拡大図である。 図7に示す領域と同じ拡大図である。 図8に示すエンドミルにおけるIX断面の断面図である。 図8に示すエンドミルにおけるX断面の断面図である。 図8に示すエンドミルにおけるXI断面の断面図である。 図8に示すエンドミルにおけるXII断面の断面図である。 図5に示す領域B2を拡大した拡大図である。 限定されない実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。 限定されない実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。 限定されない実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。
限定されない実施形態のエンドミル1について図面を用いて詳細に説明する。なお、限定されない実施形態においては、エンドミルの一例としてボールエンドミルが示され得る。ただし、エンドミルはボールエンドミルに限定されず、例えばスクエアエンドミルなどであってもよい。
以下で参照する各図では、説明の便宜上、限定されない実施形態を構成する部材における主要な部材のみが簡略化して示される。したがって、エンドミル1は、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率を忠実に表したものではない。これらの点は、後述する切削加工物の製造方法においても同様である。
エンドミル1は、図1などに示すように、回転軸R1を有するとともに第1端3aから第2端3bにかけて延びた円柱形状の本体3を有してもよい。一般的には、第1端3aが「先端」と呼ばれ、第2端3bが「後端」と呼ばれる。
図1に示す限定されない一例におけるエンドミル1は、第1端3aから第2端3bにかけて回転軸R1に沿って延びた棒形状の本体3を有してもよい。本体3は、切削加工物を製造するための被削材の切削加工時において、図1に示す限定されない一例のように回転軸R1を中心に矢印R2の方向に回転可能である。
図1に示す限定されない一例においては、本体3の左下側の端部が第1端3a、右上側の端部が第2端3bであってもよい。また、図3~図6に示す限定されない一例においては、本体3の左側の端部が第1端3a、右側の端部が第2端3bであってもよい。
なお、図3~図6は、図2に示すエンドミル1を回転方向R2に所定の角度で回転させた状態を示す図である。図3は、図2に示すエンドミル1をA1方向から見た図である。図4は、図2に示すエンドミル1をA2方向から見た図である。図4は、図3に対して90°ずらした方向から見た図である。図5は、図2に示すエンドミル1をA3方向から見た図である。図5は、図4に対して90°ずらした方向から見た図である。図6は、図2に示すエンドミル1をA4方向から見た図である。図6は、図5に対して90°ずらした方向から見た図である。
図1に示す限定されない一例における本体3は、円柱状であってもよい。円柱状とは、厳密な意味での円柱のみならず、若干の凹凸又は湾曲などをも含む趣旨である。なお、本体3の形状は、円柱状に限定されない。
本体3における外径Dは、例えば、4mm~25mmに設定され得る。また、回転軸R1に沿った方向における本体3の長さをLとするとき、L及びDの関係は、例えば、L=4D~15Dに設定され得る。このとき、本体3の外径は、第1端3aの側から第2端3bの側にかけて一定であってもよく、変化してもよい。例えば、本体3の外径が、第1端3aの側から第2端3bの側にかけて小さくなってもよい。
本体3は、チゼル刃5、第1切刃7、第2切刃9、第1逃げ面11、第2逃げ面13、第1刃溝15及び第1排出溝17を有してもよい。
チゼル刃5は、本体3の第1端3aに位置してもよい。チゼル刃5は、回転軸R1と交差してもよい。言い換えれば、回転軸R1に沿った方向からの第1端3aの正面視において、チゼル刃5は、回転軸R1を含んでもよい。なお、回転軸R1に沿った方向からの第1端3aの正面視は、一般的には先端視とも呼ばれる。
