JP6614338B2 - 携帯型切断機 - Google Patents
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Description
本発明は、携帯型切断機に関するものであり、特に、切断刃を傾斜させるための機構に関する。
一般的な携帯型切断機は、駆動源および駆動源より回転駆動される回転刃(鋸刃)を備える本体とベースとを有する。ベースにはスリットが設けられており、このスリットを通して回転刃の一部がベースの下方に突出する。よって、ベースを被切断材に載せ、ベース底面が被切断材の表面を摺動するように本体を移動させると、ベースの下方に突出している回転刃の一部によって被切断材が切断される。
また、本体とベースは、回転刃をベースに対して傾斜させるべく、相対回転可能に連結されている。本体をベースに対して回動させると、ベースに対して回転刃が傾動する。具体的には、被切断材の表面を摺動するベース底面に対する回転刃の角度が所定の角度範囲内で変化する。ベース底面に対して回転刃を傾斜させると、切断面が被切断材の表面に対して傾斜した斜め切り(「傾斜切り」と呼ばれることもある。)が実現される。
上記のような回転刃の傾動を実現すべく、携帯型切断機には傾動機構が設けられる。傾動機構は、本体とベースを相対回転可能に連結する連結部材を有し、この連結部材を回転中心として本体がベースに対して回動する。また、傾動機構は、ベース上面に立設されたプレートと、プレートに形成された円弧状の長穴と、長穴に挿通されたボルトと、を有する。ボルトの結合を緩めた上で本体をベースに対して回動させると、長穴の内側で長穴に沿ってボルトが移動する。つまり、本体の回動範囲は、長穴の内側におけるボルトの移動範囲によって規制される。換言すれば、本体の回動量(=回転刃の傾斜角度)は、長穴の長さによって規制される。
携帯型切断機の利便性をさらに向上させるべく、回転刃の傾斜角度を増やすことが求められている。回転刃の傾斜角度は、ベースに対する本体の回動量に依存するので、回転刃の傾斜角度を増やすためには、ベースに対する本体の回動量を増やす必要がある。さらに、ベースに対する本体の回動量は、傾動機構の長穴の長さによって規定されるので、本体の回動量を増やすためには長穴を延長する必要がある。しかし、長穴を延長するためには、これが設けられるプレートを拡大する必要があり、傾動機構の大型化や重量増加を招く。
本発明の目的は、傾動機構の大型化や重量増加を回避しつつ、ベースに対する本体の回動量を増やすことである。
本発明の一態様では、携帯型切断機は、本体とベースとを相対回転可能に連結する連結部材と、前記ベースに設けられた第1プレートと、前記第1プレートに設けられた第1長穴と、前記本体に設けられた第2プレートと、前記第2プレートに設けられ、前記第1長穴と連通する第2長穴と、前記第1長穴および前記第2長穴を貫通し、前記本体の回動に伴って前記第1長穴に沿って移動する貫通部材と、を有する。そして、前記第2長穴は、前記第1長穴の一方の端部に到達した前記貫通部材が前記連結部材に近接する方向に移動することを許容する方向に延びる長穴であり、前記第2長穴は、前記連結部材の中心と前記貫通部材の中心とを結ぶ直線と交差する方向に延びている。
本発明の他の態様では、携帯型切断機は、本体とベースとを相対回転可能に連結する連結部材と、前記ベースに設けられた第1プレートと、前記第1プレートに設けられた第1長穴と、前記本体に設けられた第2プレートと、前記第2プレートに設けられ、前記第1長穴と連通する第2長穴と、前記第1長穴および前記第2長穴を貫通する貫通部材と、を有する。そして、前記第1長穴および前記第2長穴は、互に異なる方向に延びており、前記貫通部材は、前記本体の回動に伴って、前記第1長穴の内側を前記第1長穴に沿って移動すると共に、前記第2長穴の内側を前記第2長穴に沿って移動する。
本発明によれば、傾動機構の大型化や重量増加を回避しつつ、ベースに対する本体の回動量を増やすことができる。
(実施形態1) 以下、本発明の携帯型切断機の実施形態の一例について説明する。本実施形態に係る携帯型切断機は、円板状の回転刃を備えており、一般的に「丸鋸」と呼ばれる。そこで、以下の説明では、本実施形態に係る携帯型切断機を「丸鋸」と呼ぶ。
