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JP7412608B2 - 冷凍システム - Google Patents

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JP7412608B2
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Description

本開示は、冷凍システムに関する。
従来から、除霜運転を適切なタイミングで開始することができる冷凍機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この冷凍機は、冷凍サイクルの一部を構成する熱交換器を流れる冷媒の温度と、熱交換器を通過する空気の吸い込み温度および吹出温度との測定結果に基づいて冷媒と空気の熱交換の効率を表す温度効率を算出する。この冷凍機は、算出された温度効率の冷却運転開始からの変化傾向に基づいて予測された熱交換器への着霜量と、冷凍機の機種に応じて予め設定された温度効率の閾値とから最適除霜開始タイミングを判定する。この冷凍機は、温度効率が閾値以上になったときに除霜運転を開始する。
特開2007-225158号公報
特許文献1では、除霜運転のタイミングを決定するために、温度効率を計算しなければならない。
本開示の目的は、温度効率以外の方法で、除霜運転のタイミングを適切に設定することができる冷凍システムを提供することである。
本開示の冷凍システムは、環状に接続された圧縮機、室外熱交換器、膨張弁および室内熱交換器と、室内熱交換器に付着した霜を除去する除霜部と、室内熱交換器に空気を送る送風機と、対象空間を冷却する冷却運転と、除霜部を制御して室内熱交換器に付着した霜を除去する除霜運転とを切り替える制御装置と備える。制御装置は、送風機の電流値に基づいて、除霜運転を開始する。
本開示によれば、送風機の電流値に基づいて、除霜運転を開始する。これにより、除霜運転のタイミングを適切に設定することができる。
実施の形態1に係る冷凍システムの構成の一例を示す概略図である。 図1の冷凍システムにおける冷媒回路の構成の一例を示す概略図である。 図2の制御装置3の構成の一例を示すハードウェア構成図である。 送風機22の周囲の静圧と送風機22の回転数との関係を示す図である。 送風機22の電流値と送風機22の回転数との関係を示す図である。 冷却運転時および除霜運転時の送風機22の電流値の一例を示す図である。 室内熱交換器21の近傍に配置されるセンサの例を表わす図である。 実施の形態1における、除霜開始および除霜終了の判定手順を表わすフローチャートである。 図8のステップS103の処理の詳細を表わすフローチャートである。 実施の形態1における、図8のステップS104の処理の詳細を表わすフローチャートである。 実施の形態1における第2の除霜タイミング決定方法による除霜開始タイミングおよび除霜終了タイミングを表わす図である。 実施の形態2における、図8のステップS104の処理の詳細を表わすフローチャートである。 実施の形態2における第2の除霜タイミング決定方法による除霜開始タイミングおよび除霜終了タイミングを表わす図である。 実施の形態3における、図8のステップS104の処理の詳細を表わすフローチャートである。 実施の形態3における第2の除霜タイミング決定方法による除霜開始タイミングおよび除霜終了タイミングを表わす図である。 実施の形態4に係る冷凍システム200における冷媒回路の構成の一例を示す概略図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
実施の形態1に関わる冷凍システムについて説明する。実施の形態1に係る冷凍システムは、冷媒回路に冷媒を循環させることにより、対象空間を冷却する。
図1は、実施の形態1に係る冷凍システムの100の構成の一例を示す概略図である。図1に示すように、冷凍システム100は、室外機1、室内機2および制御装置3を備える。室内機2は、冷却対象となる対象空間SPに設けられている。室外機1と室内機2とは、冷媒配管5で接続されている。冷媒配管5として、例えば銅配管が用いられる。周辺の空気との熱交換を抑制するために、銅配管の周囲に断熱材を巻くなどして断熱処理が施されても良い。
