JPH08173547A - 医療用ガイドワイヤ - Google Patents
医療用ガイドワイヤInfo
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- JPH08173547A JPH08173547A JP6336335A JP33633594A JPH08173547A JP H08173547 A JPH08173547 A JP H08173547A JP 6336335 A JP6336335 A JP 6336335A JP 33633594 A JP33633594 A JP 33633594A JP H08173547 A JPH08173547 A JP H08173547A
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- core wire
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/09—Guide wires
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/09—Guide wires
- A61M2025/09058—Basic structures of guide wires
- A61M2025/09083—Basic structures of guide wires having a coil around a core
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/09—Guide wires
- A61M2025/09175—Guide wires having specific characteristics at the distal tip
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 管状器官に挿入する際に、放射線透視により
先端位置を正確に確認することができ、先端部が全体と
して均一な柔軟性を有し、応力が集中して折れ曲がりや
すい部分等が形成されないガイドワイヤを提供する。 【構成】 芯線12の先端部12aを次第に細くなるよ
うに形成し、この先端部12aの外周に外側コイル13
を配置する。外側コイル13の基端を芯線12に固着
し、先端を芯線12の先端と共に頭部15に固着する。
また、外側コイル13の内側に、放射線不透過性材料か
らなる内側コイル14を配置し、内側コイル14は、そ
の先端を頭部15に固着するか、又はその基端を外側コ
イル13の中間部と一緒に芯線12に固着し、内側コイ
ル14の他端はフリーとする。外側コイル13の少なく
とも先端部及び/又は内側コイル14は、コイルピッチ
を開けるか、コイルの初張力を除いておくことが好まし
い。
先端位置を正確に確認することができ、先端部が全体と
して均一な柔軟性を有し、応力が集中して折れ曲がりや
すい部分等が形成されないガイドワイヤを提供する。 【構成】 芯線12の先端部12aを次第に細くなるよ
うに形成し、この先端部12aの外周に外側コイル13
を配置する。外側コイル13の基端を芯線12に固着
し、先端を芯線12の先端と共に頭部15に固着する。
また、外側コイル13の内側に、放射線不透過性材料か
らなる内側コイル14を配置し、内側コイル14は、そ
の先端を頭部15に固着するか、又はその基端を外側コ
イル13の中間部と一緒に芯線12に固着し、内側コイ
ル14の他端はフリーとする。外側コイル13の少なく
とも先端部及び/又は内側コイル14は、コイルピッチ
を開けるか、コイルの初張力を除いておくことが好まし
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば血管、尿管、胆
管、気管などにカテーテルを挿入する際に用いられる医
療用ガイドワイヤに関する。
管、気管などにカテーテルを挿入する際に用いられる医
療用ガイドワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、血管、尿管、胆管、気管などの人
体の管状器官における検査・治療のため、カテーテルを
挿入して造影剤などの薬液を投与したり、カテーテルを
通して鉗子等によって組織の一部を採取したりすること
が行われている。カテーテルの挿入に際しては、管状器
官内に、まず、比較的細くて柔軟なガイドワイヤを挿入
し、このガイドワイヤの外周に沿ってカテーテルを挿入
した後、ガイドワイヤを引き出すようにしている。
体の管状器官における検査・治療のため、カテーテルを
挿入して造影剤などの薬液を投与したり、カテーテルを
通して鉗子等によって組織の一部を採取したりすること
が行われている。カテーテルの挿入に際しては、管状器
官内に、まず、比較的細くて柔軟なガイドワイヤを挿入
し、このガイドワイヤの外周に沿ってカテーテルを挿入
した後、ガイドワイヤを引き出すようにしている。
【0003】ガイドワイヤは、血管等の管状器官に挿入
するものであることから、挿入時における組織の損傷
を少なくできるように先端が柔軟であること、管状器
官の分岐点において基部側を回転させたとき、先端側が
それに追従して回転することにより、進行すべき管状器
官を選択できるようにするため、トルク伝達性に優れて
いること、先端部の位置をX線などの放射線透視によ
り確認可能なものであることが必要である。
するものであることから、挿入時における組織の損傷
を少なくできるように先端が柔軟であること、管状器
官の分岐点において基部側を回転させたとき、先端側が
それに追従して回転することにより、進行すべき管状器
官を選択できるようにするため、トルク伝達性に優れて
いること、先端部の位置をX線などの放射線透視によ
り確認可能なものであることが必要である。