第1切刃7及び第2切刃9は、第1端3aの近傍にそれぞれ位置してもよく、且つ、チゼル刃5から外周に向かってそれぞれ延びてもよい。第1切刃7は、チゼル刃5における一方の端部に接続されてもよく、且つ、第2切刃9は、チゼル刃5におけるもう一方の端部に接続されてもよい。チゼル刃5、第1切刃7及び第2切刃9によって被削材の切削加工を行うことができる。
第1切刃7及び第2切刃9は、すくい面及び逃げ面(第1逃げ面11及び第2逃げ面13)の交わりに位置してもよい。一方、チゼル刃5は、これらの逃げ面11、13の交わりに位置してもよい。チゼル刃5、第1切刃7及び第2切刃9によって構成される切刃は、先端視において、回転軸R1を中心に180°回転対称の形状であってもよい。
図1に示す限定されない一例のようにエンドミル1がボールエンドミルである場合には、図3などに示すように側面視した際に、第1切刃7及び第2切刃9が凸曲線形状であってもよい。なお、上述したようにエンドミル1がスクエアエンドミルである場合には、第1切刃7及び第2切刃9が回転軸R1に直交する方向に延びた直線形状であってもよい。
第1逃げ面11は、回転軸R1の回転方向R2の後方において第1切刃7に接続されてもよい。第1逃げ面11は平面であってもよく、また、曲面であってもよい。第1逃げ面11が平面である場合に、第1逃げ面11は1つの平面によって構成されてもよく、また、複数の平面によって構成されてもよい。
第2逃げ面13は、回転軸R1の回転方向R2の後方において第2切刃9に接続されてもよい。第1逃げ面11と同様に、第2逃げ面13もまた、平面であってもよく、また、曲面であってもよい。第2逃げ面13が平面である場合に、第2逃げ面13は1つの平面によって構成されてもよく、また、複数の平面によって構成されてもよい。
第1刃溝15は、回転方向R2の前方において第1切刃7に接続されてもよい。すなわち、第1切刃7は、第1逃げ面11及び第1刃溝15の交わりに位置してもよい。第1刃溝15は、第1切刃7の強度を向上させる機能を有してもよい。
第1刃溝15は、本体3の外周面から概ね回転軸R1に向かって延びてもよい。このとき、第1刃溝15は、回転軸R1に向かうにしたがって第1端3aに近づいてもよい。図に示す限定されない一例のように、第1刃溝15は、V溝形状であってもよく、且つ、第1底部19、第1壁面21及び第2壁面23を有してもよい。
第1壁面21は、第1底部19及び第1切刃7の間に位置してもよい。ここで、第1壁面21は、回転方向R2の前方において第1切刃7に接続されてもよい。このとき、第1壁面21は、上述したすくい面として機能してもよい。第2壁面23は、第1底部19に対して回転方向R2の前方に位置してもよい。このとき、第2壁面23は、切屑を湾曲させるブレーカ壁として機能してもよい。なお、第1底部19が第1壁面21及び第2壁面23の間に位置する、と言い換えてもよい。
V溝形状である第1刃溝15を、この第1刃溝15の延びる方向に対して直交する断面で見た場合に、第1壁面21は、直線であってもよく、また、曲線であってもよい。同じ断面において、第2壁面23は、直線であってもよく、また、曲線であってもよい。さらに同じ断面において、第1底部19は、凹曲線であってもよい。この場合には、切削負荷に起因する亀裂が第1底部19に生じにくいため、エンドミル1の耐久性が向上し得る。
V溝形状である第1刃溝15は、真っ直ぐに延びてもよく、また、図1に示す限定されない一例のように、回転軸R1を中心に螺旋状に延びてもよい。第1刃溝15が螺旋状に延びる場合における第1刃溝15のねじれ角は、特定の値には限定されず、例えば、5°~60°に設定され得る。第1刃溝15が螺旋状に延びる場合に、第1壁面21及び第2壁面23は、それぞれ曲面でありつつ、上記の断面においてそれぞれ直線で示されてもよい。
第1排出溝17は、第1刃溝15よりも第2端3bの近くに位置してもよい。第1排出溝17は、第1切刃7で生じた切屑を第2端3bに向かって送り出し、切屑を外部に排出する機能を有してもよい。第1排出溝17は、第2端3bに向かって延びるが、第2端3bにまで伸びる必要はなく、第2端3bから離れて位置してもよい。
第1排出溝17は、第2端3bに向かって真っ直ぐに延びてもよく、また、図1に示す限定されない一例のように、回転軸R1を中心に螺旋状に延びてもよい。第1排出溝17が螺旋状に延びる場合における第1排出溝17のねじれ角は、特定の値には限定されず、例えば、5°~60°に設定され得る。
