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JP7069885B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本明細書が開示する技術は、3レベルインバータ回路に用いられる半導体装置に関する。
特許文献1に、インバータ回路といった電力変換回路に用いられる半導体モジュールが開示されている。この半導体モジュールは、二つの半導体素子を有しており、例えばインバータ回路において上下のアームを構成する。
特開2016-100479号公報
一般に、例えばインバータ回路に代表される電力変換回路では、比較的に大きな電力が制御されることから、個々の半導体素子(例えば、スイッチング素子)にかかる電圧も比較的に高い。従って、各半導体素子には、比較的に高い耐圧性が必要とされる。個々の半導体素子に印加される電圧を低減させる手法の一つとして、3レベルインバータ回路を採用することが挙げられる。しかしながら、3レベルインバータ回路は、通常のインバータ回路よりも複雑な構造を有している。例えば、上記した半導体モジュールを用いて、3レベルインバータ回路を構成することを考える。この場合、その一相分の回路を形成するだけでも、上記した半導体モジュールが二つ必要になるとともに、二つのダイオード素子を備える第3の半導体モジュールがさらに必要となる。これにより、3レベルインバータ回路全体で必要となる半導体モジュールの個数は増加し、それに伴って、半導体モジュール間を電気的に繋ぐ配線(例えばバスバー)の数も増加し、複雑化する。本明細書は、3レベルインバータ回路を簡素に実現し得る半導体モジュールを提供する。
本明細書は、3レベルインバータ回路に用いられる半導体装置を開示する。この半導体装置は、第1半導体モジュールと、第2半導体モジュールとを備える。第1半導体モジュールは、直列接続された二つのスイッチング素子と、二つの第1スイッチング素子の間にカソード電極が接続された第1ダイオード素子とを有する。第2半導体モジュールは、直列接続された二つの第2スイッチング素子と、二つの第2スイッチング素子の間にアノード電極が接続された第2ダイオード素子とを有する。第1半導体モジュールは、二つの第1スイッチング素子の一方に接続された高電位端子と、第1ダイオード素子のアノード電極に接続された中点端子と、二つの第1スイッチング素子の他方に接続された出力端子とを有する。第2半導体モジュールは、二つの第2スイッチング素子の一方に接続された低電位端子と、第2ダイオード素子のカソード電極に接続された中点端子と、二つの第2スイッチング素子の他方に接続された出力端子とを有する。
第1半導体モジュールでは、高電位端子、中点端子及び出力端子が、この順序で配列されており、第2半導体モジュールでは、低電位端子、中点端子及び出力端子が、この順序で配列されている。第1半導体モジュールの中点端子及び第2半導体モジュールの中点端子は互いに接続されており、第1半導体モジュールの出力端子及び第2半導体モジュールの出力端子は互いに接続されている。
上記した半導体装置では、各々の半導体モジュールが、二つのスイッチング素子に加えて、ダイオード素子をさらに内蔵する。これにより、ダイオード素子のみを有する半導体モジュールが必要とされず、3レベルインバータ回路における一相分の回路を、二つの半導体モジュールによって構成することができる。必要とされる半導体モジュールの数が削減されることから、半導体モジュール間を接続する配線(例えばバスバー)の数を削減し、簡素にすることができる。
第1半導体モジュールでは、高電位端子、中点端子及び出力端子が、この順序で配列されており、第2半導体モジュールでは、低電位端子、中点端子及び出力端子が、この順序で配列されている。このような配列によると、第1半導体モジュールと第2半導体モジュールとを隣接配置したときに、二つの半導体モジュールの中点端子が互いに隣接し、かつ、出力端子も互いに隣接する。これにより、各々の半導体モジュールの中点端子の間、及び、各々の半導体モジュールの出力端子の間を互いに接続し易い。特に、半導体モジュール間を接続する配線(バスバー等)を短くすることができるので、配線(バスバー等)のインダクタンスが低減することによって、スイッチング時に生じるサージ電圧を抑制することができる。これにより、半導体素子のスイッチング損失が低減されるとともに、半導体素子に必要とされる耐圧性を緩和することができる。
実施例の半導体装置10の構造を示す模式図である。 半導体装置10の電子回路図。 半導体装置10における第1半導体モジュール20の内部構造を示す。 半導体装置10における上側放熱板36、56を除いた第1半導体モジュール20の内部構造を示す。 半導体装置10における第2半導体モジュール60の内部構造を示す。 半導体装置10における上側放熱板76、86、96を除いた第2半導体モジュール60の内部構造を示す。
