JP7110555B2 - 注出ノズルを有する包装袋 - Google Patents
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Description
プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を備える積層体からなる、包装袋であって、
該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
該胴部は、胴前部および胴後部から構成されて、側端部および上端部をヒートシールされており、
該胴部の下部において、胴前部と胴後部の間に底板がヒートシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
該胴前部の上部には、胴前部から張り出した分岐が形成されており、
該分岐は、胴前部を包装袋上方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐前面フィルムと、胴前部を包装袋下方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐後面フィルムとが、重ね合わせられてその周縁部がヒートシールされ注出ノズルが形成されており、該注出ノズルの先端部は、少なくともその一部が分岐から除去可能に設けられ、
該先端部の少なくともその一部の除去によって、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
該胴前部において、分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の幅方向の中心線に対して両側に、分岐の高さ位置近傍から下方に向かう凹み型の線加工が、前記注出ノズルに入り込むことなく設けられており、前記凹み型の線加工は、縦方向に平行、あるいは下方に向けてハの字に広がって、設けられていると共に、
分岐の高さ位置を跨ぐ線加工が一切設けられていないことを特徴とする、注出ノズルを有する包装袋である。
装袋の提供が可能になる。
1)、および底部(2)、および分岐(3)から構成されている。
すなわち、前述のように注ぎ口を上側にした際に、この凹み型の線加工(15)によって幅方向の中心部が膨らむことで、包装袋(100)を手で持った際に分岐(3)や注出ノズルが折れることなく安定した形状を保つことができ、注ぎ口(20)が開口している状態では、幅方向の中心部の膨らみにより開口の状態を保持することができ、注ぎ口(20)が閉塞することなく内容物(18)の注ぎ出しの継続が可能である。
本発明による注出ノズルを有する包装袋(100)においては、胴前部の上部には、胴前部からから張り出した分岐(3)が形成されており、分岐は、胴前部(4)を包装袋上方から分岐の高さ位置(A)を越えて延長される分岐前面フィルム(9)と、胴前部(4)を包装袋下方から分岐の高さ位置(A)を越えて延長される分岐後面フィルム(10)とが、重ね合わせられて側端部および先端部をヒートシールされてなる。
加えて、注ぎ口(20)を上側にした際に、この凹み型の線加工(15)によって幅方向の中心部が膨らむことで、包装袋(100)を手で持った際に分岐(3)が折れることなく安定した形状を保つことができ、注ぎ口が開口している状態では、幅方向中心部の膨らみにより開口の状態を保持することができ、注ぎ口(20)が閉塞することなく内容物の注ぎ出しの安定した継続が可能である。
2・・・底部
3・・・分岐
4・・・胴前部
5・・・胴後部
6・・・側端部
7・・・上端部
8・・・底板
9・・・分岐前面フィルム
10・・・分岐後面フィルム
11・・・注出ノズルの先端部
12・・・下端部
13・・・切り込み
14・・・開封予定線
15・・・凹み型の線加工
16・・・矢印
17・・・矢印
18・・・内容物
19・・・底板ヒートシール部
20・・・注ぎ口
21・・・容器内側の中心
22・・・容器内側の左右の根元
23・・・注出ノズル先端シール部
24・・・注出ノズル側縁シール部
25・・・矢印
26・・・矢印
27・・・分岐の高さ位置より上の胴部
28・・・分岐の高さ
100・・・包装袋
A・・・分岐の高さ位置
B・・・胴前部の下端
C・・・中間
D・・・中心線
F・・・直線
Claims (9)
- プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を備える積層体からなる、包装袋であって、
該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
該胴部は、胴前部および胴後部から構成されて、側端部および上端部をヒートシールされており、
該胴部の下部において、胴前部と胴後部の間に底板がヒートシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
該胴前部の上部には、胴前部から張り出した分岐が形成されており、
該分岐は、胴前部を包装袋上方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐前面フィルムと、胴前部を包装袋下方から分岐の高さ位置を越えて延長される分岐後面フィルムとが、重ね合わせられてその周縁部がヒートシールされ注出ノズルが形成されており、該注出ノズルの先端部は、少なくともその一部が分岐から除去可能に設けられ、
該先端部の少なくともその一部の除去によって、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
該胴前部において、分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の幅方向の中心線に対して両側に、分岐の高さ位置近傍から下方に向かう凹み型の線加工が、前記注出ノズルに入り込むことなく設けられており、前記凹み型の線加工は、縦方向に平行、あるいは下方に向けてハの字に広がって、設けられていると共に、
分岐の高さ位置を跨ぐ線加工が一切設けられていないことを特徴とする、注出ノズルを有する包装袋。 - 前記注ぎ口は、先端部に設けられた易開封可能な開封予定線を開封して形成されることを特徴とする、請求項1に記載の注出ノズルを有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、それぞれが連続線で設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の注出ノズルを有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、胴前部の幅方向の中心線に対して左右対称な位置に設けられていることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれかに記載の注出ノズルを有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、胴前部において分岐の高さ位置より下方、かつ胴前部の下端と
分岐の高さ位置との中間から上方の領域に設けられていることを特徴とする、請求項1~請求項4のいずれかに記載の注出ノズルを有する包装袋。 - 前記凹み型の線加工は、胴前部の幅方向の中心線に対して、左右どちらかまたは両方において複数本、設けられていることを特徴とする、請求項1~請求項5のいずれかに記載の注出ノズルを有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、胴前部幅方向の中心線と、注出ノズル先端シール部の容器内側の中心と注出ノズル側縁シール部の容器内側の左右の根元を結んで延長される直線とに、挟まれる領域に設けられていることを特徴とする、請求項1~請求項6のいずれかに記載の注出ノズルを有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、幅が0.5mm~5mmの範囲であることを特徴とする、請求項1~請求項7のいずれかに記載の注出ノズルを有する包装袋。
- 前記凹み型の線加工は、互いに間隔が5mm以上あいていることを特徴とする、請求項1~請求項8のいずれかに記載の注出ノズルを有する包装袋。
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JP2017134482A JP7110555B2 (ja) | 2017-07-10 | 2017-07-10 | 注出ノズルを有する包装袋 |
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