図1,図2に示されるように、本実施形態に係る丸鋸1は、相対回転可能に連結された本体2およびベース3を有する。本体2は、回転駆動される回転刃4と、回転刃4を回転自在に保持するハウジング5と、を有する。ハウジング5は、回転刃4の駆動源であるモータが収容されているモータケース6と、モータの回転を減速させる減速機構が収容されているギアケース7と、回転刃4の一部を覆うソーカバー8と、回転刃4の他の一部を覆うセーフティカバー9と、ハンドル10と、を有し、ギアケース7から突出している駆動軸(減速機構の出力軸)の端部に回転刃4が取り付けられている。ハンドル10は、該ハンドル10の前後左右における重量バランスがなるべく均等になる位置に設けられている。本実施形態では、ハンドル10の下にギアケース7が配置され、ギアケース7の一側に回転刃4,ソーカバー8およびセーフティカバー9が配置され、ギアケース7の他側にモータケース6が配置されている。
ベース3には開口部11が設けられており、この開口部11を通して回転刃4の一部がベース3の下方に突出している。セーフティカバー9は、開口部11を通してベース3の下方に突出している回転刃4の一部を含む回転刃4の略半分(下半分)を覆っており、ソーカバー8は、セーフティカバー9によって覆われない回転刃4の略半分(上半分)を覆っている。つまり、ソーカバー8およびセーフティカバー9により、回転刃4の略全部(略全周)が覆われる。もっとも、セーフティカバー9はソーカバー8に対して回動可能であるとともに、ソーカバー8とセーフティカバー9との間にはばねが介在している。このばねの付勢に抗してセーフティカバー9を回動させると、その回動量に応じて回転刃4の一部が露出する。
モータケース6には、モータによって回転駆動されるファンが内蔵されている。また、モータケース6には複数の風窓6aが形成されている。モータによってファンが回転駆動されると、風窓6aを通してモータケース6内に外気が導入され、導入された外気によってモータや回路基板等が冷却される。
ハンドル10の内側には、モータの動作を制御するトリガスイッチと、トリガスイッチをON状態に保持するストッパと、が設けられている。トリガスイッチがON状態にされると、モータが作動し、回転刃4およびファンが回転駆動される。
上記のとおり、本体2とベース3は相対回転可能に連結されている。図3,図4に示されるように、ベース3に対して本体2を回動させると、ベース3に対して回転刃4が傾動する。具体的には、被切断材の表面を摺動するベース底面3aに対する回転刃4の角度が変化する。このようにしてベース底面3aに対して回転刃4を傾斜させると、切断面が被切断材の表面に対して傾斜した斜め切り(「傾斜切り」と呼ばれることもある。)が実現される。
上記のような回転刃4の傾動を実現すべく、丸鋸1には傾動機構20が設けられている。傾動機構20はピン状の連結部材21を含み、連結部材21は、本体2とベース3とを相対回転可能に連結している。以下、傾動機構20の詳細について主に図5を参照して説明する。傾動機構20は、ベース3(図1等)に設けられた第1プレート30と、第1プレート30に設けられた第1長穴31と、本体2(図1等)に設けられた第2プレート40と、第2プレート40に設けられ、第1長穴31と連通する第2長穴41と、を有する。以下の説明では、ベース3に設けられている第1プレート30を「ベベルスタンド30」と呼び、本体2に設けられている第2プレート40を「ベベルプレート40」と呼ぶ。
ベベルスタンド30とベベルプレート40は前後方向に隣接して配置されており、ベベルプレート40はベベルスタンド30の背後に位置している。尚、図5は分解図であるため、図示されているベベルスタンド30とベベルプレート40は互いに離反している。しかし、実際のベベルスタンド30とベベルプレート40はほぼ隙間なく対向している。ベベルスタンド30およびベベルプレート40には、互いに連通する貫通孔30a,40aがそれぞれ設けられている。図1等に示されている連結部材21は、これら貫通孔30a,40aに挿入され、ベベルスタンド30およびベベルプレート40を貫通している。よって、図2〜図4に示されるように、ベベルプレート40及びこれが設けられている本体2は、ベベルスタンド30及びこれが設けられているベース3に対して、連結部材21を回転中心(回転軸)として回動する。以下の説明では、連結部材21の中心を「回転中心」または「支点」と呼ぶ場合がある。
