JP6987684B2 - スライディングノズル装置 - Google Patents
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Description
そして、ブラケット7を固定金枠2から伸延しかつ溶融金属容器とは反対側に伸びるように設けることで、スライド金枠3の回動軸を弾性体保持部4から離すことができるため、スライド金枠3と弾性体保持部4との接触を防止することができるとされている。
(1)溶融金属容器の底に取り付けられるスライディングノズル装置であって、
固定金枠と、
固定金枠に対してスライド可能かつ回動可能になるように固定金枠に設けられたスライド金枠と、
固定金枠の両側に回動可能に保持される弾性体保持部とを有し、
さらに、弾性体保持部の長手方向の両端部側に固定金枠から伸延しかつ溶融金属容器とは反対側に伸びる第1のブラケットと第2のブラケットをそれぞれ設け、
これらのブラケットに第1の開閉アームと第2の開閉アームの基端部を回動可能に設け、
第1の開閉アームと第2の開閉アームの他端をスライド金枠に設けた第1のスライド金枠側連結部と第2のスライド金枠側連結部に連結し、
しかも、少なくとも一方の開閉アームとスライド金枠側連結部との間には弾性体を有し、
スライド金枠は2つの開閉アームで保持されこれらの回動軸を中心に回動するスライディングノズル装置。
(2)少なくとも一方のブラケットの貫通孔にストッパーを、その先端が開閉アームの基端部に弾性体によって押し付けられて当接するように設け、開閉アームの基端部にはストッパーの先端が嵌合可能な凹部を有する、(1)に記載のスライディングノズル装置。
また、弾性体保持部4の長手方向の上部の端部側においても固定金枠2に設けられた第2のブラケット7bと、この第2のブラケット7bに回動可能に設けられた第2の開閉アーム8bと、第2の開閉アーム8bが連結するためにスライド金枠3に設けられた第2のスライド金枠側連結部9bとを有している
なお、前述の弾性体保持部4の長手方向とは、スライド金枠3(プレート)のスライド方向と同じである。
そして、開閉アーム保持ロッド92bの他端(下端)は下部ノズル保持部31に固定保持されている。また、開閉アーム保持ロッド92bは第2の開閉アーム8bの連結ブロック81bの貫通孔に貫入している。
すなわち、第1の開閉アーム8a及び第2の開閉アーム8bの他端であるそれぞれの連結ブロック81a、81bはスライド金枠の重量を受けている。
ここで、図4において開閉アーム保持ロッド92bは円柱状で、その一端(当接面91b側)に外径が大きい拡大部92b−1を有している。そしてスライド金枠3が下限位置までスライドした面圧解除後には図4に示すように、開閉アーム保持ロッド92bの拡大部92b−1が第2の開閉アーム8bの連結ブロック81bの貫通孔81b−1と小さな隙間の状態で嵌合する。さらにこのとき、第2のスライド金枠側連結部9bの当接面91bと第2の開閉アーム8bのスライド金枠受け面83b、並びに連結部ブロック81bのスライド金枠側の面とスライド金枠の表面とが当接する。これらの2箇所の当接によって、スライド金枠3を開く際に、スライド金枠3が開閉アーム8a,8bに対して回動することを防止している。
プレートを交換する際には、スライド金枠3が最も下側に移動した状態となり、スライド金枠の第1のスライド金枠側連結部9aは第1の開閉アームの連結ブロック81aにコイルバネ10を介して載った状態になり、スライド金枠3の第2のスライド金枠側連結部9bは第2の開閉アームの連結ブロック81b上に載った状態になっている。この状態で、コイルバネ10によってスライド金枠3の重量は連結ブロック81aと連結ブロック81bとにほぼ均等に掛かるようになっている。そしてスライド金枠3を開閉する際には、コイルバネ10によってスライド金枠3の重量を2つの開閉アーム8a、8bに分散できるため、開閉アーム8a、8bの変形を防止することができる。また、コイルバネ10と2つの開閉アーム8a、8bとによって開閉中のスライド金枠3の姿勢を保つことができ、しかも2つのヒンジ部11a、11bに掛かる重量をほぼ均等にすることができるため大きな力を必要とせずスムーズに開閉することができる。
スライド金枠3を開くときには、人手でスライド金枠3を回動することで容易にストッパー73bが解除される。そして、スライド金枠3を180度開いた際には、再び開閉アーム8bの基端部85bに設けた2か所の凹部86bに2個のストッパー73bが嵌合する。このため、溶鋼鍋が傾いていてもスライド金枠3を開いた状態で固定することができる。さらにプレートの着脱作業中にスライド金枠が動くことなく安全に作業を行うことができる。また、ストッパー73bと凹部86bによるスライド金枠の固定機構は任意の位置に複数設けることができ、必要な位置でスライド金枠の開閉の動きを止めることができる。