【0004】従来、上記のようなガイドワイヤとして、
例えば、特公平4−25024号公報、特開平6−17
8811号公報、特開昭63−181774号公報に開
示されたガイドワイヤが知られている。
例えば、特公平4−25024号公報、特開平6−17
8811号公報、特開昭63−181774号公報に開
示されたガイドワイヤが知られている。
【0005】図3には、特公平4−25024号公報に
開示されたガイドワイヤが示されている。このガイドワ
イヤ31は、金属の芯線32の先端部32aを次第に細
くなるように形成し、この先端部32a外周に2つのコ
イル33、34を装着し、コイル34及び芯線32の先
端を丸い頭部35に固着した構造をなしている。
開示されたガイドワイヤが示されている。このガイドワ
イヤ31は、金属の芯線32の先端部32aを次第に細
くなるように形成し、この先端部32a外周に2つのコ
イル33、34を装着し、コイル34及び芯線32の先
端を丸い頭部35に固着した構造をなしている。
【0006】そして、コイル33は、芯線32の先端部
32aの基部側に配置され、その基部を芯線32に金属
ろう36で固着されている。また、コイル34は、芯線
32の先端部32aの先端側に配置され、上記のように
先端を丸い頭部35に固着されている。コイル33の先
端部とコイル34の基部は、それぞれのピッチ間に互い
にねじ込まれ、金属ろう37で芯線32に固着されてい
る。そして、先端側のコイル34が放射線不透過性材料
で形成されている。
32aの基部側に配置され、その基部を芯線32に金属
ろう36で固着されている。また、コイル34は、芯線
32の先端部32aの先端側に配置され、上記のように
先端を丸い頭部35に固着されている。コイル33の先
端部とコイル34の基部は、それぞれのピッチ間に互い
にねじ込まれ、金属ろう37で芯線32に固着されてい
る。そして、先端側のコイル34が放射線不透過性材料
で形成されている。
【0007】図4には、特開平6−178811号公報
に開示されたガイドワイヤが示されている。このガイド
ワイヤ41は、芯線42の先端部が、テーパ部42a、
縮径部42b、テーパ部42c、縮径部42d、テーパ
部42e、縮径部42fの順序で次第に細くなるように
形成され、これらの先端部外周にコイル43が配置され
ている。コイル43の基端は、芯線42のテーパ部42
aにろう材にて固着され、コイル43の先端は、芯線4
2の先端にろう材で固着されて、丸みを有する頭部44
をなしている。そして、芯線42の最先端の縮径部42
fの外周であってかつコイル43の内側に、放射線不透
過性材料からなるリング部材45が、芯線42の長さ方
向に移動可能に装着されている。
に開示されたガイドワイヤが示されている。このガイド
ワイヤ41は、芯線42の先端部が、テーパ部42a、
縮径部42b、テーパ部42c、縮径部42d、テーパ
部42e、縮径部42fの順序で次第に細くなるように
形成され、これらの先端部外周にコイル43が配置され
ている。コイル43の基端は、芯線42のテーパ部42
aにろう材にて固着され、コイル43の先端は、芯線4
2の先端にろう材で固着されて、丸みを有する頭部44
をなしている。そして、芯線42の最先端の縮径部42
fの外周であってかつコイル43の内側に、放射線不透
過性材料からなるリング部材45が、芯線42の長さ方
向に移動可能に装着されている。
【0008】また、特開平6−178811号公報に
は、図4に示されるガイドワイヤ41の別の態様とし
て、リング部材45を、芯線42の最先端の縮径部42
fの中間よりやや基部側に固着したものも開示されてい
る。
は、図4に示されるガイドワイヤ41の別の態様とし
て、リング部材45を、芯線42の最先端の縮径部42
fの中間よりやや基部側に固着したものも開示されてい
る。
【0009】図5には、特開昭63−181774号公
報に開示されたガイドワイヤが示されている。このガイ
ドワイヤ51は、芯線52の先端部52aがテーパ状に
細くなるように形成され、この先端部52a外周に、外
側コイル53が装着されている。外側コイル53は、そ
の基端を芯線52に固着され、その先端は芯線52の先
端より更に先に伸びて頭部54に固着されている。ま
た、コイル53の内部にはそれよりも小径の内側コイル
55が配置され、内側コイル55の基端は芯線52の先
端に固着され、内側コイル55の先端は頭部54に固着
されている。内側コイル55は、安全ワイヤとしての役
目を果たすが、これを放射線不透過性材料で形成しても
よいことが記載されている。
報に開示されたガイドワイヤが示されている。このガイ
ドワイヤ51は、芯線52の先端部52aがテーパ状に
細くなるように形成され、この先端部52a外周に、外
側コイル53が装着されている。外側コイル53は、そ
の基端を芯線52に固着され、その先端は芯線52の先
端より更に先に伸びて頭部54に固着されている。ま
た、コイル53の内部にはそれよりも小径の内側コイル
55が配置され、内側コイル55の基端は芯線52の先
端に固着され、内側コイル55の先端は頭部54に固着
されている。内側コイル55は、安全ワイヤとしての役
目を果たすが、これを放射線不透過性材料で形成しても
よいことが記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した特公平4−25024号公報に開示されたガイド
ワイヤ31は、2種類のコイル33、34の接続部分が
比較的長くなり、ろう付けによって剛性が高くなるの
で、血管等の比較的細く曲がった部分に挿入する際に、
その部分が曲がりにくくて挿入できなかったり、あるい
はろう付け部と隣接する部分で折れ曲がり(キンク)が
生じやすいという問題があった。
示した特公平4−25024号公報に開示されたガイド