対象空間SPには、空間温度センサ4が設けられている。空間温度センサ4は、対象空間SPの温度を示す空間温度を計測する。すなわち、空間温度センサ4は、室内機2に吸い込まれる空気の吸込み空気温度を計測する。空間温度センサ4として、例えば熱電対またはサーミスタ等が用いられる。
図2は、図1の冷凍システム100における冷媒回路の構成の一例を示す概略図である。
室外機1は、圧縮機11、室外熱交換器12、膨張弁13および室外機制御部10を備える。室内機2は、室内熱交換器21、送風機22、除霜部23および室内機制御部20を備える。圧縮機11、室外熱交換器12、膨張弁13および室内熱交換器21が冷媒配管5によって順次環状に接続されることにより、冷媒が循環する冷媒回路が形成される。
図2に示す室外機1および室内機2の構成は一例であり、これに限られない。例えば、室外機1にアキュムレータおよび過冷却熱交換器等が設けられても良い。図2の例では、膨張弁13が室外機1に設けられているが、これに限られない。膨張弁13が室内機2に設けられても良いし、室外熱交換器12と室内熱交換器21との間を接続する冷媒配管5に設けられても良い。
冷媒回路を循環する冷媒として、例えばR-22またはR-134aなどの単一冷媒、あるいはR-410AまたはR-404Aなどの疑似共沸混合冷媒、あるいはR―407CまたはR-449Aなどの非共沸混合冷媒、あるいはCO2またはプロパンなどの自然冷媒が用いられる。
次に、室外機1の動作を説明する。
圧縮機11は、低温低圧の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮し、高温高圧の冷媒を吐出する。圧縮機11は、例えば、運転周波数fを変化させることにより、単位時間当たりの送出量である容量が制御されるインバータ圧縮機でも良いし、運転周波数fが一定のものでも良い。圧縮機11がインバータ圧縮機である場合の運転周波数fは、室外機制御部10を介して制御装置3によって制御される。
室外熱交換器12は、図示しない室外機ファンから供給される室外空気と、圧縮機11から吐出された冷媒との間で熱交換を行わせることによって、冷媒の熱を室外空気に放熱して冷媒を凝縮させる。すなわち、室外熱交換器12は、凝縮器として機能する。なお、室外熱交換器12は、このような空冷方式に限られず、例えば水と冷媒との間で熱交換を行う水冷方式が用いられても良い。
膨張弁13は、冷媒を膨張させる。膨張弁13は、例えば、電子式膨張弁などの開度の制御が可能な弁で構成される。膨張弁13が電子式膨張弁の場合に、膨張弁13の開度は、室外機制御部10を介して制御装置3によって制御される。膨張弁13は、電子式膨張弁に限定されるものではなく、機械式膨張弁またはキャピラリによって構成されてもよい。
室外機制御部10は、制御装置3からの指令に基づき、圧縮機11および膨張弁13を制御する。室外機制御部10は、演算装置上でソフトウェアを実行することによって各種機能を実行するマイクロコンピュータ等で構成され、もしくは各種機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア等で構成されている。
室外機1は、凝縮温度センサ14、蒸発温度センサ15およびガス冷媒温度センサ16を備える。
凝縮温度センサ14は、圧縮機11の吐出側に設けられ、室外熱交換器12における冷媒の凝縮温度CTを計測する。凝縮温度センサ14として、温度センサに限られず、例えば圧力センサが用いられても良い。この場合、凝縮温度センサ14で計測された高圧圧力と冷媒の種類とに基づき、凝縮温度CTが得られる。凝縮温度センサ14は、圧縮機11の吐出側であって、膨張弁13の上流側であれば、いずれの位置に設けられても良い。
