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JP6867244B2 - 測量機の通信管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、測量機の測定精度を保つための通信管理システムに関する。
測量機(トータルステーション)は、測定点に置かれたターゲット対し測距光を照射し、その反射光を受光して測量を行う装置である。測量機は精密な機械であるため、測量機のスペック(測定精度)を保つためには、スペックの保証範囲を超えない温度下で使用されることが好ましい。
特許文献1に開示されているシステムは、測量機に温度センサを備え、この温度センサで基板温度を検出し、基板温度をメモリに保存するようになっている。そして、この温度情報は、管理会社の求めに応じて、インターネット通信により、測定エラーに関する履歴情報として送信される。
特開2007−170978号公報
上述のように、測量機に温度センサを備え、測量機の温度情報を遠隔地から知ることのできるシステムは従来から存在するが、温度情報は、測量機のエラー解析のための一情報(参考情報)として利用されているだけだった。
しかし、発明者は、測量機がスペックの保証範囲を超える環境下で使用された場合測定精度を保つことができないことを鑑みると、温度情報は、エラー解析のためだけでなく、スペック保証のために監視する情報として利用されるべきと考えた。
本発明は、測量機がスペックの保証範囲を超える環境下で使用されることを防ぎ、測量機の測定精度を保つための通信管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の通信管理システムは、ターゲットを測量する測量部、温度センサ、前記測量部を制御する制御部、および前記制御部と通信ネットワークとの通信を可能とする通信部を備える測量機と、前記通信ネットワークを経て前記測量機と通信可能な管理サーバと、前記管理サーバと通信可能な遠隔端末と、を備え、前記遠隔端末は、前記測量機の使用可能温度を設定するとともに、前記使用可能温度と前記温度センサの取得した温度に対する判定と、前記判定の結果に対する動作を設定して、前記使用可能温度,前記判定,および前記動作を前記管理サーバに記憶させ、前記測量機は、自身の温度情報を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバは、前記使用可能温度と前記温度センサの取得した温度を比較して前記判定を実行し、前記判定の結果に基づき前記動作を実行する。
本発明の別の態様の通信管理システムは、ターゲットを測量する測量部、座標の測定を行うGPS装置、現在時刻を取得するシステムタイマ、前記測量部,前記GPS装置,および前記システムタイマを制御する制御部、および前記制御部と通信ネットワークとの通信を可能とする通信部を備える測量機と、前記通信ネットワークを経て前記測量機と通信可能な管理サーバと、前記管理サーバと通信可能な遠隔端末と、を備え、前記遠隔端末は、前記測量機の使用可能温度と前記測量機の位置および時間に関連する、使用可能条件を設定するとともに、前記GPS装置の取得したGPS情報および前記システムタイマの取得した時刻情報から予測した予測温度と前記使用可能条件に対する判定と、前記判定の結果に対する動作を設定して、前記使用可能条件,前記判定,および前記動作を前記管理サーバに記憶させ、前記測量機は、自身のGPS情報および時刻情報を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバは、前記使用可能温度と前記GPS情報および時刻情報から予測した予測温度を比較して前記判定を実行し、前記判定の結果に基づき前記動作を実行する。
上記態様において、前記管理サーバは、前記判定において前記測量機の温度が前記使用可能温度外であった場合、前記動作として、前記測量機の所有者および/または管理者に通知,および/または,前記測量機に警告および/または機能停止を行うのも好ましい。
上記別の態様において、前記管理サーバは、前記判定において前記測量機の予測温度が前記使用可能温度外であった場合、前記動作として、前記測量機の所有者および/または管理者に通知,および/または,前記測量機に警告および/または機能停止を行うのも好ましい。
上記別の態様において、前記測量機は、前記GPS情報として、自身の高度情報も前記管理サーバに送信し、 前記使用可能条件には、前記高度に関連する条件が追加され、前記管理サーバは、前記高度情報に基づき前記予測温度を補正し、補正温度と前記使用可能温度を比較して前記判定を実行し、前記判定の結果に基づき前記動作を実行するのも好ましい。