ワイヤ31は、2種類のコイル33、34の接続部分が
比較的長くなり、ろう付けによって剛性が高くなるの
で、血管等の比較的細く曲がった部分に挿入する際に、
その部分が曲がりにくくて挿入できなかったり、あるい
はろう付け部と隣接する部分で折れ曲がり(キンク)が
生じやすいという問題があった。
【0011】また、図4に示した特開平6−17881
1号公報に開示されたガイドワイヤ41は、リング部材
45の生産性が悪いため、製造コストが高くなるという
問題がある他、リング部材45を芯線42の最先端の縮
径部42fで移動可能に装着した場合には、リング部材
45の移動により、ガイドワイヤ41の先端位置を正確
に把握できないという問題があり、リング部材45を芯
線42の最先端の縮径部42fに固着した場合には、そ
の境界部に応力が集中しやすくなり、その部分で折れ曲
がりが生じやすくなるという問題があった。
1号公報に開示されたガイドワイヤ41は、リング部材
45の生産性が悪いため、製造コストが高くなるという
問題がある他、リング部材45を芯線42の最先端の縮
径部42fで移動可能に装着した場合には、リング部材
45の移動により、ガイドワイヤ41の先端位置を正確
に把握できないという問題があり、リング部材45を芯
線42の最先端の縮径部42fに固着した場合には、そ
の境界部に応力が集中しやすくなり、その部分で折れ曲
がりが生じやすくなるという問題があった。
【0012】更に、図5に示した特開昭63−1817
74号公報に開示されたガイドワイヤ51では、外側コ
イル53がどこかに引っ掛かって引き抜こうとしたと
き、外側コイル53と共に内側コイル55も伸びてしま
うおそれがあり、また、内側コイル55の基端を芯線5
2の先端部52aに固着しているので、その部分で応力
集中が起こり、折れ曲がりが生じやすくなるという問題
があった。
74号公報に開示されたガイドワイヤ51では、外側コ
イル53がどこかに引っ掛かって引き抜こうとしたと
き、外側コイル53と共に内側コイル55も伸びてしま
うおそれがあり、また、内側コイル55の基端を芯線5
2の先端部52aに固着しているので、その部分で応力
集中が起こり、折れ曲がりが生じやすくなるという問題
があった。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、管状器官に挿入する際に、放射線透
視により先端位置を正確に確認することができ、ガイド
ワイヤの先端部が全体として均一な柔軟性を有し、応力
が集中して折れ曲がりやすい部分等が形成されないガイ
ドワイヤを提供することにある。
ので、その目的は、管状器官に挿入する際に、放射線透
視により先端位置を正確に確認することができ、ガイド
ワイヤの先端部が全体として均一な柔軟性を有し、応力
が集中して折れ曲がりやすい部分等が形成されないガイ
ドワイヤを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1のガイドワイヤは、先端部が次第に細
くなるように形成された芯線と、この芯線の先端に形成
された丸みを有する頭部と、この頭部に先端を固着され
ると共に、前記芯線の細くなり始める部分に基端を固着
された外側コイルとを備えているガイドワイヤにおい
て、前記外側コイルの内側に、放射線不透過性材料から
なり、前記外側コイルよりも短い内側コイルが配置さ
れ、この内側コイルは、先端が前記頭部に固着され、基
端はフリーとされていることを特徴とする。
め、本発明の第1のガイドワイヤは、先端部が次第に細
くなるように形成された芯線と、この芯線の先端に形成
された丸みを有する頭部と、この頭部に先端を固着され
ると共に、前記芯線の細くなり始める部分に基端を固着
された外側コイルとを備えているガイドワイヤにおい
て、前記外側コイルの内側に、放射線不透過性材料から
なり、前記外側コイルよりも短い内側コイルが配置さ
れ、この内側コイルは、先端が前記頭部に固着され、基
端はフリーとされていることを特徴とする。
【0015】また、本発明の第2のガイドワイヤは、先
端部が次第に細くなるように形成された芯線と、この芯
線の先端に形成された丸みを有する頭部と、この頭部に
先端を固着されると共に、前記芯線の細くなり始める部
分に基端を固着された外側コイルとを備えているガイド
ワイヤにおいて、前記外側コイルは、その中間部も前記
芯線に固着されており、前記外側コイルの内側に、放射
線不透過性材料からなり、前記外側コイルよりも短い内
側コイルが配置され、この内側コイルは、基端が前記外
側コイルの中間部と一緒に前記芯線に固着され、先端は
フリーとされていることを特徴とする。
端部が次第に細くなるように形成された芯線と、この芯
線の先端に形成された丸みを有する頭部と、この頭部に
先端を固着されると共に、前記芯線の細くなり始める部
分に基端を固着された外側コイルとを備えているガイド
ワイヤにおいて、前記外側コイルは、その中間部も前記
芯線に固着されており、前記外側コイルの内側に、放射
線不透過性材料からなり、前記外側コイルよりも短い内
側コイルが配置され、この内側コイルは、基端が前記外
側コイルの中間部と一緒に前記芯線に固着され、先端は
フリーとされていることを特徴とする。
【0016】本発明において、前記外側コイルの少なく
とも先端部は、コイルの初張力を除いてあるか、又はコ
イルのピッチが開けられていることが好ましい。同様
に、前記内側コイルも、コイルの初張力を除いてある
か、又はコイルのピッチが開けられていることが好まし
い。
とも先端部は、コイルの初張力を除いてあるか、又はコ
イルのピッチが開けられていることが好ましい。同様
に、前記内側コイルも、コイルの初張力を除いてある
か、又はコイルのピッチが開けられていることが好まし
い。
【0017】また、本発明の第1のガイドワイヤにおい