図1-図6を参照して、実施例の半導体装置10について説明する。本実施例の半導体装置10は、例えば電気自動車、ハイブリッド車、燃料電池車といった電動自動車における3レベルインバータ回路に採用することができる。図1、2に示すように、半導体装置10は、3レベルインバータ回路の三相のうちの一相の回路を構成することができる。半導体装置10は、互いに並列に接続された第1半導体モジュール20及び第2半導体モジュール60を備える。二つの半導体モジュール等を接続する配線は、例えば銅といった導体によって構成されることができる。一例ではあるが、この配線部材にはバスバーを採用することができる。半導体装置10は、互いに直列に接続された二つの平滑コンデンサC1、C2を備える(図2参照)。二つの平滑コンデンサC1、C2の直列回路は、直流電源(図示省略)に接続される。ここでいう直流電源は、バッテリに限定されず、例えばバッテリと昇圧回路との組み合わせや、発電機とインバータとの組み合わせといった、各種の直流電源を意味する。なお、図1では、半導体モジュール20、60の構成を明示するために、二つの平滑コンデンサC1、C2の図示は省略する。
第1半導体モジュール20は、直列接続された二つのスイッチング素子30、50、第1ダイオード素子40、モールド樹脂22及び複数の外部接続端子24、25、26、28、29を備える。二つのスイッチング素子30、50は、第1スイッチング素子30と第2スイッチング素子50とを含む。第1スイッチング素子30、第2スイッチング素子50及び第1ダイオード素子40は、モールド樹脂22の内部に封止されている。モールド樹脂22は、特に限定されないが、例えばエポキシ樹脂といった熱硬化性樹脂で構成されている。各々の外部接続端子24、25、26、28、29は、モールド樹脂22の内部から外部に亘って延びており、モールド樹脂22の内部で第1スイッチング素子30、第2スイッチング素子50及び第1ダイオード素子40のうちの一つに電気的に接続されている。複数の外部接続端子24、25、26、28、29には、電力用の高電位端子(P端子)24、中点端子(C端子)25及び出力端子(O端子)26と、信号用の二つの第1信号端子群28、29とが含まれる。
第2半導体モジュール60は、直列接続された二つのスイッチング素子70、90、第2ダイオード素子80、モールド樹脂62及び複数の外部接続端子64、65、66、68、69を備える。二つのスイッチング素子70、90は、第3スイッチング素子70と第4スイッチング素子90とを含む。第3スイッチング素子70、第4スイッチング素子90及び第2ダイオード素子80は、モールド樹脂62の内部に封止されている。モールド樹脂62は、特に限定されないが、例えばエポキシ樹脂といった熱硬化性樹脂で構成されている。各々の外部接続端子64、65、66、68、69は、モールド樹脂62の内部から外部に亘って延びており、モールド樹脂62の内部で第3スイッチング素子70、第4スイッチング素子90及び第2ダイオード素子80のうちの一つに電気的に接続されている。複数の外部接続端子64、65、66、68、69は、電力用の低電位端子(N端子)64、中点端子(C端子)65及び出力端子(O端子)66と、信号用の二つの第2信号端子群68、69とが含まれる。
本実施例の半導体装置10では、第1半導体モジュール20の高電位端子24が、直流電源の高電位側に接続され、第2半導体モジュール60の低電位端子64が、直流電源の低電位側に接続される。第1半導体モジュール20の中点端子25及び第2半導体モジュール60の中点端子65は互いに接続されており、二つの平滑コンデンサC1、C2の間の中点に接続されている。即ち、これらの中点端子25、65には、直流電源の中間電圧が印加される。そして、第1半導体モジュール20の出力端子26及び第2半導体モジュール60の出力端子66は互いに接続されている(図1、図2参照)。これらの出力端子26、66は、負荷(ここでは、電動自動車のモータ)へ接続される。
第1半導体モジュール20において、第1スイッチング素子30及び第2スイッチング素子50は、互いに直列に接続されている。本実施例における第1スイッチング素子30及び第2スイッチング素子50は、互いに同種のスイッチング素子である。詳しくは、第1スイッチング素子30及び第2スイッチング素子50は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)とダイオード素子とを内蔵するRC-IGBT(Reverse Conducting IGBT)素子である。但し、第1スイッチング素子30及び第2スイッチング素子50は、RC-IGBT素子に限定されず、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)素子といった他のスイッチング素子であってもよい。あるいは、第1スイッチング素子30及び第2スイッチング素子50の各々は、ダイオード素子とIGBT素子(又はMOSFET素子)といった二以上の半導体素子に置き換えられてもよい。また、第1スイッチング素子30と、第2スイッチング素子50と、第1ダイオード素子40とに用いられる半導体材料については、特に限定されず、例えばシリコン(Si)、炭化シリコン(SiC)、又は、窒化ガリウム(GaN)といった窒化物半導体であってよい。