図1に示す限定されない一例のエンドミル1は、右回転で使用される工具であるため、第1刃溝15及び第1排出溝17が右ねじれであるが、エンドミル1はこれに限定されない。例えば、左回転で使用される工具であって、第1刃溝15及び第1排出溝17が左ねじれであっても、何ら問題無い。
図7に示す限定されない一例のように、第1壁面21は、第2壁面23よりも第2端3bの近くにまで伸びてもよい。この場合には、第1壁面21の上を流れる切屑が、第1壁面21における第2壁面23よりも第2端3bの近くに位置する領域において、第1刃溝15に対して回転方向R2の前方に位置する部分へと進み易い。そのため、第1刃溝15において切屑が詰まりにくく、切屑の排出性が高い。第1刃溝15に対して回転方向R2の前方に位置する部分としては、例えば、第1排出溝17、及び、図7に示す限定されない一例のように後述する第2刃溝25が挙げられ得る。
第1壁面21が第1排出溝17に接続され、且つ、第2壁面23が第1排出溝17から離れてもよい。この場合には、第1刃溝15の上を流れる切屑が、第1排出溝17へと進み易い。また、後述するように本体3が第2刃溝25を有する場合には、第1刃溝15の上を流れる切屑が、第1排出溝17に加えて第2刃溝25へも進み易い。
第2壁面23は、第2端3bに近づくにしたがって幅Wが小さくなる部分を有してもよい。第2壁面23の全体が、第2端3bに近づくにしたがって幅Wが小さくなる構成であってもよい。第2壁面23における第1端3aの近くに位置する、言い換えれば、切刃の近くに位置する部分での幅Wが相対的に大きい場合には、第2壁面23において切屑を安定して湾曲させることができる。
さらに、第2壁面23が、第2端3bに近づくにしたがって幅Wが小さくなる部分を有する場合には、第2壁面23における第2端3bの近くに位置する部分での幅Wが小さくなる。そのため、切屑を安定して湾曲させつつ切屑が第2壁面23を乗り越えることを容易にできる。なお、上記の幅Wとは、棒形状である本体3の径方向における幅を意味してもよい。また、幅Wは、例えば図9に示すように、回転軸R1に直交する断面において評価してもよい。
第2壁面23における第2端3bに近づくにしたがって幅Wが小さくなる部分では、幅Wが連続的に小さくなってもよい。幅Wが連続的に小さくなっており第2壁面23の上端にエッジが存在しない場合には、第2壁面23の磨耗が進行しにくく、また、第2壁面23に欠けが生じにくい。そのため、長期に亘り安定してエンドミル1を使用できる。
第1刃溝15は、第2逃げ面13に接続されてもよい。この場合には、チゼル刃5及び第1切刃7で生じた切屑が安定して第1刃溝15に流れ得る。そのため、チゼル刃5及び第1切刃7の付近において切屑が詰まりにくい。
このとき、第1端3aの正面視、すなわち先端視において、第2逃げ面13及び第2壁面23が交わる稜線L1は、回転軸R1から離れるにしたがって回転方向R2の後方に向かって傾斜する部分を有してもよい。この場合には、第2切刃9に対して切削負荷が加わる方向の先に位置する第1刃溝15の量を減らし、本体3における第2切刃9に対して切削負荷が加わる方向の先に位置する部分の肉厚が厚く確保され得る。そのため、第2切刃9に加わる切削負荷に対する耐久性が高い。
本体3は、第1刃溝15に加えて第2刃溝25をさらに有してもよい。第2刃溝25は、図7に示す限定されない一例のように、回転方向R2の前方において第1刃溝15に接続されてもよい。ここで、第2壁面23における第2端3bの側の端部よりも第2端3bの近くにおいて、第1壁面21が第2刃溝25に接続されてもよい。
この場合には、第1壁面21の上を流れる切屑が、第1壁面21における第2壁面23よりも第2端3bの近くに位置する領域において、第1刃溝15に対して回転方向R2の前方に位置する第2刃溝25へと進み易い。
第1刃溝15及び第2刃溝25は、それぞれギャッシュと呼ばれる部位であってもよい。例えば、第1刃溝15が第1ギャッシュ、第2刃溝25が第2ギャッシュと位置付けられてもよい。