ては、前記外側コイルの中間部が、前記内側コイルのフ
リーとされた基端より基部側で、前記芯線に固着されて
いることが好ましい。
ては、前記外側コイルの中間部が、前記内側コイルのフ
リーとされた基端より基部側で、前記芯線に固着されて
いることが好ましい。
【0018】
【作用】本発明では、外側コイルの内側に放射線不透過
性材料からなる内側コイルが配置され、内側コイルは、
その先端を頭部に固着されるか、又はその基端を外側コ
イルの中間部と共に芯線に固着されているので、管状器
官に挿入する際に、内側コイルが軸方向に移動すること
がなく、放射線透視によりガイドワイヤの先端位置を正
確に確認することができる。また、ガイドワイヤの先端
部でコイルが二重になっているので、造影性が更によく
なる。
性材料からなる内側コイルが配置され、内側コイルは、
その先端を頭部に固着されるか、又はその基端を外側コ
イルの中間部と共に芯線に固着されているので、管状器
官に挿入する際に、内側コイルが軸方向に移動すること
がなく、放射線透視によりガイドワイヤの先端位置を正
確に確認することができる。また、ガイドワイヤの先端
部でコイルが二重になっているので、造影性が更によく
なる。
【0019】また、内側コイルは、その先端を頭部に固
着されるか、又はその基端を外側コイルの中間部と共に
芯線に固着され、他端はフリーとされているので、ガイ
ドワイヤの先端部の途中に長いろう付け部分を設ける必
要がなく、ガイドワイヤの先端部の柔軟性を損なうこと
がなく、応力が集中して折れ曲がりやすい部分等が形成
されない。
着されるか、又はその基端を外側コイルの中間部と共に
芯線に固着され、他端はフリーとされているので、ガイ
ドワイヤの先端部の途中に長いろう付け部分を設ける必
要がなく、ガイドワイヤの先端部の柔軟性を損なうこと
がなく、応力が集中して折れ曲がりやすい部分等が形成
されない。
【0020】更に、外側コイルは、連続した一本のコイ
ルからなり、内側コイルは、一端を固着されているだけ
で他端はフリーになっており、しかもプラチナなどの放
射線不透過性材料は剛性が弱いので、二重にしても柔軟
性を損なうことなく、全体として均一な柔軟性が得られ
る。
ルからなり、内側コイルは、一端を固着されているだけ
で他端はフリーになっており、しかもプラチナなどの放
射線不透過性材料は剛性が弱いので、二重にしても柔軟
性を損なうことなく、全体として均一な柔軟性が得られ
る。
【0021】本発明の好ましい態様において、外側コイ
ルの少なくとも先端部及び/又は内側コイルが、コイル
の初張力を除いてあるか、又はコイルのピッチが開けら
れている場合には、先端部の柔軟性がより向上する。
ルの少なくとも先端部及び/又は内側コイルが、コイル
の初張力を除いてあるか、又はコイルのピッチが開けら
れている場合には、先端部の柔軟性がより向上する。
【0022】また、特に上記の場合、外側コイルの中間
部も芯線に固着されていれば、外側コイルが軸方向に移
動して、そのピッチが部分的に詰まったり開いたりする
ことを防止できる。
部も芯線に固着されていれば、外側コイルが軸方向に移
動して、そのピッチが部分的に詰まったり開いたりする
ことを防止できる。
【0023】
【実施例】図1には、本発明のガイドワイヤの一実施例
が示されている。このガイドワイヤ11は、先端部12
aが、例えばテーパ状や段状をなして、次第に細くなる
ように形成された芯線12を有する。芯線12の先端部
12a外周には、外側コイル13が配置されており、外
側コイル13の基端は、芯線12の細くなり始める部分
にろう材16によって固着されている。芯線12及び外
側コイル13の先端は、ろう材によって形成された、先
端側が丸い頭部15に固着されている。なお、頭部15
は、例えば芯線12や外側コイル13の先端を溶融させ
ることによっても形成することができる。
が示されている。このガイドワイヤ11は、先端部12
aが、例えばテーパ状や段状をなして、次第に細くなる
ように形成された芯線12を有する。芯線12の先端部
12a外周には、外側コイル13が配置されており、外
側コイル13の基端は、芯線12の細くなり始める部分
にろう材16によって固着されている。芯線12及び外
側コイル13の先端は、ろう材によって形成された、先
端側が丸い頭部15に固着されている。なお、頭部15
は、例えば芯線12や外側コイル13の先端を溶融させ
ることによっても形成することができる。
【0024】また、この実施例では、外側コイル13の
中間部が、芯線12の先端部12aの中間にろう材18
によって固着されている。このろう材18は、外側コイ
ル13の軸方向移動を阻止するもので、その付着量は比
較的少なくスポット的な接続でよいため、ガイドワイヤ
11の先端部の柔軟性を損なうことはない。ただし、特
に外側コイル13が密着巻の場合、上記ろう材18によ
る中間部の固着はなくてもよい。
中間部が、芯線12の先端部12aの中間にろう材18
によって固着されている。このろう材18は、外側コイ
ル13の軸方向移動を阻止するもので、その付着量は比
較的少なくスポット的な接続でよいため、ガイドワイヤ
11の先端部の柔軟性を損なうことはない。ただし、特
に外側コイル13が密着巻の場合、上記ろう材18によ
る中間部の固着はなくてもよい。
【0025】外側コイル13の内側には、外側コイル1
3の内径よりも外径が小さく、外側コイル13よりも短
い、放射線不透過性材料からなる内側コイル14が配置
されている。内側コイル14の先端は、上記芯線12の
先端及び外側コイル13の先端と共に、頭部15に固着
されており、内側コイル14の基端は、外側コイル13
のろう材18で芯線12に固着された中間部までは至ら
ない長さとされて、しかも芯線12に固着されることな
く、フリーとなっている。
3の内径よりも外径が小さく、外側コイル13よりも短
い、放射線不透過性材料からなる内側コイル14が配置
されている。内側コイル14の先端は、上記芯線12の
先端及び外側コイル13の先端と共に、頭部15に固着
されており、内側コイル14の基端は、外側コイル13
のろう材18で芯線12に固着された中間部までは至ら
ない長さとされて、しかも芯線12に固着されることな
く、フリーとなっている。
【0026】芯線12としては、例えばステンレス、形
状記憶合金、ピアノ線等の弾性金属材料が好ましく使用
される。また、芯線12は、一本のワイヤーからなるも
のばかりでなく、複数の細線をより合わせたより線で構
成されていてもよい。芯線12の基部側の直径は、0.2
〜0.8 mm程度が好ましく、全体の長さは、300 〜3000mm
程度が好ましく、先端部12aの長さは60〜450 mm程度
が好ましい。
状記憶合金、ピアノ線等の弾性金属材料が好ましく使用
される。また、芯線12は、一本のワイヤーからなるも
のばかりでなく、複数の細線をより合わせたより線で構
成されていてもよい。芯線12の基部側の直径は、0.2
〜0.8 mm程度が好ましく、全体の長さは、300 〜3000mm
程度が好ましく、先端部12aの長さは60〜450 mm程度
が好ましい。
【0027】外側コイル13としては、芯線12と同じ
く、ステンレス、形状記憶合金、ピアノ線等の弾性金属
材料が好ましく使用される。外側コイル13の外径は、
0.15〜0.36mm程度が好ましく、線径は20〜200 μm程度
が好ましい。また、外側コイル13の長さは、上記芯線
12の先端部12aとほぼ等しい長さとされることが好
ましい。
く、ステンレス、形状記憶合金、ピアノ線等の弾性金属
材料が好ましく使用される。外側コイル13の外径は、
0.15〜0.36mm程度が好ましく、線径は20〜200 μm程度
が好ましい。また、外側コイル13の長さは、上記芯線
12の先端部12aとほぼ等しい長さとされることが好
ましい。
【0028】内側コイル14としては、放射線不透過性
材料を用いる必要がある。放射線不透過性材料として
は、例えば金、プラチナ、タンタル、タングステン、イ
リジウム、レニウム、これらの合金などが挙げられる
が、特に、金、プラチナ、それらの合金が好ましく用い
られる。内側コイル14の外径は、0.1 〜0.35mm程度が
好ましく、長さは1〜50mm程度が好ましく、線径は10〜
30μm程度が好ましい。
材料を用いる必要がある。放射線不透過性材料として
は、例えば金、プラチナ、タンタル、タングステン、イ
リジウム、レニウム、これらの合金などが挙げられる
が、特に、金、プラチナ、それらの合金が好ましく用い
られる。内側コイル14の外径は、0.1 〜0.35mm程度が
好ましく、長さは1〜50mm程度が好ましく、線径は10〜
30μm程度が好ましい。
【0029】なお、芯線12、外側コイル13、頭部1
5などの外周には、必要に応じてフッ素樹脂などの合成
樹脂膜あるいは合成樹脂チューブを被覆してもよく、更
にはその合成樹脂膜の表面に親水性ポリマーを被覆して
もよい。このような親水性ポリマーとしては、例えば特
公平4−14991号に開示されたような樹脂が挙げら
れる。
5などの外周には、必要に応じてフッ素樹脂などの合成
樹脂膜あるいは合成樹脂チューブを被覆してもよく、更
にはその合成樹脂膜の表面に親水性ポリマーを被覆して
もよい。このような親水性ポリマーとしては、例えば特
公平4−14991号に開示されたような樹脂が挙げら
れる。
【0030】このガイドワイヤ11によれば、外側コイ
ル13の内側に、放射線不透過性材料からなる内側コイ
ル14が設けられているので、内側コイル14の放射線
不透過性と、その部分での二重コイルによる不透過性と
が相まって、放射線透視によるガイドワイヤ11の先端
位置の確認が容易になされる。また、内側コイル14
は、その先端を頭部15に固着されているので、軸方向
に動くことがなく、正確な位置確認ができる。
ル13の内側に、放射線不透過性材料からなる内側コイ
ル14が設けられているので、内側コイル14の放射線
不透過性と、その部分での二重コイルによる不透過性と
が相まって、放射線透視によるガイドワイヤ11の先端
位置の確認が容易になされる。また、内側コイル14
は、その先端を頭部15に固着されているので、軸方向
に動くことがなく、正確な位置確認ができる。
【0031】また、外側コイル13の中間部がろう材1
8によって芯線12の先端部12aの途中に固着されて
いるが、その部分はスポット的な接続でよく、かつ、内
側コイル14の基端は、芯線12に固着されることなく
フリーになっているので、ガイドワイヤ11の先端部の
柔軟性が損なわれることがなく、曲げ応力が集中して折
損することも防止される。
8によって芯線12の先端部12aの途中に固着されて
いるが、その部分はスポット的な接続でよく、かつ、内
側コイル14の基端は、芯線12に固着されることなく
フリーになっているので、ガイドワイヤ11の先端部の
柔軟性が損なわれることがなく、曲げ応力が集中して折
損することも防止される。
【0032】図2には、本発明の他の実施例が示されて
いる。なお、図1の実施例と実質的に同一部分には同符
合を付して、その説明を省略することにする。
いる。なお、図1の実施例と実質的に同一部分には同符
合を付して、その説明を省略することにする。
【0033】このガイドワイヤ21は、外側コイル23
のろう材16で芯線12に固着された基端からろう材1
8で芯線12に固着された中間部までの基端部23aは
密着巻とされ、上記中間部から頭部15に固着された先
端までの先端部23bはコイルピッチが開けられてい
る。これによって、内側コイル14が配置されて二重コ
イルになる部分の柔軟性が維持されるようになってい
る。この場合、外側コイル23は、中間部がろう材18
で芯線12に固着されているので、外側コイル23の各
コイルが軸方向に移動して、コイルピッチの開いた箇所
がずれることが防止される。なお、外側コイル23の先
端部23bのコイルの隙間は、コイル線径の1/3〜2
/3程度開けるのが好ましい。また、外側コイル23の
先端部23bの初張力を除くことによっても同様の効果
が得られる。更に、内側コイル14も同様にコイルピッ
チを開けたり、初張力を除いたりしたものであってもよ
い。
のろう材16で芯線12に固着された基端からろう材1
8で芯線12に固着された中間部までの基端部23aは
密着巻とされ、上記中間部から頭部15に固着された先
端までの先端部23bはコイルピッチが開けられてい
る。これによって、内側コイル14が配置されて二重コ
イルになる部分の柔軟性が維持されるようになってい
る。この場合、外側コイル23は、中間部がろう材18
で芯線12に固着されているので、外側コイル23の各
コイルが軸方向に移動して、コイルピッチの開いた箇所
がずれることが防止される。なお、外側コイル23の先
端部23bのコイルの隙間は、コイル線径の1/3〜2
/3程度開けるのが好ましい。また、外側コイル23の
先端部23bの初張力を除くことによっても同様の効果
が得られる。更に、内側コイル14も同様にコイルピッ
チを開けたり、初張力を除いたりしたものであってもよ
い。
【0034】図6には、本発明の更に他の実施例が示さ
れている。なお、図2の実施例と実質的に同一部分には
同符号を付して、その説明を省略することにする。
れている。なお、図2の実施例と実質的に同一部分には
同符号を付して、その説明を省略することにする。
【0035】このガイドワイヤ61は、前記実施例と同
様に、外側コイル23の中間部が芯線12にろう材18
で固着され、外側コイル23の基端から上記中間部まで
の基端部23aは密着巻とされ、上記中間部から頭部1
5に固着された先端までの先端部23bはコイルピッチ
が開けられている。そして、この実施例では、放射線不
透過性材料からなる内側コイル64もコイルピッチが開
けられたものからなっている。また、内側コイル64
は、その基端を前記外側コイルの中間部と一緒にろう材
18で芯線12に固着されており、その先端はフリーと
なっている。
様に、外側コイル23の中間部が芯線12にろう材18
で固着され、外側コイル23の基端から上記中間部まで
の基端部23aは密着巻とされ、上記中間部から頭部1
5に固着された先端までの先端部23bはコイルピッチ
が開けられている。そして、この実施例では、放射線不
透過性材料からなる内側コイル64もコイルピッチが開
けられたものからなっている。また、内側コイル64
は、その基端を前記外側コイルの中間部と一緒にろう材
18で芯線12に固着されており、その先端はフリーと
なっている。
【0036】この実施例では、外側コイル23の先端部
23b及び内側コイル64のいずれもコイルピッチが開
けられたものとなっているので、先端部の柔軟性がより
良好に得られる。また、内側コイル64は、その基端を
外側コイル23の中間部でろう材18により芯線12に
固着されているが、そのろう付け幅wを好ましくは1mm
以下とすることにより、ガイドワイヤの先端部の柔軟性
を損なうことがなく、応力が集中して折れ曲がりやすい
部分等が形成されることを防止できる。
23b及び内側コイル64のいずれもコイルピッチが開
けられたものとなっているので、先端部の柔軟性がより
良好に得られる。また、内側コイル64は、その基端を
外側コイル23の中間部でろう材18により芯線12に
固着されているが、そのろう付け幅wを好ましくは1mm
以下とすることにより、ガイドワイヤの先端部の柔軟性
を損なうことがなく、応力が集中して折れ曲がりやすい
部分等が形成されることを防止できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガイドワ
イヤによれば、芯線の先端部に外側コイルと内側コイル
とを設け、内側コイルを放射線不透過性材料とし、内側
コイルはその先端又は基端のみを固着した構造からなる
ので、放射線透視によりガイドワイヤの先端位置を容易
にかつ正確に確認することができる。また、外側コイル
が一本の連続したコイルからなり、内側コイルの一方の
端部はフリーとされているので、ガイドワイヤの先端部
の柔軟性が十分に維持される。更に、ガイドワイヤの先
端部の途中において、長いろう付け部分を設ける必要が
なくなるので、ろう付け部分によってガイドワイヤの先
端部の柔軟性が損なわれたり、曲げ応力が集中して折損
しやすくなったりすることが防止される。
イヤによれば、芯線の先端部に外側コイルと内側コイル
とを設け、内側コイルを放射線不透過性材料とし、内側
コイルはその先端又は基端のみを固着した構造からなる
ので、放射線透視によりガイドワイヤの先端位置を容易
にかつ正確に確認することができる。また、外側コイル
が一本の連続したコイルからなり、内側コイルの一方の
端部はフリーとされているので、ガイドワイヤの先端部
の柔軟性が十分に維持される。更に、ガイドワイヤの先
端部の途中において、長いろう付け部分を設ける必要が
なくなるので、ろう付け部分によってガイドワイヤの先
端部の柔軟性が損なわれたり、曲げ応力が集中して折損
しやすくなったりすることが防止される。
【図1】本発明のガイドワイヤの一実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】本発明のガイドワイヤの他の実施例を示す断面
図である。
図である。
【図3】従来のガイドワイヤの一例を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図4】従来のガイドワイヤの他の例を示す断面図であ
