JP6879095B2 - 積層体 - Google Patents
積層体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6879095B2 JP6879095B2 JP2017138623A JP2017138623A JP6879095B2 JP 6879095 B2 JP6879095 B2 JP 6879095B2 JP 2017138623 A JP2017138623 A JP 2017138623A JP 2017138623 A JP2017138623 A JP 2017138623A JP 6879095 B2 JP6879095 B2 JP 6879095B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- general formula
- meth
- intermediate layer
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 0 CC*(C(*(*)C(*1C(C)(C)*)=O)=O)C1=O Chemical compound CC*(C(*(*)C(*1C(C)(C)*)=O)=O)C1=O 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D4/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D4/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16
- C09D4/06—Organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond in combination with a macromolecular compound other than an unsaturated polymer of groups C09D159/00 - C09D187/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J133/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J133/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C09J133/14—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing halogen, nitrogen, sulfur or oxygen atoms in addition to the carboxy oxygen
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
樹脂基材と、該樹脂基材の表面に配置された中間層と、該中間層の表面に配置された酸化ケイ素層とを有する積層体であって、
前記中間層が(メタ)アクリル基を含有するSi非含有化合物と(メタ)アクリル基を含有するシロキサン化合物とを含む組成物を硬化させたものであり、前記中間層における前記酸化ケイ素層側のSi濃度が前記樹脂基材側よりも高いことを特徴とする。
前記中間層が(メタ)アクリル基を含有するSi非含有化合物(以下、単に「Si非含有化合物」ということがある。)と(メタ)アクリル基を含有するシロキサン化合物(以下、単に「シロキサン化合物」ということがある。)とを含む組成物(以下、「本発明の組成物」ということがある。)を硬化させたものであり、前記中間層における前記酸化ケイ素層側のSi濃度が前記樹脂基材側よりも高いことを特徴とする。
CH2=CRCO2[−LOCOO] n−L−OCOCR=CH2
(Rはそれぞれ独立してH又はCH3であり、Lはそれぞれ独立して炭素数2以上の2価の炭化水素である。nは1以上の整数である。)
(メタ)アクリル基を含有するシロキサン化合物は、(メタ)アクリル基を含有するので、(メタ)アクリル基を含有するSi非含有化合物と共重合可能である。(メタ)アクリル基を含有するシロキサン化合物は、その名称のとおり、(メタ)アクリル基を含有し、かつ、Si−O−Si結合を有する。シロキサン化合物としては単一の化学構造のものを採用してもよいが、化学構造の異なる複数の化合物を採用してもよい。
(CH2=CRCO2C3H6SiO0.5×3)l(CH3SiO0.5×3)m(SiO0.5×4)n
(Rは独立してH又はCH3である。l+m+n=1、0.1≦l≦1、0≦m≦0.9、0≦n≦0.5である。)
攪拌装置および空気の吹き込み管を備えた3Lセパラブルフラスコに、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート型三量体を主成分とするイソシアネート化合物〔旭化成ケミカルズ(株)製デュラネートTPA−100。NCO含有量23%。〕1369.5g(NCO7.5モル)、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール1.22g、ジブチルスズジラウレート0.73gを仕込み、液温を50〜70℃で攪拌しながら、4−ヒドロキシブチルアクリレート1080g(7.5モル)を滴下した。
滴下終了後、80℃で4時間攪拌し、IR分析にて、反応液からイソシアネート基のものが消失していることを確認して反応を終了し、(A)成分に該当するイソシアヌル環含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物を得た。以下、この反応生成物を「HBA」と呼ぶ。