図2、図3に示すように、第1スイッチング素子30及び第2スイッチング素子50は、それぞれ、不図示のエミッタ電極(あるいはソース電極)及びコレクタ電極(あるいはドレイン電極)と、複数の信号パッド30a、50aとを備える。各々のエミッタ電極及び信号パッド30a、50aは、第1スイッチング素子30の上面、及び、第2スイッチング素子50の上面において、個々に位置している。各々のコレクタ電極は、第1スイッチング素子30の下面及び第2スイッチング素子50の下面において、個々に位置している。第1ダイオード素子40は、不図示のカソード電極と、アノード電極とを備える。カソード電極は、第1ダイオード素子40の上面に位置しており、アノード電極は、第1ダイオード素子40の下面に位置している。各々の半導体素子30、40、50の各電極を構成する材料には、特に限定されないが、アルミニウム系又はその他の金属を採用することができる。
図3、図4に示すように、第1半導体モジュール20は、複数の導体スペーサ34、44、54と、上記した各半導体素子30、40、50を挟んで対向する複数の上側放熱板36、56及び複数の下側放熱板32、42、52とを備える。各々の半導体素子30、40、50と各々の上側放熱板36、56との間には、複数の導体スペーサ34、54、64がそれぞれ介挿されている。複数の導体スペーサ34、44、54は、第1導体スペーサ34と第2導体スペーサ44と第3導体スペーサ54とを含む。各々の導体スペーサ34、44、54は、例えば銅又はその他の金属といった導電性を有する材料を用いて構成されている。第1導体スペーサ34は、概して板形状あるいはブロック形状の部材であり、上面34aと、上面34aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有する。第2導体スペーサ44は、概して板形状あるいはブロック形状の部材であり、上面44aと、上面44aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有する。第3導体スペーサ54は、概して板形状あるいはブロック形状の部材であり、上面54aと、上面54aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有する。各々の導体スペーサ34、44、54は、モールド樹脂22内に位置している。第1導体スペーサ34の上面34a及び第2導体スペーサ44の上面44aは、後述する第1上側放熱板36の下面にそれぞれはんだ付けされる。第3導体スペーサ54の上面54aは、後述する第2上側放熱板56の下面にはんだ付けされる。第1導体スペーサ34の下面は、第1スイッチング素子30のエミッタ電極にはんだ付けされる。第2導体スペーサ44の下面は、第1ダイオード素子40のカソード電極にはんだ付けされる。第3導体スペーサ54の下面は、第2スイッチング素子50のエミッタ電極にはんだ付けされる。即ち、各々の導体スペーサ34、44、54は、各々の半導体素子30、40、50にそれぞれ電気的に接続されている。複数の導体スペーサ34、44、54は必ずしも必要ではなく、二つの第1信号端子群28、29を第1スイッチング素子30及び第2スイッチング素子50に接続するためのスペースを確保する。
複数の下側放熱板32、42、52及び複数の上側放熱板36、56は、例えば銅、アルミニウム又はその他の金属といった熱伝導性に優れた材料で構成されている。複数の下側放熱板32、42、52は、第1下側放熱板32と第2下側放熱板42と第3下側放熱板52とを含む。第1下側放熱板32は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面32aと、上面32aとは反対側に位置する下面32bとを有している。第2下側放熱板42は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面42aと、上面42aとは反対側に位置する下面42bとを有している。第3下側放熱板52は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面52aと、上面52aとは反対側に位置する下面52bとを有している。