JP6858226B2 - 車両用ドア - Google Patents
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Description
なお、車両の進行方向を「前」、後退方向を「後」、「鉛直上方側を「上」、鉛直下方側を「下」、車幅方向を「左」、「右」として説明する。
本発明の車両用ドア(以下適宜「ドア1」という。)が適用される車両は、インナパネル2と、アウタパネル3とを有するドア1を備えた自動車であれば、その形式、種類等は特に限定されない。車体には、例えば、ドア1を開閉自在に設置するためのドア開口部(図省略)が形成されている。
以下、ドア1の一例として右側の車体後側の側部に配置されるドア1を例に挙げて説明する。
図1に示すように、ドア1は、インナパネル2と、インナパネル2の車外側に配置されるアウタパネル3(図5参照)と、を備えたものであればよく、その形式は特に限定しない。つまり、ドア1は、車体のドア開口部(図示省略)を開閉するものであれば、車体の側面に配置されるサイドドア、あるいは、車体の後面に配置されるバックドアであっても構わない。ドア1は、ヒンジ式ドア、スライド式ドア、あるいは、ガルウイング式ドア等であってもよい。以下、ドア1の一例として、ヒンジ後開き式で、後部座席の車体右側の側部に配置されるヒンジ式のリアドアを例に挙げて説明する。
図1に示すように、インナパネル2は、ドア1の骨格を構成するドア本体である。インナパネル2は、略四角形状に形成された圧延鋼板から成る。インナパネル2は、開口部2a,2bと、スピーカ設置孔2cと、開口部2aの縁から突出形成されたアウタパネル接着片2d及びクリップ設置片2q(図2参照)と、サッシ部2sと、を有している。
接着剤Aは、マスチックシーラやホットメルト等の接着性シール材から成る。
図1に示すように、サッシ部2sは、窓ガラス9が昇降可能に配置される窓枠部である。
図5に示すアウタパネル3は、インナパネル2の外側に配置されるドアスキンであり、例えば、1枚の圧延鋼板をプレス加工して成る。アウタパネル3の後端部側寄りの位置には、ドアハンドル(図示せず)が配設されている。
図2に示すように、スキンスティフナ4は、ドア1に内設された補強部材である。スキンスティフナ4は、1枚の圧延鋼板を側面視して略あみだ形状にプレス加工して形成されている。スキンスティフナ4は、前後方向に延びるベルトライン補強部41、中間補強部42及び第2中間補強部43と、ベルトライン補強部41と中間補強部42との間に形成された上下連結部44と、中間補強部42と第2中間補強部43との間に形成された第2上下連結部45と、を有する。
ウエイト当接部41bは、フランジ部41aの適宜な複数箇所に設けられている。ウエイト当接部41bは、具体的に挙げると、フランジ部41aにおいて、後端部と、3本の上下連結部44の基端部の前後と、に設けられている。
中間当接部42bは、フランジ部42aにおいて、下側のフランジ部42aの後端部寄りの箇所と、上下連結部44の基端部の前後の箇所と、に設けられている。
中間当接部43bは、フランジ部43aにおいて、前端部から後端部に亘って適宜な間隔で複数設けられている。複数の中間当接部43bのうちの少なくとも1つは、開口部2aに重ねるように配置されて、アウタパネル接着片2dの接着面2fの近傍に配置されている。
上下当接部44bは、前後のフランジ部44aにおいて、上下方向中央部に形成されている。
側面視してドア1の中央部寄りの内に配置される後側から1番目の第2上下連結部45の前側のフランジ部45aと、後側から2番目の第2上下連結部45の後側のフランジ部45aには、上下当接部44bが設けられている。
図2に示すように、下部補強部材6は、ドア1の下端部を補強するための圧延鋼板である。下部補強部材6は、前後方向に延設された下部横補強部61と、下部横補強部61の後端部から上方向に延設された下部縦補強部62と、下部横補強部61の後端部から前側補強ブラケット7に亘って配置された下部前側補強部63と、を備えて成る。下部補強部材6は、鋼板をプレス成形して形成されている。
下部前側補強部63の前端部は、前側補強ブラケット7に接合されている。
ライニング(図示省略)は、インナパネル2の車内側に設置された樹脂製の部材から成る。
本実施形態に係る車両用ドア1は、基本的に以上のように構成されるものであり、次に、車両用ドア1の作用効果について説明する。
ここで、「閉じた凹形状のビード2g」とは、「ビード2gの全周縁が接着面2f内にある」構成、言い換えると、「ビード2gの全周縁と接着面2fの周縁との間に(接着)面が存在する」構成をいう。
ここで、「ドアの厚さ方向」とは、サイドドアでは「車幅(左右)方向」であり、バックドアでは「前後方向」である。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
2 インナパネル
2a 開口部
2a1 開口部の周縁
2d アウタパネル接着片
2e 切り起こし部
2e1 切り起こし部の側辺
2f 接着面
2g ビード
2h 補強ビード
2i 接続部
2j 拡大部
2k 側縁
2m 下縁
2n コーナー部
3 アウタパネル
4 スキンスティフナ
42b,43b 中間当接部
A 接着剤
L1 境界線
Claims (6)
- インナパネルと、前記インナパネルの車外側に配置されるアウタパネルと、を備えた車両用ドアであって、
前記インナパネルには、開口部が形成され、
前記開口部の車両の前後方向に延びる下縁には、前記アウタパネル側に向かって延びるとともに、先端部に前記アウタパネルに接着される接着面が形成された切り起こし部が設けられ、
前記接着面には、閉じた凹形状のビードが形成され、
前記切り起こし部は、前記切り起こし部の前記下縁との接続部に拡大部が設けられ、
前記拡大部は、前記開口部の前記下縁と車両前方側の側縁のコーナー部に延びていること、
を特徴とする車両用ドア。 - 前記アウタパネルと前記接着面を接着する接着剤は、前記ビード内に充填されること、
を特徴とする請求項1に記載の車両用ドア。 - 前記切り起こし部は、前記インナパネルから前記アウタパネルに向かって延びる一対の補強ビードを有し、
前記ビードは、前記一対の補強ビードの延長上の間に形成されるとともに、前記一対の補強ビードが延設された方向に対して直交する方向に延設されていること、
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ドア。 - 前記開口部の周縁と、前記切り起こし部との境界線は、前記補強ビードの形状に合わせた凹凸形状に形成されていること、
を特徴とする請求項3に記載の車両用ドア。 - 前記切り起こし部は、前記接着面側から前記コーナー部に向かって徐々に幅広に形成され、
前記拡大部は、前記切り起こし部の側辺から外側に向かって広がって形成されていること、
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用ドア。 - 前記開口部のドアの厚さ方向には、前記インナパネルの前端部から後端部に亘って前後方向に延設されたスキンスティフナに形成された中間当接部が重なるように配置され、
前記中間当接部は、前記アウタパネルに接着剤によって接着されていること、
を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車両用ドア。
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