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JP7320371B2 - スパッタリング装置、薄膜製造方法 - Google Patents

スパッタリング装置、薄膜製造方法 Download PDF

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JP7320371B2 JP2019093838A JP2019093838A JP7320371B2 JP 7320371 B2 JP7320371 B2 JP 7320371B2 JP 2019093838 A JP2019093838 A JP 2019093838A JP 2019093838 A JP2019093838 A JP 2019093838A JP 7320371 B2 JP7320371 B2 JP 7320371B2
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Description

本発明はスパッタリング装置に係り、特に、液状ターゲットを用いたスパッタリング装置に関する。
近年では、液状のスパッタリングターゲットを使用するスパッタリング装置が用いられており、固体のスパッタリングターゲットを保持する際には、スパッタリングターゲットをバッキングプレートにボンディングする技術が用いられていたが、液状のスパッタリングターゲットはボンディングすることができない。
そのため、バッキングプレートに代え、スパッタリングターゲットを導電性のカソード容器に配置し、カソード容器にスパッタ電圧を印加して液状のスパッタリングターゲットをスパッタリングして薄膜を形成する。
しかし、カソード容器はスパッタリングターゲットと同電位であり、カソード容器の側壁はスパッタリングターゲットに近い場所に位置するから、スパッタリングターゲットと一緒にカソード容器の側壁がスパッタリングされ、カソード容器を構成する物質が薄膜中に混入し、不純物になってしまう虞がある。
特開2011-202190号公報 特開2013-125851号公報 特表2014-527580号公報
本発明は上記不都合を解決するために創作されたものであり、カソード容器がスパッタリングされることを防止する技術を提供する。
上記課題を解決するため本発明は、真空槽と、前記真空槽内に配置されたカソード容器と、前記カソード容器内に配置されるスパッタリングターゲットと、を有し、前記真空槽内にスパッタリングガスを導入し、前記カソード容器にスパッタ電圧を印加して前記スパッタリングターゲットをスパッタリングして前記真空槽の中に配置された基板に薄膜を形成する際には前記スパッタリングターゲットは液体であり、前記カソード容器の縁上に環状の環状平板部が前記縁と対面して配置され、上部が前記環状平板部に接続され、下部が前記カソード容器の側壁面と対面された筒形形状の筒部が前記カソード容器の壁面に対面して配置され、前記環状平板部と前記筒部とは接地電位に接続されたスパッタリング装置である。
本発明は、前記筒部の内周面と前記カソード容器の内周面との間の距離は6mm以上にされたスパッタリング装置である。
本発明は、前記カソード容器の内周側面と前記筒部の外周側面との間の距離である隙間B(mm)は、3mm≦隙間B≦10mmの関係を満たすような大きさに設定されたスパッタリング装置である。
本発明は、前記筒部の下端と前記カソード容器の底面との間の距離である筒部高S(mm)と、前記筒部の厚さである筒部厚A(mm)との間には、筒部厚A≧筒部高S×1/10の関係が成立するスパッタリング装置である。
本発明は、真空槽と、前記真空槽内に配置されたカソード容器と、前記カソード容器内に配置されるスパッタリングターゲットと、を有し、前記真空槽内にスパッタリングガスを導入し、前記カソード容器にスパッタ電圧を印加して前記スパッタリングターゲットをスパッタリングして前記真空槽の中に配置された基板に薄膜を形成する際には前記スパッタリングターゲットは液体であり、前記カソード容器の縁上に環状の環状平板部が前記縁と対面して配置され、上部が前記環状平板部に接続され、下部が前記カソード容器の側壁面と対面された筒形形状の筒部が前記カソード容器の壁面に対面して配置され、前記環状平板部と前記筒部とは接地電位に接続されたスパッタリング装置を用いて基板表面に薄膜を形成する薄膜製造方法であって、前記筒部の厚さである筒部厚A(mm)と、スパッタリングに伴う前記スパッタリングターゲットの液面低下量ΔT(mm)との間で、筒部厚A≧液面低下量ΔT×2/3の関係が成立するように、前記スパッタリングターゲットを前記カソード容器に補充する薄膜製造方法である。
