JP7284071B2 - Combined structure of wiper blade and wiper arm - Google Patents
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本発明は、車両用ワイパー装置等に用いられるワイパー組み立て体におけるワイパーブレードとワイパーアームの結合構造に関する。 The present invention relates to a structure for connecting a wiper blade and a wiper arm in a wiper assembly used in a vehicle wiper device or the like.
車両用ワイパー装置に備えられるワイパー組み立て体は、一般に、自動車のガラス面等の被払拭面を払拭する払拭部材を備えたワイパーブレードと、ワイパーブレードを保持するワイパーアームとから構成される。このようなワイパー組み立て体においては、ワイパーアームに備えられたU字型に湾曲したフック部を、ワイパーブレードに設けられたクリップ部材に装着することにより、ワイパーブレードをワイパーアームに結合することがある。 A wiper assembly provided in a vehicle wiper device generally comprises a wiper blade having a wiping member for wiping a surface to be wiped such as a glass surface of an automobile, and a wiper arm holding the wiper blade. In such a wiper assembly, the wiper blade is sometimes coupled to the wiper arm by attaching a U-shaped curved hook provided on the wiper arm to a clip member provided on the wiper blade. .
図11及び図12には、従来のワイパー組み立て体におけるワイパーブレードとワイパーアームの結合構造の一例を示す。図示されるように、ワイパーアーム100は、ワイパーブレード110との結合部として、U字型に湾曲したフック部101を備えている。一方、ワイパーブレード110においては、装着開口部111の下方に、クリップ部材112が回動可能に取り付けられている。このクリップ部材112に対してフック部101が取り付けられることにより、ワイパーアーム100がワイパーブレード110に対して回動可能に結合されるようになっている。
11 and 12 show an example of a joint structure between a wiper blade and a wiper arm in a conventional wiper assembly. As illustrated, the
ワイパーブレード110は、ワイパーアーム100のフック部101を所定位置に保持する保持部材113を備えている。保持部材113は、ワイパーブレード110に対して回動軸113Aの周りで回動可能に取り付けられている。図11に示すように、ワイパーアーム100とワイパーブレード110の結合時において、保持部材113は、ワイパーブレード110の長手方向に沿って配置され、先端の弾性当接部113Bにおいて、フック部101を保持している。一方、図12に示すように、ワイパーアーム100をワイパーブレード110から取り外す際は、保持部材113を起立位置へと回動させることにより、フック部101をクリップ部材112から取り外すようになっている。
The
このように、従来の結合構造においては、ワイパーブレード110に対して回動する保持部材113によってフック部101の保持を行っていたため、ワイパーアーム100をワイパーブレード110から取り外す際、使用者は、手動で保持部材113を起立させる必要があった。この場合、使用者は保持部材113とフック部101の間に指先を入れて保持部材113を動かすことになるが、フック部101を保持している保持部材113とフック部101の隙間は小さく、作業がし難かった。また、いったん起立させた保持部材113が取り外し作業中に倒れて来てしまうことがあり、倒れてきた保持部材113がワイパーアーム100と干渉して、取り外し作業の邪魔になってしまうこともあった。このような問題点は、ワイパーアーム100をワイパーブレード110から取り外す作業の効率を低下させる原因になっていた。
As described above, in the conventional coupling structure, the
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、ワイパーブレードとワイパーアームの結合構造において、ワイパーアームを保持する保持部材の取り外しが容易であり、ワイパーアームをワイパーブレードから取り外す作業を効率的に行うことができるワイパーブレードとワイパーアームの結合構造を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such problems. In a structure for connecting a wiper blade and a wiper arm, the holding member holding the wiper arm can be easily removed, and the wiper arm can be removed from the wiper blade. To provide a joint structure of a wiper blade and a wiper arm that enables efficient work.
