JP6931792B2 - 誘導加熱装置およびその駆動制御方法 - Google Patents
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Description
直流の電圧を出力する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの電力が供給される複数のインバータと、
前記複数のインバータが駆動されて形成されたそれぞれの高周波電流が供給される複数のコイルと、
前記複数のインバータの駆動による前記直流電源回路における電気信号の変化を検出して、前記複数のインバータに供給される電力を検知し、前記複数のインバータを駆動する駆動信号を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数のインバータにおける一方のインバータを駆動する駆動信号を、他方のインバータを駆動する駆動信号に応じて駆動周期が連動するよう制御し、
前記複数のインバータに対する前記直流電源回路からの電流経路が同時に開路となって、前記直流電源回路において蓄電状態となる蓄電動作期間が所定時間間隔を有して生じる駆動信号を形成し、
前記蓄電動作期間における前記直流電源回路の電気信号の変化に基づいて前記複数のインバータに供給される合算電力を検知するように構成されている。
直流の電圧を出力する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの電力が供給される複数のインバータと、
前記複数のインバータが駆動されて形成されたそれぞれの高周波電流が供給される複数のコイルと、
前記複数のインバータの駆動による前記直流電源回路における電気信号の変化を検出して、前記複数のインバータに供給される電力を検知し、前記複数のインバータを駆動する駆動信号を制御する制御部と、を備えた誘導加熱装置の駆動制御方法であって、
前記複数のインバータにおける一方のインバータを駆動する駆動信号が、他方のインバータを駆動する駆動信号に応じて駆動周期を連動させ、
前記複数のインバータに対する前記直流電源回路からの電流経路が同時に開路となって、前記直流電源回路において蓄電状態となる蓄電動作期間が所定時間間隔を有して生じる駆動信号を形成する、および
前記蓄電動作期間における前記直流電源回路の電気信号の変化に基づいて前記複数のインバータに供給される合算電力を検知する、ステップを有する。
直流の電圧を出力する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの電力が供給され、第1高周波電流を形成する第1インバータと、
前記直流電源回路からの電力が供給され、第2高周波電流を形成する第2インバータと、
前記第1インバータから第1高周波電流が供給されることによって第1高周波磁場を発生する第1コイルと、
前記第2インバータから第2高周波電流が供給されることによって第2高周波磁場を発生する第2コイルと、
前記第1インバータおよび前記第2インバータを駆動制御する駆動信号を出力する制御部と、を備えた誘導加熱装置の駆動制御方法であって、
前記第1インバータおよび前記第2インバータの駆動により前記直流電源回路において変化する電気信号を検出し、
前記第1インバータと前記第2インバータが前記制御部により同時に駆動制御されるとき、前記第1インバータの駆動周期が前記第2インバータの駆動周期のn倍または1/n倍(nは自然数)に設定され、
前記第1インバータおよび前記第2インバータに対する前記直流電源回路からの電流経路が同時に開路となる駆動信号の特定の期間において検出された前記電気信号に基づいて、前記第1インバータに供給される電力と前記第2インバータに供給される電力の合算値を算出する、ステップを有する。
直流の電圧を出力する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの電力が供給される複数のインバータと、
前記複数のインバータが駆動されて形成されたそれぞれの高周波電流が供給される複数のコイルと、
前記複数のインバータの駆動による前記直流電源回路における電気信号の変化を検出して、前記複数のインバータに供給される電力を検知し、前記複数のインバータを駆動する駆動信号を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数のインバータにおける一方のインバータを駆動する駆動信号を、他方のインバータを駆動する駆動信号に応じて駆動周期が連動するよう制御し、
前記複数のインバータに対する前記直流電源回路からの電流経路が同時に開路となって、前記直流電源回路において蓄電状態となる蓄電動作期間が所定時間間隔を有して生じる駆動信号を形成し、
前記蓄電動作期間における前記直流電源回路の電気信号の変化に基づいて前記複数のインバータに供給される合算電力を検知するように構成されている。
前記制御部は、前記第1インバータと前記第2インバータとの同時駆動において、前記第1インバータの駆動周期が前記第2インバータの駆動周期のn倍または1/n倍(nは自然数)とするよう構成されてもよい。
