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JP6805308B2 - 表示装置 - Google Patents

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JP6805308B2
JP6805308B2 JP2019168379A JP2019168379A JP6805308B2 JP 6805308 B2 JP6805308 B2 JP 6805308B2 JP 2019168379 A JP2019168379 A JP 2019168379A JP 2019168379 A JP2019168379 A JP 2019168379A JP 6805308 B2 JP6805308 B2 JP 6805308B2
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池田 寿雄
寿雄 池田
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Description

本発明の一態様は、物、方法、又は、製造方法に関する。または、本発明の一態様は、プ
ロセス、マシン、マニュファクチャ、又は、組成物(コンポジション・オブ・マター)に
関する。特に、本発明の一態様は、例えば、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置
、それらの駆動方法、又は、それらの製造方法に関する。特に、本発明の一態様は、表示
装置に関する。
情報伝達手段に係る社会基盤が充実されている。これにより、多様で潤沢な情報を職場や
自宅だけでなく外出先でも取得又は発信できるようになっている。
多くの情報を一覧して表示することができる大きな画面を備える表示装置は、情報端末機
器に好適である。
また、外出先でも情報を取得することができる携帯可能な情報端末機器が盛んに開発され
ている。外出先で使用するには持ち運びがしやすいことが重要である。用途によって情報
端末機器のサイズ、それに伴い表示領域のサイズを変えられることは非常に利便性が高い
携帯可能な情報端末機器は屋外で使用されることが多く、落下される等により思わぬ力が
携帯可能な情報端末機器に加わることがある。
外部から加えられた力に耐え、破壊されにくい表示装置の一例としては、発光層を分離す
る構造体と第2の電極層との密着性を高めた構成が知られている(特許文献1)。
特開2012−190794号公報
本発明の一態様は、このような技術的背景のもとでなされたものである。したがって、折
りたたみ可能な可搬性に優れた新規な表示装置を提供することを課題の一とする。または
、継ぎ目のない大きな画面に表示をすることができる新規な表示装置を提供することを課
題の一とする。また、折りたたみ時や広げて大画面を用いる際に外部からの物理的な力に
対して耐性が高い新規な表示装置を提供することを課題の一とする。
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一
態様は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。なお、これら以外の課題
は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図
面、請求項などの記載から、これら以外の課題を抽出することが可能である。
本発明の一態様は、第1の筐体、表示パネル、及び第1の層を有する表示装置であり、第
1の筐体は、表示パネルを収納し、表示パネルは、可撓性を有し、第1の層は、可撓性を
有し、かつ、可視光に対する透過性を有し、表示装置が展開した状態及び折りたたんだ状
態の双方において、第1の層の少なくとも一部は、表示パネルの表示面上に位置し、折り
たたんだ状態の表示装置の表示面は、表示領域と、可視光を透過する領域と、を有する、
表示装置である。
また、本発明の一態様は、第1の筐体、表示パネル、及び第1の層を有する表示装置であ
り、第1の筐体は、表示パネルを収納し、表示パネルは、可撓性を有し、第1の層は、可
撓性を有し、かつ、可視光に対する透過性を有し、表示装置が展開した状態において、第
1の層は、表示パネルの表示面上に位置し、第1の筐体と第1の層とをそれぞれ独立に折
りたたむことが可能である、表示装置である。特に、折りたたむ際に第1の筐体を第1の
層よりも先に折りたたむことが可能であり、その後第1の筐体を覆うように第1の層を折
りたたむことが可能であると好ましい。
上記各構成の表示装置は、表示パネルの表示面の一部を外部から見ることができるように
折りたたむことが可能であると好ましい。
上記各構成の表示装置は、第2の筐体を有し、第2の筐体は、第1の層を収納することが
好ましい。