本発明は、ワイパーブレードとワイパーアームの結合構造において、前記ワイパーブレードは、ワイパーブレード本体に対して回動可能に設けられたクリップ部材と、前記ワイパーブレードの上面に形成され前記クリップ部材の上方に開口した装着開口部と、前記ワイパーブレードの上面に配置され前記ワイパーブレードの上面に沿ってスライドして移動可能なスライド部材とを備え、前記ワイパーアームは、前記クリップ部材に対して装着される結合部を備え、前記スライド部材は、前記装着開口部の上に配置される閉止位置と、前記閉止位置から前記装着開口部を外れた位置に向けて移動した退避位置の間で移動可能であり、前記スライド部材は、前記閉止位置において、前記結合部と係合して前記結合部を保持するようになっており、前記ワイパーアームを前記クリップ部材とともに前記ワイパーブレード本体に対して回動させることにより、前記ワイパーアームと前記スライド部材の係合が外れるようになっている。 The present invention provides a structure for connecting a wiper blade and a wiper arm. and a slide member disposed on an upper surface of the wiper blade and slidably movable along the upper surface of the wiper blade, wherein the wiper arm is attached to the clip member. a portion, wherein the slide member is movable between a closed position disposed above the mounting opening and a retracted position moved from the closed position toward a position away from the mounting opening; The slide member engages with and holds the coupling portion in the closed position, and by rotating the wiper arm together with the clip member relative to the wiper blade body, , the wiper arm and the slide member are disengaged.
前記ワイパーアームの結合部は、前記ワイパーアームの端部を折り返して形成され、湾曲形状の先端部を備えたフック部であり、前記スライド部材は、前記フック部の先端部に嵌合する湾曲形状の嵌合面を備えていてもよい。 The coupling portion of the wiper arm is a hook portion formed by folding back the end portion of the wiper arm and having a curved tip end portion, and the slide member has a curved shape fitted to the tip end portion of the hook portion. mating surfaces.
前記フック部は、前記先端部に隣接した平坦面を備え、前記スライド部材は、前記嵌合面に隣接して設けられ前記フック部側に突出した突出部を備え、前記ワイパーアームを前記ワイパーブレード本体に対して前記嵌合面と前記先端部の係合が外れるまで回動させると、前記平坦面が前記突出部に当接することにより前記スライド部材が前記退避位置側に押し出されるようになっていてもよい。 The hook portion has a flat surface adjacent to the tip portion, the slide member has a projecting portion adjacent to the fitting surface and projecting toward the hook portion, and the wiper arm is connected to the wiper blade. When the slide member is rotated with respect to the main body until the engagement between the fitting surface and the tip portion is disengaged, the flat surface comes into contact with the projecting portion, thereby pushing the slide member toward the retracted position. may
前記スライド部材を前記退避位置に係止する係止手段を備えてもよい。 Locking means for locking the slide member at the retracted position may be provided.