各々の下側放熱板32、42、52の下面32b、42b、52bは、モールド樹脂22の下面22bにおいて、外部にそれぞれ露出されている。第1下側放熱板32の上面32aは、第1スイッチング素子30のコレクタ電極にはんだ付けされる。第2下側放熱板42の上面42aは、第1ダイオード素子40のアノード電極にはんだ付けされる。第3下側放熱板52の上面52aは、第2スイッチング素子50のコレクタ電極にはんだ付けされる。即ち、各々の下側放熱板32、42、52は、各々の半導体素子30、40、50とそれぞれ電気的及び熱的に接続されている。これにより、各々の下側放熱板32、42、52は、第1半導体モジュール20の電気回路の一部を構成するだけでなく、各々の半導体素子30、40、50の熱を外部に放出する放熱板としても機能する。
加えて、第3下側放熱板52は、継手部52cを有する。第3下側放熱板52の継手部52cの上面は、後述する第1上側放熱板36の下面にはんだ付けされる。第3下側放熱板52の構成は、特に限定されず、別体で形成された継手を有していてもよい。
複数の上側放熱板36、56は、第1上側放熱板36と第2上側放熱板56とを含む。第1上側放熱板36は、概してL字形状を有する板形状又は角柱形状の部材であり、上面36aと、上面36aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有している。第2上側放熱板56は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面56aと、上面56aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有している。但し、第1上側放熱板36及び第2上側放熱板56の形状は、平面視したときに表面形状が上記の形状に限定されず、他の形状を有していてもよい。一例ではあるが、上側放熱板36、56を構成する部材には、バスバーが採用されていてもよい。
第1上側放熱板36の上面36a及び第2上側放熱板56の上面56aは、モールド樹脂22の上面22aにおいて、外部に露出されている。前述したが第1上側放熱板36の下面は、第1導体スペーサ34の上面34a及び第2導体スペーサ44の上面44aにはんだ付けされる。即ち、第1上側放熱板36は、第1導体スペーサ34及び第2導体スペーサ44を介して、第1スイッチング素子30及び第1ダイオード素子40と、熱的及び電気的に接続される。前述したが、第2上側放熱板56の下面は、第3導体スペーサ54の上面54aにはんだ付けされる。即ち、第2上側放熱板56は、第3導体スペーサ54を介して、第2スイッチング素子50と熱的及び電気的に接続される。これにより、各々の上側放熱板36、56は、第1半導体モジュール20の電気回路の一部を構成するだけでなく、各々の半導体素子30、40、50の熱を外部に放出する放熱板としても機能する。このように、本実施例の第1半導体モジュール20は、モールド樹脂22の両面22a、22bに下側放熱板32、42、52及び上側放熱板36、56が露出される両面冷却構造を有する。
加えて、一例ではあるが、第1上側放熱板36の下面は、そのL字形状の一端において第1導体スペーサ34の上面34aに接続されており、他端において第3下側放熱板52の上面52aに接続されている。そして、第1上側放熱板36の一端及び他端の間において、第2導体スペーサ44の上面44aに接続されている。従って、第1上側放熱板36は、第1導体スペーサ34及び第2導体スペーサ44に加えて、第3下側放熱板52とも電気的に接続される。また、第2上側放熱板56の下面は、その長手方向の一端において第3導体スペーサ54に接続されており、他端において第1半導体モジュール20の出力端子26に接続されている。従って、第2上側放熱板56は、第3導体スペーサ54に加えて、出力端子26とも電気的に接続される。このように、第1上側放熱板36及び第2上側放熱板56は、第1半導体モジュール20内において電気回路を繋ぐ中継部材としても機能する。第1半導体モジュール20において、第1上側放熱板36と第3下側放熱板52との間及び第2上側放熱板56と出力端子26との間は、例えば、はんだ付けによって接合されていてもよい。