蒸発温度センサ15は、圧縮機11の吸入側に設けられ、室内熱交換器21における冷媒の蒸発温度ETを計測する。蒸発温度センサ15として、温度センサに限られず、例えば圧力センサが用いられても良い。この場合、蒸発温度センサ15で計測された低圧圧力と冷媒の種類とに基づき、蒸発温度ETが得られる。蒸発温度センサ15は、圧縮機11の吸入側であって、室内熱交換器21の下流側であれば、いずれの位置に設けられても良い。
ガス冷媒温度センサ16は、圧縮機11の吸入側に設けられ、圧縮機11に吸入されるガス冷媒の温度を計測する。ガス冷媒温度センサ16として、例えば熱電対またはサーミスタ等が用いられる。
次に、室内機2の動作を説明する。
室内熱交換器21は、送風機22から供給される対象空間の空気である室内空気と、室外機1の膨張弁13から流出した冷媒との間で熱交換を行う。これにより、対象空間SPに供給される冷却空気が生成される。すなわち、室内熱交換器21は、蒸発器として機能する。
送風機22は、室内熱交換器21に対して空気を供給する。送風機22の回転数は、室内機制御部20を介して制御装置3によって計測される。送風機22の回転数が計測されることにより、送風機22の電流値、具体的には送風機22を構成するファンモータの電流値が算出される。送風機22として、例えばDC(Direct Current)ファンモータなどのモータによって駆動される遠心ファンまたは多翼ファン等が用いられる。
除霜部23は、室内熱交換器21を除霜する。
除霜部23の除霜方式として、例えばヒータの熱によって霜を溶かすヒータ方式、あるいは、室内熱交換器21に水を散水し、水の熱によって霜を溶かす散水方式が用いられる。あるいは、除霜部23の除霜方式として、冷凍サイクル運転を停止して、着霜している室内熱交換器21に送風機22によって周辺空気を供給することによって霜を溶かすオフサイクル方式等が用いられてもよい。除霜部23のON/OFFは、室内機制御部20を介して制御装置3によって制御される。
室内機制御部20は、制御装置3からの指令に基づき、送風機22および除霜部23を制御する。室内機制御部20は、演算装置上でソフトウェアを実行することによって各種機能を実行するマイクロコンピュータ等で構成され、もしくは各種機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア等で構成されている。
次に、制御装置3の動作を説明する。
制御装置3は、圧縮機11の駆動周波数を制御して、圧縮機11が単位時間当たりに吐出する冷媒量を制御する。制御装置3は、室内機2から流出する冷媒の過熱度が所望の範囲となるように、膨張弁13の開度を制御する。制御装置3は、室内機制御部20を介して室内機2に設けられた送風機22および除霜部23を制御する。さらに、本実施の形態において、制御装置3は、最適な除霜運転の開始時期を決定し、決定した除霜開始時期に除霜運転を行うように、各部を制御する。制御装置3は、冷凍システム100の全体を制御する。
図3は、図2の制御装置3の構成の一例を示すハードウェア構成図である。制御装置3は、処理回路31と、メモリ32と、入出力部33とを含む。処理回路31は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリ32に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。処理回路31がCPUの場合、制御装置3の機能は、ソフトウェアにより実現される。ソフトウェアはプログラムとして記述され、メモリ32に格納される。処理回路31は、メモリ32に記憶されたプログラムを読み出して実行する。メモリ32には、不揮発性または揮発性の半導体メモリ(たとえばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が含まれる。CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、あるいはDSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
次に、上記構成を有する冷凍システム100の動作について説明する。冷却運転時の動作と、最適な除霜開始時期の決定方法とについて説明する。
(冷却運転)
