JP6787801B2 - 水晶素子および水晶デバイス - Google Patents
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Description
水晶デバイスは、例えば、全体として略直方体形状となっている電子部品である。水晶デバイスは、例えば、長辺または短辺の長さが、0.6mm〜2.0mmであり、上下方向の厚さが、0.2mm〜1.5mmとなっている。
図5は、本実施形態に係る水晶素子の斜視図である。図6の(a)は、本実施形態に係る水晶素子の上面を平面視した平面図であり、図6(b)は、本実施形態に係る水晶素子の下面を上面から平面透視した平面図である。また、図7は、本実施形態に係る水晶素子であって、水晶片の一方の短辺を含む側面を平面視した平面図である。
例えば、金、金を主成分とする合金、銀または銀を主成分とする合金のいずれか一つが用いられる。電気抵抗率が低い材料を用いることで、金属パターン122自身の抵抗率を小さくすることができ、この結果、水晶素子120の等価直列抵抗値が大きくなることを低減させることができる。また、安定した金属材料を用いることで、水晶素子120の存在する周囲の空気と反応し金属パターン122の重さが変化し水晶素子120の周波数が変化することを低減させることができる。
励振電極部123の中心を水晶片121の中心よりも水晶片121の他方の短辺側に設けることで、水晶片121の一方の短辺から励振電極部123の中心までの距離を、水晶片121の一方の短辺から水晶片121の中心までの距離と比較して長くすることができる。この結果、接続配線部124の接続部124aを導電性接着剤140で接着したときに、導電性接着剤140により励振電極部123に挟まれている部分の振動が阻害されることを低減させることが可能となり、水晶デバイスの等価直列抵抗値が大きくなることを低減させることができる。
このような水晶素子120は、図5および図7に示したように、接続部124aが並んで設けられている水晶片121の一方の短辺を含む側面を平面視したとき、その側面に第一凹部125a、第二凹部125b、および第三凹部125cからなる、3つの凹部125が形成されている。
この結果、主振動である厚みすべり振動と副次的な振動である屈曲振動とが結合し等価直列抵抗値が大きくなることを低減させつつ、電気的特性を向上させることができる。
従って、水晶片121の側面に第一凹部125a、第二凹部125bおよび第三凹部125cからなる三つの凹部125を形成することで、副次的な振動である屈曲振動が主振動である厚みすべり振動に与える影響を低減させつつ、外部から受ける応力に対しての水晶片121が歪み量を抑えることが可能となる。この結果、このようにすることで、副次的な振動である屈曲振動および水晶片121が歪むことによる等価直列抵抗値が大きくなることを低減させ、電気的特性が悪化することを抑えることができる。
また、第二凹部125bは、水晶片121の下面と連なっているが、水晶片121の上面と連なっていない。
このため、凹部125が形成されていない水晶片121の他方の短辺側に接続部124aを設ける場合と比較して、副次的な振動である屈曲振動の発生を抑制することが可能となる。この結果、副次的な振動である屈曲振動が主振動である厚みすべり振動に与える影響を低減させることができ、電気的特性を向上させることが可能となる。
110a・・・基板部
110b・・・枠部
111・・・搭載パッド
112・・・外部端子
120・・・水晶素子
121・・・水晶片
122・・・金属パターン
123・・・励振電極部
124・・・接続配線部
124a・・・接続部
124b・・・配線部
125・・・凹部
125a・・・第一凹部
125b・・・第二凹部
125c・・・第三凹部
130・・・蓋体
140・・・導電性接着剤
Claims (7)
- 平面視して略矩形形状となっている水晶片と、
前記水晶片に設けられ、励振電極部および前記励振電極部から前記水晶片の外縁に向かって延設されている接続配線部からなる金属パターンと、
から構成されている水晶素子であって、
前記水晶片の一方の短辺を含む側面を平面視して、
前記水晶片の一方の短辺を含む側面に前記水晶片の少なくとも前記接続配線部の接続部が形成された上面又は前記接続部が形成された下面のいずれか一方に連なるように三つの凹部が形成されている
ことを特徴とする水晶素子。 - 平面視して略矩形形状となっている水晶片と、
前記水晶片に設けられ、励振電極部および前記励振電極部から前記水晶片の外縁に向かって延設されている接続配線部からなる金属パターンと、
から構成されており、
前記水晶片の一方の短辺を含む側面を平面視して、
前記水晶片の一方の短辺を含む側面に三つの凹部が形成された水晶素子であって、
前記水晶片の一方の短辺を含む側面の前記水晶片の一方の短辺の一端側であって、前記水晶片の下面に連なるように形成されている第一凹部と、
前記水晶片の一方の短辺を含む側面の前記水晶片の一方の短辺の他端側であって、前記水晶片の下面に連なるように形成されている第二凹部と、
前記水晶片の一方の短辺を含む側面の前記水晶片の一方の短辺の中点を含みつつ、前記水晶片の上面および前記水晶片の下面に連なるように形成されている第三凹部と、
から前記凹部が形成されている
ことを特徴とする水晶素子。 - 請求項2に記載の水晶素子であって、
前記水晶片の一方の短辺を含む側面を平面視して、
前記水晶片の上面側の前記第三凹部の長さが、前記水晶片の下面側の前記第三凹部の長さよりも長くなっている
ことを特徴とする水晶素子。 - 請求項2および請求項3に記載の水晶素子であって、
前記水晶素子を平面視して、
前記金属パターンの前記励振電極部が前記水晶片の中央付近に設けられており、
前記金属パターンの前記接続配線部の一部が前記水晶片の一方の短辺の縁部に沿って設けられている
ことを特徴とする水晶素子。 - 請求項4に記載の水晶素子であって、
前記水晶片の一方の短辺を含む側面を平面視して、
前記金属パターンが、前記凹部の底面に設けられている
ことを特徴とする水晶素子。 - 請求項1乃至請求項5に記載の水晶素子と、
前記接続配線部の一部と対向する位置に搭載パッドが設けられている基板部を有した基体と、
前記接続配線部の一部と前記搭載パッドとの間に設けられている導電性接着剤と、
前記基体と接合している蓋体と、
を備えていることを特徴とする水晶デバイス。 - 請求項2乃至請求項5に記載の水晶素子と、
前記接続配線部の一部と対向する位置に搭載パッドが設けられている基板部を有した基体と、
前記接続配線部の一部と前記搭載パッドとの間に設けられている導電性接着剤と、
前記基体と接合している蓋体と、
を備えている水晶デバイスであって、
前記導電性接着剤が、前記第一凹部および前記第二凹部内に充填されている
ことを特徴とする水晶デバイス。
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JP2017012606A JP6787801B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 水晶素子および水晶デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017012606A JP6787801B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 水晶素子および水晶デバイス |
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JP2018121265A JP2018121265A (ja) | 2018-08-02 |
JP6787801B2 true JP6787801B2 (ja) | 2020-11-18 |
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ID=63044096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017012606A Active JP6787801B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 水晶素子および水晶デバイス |
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JP (1) | JP6787801B2 (ja) |
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JP7272805B2 (ja) * | 2019-01-28 | 2023-05-12 | 京セラ株式会社 | 水晶素子および水晶デバイス |
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2017
- 2017-01-27 JP JP2017012606A patent/JP6787801B2/ja active Active
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JP2018121265A (ja) | 2018-08-02 |
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