上記各構成の表示装置を折りたたむ際の曲率半径は、表示パネルより第1の層の方が大き
いことが好ましい。
上記各構成の表示装置は、第1の層、さらには第2の筐体を有することにより、展開した
際も、折りたたんだ際も、表示パネルが外部から物理的な力を直接受けることがない。
上記各構成の表示装置は、第1の層にタッチセンサを有することが好ましい。
上記各構成の表示装置は、第1の層と表示パネルが向かい合う面の少なくとも片方に反射
防止層を有することが好ましい。
反射防止機能を設けることにより、第1の層と表示パネル間の距離に分布があっても干渉
ムラは発生しない。
上記各構成の表示装置は、第1の筐体と第1の層はそれぞれ取り外すことが可能であるこ
とが好ましい。または、第1の筐体と第2の層がそれぞれ取り外すことが可能であっても
よい。これにより、どちらかが壊れた場合は、壊れた方のみを取り換えることができ、修
理等のコストが抑えられる。
外部から物理的な力を受ける第1の層や第2の筐体の方が使用できなくなる可能性が高い
が、第1の層や第2の筐体の方が表示パネルより安く作れるため、取り換え機能を有する
ことで安く修理することが可能である。
第1の層は、表示パネルよりも大きな膜厚とすることが好ましい。第1の層が厚いほど、
表示装置の物理的な力に対する耐性を高めることができる。本発明の一態様では、表示パ
ネルよりも第1の層の曲率半径を大きく設定することができるため、第1の層の厚さが表
示パネルほど制限されないという利点を有する。
なお、本明細書中において、表示装置とは画像表示デバイスを指す。また、表示装置にコ
ネクター、例えばFPC(Flexible printed circuit)もしく
はTCP(Tape Carrier Package)が取り付けられたモジュール、
TCPの先にプリント配線板が設けられたモジュール、又は発光素子が形成された基板に
COG(Chip On Glass)方式によりIC(集積回路)が直接実装されたモ
ジュールも全て表示装置に含むものとする。
本発明の一態様によれば、折りたたみ可能な可搬性に優れた新規な表示装置を提供できる
。または、継ぎ目のない大きな画面に表示をすることができる新規な表示装置を提供でき
る。また、折りたたみ時や広げて大画面を用いる際に外部からの物理的な力に対して耐性
が高い新規な表示装置を提供できる。
実施の形態に係る表示装置を展開した状態を説明する図。 実施の形態に係る表示装置を表示パネルのみ折りたたんだ状態を説明する図。 実施の形態に表示装置の係る表示装置を折りたたんだ状態を説明する図。 実施の形態に表示装置の係る表示パネルの構成を説明する図。
<本発明の一態様が解決することができる課題の例>
表示素子等が可撓性の基板上に設けられた可撓性の表示パネルが知られている。
可撓性の表示パネルを、小さな曲率半径で曲げられる構成とするためには、表示パネルの
膜厚や硬度が制限されてしまい、表示パネルの物理的強度が弱まってしまうことがある。
可撓性の高い表示パネルに物理的な力が直接かかってしまうと表示パネルの機能膜や機能
素子を保護できないという課題が生じる。一方、硬度の高い機能膜を表示パネルに設ける
と、曲げ可能な曲率半径が大きくなってしまうという課題が生じる。
<本発明の一態様>
以下に説明する実施の形態には、広げて大きな画面に表示をする際も、折りたたんだ際も
、カバーフィルムを有する筐体によって、表示パネルが外部から直接物理的な力を受ける
ことが抑制された構成に着眼して創作された本発明の一態様が含まれる。
本発明の一態様の表示装置は、第1の筐体、第2の筐体、表示パネル、及びカバーフィル
ムを有する。第1の筐体は、表示パネルを収納する。第2の筐体は、カバーフィルムを収
納する。表示パネルは、可撓性を有する。カバーフィルムは、可撓性を有し、かつ、可視
光に対する透過性を有する。
本発明の一態様では、表示装置が展開した状態及び折りたたんだ状態の双方において、カ
バーフィルムの少なくとも一部は、表示パネルの表示面上に位置し、折りたたんだ状態の
表示装置の表示面は、表示領域と、可視光を透過する領域と、を有することが好ましい。
または、本発明の一態様では、表示装置が展開した状態において、カバーフィルムは、表
示パネルの表示面上に位置し、折りたたむ際に第1の筐体を第2の筐体よりも先に折りた
たむことが可能であり、その後第1の筐体を覆うように第2の筐体を折りたたむことが可
能であることが好ましい。
上記各構成の表示装置は、表示パネルの表示面の一部を外部から見ることができるように
折りたたむことが可能であると好ましい。
上記各構成の表示装置は、第2の筐体を有し、第2の筐体は、第1の層を収納することが
好ましい。
上記各構成の表示装置を折りたたむ際の曲率半径は、表示パネルより第1の層の方が大き
いことが好ましい。また、表示パネルよりも第1の層の膜厚が大きいことが好ましい。
上記の構成では、カバーフィルム及び第2の筐体を有することにより、表示装置を展開し
た際も、折りたたんだ際も、表示パネルは外部から物理的な力を直接受けることがない。
その結果、折りたたみ可能な可搬性に優れた新規な表示装置を提供できる。または、継ぎ
目のない大きな画面に情報等を表示することができる新規な表示装置を提供できる。また
、折りたたみ時や広げて大画面を用いる際に外部からの物理的な力に対して耐性が高い新
規な表示装置を提供することができる。
実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定さ
れず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し
得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の
記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する発明の構成において
、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、
その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の一態様の表示装置の構成について、図1、図2及び図3を参
照しながら説明する。
図1(A)乃至図3(A)は本発明の一態様の表示装置の上面図であり、図1(B)乃至
図3(B)は、対応する図1(A)乃至図3(A)の側面図である。
図1(A)及び図1(B)は、本発明の一態様の表示装置を展開した状態を説明する図で
ある。本発明の一態様の表示装置は、展開することで、継ぎ目のない大きな画面に表示を
することができる。
図1(B)の一点鎖線で囲った部分の拡大図に示すように、表示パネル501に比べて、
カバーフィルム503は、厚いことが好ましい。なお、本実施の形態では、第1の筐体5
02と第2の筐体504の厚さが等しい例を示すが、本発明の一態様はこれに限られない
図2(A)及び図2(B)は、本発明の一態様の表示装置を表示パネルのみ折りたたんだ
状態を説明する図である。
図3(A)及び図3(B)は、本発明の一態様の表示装置を折りたたんだ状態を説明する
図である。本発明の一態様の表示装置は、折りたたむことで、可搬性を高めることができ
る。
本実施の形態で説明する表示装置500は、折りたたみ機構550と、表示パネル501
と、第1の筐体502と、カバーフィルム503と、第2の筐体504を有する。第1の
筐体502は、表示パネル501を収納する。なお、表示パネル501は、情報等を表示
することができる表示領域505を備える。第2の筐体504は、カバーフィルム503
を収納する。表示パネル501を折りたたむことで、表示装置500に、カバーフィルム
503のみからなる可視光を透過する領域506が設けられてもよい。
表示装置を展開した際には、表示パネル501の表示面側にはカバーフィルム503が設
けてある構造になり、表示パネル501は外的な物理的力によるダメージを低減すること
が可能になる(図1参照)。
そして、第1の筐体502と第2の筐体504はそれぞれ折りたたみ機構550を有して
おり、第1の筐体502のみを折りたたむことも可能である。その際、表示パネル501
の一部は第1の筐体502の内部で折りたたまれて、表示面の一部は内側になる。内側に
なる場所は外部からの物理的なダメージを低減することが可能になる(図2参照)。
第1の筐体502を折りたたんだ後に第2の筐体504を第1の筐体502を覆うように
折りたたむことで、表示パネル501は第1の筐体502又はカバーフィルム503によ
って外部からの物理的ダメージを低減することが可能になる(図3参照)。なお、第2の
筐体504は、第1の筐体502の全てを覆う必要は無い。
その結果、折りたたみ可能な可搬性に優れた新規な表示装置500を提供できる。または
、継ぎ目のない大きな画面に表示をすることができる新規な表示装置500を提供できる
。また、折りたたみ時や広げて大画面を用いる際に外部からの物理的な力に対して耐性が
高い新規な表示装置を提供できる。
本表示装置を折りたたむ際には、第1の筐体と第2の筐体を別々に折りたたむ。その際第
1の筐体より第2の筐体は大きな曲率半径で折りたたむ。そのため第2の筐体に設置され
たカバーフィルムは第1の筐体に設置された表示パネルほどの曲げ耐性は必要としない。
なお、本形態では表示パネルを3つ折りした場合を例として図に示すが、本発明はこれに
限らない。折りたたんだ際に表示領域が外部から見られる構造であれば、どのような折り
たたみ方をしても本発明の一様態である。
以下に、本発明の一態様の表示装置を構成する個々の要素について説明する。
《カバーフィルム》
カバーフィルム503は、表示パネル501に対する外部のダメージを低減する必要があ
る。そのため、外部から力がかかった際に歪み等が生じない程度に硬度が高いことが必要
である。そして、硬度が高いと表示品位を落とす傷等の発生を抑制することができる。ま
た、表示パネルからの光を外部に出す必要があるために可視光に対する透過性を有するこ
とが必要である。
硬度を高めると、曲げ特性は落ちてしまうが、図3に示す様に、カバーフィルム503は
表示パネル501より大きな曲率半径で折りたたむために、本発明の一態様においては十
分な硬度と曲げ特性を得ることができる。
尚、カバーフィルム503にはタッチセンサ機能を設けてもよい。カバーフィルム503
と表示パネル501は筐体が異なるために、十分な距離を得ることができ表示パネルの寄
生容量の影響を受けないため、静電容量式のタッチセンサにおいても感度を高くできる。
第1の筐体502と、第2の筐体504は別に折りたたむことが可能なため、カバーフィ
ルム503と表示パネル501の距離は面内で分布ができやすい。分布による干渉縞が発
生すると表示品位を落としてしまうために、カバーフィルム503の表示パネル側に無反
射処理を行うとよい。無反射処理としては波長依存性が低いモスアイ構造が好ましい。
無反射処理は表示パネル501の表示面側に行ってもよい。またカバーフィルム503、
表示パネル501両方に行ってもよい。無反射処理を行うことで、干渉縞の抑制と共に光
の取り出し効率を高めることができる。
カバーフィルム503の材質としては、可視光に対する透過性を有する、様々なプラスチ
ックを用いることが可能である。例えば、ポリイミド(PI)、アラミド、ポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエチレンナフタレー
ト(PEN)、ポリカーボネート(PC)、ナイロン、ポリエーテルエーテルケトン(P
EEK)、ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアリレート(
PAR)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、シリコーン樹脂などのプラスチック
を用いることができる。特に、安価なPETやPENなどを用いることが好ましい。そし
て高い曲げ特性を必要としないために、表示パネル501に比べて十分に厚くできる。一
般的に可撓性を有する表示パネルの厚さは100μm以下であるが、カバーフィルム50
3は、100μm以上1000μm未満、好ましくは200μm以上400μm以下の厚
さにすることも可能である。
表面硬度を高めるためにプラスチックフィルム上に無機膜を成膜してもよい。無機膜とし
ては、可視光に対する透光性が高い膜を用いることができる。例えば、酸化シリコン膜、
窒化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、窒化酸化シリコン膜、酸化アルミニウム膜などを
用いることができる。無機膜は、単層、積層どちらでも用いることが可能である。
そして、カバーフィルム503は表示パネル501の物理的なダメージ等の低減は必要で
あるが、表示パネル中への水分浸入抑制には寄与していないので、目視で見られないマイ
クロクラックがあっても問題はない。このマイクロクラックを用いることで表面硬度が高
く、曲げ性も高いカバーフィルム503を作製できる。
カバーフィルム503は表面に撥水性、撥油性を有する処理を行ってもよい。
《第1の筐体、第2の筐体》
第1の筐体及び第2の筐体としては、機械的強度をある程度保つことができる材料を用い
ることができる。具体的には、プラスチック、金属、木材などを用いることができる。
第2の筐体504は、表示パネルからの光を外部に出すために、窓を設けている。その窓
にカバーフィルムを設ける。
第1の筐体502と第2の筐体504は、個々に取り外すことが可能である。どちらかが
壊れた場合は新規の筐体と取り換えて使うことが可能である。
外部から物理的な力を受けるカバーフィルム503や第2の筐体504の方が、表示パネ
ル501や第1の筐体502よりも先に損傷し、使用できなくなる可能性が高いが、それ
ぞれ独立に第1の筐体502と第2の筐体504を取り外すことができることで、交換し
たい部分のみを取り換えることができ、安く修理することが可能である。また、カバーフ
ィルム503の方が表示パネル501より安く作れることからも、取り換え機能を有する
ことで安く修理することが可能である。
《折りたたみ機構》
折りたたみ機構550は、第1の筐体502、第2の筐体504の折りたたみ箇所で曲げ
ることができる。例えば、ヒンジ又は可撓性の部材等を折りたたみ機構550に適用する
ことができる。
なお、ラチェット機構又は滑り止め等を折りたたみ機構550に設け、折り曲げの角度を
適宜調整できるように設けてもよい。
《表示パネル》
表示パネル501は可撓性を有する。
表示装置500に適用することができる表示パネル501の構成は、供給された信号に含
まれる情報を表示することができる表示素子を備える。表示素子としては、例えば、発光
素子、電子インク、液晶素子等を備える。なお、表示パネル501の一例として、表示素
子に発光素子を用いる構成を、実施の形態2において詳細に説明する。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる
(実施の形態2)
本実施の形態では、本発明の一態様の表示装置に適用可能な表示パネルの構成について、
図4を参照しながら説明する。
図4(A)は本発明の一態様の表示装置に適用可能な表示パネルの構造を説明する上面図
である。
図4(B)は図4(A)の切断線A−B及び切断線C−Dにおける断面図である。
図4(C)は図4(A)の切断線E−Fにおける断面図である。
<上面図の説明>
本実施の形態で例示する表示パネル200は、一方の端200Lと他方の端200Rを有
する(図4(A)参照)。なお、本発明の一態様において、表示パネル200は、一方の
端200L及び他方の端200Rの一方又は双方を有していなくてもよい。
また、本実施の形態で例示する表示パネル200は表示領域201を有する。
表示領域201には、複数の画素202が設けられ、画素202には複数の副画素(例え
ば副画素202R)が設けられている。また、副画素には、発光素子及び発光素子を駆動
する電力を供給することができる画素回路が設けられている。
画素回路は、選択信号を供給することができる配線及びデータ信号を供給することができ
る配線と電気的に接続される。
また、表示パネル200は選択信号を供給することができる走査線駆動回路203gと、
データ信号を供給することができるデータ線駆動回路203sを備える。
<断面図の説明>
表示パネル200は、基板210及び基板210に対向する対向基板270を有する(図
4(B)参照)。
基板210は、可撓性を有する基板210b、発光素子への拡散を防ぐバリア膜210a
及び基板210bとバリア膜210aを貼り合わせる接着層210cの積層体である。
対向基板270は、可撓性を有する基板270b、発光素子への拡散を防ぐバリア膜27
0a及び基板270bとバリア膜270aを貼り合わせる接着層270cの積層体である
また、封止材260は対向基板270と基板210を貼り合わせている。また、画素回路
及び発光素子(例えば第1の発光素子250R)は基板210と対向基板270の間にあ
る。
《画素の構成》
画素202は、副画素202R、副画素202G及び副画素202Bを有する(図4(C
)参照)。また、副画素202Rは発光モジュール280Rを備え、副画素202Gは発
光モジュール280Gを備え、副画素202Bは発光モジュール280Bを備える。
例えば副画素202Rは、第1の発光素子250R及び第1の発光素子250Rに電力を
供給することができるトランジスタ202tを含む画素回路を備える(図4(B)参照)
。また、副画素202Rは発光モジュール280Rを備え、発光モジュール280Rは第
1の発光素子250R及び光学素子(例えば第1の着色層267R)を備える。
第1の発光素子250Rは、第1の下部電極251R、上部電極252、第1の下部電極
251Rと上部電極252の間に発光性の有機化合物を含む層253を有する。
発光性の有機化合物を含む層253は、発光ユニット253a、発光ユニット253b及
び発光ユニット253aと発光ユニット253bの間に中間層254を備える。
発光モジュール280Rは、第1の着色層267Rを対向基板270に有する。着色層は
特定の波長を有する光を透過するものであればよく、例えば赤色、緑色又は青色等を呈す
る光を選択的に透過するものを用いることができる。なお、発光素子の発する光をそのま
ま透過する領域を設けてもよい。
例えば、発光モジュール280Rは、第1の発光素子250Rと第1の着色層267Rに
接して、封止材260を有する。
第1の着色層267Rは第1の発光素子250Rと重なる位置にある。これにより、第1
の発光素子250Rが発する光の一部は、封止材260及び第1の着色層267Rを透過
して、図中の矢印に示すように発光モジュール280Rの外部に射出される。
《表示パネルの構成》
表示パネル200は、遮光層267BMを対向基板270に有する。遮光層267BMは
、着色層(例えば第1の着色層267R)を囲むように設けられている。
表示パネル200は、反射防止層267pを表示領域201に重なる位置に備える。
表示パネル200は、絶縁膜221を備える。絶縁膜221はトランジスタ202tを覆
っている。なお、絶縁膜221は画素回路に起因する凹凸を平坦化するための層として用
いることができる。また、不純物のトランジスタ202t等への拡散を抑制することがで
きる層が積層された絶縁膜を、絶縁膜221に適用することができる。
表示パネル200は、発光素子(例えば第1の発光素子250R)を絶縁膜221上に有
する。
表示パネル200は、絶縁膜221上に第1の下部電極251Rの端部に重なる隔壁22
8を有する(図4(C)参照)。また、基板210と対向基板270の間隔を制御するス
ペーサ229が、隔壁228上に設けられている。
《データ線駆動回路の構成》
データ線駆動回路203sは、トランジスタ203t及び容量203cを含む。なお、駆
動回路を画素回路と同一基板上に、画素回路と同一の工程で形成することができる。
《他の構成》
表示パネル200は、信号を供給することができる配線211を備え、端子219が配線
211に設けられている。なお、データ信号及び同期信号等の信号を供給することができ
るFPC(フレキシブルプリントサーキット)209が端子219に電気的に接続されて
いる。
なお、FPCにはプリント配線基板(PWB)が取り付けられていても良い。本明細書に
おける表示パネルには、表示パネル本体だけでなく、それにFPC又はPWBが取り付け
られた状態をも含むものとする。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる
200 表示パネル
200L 端
200R 端
201 表示領域
202 画素
202B 副画素
202G 副画素
202R 副画素
202t トランジスタ
203c 容量
203g 走査線駆動回路
203s データ線駆動回路
203t トランジスタ
210 基板
210a バリア膜
210b 基板
210c 接着層
211 配線
219 端子
221 絶縁膜
228 隔壁
229 スペーサ
250R 発光素子
251R 下部電極
252 上部電極
253 層
253a 発光ユニット
253b 発光ユニット
254 中間層
260 封止材
267BM 遮光層
267p 反射防止層
267R 着色層
270 対向基板
270a バリア膜
270b 基板
270c 接着層
280B 発光モジュール
280G 発光モジュール
280R 発光モジュール
500 表示装置
501 表示パネル
502 第1の筐体
503 カバーフィルム
504 第2の筐体
505 表示領域
506 可視光を透過する領域
550 折りたたみ機構

Claims (5)

  1. 表示パネルと、第1の層と、を有する表示装置であり、
    前記表示パネルは、可撓性を有し、
    前記第1の層は、可撓性を有し、かつ、可視光に対する透過性を有し、
    前記表示パネルと、前記第1の層とは、それぞれ独立に折りたたむことが可能であり、
    前記表示パネルは、複数の折りたたみ箇所を有し、
    前記表示装置を展開した状態において、前記第1の層は、前記表示パネルの表示面上に位置し、
    前記表示装置を折りたたんだ状態において、前記表示パネルは、前記表示パネルの表示面の一部が外側となるように折りたたむことが可能であり、
    前記表示装置を折りたたんだ状態において、前記表示パネルの表示面の一部を覆うように、前記第1の層を折りたたむことが可能である、表示装置。
  2. 表示パネルを有する第1の筐体と、第1の層を有する第2の筐体と、を有する表示装置であり、
    前記表示パネルは、可撓性を有し、
    前記第1の層は、可撓性を有し、かつ、可視光に対する透過性を有し、
    前記第1の筐体と、前記第2の筐体とは、それぞれ独立に折りたたむことが可能であり、
    前記第1の筐体は、複数の折りたたみ箇所を有し、
    前記表示装置を展開した状態において、前記第1の層は、前記表示パネルの表示面上に位置し、
    前記表示装置を折りたたんだ状態において、前記表示パネルは、前記表示パネルの表示面の一部が外側となるように折りたたむことが可能であり、
    前記表示装置を折りたたんだ状態において、前記表示パネルの表示面の一部を覆うように、前記第1の層を折りたたむことが可能である、表示装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記表示装置を折りたたむ際に、前記表示パネルを前記第1の層よりも先に折りたたむことが可能であり、その後、前記表示パネルを覆うように前記第1の層を折りたたむことが可能である、表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記表示装置は、前記表示パネルの表示面の一部を外部から見ることができるように折りたたむことが可能である、表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記第1の層は、前記表示パネルよりも厚い、表示装置。
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