HBAは、前記一般式(1)において、R1、R2およびR3が全てテトラメチレン基で、R4、R5およびR6が全て水素原子である化合物に該当する。
2−プロパノール290gおよび3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン248.48g(1モル)を仕込んだ後、1.6質量%水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液57.69g(水3モル、水酸化テトラメチルアンモニウム10ミリモル)を徐々に加えて、撹拌しながら、温度25℃、pH9で1時間反応させた。その後、反応液に、10質量%硝酸水溶液6.62gを加えて中和した。そして、重合禁止剤としてQ−1301(N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミシアルミニウム塩)を17.6mg加えた。次に、減圧下で有機溶剤と水を留去した。その後、得られた残渣をジイソプロピルエーテルに溶解させ、水洗を行うことで塩類や過剰の酸を除去し、ここへ上記重合禁止剤を17.3mg加えた。次いで、得られたジイソプロピルエーテル溶液から、減圧下で溶剤を留去し、淡黄色透明な液体(極めて粘度が高く流動性が小さい液体)のシロキサン化合物を得た。単離収量は173.86gであった。
上記のようにして合成したシロキサン化合物を1H−NMR分析し、シロキサン化合物にメタクリロイル基が存在することを確認した。
得られたシロキサン化合物の1H−NMRチャートから算出したアルコキシ基(珪素原子に結合したiso−プロポキシ基)の含有割合は、仕込み原料に含まれていたアルコキシ基の全体に対して0.8%に相当する量であった。
また、得られたシロキサン化合物のMnは2700であった。以下、このシロキサン化合物を「PSQ−M」という。
PSQ−Mは、一般式(4)において、RがCH3であり、l=1のものである。
Si非含有化合物として製造例1のHBAを30質量部、Si非含有化合物としてM−315(東亞合成株式会社、商品名アロニックスM−315)を25質量部、Si非含有化合物としてUM−90DA(1/3)(宇部興産株式会社)を15質量部、シロキサン化合物としてPSQ3−2を30質量部、紫外線吸収剤としてRUVA93(大塚化学株式会社)を7.5質量部、紫外線吸収剤としてT−479を1.5質量部、ヒンダードアミン系光安定剤としてT−123(BASF株式会社、商品名チヌビン123)を0.5質量部、光ラジカル重合開始剤としてIrgacure754(BASF株式会社)を2質量部、光ラジカル重合開始剤としてIrgacure819(BASF株式会社)を0.5質量部、表面調整剤として東レ8019(東レ・ダウコーニング株式会社)を0.1質量部、有機溶剤としてプロピレングリコールモノメチルエーテルを79.1質量部、を混合し、撹拌して実施例1の組成物とした。
UM−90DA(1/3)は、一般式(3)において、RがH、LがCH2−1,4−シクロヘキシル−CH2又は(CH2)6であってCH2−1,4−シクロヘキシル−CH2と(CH2)6の割合が1:3であり、重量平均分子量が900のものである。
PSQ3−2は、一般式(4)において、RがCH3であり、l=0.3、m=0.7であり、重量平均分子量が2100のものである。
T−123はデカン二酸ビス(2,2,6,6−テトラメチル−1−(オクチロキシ)−4−ピペリジニル)エステルである。
T−479の化学構造を以下に示す。
シロキサン化合物としてPSQ3−2に替えてPSQ3−6を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、実施例2の組成物、部材、積層体を製造した。
PSQ3−6は、一般式(4)において、RがCH3であり、l=0.2、m=0.8であり、重量平均分子量が5100のものである。
シロキサン化合物としてPSQ3−2に替えてPSQ3−7を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、実施例3の組成物、部材、積層体を製造した。
PSQ3−7は、一般式(4)において、RがCH3であり、l=0.1、m=0.9であり、重量平均分子量が5400のものである。
Si非含有化合物として製造例1のHBAを30質量部、Si非含有化合物としてM−315を30質量部、Si非含有化合物としてUM−90DA(1/3)を10質量部、及びシロキサン化合物として製造例2のPSQ−Mを30質量部で用い、有機溶剤の量を77.6質量部とした上で、紫外線吸収剤としてT−479を用いなかった以外は、実施例1と同様の方法で、実施例4の組成物、部材、積層体を製造した。
Si非含有化合物として製造例1のHBAを35質量部、Si非含有化合物としてM−315を40質量部、シロキサン化合物としてPSQ3−3を25質量部で用い、有機溶剤の量を110.6質量部とした上で、Si非含有化合物としてUM−90DA(1/3)を用いなかった以外は、実施例4と同様の方法で、実施例5の組成物、部材、積層体を製造した。
PSQ3−3は、一般式(4)において、RがCH3であり、l=0.7、m=0.3であり、重量平均分子量が1000のものである。
シロキサン化合物としてPSQ3−2に替えてPSQ3−3を用い、有機溶剤の量を110.6質量部とした上で、紫外線吸収剤としてT−479を用いなかった以外は、実施例1と同様の方法で、実施例6の組成物、部材、積層体を製造した。