第2刃溝25は、V溝形状であってもよく、且つ、第2底部27、第3壁面29及び第4壁面31を有してもよい。図7に示す限定されない一例のように、第3壁面29が相対的に回転方向R2の後方に位置し、第4壁面31が相対的に回転方向R2の前方に位置し、第2底部27が、第3壁面29及び第4壁面31の間に位置してもよい。
ここで、第1刃溝15における第1壁面21が第2壁面23よりも第2端3bの近くにまで伸びる一方で、第2刃溝25における第3壁面29及び第4壁面31は、第2端3bからの距離が同程度の位置まで延びてもよい。第2刃溝25が第1刃溝15に対して回転方向R2の前方に位置することから、切屑の流れるスペースが広く、第1刃溝15と比較して第2刃溝25においては切屑が詰まりにくい。そのため、第4壁面31が、第2端3bに向かって第3壁面29と同程度に延びても切屑が詰まる恐れが小さく、且つ、第4壁面31によって安定して切屑を湾曲させることができる。
なお、同程度とは、第2端3bから第3壁面29までの距離が、第2端3bから第4壁面31までの距離に対して95~105%程度であることを意味する。
第2切刃9は、チゼル刃5に接続された内端部9aを有する。先端視において、内端部9aにおける第2切刃9の接線に直交し、且つ、内端部9aを通る仮想直線を基準線L3とする。このとき、第1刃溝15が基準線L3よりも回転方向R2の後方に位置し、且つ、第2刃溝25が基準線L3と交差してもよい。
第1刃溝15が基準線L3よりも回転方向R2の後方に位置する場合には、第2切刃9に対して切削負荷が加わる方向の先に位置する部分であって、第2切刃9の近くに位置する部分での本体3の肉厚が厚く確保され得る。そのため、第2切刃9に加わる切削負荷に対する耐久性が高い。
仮に、第2刃溝25が基準線L3と交差する、すなわち、第2切刃9に対して切削負荷が加わる方向の先に第2刃溝25が部分的に位置する場合であっても、第2切刃9に耐久性への影響は小さい。これは、第2刃溝25が第1刃溝15に対して回転方向R2の前方に位置するからである。他方、第2切刃9に対して切削負荷が加わる方向の先に第2刃溝25が部分的に位置する場合には、第1切刃7で生じた切屑が流れるスペースが広く確保される。そのため、切屑の排出性がさらに高い。
第1刃溝15及び第2刃溝25の交わる角度は、第2端3bに近づくにしたがって小さくなってもよい。具体的には、回転軸X1に直交する断面において、第1刃溝15及び第2刃溝25の交わる角度を角度θとする。この角度θは、第2端3bに近づくにしたがって大きくなってもよい。
第1刃溝15及び第2刃溝25の交わる稜線L2のうち、第1端3aの近くに位置する部分での第1刃溝15及び第2刃溝25の交わる角度θが相対的に小さい場合には、第1刃溝15において切屑を安定して湾曲させることができる。第1刃溝15及び第2刃溝25の交わる稜線L2のうち、第2端3bの近くに位置する部分での第1刃溝15及び第2刃溝25の交わる角度θが相対的に大きい場合には、切屑が第2壁面23を乗り越えることを容易にできる。
従って、第1刃溝15及び第2刃溝25の交わる角度θが第2端3bに近づくにしたがって小さくなる場合には、切屑を安定して湾曲させつつ切屑が第2刃溝25へと流れることを容易にできる。
第1刃溝15は、第2端3bの側に第2刃溝25に滑らかに接続される部分を有してもよい。図11及び図12に示す限定されない一例のように、第1刃溝15及び第2刃溝25の交わる稜線L2のうち、第2端3bの近くに位置する部分における角度θが180°である、すなわち、第1刃溝15が、第2刃溝25に滑らかに接続される部分を有してもよい。この場合には、切屑が第2刃溝25へと流れることをさらに容易にできる。
本体3は、第3刃溝33、第4刃溝35及び第2排出溝37を有してもよい。
第3刃溝33は、回転方向R2の前方において第2切刃9に接続されてもよい。すなわち、第2切刃9は、第2逃げ面13及び第3刃溝33の交わりに位置してもよい。第3刃溝33は、第2切刃9の強度を向上させる機能を有してもよい。