本発明の通信管理システムによれば、測量機がスペックの保証範囲を超える環境下で使用されることを防ぐことができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信管理システムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係る測量機の構成ブロック図である。 第1の実施形態に係る遠隔端末の構成ブロック図である。 第1の実施形態に係る通信管理システムの設定時のフローチャートである。 第1の実施形態に係る設定時のWebページの一例である。 第1の実施形態に係る管理サーバの構成ブロック図である。 第1の実施形態に係る管理サーバの処理フローチャートである。 第1の実施形態に係る測量機に表示される警告の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る測量機の構成ブロック図である。 第2の実施形態に係る通信管理システムの設定時のフローチャートである。 第2の実施形態に係る管理サーバの構成ブロック図である。 第2の実施形態に係る管理サーバの処理フローチャートである。
次に、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
(システムの全体構成)
図1は第1の実施形態に係る通信管理システム(以下、単にシステムとする)の全体構成を示す図である。図1において、符号TS1,TS2,およびTSx(以下、代表符号はTSとする)は複数ある管理対象の測量機のうちのいくつかを示し、符号MSは管理サーバを示し、符号RCは遠隔端末を示している。測量機TS1,TS2,TSx、管理サーバMS、および遠隔端末RCは、インターネット等の通信ネットワークNを介して互いに通信可能となっている。通信ネットワークNは、社内LAN等のローカル・エリア・ネットワークや、接続ケーブルや、衛星通信ネットワークなど、任意の通信ネットワークを含んでよい。
(測量機の構成)
図2は第1の実施形態に係る測量機の構成ブロック図である。測量機TSは、トータルステーション(電子式測距測角儀)である。図2に示すように、測量機TSは、測量部13、温度センサ15、制御部17、通信部18、表示部19、回転駆動部20を有する。
測量部13は、測量機TSの望遠鏡(図示せず)内に配置された発光素子,測距光学系,および受光素子を備えている。測量部13は、上記発光素子から上記測距光学系を介して測距光を出射し、ターゲットからの反射光を上記受光素子で受光して、ターゲットまでを測距する。また、測量部13は、上記望遠鏡の鉛直回転角および上記望遠鏡の筐体(図示せず)の水平回転角をロータリエンコーダで測定して測角する。
温度センサ15は、測量機TSの上記筐体内に取り付けられている。温度センサ15は、外気温と近づけるため、上記筐体内に配置された整準用のチルトセンサ(図示せず)内に取り付けるのも好ましい。または、温度センサ15は、測量機TSに後付け(外付け)された構成であってもよい。
通信部18は、通信ネットワークNとの通信を可能にするものであり、例えばインターネットプロトコル(TCP/IP)を用いてインターネットと接続する。
表示部19は、液晶画面を有し、測量条件等を入力可能であり、測量に関する各種情報が表示される。回転駆動部20は、モータであり、上記望遠鏡を鉛直回転させるものと、上記筐体を水平回転させるものがある。
制御部17は、少なくともCPUおよびメモリ(ROM,RAM等)を備える制御ユニットである。制御部17は、測量アプリケーションプログラムを実行し、アプリケーションに従った画面を表示部19に表示させる。制御部17は、測量部13および回転駆動部20を駆動して、ターゲットの自動視準、測距および測角を行い、測定点の測量データを取得する。また、制御部17は、通信部18を用いて、通信ネットワークN経由で、管理サーバMSとの情報の送受信を行い、管理サーバMSからの指令を実行する。さらに、制御部17は、管理サーバMSに、温度センサ15で取得した温度情報を送信する。上記温度情報は、例えば、測量機TSの電源がONになった時、または、一時間に一回あるいは少なくとも一日に一回などの一定周期で、自動で送信される。制御部17のメモリには、測量データと、上記処理ための各種プログラムが格納されている。
(遠隔端末の構成)
図3は第1の実施形態に係る遠隔端末の構成ブロック図である。遠隔端末RCは、測量機メーカまたは代理店で所有されているパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等の端末である。遠隔端末RCは、図3に示すように、端末通信部31と、端末制御部32と、端末表示部33と、端末入力部34を少なくとも有する。