本発明は、真空槽と、前記真空槽内に配置されたカソード容器と、前記カソード容器内に配置されるスパッタリングターゲットと、を有し、前記真空槽内にスパッタリングガスを導入し、前記カソード容器にスパッタ電圧を印加して前記スパッタリングターゲットをスパッタリングして前記真空槽の中に配置された基板に薄膜を形成する際には前記スパッタリングターゲットは液体であり、前記カソード容器の縁上に環状の環状平板部が前記縁と対面して配置され、上部が前記環状平板部に接続され、下部が前記カソード容器の側壁面と対面された筒形形状の筒部が前記カソード容器の壁面に対面して配置され、前記環状平板部と前記筒部とは接地電位に接続されたスパッタリング装置を用いて基板表面に薄膜を形成する薄膜製造方法であって、前記カソード容器の側壁の内周側面の高さである側壁高E(mm)とスパッタリングに伴う前記スパッタリングターゲットの液面低下量ΔT(mm)との間で、液面低下量ΔT+5mm≧側壁高E>液面低下量ΔT+1mmの関係が成立するように、前記スパッタリングターゲットを前記カソード容器に補充する薄膜製造方法である。
シールドにより、プラズマがカソード容器の側壁に接触することが防止される。
側壁がスパッタリングされて側壁材料のスパッタリング粒子が発生した場合には、スパッタリング粒子の飛行は遮蔽されて基板に到達できないようにされている。
本発明のスパッタリング装置の一例 (a):シールドあり (b):環状平板部あり (c):シールドなし
図1は本発明のスパッタリング装置2の一例であり、真空槽11を有している。
真空槽11の底面上には底面が円形のカソード容器15が配置されており、カソード容器15の底面の裏側近くには、マグネトロン磁石装置29が配置されている。
カソード容器15の開口の縁の近傍にはシールド12が配置されている。
カソード容器15は有底円筒形の形状であり、シールド12は、環状形形状の平板から成る環状平板部13と円筒形形状の筒部14とを有しており、環状平板部13は、カソード容器15の縁の先端と対面する位置に配置され、筒部14は、その下部がカソード容器15の側面で囲まれた領域に配置され、上部が環状平板部13に接続されている。シールド12はカソード容器15とは非接触に配置されている。符号22はシールド12を支持する支持体である。
真空槽11とカソード容器15とシールド12とはそれぞれ電気導電性を有している。
カソード容器15と真空槽11との間と、カソード容器15とシールド12との間とは絶縁されており、真空槽11とシールド12は接地電位に接続されている。
真空槽11の外部にはスパッタ電源26が配置されており、カソード容器15はスパッタ電源26に電気的に接続され、スパッタ電源26が出力するスパッタ電圧が印加されるようになっている。
真空槽11の天井側には、基板ホルダ21が配置されている。
真空槽11の外部には真空排気装置27とガス供給源28とが配置されており、真空排気装置27によって真空槽11の内部を真空排気して真空雰囲気にした後、基板を真空槽11の内部に搬入し、基板ホルダ21に保持させる。図1の符号20は、基板ホルダ21に保持された基板を示している。
カソード容器15の内部には、室温に近い温度で液体となる材料のスパッタリングターゲット16が予め配置されている。
スパッタリングターゲット16の表面は筒部14の下端よりも下方に位置しており、スパッタリングターゲット16とシールド12との間は電気的に絶縁されている。
カソード容器15に設けられた加熱装置(不図示)によってスパッタリングターゲット16を加熱し、ガス供給源28から真空槽11の内部にアルゴン等の不活性ガスであるスパッタリングガスを導入し、カソード容器15にスパッタ電圧を印加すると、マグネトロン磁石装置29の磁界によって閉じ込められた電子により、液状のスパッタリングターゲット16の表面近傍にプラズマが形成され、液状のスパッタリングターゲット16がスパッタリングされ、基板20の表面にスパッタリングターゲット16を構成する物質の薄膜が形成される。
スパッタリングガスに、酸素ガスや窒素ガス等の反応ガスが添加されている場合は、基板20の表面にスパッタリングターゲット16を構成する物質と添加ガスの反応生成物の薄膜が形成される。
なお、カソード容器15の底面が四辺形の場合は、環状平板部13は四角リング形形状になり、筒部14は角筒形形状になる。
筒部14の厚さである筒部厚A(mm)を3mmに設定し(図2(a))、カソード容器15の内周側面24と筒部14の外周側面25との間の距離である隙間B(mm)を3mmに設定した。また、スパッタリングターゲット16の液面からカソード容器15の底面までの距離をターゲット深さC(mm)とし、液面と筒部14の下端との間の距離を液面ギャップD(mm)とすると、カソード容器15の底面と筒部14の下端との間の距離は、ターゲット深さC+液面ギャップDであり、その値を8mmに設定した(C+D=8mm)。