第2切刃9に対する第3刃溝33の関係性は、第1切刃7に対する第1刃溝15の関係性と同じであってもよい。すなわち、第3刃溝33は、第1刃溝15における第1底部19に相当する面として第3底部39を、第1刃溝15における第1壁面21に相当する面として第5壁面41を、第1刃溝15における第2壁面23に相当する面として第6壁面43を、有してもよい。
第4刃溝35は、図13に示す限定されない一例のように、回転方向R2の前方において第3刃溝33に接続されてもよい。第2切刃9に対する第4刃溝35の関係性は、第1切刃7に対する第2刃溝25の関係性と同じであってもよい。すなわち、第4刃溝35は、第2刃溝25における第2底部27に相当する面として第4底部45を、第2刃溝25における第3壁面29に相当する面として第7壁面47を、第2刃溝25における第4壁面31に相当する面として第8壁面49を、有してもよい。ここで、第6壁面43における第2端3bの側の端部よりも第2端3bの近くにおいて、第6壁面43が第4刃溝35に接続されてもよい。
本体3の材質としては、例えば、超硬合金及びサーメットなどが挙げられ得る。超硬合金の組成としては、例えば、WC-Co、WC-TiC-Co及びWC-TiC-TaC-Coが挙げられ得る。ここで、WC、TiC、TaCは硬質粒子であり、Coは結合相である。また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料であってもよい。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)又は窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられ得る。
本体3の表面は、化学蒸着(CVD)法、又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)又はアルミナ(Al)などが挙げられ得る。被膜の厚みは、例えば、0.3μm~20μmに設定されてもよい。なお、被膜の組成によって好適な範囲は異なる。
以上、複数の実施形態のエンドミル1について例示したが、本発明はこれらに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。
<切削加工物(machined product)の製造方法>
次に、限定されない実施形態の切削加工物101の製造方法について、上述の限定されない実施形態に係るエンドミル1を用いる場合を例に挙げて詳細に説明する。以下、図14~図16を参照しつつ説明する。なお、図14~図16においては、切削加工物101の製造方法の一例として、被削材103への穴あけ加工の工程を図示している。また、視覚的な理解を容易にするため、図14~図16において、切削加工物101及び被削材103については断面視する。
限定されない実施形態にかかる切削加工物101の製造方法は、以下の(1)~(3)の工程を備え得る。
(1)エンドミル1を、回転軸R1を中心に矢印R2の方向に回転させ、被削材103に向かってY1方向にエンドミル1を近づけてもよい(図14参照)。
本工程は、例えば、被削材103を、エンドミル1を取り付けた工作機械のテーブル上に固定し、エンドミル1を回転した状態で近づけることにより行うことができる。なお、本工程では、被削材103とエンドミル1とは相対的に近づけばよく、被削材103をエンドミル1に近づけてもよい。
(2)エンドミル1をさらに被削材103に近づけることによって、回転しているエンドミル1を被削材103の表面の所望の位置に接触させて、被削材103を切削してもよい(図15参照)。
本工程においては、チゼル刃、第1切刃及び第2切刃を被削材103の表面の所望の位置に接触させてもよい。
(3)エンドミル1を被削材103からY2方向に離してもよい(図16参照)。
本工程においても、上述の(1)の工程と同様に、被削材103からエンドミル1を相対的に離せばよく、例えば被削材103をエンドミル1から離してもよい。なお、切削加工としては、例えば、図16に示すような穴あけ加工の他にも、貫通しない穴加工、溝加工及びフライス加工などが挙げられ得る。
以上のような工程を経ることによって、優れた加工性を発揮することが可能である。