端末通信部31は、通信ネットワークNを介して、後述する管理サーバMSのサーバ通信部41との間で情報の送受信が可能である。
端末入力部34は、例えばキーボードなどであって、下記の設定を入力可能である。
端末制御部32は、少なくともCPUおよびメモリ(ROM,RAM等)を備える制御ユニットである。端末制御部32は、今回の設定対象となる測量機(以下、符号をTSxとする)の使用可能温度を設定する。また、使用可能温度と測量機TSxの温度センサ15が取得した温度に対する判定を設定する。また、判定の結果に対する動作を設定する。以下、具体的に説明する。
図4は第1の実施の形態に係る通信管理システムの設定時のフローチャートである。まず、ステップS301で、測量機TSxの管理者は、遠隔端末RCから、測量機メーカが提供する専用のWebページ100にログインする。
次に、ステップS302に移行すると、端末表示部33に、登録された複数の測量機のリストが表示されるので、管理者は、今回の設定対象となる測量機TSxを選択する。
次に、ステップS303に移行すると、測量機TSxの使用可能温度を設定する画面が表示される。Webページ100には、使用可能な下限温度と上限温度を指定可能なインターフェースが実装されている。管理者は、Webページ100上で、測量機TSxの使用可能な温度帯を設定する。
図5は、設定時のWebページの一例であり、測量機TSxの使用可能温度の設定例である。測量機TSxの使用可能温度は、図5に例示するように、下限温度の矢印101と上限温度の矢印102をそれぞれ水平方向に移動させることで、任意に選択できる。
次に、ステップS304に移行すると、Webページ100に、ステップS303で設定した使用可能温度に対する判定の設定欄が表示される。判定の設定欄は、例えば、プルダウン形式やチェックボックスで、選択支が複数選択可能に表示される。選択支としては、例えば「使用可能温度外である場合」「使用可能温度内である場合」「上限温度以上から上限温度未満に変化した瞬間」または「下限温度以下から下限温度超に変化した瞬間」などが表示される。選択支は管理者が任意に追加できるように構成されてよい。管理者は、自身の管理の意向に従って判定(判定基準)を設定する。
次に、ステップS305に移行すると、Webページ100に、ステップS304で設定した判定に対する動作の設定欄が表示される。動作の設定欄は、例えば、プルダウン形式やチェックボックスで、選択支が複数選択可能に表示される。選択支としては、例えば「登録されたメールアドレスに通知」「Webページ上で通知」「測量機に警告を表示」「測量機をロック(機能停止)」などが表示される。選択支は管理者が任意に追加できるように構成されてよい。管理者は、自身の管理の意向に従って動作を設定する。
次に、ステップS306に移行して、端末制御部32は、上記ステップS303〜305で設定された使用可能温度、判定、および動作の情報を、端末通信部31を介して管理サーバMSに送信する。端末制御部32は、管理サーバMSから受信正常の応答を受けると、設定プログラムを終了する。
(管理サーバの構成)
図6は第1の実施形態に係る管理サーバの構成ブロック図である。管理サーバMSは、図6に示すように、サーバ通信部41と、サーバ制御部42と、データベース43を少なくとも有する。
サーバ通信部41は、通信ネットワークNを介して、測量機TSの通信部18および端末通信部31との間で情報の送受信が可能である。
データベース43には、測量機TSおよび遠隔端末RCから受信した情報が、測量機TSの管理番号と関連付けて保存される。
サーバ制御部42は、少なくともCPUおよびメモリ(ROM,RAM等)を備える制御ユニットである。サーバ制御部42は、図6に示すように、使用可能温度読出し部44、使用可能温度判定部45、および動作実行部46を備える。
使用可能温度読出し部44は、管理サーバMSから送信されてデータベース43に保存された、測量機TSxの使用可能温度(下限温度および上限温度)を読み出す。使用可能温度判定部45は、測量機TSxの使用可能温度と測量機TSxの温度を比較して、管理サーバMSから送信されデータベース43に保存された判定に基づき、測量機TSxの温度が使用可能温度内か外かの判定を実行する。動作実行部46は、管理サーバMSから送信されデータベース43に保存された動作を読出し、使用可能温度判定部45の判定の結果に基づき、設定された動作を実行する。以下、具体的に説明する。