前記ローパスフィルタの出力側に前記第1インバータと前記第2インバータが並列に接続されており、
前記制御部が、
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間と、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間とが重複した蓄電動作期間において、前記コンデンサの両端電圧を時間差を有して2回検出し、2回の検出結果に基づいて、前記直流電源回路から前記第1インバータと前記第2インバータに供給される合算電力を算出するよう構成されてもよい。
前記制御部が、
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路から閉路となるタイミングであり、且つ、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が閉路から開路となるタイミングにおいて、前記コンデンサの両端電圧を検出して、前記第2インバータに供給される電力を算出するよう構成されてもよい。
直流の電圧を出力する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの電力が供給される複数のインバータと、
前記複数のインバータが駆動されて形成されたそれぞれの高周波電流が供給される複数のコイルと、
前記複数のインバータの駆動による前記直流電源回路における電気信号の変化を検出して、前記複数のインバータに供給される電力を検知し、前記複数のインバータを駆動する駆動信号を制御する制御部と、を備えた誘導加熱装置の駆動制御方法であって、
前記複数のインバータにおける一方のインバータを駆動する駆動信号が、他方のインバータを駆動する駆動信号に応じて駆動周期を連動させ、
前記複数のインバータに対する前記直流電源回路からの電流経路が同時に開路となって、前記直流電源回路において蓄電状態となる蓄電動作期間が所定時間間隔を有して生じる駆動信号を形成する、および
前記蓄電動作期間における前記直流電源回路の電気信号の変化に基づいて前記複数のインバータに供給される合算電力を検知する、ステップを有する。
前記第1インバータと前記第2インバータとの同時駆動において、前記第1インバータの駆動周期が前記第2インバータの駆動周期のn倍または1/n倍(nは自然数)とする、ステップを含むものでもよい。
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間と、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間とが重複した蓄電動作期間において、前記コンデンサの両端電圧を時間差を有して2回検出し、2回の検出結果に基づいて、前記直流電源回路から前記第1インバータと前記第2インバータに供給される合算電力を算出する、ステップを含むものでもよい。
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路から閉路となるタイミングであり、且つ、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が閉路から開路となるタイミングにおいて、前記コンデンサの両端電圧を検出して、前記第2インバータに供給される電力を算出する、ステップを含むものでもよい。
直流の電圧を出力する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの電力が供給され、第1高周波電流を形成する第1インバータと、
前記直流電源回路からの電力が供給され、第2高周波電流を形成する第2インバータと、
前記第1インバータから第1高周波電流が供給されることによって第1高周波磁場を発生する第1コイルと、
前記第2インバータから第2高周波電流が供給されることによって第2高周波磁場を発生する第2コイルと、
前記第1インバータおよび前記第2インバータを駆動制御する駆動信号を出力する制御部と、を備えた誘導加熱装置の駆動制御方法であって、
前記第1インバータおよび前記第2インバータの駆動により前記直流電源回路において変化する電気信号を検出し、
前記第1インバータと前記第2インバータが前記制御部により同時に駆動制御されるとき、前記第1インバータの駆動周期が前記第2インバータの駆動周期のn倍または1/n倍(nは自然数)に設定され、
前記第1インバータおよび前記第2インバータに対する前記直流電源回路からの電流経路が同時に開路となる駆動信号の特定の期間において検出された前記電気信号に基づいて、前記第1インバータに供給される電力と前記第2インバータに供給される電力の合算値を算出する、ステップを有する。
非接触給電モードが選択されたときは、前記第1インバータを単独で駆動するときの前記第1インバータの駆動周期と、前記第1インバータと前記第2インバータを同時に駆動するときの前記第1インバータの駆動周期が異なってもよい。
前記コンデンサに印加される電圧を検出し、
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間と、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間とが重複した蓄電動作期間において、前記コンデンサの両端電圧を時間差を有して2回検出し、2回の検出結果に基づいて、前記直流電源回路から前記第1インバータと前記第2インバータに供給される合算電力を算出する、ステップを含むものでもよい。
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路から閉路となるタイミングであり、且つ、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が閉路から開路となるタイミングにおいて、前記コンデンサの両端電圧を検出して、前記第2インバータに供給される電力を算出する、ステップを含むものでもよい。
本開示の誘導加熱装置は、通常の誘導加熱対応の誘導加熱調理器具(例えば、鉄鍋等:誘導加熱負荷IH)を加熱できる構成であると共に、Q値が高く、また載置位置により給電コイルと受電コイルの磁気結合の程度を示す結合係数kが変化して受電特性が大きく変化するためにインバータの駆動周期の選定が必要な負荷である非接触の電動機器(非接触機器:非接触給電負荷PS)に対して給電を行うことができる構成、および/または特定の狭い周波数帯域で駆動可能である低抵抗でQ値が高い誘導加熱調理器具(例えば、アルミ鍋、銅鍋:低抵抗誘導加熱負荷IHx)に対して加熱できる構成である。但し、実施の形態1の誘導加熱装置においては、通常の誘導加熱対応の誘導加熱負荷IHを加熱できる構成であると共に、インバータの駆動周期の選定が必要な負荷である非接触給電負荷PSに対して給電できる構成について説明する。
次に、実施の形態1の誘導加熱装置において、第1コイル5の負荷として鉄鍋等の通常の誘導加熱対応の誘導加熱負荷IHを加熱すると共に、第2コイル6の負荷として非接触機器(非接触給電負荷PS)を給電する同時駆動モードについて説明する。即ち、第1コイル5上に対向して載置される負荷は、Q値が低く、駆動周波数を選定することなく所定の駆動周波数でデューティ比を変更して電力制御を行うことが可能な誘導加熱負荷IHである。一方、第2コイル6上に対向して載置される負荷は、載置位置がずれると結合係数kが変化して受電特性が大きく変化し、Q値も高いため、所望の電力を給電するためには駆動周波数の選定が必要である非接触給電負荷PSである。
次に、同時駆動モードにおいて、第1インバータ3および第2インバータ4の駆動により、各コイル(5、6)に供給される電力の検知方法について説明する。図7は、前述の図5に示した同時駆動モードにおける第1インバータ3、第2インバータ4、および電力検知を行うためのAD変換のタイミングを示す波形図である。図7に示す波形図において、誘導加熱負荷IHが第1インバータ3の駆動により加熱され、非接触給電負荷PSが第2インバータ4の駆動により給電される場合である。
図9は、一方のインバータ(3または4)の駆動により誘導加熱負荷IHに対する加熱を行う場合の動作を示すフローチャートである。図9に示すフローチャートにおいては、ユーザが指示部14におけるボタン操作により、第1コイル5による誘導加熱モードを選択した場合の動作である。
なお、図9に示したフローチャートにおいては、ユーザが指示部14におけるボタン操作により、該当するコイル(5、6)の動作モード(誘導加熱モード/非接触給電モード)を選択した場合について説明するが、ユーザが指示部14で該当するコイルの動作モードを選択するのではなく、指示部14の「スタート」ボタンをユーザが押下することにより、該当するコイルに載置された負荷を自動的に判別する負荷判別動作を実行してもよい。この負荷判別動作においては、前述のように、該当コイルに高周波電流を供給するインバータに対して、低いデューティ比の微弱電力が該当コイルに供給する駆動信号を供給して、そのときに生じる共振コンデンサの電圧(該当コイルの電圧)に基づいて負荷を判別している。
なお、ステップ206はステップ208よりも前に実施されることに限るものではなく、例えば、ステップ205の後にステップ207、ステップ207の後にステップ208、ステップ208の後にステップ206と、ステップ206とステップ208の順序が入れ替わってもよい。
以下、本開示に係る実施の形態2の誘導加熱装置およびその駆動制御方法について説明する。実施の形態2の誘導加熱装置は、実施の形態1の誘導加熱装置と実質的に同様の構成を有する。実施の形態2の誘導加熱装置における実施の形態1の誘導加熱装置との相違点は、コイル上に載置される負荷として、例えば、鉄鍋等の誘導加熱負荷IH、非接触の電動機器である非接触給電負荷PS、またはアルミ鍋、銅鍋等の低抵抗誘導加熱負荷IHxであり、これらの負荷に応じた駆動信号がインバータに対して供給される構成である。なお、実施の形態2の説明において、前述の実施の形態1と同様の作用、構成、および機能を有する要素には同じ参照符号を付し、重複する記載を避けるため説明を省略する場合がある。
以下、実施の形態2の誘導加熱装置において誘導加熱モードと共に、非接触給電モードまたは低抵抗誘導加熱モードが実行される動作についてフローチャートを用いて説明する。
以下、本開示に係る実施の形態3の誘導加熱装置について説明する。実施の形態3の誘導加熱装置は、実施の形態1の誘導加熱装置と実質的に同様の構成を有する。実施の形態3の誘導加熱装置における実施の形態1の誘導加熱装置との相違点は、コイル上に載置される特定負荷が特定の駆動周波数により動作する構成の場合である。例えば、一方のコイル上に載置される負荷が、例えば、鉄鍋等の誘導加熱負荷IHであり、他方の負荷が特定の駆動周波数で動作する特定負荷、例えば、36kHz前後の駆動周波数で稼働する非接触給電負荷PSである場合である。なお、実施の形態3の説明において、前述の実施の形態1と同様の作用、構成、および機能を有する要素には同じ参照符号を付し、重複する記載を避けるため説明を省略する場合がある。
2 直流電源回路
3 第1インバータ
3a 高電位側スイッチ
3b 低電位側スイッチ
4 第2インバータ
4a 高電位側スイッチ
4b 低電位側スイッチ
5 第1コイル
6 第2コイル
7 第1共振コンデンサ
8 第2共振コンデンサ
9 ダイオードブリッジ
10 整流インダクタ
11 整流コンデンサ
12 入力電圧検出部
13 制御部
14 指示部
15 電力演算部
16 駆動信号発振部
19 受電コイル
IH 誘導加熱負荷
PS 非接触給電負荷
IHx 低抵抗誘導加熱負荷
Claims (24)
- 直流の電圧を出力する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの電力が供給される複数のインバータと、
前記複数のインバータが駆動されて形成されたそれぞれの高周波電流が供給される複数のコイルと、
前記複数のインバータの駆動による前記直流電源回路における電気信号の変化を検出して、前記複数のインバータに供給される電力を検知し、前記複数のインバータを駆動する駆動信号を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数のインバータにおける一方のインバータを駆動する駆動信号を、他方のインバータを駆動する駆動信号に応じて駆動周期が連動するよう制御し、
前記複数のインバータに対する前記直流電源回路からの電流経路が同時に開路となって、前記直流電源回路において蓄電状態となる蓄電動作期間が所定時間間隔を有して生じる駆動信号を形成し、
前記蓄電動作期間における前記直流電源回路の電気信号の変化に基づいて前記複数のインバータに供給される合算電力を検知するように構成された、誘導加熱装置。 - 前記制御部は、前記複数のインバータを駆動する駆動信号における蓄電動作期間以外の動作期間における前記直流電源回路の電気信号の変化に基づいて、前記複数のインバータのそれぞれのインバータに供給される電力を前記合算電力から算出するように構成された、請求項1に記載の誘導加熱装置。
- 前記複数のインバータが第1インバータおよび第2インバータを備え、前記第1インバータからの高周波電流が前記複数のコイルの第1コイルに供給され、第2インバータからの高周波電流が前記複数のコイルの第2コイルに供給される構成を有し、
前記制御部は、前記第1インバータと前記第2インバータとの同時駆動において、前記第1インバータの駆動周期が前記第2インバータの駆動周期のn倍または1/n倍(nは自然数)とするよう構成された、請求項1または2に記載の誘導加熱装置。 - 前記直流電源回路がインダクタとコンデンサを有するローパスフィルタを備え、
前記ローパスフィルタの出力側に前記第1インバータと前記第2インバータが並列に接続されており、
前記制御部は、
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間と、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間とが重複した蓄電動作期間において、前記コンデンサの両端電圧を時間差を有して2回検出し、2回の検出結果に基づいて、前記直流電源回路から前記第1インバータと前記第2インバータに供給される合算電力を算出するよう構成された、請求項3に記載の誘導加熱装置。 - 駆動周波数を選定する必要のない負荷が前記第1インバータにより駆動され、駆動周波数を選定する必要のある負荷が前記第2インバータにより駆動される状態において、
前記制御部は、
前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が閉路から開路となるタイミングにおいて、前記コンデンサの両端電圧を検出して、前記第2インバータに供給される電力を算出するよう構成された、請求項4に記載の誘導加熱装置。 - 前記制御部は、
前記第2インバータに供給される電力の算出結果、および前記複数のインバータに供給される合算電力に基づいて、前記第1インバータに供給される電力を算出するよう構成された、請求項5に記載の誘導加熱装置。 - 直流の電圧を出力する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの電力が供給される複数のインバータと、