第2半導体モジュール60において、第3スイッチング素子70及び第4スイッチング素子90は、互いに直列に接続されている。本実施例における第3スイッチング素子70及び第4スイッチング素子90は、互いに同種のスイッチング素子である。詳しくは、第3スイッチング素子70及び第4スイッチング素子90は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)とダイオード素子とを内蔵するRC-IGBT(Reverse Conducting IGBT)素子である。但し、第3スイッチング素子70及び第4スイッチング素子90は、RC-IGBT素子に限定されず、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)素子といった他のスイッチング素子であってもよい。あるいは、第3スイッチング素子70及び第4スイッチング素子90の各々は、ダイオード素子とIGBT素子(又はMOSFET素子)といった二以上の半導体素子に置き換えられてもよい。また、第3スイッチング素子70と、第4スイッチング素子90と、第2ダイオード素子80とに用いられる半導体材料については、特に限定されず、例えばシリコン(Si)、炭化シリコン(SiC)、又は、窒化ガリウム(GaN)といった窒化物半導体であってよい。
図2、図5に示すように、第3スイッチング素子70及び第4スイッチング素子90は、それぞれ不図示のエミッタ電極(あるいはソース電極)及びコレクタ電極(あるいはドレイン電極)とそれぞれ複数の信号パッド70a、90aとを備える。各々のエミッタ電極及び信号パッド70a、90aは、第3スイッチング素子70の上面、及び、第4スイッチング素子90の上面において、個々に位置している。各々のコレクタ電極は、第3スイッチング素子70及び第4スイッチング素子90の下面において、個々に位置している。第2ダイオード素子80は、不図示のカソード電極と、アノード電極とを備える。カソード電極は、第2ダイオード素子80の上面に位置しており、アノード電極は、第2ダイオード素子80の下面に位置している。各々の半導体素子70、80、90の各電極を構成する材料には、特に限定されないが、アルミニウム系又はその他の金属を採用することができる。
図5、図6に示すように、第2半導体モジュール60は、複数の導体スペーサ74、84、94と、上記した各半導体素子70、80、90を挟んで対向する複数の上側放熱板76、86、96及び複数の下側放熱板72、92とを備える。各々の半導体素子70、80、90と各々の上側放熱板76、86、96との間には、複数の導体スペーサ74、84、94がそれぞれ介挿されている。複数の導体スペーサ74、84、94は、第4導体スペーサ74と第5導体スペーサ84と第6導体スペーサ94とを含む。各々の導体スペーサ74、84、94は、例えば銅又はその他の金属といった導電性を有する材料を用いて構成されている。第4導体スペーサ74は、概して板形状あるいはブロック形状の部材であり、上面74aと、上面74aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有する。第5導体スペーサ84は、概して板形状あるいはブロック形状の部材であり、上面84aと、上面84aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有する。第6導体スペーサ94は、概して板形状あるいはブロック形状の部材であり、上面94aと、上面94aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有する。各々の導体スペーサ74、84、94は、モールド樹脂62内に位置している。第4導体スペーサ74の上面74aは、後述する第3上側放熱板76の下面にそれぞれはんだ付けされる。第5導体スペーサ84の上面84aは、後述する第4上側放熱板86の下面にそれぞれはんだ付けされる。第6導体スペーサ94の上面94aは、後述する第5上側放熱板96の下面にはんだ付けされる。第4導体スペーサ74の下面は、第3スイッチング素子70のエミッタ電極にはんだ付けされる。第5導体スペーサ84の下面は、第2ダイオード素子80のカソード電極にはんだ付けされる。第6導体スペーサ94の下面は、第4スイッチング素子90のエミッタ電極にはんだ付けされる。即ち、各々の導体スペーサ74、84、94は、各々の半導体素子70、80、90にそれぞれ電気的に接続されている。複数の導体スペーサ74、84、94は必ずしも必要ではなく、二つの第2信号端子群68、69を第3スイッチング素子70及び第4スイッチング素子90に接続するためのスペースを確保する。