シロキサン化合物としてPSQ3−2に替えてPSQ3−3を用い、有機溶剤の量を112.1質量部とした以外は、実施例1と同様の方法で、実施例7の組成物、部材、積層体を製造した。
Si非含有化合物として製造例1のHBAを30質量部、Si非含有化合物としてM−315を40質量部、シロキサン化合物としてPSQ3−3に替えてPSQ3−8を30質量部で用いた以外は、実施例5と同様の方法で、実施例8の組成物、部材、積層体を製造した。
PSQ3−8は、一般式(4)において、RがCH3であり、l=0.2、m=0.8であり、重量平均分子量が2500のものである。
Si非含有化合物として製造例1のHBAを40質量部、Si非含有化合物としてM−315を40質量部、シロキサン化合物としてPSQ3−8を20質量部で用いた以外は、実施例8と同様の方法で、実施例9の組成物、部材、積層体を製造した。
Si非含有化合物として製造例1のHBAを50質量部、Si非含有化合物としてM−315を40質量部、シロキサン化合物としてPSQ3−8を10質量部で用いた以外は、実施例8と同様の方法で、実施例10の組成物、部材、積層体を製造した。
シロキサン化合物としてPSQ3−8に替えてPSQ3−9を用いた以外は、実施例8と同様の方法で、実施例11の組成物、部材、積層体を製造した。
PSQ3−9は、一般式(4)において、RがCH3であり、l=0.1、m=0.6、n=0.3であり、重量平均分子量が3400のものである。
シロキサン化合物としてPSQ3−8に替えてPSQ3−9を用いた以外は、実施例9と同様の方法で、実施例12の組成物、部材、積層体を製造した。
シロキサン化合物としてPSQ3−8に替えてPSQ3−9を用いた以外は、実施例10と同様の方法で、実施例13の組成物、部材、積層体を製造した。
X線光電子分光(XPS)装置を用いて、実施例1〜実施例13の部材における中間層の表面に対して、C、O、N及びSiを対象とする分析を行なった。分析結果から算出されたC、O、N及びSiの合計元素に対するSi元素の割合を実測%とし、理論上のC、O、N及びSiの合計元素に対するSi元素の割合を理論%として、各中間層における特徴的な成分及びその配合比と共に、表1に示す。
メタルハライドランプを光源とするUV耐候性試験機を用いて、実施例1〜実施例13の積層体に対して、耐候性試験を行った。そして、耐候性試験の一定時間経過毎に、酸化ケイ素層にテープを貼付して、テープを剥がすとの密着性試験を行った。耐候性試験は、密着性試験にて酸化ケイ素層又は中間層が剥がれるまで、行った。
密着性試験にて、酸化ケイ素層、又は、酸化ケイ素層及び中間層がテープと共に剥がれた時点の試験時間(h)を、表1に示す。
実施例1で用いたシロキサン化合物であるPSQ3−2は、一般式(4)において、l=0.3、m=0.7であり、重量平均分子量が2100のものである。
実施例2で用いたシロキサン化合物であるPSQ3−6は、一般式(4)において、l=0.2、m=0.8であり、重量平均分子量が5100のものである。
実施例3で用いたシロキサン化合物であるPSQ3−7は、一般式(4)において、l=0.1、m=0.9であり、重量平均分子量が5400のものである。
実施例6で用いたシロキサン化合物であるPSQ3−3は、一般式(4)において、l=0.7、m=0.3であり、重量平均分子量が1000のものである。
そうすると、実施例1、実施例2、実施例3及び実施例6の結果からは、シロキサン化合物としては、一般式(4)において、l=0.1〜0.2、m=0.8〜0.9であり、重量平均分子量が5000〜5500程度のものが特に好適であるといえる。
実施例8〜10で用いたシロキサン化合物であるPSQ3−8は、一般式(4)において、l=0.2、m=0.8であり、重量平均分子量が2500のものである。
実施例11〜13で用いたシロキサン化合物であるPSQ3−9は、一般式(4)において、l=0.1、m=0.6、n=0.3であり、重量平均分子量が3400のものである。
実施例8〜10及び実施例11〜13の結果からは、シロキサン化合物として、一般式(4)において、nが0.3付近のものが好ましいといえる。
また、実施例11〜13の結果から、Si非含有化合物とシロキサン化合物との合計量に対して、シロキサン化合物は20〜40質量%で配合されるのが好ましく、25〜35質量%で配合されるのが特に好ましいといえる。
Claims (12)
- 樹脂基材と、該樹脂基材の表面に配置された中間層と、該中間層の表面に配置された酸化ケイ素層とを有する積層体であって、
前記中間層が(メタ)アクリル基を含有するSi非含有化合物と(メタ)アクリル基を含有するシロキサン化合物とを含む組成物を硬化させたものであり、前記中間層における前記酸化ケイ素層側のSi濃度が前記樹脂基材側よりも高く、
前記シロキサン化合物の基本骨格が、下記一般式(4)で表されることを特徴とする積層体。
一般式(4):
(CH 2 =CRCO 2 C 3 H 6 SiO 0.5×3 ) l (CH 3 SiO 0.5×3 ) m (SiO 0.5×4 ) n
(Rは独立してH又はCH 3 である。l+m+n=1、0.1≦l≦1、0.8≦m≦0.9、0≦n≦0.5である。) - 前記中間層における前記酸化ケイ素層側の面のSi濃度が、前記中間層における理論的Si濃度に対して、2〜10倍である請求項1に記載の積層体。