図6に示されるように、ベベルスタンド30に設けられている第1長穴31は円弧状である。具体的には、第1長穴31は、回転中心(支点)である連結部材21の中心を中心とする円の円周に沿って延びる円弧状の長穴である。一方、ベベルプレート40に設けられている第2長穴41は直線状の長穴である。第1長穴31と第2長穴41は互いに連通しており、これら第1長穴31および第2長穴41に貫通部材50が挿入されている。
再び図5を参照する。貫通部材50は、外周面にねじが形成された軸部51と、軸部51の基端に設けられた円板状の頭部52と、軸部51と頭部52との間に設けられた角柱形状(本実施形態では六角柱形状)の係合部53と、を有する。頭部52の直径は第2長穴41の幅よりも大きく、第2長穴41を通過することはできない。一方、軸部51の直径は第2長穴41および第1長穴31の幅よりも小さく、軸部51は第2長穴41および第1長穴31をこの順で貫通している。第2長穴41および第1長穴31を貫通している軸部51の先端はベベルスタンド30の前方に突出し、ベベルスタンド30の手前に配置されているレバー60にねじ結合されている。具体的には、レバー60にはナット61が埋設されており、このナット61はねじ62によってレバー60に固定されている。軸部51の先端は、ワッシャ63を通してレバー60に埋設されているナット61にねじ結合されている。
図7(a)〜(d)に示されるように、その軸部51が第1長穴31および第2長穴41を貫通している貫通部材50は、図2〜図4に示されるような本体2の回動に伴って、第1長穴31の内側を第1長穴31に沿って移動する。具体的には、貫通部材50は、図6に示されている第1長穴31の第1端部(下端31a)から第2端部(上端31b)へ移動し、または、第1長穴31の第2端部(上端31b)から第1端部(下端31a)へ移動する。貫通部材50が第1長穴31の下端31aに位置しているとき(図7(a))、回転刃4はベース底面3aに対して垂直になる(図2)。本実施形態では、回転刃4がベース底面3aに対して垂直である状態を基準(0度)として、回転刃4のベース底面3aに対する傾斜角度を定義する。つまり、図2に示されている状態を基準として回転刃4のベース底面3aに対する傾斜角度を定義する。
従って、貫通部材50が図7(a),(b),(c)に示される順で移動するように本体2を回動させると、つまり貫通部材50が第1長穴31の下端31aから上端31bに向かって移動するように本体2を回動させると、回転刃4の傾斜角度が次第に大きくなる。図7(c)に示されるように、貫通部材50が第1長穴31の上端31bに到達すると、回転刃4の傾斜角度は45度になる。一方、貫通部材50が図7(c),(b),(a)に示される順で移動するように本体2を回動させると、つまり貫通部材50が第1長穴31の上端31bから下端31aに向かって移動するように本体2を回動させると、回転刃4の傾斜角度が次第に小さくなる。図7(a)に示されるように、貫通部材50が第1長穴31の下端31aに到達すると、回転刃4の傾斜角度は0度になる。図6に示されるように、ベベルスタンド30の外枠には、回転刃4の傾斜角度を示す目盛が表示されており、ベベルプレート40にはそれに隣接するように矢印が設けられている。本体2と一緒に回動するベベルプレート40に設けられている矢印が指し示す目盛を読み取ることによって、回転刃4の現在の傾斜角度を知ることができる。
直線状の第2長穴41は、連結部材21の中心と貫通部材50の中心とを結ぶ直線Xと交差する方向に延びる長方形の角穴である。換言すれば、第2長穴41の中心線Yは直線Xと非平行であって、貫通部材50の中心において直線Xと交差している。ここで、直線Xは、本体2の回転中心である連結部材21の中心を中心とする円の半径に相当である。また、中心線Yは、本体2の回転中心とは異なる一点を中心とする円の半径に相当する。さらに、第2長穴41の中心線Yは、第2長穴41の2つの短辺の中点を通り、第2長穴41を二分する直線である。
一方、ベベルスタンド30には、第1長穴31の上端に連続する調整穴32が設けられている。この調整穴32は、第1長穴31の上端31bから本体2の回転中心に向かって延びている。換言すれば、調整穴32は、第1長穴31を規定する円の半径方向に延びている。
