JP6747958B2 - 輸送用保冷ボックス - Google Patents
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Description
図1に示すように、輸送用保冷ボックス1は、保冷が必要な検体等の保冷対象物を保冷しつつ輸送するためのものである。輸送用保冷ボックス1は、上下方向に延びる直方体状に形成された本体部2と、本体部2の下面に取り付けられたキャスター3および脚4と、本体部2の側部に設けられたハンドル5と、を備えている。キャスター3は、本体部2の下面におけるハンドル5に近い位置に配置されている。脚4は、本体部2の下面におけるキャスター3を挟んでハンドル5とは反対側の位置に配置されている。輸送用保冷ボックス1は、使用者がハンドル5を把持して脚4を浮かせることにより、設置面上を走行することが可能となる。
図2および図3に示すように、本体部2は、筐体10と、収容部20と、電子冷却素子40と、蓄冷材45と、温度センサ47(温度検知手段)と、ヒートシンク49と、送風機50と、制御ユニット60と、を備えている。
内蓋31は、保冷室7の上端開口内に密に入り込むように、矩形板状に形成されている。内蓋31は、収容容器21と同様に、断熱材料により形成されている。内蓋31は、保冷室7を閉塞する状態で、内蓋31の上面が収容容器21の上面と面一になるように形成されている。内蓋31は、保冷室7を閉塞して電子錠33により施錠可能となっている。なお、内蓋31は、収容容器21に対してヒンジ等を介して連結されていてもよいし、収容容器21に対して着脱可能に設けられていてもよい。
図4に示すように、送風機50は、筐体10の底壁部における上面に設置されている。送風機50は、例えば筐体10の内部空間の空気を、上述した送風口11を通じて外部に排出可能となっている。ここで、ダクト27は、上端開口27aを通じて外部に連通可能であり、下端開口27bを通じて筐体10の内部空間に連通している。このため、送風機50は、各ダクト27の上端開口27aが開放された状態で、ダクト27を通じて筐体10の内部空間に外気を引き込み、筐体10の内部空間に引き込んだ外気を、送風口11を通じて外部に排出する。このようにして、送風機50は、ダクト27内に外気を通流させる。この際に、ヒートシンク49は、ダクト27を流れる外気と熱交換して放熱する。
図5に示すように、制御ユニット60は、バッテリ61と、電源回路62と、位置検知部63(位置検知手段)と、通信部64(通信手段)と、制御回路65と、を備えている。
バッテリ61は、例えばリチウムイオン電池である。なお、バッテリ61は、ナトリウムイオン電池等、リチウムイオン電池以外の非水電解質二次電池であってもよい。
まず、輸送準備として、保冷室7に保冷対象物を収容していない状態で、内蓋31により保冷室7を閉塞する。また、外蓋32により各ダクト27の上端開口27aを開放させる。続いて、電源コード67のプラグ66を外部電源Gに接続する。
また、上記実施形態では、ダクト27は4個形成されているが、ダクトの個数は任意に設定可能である。
また、上記実施形態では、電子錠33が内蓋31を施錠可能に設けられているが、電子錠が外蓋32を施錠可能に設けられていてもよい。
また、制御ユニット60は、バッテリ61の残量を検出可能に設けられるとともに、通信部64を通じてバッテリ61の残量の情報を外部のサーバ装置に送信可能とされていてもよい。
また、上記実施形態ではダクト27の一端または他端を開閉可能に閉塞する閉塞手段として、ダクト27の一端開口27aを閉塞する外蓋32を用いたが、この他にも種々の閉塞手段を用いて良く、他端側開口を開閉可能に閉塞する構成としてもよい。
これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
Claims (4)
- 断熱壁、前記断熱壁により囲まれた保冷室、及び前記断熱壁内部に形成され外部に連通可能なダクトを備えた収容部と、
吸熱部および放熱部を有する電子冷却素子と、
前記吸熱部に接触し、前記保冷室内を冷却可能に配置された蓄冷材と、
前記放熱部に接触し、前記ダクト内に配置されたヒートシンクと、
を備え、
前記収容部は、
前記保冷室を開閉可能な内蓋と、
前記内蓋の外側に配置され、前記ダクトの一端開口を開閉可能な外蓋と、
を備える、輸送用保冷ボックス。 - 前記ダクトの開口した一端及び他端の少なくとも一方を開閉可能とする閉塞手段と、
前記ダクト内に空気を通流させる送風機と、
を備える請求項1に記載の輸送用保冷ボックス。 - 前記電子冷却素子は、前記ダクトを前記一端開口が開放している状態で動作する、
請求項1または請求項2に記載の輸送用保冷ボックス。 - 位置情報を検知する位置検知手段と、
前記蓄冷材の温度、および前記保冷室内の温度のうち少なくともいずれか一方の温度を検知する温度検知手段と、
前記位置情報、および前記温度検知手段により検知された温度の情報を外部機器に送信可能な通信手段と、
を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の輸送用保冷ボックス。
Priority Applications (1)
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JP2016240264A JP6747958B2 (ja) | 2016-12-12 | 2016-12-12 | 輸送用保冷ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016240264A JP6747958B2 (ja) | 2016-12-12 | 2016-12-12 | 輸送用保冷ボックス |
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Family Applications (1)
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JP2016240264A Active JP6747958B2 (ja) | 2016-12-12 | 2016-12-12 | 輸送用保冷ボックス |
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