前記複数のインバータが駆動されて形成されたそれぞれの高周波電流が供給される複数のコイルと、
前記複数のインバータの駆動による前記直流電源回路における電気信号の変化を検出して、前記複数のインバータに供給される電力を検知し、前記複数のインバータを駆動する駆動信号を制御する制御部と、を備えた誘導加熱装置の駆動制御方法であって、
前記複数のインバータにおける一方のインバータを駆動する駆動信号が、他方のインバータを駆動する駆動信号に応じて駆動周期を連動させ、
前記複数のインバータに対する前記直流電源回路からの電流経路が同時に開路となって、前記直流電源回路において蓄電状態となる蓄電動作期間が所定時間間隔を有して生じる駆動信号を形成する、および
前記蓄電動作期間における前記直流電源回路の電気信号の変化に基づいて前記複数のインバータに供給される合算電力を検知する、ステップを有する、誘導加熱装置の駆動制御方法。 - 前記複数のインバータを駆動する駆動信号における蓄電動作期間以外の動作期間における前記直流電源回路の電気信号の変化に基づいて、前記複数のインバータのそれぞれのインバータに供給される電力を前記合算電力から算出する、ステップを含む、請求項7に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。
- 前記複数のインバータが第1インバータおよび第2インバータを備え、前記第1インバータからの高周波電流が前記複数のコイルの第1コイルに供給され、第2インバータからの高周波電流が前記複数のコイルの第2コイルに供給される構成を有する誘導加熱装置の駆動制御方法であり、
前記第1インバータと前記第2インバータとの同時駆動において、前記第1インバータの駆動周期が前記第2インバータの駆動周期のn倍または1/n倍(nは自然数)とする、ステップを含む、請求項7または8に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。 - 前記直流電源回路がインダクタとコンデンサを有するローパスフィルタを備えて、前記ローパスフィルタの出力側に前記第1インバータと前記第2インバータが並列に接続された誘導加熱装置の駆動制御方法であって、
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間と、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間とが重複した蓄電動作期間において、前記コンデンサの両端電圧を時間差を有して2回検出し、2回の検出結果に基づいて、前記直流電源回路から前記第1インバータと前記第2インバータに供給される合算電力を算出する、ステップを含む、請求項9に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。 - 駆動周波数を選定する必要のない負荷が前記第1インバータにより駆動され、駆動周波数を選定する必要のある負荷が前記第2インバータにより駆動される状態において、
前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が閉路から開路となるタイミングにおいて、前記コンデンサの両端電圧を検出して、前記第2インバータに供給される電力を算出する、ステップを含む、請求項10に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。 - 前記第2インバータに供給される電力の算出結果、および前記複数のインバータに供給される合算電力に基づいて、前記第1インバータに供給される電力を算出する、ステップを含む、請求項11に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。
- 直流の電圧を出力する直流電源回路と、
前記直流電源回路からの電力が供給され、第1高周波電流を形成する第1インバータと、
前記直流電源回路からの電力が供給され、第2高周波電流を形成する第2インバータと、
前記第1インバータから第1高周波電流が供給されることによって第1高周波磁場を発生する第1コイルと、
前記第2インバータから第2高周波電流が供給されることによって第2高周波磁場を発生する第2コイルと、
前記第1インバータおよび前記第2インバータを駆動制御する駆動信号を出力する制御部と、を備えた誘導加熱装置の駆動制御方法であって、
前記第1インバータおよび前記第2インバータの駆動により前記直流電源回路において変化する電気信号を検出し、
前記第1インバータと前記第2インバータが前記制御部により同時に駆動制御されるとき、前記第1インバータの駆動周期が前記第2インバータの駆動周期のn倍または1/n倍(nは自然数)に設定され、
前記第1インバータおよび前記第2インバータに対する前記直流電源回路からの電流経路が同時に開路となる駆動信号の特定の期間において検出された前記電気信号の変化に基づいて、前記第1インバータに供給される電力と前記第2インバータに供給される電力の合算値を算出する、ステップを有する誘導加熱装置の駆動制御方法。 - 前記第1インバータを単独で駆動するときの前記第1インバータの駆動周期と、前記第1インバータと前記第2インバータを同時に駆動するときの前記第1インバータの駆動周期が異なる、請求項13に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。
- 前記第1インバータが単独で駆動中において、前記第2インバータの駆動を開始するとき、前記第2インバータの駆動周期に基づいて、前記第1インバータの駆動周期を、前記第1インバータを単独で駆動していたときの駆動周期から変更する、請求項13または14に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。
- 前記第1インバータが単独で駆動中において、前記第2インバータの駆動を開始するとき、前記第1インバータの駆動を一時的に停止する、請求項13から15のいずれか一項に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。
- 前記第1インバータが単独で誘導加熱モードで動作中において、前記第2インバータの駆動を開始する場合、前記第2インバータに対して通常より低い電流の駆動信号による掃引を行う駆動周期選定動作を実行して、前記第2インバータの駆動周期を選定するとき、
前記第1インバータの駆動を一時的に停止する、請求項16に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。 - 前記第2インバータの駆動周期が選定され、前記第2インバータの駆動が開始されたとき、前記第1インバータの駆動を再開する、請求項17に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。
- 前記第1インバータと前記第2インバータが同時に動作中において、前記第2インバータの駆動を停止したとき、前記第1インバータの駆動周期を前記第1インバータが単独で駆動するときの駆動周期に変更する、請求項13から18のいずれか一項に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。
- 前記第2インバータの駆動により前記第2コイルで発生する前記第2高周波磁場で非接触給電負荷に給電する、または低抵抗誘導加熱負荷を加熱する、請求項13から19のいずれか一項に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。
- 前記第2インバータを非接触給電モードで動作させるか、誘導加熱モードで動作させるかを選択する、ステップを更に含み、
非接触給電モードが選択されたときは、前記第1インバータを単独で駆動するときの前記第1インバータの駆動周期と、前記第1インバータと前記第2インバータを同時に駆動するときの前記第1インバータの駆動周期が異なる、請求項13から20のいずれか一項に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。 - 前記直流電源回路がインダクタとコンデンサで構成されるローパスフィルタを備えて、前記ローパスフィルタの出力側に前記第1インバータと前記第2インバータが並列に接続された誘導加熱装置の駆動制御方法であって、
前記コンデンサに印加される電圧を検出し、
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間と、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路となる期間とが重複した蓄電動作期間において、前記コンデンサの両端電圧を時間差を有して2回検出し、2回の検出結果に基づいて、前記直流電源回路から前記第1インバータと前記第2インバータに供給される合算電力を算出する、ステップを含む、請求項13から21のいずれか一項に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。 - 駆動周波数を選定する必要のない負荷が前記第1インバータにより駆動され、駆動周波数を選定する必要のある負荷が前記第2インバータにより駆動される状態において、
前記第1インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が開路から閉路となるタイミングであり、且つ、前記第2インバータに対する前記コンデンサからの電流経路が閉路から開路となるタイミングにおいて、前記コンデンサの両端電圧を検出して、前記第2インバータに供給される電力を算出する、ステップを含む、請求項22に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。 - 前記第2インバータに供給される電力の算出結果、および前記第1インバータと前記第2インバータに供給される合算電力に基づいて、前記第1インバータに供給される電力を算出する、ステップを含む、請求項23に記載の誘導加熱装置の駆動制御方法。
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