図7(a)〜(c)に示されているように、貫通部材50は、本体2の回動に伴って第1長穴31の下端31aと上端31bとの間を移動する。図7(a),(b)に示されるように、第1長穴31の下端31aと上端31bとの間を移動する貫通部材50は、その間、第1長穴31の内面によって所定方向以外の方向への移動が規制されている。具体的には、第1長穴31の延在方向以外の方向への移動が規制されている。よって、貫通部材50は、第1長穴31の下端31aと上端31bとの間を移動している間、第2長穴41の延在方向(図6に示される直線Y方向)に移動することはない。換言すれば、貫通部材50は常に第2長穴41の一端(上端41b)に位置しており、よって貫通部材50と連結部材21との間の距離は変化しない。つまり、貫通部材50と本体2の回転中心(支点)との間の距離は変化しない。
しかし、図7(c)に示されるように、貫通部材50が第1長穴31の上端31bに到達すると、第1長穴31の内面による移動規制が解除される。この結果、貫通部材50は、第2長穴41に対して移動可能となる。換言すれば、第1長穴31の上端31bに到達した貫通部材50は、第2長穴41の一端(上端41b)から他端(下端41a)に向かって移動可能となる。さらに、換言すれば、貫通部材50は、第2長穴41の延在方向に移動可能になると同時に、調整穴32の延在方向に移動可能となる。つまり、第2長穴41は、第1長穴31の上端31bに到達した貫通部材50が連結部材21に近接する方向に移動することを許容する。そこで、図7(c)〜(d)に示されるように、貫通部材50を第2長穴41および調整穴32に沿って移動させると、つまり貫通部材50を本体2の回転中心(支点)である連結部材21の中心に近接させると、本体2がベース3に対してさらに回動する。換言すれば、図7(c)の状態から回転刃4を更に傾斜させるために本体2をベース3に対して回動させるとき、貫通部材50は、第2長穴41および調整穴32に沿って移動する。
これは図7(c)の状態、つまり貫通部材50が第2長穴41と調整穴32の双方の内部を移動可能な状態において、貫通部材50の移動前の位置(始点)から延びる2つの穴(第2長穴41と調整穴32)の方向が互いに異なるため、貫通部材50を第2長穴41に沿って移動させる際に、貫通部材50が第2長穴41と調整穴32とを貫通している状態を維持しようとベベルプレート40が回動するためである。従って、図7(c)の状態では第2長穴41および調整穴32の一端が貫通部材50の移動前箇所(始点)に位置し、図7(d)の状態では第2長穴41と調整穴32の他端が貫通部材50の移動後箇所(終点)に位置する。このとき支点(連結部材21)を中心に本体2を回転させる方向と、移動前の貫通部材50(図7(c))から延びる調整穴32に対して傾斜する第2長穴41の傾斜方向とは同方向である必要がある。すなわち、図7(c)の状態では、連結部材21を中心としてベベルプレート40を反時計回りに回動させるために、調整穴32に対して第2長穴41が貫通部材50を中心として反時計回りに傾いている。
尚、図7(a)〜(d)では、作図の便宜上の理由から本体2およびベース3の図示は省略されている。
第2長穴41の上端41bに位置している貫通部材50(図7(c))の中心から第2長穴41の下端41aに位置している貫通部材50(図7(d))の中心までの距離は10mmである。つまり、第1長穴31の上端31bに到達した貫通部材50は、そこから回転中心(支点)に近接する方向に10mm移動可能であり、この結果、本体2はベース3に対してさらに10度回動する。貫通部材50が第1長穴31の上端31bに位置しているときの回転刃4の傾斜角度は45度であるから、回転刃4はベース底面3aに対して最大で55度傾斜する。つまり、回転刃4の傾斜角度範囲は0度〜55度である。尚、図3は、回転刃4の傾斜角度が45度であるときの丸鋸1の正面図であり、図4は、回転刃4の傾斜角度が55度であるときの丸鋸1の正面図である。換言すれば、本体2とベース3とが図3に示される位置関係にあるとき、貫通部材50は図7(c)に示される位置にある。また、本体2とベース3とが図4に示される位置関係にあるとき、貫通部材50は図7(d)に示される位置にある。
もっとも、調整穴32を延長して貫通部材50の可動距離を延長すれば、回転刃4の最大傾斜角度を55度よりも大きくすることができる。この際、調整穴32の延在方向に照らせば、調整穴32が延長されてもベベルスタンド30が拡大することはなく、少なくともベベルスタンド30が第1長穴31の延在方向に拡大することはない。