また、この実施例では、プレート交換時に上側になる第2のブラケット7b側にストッパー73bを設けたが、これに代えて、プレート交換時に下側になる第1のブラケット7a側にストッパーを設けてもよく、上側と下側の両方にストッパーを設けてもよい。この場合、上下のストッパーの機構は同じでよい。
2 固定金枠
3 スライド金枠
31 下部ノズル保持部
4 弾性体保持部
5 上部プレート
6 下部プレート
7a 第1のブラケット
7b 第2のブラケット
71a ピン
71b ピン
72b 貫通孔
73b ストッパー
74b コイルバネ
75b ボルト
8a 第1の開閉アーム
8b 第2の開閉アーム
81a 連結ブロック
81b 連結ブロック
81b−1 貫通孔
83a スライド金枠受け面
83b スライド金枠受け面
85b 基端部
86b 凹部
9a 第1のスライド金枠側連結部
9b 第2のスライド金枠側連結部
91a 当接面
91b 当接面
92a 開閉アーム保持ロッド(突起)
92b 開閉アーム保持ロッド(突起)
92b−1 拡大部
10 コイルバネ
11a ヒンジ
11b ヒンジ
Claims (3)
- 溶融金属容器の底に取り付けられるスライディングノズル装置であって、
固定金枠と、
固定金枠に対してスライド可能かつ回動可能になるように固定金枠に設けられたスライド金枠と、
固定金枠の両側に回動可能に保持される弾性体保持部とを有し、
さらに、弾性体保持部の長手方向の両端部側に固定金枠から伸延しかつ溶融金属容器とは反対側に伸びる第1のブラケットと第2のブラケットをそれぞれ設け、
これらのブラケットに第1の開閉アームと第2の開閉アームの基端部を回動可能に設け、
第1の開閉アームと第2の開閉アームの他端をスライド金枠に設けた第1のスライド金枠側連結部と第2のスライド金枠側連結部に連結し、
しかも、少なくとも一方の開閉アームとスライド金枠側連結部との間には弾性体を有し、
スライド金枠は2つの開閉アームで保持されこれらの回動軸を中心に回動するスライディングノズル装置。 - 第1の開閉アーム及び第2の開閉アームの他端でスライド金枠の重量を受けている請求項1に記載のスライディングノズル装置。
- 少なくとも一方のブラケットの貫通孔にストッパーを、その先端が開閉アームの基端部に弾性体によって押し付けられて当接するように設け、開閉アームの基端部にはストッパーの先端が嵌合可能な凹部を有する、請求項1または請求項2に記載のスライディングノズル装置。
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JP2018053171A JP6987684B2 (ja) | 2018-03-20 | 2018-03-20 | スライディングノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018053171A JP6987684B2 (ja) | 2018-03-20 | 2018-03-20 | スライディングノズル装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019162659A JP2019162659A (ja) | 2019-09-26 |
JP6987684B2 true JP6987684B2 (ja) | 2022-01-05 |
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Family Applications (1)
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JP2018053171A Active JP6987684B2 (ja) | 2018-03-20 | 2018-03-20 | スライディングノズル装置 |
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- 2018-03-20 JP JP2018053171A patent/JP6987684B2/ja active Active
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