る。
る。
【図5】従来のガイドワイヤの更に他の例を示す断面図
である。
である。
【図6】本発明のガイドワイヤの更に他の例を示す断面
図である。
図である。
11、21、61 ガイドワイヤ 12 芯線 12a 芯線の先端部 13、23 外側コイル 23a 外側コイルの基端部 23b 外側コイルの先端部 14、64 内側コイル 15 頭部
Claims (7)
- 【請求項1】 先端部が次第に細くなるように形成され
た芯線と、この芯線の先端に形成された丸みを有する頭
部と、この頭部に先端を固着されると共に、前記芯線の
細くなり始める部分に基端を固着された外側コイルとを
備えているガイドワイヤにおいて、前記外側コイルの内
側に、放射線不透過性材料からなり、前記外側コイルよ
りも短い内側コイルが配置され、この内側コイルは、先
端が前記頭部に固着され、基端はフリーとされているこ
とを特徴とする医療用ガイドワイヤ。 - 【請求項2】 前記外側コイルの少なくとも先端部は、
コイルの初張力を除いてあるか、又はコイルのピッチが
開けられている請求項1記載の医療用ガイドワイヤ。 - 【請求項3】 前記内側コイルは、コイルの初張力を除
いてあるか、又はコイルのピッチが開けられている請求
項1又は2記載の医療用ガイドワイヤ。 - 【請求項4】 前記外側コイルの中間部が、前記内側コ
イルのフリーとされた基端より基部側で、前記芯線に固
着されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の医療
用ガイドワイヤ。 - 【請求項5】 先端部が次第に細くなるように形成され
た芯線と、この芯線の先端に形成された丸みを有する頭
部と、この頭部に先端を固着されると共に、前記芯線の
細くなり始める部分に基端を固着された外側コイルとを
備えているガイドワイヤにおいて、前記外側コイルは、
その中間部も前記芯線に固着されており、前記外側コイ
ルの内側に、放射線不透過性材料からなり、前記外側コ
イルよりも短い内側コイルが配置され、この内側コイル
は、基端が前記外側コイルの中間部と一緒に前記芯線に
固着され、先端はフリーとされていることを特徴とする
医療用ガイドワイヤ。 - 【請求項6】 前記外側コイルの少なくとも先端部は、
コイルの初張力を除いてあるか、又はコイルのピッチが
開けられている請求項5記載の医療用ガイドワイヤ。 - 【請求項7】 前記内側コイルは、コイルの初張力を除
いてあるか、又はコイルのピッチが開けられている請求
項5又は6記載の医療用ガイドワイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6336335A JPH08173547A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 医療用ガイドワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6336335A JPH08173547A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 医療用ガイドワイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08173547A true JPH08173547A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18298062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6336335A Pending JPH08173547A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 医療用ガイドワイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08173547A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004208704A (ja) * | 2002-11-13 | 2004-07-29 | Nippon Cable Syst Inc | 医療用ガイドワイヤ |
JP2006511304A (ja) * | 2002-12-23 | 2006-04-06 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | ガイドワイヤのチップ構造 |
EP1685869A1 (en) | 2005-01-26 | 2006-08-02 | Asahi Intecc Co., Ltd. | A medical guide wire |
JP2006519072A (ja) * | 2003-02-26 | 2006-08-24 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 長尺状体内医療器具 |
US7278974B2 (en) | 2004-03-15 | 2007-10-09 | Asahi In Tecc Co., Ltd. | Medical guide wire |
JP2008307367A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-12-25 | Terumo Corp | ガイドワイヤ |
EP2263736A1 (en) | 2009-06-16 | 2010-12-22 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical Guidewire |