上記のように、第1長穴31の上端31bに到達した貫通部材50を本体2の回転中心(支点)に近接する方向に移動させることにより、本体2をさらに+10度回動させることができる。すなわち、貫通部材50と連結部材21との距離の変更に伴って(連動して)傾斜角度が変更される。このとき、貫通部材50は、調整穴32および第2長穴41に対してそれぞれの延在方向に移動するが、貫通部材50の調整穴32に対する移動方向と第2長穴41に対する移動方向とは異なる。
以上のように、本実施形態に係る丸鋸1においては、本体2をベース3に対して45度回動させた後(図3)、貫通部材50を第1長穴31の延在方向とは異なる方向に移動させることにより、本体2を最大で55度まで回動させることができる(図4)。よって、本体2の回動量を増やすために第1長穴31を延長する必要がなく、第1長穴31が設けられているベベルスタンド30を拡大するも必要がない。つまり、傾動機構20の大型化や重量増加を回避しつつ、ベース3に対する本体2の回動量(=回転刃4の傾斜角度)を増やすことができる。
尚、丸鋸1は、回転刃4の傾斜角度が0度または45度の状態で使用されることが多い。そこで、本体2をベース3に対して45度回動させると、つまり回転刃4の傾斜角度が45度になると、貫通部材50が第1長穴31の上端31bに突き当たり、本体2の回動が一時的に停止されるようになっている。つまり、丸鋸1は、回転刃4の傾斜角度が45度になると本体2の回動が自動的に一時停止されるオートストップ機能を備えている。
ここで、図6等に示されている第1長穴31を延長すれば、調整穴32を設けたり、貫通部材50を回転中心(支点)に近接する方向に移動させたりしなくても、本体2の回動量(=回転刃4の傾斜角度)を45度よりも大きくすることができる。しかし、図6に示されるように、ベベルスタンド30の近傍には風路を形成するダクト70が設けられている。このダクト70は、図1等に示される本体2と回転刃4の近傍(本実施形態ではソーカバー8の先端)に設けられた吹出し口71との間に延びており、本体2に内蔵されているファンの回転によって発生した気流を吹出し口71に導く。つまり、モータが作動すると、回転刃4およびファンの双方が回転駆動され、回転刃4によって被切断材が切断されるとともに、吹出し口71から風が吹き出す。よって、被切断材の切断に伴って発生する木屑等が吹出し口71から吹き出す風によって吹き飛ばされる。つまり、ダクト70および吹出し口71はブロアを構成している。
図6に示されているダクト70は、第1長穴31の上端31bの先に設けられており、第1長穴31の延在方向を横切って、図1等に示される本体2と吹出し口71(ソーカバー8)との間に延びている。よって、第1長穴31を延長するためにベベルスタンド30を第1長穴31の延在方向に拡大すると、ベベルスタンド30とダクト70とが干渉する虞がある。この点、本実施形態では、第1長穴31の上端31bに到達した貫通部材50を本体2の回転中心(支点)に近接する方向に移動可能とすることによって、本体2の回動量(=回転刃4の傾斜角度)を45度よりも大きくしている。つまり、第1長穴31を延長することなく本体2の回動量を増やしており、ベベルスタンド30の拡大によるベベルスタンド30とダクト70との干渉は発生しない。
尚、本体2を回動させて回転刃4の傾斜角度を変更する際には、図5に示されているレバー60を回し、貫通部材50とナット61とのねじ結合を緩める。一方、回転刃4の傾斜角度を変更した後は、レバー60を逆向きに回して、貫通部材50とナット61とのねじ結合を強める。すると、貫通部材50の頭部52とレバー60とに挟まれたベベルスタンド30とベベルプレート40とが互いに圧接され、本体2の回動が規制される。つまり、回転刃4が変更後の傾斜角度で固定される。尚、貫通部材50の角柱形状の係合部53の外面と第2長穴41の内面とが当接しているので、レバー60の回転操作に伴って貫通部材50が回転することはない。つまり、貫通部材50が共回りすることはない。
ベベルスタンド30に設けられる第1長穴31やベベルプレート40に設けられる第2長穴41の形状は、上記形状に限られない。例えば、第2長穴41は、図8に示されるような円弧状の長穴に変更することができる。図8に示されている第2長穴41は、第1長穴31と逆向きに湾曲する円弧状の長穴であり、この場合、第1長穴31の上端31bに到達した貫通部材50をその位置でより確実に一時停止させることができる。つまり、オートストップ機能がより確実に働く。
一般的に、回転刃4の傾斜角度が45度に設定される頻度は、同角度が55度に設定される頻度よりも高い。よって、上述のオートストップ機能がより確実に働くことは、丸鋸1の利便性をさらに向上させる。
この点、第2長穴41が図8に示されるような円弧状の長穴であれば、貫通部材50が第1長穴31の上端内面に衝突した反動で、該貫通部材50が調整穴32に不用意に進入する事態が回避され、意図しない本体2の回動が防止される。図9(a)〜(d)に示されるように、回転刃4の傾斜角度が45度になるまで本体2を回動させると、貫通部材50は第1長穴31の上端31bに到達する。このとき、本体2を勢いよく回動させると、貫通部材50(軸部51)が第1長穴31の上端内面に衝突する。この場合、第2長穴41が直線状であると、第1長穴31の上端内面に衝突した反動で貫通部材50が第2長穴41の下端側に移動(落下)しやすい(図7(c)参照)。つまり、貫通部材50が調整穴32に進入し、調整穴32に沿って回転中心に近接する方向に移動しやすい。一方、第2長穴41が第1長穴31と逆向きに湾曲する円弧状であると、貫通部材50が第1長穴31の上端内面に衝突した反動が第2長穴41の内周面によって受け止められる(図9(c)参照)。よって、貫通部材50が不用意に調整穴32に進入し、該調整穴32に沿って回転中心に近接する方向に移動する事態が回避される。
(実施形態2) 以下、図10(a),(b)を参照しながら本発明の携帯型切断機の実施形態の他の一例について説明する。もっとも、本実施形態に係る携帯型切断機は、実施形態1に係る丸鋸1と基本構成を共通にする丸鋸である。そこで、実施形態1に係る丸鋸1と共通する構成については、図10(a),(b)に同一の符号を付して説明を省略する。
図10(a),(b)に示されるように、本実施形態に係る丸鋸が有するベベルスタンド30には第1長穴31が設けられており、ベベルプレート40には第2長穴41が設けられている。つまり、第1長穴31が設けられたベベルスタンド30と、第2長穴41が設けられたベベルプレート40と、を有する点において、本実施形態に係る丸鋸と実施形態1に係る丸鋸1とは共通している。
しかし、本実施形態においては、第2長穴41のみでなく、第1長穴31も直線状の長穴である。具体的には、本実施形態における第1長穴31および第2長穴41のそれぞれは、略長方形の長穴であって、互いに異なる方向に延びる長穴である。
図10(a),(b)に示されるように、第1長穴31および第2長穴41を貫通している貫通部材50(軸部51)は、図示されていない本体の回動に伴って、第1長穴31の内側を第1長穴31に沿って移動すると共に、第2長穴41の内側を第2長穴41に沿って移動する。換言すれば、貫通部材50は、本体の回動に伴って、第1長穴31および第2長穴41の内側を同時に移動する。尚、図10(a)は、図示されていない回転刃の傾斜角度が0度であるときのべべルスタンド30,べべルプレート40および貫通部材50(軸部51)の位置関係を示している。また、図10(b)は、回転刃の傾斜角度が55度であるときのベベルスタンド30,べべルプレート40および貫通部材50(軸部51)の位置関係を示している。
図10(a),(b)から明らかなように、貫通部材50は、本体の回動に伴って、第1長穴31の下端31aから上端31bへ向かって移動すると共に、第2長穴41の上端41bから下端41aへ向かって移動する。換言すれば、第1長穴31の下端31aおよび第2長穴41の上端41bは、回転刃の傾斜角度が増加する方向に本体が回動される際の貫通部材50の移動の始点であり、第1長穴31の上端31bおよび第2長穴41の下端41aは、貫通部材50の移動の終点である。
上記のような貫通部材50の移動軌跡の観点から第1長穴31および第2長穴41の延在方向を捉えれば、第1長穴31は、該第1長穴31内における貫通部材50の移動の始点と終点とを結ぶ直線Z1に沿って延びている。また、第2長穴41は、該第2長穴41内おける貫通部材50の移動の始点と終点とを結ぶ直線Z2に沿って延びている。そして、直線Z1と直線Z2とは非平行であって、貫通部材50の中心において交差する。実施形態1と同様に、貫通部材50が第2長穴41と第1長穴31の双方の内部を移動する前の状態(図10(a)の状態)では、連結部材21を中心としてベベルプレート40を反時計回りに回動させるために、第1長穴31に対して第2長穴41が貫通部材50を中心として反時計回りに傾いている。また、貫通部材50と連結部材21との距離の変更に伴って(連動して)傾斜角度が変更される。