図7は、第1の実施形態に係る管理サーバの処理フローチャートである。まず、ステップS401で、管理サーバMSは、測量機TSxから、現在の温度を受信する。管理サーバMSは、温度情報を受け取ると、ステップS402に移行する。
次に、ステップS402に移行すると、使用可能温度読出し部44が測量機TSxの使用可能温度をデータベース43から読出し、使用可能温度判定部45が、使用可能温度と測量機TSxの温度を比較する。判定の条件を満たさない場合は、管理サーバMSは処理を終了する。一方、判定の条件を満たす場合は、ステップS403に移行して、動作実行部46が、設定された動作を実行する。その後、管理サーバMSは処理を終了する。
第1の実施形態に係る通信管理システムの使用例を示す。
(1)使用者は、遠隔端末RCでWebページ100を開き、使用可能温度を「−20℃〜60℃」、判定を「使用可能温度外で使用された時」、動作を「測量機TSxに警告を表示かつ機能をロック、および、測量機TSxの所有者にメール通知」に設定して保存し、Webページ100を閉じる。
(2)測量機TSxは、電源ON後に、管理サーバMSに現在の温度を送信する。管理サーバMSは、温度情報を受け取った時に、測量機TSxの温度と(1)で指定された使用可能温度を比較する。管理サーバMSは、使用可能温度内で使用されている場合は、測量機TSxに正常応答を送信し、使用者は測量機TSxを通常使用可能である。
(3)一方、使用可能温度外での使用を検出した場合は、管理サーバMSは、(1)で設定された動作に基づき、測量機TSxに警告を表示して機能をロックするよう指令し、所有者に測量機TSxが使用可能温度外で使用されている旨をメール通知する。管理サーバMSから指令を受けた測量機TSxは、表示部19に警告を表示し、続いて、電源OFF以外の動作を停止する。図8は第1の実施形態に係る測量機に表示される警告の一例であり、警告は「お客様の機械は、スペックを越える環境で使用されております。測定結果に影響が出ますのでご注意願います。WEBページで、設定をご確認下さい。」などが表示される。なお、警告は、測量機TSxにスピーカが備えられている場合は音声を出力してもよい。
第1の実施形態のシステムによれば、予め、測量機TSxの使用可能温度、使用可能温度と測量機の温度に対する判定、判定の結果に対する動作を設定しておけば、管理サーバMSが、測量機TSxが使用可能温度で使用されているか否かを監視する。そして、測量機TSxが使用可能温度外で使用された場合には、管理サーバMSが、即座に対応をとる。このため、測量機TSが使用可能温度外で使用された時、作業者および/または所有者は、測定精度が保てない環境下で使用していることに気づくことができる。
また、測量機TSが使用可能温度外で使用された時、管理サーバMSが、自動で警告や機能のロックを行うので、測定精度が保証されない測量を抑制することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態において、第1の実施形態と同一の要素については、同一の符号を用いて説明を割愛する。第1の実施形態では、測量機TSの温度を温度センサ15で直接的に監視したが、第2の実施形態では、測量機TSの温度を予測して監視する。
(システムの全体構成)
第2の実施形態おける通信管理システム(以下、単にシステムとする)の全体構成は、図1と同様であり、測量機TS1,TS2,およびTSxと、管理サーバMSと、遠隔端末RCを有する。
(測量機の構成)
図9は第2の実施形態に係る測量機の構成ブロック図である。第2の実施形態に係る測量機TSは、図9に示すように、測量部13、GPS装置14、温度センサ15、システムタイマ16、制御部17、通信部18、表示部19、回転駆動部20を有する。なお、GPS装置14,温度センサ15,および通信部18は、測量機TSに後付け(外付け)された構成であってもよい。
測量部13,温度センサ15,通信部18,表示部19,および回転駆動部20は、第1の実施形態と同様である。
GPS装置14は、GPS衛星から信号を受信し、測量機TSのGPS情報(時刻・緯度・経度・高度)を取得する。
システムタイマ16は、後述する制御部17のCPUの動作クロックを原振とし、該クロックのクロックパルスをカウントするハードウェアタイマと該ハードウェアタイマと同一周期で割り込み処理を発生させ桁上がりをカウントするソフトウェアタイマを備える。システムタイマ16は、ハードウェアタイマとソフトウェアタイマのカウント値を演算することにより、測量機TSの現在時刻(システムタイム)を取得する。なお、システムタイマ16は、GPS装置14のGPS情報からUTC時刻を取得して、システムタイムを随時補正してもよい。