複数の下側放熱板72、92及び複数の上側放熱板76、86、96は、例えば銅、アルミニウム又はその他の金属といった熱伝導性に優れた材料で構成されている。複数の下側放熱板72、92は、第4下側放熱板72と第5下側放熱板92とを含む。第4下側放熱板72は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面72aと、上面72aとは反対側に位置する下面72bとを有している。第5下側放熱板92は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面92aと、上面92aとは反対側に位置する下面92bとを有している。各々の下側放熱板72、92の下面72b、92bは、モールド樹脂62の下面62bにおいて、外部にそれぞれ露出されている。第4下側放熱板72の上面72aは、第3スイッチング素子70のコレクタ電極及び第2ダイオード素子80のアノード電極とはんだ付けされる。第5下側放熱板92の上面92aは、第4スイッチング素子90のコレクタ電極とはんだ付けされる。即ち、各々の下側放熱板72、92は、各々の半導体素子70、80、90とそれぞれ電気的及び熱的に接続されている。これにより、各々の下側放熱板72、92は、第2半導体モジュール60の電気回路の一部を構成するだけでなく、各々の半導体素子70、80、90の熱を外部に放出する放熱板としても機能する。
複数の上側放熱板76、86、96は、第3上側放熱板76と第4上側放熱板86と第5上側放熱板96とを含む。第3上側放熱板76は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面76aと、上面76aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有している。第4上側放熱板86は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面86aと、上面86aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有している。第5上側放熱板96は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面96aと、上面96aとは反対側に位置する下面(不図示)とを有している。但し、第3上側放熱板76、第4上側放熱板86、及び第5上側放熱板96の形状は、平面視したときに表面形状が矩形状に限定されず、他の形状を有していてもよい。一例ではあるが、上側放熱板76、86、96を構成する部材には、バスバーが採用されていてもよい。
第3上側放熱板76の上面76a、第4上側放熱板86の上面86a及び第5上側放熱板96の上面96aは、モールド樹脂62の上面62aにおいて、外部に露出されている。前述したが、第3上側放熱板76の下面は、第4導体スペーサ74の上面74aにはんだ付けされる。前述したが、第4上側放熱板86の下面は、第5導体スペーサ84の上面84aにはんだ付けされる。前述したが、第5上側放熱板96の下面は、第6導体スペーサ94の上面94aにはんだ付けされる.即ち、各々の上側放熱板76、86、96は、各々の導体スペーサ74、84、94を介して、各々の半導体素子70、80、90と熱的及び電気的に接続される。これにより、各々の上側放熱板76、86、96は、第2半導体モジュール60の電気回路の一部を構成するだけでなく、各々の半導体素子70、80、90の熱を外部に放出する放熱板としても機能する。このように、本実施例の第2半導体モジュール60は、モールド樹脂62の両面62a、62bに下側放熱板72、92及び上側放熱板76、86、96が露出される両面冷却構造を有する。
加えて、一例ではあるが、第3上側放熱板76の下面は、その長手方向の一端において第4導体スペーサ74に接続されており、他端において低電位端子64に接続されている。従って、第3上側放熱板76は、第4導体スペーサ74に加えて、低電位端子64とも電気的に接続される。第4上側放熱板86の下面は、その長手方向の一端において第5導体スペーサ84に接続されており、他端において第2半導体モジュール60の中点端子65に接続されている。従って、第4上側放熱板86は、第5導体スペーサ84に加えて、中点端子65とも電気的に接続される。第5上側放熱板96の下面は、その長手方向の一端において第6導体スペーサ94の上面94aに接続されており、他端において第4下側放熱板72の上面72aに接続されている。従って、第5上側放熱板96は、第6導体スペーサ94に加えて、第4下側放熱板72とも電気的に接続される。このように、第3上側放熱板76、第4上側放熱板86及び第5上側放熱板96は、第2半導体モジュール60内において電気回路を繋ぐ中継部材としても機能する。第2半導体モジュール60において、第3上側放熱板76と低電位端子64との間、第4上側放熱板86と中点端子65との間、及び、第5上側放熱板96と第4下側放熱板72との間は、例えば、はんだ付けによって接合されていてもよい。
