JP7283929B2 - 接続端子 - Google Patents
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Description
(1) バネ片を有する筒状の箱部を備え導電性金属材料により形成された雌端子と、
前記箱部に挿抜される棒状のタブを有し導電性金属材料により形成された雄端子と、
を備え、
前記箱部は、前記バネ片及び前記バネ片に対向する内面にそれぞれ設けられ、挿入された前記タブを挟持する接点を有し、
前記タブには、絶縁性樹脂材料からなる樹脂部が先端に設けられ、
前記樹脂部は、前記接点による挟持方向と反対方向へ突出する突出部を有し、
前記突出部は、少なくとも前記接点による挟持範囲において前記内面及び前記バネ片に摺動し、
前記突出部は、前記接点に対して前記箱部への前記タブの挿抜方向と直交する方向である前記タブの幅方向にずれた位置である、前記樹脂部の前記幅方向の両端に設けられている
ことを特徴とする接続端子。
前記箱部に挿抜される棒状のタブを有し導電性金属材料により形成された雄端子と、
を備え、
前記箱部は、前記バネ片及び前記バネ片に対向する内面にそれぞれ設けられ、挿入された前記タブを挟持する接点を有し、
前記タブには、絶縁性樹脂材料からなる樹脂部が先端に設けられ、
前記樹脂部は、前記接点による挟持方向と反対方向へ突出する突出部を有し、
前記突出部は、少なくとも前記接点による挟持範囲において前記内面及び前記バネ片に摺動し、
前記箱部の前記内面には、前記接点よりも前記タブの挿入方向の前方側に、前記突出部が収容される逃げ溝が形成されている
ことを特徴とする接続端子。
ことを特徴とする(2)に記載の接続端子。
図1に示すように、接続端子10は、互いに接続される雄端子30と、雌端子60と、から構成されている。雄端子30及び雌端子60は、それぞれ電線11の端部に接続されており、雄端子30と雌端子60とが互いに接続されることで、2本の電線11を電気的に接続する。
図2(a)及び図2(b)に示すように、雄端子30は、電線接続部31と、電気接続部32と、を有している。雄端子30は、例えば、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の導電性金属材料からなる母材に対してプレス加工(打ち抜き加工及び曲げ加工)を施すことで形成されている。
図4(a)及び図4(b)に示すように、雌端子60は、電線接続部61と、電気接続部62と、を有している。雌端子60は、例えば、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の導電性金属材料からなる板材を加工することで形成されている。
図5及び図6に示すように、上板部76の内面76aには、箱部71の内方へ突出する一対の接点81が形成されている。これらの接点81は、タブ42の挿抜方向である雌端子60の長手方向に沿う長尺形状に形成されており、上板部76の幅方向の中央において互いに平行に配列されている。これらの一対の接点81は、雄端子30の樹脂部51に形成された凹部54よりも小さい幅寸法を有している。
図7(a)に示すように、雄端子30及び雌端子60は、それぞれ雄ハウジング100及び雌ハウジング110に組付けられる。
図8は、図7(a)におけるD矢視図である。図9は、接続時における状態の変化を示す図であって、図9(a)~図9(c)は、それぞれの状態における図8のE-E断面図である。図10は、接続時における状態の変化を示す図であって、図10(a)~図10(c)は、それぞれの状態における図8のF-F断面図である。図11は、離脱時における状態の変化を示す図であって、図11(a)~図11(c)は、それぞれの状態における図8のE-E断面図である。図12は、離脱時における状態の変化を示す図であって、図12(a)~図12(c)は、それぞれの状態における図8のF-F断面図である。
雄端子30と雌端子60とを接続すべく雄ハウジング100と雌ハウジング110とを近接させ、雄端子30のタブ42を雌ハウジング110の開口部112に挿し込む。すると、図9(a)に示すように、タブ42の先端に設けられた樹脂部51の先端が雌端子60の電気接続部62の箱部71内に入り込む。これにより、図10(a)に示すように、樹脂部51の上方側の突出部53が箱部71の上板部76の内面76aに当接するとともに、樹脂部51の下方側の突出部55が箱部71内のバネ片85に当接する。
図11(a)に示すように、互いに突き合わされた雄ハウジング100と雌ハウジング110との離脱を開始させると、図12(a)に示すように、樹脂部51の下方側の突出部55に形成されたガイド面55aがバネ片85に当接する。これにより、バネ片85が傾斜したガイド面55aによって押し下げられる。これにより、バネ片85のインデント86がタブ42の金属部分42aから離間する。
[1] バネ片(85)を有する筒状の箱部(71)を備え導電性金属材料により形成された雌端子(60)と、
前記箱部(71)に挿抜される棒状のタブ(42)を有し導電性金属材料により形成された雄端子(30)と、
を備え、
前記箱部(71)は、前記バネ片(85)及び前記バネ片(85)に対向する内面(76a)にそれぞれ設けられ、挿入された前記タブ(42)を挟持する接点(81,インデント86)を有し、