冷凍システム100によって冷却運転が行われる場合の動作について説明する。室外機1において、低温低圧の冷媒が圧縮機11によって圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって吐出される。圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒は、室外熱交換器12を通過する空気または水などの媒体と熱交換して凝縮し、高圧の液冷媒となって室外熱交換器12から流出する。
室外熱交換器12から流出した高圧の液冷媒は、膨張弁13に流入する。膨張弁13に流入した高圧の液冷媒は、減圧されて低温低圧の気液二相冷媒となり、室外機1から流出する。室外機1から流出した低温低圧の気液二相冷媒は、冷媒配管5を介して室内機2に流入する。
室内機2に流入した低温低圧の気液二相冷媒は、室内熱交換器21に流入する。室内熱交換器21に流入した低温低圧の気液二相冷媒は、室内空気と熱交換して吸熱及び蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室内熱交換器21から流出する。室内熱交換器21から流出した低温低圧のガス冷媒は、室内機2から流出する。室内機2から流出した低温低圧のガス冷媒は、冷媒配管5を介して室外機1に流入し、圧縮機11に吸入される。
(最適な除霜開始時期の決定方法)
次に、最適な時期に除霜運転を開始する決定方法について説明する。
室内熱交換器21の温度が氷点下の状態で冷却運転が長時間行われる場合、室内熱交換器21が着霜する。室内熱交換器21が着霜した状態で冷却運転が継続されると、着霜量が増加して、送風機22の静圧が増加する。
図4は、送風機22の周囲の静圧と送風機22の回転数との関係を示す図である。
図4に示すように、送風機22の周囲の静圧(空気の圧力)が大きいほど、送風機22の回転数は小さくなる。送風機22の周囲の静圧(空気の圧力)が小さいほど、送風機22の回転数は大きくなる。
室内熱交換器21の着霜が進行することによって、室内機2の筐体の空気の出口が閉塞し、圧力損失が起こり、風が通りにくくなる。室外に排出する空気が室内熱交換器21の着霜によって防がれると、送風機22の周囲の静圧が上昇するため、送風機22の回転数は低下する。送風機22の回転数が低下すると、送風機22の風量が小さくなるので、外部から空気の吸込みが困難になり、筐体の中にある空気の排出が困難になる。
図5は、送風機22の電流値と送風機22の回転数との関係を示す図である。
図5に示すように、送風機22の回転数が小さくなると、送風機22の電流値(送風機22の消費電流)は大きくなる。室内熱交換器21の着霜が進行することによって、室内機2の筐体の空気の出口が閉塞して、送風機22の周囲の静圧が増加した場合、送風機22の回転数が減少する。送風機22の回転数の減少によって、送風機22の電流値が増加する。
したがって、室内熱交換器21が着霜した場合には、室内熱交換器21に付着した霜を溶かして除去する除霜運転が行われる。
図6は、冷却運転時および除霜運転時の送風機22の電流値の一例を示す図である。
図6において、横軸は時刻tを示し、縦軸は、冷凍システム100において、除霜運転の時間をTa、冷却運転の時間をTbで行った場合の送風機22の電流値を示す。
冷却運転によって、室内熱交換器21の着霜が進行するので、送風機22の電流値が増加する。
冷却運転の時間Tbが短い場合には、冷却運転時間が短くなるので、庫内が目標温度に到達しない場合がある。
冷却運転の時間Tbが長い場合には、冷却運転時間が長くなるので、室内熱交換器21の着霜量が過大になる。すなわち、冷却運転の時間Tbが長い場合には、着霜によって室内熱交換器21の伝熱性能が低下し、冷却が十分にできないことがある。
以上のような冷却能力の低下を防ぐために、室内熱交換器21の除霜開始タイミングの最適化を行う。
制御装置3は、現在の時刻が定められた時間帯に含まれる場合には、第1の除霜タイミング決定方法を用いて、除霜運転と冷却運転とを切り替える。制御装置3は、第1の除霜タイミング決定方法では、ET(Exit Temperature)シフト制御を用いて、除霜開始タイミングを決定し、そのときの送風機22の電流値を除霜開始閾値THsとして記録する。制御装置3は、現在の時刻が定められた時間帯に含まれる場合には、ETシフト制御を用いて、除霜終了タイミングを決定し、そのときの送風機の電流値を除霜終了閾値THeとして記録する。
制御装置3は、現在の時刻が定められた時間帯に含まれない場合には、第2の除霜タイミング決定方法を用いて、除霜運転と冷却運転とを切り替える。制御装置3は、第2の除霜タイミング決定方法では、ETシフト制御によって得られた除霜開始閾値THsおよび除霜終了閾値THeを用いて、除霜運転と冷却運転とを切り替える。
ここで、定められた時間帯とは、夜間などの人の出入りが少ない時間帯である。ETシフト制御では、制御装置3は、蒸発器である室内熱交換器21における空気の吹出温度と室内熱交換器21における冷媒の蒸発温度ETとの温度差ΔT(=RT-ET)が閾値TH1以上であると判断した場合に、室内熱交換器21が着霜したと判断する。このように判断できる理由は、以下である。蒸発器の着霜が進行すると、熱伝達率が低下して冷媒が蒸発器の出口までに蒸発しなくなる。その結果、冷媒の蒸発温度ETが低下するので、温度差ΔTが大きくなる。このときの送風機の電流値を、現在の時刻が定められた時間帯に含まれない場合における除霜開始閾値とすることができる。
図7は、室内熱交換器21の近傍に配置されるセンサの例を表わす図である。
蒸発温度ETの測定方法は、室内熱交換器21の入口側の温度センサ41によって測定する方法と、出口側の圧力センサ43によって検出された圧力を飽和ガス温度に換算して求める方法とがある。
本実施の形態によれば、人の出入りが多い昼間は送風機22の電流値制御によって、人の出入りが少ない夜間はETシフト制御によって、除霜運転と冷却運転と切り替えることができる。人の出入りが多い昼間など、ETシフト制御では正確なタイミングで除霜運転ができない場合に、ファンモータ電流値制御が可能になるため、常に最適な除霜運転を行うことができる。
本実施の形態では、送風機の経年劣化によって、送風機22の電流値が変化した場合でも、ETシフト制御中に測定された送風機22の電流値を、送風機の経年劣化に応じた除霜開始閾値および除霜終了閾値に設定することができる。
図8は、実施の形態1における、除霜開始および除霜終了の判定手順を表わすフローチャートである。図8のフローチャート処理は、冷凍システム100が稼働中、常に実行される。
ステップS101において、制御装置3は、冷凍システム100の冷却運転を開始させる。
ステップS102において、現在の時刻が定められた時間帯に含まれる場合には、処理がステップS103に進み、現在の時刻が定められた時間帯に含まれない場合には、処理がステップS104に進む。
ステップS103において、制御装置3は、第1の除霜タイミング決定方法を用いて、除霜運転と冷却運転とを切り替える。
ステップS104において、制御装置3は、第2の除霜タイミング決定方法を用いて、除霜運転と冷却運転とを切り替える。
図9は、図8のステップS103の処理の詳細を表わすフローチャートである。
ステップS502において、制御装置3は、室内熱交換器21における空気の吹出温度RTおよび室内熱交換器21における冷媒の蒸発温度ETを取得する。
ステップS503において、室内熱交換器21における空気の吹出温度RTと、室内熱交換器21における冷媒の蒸発温度ETとの温度差ΔT(=RT-ET)が閾値TH1以上のときには、処理がステップS505に進む。温度差ΔTが閾値TH1未満のときには、処理がステップS402に戻る。TH1は、たとえば、5℃である。
ステップS504において、制御装置3は、冷凍システム100の冷却運転を終了し、除霜運転を開始させるとともに、送風機22の電流値Isを取得する。
ステップS505において、取得した送風機22の電流値Isを除霜開始閾値THsとして記録する。
ステップS506において、制御装置3は、室内熱交換器21における空気の吹出温度RTおよび室内熱交換器21における冷媒の蒸発温度ETを取得する。