本実施例において各半導体モジュール20、60内部における各部材間の接合ははんだ付けを採用したが、はんだ付けに限定されず、他の接合方法によって接合されてもよい。ここで、一例ではあるが、第1下側放熱板32、第2下側放熱板42及び第3下側放熱板52は、半導体装置10の製造段階において、複数の外部接続端子24、25、26、28、29と一体となったリードフレームの形で用意されてもよい。同様に、一例ではあるが、第4下側放熱板72及び第5下側放熱板92は、半導体装置10の製造段階において、複数の外部接続端子64、65、66、68、69と一体となったリードフレームの形で用意されてもよい。
上述したように、本実施例において、第1半導体モジュール20は、高電位端子24、中点端子25及び出力端子26を有する。第1半導体モジュール20では、高電位端子24、中点端子25及び出力端子26が、この順序で配列されている。本実施例における高電位端子24、中点端子25及び出力端子26は、例えば銅で構成されている。但し、高電位端子24、中点端子25及び出力端子26は銅に限定されず、他の導体で構成されていてもよい。高電位端子24は、モールド樹脂22内部において、第1下側放熱板32に接続されている。中点端子25は、モールド樹脂22内部において、第2下側放熱板42に接続されている。出力端子26は、モールド樹脂22内部において、第2上側放熱板56に接続されている。一例ではあるが、高電位端子24及び中点端子25は、それぞれ第1下側放熱板32及び第2下側放熱板42に一体に形成されている。但し、高電位端子24及び中点端子25の一方又は両方が、それぞれ第1下側放熱板32及び第2下側放熱板42に例えば溶接によって接合されていてもよい。
上述したように、本実施例において、第2半導体モジュール60は、低電位端子64、中点端子65及び出力端子66を有する。第2半導体モジュール60では、低電位端子64、中点端子65及び出力端子66が、この順序で配列されている。本実施例における低電位端子64、中点端子65及び出力端子66は、例えば銅で構成されている。但し、低電位端子64、中点端子65及び出力端子66は銅に限定されず、他の導体で構成されていてもよい。低電位端子64は、モールド樹脂62内部において、第3上側放熱板76に接続されている。中点端子65は、モールド樹脂62内部において、第4上側放熱板86に接続されている。出力端子66は、モールド樹脂62内部において、第5下側放熱板92に接続されている。一例ではあるが、出力端子66は、第5下側放熱板92に一体に形成されている。但し、出力端子66は、第5下側放熱板92とは一体に形成されず、第5下側放熱板92に例えば溶接によって接合されていてもよい。
なお、第1半導体モジュール20は、外部接続端子として、複数の第1信号端子群28、29もまた備える。本実施例における複数の第1信号端子群28、29は、第1スイッチング素子30の複数の信号パッド30a及び第2スイッチング素子50の複数の信号パッド50aにそれぞれボンディングワイヤ28a、29aによって接続されている。第2半導体モジュール60は、外部接続端子として、複数の第2信号端子群68、69もまた備える。本実施例における複数の第2信号端子群68、69は、第3スイッチング素子70の複数の信号パッド70a及び第4スイッチング素子90の複数の信号パッド90aにそれぞれボンディングワイヤ68a、69aによって接続されている。
上述したが、本実施例の半導体装置10は、3レベルインバータ回路に用いられる。この半導体装置10において、第1半導体モジュール20は第1スイッチング素子30及び第2スイッチング素子50に加えて、第1ダイオード素子40をさらに内蔵する。第2半導体モジュール60は、第3スイッチング素子70及び第4スイッチング素子90に加えて、第2ダイオード素子80をさらに内蔵する。これにより、ダイオード素子のみを有する半導体モジュールが必要とされず、3レベルインバータ回路における一相分の回路を、二つの半導体モジュール20、60によって構成することができる。必要とされる半導体モジュールの数が削減されることから、半導体モジュール間を接続する配線(例えばバスバー)の数を削減し、簡素にすることができる。
ここで、仮にモータ駆動用回路を全て3レベルインバータ回路にした場合において、従来技術における半導体装置で構成した場合と本実施例の半導体装置10で構成した場合とでそれぞれ必要となる半導体モジュールの総数を比較する。但し、ここで説明する従来技術の半導体装置は、二つの半導体モジュールに加え、ダイオード素子のみを有する第3の半導体モジュールが必要とする場合をいう。まず、従来の半導体装置は、一相あたり3個の半導体モジュールを有する。また、3レベルインバータ回路を三相有し、3個の駆動モータを必要とするため、従来技術における必要な半導体モジュールの総数は、3(個/相)×3(相)×3(駆動モータ数)=27(個)となる。一方、実施例の半導体装置10における必要な半導体モジュールの総数は、一相あたり、二つの半導体モジュール20、60を必要とするため、2(個/相)×3(相)×3(駆動モータ数)=18(個)となる。即ち、従来技術における半導体装置で構成した場合に対して本実施例の半導体装置で構成した場合では、9個の半導体モジュールを低減することができる。それに伴って、半導体モジュール間を接続する配線(例えばバスバー)の数も削減される。