本発明によれば、ワイパーブレード(例えばワイパーブレード3)とワイパーアーム(例えばワイパーアーム2)の結合構造において、クリップ部材(例えばクリップ部材8)に装着されたワイパーアームの結合部(例えばフック部2D)を、ワイパーブレードの上面(例えば上面6A)に沿ってスライドするスライド部材(例えばスライド部材10)により保持するようにしたので、ワイパーアームをワイパーブレード本体(ワイパーブレードのクリップ部材以外の部分)に対して回動させるだけで、スライド部材がわずかにスライドして、スライド部材と結合部の係合を解除することができる。したがって、スライド部材による結合部の保持状態の解除を極めて容易に行うことができるので、ワイパーアームのワイパーブレードからの取り外し作業を効率化できる。
According to the present invention, in the connecting structure of the wiper blade (for example, wiper blade 3) and the wiper arm (for example, wiper arm 2), the connecting portion (for example,
ワイパーアームの結合部を、ワイパーアームの端部を折り返して形成され、湾曲形状の先端部(例えば先端部2E)を備えたフック部(例えばフック部2D)とし、スライド部材に備えた嵌合面(例えば嵌合面12A)とフック部の先端部との嵌合によりフック部が保持されるようにすれば、ワイパーアームを回動させると、フック部の先端部が嵌合面から外れた位置に移動し、先端部と嵌合面の係合が外れるようにできるので、簡素な構成で、ワイパーアームの回動により保持状態が解除される構成を得ることができる。また、フック部の内側にクリップ部材が装着されるようにすれば、回動により傾いたワイパーアームを長手方向に動かすことにより、フック部をクリップ部材から取り外せるようにできるので、ワイパーアームをワイパーブレードから取り外す作業を、ワイパーアームを傾けた後に長手方向に動かす一連の動作で行えるようにできる。
A connecting portion of the wiper arm is a hook portion (for example,
フック部の平坦面(例えば平坦上面2F)とスライド部材の突出部(例えば後側突出部12B)の当接により、スライド部材が退避位置側に押し出されるようにすれば、使用者がスライド部材を退避位置に動かす際に、ワイパーアームを回動させるだけで、スライド部材が作業しやすい位置まで押し出されることになり、作業の初期における適切な補助となるので、作業を容易化できる。また、スライド部材が押し出される移動量は、突出部の突出量により適切に調整できる。
If the flat surface of the hook portion (e.g., the flat
スライド部材を退避位置に係止する係止手段(例えばスライド部材10の係止突起部11Cとプライマリレバー6の係止凹部6F)を備えれば、ワイパーアームの結合部をクリップ部材から取り外す作業中に、スライド部材が閉止位置側に戻ってきてしまって邪魔になることはないので、取り外し作業を安定してスムーズに行うことができる。
If locking means (for example, the
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1には、ワイパー組み立て体1の全体構成を示す。図示されるように、ワイパー組み立て体1は、ワイパーアーム2と、ワイパーアーム2に保持されるワイパーブレード3とを備えている。
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION An embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 shows the overall configuration of a wiper assembly 1. As shown in FIG. As shown, the wiper assembly 1 comprises a
ワイパーアーム2は、アームヘッド2Aと、アームヘッド2Aに対して回動可能に連結されたリテーナ2Bと、リテーナ2Bに取り付けられたアームピース2Cとを備えている。なお、ワイパー組み立て体1を含むワイパー装置において、アームヘッド2Aが、駆動機構(図示せず)に連係される。これにより、ワイパーアーム2に保持されたワイパーブレード3が、ワイパーアーム2を介して駆動機構により駆動されるようになっている。
The
ワイパーブレード3は、被払拭面(例えば自動車のガラス面)を払拭する払拭部材であるブレードラバー4と、ブレードラバー4を保持する支持部5を備えている。支持部5は、長手方向中央に配置されたプライマリレバー6と、プライマリレバー6の両側に回動可能に連結された両側のセカンダリレバー7を備えている。プライマリレバー6の上面6Aの長手方向中央部には、上方に開口した装着開口部6Bが形成されている。また、プライマリレバー6の上面6Aには、ワイパーブレード3の長手方向にスライド移動可能なスライド部材10が設けられている。
The
図2から図4には、ワイパーアーム2とワイパーブレード3の結合構造を詳細に示す。図示されるように、プライマリレバー6の装着開口部6Bの下方には、プライマリレバー6の左右両側の側壁6C、6Cの間に、結合空間6Dが形成されている。結合空間6D内には、プライマリレバー6の両側の側壁6C、6Cの間に架け渡された軸部6Eが配置されており、この軸部6Eに対してクリップ部材8が回動可能に取り付けられている。
2 to 4 show in detail the connecting structure of the
一方、アームピース2Cの先端側は、長手方向の反対側に折り返されており、U字型に湾曲したフック部2Dとなっている。また、フック部2D(ワイパーアーム2)の先端は、円弧形状に湾曲した先端部2Eとなっている。このフック部2Dにおいて、ワイパーアーム2がクリップ部材8に取り付けられることにより、ワイパーアーム2がワイパーブレード3(プライマリレバー6)に対して回動可能に結合されるようになっている。