制御部17は、測量アプリケーションプログラムを実行し、表示させるとともに、ターゲットの自動視準、測距および測角を行い、測定点の測量データを取得する。また、制御部17は、通信部18を用いて、通信ネットワークN経由で、管理サーバMSとの情報の送受信を行い、管理サーバMSからの指令を実行する。さらに、制御部17は、管理サーバMSに、温度センサ15で取得した温度情報,GPS装置14で取得したGPS情報,およびシステムタイマ16で取得した時刻情報を送信する。上記温度情報,GPS情報,および時刻情報は、例えば、測量機TSの電源がONになった時、または、一時間に一回あるいは少なくとも一日に一回などの一定周期で、自動で送信される。制御部17のメモリには、測量データと、上記処理ための各種プログラムが格納されている。
(遠隔端末の構成)
第2の実施形態おける遠隔端末RCの構成は、図3と同様であり、遠隔端末RCは、端末通信部31、端末制御部32、端末表示部33、および端末入力部34を少なくとも有する、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、またはタブレット等の端末である。
第2の実施形態おける端末制御部32は、今回の設定対象となる測量機TSxの使用可能条件を設定する。使用可能条件は、測量機TSxの使用可能温度と、測量機TSxの位置および時間に関連する要素で設定される。端末制御部32は、設定された使用可能条件に対する判定を設定する。また、判定の結果に対する動作を設定する。以下、具体的に説明する。
図10は第2の実施形態に係る通信管理システムの設定時のフローチャートである。まず、ステップS501で、測量機TSxの管理者は、遠隔端末RCから、測量機メーカが提供する専用のWebページ100にログインする。
次に、ステップS502に移行すると、端末表示部33に、登録された複数の測量機のリストが表示されるので、管理者は、今回の設定対象となる測量機TSxを選択する。
次に、ステップS503に移行すると、測量機TSxの使用可能条件を設定する画面が表示される。使用可能条件の設定は、「使用可能温度」と「適用範囲」と「適用期間」で行われる。
「使用可能温度」の設定は、第1の実施形態と同様であり、下限温度と上限温度を、任意に選択できる(一例として図5参照)。
「適用範囲」の設定は、測量機TSxに対し判定を適用する範囲の位置情報を指定する。測量機TSxの適用範囲の設定は、例えば、Webページ100に表示された地図上に重ねたレイヤーにより、地図上にマウスクリックで描かれた矩形や、フリーハンドで描かれた図形などによって、任意の範囲に対して行える。この他に、適用範囲の設定は、Webページ100上に表示されたテキストボックスに対して、現場中心からの半径、緯度・経度、または住所や国名などを入力することで行われてもよい。Webページ100で設定された適用範囲の位置情報は、緯度・経度に変換されて把握される。
「適用期間」の設定は、測量機TSxに対し判定を適用する期間を指定する。測量機TSxの適用時間の設定は、「年/月/日」と「時/分」を、組み合わせ自由に選択できる。
次に、ステップS504に移行すると、Webページ100に、ステップS503で設定した使用可能条件に対する判定の設定欄が表示される。判定の設定欄は、例えば、プルダウン形式やチェックボックスで、選択支が複数選択可能に表示される。選択支としては、例えば「使用可能温度外である場合」「使用可能温度内である場合」「使用可能温度外となると予想される場合」「使用可能温度内となると予想される場合」などが表示される。選択支は管理者が任意に追加できるように構成されてよい。管理者は、自身の管理の意向に従って判定(判定基準)を設定する。
次に、ステップS505に移行すると、Webページ100に、ステップS504で設定した判定に対する動作の設定欄が表示される。動作の設定欄は、例えば、プルダウン形式やチェックボックスで、選択支が複数選択可能に表示される。選択支としては、例えば「登録されたメールアドレスに通知」「Webページ上で通知」「測量機に警告を表示」「測量機をロック(機能停止)」などが表示される。選択支は管理者が任意に追加できるように構成されてよい。管理者は、自身の管理の意向に従って動作を設定する。
次に、ステップS506に移行して、端末制御部32は、上記ステップS503〜505で設定された使用可能条件、判定、および動作の情報を、端末通信部31を介して管理サーバMSに送信する。端末制御部32は、管理サーバMSから受信正常の応答を受けると、設定プログラムを終了する。
(管理サーバの構成)
図11は第2の実施形態に係る管理サーバの構成ブロック図である。第2の実施形態の管理サーバMSも、図11に示すように、サーバ通信部41と、サーバ制御部42と、データベース43を少なくとも有する。
第2の実施形態のサーバ制御部42は、少なくともCPUおよびメモリ(ROM,RAM等)を備える制御ユニットであり、使用可能条件読出し部47、使用可能温度判定部45、温度超過判定部48、および動作実行部46を備える。
使用可能条件読出し部47は、管理サーバMSから送信されてデータベース43に保存された、測量機TSxの使用可能温度、適用範囲(緯度・経度)、および適用時間(年/月/日・時刻)を読み出す。
使用可能温度判定部45は、第1の実施形態と同様で、測量機TSxの使用可能温度(下限温度および上限温度)と測量機TSxの温度を比較して、測量機TSxの温度が使用可能温度内か外か判定する。
温度超過判定部48は、測量機TSxの適用範囲の座標(緯度・経度)と測量機TSxのGPS座標(緯度・経度)を比較して、測量機TSxの位置が適用範囲内か外か判定する。また、測量機TSxの適用時間と測量機TSxの現在時刻を比較して、測量機TSxの使用時刻が適用時間内か外かの判定を実行する。そして、測量機TSxの位置が適用範囲内で、測量機TSxの使用時刻が適用時間内であったとき、今後測量機TSxの使用環境が使用可能温度外となるか否かの判定を実行する。
データベース43には、測量機TSおよび遠隔端末RCから受信した情報が、測量機TSの管理番号と関連付けて保存される。さらに、本形態のデータベース43には、位置(緯度・経度)情報と時刻(年月日・時分)情報に基づき統計的に予測されるその地域の気温を記録した予測温度テーブル49が格納されている。予測温度テーブル49は、予め作成されてデータベース43に保存されており、データの更新可能に構成されている。
動作実行部46は、判定部45および48の判定の結果に基づき、管理サーバMSから設定された動作を実行する。以下、具体的に説明する。
図12は、第2の実施形態に係る管理サーバの処理フローチャートである。まず、ステップS601で、管理サーバMSは、測量機TSxから、温度情報,GPS情報,および時刻情報を受信し、使用可能条件読出し部47が測量機TSxの使用可能条件(使用可能温度,適用範囲,適用時間)をデータベース43から読出す。
次に、ステップS602に移行して、使用可能温度判定部45が使用可能温度と測量機TSxの現在の温度を比較する。測量機TSxの温度が使用可能温度を超えている場合(Yes)は、ステップS603に移行し、「使用可能温度外である場合」に設定されている動作を実行する。測量機TSxの現在の温度が使用可能温度以下である場合(No)は、ステップS604に移行する。
ステップS604に移行すると、温度超過判定部48が、使用可能条件に適用範囲の設定があるか確認する。設定がない場合(No)は、温度超過予測不能であるので、管理サーバMSは処理を終了する。設定がある場合(Yes)は、ステップS605に移行する。
ステップS60に移行すると、温度超過判定部48が、ステップS601で受信した情報に測量機TSxの位置情報が含まれているか確認する。位置情報がない場合(No)は、温度超過予測不能であるので、管理サーバMSは処理を終了する。位置情報がある場合(Yes)は、ステップS606に移行する。
ステップS606に移行すると、温度超過判定部48が、測量機TSxの位置が適用範囲内か外かを判定する。適用範囲外である場合(No)は、今回の管理対象ではないので、管理サーバMSは処理を終了する。適用範囲内である場合(Yes)は、ステップS607に移行する。
ステップS607に移行すると、温度超過判定部48が、測量機TSxの位置と測量機TSxの現在時刻をデータベース43の予測温度テーブル49に照らし、測量機TSxの予測温度が今後使用可能温度外となるか否かを判定する。使用可能温度外となると予想される時間帯に至らない場合(No)は、管理サーバMSは処理を終了する。使用可能温度外となると予想される時間帯に至る場合(Yes)は、ステップS608に移行し、「使用可能温度外となると予想される場合」に設定されている動作を実行し、管理サーバMSは処理を終了する。図12の破線で示すステップS609〜S610については後述する。
第2の実施形態に係る通信管理システムの使用例を示す。
(1)管理者は、遠隔端末RCでWebページ100を開き、使用可能条件を「使用可能温度:−20℃〜60℃」「適用範囲:サウジアラビア」「適用時間:7月1日〜10月31日の10時00分〜16時00分」、判定を「使用可能温度外である場合および使用可能温度外となると予想される場合」、動作を「測量機TSxに警告を表示かつ機能をロック、および、測量機TSxの所有者にメール通知」に設定して保存し、Webページ100を閉じる。
(2)測量機TSxは、一時間毎に管理サーバMSに温度情報,GPS情報,および時刻情報を送信する。管理サーバMSは、情報を受け取った時に、使用可能温度と測量機TSxの温度を比較して、測量機TSxの温度が使用可能温度内か外かの判定を実行する。使用可能温度内であった場合は、測量機TSxの現在位置と現在時刻を、予測温度テーブル49に照らして、測量機TSxの予測温度が今後使用可能温度外となると予想される時間帯に至るか否かの判定を実行する。
(3)測量機TSxの現在温度が使用可能温度内であった場合、または、測量機TSxの予測温度が使用可能温度内となると予想される場合は、管理サーバMSは、測量機TSxに正常応答を送信し、使用者は測量機TSxを通常使用可能である。測量機TSxの現在温度が使用可能温度外であった場合、または、測量機TSxの予測温度が今後使用可能温度外となると予想される場合は、管理サーバMSは、(1)で設定された動作に基づき、測量機TSxに警告を表示して機能をロックするよう指令し、所有者に測量機TSxが範囲外で使用されている旨をメール通知する。管理サーバMSから指令を受けた測量機TSxは、表示部19に警告を表示し(一例として図8参照)、続いて、電源OFF以外の動作を停止する。
第2の実施形態のシステムによれば、予め、測量機TSxの使用可能条件(適用範囲および適用時間)、使用可能条件に対する判定、判定の結果に対する動作を設定しておけば、管理サーバMSが、測量機TSxが今後使用可能温度を超える環境下で使用されるか否かを予測し、監視する。そして、測量機TSxが今後使用可能温度を超える環境下に至る場合は、管理サーバMSが即座に対応をとる。このため、測量機TSが使用可能温度外で使用されるおそれがある時、作業者および/または所有者は、測定精度が保証されない環境下で使用されるおそれがあることに気づくことができる。また、測量機TSが使用可能温度外で使用されるおそれがある時、管理サーバMSが、自動で警告や機能のロックを行うので、測定精度が保てない測量を抑制することができる。
第2の実施形態のシステムは、測量機TSxが今後使用可能温度を超える環境下に至るか否かを予測する(温度超過予測)ことによって、測量機TSxがスペックの保証範囲を超える環境下で使用されることを防ぐのを趣旨としたものである。温度超過予測は、測量機TSxのGPS情報,および時刻情報と、管理サーバMSに格納された予測温度テーブル49で行われる。
上述した本形態のシステムの例(図9〜図12)では、第1の実施形態に係る、測量機TSの温度を直接的に監視するシステムと上記温度超過予測のシステムを組み合わせた例を記載している。従って、温度超過予測のみに関する実施形態においては、図9の温度センサ15は任意の構成である。また、測量機TSxから管理サーバMSへの温度情報の送信も任意である。また、図10のステップS504で例示した「使用可能温度外である場合」「使用可能温度内である場合」の表示も任意である。また、図11の使用可能温度判定部45も任意の要素である。また、図12の処理フローにおけるステップS602〜S603での現在温度の比較も、任意である。
(変形例)
第2の実施形態のシステムの変形例を述べる。測量機TSxの使用可能条件として、測量機TSxの高度に関連する要素が追加されるのも好ましい。「適用高度」は、Webページ100で、任意選択可能な項目として表示される。「適用高度」の設定は、例えば、「ジオイド高:36.0m〜350.0m」などと入力する。
「適用高度」の設定がある場合の管理サーバMSの処理フローを、図12を参照して説明する。例えば、「適用高度」の処理は、破線で示されており、ステップS607の処理の後に行われる。ステップS607で、測量機TSxが今後使用可能温度外となると予想される時間帯に至る(Yes)と判定された場合、「適用高度」の処理となるステップS609に移行する。
ステップS609に移行すると、温度超過判定部48が、使用可能条件に適用高度の設定があるか確認する。設定がない場合(No)は、温度超過予測不能であるので、管理サーバMSは処理を終了する。設定がある場合(Yes)は、ステップS610に移行する。
ステップS610に移行すると、温度超過判定部48が、測量機TSxから受信した高度情報(GPS情報に含まれる)を基に、データベース43の予測温度テーブル49から読み出した予測温度に、高度補正を行う。そして、高度補正した予測温度(以下、補正温度とする)を基に、測量機TSxの補正温度が今後使用可能温度外となると予想される時間帯に至るか否かを判定する。使用可能温度外となると予想されない場合(No)は、管理サーバMSは処理を終了する。使用可能温度外となると予想される場合(Yes)は、ステップS608に移行し、「使用可能温度外となると予想される場合」に設定されている動作を実行し、管理サーバMSは処理を終了する。