なお、以上に示したような被削材103の切削加工を複数回行う場合であって、例えば、1つの被削材103に対して複数の切削加工を行う場合には、エンドミル1を回転させた状態を保持しつつ、被削材103の異なる箇所にエンドミル1を接触させる工程を繰り返してもよい。
1・・・エンドミル
3・・・本体
3a・・第1端
3b・・第2端
5・・・チゼル刃
7・・・第1切刃
9・・・第2切刃
9a・・内端部
11・・・第1逃げ面
13・・・第2逃げ面
15・・・第1刃溝
17・・・第1排出溝
19・・・第1底部
21・・・第1壁面
23・・・第2壁面
25・・・第2刃溝
27・・・第2底部
29・・・第3壁面
31・・・第4壁面
33・・・第3刃溝
35・・・第4刃溝
37・・・第2排出溝
39・・・第3底部
41・・・第5壁面
43・・・第6壁面
45・・・第4底部
47・・・第7壁面
49・・・第8壁面
101・・・切削加工物
103・・・被削材
R1・・・回転軸
R2・・・回転方向
W・・・幅
L1・・・稜線(第2逃げ面及び第2壁面)
L2・・・稜線(第1刃溝及び第2刃溝)
L3・・・基準線
θ・・・角度(第1刃溝及び第2刃溝の交わる角度)

Claims (8)

  1. 回転軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた本体を有し、
    前記本体は、
    前記第1端に位置するチゼル刃と、
    前記チゼル刃から外周に向かってそれぞれ延びた第1切刃及び第2切刃と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第1切刃に接続された第1逃げ面と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第2切刃に接続された第2逃げ面と、
    前記回転方向の前方において前記第1切刃に接続された第1刃溝と、
    前記第1刃溝よりも前記第2端の近くに位置する排出溝と、を有し、
    前記第1刃溝は、
    底部と、
    前記底部及び前記第1切刃の間に位置し、前記排出溝に接続された第1壁面と、
    前記底部に対して前記回転方向の前方に位置し、前記排出溝から離れた第2壁面と、を有し、
    前記第1壁面は、前記第2壁面よりも前記第2端の近くにまで伸びた、エンドミル。
  2. 回転軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた本体を有し、
    前記本体は、
    前記第1端に位置するチゼル刃と、
    前記チゼル刃から外周に向かってそれぞれ延びた第1切刃及び第2切刃と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第1切刃に接続された第1逃げ面と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第2切刃に接続された第2逃げ面と、
    前記回転方向の前方において前記第1切刃に接続された第1刃溝と、
    前記第1刃溝よりも前記第2端の近くに位置する排出溝と、を有し、
    前記第1刃溝は、
    底部と、
    前記底部及び前記第1切刃の間に位置する第1壁面と、
    前記底部に対して前記回転方向の前方に位置する第2壁面と、を有し、
    前記第1壁面は、前記第2壁面よりも前記第2端の近くにまで伸び
    前記第1端の正面視において、前記第2逃げ面及び前記第2壁面が交わる稜線は、前記回転軸から離れるにしたがって前記回転方向の後方に向かって傾斜する、エンドミル。
  3. 回転軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた本体を有し、
    前記本体は、
    前記第1端に位置するチゼル刃と、
    前記チゼル刃から外周に向かってそれぞれ延びた第1切刃及び第2切刃と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第1切刃に接続された第1逃げ面と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第2切刃に接続された第2逃げ面と、