On the other hand, the tip side of the
図5にも単独で示すように、クリップ部材8は、両側の側壁部8A、8Aと、側壁部8A、8Aの間に配置された嵌合部8Bを備えている。嵌合部8Bは、ワイパーアーム2のフック部2Dが嵌合する部分であり、フック部2DのU字型の内側形状にちょうど嵌合する外形を有している。嵌合部8Bの前方には、両側側壁部8A、8Aの間に空間部8Cが形成されており、この空間部8Cにフック部2Dの後ろ向き端部2Gを導入することにより、フック部2Dを嵌合部8Bに嵌合させることができるようになっている。
5, the
クリップ部材8は、横方向に貫通する軸穴8Dを備えている。軸穴8Dは、左右両側の側壁部8A、8Aと嵌合部8Bを貫通して延びている。また、軸穴8Dの下方には導入部8Eが形成され、プライマリレバー6の軸部6Eを、導入部8Eを通して軸穴8Dに嵌合させることができるようになっている。軸部6Eの軸穴8Dへの嵌合により、クリップ部材8が、ワイパーブレード本体(ワイパーブレード2のクリップ部材8以外の構成全体)に対して回動可能に取り付けられるようになっている。
The
スライド部材10は、フック部2Dをクリップ部材8から脱落しないように適切な位置に保持する保持部材であり、クリップ部材8の前端部8F側(クリップ部材8に装着されたフック部2Dの先端部2E側)に配置されている。スライド部材10は、例えば装着開口部6Bの両側縁部に形成されたレール(図示せず)と係合することにより、プライマリレバー6に対して長手方向にスライド移動可能となっている。これにより、スライド部材10は、大部分が装着開口部6Bの上に配置されて装着開口部6Bの一部を閉止する閉止位置(図2から図4に図示される位置)と、装着開口部6Bから前方(図2及び図3の左側)に移動して装着開口部6B上から外れた退避位置(図8及び図9参照)に、選択的に配置され得るようになっている。
The
図6にも単独で示すように、スライド部材10は、プライマリレバー6の上面6Aに沿って配置される蓋部11と、蓋部11の後部11Aから下方に延び出すホルダー部12を備えている。蓋部11は、装着開口部6Bとほぼ同じ幅を有する長方形の板状部分であり、スライド部材10が移動するとき、プライマリレバー6の上面6Aに沿ってスライドするようになっている。
6, the
ホルダー部12の後端には、フック部2Dの先端部2Eとちょうど嵌合する円弧形状に湾曲した嵌合面12Aが形成されている。図1から図4に示すようにスライド部材10が閉止位置にあるとき、先端部2Eが嵌合面12Aに嵌合(係合)することにより、ワイパーアーム2のフック部2Dは、クリップ部材8に正しく装着された状態で、結合空間6D内の所定位置にスライド部材10により保持されるようになっている。なお、ホルダー部12の嵌合面12Aの上側には、嵌合面12Aの湾曲とともに後方に突出した後側突出部12Bが、嵌合面12Aと隣接して形成されている。
The rear end of the
蓋部11の下面11Bには、ホルダー部12よりもやや前方に位置するように、係止突起部11Cが設けられている。一方、プライマリレバー6の上面6Aには、係止突起部11Cが嵌合する係止凹部6Fが形成されている。係止凹部6Fは、装着開口部6Bの前端縁6Gに隣接して形成されており、前端縁6Gに開口した導入部6Hを備えている。
A locking
このような構成により、スライド部材10を退避位置に移動させていくと、係止突起部11Cが導入部6Hを通って係止凹部6F内に導入される。この結果、退避位置に移動したスライド部材10は、係止突起部11Cの係止凹部6Fへの係止によって、退避位置に仮止めされるようになっている。すなわち、係止突起部11Cと係止凹部6Fは、スライド部材10を退避位置に係止する係止手段を構成している。
With such a configuration, when the
次に、図2、図3及び図7から図10にしたがって、ワイパーアーム2のワイパーブレード3からの取り外し作業について説明する。図2に示すように、ワイパーアーム2とワイパーブレード3の結合時において、ワイパーアーム2は、ワイパーブレード3と略平行に配置されており、スライド部材10は、閉止位置に配置されている。これにより、スライド部材10の嵌合面12Aは、ワイパーアーム2のフック部2Dの先端部2Eに係合(嵌合)して、フック部2Dを保持している。また、スライド部材10の蓋部11は、装着開口部6Bにおけるワイパーアーム2の存在しない部分(先端部2Eの前側)を覆っている。
Next, the operation of removing the
図3に示すように、払拭時(ワイパーブレード3による被払拭面の払拭作業時)においては、ワイパーアーム2は、図2に示されるようなワイパーブレード3と平行な位置からわずかに上方に(起立方向に)回動した位置にある。この状態でも、フック部2Dにおけるスライド部材10の嵌合面12Aとの接触部分は、先端部2E(フック部2D)の円弧形状内にとどまっているので、嵌合面12Aはフック部2Dと係合(嵌合)し続けており、また、スライド部材10は、閉止位置に配置され続けている。
As shown in FIG. 3, during wiping (when wiping the surface to be wiped by the wiper blade 3), the
したがって、払拭時において、ワイパーアーム2のフック部2Dは、スライド部材10によって、結合空間6D内の所定位置(クリップ部材8に正しく装着された位置)に保持され続ける。よって、ワイパーブレード3はワイパーアーム2から外れてしまうことはなく、安定した払拭作業を行うことができる。また、装着開口部6Bのワイパーアーム2の存在しない部分は、閉止位置にあるスライド部材10の蓋部11によって全体が覆われているので、ワイパー組み立て体1の美感も保たれる。
Therefore, during wiping, the
ワイパーアーム2をワイパーブレード3から取り外すときには、図7に示すように、ワイパーアーム2を、図3に示す払拭時の回動位置を超えて、さらに上方に回動させていく(図7には、この回動方向を矢印で示している)。これにより、ワイパーアーム2のフック部2Dはスライド部材10の嵌合面12Aに対して大きく角度を変えるので、嵌合面12Aとフック部2D(先端部2E)との係合(嵌合)が外れる。
When removing the
また、ワイパーアーム2のフック部2Dの平坦上面2F(先端部2Eの円弧形状よりも後方に隣接した平坦部分)が、スライド部材10の後側突出部12Bと当接するので、スライド部材10は、閉止位置からわずかに前方(退避位置側)に押し出される。なお、スライド部材10の退避位置側に押し出される量は、後側突出部12Bの突出量により、適切に調整できる。
Further, since the flat
このように、ワイパーアーム2を大きく起立方向に回動させるだけで、ワイパーアーム2のフック部2Dとスライド部材10のホルダー部12の係合が外れ、またスライド部材10は閉止位置からわずかに前方に移動した状態となる。したがって、使用者は、この状態のスライド部材10を、手動により容易に退避位置に向けてスライドさせていくことができる。
In this manner, by simply rotating the
図8及び図9に示すように、スライド部材10が退避位置まで移動すると、装着開口部6Bには、クリップ部材8からワイパーアーム2のフック部2Dを取り外す作業を行うための隙間が、クリップ部材8の前方に形成される。また、スライド部材10の係止突起部11Cは、プライマリレバー6の係止凹部6Fに嵌合して係止されるので、スライド部材10は退避位置に仮止めされる。
As shown in FIGS. 8 and 9, when the
このようにワイパーアーム2を傾けた状態でスライド部材10を退避させたならば、この状態から、図10に示すように、ワイパーアーム2を下方に向けて動かすことにより、ワイパーアーム2のフック部2Dをクリップ部材8の嵌合部8Bから外して、ワイパーアーム2をワイパーブレード3から取り外すことができる。このように、ワイパーアーム2をワイパーブレード本体に対して回動させる作業は、スライド部材10とフック部2Dの係合を解除するものであるとともに、フック部2Dをクリップ部材8から取り外す作業の一部でもある。したがって、ワイパーアーム2をワイパーブレード3から取り外す作業は、ワイパーアーム2を傾けて下方に動かす一連の動作で行うことができる。
When the
また、この取り外し作業中、スライド部材10は退避位置に仮止めされているので、ワイパーアーム2と干渉する位置に動いてしまうことはない。したがって、スライド部材10は、ワイパーアーム2の取り外し作業の邪魔になることはなく、取り外し作業は、安定してスムーズに行うことができる。
Moreover, since the
以上のように、本実施形態のワイパーブレード3とワイパーアーム2の結合構造によれば、スライド部材10(保持部材)によるワイパーアーム2のフック部2D(結合部)の保持状態の解除(先端部2Eと嵌合面12Aの係合状態の解除)を、ワイパーアーム2を、払拭時の回動角度を超えて、起立方向に大きく回動させていくだけで行うことができる。また、フック部2Dとの嵌合が解除された後のスライド部材10は、指先での操作で簡単に退避位置にスライドさせていくことができる。さらに、スライド部材10は、退避位置において係止突起部11Cと係止凹部6Fへの係止によって仮止めされるので、ワイパーアーム2のワイパーブレード3からの取り外し作業において、ワイパーアーム2とスライド部材10が干渉してしまうこともない。したがって、ワイパーアーム2をワイパーブレード3から取り外す作業は、極めて容易且つ効率的に行うことができる。
As described above, according to the connecting structure of the
1 ワイパー組み立て体
2 ワイパーアーム
2A アームヘッド
2B リテーナ
2C アームピース
2D フック部
2E フック部の先端部
2F フック部の平坦上面
2G フック部の後ろ向き端部
3 ワイパーブレード
4 ブレードラバー
5 支持部
6 プライマリレバー
6A プライマリレバーの上面
6B 装着開口部
6C プライマリレバーの側壁
6D 結合空間
6E 軸部
6F 係止凹部
6G 装着開口部の前端縁
6H 導入部
7 セカンダリレバー
8 クリップ部材
8A 側壁部
8B 嵌合部
8C 空間部
8D 軸穴
8E 導入部
10 スライド部材
11 蓋部
11A 蓋部の後部
11B 蓋部の下面
11C 係止突起部
12 ホルダー部
12A 嵌合面
12B 後側突出部
REFERENCE SIGNS LIST 1
Claims (4)
前記ワイパーブレードは、ワイパーブレード本体に対して回動可能に設けられたクリップ部材と、前記ワイパーブレードの上面に形成され前記クリップ部材の上方に開口した装着開口部と、前記ワイパーブレードの上面に配置され前記ワイパーブレードの上面に沿ってスライドして移動可能なスライド部材とを備え、