前記タブ(42)には、絶縁性樹脂材料からなる樹脂部(51)が先端に設けられ、
前記樹脂部(51)は、前記接点(81,インデント86)による挟持方向と反対方向へ突出する突出部(53,55)を有し、
前記突出部(53,55)は、少なくとも前記接点(81,インデント86)による挟持範囲において前記内面(76a)及び前記バネ片(85)に摺動する
ことを特徴とする接続端子。
ことを特徴とする[1]に記載の接続端子。
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の接続端子。
ことを特徴とする[3]に記載の接続端子。
30 雄端子
42 タブ
51 樹脂部
53,55 突出部
53a,55a ガイド面
60 雌端子
71 箱部
76a 内面
81 接点
82 逃げ溝
85 バネ片
86 インデント(接点)
Claims (3)
- バネ片を有する筒状の箱部を備え導電性金属材料により形成された雌端子と、
前記箱部に挿抜される棒状のタブを有し導電性金属材料により形成された雄端子と、
を備え、
前記箱部は、前記バネ片及び前記バネ片に対向する内面にそれぞれ設けられ、挿入された前記タブを挟持する接点を有し、
前記タブには、絶縁性樹脂材料からなる樹脂部が先端に設けられ、
前記樹脂部は、前記接点による挟持方向と反対方向へ突出する突出部を有し、
前記突出部は、少なくとも前記接点による挟持範囲において前記内面及び前記バネ片に摺動し、
前記突出部は、前記接点に対して前記箱部への前記タブの挿抜方向と直交する方向である前記タブの幅方向にずれた位置である、前記樹脂部の前記幅方向の両端に設けられている
ことを特徴とする接続端子。 - バネ片を有する筒状の箱部を備え導電性金属材料により形成された雌端子と、
前記箱部に挿抜される棒状のタブを有し導電性金属材料により形成された雄端子と、
を備え、
前記箱部は、前記バネ片及び前記バネ片に対向する内面にそれぞれ設けられ、挿入された前記タブを挟持する接点を有し、
前記タブには、絶縁性樹脂材料からなる樹脂部が先端に設けられ、
前記樹脂部は、前記接点による挟持方向と反対方向へ突出する突出部を有し、
前記突出部は、少なくとも前記接点による挟持範囲において前記内面及び前記バネ片に摺動し、
前記箱部の前記内面には、前記接点よりも前記タブの挿入方向の前方側に、前記突出部が収容される逃げ溝が形成されている
ことを特徴とする接続端子。 - 前記突出部は、前記挿入方向の後方側の縁部に、前記挿入方向の後方へ向かって次第に突出寸法が小さくなるガイド面を有する
ことを特徴とする請求項2記載の接続端子。
Priority Applications (1)
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JP2019048864A JP7283929B2 (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019048864A JP7283929B2 (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 接続端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020149947A JP2020149947A (ja) | 2020-09-17 |
JP7283929B2 true JP7283929B2 (ja) | 2023-05-30 |
Family
ID=72430723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019048864A Active JP7283929B2 (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7283929B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003017168A (ja) | 2001-07-03 | 2003-01-17 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 端子の結合構造 |
JP2003059564A (ja) | 2001-08-22 | 2003-02-28 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続用端子対 |
JP2016081734A (ja) | 2014-10-17 | 2016-05-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子金具及びコネクタ |
JP2017117572A (ja) | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 矢崎総業株式会社 | オス端子及びオス端子の製造方法 |
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2019
- 2019-03-15 JP JP2019048864A patent/JP7283929B2/ja active Active
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