ターゲット満杯状態であるターゲット深さC=5mm、液面ギャップD=3mmのときと、ターゲット消費による液面低下中のターゲット深さC=3mm、液面ギャップD=5mmのときと、ターゲット使用終了時となる状態のターゲット深さC=1mm、液面ギャップD=7mmのときとで、カソード容器15の内周側面24のスパッタ痕の有無を観察した。また、カソード容器15はステンレスで形成されているので、スパッタリングによって形成された薄膜中のFe、Ni、Cr不純物の有無を測定した。
比較例として、筒部14を設けず、図2(a)のシールド12の環状平板部13と同じ位置に環状平板部13を設けた場合(図2(b))と、筒部14と環状平板部13の両方を設けない場合(図2(c))のスパッタ痕も観察し、不純物の有無を測定した。
満杯時の観察結果と測定結果とを下記表1に示し、液面低下中の観察結果と測定結果を下記表2に示し、使用終了時の観察結果と測定結果を下記表3に示す。各表中の「スパッタ痕観察結果」の欄の「○」はスパッタ痕が観察されない結果を示し、「×」は観察された結果を示す。「不純物測定結果」の「○」は検出されなかった測定結果を示し、「×」は検出された測定結果を示す。
Figure 0007320371000001
Figure 0007320371000002
Figure 0007320371000003
本発明(シールドあり)では、いずれの状態でもスパッタ痕は観察されない。シールド無しの場合はいずれの状態でもスパッタ痕が観察された。環状平板部13を設けた場合は、スパッタリングターゲット16が満杯又は満杯に近い状態ではスパッタ痕は観察されないが、液面が低下し、カソード容器15の露出する側壁面の面積が大きくなるとスパッタ痕が観察される。
次に、隙間B=3mmを変えずに筒部厚Aを1、3、5mmに変化させ、液面ギャップDを3、5、7mmに変化させてスパッタ痕の有無を観察し、不純物の有無を測定した。筒部厚A=1mmの結果を表4に示し、筒部厚A=3mmの結果を表5に示し、筒部厚A=5mmの結果を表6に示す。
Figure 0007320371000004
Figure 0007320371000005
Figure 0007320371000006
以上により、
筒部厚A+隙間B≧6mm …… (1)
3mm≦隙間B≦10mm …… (2)
の関係が成立する。隙間Bが3mmより小さいと接触のおそれがあり、10mmを超えると筒部14とカソード容器15の側壁との間に、筒部14の内周面23の内側に位置するプラズマが侵入するおそれがある。
また、スパッタリングターゲット16をスパッタリングすると消耗し、液面は低下する。表4~表6から、スパッタリングターゲット16のスパッタリングによる液面低下量ΔT(mm)と筒部厚Aとの間には、
筒部厚A≧液面低下量ΔT×2/3 …… (3)
の関係が成立する。液面低下量ΔTが(3)式を満たすように筒部14の厚さを決定するか、又は、(3)式を満たすようにスパッタリングターゲット16をカソード容器15に補充するようにする。
カソード容器15の内周側面24の高さである側壁高E(mm)と液面低下量ΔTとの間には、
液面低下量ΔT+5mm≧側壁高E>液面低下量ΔT+1mm …… (4)
が成立する。この(4)式が成立する範囲でスパッタリングターゲット16をカソード容器15に補充するようにすればよい。なお、表1~6の測定に用いたスパッタリング装置では、側壁高Eは10mmに設定されている。
なお、カソード容器15の壁面の上端と、環状平板部13の底面との間の距離F(mm)は放電が生じない大きさであり、シールド12は環状平板部13がカソード容器15の側壁上端に接触しない範囲で、液面低下に従って降下させてもよい。
筒部14の下端とカソード容器15の底面との間の距離である筒部高S(mm)は、ターゲット深さCと液面ギャップDとの和であり、
筒部厚A≧筒部高S×1/10……(5)
が成立している。従ってターゲット深さCを深くするためには、筒部厚Aを厚くする必要がある。
2……スパッタリング装置
11……真空槽
12……シールド
13……環状平板部
14……筒部
15……カソード容器
16……スパッタリングターゲット
20……基板

Claims (5)

  1. 真空槽と、
    前記真空槽内に配置されたカソード容器と、
    前記カソード容器内に配置されるスパッタリングターゲットと、
    を有し、
    前記真空槽内にスパッタリングガスを導入し、前記カソード容器にスパッタ電圧を印加して前記スパッタリングターゲットをスパッタリングして前記真空槽の中に配置された基板に薄膜を形成する際には前記スパッタリングターゲットは液体であり、
    前記カソード容器の縁上に環状の環状平板部が前記縁と対面して配置され、
    上部が前記環状平板部に接続され、下部が前記カソード容器の側壁面と対面された筒形形状の筒部が前記カソード容器の壁面に対面して配置され、
    前記環状平板部と前記筒部とは接地電位に接続され
    前記筒部の内周面と前記カソード容器の内周面との間の距離は6mm以上にされたスパッタリング装置。
  2. 真空槽と、
    前記真空槽内に配置されたカソード容器と、
    前記カソード容器内に配置されるスパッタリングターゲットと、
    を有し、
    前記真空槽内にスパッタリングガスを導入し、前記カソード容器にスパッタ電圧を印加して前記スパッタリングターゲットをスパッタリングして前記真空槽の中に配置された基板に薄膜を形成する際には前記スパッタリングターゲットは液体であり、
    前記カソード容器の縁上に環状の環状平板部が前記縁と対面して配置され、
    上部が前記環状平板部に接続され、下部が前記カソード容器の側壁面と対面された筒形形状の筒部が前記カソード容器の壁面に対面して配置され、
    前記環状平板部と前記筒部とは接地電位に接続され、
    前記カソード容器の内周側面と前記筒部の外周側面との間の距離である隙間B(mm)は、
    3mm≦隙間B≦10mm
    の関係を満たすような大きさに設定されスパッタリング装置。
  3. 真空槽と、
    前記真空槽内に配置されたカソード容器と、
    前記カソード容器内に配置されるスパッタリングターゲットと、
    を有し、
    前記真空槽内にスパッタリングガスを導入し、前記カソード容器にスパッタ電圧を印加して前記スパッタリングターゲットをスパッタリングして前記真空槽の中に配置された基板に薄膜を形成する際には前記スパッタリングターゲットは液体であり、
    前記カソード容器の縁上に環状の環状平板部が前記縁と対面して配置され、
    上部が前記環状平板部に接続され、下部が前記カソード容器の側壁面と対面された筒形形状の筒部が前記カソード容器の壁面に対面して配置され、
    前記環状平板部と前記筒部とは接地電位に接続され、
    前記筒部の下端と前記カソード容器の底面との間の距離である筒部高S(mm)と、前記筒部の厚さである筒部厚A(mm)との間には、
    筒部厚A≧筒部高S×1/10
    の関係が成立すスパッタリング装置。
  4. 真空槽と、
    前記真空槽内に配置されたカソード容器と、
    前記カソード容器内に配置されるスパッタリングターゲットと、
    を有し、
    前記真空槽内にスパッタリングガスを導入し、前記カソード容器にスパッタ電圧を印加して前記スパッタリングターゲットをスパッタリングして前記真空槽の中に配置された基板に薄膜を形成する際には前記スパッタリングターゲットは液体であり、
    前記カソード容器の縁上に環状の環状平板部が前記縁と対面して配置され、
    上部が前記環状平板部に接続され、下部が前記カソード容器の側壁面と対面された筒形形状の筒部が前記カソード容器の壁面に対面して配置され、
    前記環状平板部と前記筒部とは接地電位に接続されたスパッタリング装置を用いて基板表面に薄膜を形成する薄膜製造方法であって、
    前記筒部の厚さである筒部厚A(mm)と、スパッタリングに伴う前記スパッタリングターゲットの液面低下量ΔT(mm)との間で、
    筒部厚A≧液面低下量ΔT×2/3
    の関係が成立するように、前記スパッタリングターゲットを前記カソード容器に補充する薄膜製造方法。
  5. 真空槽と、
    前記真空槽内に配置されたカソード容器と、
    前記カソード容器内に配置されるスパッタリングターゲットと、
    を有し、
    前記真空槽内にスパッタリングガスを導入し、前記カソード容器にスパッタ電圧を印加して前記スパッタリングターゲットをスパッタリングして前記真空槽の中に配置された基板に薄膜を形成する際には前記スパッタリングターゲットは液体であり、
    前記カソード容器の縁上に環状の環状平板部が前記縁と対面して配置され、
    上部が前記環状平板部に接続され、下部が前記カソード容器の側壁面と対面された筒形形状の筒部が前記カソード容器の壁面に対面して配置され、
    前記環状平板部と前記筒部とは接地電位に接続されたスパッタリング装置を用いて基板表面に薄膜を形成する薄膜製造方法であって、
    前記カソード容器の側壁の内周側面の高さである側壁高E(mm)とスパッタリングに伴う前記スパッタリングターゲットの液面低下量ΔT(mm)との間で、
    液面低下量ΔT+5mm≧側壁高E>液面低下量ΔT+1mm
    の関係が成立するように、前記スパッタリングターゲットを前記カソード容器に補充する薄膜製造方法。
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