前記ワイパーアームは、前記クリップ部材に対して装着される結合部を備え、
前記スライド部材は、前記装着開口部の上に配置される閉止位置と、前記閉止位置から前記装着開口部を外れた位置に向けて移動した退避位置の間で移動可能であり、
前記スライド部材は、前記閉止位置において、前記結合部と係合して前記結合部を保持するようになっており、
前記ワイパーアームを前記クリップ部材とともに前記ワイパーブレード本体に対して回動させることにより、前記ワイパーアームと前記スライド部材の係合が外れるようになっているワイパーブレードとワイパーアームの結合構造。 In the joint structure of the wiper blade and wiper arm,
The wiper blade includes a clip member that is rotatable with respect to the wiper blade body, a mounting opening that is formed in the upper surface of the wiper blade and opens upward to the clip member, and is arranged on the upper surface of the wiper blade. a slide member that is slidably movable along the upper surface of the wiper blade,
the wiper arm includes a coupling portion attached to the clip member;
The slide member is movable between a closed position arranged above the mounting opening and a retracted position moved from the closed position toward a position away from the mounting opening,
the slide member is adapted to engage and retain the coupling portion in the closed position;
A connecting structure for a wiper blade and a wiper arm, wherein the wiper arm is disengaged from the slide member by rotating the wiper arm together with the clip member with respect to the wiper blade body.
前記スライド部材は、前記フック部の先端部に嵌合する湾曲形状の嵌合面を備えている請求項1に記載のワイパーブレードとワイパーアームの結合構造。 the connecting portion of the wiper arm is a hook portion formed by folding back the end portion of the wiper arm and having a curved distal end portion;
2. A connecting structure for a wiper blade and a wiper arm according to claim 1, wherein said slide member has a curved fitting surface that fits onto the tip of said hook.
前記スライド部材は、前記嵌合面に隣接して設けられ前記フック部側に突出した突出部を備え、
前記ワイパーアームを前記ワイパーブレード本体に対して前記嵌合面と前記先端部の係合が外れるまで回動させると、前記平坦面が前記突出部に当接することにより前記スライド部材が前記退避位置側に押し出されるようになっている請求項2に記載のワイパーブレードとワイパーアームの結合構造。 the hook portion comprises a flat surface adjacent to the tip;
The slide member has a protruding portion provided adjacent to the fitting surface and protruding toward the hook portion,
When the wiper arm is rotated with respect to the wiper blade body until the engagement between the fitting surface and the tip portion is disengaged, the flat surface comes into contact with the projecting portion, thereby moving the slide member toward the retracted position. 3. The wiper blade and wiper arm coupling structure according to claim 2, wherein the wiper blade and wiper arm are extruded.
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