JP7282355B2 - カテーテル及びカテーテルの作製方法 - Google Patents
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Description
金属線を巻回することによって形成されたカテーテルにおいて、
前記金属線の一部を溶融して形成された溶融部と、
前記溶融部に形成され、少なくともX線不透過マーカーの厚さよりも深い凹状に形成されたX線不透過マーカー取付部と、
前記X線不透過マーカー取付部に取り付けられた前記X線不透過マーカーと、
を備えていることを特徴とする。
金属線が巻回されて形成されたカテーテルの金属線の一部をレーザーによって溶融する溶融工程と、
前記溶融された溶融部を金属加工によりX線不透過マーカーを取り付ける凹状のX線不透過マーカー取付部を作製するX線不透過マーカー取付部作製工程と、
前記X線不透過マーカー取付部にX線不透過マーカーを取り付けるX線不透過マーカー取付工程と、
を含むことを特徴とするカテーテルの作製方法を提供する。
前記X線不透過マーカー取付工程の後に、
別の金属線を巻回する金属線巻回工程を有することを特徴とするものであってもよい。
前記X線不透過マーカー取付工程の後に、X線不透過マーカーの周囲を補修材で補修する補修工程を有することを特徴とするものであってもよい。
前記補修工程の後に、
さらに金属線を巻回する金属線巻回工程を有することを特徴とするものであってもよい。
図1は、第1実施形態にかかるカテーテル100を使用したカテーテル器具110の側面概略図であり、図2は、図1のカテーテル100の一部であるA-A部の拡大側面概略図である。
(1)溶融工程
金属線12が巻回されて形成されたカテーテル100の金属線12の一部をレーザーによって溶融し、所定の範囲の金属線12を一体化した溶融部12aを作製する。
(2)X線不透過マーカー取付部作製工程
溶融部12aを切削や研磨、化学品による溶融等によって凹状からなるX線不透過マーカー取付部12bを作製する。
(3)X線不透過マーカー取付工程
凹状に形成されたX線不透過マーカー取付部12bにX線不透過マーカー15を巻きつけるようにして取り付ける。
(4)補修工程
必要に応じて、樹脂等による補修材16によって、X線不透過マーカー15の周囲をパテ埋めするようにして補修し、X線不透過マーカー15を有する部分を前後と同じ太さにする。
こうして、カテーテル100を作製することができる。
第2実施形態にかかるカテーテル100aが図5Aに示されている。第2実施形態にかかるカテーテル100aは、第1実施形態にかかるカテーテル100に対してX線不透過マーカー15が取り付けられる前のカテーテル90の金属線12が図5Bに示すように、それぞれ間隔が設けられるように巻回されている点が異なる。
第3実施形態に係るカテーテル100bが図6に示されている。第3実施形態にかかるカテーテル100bは、第1実施形態にかかるカテーテル100に対して、さらに外周に別の金属線13が巻回されている点が異なる。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第4実施形態にかかるカテーテル100cが図7に示されている。第4実施形態にかかるカテーテル100cは、第1実施形態にかかるカテーテル100に対し、内層に樹脂製チューブ40が挿入されている点が異なる。その他の点は第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第5実施形態にかかるカテーテル100dが図8に示されている。第5実施形態にかかるカテーテル100dは、第1実施形態にかかるカテーテル100に対して、外側樹脂層70が形成されている点が異なる。その他の点は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
第6実施形態にかかるカテーテル100eが図9に示されている。第6実施形態にかかるカテーテル100eは、第1実施形態に対して、内層にコア材80が挿入されている。これ以外の構成は第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
Claims (10)
- 金属線がそれぞれ間隔を有するように巻回することによって形成されたカテーテルにおいて、
先端部以外の部分にあるコイル状の前記金属線の一部を、一旦両側から圧力をかけてそれぞれの前記金属線の間に隙間ができないように密着された状態で、少なくとも取り付けられるX線不透過マーカーの幅より広い幅に溶融して形成された溶融部と、
前記溶融部に形成され、少なくともX線不透過マーカーの厚さよりも深い凹状に形成されたX線不透過マーカー取付部と、
前記X線不透過マーカー取付部に取り付けられた前記X線不透過マーカーと、
を備えていることを特徴とするカテーテル。 - 前記X線不透過マーカー取付部は、前記X線不透過マーカーの断面と同じ断面形状からなる凹状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカテーテル。
- 前記X線不透過マーカー取付部に取り付けられた前記X線不透過マーカーの周囲を補修材によって、外周面と同一の太さとなるように補修されていることを特徴とする請求項1に記載のカテーテル。
- 前記X線不透過マーカーの外周側にさらに金属線が巻回されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカテーテル。
- 巻回された前記金属線の内周側に樹脂製チューブが配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のカテーテル。
- 巻回された前記金属線の内周側にコア材が配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のカテーテル。
- X線不透過マーカーを有するカテーテルを作製する方法において、
金属線がそれぞれ間隔を有するように巻回されて形成された前記カテーテルの先端部以外の部分にあるコイル状の前記金属線の一部を、一旦両側から圧力をかけてそれぞれの前記金属線の間に隙間ができないように密着された状態で、少なくとも取り付けられるX線不透過マーカーの幅より広い幅に前記金属線の一部をレーザーによって溶融し溶融部を形成する溶融工程と、
溶融された溶融部を金属加工により前記X線不透過マーカーを取り付ける凹状のX線不透過マーカー取付部を作製するX線不透過マーカー取付部作製工程と、
前記X線不透過マーカー取付部に前記X線不透過マーカーを取り付けるX線不透過マーカー取付工程と、
を含むことを特徴とするカテーテルの作製方法。 - 前記X線不透過マーカー取付工程の後に、
別の金属線を巻回する金属線巻回工程を有することを特徴とする請求項7に記載のカテーテルの作製方法。 - 前記X線不透過マーカー取付工程の後に、前記X線不透過マーカーの周囲を補修材で補修する補修工程を有することを特徴とする請求項7に記載のカテーテルの作製方法。
- 前記補修工程の後に、
さらに金属線を巻回する金属線巻回工程を有することを特徴とする請求項9に記載のカテーテルの作製方法。
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