本実施形態では、貫通部材50を第1長穴31および第2長穴41に対して同時に移動させることによって、第1長穴31および第2長穴41を延長することなく、本体を最大で55度まで回動可能としてある。つまり、第1長穴31や第2長穴41の延長に伴うベベルスタンド30やベベルプレート40の拡大を回避しつつ、ベース3に対する本体の回動量が増やされている。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、長穴の配置及び角度や長さを変更することでさらなるベベルスタンドの小型化が可能であり、実施形態1では45°傾斜の位置から内側に向かう長穴を形成することで傾斜角度を増加させたが、15°傾斜の位置に外側へ向かう長穴を形成することで、0°〜15°間の傾斜に必要なベベルスタンド領域を減少させ、一層の小型化を実現できる。
1…丸鋸、2…本体、3…ベース、3a…ベース底面、4…回転刃、5…ハウジング、6…モータケース、6a…風窓、7…ギアケース、8…ソーカバー、9…セーフティカバー、10…ハンドル、11…開口部、20…傾動機構、21…連結部材、30…(第1プレート)ベベルスタンド、30a,40a…貫通孔、31…第1長穴、31a…下端、31b…上端、32…調整穴、40…(第2プレート)ベベルプレート、41…第2長穴、41a…下端、41b…上端、50…貫通部材、51…軸部、52…頭部、53…係合部、60…レバー、61…ナット、62…ねじ、63…ワッシャ、70…ダクト、71…吹出し口
Claims (7)
- 回転刃を備える本体とベースとが相対回転可能に連結されている携帯型切断機であって、前記本体と前記ベースとを相対回転可能に連結する連結部材と、前記ベースに設けられた第1プレートと、前記第1プレートに設けられた第1長穴と、前記本体に設けられた第2プレートと、前記第2プレートに設けられ、前記第1長穴と連通する第2長穴と、前記第1長穴および前記第2長穴を貫通し、前記本体の回動に伴って前記第1長穴に沿って移動する貫通部材と、を有し、前記第2長穴は、前記第1長穴の一方の端部に到達した前記貫通部材が前記連結部材に近接する方向に移動することを許容する方向に延びる長穴であり、前記第2長穴は、前記連結部材の中心と前記貫通部材の中心とを結ぶ直線と交差する方向に延びている、携帯型切断機。
- 前記第1プレートには、前記第1長穴の前記端部に連続する調整穴であって、前記端部から前記連結部材の中心に向かって延びる調整穴が設けられており、前記第1長穴の前記端部に到達した前記貫通部材は、前記調整穴に沿って前記連結部材に近接する方向に移動する、請求項1に記載の携帯型切断機。
- 前記第1長穴は円弧状であり、前記第2長穴は直線状である、請求項1または2に記載の携帯型切断機。
- 前記第1長穴は円弧状であり、前記第2長穴は、前記第1長穴と逆向きに湾曲する円弧状である、請求項1または2に記載の携帯型切断機。
- 回転刃を備える本体とベースとが相対回転可能に連結されている携帯型切断機であって、前記本体と前記ベースとを相対回転可能に連結する連結部材と、前記ベースに設けられた第1プレートと、前記第1プレートに設けられた第1長穴と、前記本体に設けられた第2プレートと、前記第2プレートに設けられ、前記第1長穴と連通する第2長穴と、前記第1長穴および前記第2長穴を貫通する貫通部材と、を有し、前記第1長穴および前記第2長穴は、互に異なる方向に延びており、前記貫通部材は、前記本体の回動に伴って、前記第1長穴の内側を前記第1長穴に沿って移動すると共に、前記第2長穴の内側を前記第2長穴に沿って移動する、携帯型切断機。
- 前記本体に内蔵されたファンと、前記回転刃の近傍に設けられた吹出し口と、前記本体と前記吹出し口との間に延びて、前記ファンの回転によって発生した気流を前記吹出し口に導く風路と、を有し、前記風路は、前記第1長穴の延在方向を横切って前記本体と前記吹出し口との間に延びている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の携帯型切断機。
- 前記第2長穴は角穴であり、前記貫通部材には角柱形状の係合部が設けられており、前記第2長穴の内面と前記係合部の外面とが当接することにより、前記貫通部材の回転が規制される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯型切断機。
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