第1半導体モジュール20では、高電位端子24、中点端子25及び出力端子26が、この順序で配列されており、第2半導体モジュール60では、低電位端子64、中点端子65及び出力端子66が、この順序で配列されている。このような配列によると、第1半導体モジュール20と第2半導体モジュール60とを隣接配置したときに、二つの半導体モジュール20、60の中点端子25、65が互いに隣接する。且つ、二つの半導体モジュール20、60の出力端子26、66も互いに隣接する。これにより、各々の半導体モジュール20、60の中点端子25、65の間、及び、各々の半導体モジュール20、60の出力端子26、66の間を互いに接続し易い。特に、半導体モジュール間を接続する配線(バスバー等)を短くすることができるので、配線(バスバー等)のインダクタンスが低減することによって、スイッチング時に生じるサージ電圧を抑制することができる。これにより、半導体素子30、50、70、90のスイッチング損失が低減されるとともに、半導体素子30、50、70、90に必要とされる耐圧性を緩和することができる。
本実施例の半導体装置10は、従来の半導体装置の製造方法と比較して、組み立て工程においてダイオード素子40、80を実装する工程が追加されるが、公知である技術を適宜用いて製造することができる。
本明細書に開示する技術を適用した半導体装置10は、従来技術における半導体装置と組み合わせて、DC-DCコンバータや駆動モータ用インバータ等から成るパワーコントロールユニットを自由に構成することができる。
以上、いくつかの具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものである。
10:半導体装置
20:第1半導体モジュール
22、62:モールド樹脂
24:第1半導体モジュールの高電位端子
25:第1半導体モジュールの中点端子
26:第1半導体モジュールの出力端子
28、29:第1信号端子群
30:第1スイッチング素子
32、42、52:第1半導体モジュールの下側放熱板
34、44、54:第1半導体モジュールの導体スペーサ
36、56:第1半導体モジュールの上側放熱板
40:第1ダイオード素子
50:第2スイッチング素子
60:第2半導体モジュール
64:第2半導体モジュールの低電位端子
65:第2半導体モジュールの中点端子
66:第2半導体モジュールの出力端子
68、69:第2信号端子群
70:第3スイッチング素子
72、92:第2半導体モジュールの下側放熱板
74、84、94:第2半導体モジュールの導体スペーサ
76、86、96:第2半導体モジュールの上側放熱板
80:第2ダイオード素子
90:第4スイッチング素子
C1、C2:平滑コンデンサ

Claims (1)

  1. 3レベルインバータ回路に用いられる半導体装置であって、
    第1半導体モジュールと、第2半導体モジュールと、を備え、
    前記第1半導体モジュールは、
    直列接続された二つの第1スイッチング素子と、
    前記二つの第1スイッチング素子の間にカソード電極が接続された第1ダイオード素子と、
    前記二つの第1スイッチング素子の一方に接続された高電位端子と、
    前記第1ダイオード素子のアノード電極に接続された中点端子と、
    前記二つの第1スイッチング素子の他方に接続された出力端子と、を有し、
    前記第2半導体モジュールは、
    直列接続された二つの第2スイッチング素子と、
    前記二つの第2スイッチング素子の間にアノード電極が接続された第2ダイオード素子と、
    前記二つの第2スイッチング素子の一方に接続された低電位端子と、
    前記第2ダイオード素子のカソード電極に接続された中点端子と、
    前記二つの第2スイッチング素子の他方に接続された出力端子と、を有し、
    前記第1半導体モジュールでは、前記高電位端子、前記中点端子及び前記出力端子が、この順序で配列されており、
    前記第2半導体モジュールでは、前記低電位端子、前記中点端子及び前記出力端子が、この順序で配列されており、
    前記第1半導体モジュールの前記中点端子及び前記第2半導体モジュールの前記中点端子は互いに接続されており、
    前記第1半導体モジュールの前記出力端子及び前記第2半導体モジュールの前記出力端子は互いに接続されている、
    半導体装置。
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