- 前記中間層における前記酸化ケイ素層側の面を、C、O、N及びSiを対象としてX線光電子分光法で元素分析した際に、C、O、N及びSiの合計元素に対するSi元素の割合が5%以上である請求項1又は2に記載の積層体。
- 前記組成物において、前記Si非含有化合物と前記シロキサン化合物との合計量に対して、前記Si非含有化合物が40〜95質量%、前記シロキサン化合物が5〜60質量%で含まれる請求項1〜3のいずれか1項に記載の積層体。
- 前記Si非含有化合物がイソシアヌル環又はカーボネート構造を含有し、かつ2以上の(メタ)アクリル基を含有するものである請求項1〜4のいずれか1項に記載の積層体。
- 前記Si非含有化合物が、下記一般式(1)で表されるイソシアヌル環含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物、及び/又は、下記一般式(2)で表されるウレタン結合を有しないイソシアヌル環含有トリ(メタ)アクリレート化合物を含む請求項1〜5のいずれか1項に記載の積層体。
- 前記Si非含有化合物が、下記一般式(3)で表されるカーボネート構造含有(メタ)アクリレート化合物を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の積層体。
一般式(3):
CH2=CRCO2[−LOCOO]n−L−OCOCR=CH2
(Rはそれぞれ独立してH又はCH3であり、Lはそれぞれ独立して炭素数2以上の2価の炭化水素である。nは1以上の整数である。) - 前記樹脂基材がポリカーボネート製である請求項1〜7のいずれか1項に記載の積層体。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の積層体を具備する車両用部材。
- 2以上の(メタ)アクリル基を含有し、かつイソシアヌル環又はカーボネート構造を含有するSi非含有化合物と、基本骨格が下記一般式(4)で表されるシロキサン化合物とを含む組成物であって、
前記Si非含有化合物と前記シロキサン化合物との合計量に対して、前記Si非含有化合物が40〜95質量%、前記シロキサン化合物が5〜60質量%で含まれる組成物。
一般式(4):
(CH2=CRCO2C3H6SiO0.5×3)l(CH3SiO0.5×3)m(SiO0.5×4)n
(Rは独立してH又はCH3である。l+m+n=1、0.1≦l≦1、0.8≦m≦0.9、0≦n≦0.5である。) - 前記Si非含有化合物が、請求項6に記載の一般式(1)で表されるイソシアヌル環含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物、及び/又は、請求項6に記載の一般式(2)で表されるウレタン結合を有しないイソシアヌル環含有トリ(メタ)アクリレート化合物を含む請求項10に記載の組成物。
- 前記Si非含有化合物が、下記一般式(3)で表されるカーボネート構造含有(メタ)アクリレート化合物を含む請求項10又は11に記載の組成物。
一般式(3):
CH2=CRCO2[−LOCOO]n−L−OCOCR=CH2
(Rはそれぞれ独立してH又はCH3であり、Lはそれぞれ独立して炭素数2以上の2価の炭化水素である。nは1以上の整数である。)
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017138623A JP6879095B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 積層体 |
US16/031,073 US20190016932A1 (en) | 2017-07-14 | 2018-07-10 | Laminate |
DE102018116875.6A DE102018116875A1 (de) | 2017-07-14 | 2018-07-12 | Laminat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017138623A JP6879095B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019018449A JP2019018449A (ja) | 2019-02-07 |
JP6879095B2 true JP6879095B2 (ja) | 2021-06-02 |
Family
ID=64745474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017138623A Active JP6879095B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 積層体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20190016932A1 (ja) |
JP (1) | JP6879095B2 (ja) |
DE (1) | DE102018116875A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102089717B1 (ko) * | 2017-06-29 | 2020-03-16 | 주식회사 엘지화학 | 편광자 보호 필름 및 이의 제조방법 |
JP7461834B2 (ja) * | 2020-08-26 | 2024-04-04 | 株式会社豊田自動織機 | 樹脂ガラス用コーティング剤および樹脂ガラス |
JP7428669B2 (ja) * | 2021-01-20 | 2024-02-06 | 株式会社豊田自動織機 | 樹脂ガラス用コーティング剤および樹脂ガラス |