EP2263735A1 (en) | 2009-06-16 | 2010-12-22 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical Guidewire |
EP2263737A1 (en) | 2009-06-16 | 2010-12-22 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
JP2011130976A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Asahi Intecc Co Ltd | ガイドワイヤ |
JP2011255099A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Asahi Intecc Co Ltd | 医療用ガイドワイヤ |
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JP2016073568A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-12 | 朝日インテック株式会社 | ガイドワイヤ |
CN116850430A (zh) * | 2023-09-05 | 2023-10-10 | 易生科技(北京)有限公司 | 导丝 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP6336335A patent/JPH08173547A/ja active Pending
Cited By (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1685869A1 (en) | 2005-01-26 | 2006-08-02 | Asahi Intecc Co., Ltd. | A medical guide wire |
JP2012139606A (ja) * | 2006-12-28 | 2012-07-26 | Terumo Corp | ガイドワイヤ |
JP2008307367A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-12-25 | Terumo Corp | ガイドワイヤ |
US8852126B2 (en) | 2009-06-16 | 2014-10-07 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
US8262588B2 (en) | 2009-06-16 | 2012-09-11 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
US9017268B2 (en) | 2009-06-16 | 2015-04-28 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
USRE45444E1 (en) | 2009-06-16 | 2015-03-31 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
US8961434B2 (en) | 2009-06-16 | 2015-02-24 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
EP2438955A1 (en) | 2009-06-16 | 2012-04-11 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical Guidewire |
EP2438956A1 (en) | 2009-06-16 | 2012-04-11 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical Guidewire |
US8956310B2 (en) | 2009-06-16 | 2015-02-17 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
US8951210B2 (en) | 2009-06-16 | 2015-02-10 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
EP2263737A1 (en) | 2009-06-16 | 2010-12-22 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
EP2263735A1 (en) | 2009-06-16 | 2010-12-22 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical Guidewire |
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EP2514476A1 (en) | 2009-06-16 | 2012-10-24 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Medical guidewire |
US8608670B2 (en) | 2009-12-25 | 2013-12-17 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Guidewire |
JP2011130976A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Asahi Intecc Co Ltd | ガイドワイヤ |
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