    前記回転方向の前方において前記第1切刃に接続された第1刃溝と、
    前記回転方向の前方において前記第1刃溝に接続された第2刃溝と、
    前記第1刃溝よりも前記第2端の近くに位置する排出溝と、を有し、
    前記第1刃溝は、
    底部と、
    前記底部及び前記第1切刃の間に位置する第1壁面と、
    前記底部に対して前記回転方向の前方に位置する第2壁面と、を有し、
    前記第1壁面は、前記第2壁面よりも前記第2端の近くにまで伸び
    前記第2壁面における前記第2端の側の端部よりも前記第2端の近くにおいて、前記第1壁面が前記第2刃溝に接続された、エンドミル。
  4. 回転軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた本体を有し、
    前記本体は、
    前記第1端に位置するチゼル刃と、
    前記チゼル刃から外周に向かってそれぞれ延びた第1切刃及び第2切刃と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第1切刃に接続された第1逃げ面と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第2切刃に接続された第2逃げ面と、
    前記回転方向の前方において前記第1切刃に接続された第1刃溝と、
    前記回転方向の前方において前記第1刃溝に接続された第2刃溝と、
    前記第1刃溝よりも前記第2端の近くに位置する排出溝と、を有し、
    前記第2切刃は、前記チゼル刃に接続された内端部を有し、
    前記第1端の正面視において、
    前記内端部における前記第2切刃の接線に直交し、且つ、前記内端部を通る仮想直線が、基準線であって、
    前記第1刃溝は、前記基準線よりも前記回転方向の後方に位置し、
    底部と、
    前記底部及び前記第1切刃の間に位置する第1壁面と、
    前記底部に対して前記回転方向の前方に位置する第2壁面と、を有し、
    前記第1壁面は、前記第2壁面よりも前記第2端の近くにまで伸び
    前記第2刃溝は、前記基準線と交差する、エンドミル。
  5. 回転軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた本体を有し、
    前記本体は、
    前記第1端に位置するチゼル刃と、
    前記チゼル刃から外周に向かってそれぞれ延びた第1切刃及び第2切刃と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第1切刃に接続された第1逃げ面と、
    前記回転軸の回転方向の後方において前記第2切刃に接続された第2逃げ面と、
    前記回転方向の前方において前記第1切刃に接続された第1刃溝と、
    前記回転方向の前方において前記第1刃溝に接続された第2刃溝と、
    前記第1刃溝よりも前記第2端の近くに位置する排出溝と、を有し、
    前記第1刃溝は、
    底部と、
    前記底部及び前記第1切刃の間に位置する第1壁面と、
    前記底部に対して前記回転方向の前方に位置する第2壁面と、を有し、
    前記第1壁面は、前記第2壁面よりも前記第2端の近くにまで伸び
    前記第1刃溝及び前記第2刃溝の交わる角度は、前記第2端に近づくにしたがって大きくなる、エンドミル。
  6. 前記第1刃溝は、前記第2端の側に前記第2刃溝に滑らかに接続される部分を有する、請求項に記載のエンドミル。
  7. 前記第2壁面の幅は、前記第2端に近づくにしたがって小さくなる、請求項1~6のいずれか1つに記載のエンドミル。
  8. 請求項1~のいずれか1つに記載のエンドミルを回転させる工程と、
    回転している前記エンドミルを被削材に接触させる工程と、
    前記エンドミルを前記被削材から離す工程と、を備えた切削加工物の製造方法。
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