JP6956022B2 - 配線基板、電子装置及び電子モジュール - Google Patents
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Description
絶縁基板と、
前記絶縁基板の基板面に設けられた電極導体と、
を備え、
前記絶縁基板には、前記基板面からの突出部が設けられ、
前記電極導体は、
電子部品が固定される固定面が前記基板面から突出して設けられ、
前記固定面とは反対側の接合面が前記突出部の表面に沿って設けられて当該突出部と接合され、
前記固定面の外縁と前記基板面との間の主側面のうち少なくとも一部から前記基板面に沿った方向に延びる周縁部を有し、
前記周縁部は、
下面が前記絶縁基板の内部にあり、
上面の前記基板面からの高さが前記固定面の前記基板面からの高さよりも低くなる段差を有し、
前記上面と前記下面との間の厚みが、前記固定面と前記接合面との間の厚みの最小値よりも小さい。
上記の配線基板と、
前記収容部に収容されて前記電極と接続された電子部品と、
を備える。
上記の電子装置と、
当該電子装置が接続されたモジュール用基板と、
を備える。
図1は、本実施形態の電子装置10を蓋体120が外された状態で見た全体斜視図である。図1(a)は蓋体120が接合される側の面を見た図であり、図1(b)は蓋体120が接合される側とは反対側の面を見た図である。
図2は、収容部111の載置面上における接続パッド113の露出部分の外観を拡大して示した斜視図である。
載置面から突出する接続パッド113は、スクリーン印刷などで単に載置面上に形成されるだけでは、実際には、表面張力などにより曲面状に盛り上がった形状となり、凸部113aが直方体形状とはならない。本実施形態の配線基板100では、凹凸を有する加圧治具を用いて形状を定めることで、適正な直方体形状を得る。
なお、使用されるセラミックグリーンシートやメタライズペーストに対し、加圧治具による加圧成型時の温度以下のガラス転移温度を有するバインダを添加することで、加圧により、より良好な形状で成型される。
このように、配線基板100では、固定面の平面視面積全体に確実に導体面が設けられ、当該固定面の外縁を主側面で明確に区切り、主側面の外側には、若干の導体領域が形成される程度とすることで、固定面への電子部品150の固定を安定化させ、また、十分かつ略均一な接触面で電気的に安定な接続を確保する。一方で、平面視で主側面の外側に若干のはみ出しを許容することで、製造に必要な精度を著しく高めない。また、周縁部113bの下部を絶縁基板110内に埋め込まれていることで、必要以上に外側に広がるのが防止されている。また、このように絶縁基板110の絶縁部分で周縁部113bが他の導体部分と分離されることで、載置面より上方に設けられる金属めっき層も、周縁部113b(導体)と絶縁基板110との濡れ性の違いに応じて、周縁部113bの範囲から外側に流れ出て他の導体部分と短絡しにくい構造となっている。そして、電気的接続に重要な凸部113aの金属導体層を圧縮せず、周縁部113bの厚みよりも大きく保つことで、接続パッド113の全面と貫通導体115との間での電流をより流しやすくすることができる。反対に、周縁部113bの厚みを圧縮することで、収容部111内で余計に容積を占めない。これらのように、電子部品150を構造的及び電気的に安定して接続固定させることができる配線基板100がより効率よく得られる。
また、配線基板100に対して略一様な金属導体面が適切な大きさで設けられることで、配線基板100の形成時などにおける絶縁基板110の反りを抑制することができる。
このように、突出部に沿って形成されることで、接続パッド113の高さを適切に保ちつつ安定した形状とすることができる。
すなわち、固定面以外の平面視面積を縮小して、より効率よく接続パッド113を配置することができる。
例えば、上記実施の形態では、4つの主側面の全てに対し、凸部113aを取り囲むように周縁部113bが設けられることとしたが、これに限られない。図4の変形例のように、メタライズペーストと加圧治具の凹部の位置とを所定の面について正確に合わせる基準などを設けることで、一部の主側面に対して周縁部113bが設けられない接続パッド113であってもよい。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、形状、配置や位置関係などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
10 電子装置
100 配線基板
110 絶縁基板
110a 枠部
110b 基部
111 収容部
112 枠状メタライズ層
113、1131、1132 接続パッド
113a 凸部
113b、1131b 周縁部
1131c 凹部
114、1141 外部接続パッド
115 貫通導体
120 蓋体
150 電子部品
160 接合材
200 モジュール用基板
210 接合部材
Claims (5)
- 絶縁基板と、
前記絶縁基板の基板面に設けられた電極導体と、
を備え、
前記絶縁基板には、前記基板面からの突出部が設けられ、
前記電極導体は、
電子部品が固定される固定面が前記基板面から突出して設けられ、
前記固定面とは反対側の接合面が前記突出部の表面に沿って設けられて当該突出部と接合され、
前記固定面の外縁と前記基板面との間の主側面のうち少なくとも一部から前記基板面に沿った方向に延びる周縁部を有し、
前記周縁部は、
下面が前記絶縁基板の内部にあり、
上面の前記基板面からの高さが前記固定面の前記基板面からの高さよりも低くなる段差を有し、
前記上面と前記下面との間の厚みが、前記固定面と前記接合面との間の厚みの最小値よりも小さい
ことを特徴とする配線基板。 - 前記主側面は、前記基板面に垂直な部分を含むことを特徴とする請求項1記載の配線基板。
- 前記絶縁基板には凹状の収容部が設けられ、
前記電極導体は、前記収容部の底面に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の配線基板。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の配線基板と、
前記固定面に固定された電子部品と、
を備えることを特徴とする電子装置。 - 請求項4記載の電子装置と、
前記電子装置が接続されたモジュール用基板と、
を備えることを特徴とする電子モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018014982A JP6956022B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 配線基板、電子装置及び電子モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018014982A JP6956022B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 配線基板、電子装置及び電子モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019134063A JP2019134063A (ja) | 2019-08-08 |
JP6956022B2 true JP6956022B2 (ja) | 2021-10-27 |
Family
ID=67547576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018014982A Active JP6956022B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 配線基板、電子装置及び電子モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6956022B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP6616138B2 (ja) * | 2015-01-30 | 2019-12-04 | 京セラ株式会社 | 電子部品実装用パッケージおよび電子装置 |
JP6555960B2 (ja) * | 2015-07-27 | 2019-08-07 | 京セラ株式会社 | 電子部品搭載用パッケージおよび電子装置 |
JP2017076698A (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 日本特殊陶業株式会社 | 配線基板およびその製造方法 |
JP6652367B2 (ja) * | 2015-10-27 | 2020-02-19 | 京セラ株式会社 | 電子部品収納用パッケージ、電子装置および電子モジュール |
-
2018
- 2018-01-31 JP JP2018014982A patent/JP6956022B2/ja active Active
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---|---|
JP2019134063A (ja) | 2019-08-08 |
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