ステップS507において、室内熱交換器21における空気の吹出温度RTと室内熱交換器21における冷媒の蒸発温度ETとの温度差ΔT(=RT-ET)が閾値TH2未満のときには、処理がステップS509に進む。温度差ΔTが閾値TH2以上のときには、処理がステップS506に戻る。
ステップS508において、制御装置3は、冷凍システム100の除霜運転を終了し、冷却運転を開始させるとともに、送風機22の電流値Isを取得する。
ステップS509において、取得した送風機22の電流値を除霜終了閾値THeとして記録する。
図10は、実施の形態1における、図8のステップS104の処理の詳細を表わすフローチャートである。図11は、実施の形態1における第2の除霜タイミング決定方法による除霜開始タイミングおよび除霜終了タイミングを表わす図である。
ステップS1において、制御装置3は、送風機22の電流値Isが除霜開始閾値THsを超えているか否かを判定する。送風機22の電流値Isが除霜開始閾値THsを超えている場合に、処理がステップS2に進む。送風機22の電流値Isが除霜開始閾値THsを超えていない場合に、制御装置3は、冷凍システム100の冷却運転を継続させる。
ステップS2において、制御装置3は、冷凍システム100の冷却運転を終了させ、冷凍システム100の除霜運転を開始させる。
ステップS3において、除霜運転開始から一定時間Δtが経過した場合に、処理がステップS4に進む。除霜運転開始から一定時間Δtが経過していない場合に、制御装置3は、冷凍システム100の除霜運転を継続させる。
ステップS4において、制御装置3は、冷凍システム100の除霜運転を終了させ、冷凍システム100の冷却運転を開始させる。
特許文献1では、温度効率の閾値は、冷凍機の種類に応じて予め設定される。冷凍庫内には、冷却対象物が置かれ、作業者が出入りすることが想定される。よって、冷凍機の種類が同じでも、実使用環境は、冷凍庫ごとに相違する。
本実施の形態によれば、送風機の電流値に基づく除霜運転と冷却運転の切替タイミングを定める除霜開始閾値および除霜終了閾値は、ETシフト制御に基づく除霜運転と冷却運転の切替タイミングにおける送風機の電流値を用いる。これによって、実使用環境に応じて、除霜運転のタイミングを適切に設定することができる。
実施の形態2.
図12は、実施の形態2における、図8のステップS104の処理の詳細を表わすフローチャートである。図13は、実施の形態2における第2の除霜タイミング決定方法による除霜開始タイミングおよび除霜終了タイミングを表わす図である。
ステップS11において、制御装置3は、送風機22の電流値Isが除霜開始閾値THsを超えているか否かを判定する。送風機22の電流値Isが除霜開始閾値THsを超えている場合に、処理がステップS12に進む。送風機22の電流値Isが除霜開始閾値THsを超えていない場合に、制御装置3は、冷凍システム100の冷却運転を継続させる。
ステップS12において、制御装置3は、冷凍システム100の冷却運転を終了させ、冷凍システム100の除霜運転を開始させる。制御装置3は、送風機22を回転させたまま除霜するオフサイクルデフロストを実行させる。
ステップS13において、制御装置3は、送風機22の電流値Isが除霜終了閾値THe未満であるか否かを判定する。送風機22の電流値Isが除霜終了閾値THe未満の場合に、処理がステップS14に進む。送風機22の電流値Isが除霜終了閾値THe未満でない場合に、制御装置3は、冷凍システム100の除霜運転を継続させる。たとえば、除霜終了閾値THeは、試運転時に、室内熱交換器21の除霜の進行具合を目視によって確認することによって、設定することができる。あるいは、試運転時に除霜終了閾値THeを変化させながら冷凍システム100を運転させて、効率が最大となるときの除霜終了閾値THeを実運転で使用することとしてもよい。
ステップS14において、制御装置3は、冷凍システム100の除霜運転を終了させ、冷凍システム100の冷却運転を開始させる。
本実施の形態によれば、除霜開始閾値および除霜終了閾値を適切に設定すれば、初期の状態に近い状態まで冷凍システムの冷却能力を確実にもどすことができる。
実施の形態3.
図14は、実施の形態3における、図8のステップS104の処理の詳細を表わすフローチャートである。図15は、実施の形態3における第2の除霜タイミング決定方法による除霜開始タイミングおよび除霜終了タイミングを表わす図である。
ステップS21において、制御装置3は、送風機22の電流値Isが除霜開始閾値THsを超えているか否かを判定する。送風機22の電流値Isが除霜開始閾値THsを超えている場合に、処理がステップS22に進む。送風機22の電流値Isが除霜開始閾値THsを超えていない場合に、制御装置3は、冷凍システム100の冷却運転を継続させる。
ステップS22において、制御装置3は、冷凍システム100の冷却運転を終了させ、冷凍システム100の除霜運転を開始させるとともに、送風機22の回転を停止させる。
ステップS23において、一定時間Δtが経過した場合に、処理がステップS4に進む。一定時間Δtが経過していない場合に、制御装置3は、冷凍システム100の除霜運転を継続させる。
ステップS24において、制御装置3は、送風機22の回転を開始させる。
ステップS25において、制御装置3は、送風機22の電流値Isが除霜終了閾値THe未満であるか否かを判定する。送風機22の電流値Isが除霜終了閾値THe未満の場合に、処理がステップS26に進む。送風機22の電流値Isが除霜終了閾値THe未満でない場合に、処理がステップS27に進む。
ステップS27において、制御装置3は、送風機22の回転を停止させる。その後、処理がステップS23に戻る。
ステップS26において、制御装置3は、冷凍システム100の除霜運転を終了させ、送風機22の回転を停止させ、冷凍システム100の冷却運転を開始させる。
実施の形態4.
図16は、実施の形態4に係る冷凍システム200における冷媒回路の構成の一例を示す概略図である。冷凍システム200は、室外機201、室内機202、および制御装置3を備える。
室外機201は、室外機1と同様に、圧縮機11、室外熱交換器12、膨張弁13、凝縮温度センサ14、蒸発温度センサ15、ガス冷媒温度センサ16および室外機制御部10を備える。室外機201は、さらに、バイパス回路17およびバイパス弁18を備える。
バイパス回路17は、冷媒配管5における圧縮機11の吐出側から分岐し、膨張弁13と室内熱交換器21との間の冷媒配管5に接続されている。バイパス回路17は、圧縮機11から吐出された冷媒の一部が室内熱交換器21に流入するように設けられている。バイパス弁18は、バイパス回路17に設けられている。バイパス弁18の開閉は、室外機制御部10を介して制御装置3によって制御され、開閉によってバイパス回路17を流れる冷媒の流通または遮断を行う。
室内機202は、室内機2と同様に、室内熱交換器21、送風機22および室内機制御部20を備える。室内機202は、室内機2と異なり、除霜部23が設けられていない。
制御装置3は、除霜運転の際に、バイパス弁18を開状態とする。これにより、圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒の一部がバイパス弁18を流通し、室内機202の室内熱交換器21に流入する。室内熱交換器21に高温のガス冷媒が流入することにより、室内熱交換器21に付着した霜は、冷媒の熱によって溶けて除去される。
このように、本実施の形態では、除霜部23に代えて、バイパス回路17およびバイパス弁18が設けられることにより、室内熱交換器21の除霜を行うことが出来る。なお、この例では、除霜部23が除かれた構成となっているが、これに限られず、除霜部23が併用されても良い。
以上のように、本実施の形態の冷凍システム200において、バイパス回路17およびバイパス弁18が除霜部23として用いられる。これにより、高温の冷媒が室内熱交換器21に流入するため、室内熱交換器21に付着した霜を除去することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,201 室外機、2,202 室内機、21 室内熱交換器、3 制御装置、4 空間温度センサ、5 冷媒配管、10 室外機制御部、11 圧縮機、12 室外熱交換器、13 膨張弁、14 凝縮温度センサ、15 蒸発温度センサ、16 ガス冷媒温度センサ、17 バイパス回路、18 バイパス弁、20 室内機制御部、22 送風機、23 除霜部、31 処理回路、32 メモリ、33 入出力部、41 温度センサ、43 圧力センサ、100,200 冷凍システム。

Claims (9)

  1. 環状に接続された圧縮機、室外熱交換器、膨張弁および室内熱交換器と、
    前記室内熱交換器に付着した霜を除去する除霜部と、
    前記室内熱交換器に空気を送る送風機と、
    対象空間を冷却する冷却運転と、前記除霜部を制御して前記室内熱交換器に付着した霜を除去する除霜運転とを切り替える制御装置と、備え、
    前記制御装置は、前記送風機の電流値に基づいて、前記除霜運転を開始し、
    前記制御装置は、現在時刻が予め定められた時間帯に含まれるときには、前記冷却運転中に、前記室内熱交換器における空気の吹出温度と、前記室内熱交換器における冷媒の蒸発温度とに基づき、前記除霜運転を開始するとともに、前記送風機の電流値を測定して、前記測定した電流値を除霜開始閾値に設定し、前記予め定められた時間帯は、予め定められた人の出入りの少ない夜間の時間帯であり、
    前記制御装置は、現在時刻が予め定められた時間帯に含まれないときには、前記冷却運転中に、前記送風機の電流値が前記除霜開始閾値を超えたときに、前記除霜運転を開始する、冷凍システム。
  2. 前記制御装置は、現在時刻が前記予め定められた時間帯に含まれないときには、前記除霜運転開始から一定時間経過後に、前記除霜運転を終了する、請求項1記載の冷凍システム。
  3. 前記制御装置は、現在時刻が前記予め定められた時間帯に含まれるときには、前記除霜運転中に、前記室内熱交換器における空気の吹出温度と、前記室内熱交換器における冷媒の蒸発温度とに基づき、前記冷却運転を開始するとともに、前記送風機の電流値を測定して、前記測定した電流値を除霜終了閾値に設定する、請求項1または2記載の冷凍システム。
  4. 前記制御装置は、現在時刻が前記予め定められた時間帯に含まれないときには、前記除霜運転中に、前記送風機を動作させ、前記除霜運転中の前記送風機の電流値が前記除霜終了閾値未満のときに、前記除霜運転を終了する、請求項3記載の冷凍システム。
  5. 前記制御装置は、現在時刻が前記予め定められた時間帯に含まれないときには、前記除霜運転を開始するとともに、前記送風機を停止させ、前記除霜運転開始から一定時間経過後に前記送風機を動作させ、前記送風機の電流値を測定し、前記除霜終了閾値以上のときは、除霜を再開し、前記送風機の電流値が前記除霜終了閾値未満のときに、前記除霜運転を終了する、請求項3記載の冷凍システム。
  6. 前記除霜部は、ヒータの熱によって前記室内熱交換器に付着した前記霜を除去する、請求項1~5のいずれか1項に記載の冷凍システム。
  7. 前記除霜部は、前記室内熱交換器に散水し、水の熱によって前記室内熱交換器に付着した前記霜を除去する、請求項1~5のいずれか1項に記載の冷凍システム。
  8. 前記除霜部は、前記送風機の風によって前記室内熱交換器に付着した前記霜を除去する、請求項1~5のいずれか1項に記載の冷凍システム。
  9. 前記除霜部は、
    前記圧縮機の吐出側から分岐し、前記膨張弁と前記室内熱交換器との間に接続され、前記圧縮機から吐出された冷媒の一部を前記室内熱交換器に流入させるバイパス回路と、
    前記バイパス回路に設けられ、前記バイパス回路を流れる前記冷媒の流通及び遮断を行うバイパス弁と、を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の冷凍システム。
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