本変形例によれば、さらに高度も加味した温度超過予測が行えるので、測量機TSxが高度の高いエリアで使用される場合好ましい。なお、測量機TSxが気圧センサを備えている場合は、測量機TSxの高度情報は気圧センサの値が使用されてよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態および変形例を述べたが、これらを当業者の知識に基づいて改変したり、組み合わせたりすることは可能であり、そのような形態も本発明の範囲に含まれる。
TS1 TS2 TSx 測量機
RC 遠隔端末
MS 管理サーバ
13 測量部
14 GPS装置
15 温度センサ
16 システムタイマ
17 制御部
18 通信部
19 表示部
20 回転駆動部
31 端末通信部
32 端末制御部
33 端末表示部
41 サーバ通信部
42 サーバ制御部
43 データベース
44 使用可能温度読出し部
45 使用可能温度判定部
46 動作実行部
47 使用可能条件読出し部
48 温度超過判定部
49 予測温度テーブル
100 Webページ

Claims (5)

  1. ターゲットを測量する測量部、温度センサ、前記測量部を制御する制御部、および前記制御部と通信ネットワークとの通信を可能とする通信部を備える測量機と、
    前記通信ネットワークを経て前記測量機と通信可能な管理サーバと、
    前記管理サーバと通信可能な遠隔端末と、を備え、
    前記遠隔端末は、前記測量機の使用可能温度を設定するとともに、前記使用可能温度と前記温度センサの取得した温度に対する判定と、前記判定の結果に対する動作を設定して、前記使用可能温度,前記判定,および前記動作を前記管理サーバに記憶させ、
    前記測量機は、自身の温度情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記使用可能温度と前記温度センサの取得した温度を比較して前記判定を実行し、前記判定の結果に基づき前記動作を実行する
    ことを特徴とする通信管理システム。
  2. ターゲットを測量する測量部、座標の測定を行うGPS装置、現在時刻を取得するシステムタイマ、前記測量部,前記GPS装置,および前記システムタイマを制御する制御部、および前記制御部と通信ネットワークとの通信を可能とする通信部を備える測量機と、
    前記通信ネットワークを経て前記測量機と通信可能な管理サーバと、
    前記管理サーバと通信可能な遠隔端末と、を備え、
    前記遠隔端末は、前記測量機の使用可能温度と前記測量機の位置および時間に関連する、使用可能条件を設定するとともに、前記GPS装置の取得したGPS情報および前記システムタイマの取得した時刻情報から予測した予測温度と前記使用可能条件に対する判定と、前記判定の結果に対する動作を設定して、前記使用可能条件,前記判定,および前記動作を前記管理サーバに記憶させ、
    前記測量機は、自身のGPS情報および時刻情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記使用可能温度と前記GPS情報および時刻情報から予測した予測温度を比較して前記判定を実行し、前記判定の結果に基づき前記動作を実行する
    ことを特徴とする通信管理システム。
  3. 前記管理サーバは、前記判定において前記測量機の温度が前記使用可能温度外であった場合、前記動作として、前記測量機の所有者および/または管理者に通知,および/または,前記測量機に警告および/または機能停止を行う
    こと特徴とする請求項1に記載の通信管理システム。
  4. 前記管理サーバは、前記判定において前記測量機の予測温度が前記使用可能温度外であった場合、前記動作として、前記測量機の所有者および/または管理者に通知,および/または,前記測量機に警告および/または機能停止を行う
    こと特徴とする請求項2に記載の通信管理システム。
  5. 前記測量機は、前記GPS情報として、自身の高度情報も前記管理サーバに送信し、
    前記使用可能条件には、前記高度に関連する条件が追加され、
    前記管理サーバは、前記高度情報に基づき前記予測温度を補正し、補正温度と前記使用可能温度を比較して前記判定を実行し、前記判定の結果に基づき前記動作を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信管理システム。
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