JP7428668B2 (ja) * | 2021-01-20 | 2024-02-06 | 株式会社豊田自動織機 | 樹脂ガラス用コーティング剤および樹脂ガラス |
JP2023019888A (ja) * | 2021-07-30 | 2023-02-09 | デクセリアルズ株式会社 | 積層体、屋外用積層体、及びハードコート層形成材料 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5458797B2 (ja) * | 2009-10-21 | 2014-04-02 | 株式会社豊田自動織機 | 車両用部材およびその製造方法 |
JP5443940B2 (ja) * | 2009-10-21 | 2014-03-19 | 東亞合成株式会社 | 硬化型コーティング剤組成物 |
US8361607B2 (en) | 2011-04-14 | 2013-01-29 | Exatec Llc | Organic resin laminate |
JP5392326B2 (ja) * | 2011-09-06 | 2014-01-22 | 株式会社豊田自動織機 | 車両用部材およびその製造方法 |
JP5228098B2 (ja) * | 2011-09-06 | 2013-07-03 | 株式会社豊田自動織機 | 硬化型コーティング剤組成物 |
JP6384305B2 (ja) * | 2014-12-11 | 2018-09-05 | 株式会社豊田自動織機 | コート層を有する樹脂材およびその製造方法 |
JP6284671B2 (ja) | 2017-05-02 | 2018-02-28 | 東京応化工業株式会社 | 層間絶縁膜用感光性樹脂組成物 |
-
2017
- 2017-07-14 JP JP2017138623A patent/JP6879095B2/ja active Active
-
2018
- 2018-07-10 US US16/031,073 patent/US20190016932A1/en not_active Abandoned
- 2018-07-12 DE DE102018116875.6A patent/DE102018116875A1/de not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102018116875A1 (de) | 2019-01-17 |
US20190016932A1 (en) | 2019-01-17 |
JP2019018449A (ja) | 2019-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6879095B2 (ja) | 積層体 | |
JP5574166B2 (ja) | 車両用部材およびその製造方法 | |
JP5470166B2 (ja) | 硬化型コーティング剤組成物 | |
US8642178B2 (en) | Vehicle member and process for producing the same | |
JP5146790B1 (ja) | 車両用部材およびその製造方法 | |
US20120202911A1 (en) | Curable coating agent composition | |
US9403990B2 (en) | Curing-type coating-agent composition | |
JP6156214B2 (ja) | 反応性紫外線吸収剤、その製造方法、並びにそれを含むコーティング組成物及び被覆物品 | |
JP2016027098A (ja) | 光硬化性コーティング組成物及び被覆物品 | |
JP5150759B1 (ja) | 硬化型コーティング剤組成物 | |
JP5392326B2 (ja) | 車両用部材およびその製造方法 | |
JP5389150B2 (ja) | 硬化型コーティング剤組成物 | |
JP6384305B2 (ja) | コート層を有する樹脂材およびその製造方法 | |
JP5403379B2 (ja) | 車両用部材およびその製造方法 | |
JP2015178550A (ja) | シリコーン系表面調整剤及び/又はフッ素系表面調整剤を含む膜 | |
CN116323012B (zh) | 树脂玻璃用涂覆剂和树脂玻璃 | |
US20240117195A1 (en) | Coating agent for resin glass, and resin glass | |
JP2015205956A (ja) | 組成物、該組成物を硬化させた膜、及び該膜を具備する樹脂製部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191017 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200908 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210330 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210412 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6879095 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |