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JP6684461B2 - 光可視化フィルタ及びそれを用いた通信光可視化装置 - Google Patents

光可視化フィルタ及びそれを用いた通信光可視化装置 Download PDF

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Description

本発明は、光回線の光ファイバの当接接続部分から漏洩する光を利用して通信光の有無を目視によって確認することが可能な光可視化フィルタと、それを用いた通信光可視化装置に関する。
光回線の通信光を可視化する手段としては、以下に述べる特許文献1に示される技術が公知となっている。この特許文献1(特開2008−96237号公報)は、光ファイバの曲げ部から漏洩する心線対照光を目視によって容易に検出して、この光ファイバの特定を行うことを可能とする心線対照用光検出装置を開示する。この心線対照用光検出装置は、心線対照光を送信する光源と、光ファイバに湾曲を付与する光ファイバ曲げ部材とから構成され、光ファイバの一方の端部から心線照射光を入射し、曲げ部材によって湾曲を付与された光ファイバの側面から漏洩し、光ファイバ外部へ放射される心線対照光を検知することにより光ファイバ心線を特定するために、曲げ部材を、光ファイバを弧状に曲げる凸部材と、凸部材とともに光ファイバを挟持固定する凹部材とから構成し、凸部材及び凹部材の全体、又は、少なくとも光ファイバ外部へ漏洩する心線対照光が照射される表面の一部を、赤外光を可視光に変換可能な赤外線可視変換蛍光体によって構成したものである。
また、漏れ光を検出するコネクタとしては、以下に述べる特許文献2に示される技術が公知となっている。この特許文献2(特開2009−103836号公報)に開示される光コネクタは、フェルールに内挿固定された内蔵光ファイバが光ファイバに付き合わせ接続されるコネクタ本体と、光ファイバをたわませた状態でコネクタ本体に引き留める引留部品とを備えるもので、この引留部品が、光ファイバのたわみ部が挿通するたわみ挿通部と、光ファイバを保持する保持部とを有し、コネクタ本体に対し方向を変えられるように連結され、コネクタ本体に対して大きく傾斜させることによって、撓み部の曲げを大きくして曲げ損失を発生させることで、発生する漏れ光を外部に放出し、外部から観察することができるようにしたものである。
さらに、特許文献3(特開2009−134203号公報)は、遮光及び光素子保護機能を有し、外部から接続状態を確認できる光モジュールを開示する。この光モジュールは、光モジュールボディの開口部内に光プラグの挿入方向に移動自在に収容され、光プラグの非接続時には導光穴を遮蔽し、接続時には光プラグに押されて導光穴を開放する位置に移動する保護ブロックと、保護ブロックを光プラグの非接続時に導光穴を遮蔽する位置に復帰させる復帰スプリングと、光モジュールボディの表面に形成された位置決め穴に挿通位置決めされて出入り自在に取り付けられ、一端が光モジュールボディの外部に突出されている位置決めピンと、位置決めピンを付勢するスプリングとを具備し、位置決めピンが光プラグの位置決め穴を挿通し、非接続時には保護ブロックを押圧固定するようにしたものである。これにより、遮光機能及び光素子保護機能を有し、外部から光プラグ非接続時の遮光、光素子保護状態及び光プラグ接続状態をそれぞれ確認することができるようになっている。
特開2008−96237号公報 特開2009−103836号公報 特開2009−134203号公報
従来、光回線の構成変更工事等においては、通信光が可視光ではないため専用の測定器を利用するか、現地名称板で回線の利用状況を確認した上で構成変更(接続変更)するが、専用の測定器がない場合若しくは設備形態により測定できない場合は名称板だけを頼りに構成変更をしている。この場合、名称板が手入れされていなければ(運用中回線であることが未記入等であれば)、運用中の回線を切断してしまう不都合がある。
この解決手段として、上述した特許文献1又は2は、運用中光ファイバを湾曲させて光を漏洩させ、その光を可視光に変換して目視できるようにしたものであるが、光の特性上湾曲させるとロスが増加するという不具合が生じ、また場合によっては回線断を招く恐れがある。さらに、測定しようとする光コードの被覆が厚い場合には、検出できないことがある。
現在、通信機器や2つの光ファイバを接続するために使用される光コネクタは、光ファイバを保持し、コア部の位置合わせ(アライメント)のために、光ファイバが挿入固定される中心孔を有するフェルールを有する。また光コネクタのフェルールの端面は、低損失な接続を行うために種々の研磨方式により研磨されている。通常フェルールの端面は、平面(フラット)研磨、球面研磨(PC)、斜め球面研磨(APC)などが施される。通常、リターンロスの数値が大きい方が接続面での反射が少なくなり、接続損失が少なくなる。前述した斜め球面研磨(APC)では、さらに戻り光が少ないため、超高速通信、高電力での通信(CATV)に主として使用される。また、球面研磨と斜め球面研磨の接続は、コネクタ端面の破損の原因となるため、同じ研磨方式のコネクタで接続する必要がある。
これらの光コネクタは、所定のアダプタに両側から挿入されて接続されるもので、アダプタ内部では、フェルールが付き合わされて光ファイバが当接接続されるが、位置決めを行うためにアダプタ内部において割スリーブにそれぞれの光コネクタのフェルール(円筒フェルール)を挿入して付き合わせることで互いの光ファイバを軸心を一致させて当接接続させている。
また、光コネクタのフェルール先端での光ファイバの当接部分は、たとえ精度良く研磨をしても、微細な隙間や凹凸が存在するため、通信光の乱反射等に起因する微細な通信光の漏洩が存在する。さらに、割スリーブには、割スリーブの軸方向に沿って所定の隙間が存在することから、割スリーブの隙間から通信光の一部が漏洩することを避けられない。
そこで、本発明においては、上述した構造上の特徴を利用することで、光ファイバの通信光の有無を的確に確認することできる光可視化フィルタと、この光可視化フィルタを光回線のアダプタやコネクタ等に設けて光ファイバを通過する通信光の有無を的確に確認することが可能な通信光可視化装置を提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、本発明に係る光可視化フィルタは、光ファイバを通過する所定の波長の通信光が漏洩する箇所に配置され、前記所定の波長の光を可視光に変換する発光フィルタと、前記発光フィルタの外側に配置され、前記所定の波長の光をカットする光カットフィルタと、によって構成されることを特徴としている。
ここで、前記発光フィルタは、透過型赤外線発光蛍光塗料を塗布したフィルタであることが望ましく、また、前記光カットフィルタは、自然光から所定の波長の光をカットするフィルタであることが望ましい。
これによって、例えば所定の波長を有する通信光が存在する場合には、発光フィルタによって通信光を可視化することができることから、通信光の有無を外部から目視によって確認できる。また、光カットフィルタによって所定の波長の光をカットすることができることから、自然光などの外部からの光による通信光への影響を防止することが可能になる。
また、本発明に係る通信光可視化装置は、所定の波長の通信光が通過する光ファイバ同士を互いに当接接続させる接続箇所に対して連通路を介して対峙し、且つ、目視が可能となる箇所に請求項1又は2に記載の光可視化フィルタを設けたことを特徴としている。
このような通信光可視化装置によれば、光ファイバに通信光が存在する場合、前記接続箇所から漏洩する通信光によって発光フィルタが発光することから、通信光の存在を目視可能となり、また自然光から通信光への影響を光カットフィルタによって防止することが可能となる。
このような構成を実現する通信光可視化装置としては、光ファイバが貫通するフェルールを有するそれぞれの光コネクタを、両側から挿着固定して接続するアダプタにおいて、前記接続箇所は、それぞれの光コネクタのフェルールの端部同士を突き合わせた部分であり、前記連通路は、前記フェルールを挿通固定するための割スリーブの開口部を含み、前記光可視化フィルタは、前記アダプタのハウジングの前記割スリーブの開口部に臨み、且つ、前記開口部を介して前記接続箇所と対峙する位置に設けられるものであってもよい。
このような構成によれば、フェルールの当接面から割スリーブの開口部を介して漏洩した通信光が、発光フィルタによって可視光に変換されると共に、光カットフィルタによって外部から入射する自然光から通信光と同一波長の光をカットするため、通信光の目視を可能にすると同時に、自然光による通信光への影響の排除することが可能となる。このように、本発明によれば、光コネクタ同士を接続するアダプタにおいて、通信光への影響を排除しつつ通信光の有無を目視により確認することが可能となる。
また、本発明に係る通信光可視化装置としては、光ファイバの先端に接続され内蔵光ファイバが貫通するプラグと、このプラグに外装されるコネクタつまみによって少なくとも構成される光コネクタにおいて、前記接続箇所は、前記光ファイバと前記プラグの内蔵光ファイバとが当接接続させる箇所であり、前記連通路は、前記光ファイバ及び前記内蔵光ファイバを挟持固定するための一対の保持部材の間に前記接続箇所を臨むように形成された漏洩孔であり、前記光可視化フィルタは、前記漏洩孔を介して前記接続箇所と対面するように、前記コネクタつまみのハウジングに設けられるようにしてもよい。
このような構成によれば、光ファイバと内蔵ファイバとの当接面から漏洩孔を介して漏洩した通信光が、発光フィルタによって可視光に変換されると共に、光カットフィルタによって外部から入射する自然光から通信光と同一波長の光をカットするため、通信光の目視を可能にすると同時に、自然光による通信光への影響の排除することが可能となる。このように、本発明によれば、光ファイバを接続する光コネクタにおいても、通信光への影響を排除しつつ通信光の有無を確認することが可能となる。
尚、前記光可視化フィルタは、円板状の形状であることが望ましいが、前記割スリーブの開口部に沿った長円形状、楕円形状、長方形形状であっても良く、また多角形状であっても良く、それぞれの場合に最適な形状に形成することが望ましい。
以上述べたように、本発明によれば、専用の測定器がなくても通信光の有無が確認できること、通信光の有無の確認に電源が不要であること、光ファイバを湾曲させることなく、既設の光コネクタと交換するだけで対応できるので、低コストであること、通信光の有無が目視により確認できることにより、構成変更(接続変更)時の誤切断を防止することができる等の諸効果を奏する。
本発明に係る光可視化フィルタを備えたアダプタの分解斜視図である。 本発明に係る光可視化フィルタを備えたアダプタの側面断面図である。 本発明に係る光可視化フィルタを備えたアダプタの正面断面図である。 本発明に係る光可視化フィルタの斜視図である。 (a)は、本発明に係る光可視化フィルタを備えた光コネクタの分解斜視図であり、(b)は、その側面断面図であり、(c)はその正面断面図である。
本発明に係る光可視化フィルタは、所定の波長(1.31μ、1.55μ等)の通信光が漏洩する箇所に対峙して配置され、前記所定の波長の光を可視光に変換する発光フィルタと、この発光フィルタの外側に配置され、前記所定の波長の光をカットする光カットフィルタとによって構成されている。また、このような光可視化フィルタを用いた通信光可視化装置は、所定の波長の通信光が通過する光ファイバ同士を互いに当接接続させる接続箇所に対して連通路を介して対峙し、且つ、目視が可能となる箇所に光可視化フィルタを設けて構成されている。
ここで、発光フィルタは、透過型赤外線発光蛍光塗料を塗布したフィルタであり、上記所定の波長の通信光が当たると発光するものである。また、光カットフィルタは、自然光から通信光と同じ波長の光をカットするフィルタであり、自然光の入射による通信光への影響を防ぐものである。
以下、この発明の通信光可視化装置を具備したアダプタ及びコネクタについて具体的に図面により説明する。
図1乃至図3において、SC型のコネクタ同士を接続する中継アダプタ(ADP−SC/SC)に通信光可視化装置を設けた例が示されている。具体的には、中継アダプタは、光可視化フィルタ1を具備したアダプタ2と、このアダプタに接続される2つのコネクタ3,4とによって構成されている。
前記コネクタ3,4は、コネクタハウジング30,40と、これらコネクタハウジング30,40にそれぞれ固定される基端部31,41と、これら基端部31,41から延出する円筒状のフェルール32,42と、前記ハウジング30,40上に設けられた位置決め突起33,43と、前記基端部31,41及びフェルール32,42の中央部分を貫通して配置される光ファイバ34,44とによって構成される。また、フェルール32,42の端部35,45は、球面研磨されるが、光ファイバ34,44の端面は、平面で当接することが望ましい。尚、光ファイバ34,44は、通信光が通過するコア部34a,44aと、コア部34a,44aを囲むように設けられ、コア部4a,44aを通過する通信光を反射させるクラッド部34b,44bとによって構成される。また、前記フェルール32,42は、アダプタ2内において割スリーブ5によって外嵌され、当接固定される。
前記アダプタ2は、例えば図1乃至図3に示すように、前記一方のコネクタ3が装着される一方のコネクタ装着部21と、他方のコネクタ4が装着される他方のコネクタ装着部22とからなるアダプタハウジング20を具備し、このアダプタハウジング20のそれぞれのコネクタ装着部21,22には、前記コネクタ3,4の位置決め突起33,43が挿通される装着溝23,24が形成される。また、前記割スリーブ5は前記アダプタ2の内部にて前記フェルール32,42を固定し、その割スリーブ5の開口部50は、この実施例では上方に向くように配置される。また、アダプタ2のハウジング20には、アダプタ2を固定するためのフランジ部25,26が形成されても良い。
本発明に係る光可視化フィルタ1は、この実施例では、前記アダプタ2の上面中央部に形成された開口部27に固着されるもので、それぞれの光コネクタ3,4のフェルール32,42が当接するようにそれぞれのフェルール32,42が挿通固定される割スリーブ5の開口部50に対峙し、この開口部50から漏洩する通信光を可視光に変換する発光フィルタ11と、この発光フィルタ11の外側に設けられ、自然光入射による通信光への影響を防ぐために、自然光から通信光と同一波長の光をカットする光カットフィルタ12とによって構成される。
また、前記発光フィルタ11は、例えば図4に示すように、この実施例では、円板状に形成された透過型赤外線発光蛍光塗料を塗布したフィルタであり、前記光カットフィルタ12は、同じく円板状に形成され、自然光から通信光と同一波長の光をカットするフィルタである。
なお、光可視化フィルタ1(発光フィルタ11、光カットフィルタ12)は、この実施例では、円板状であるが、前記割スリーブ5の開口部50に沿った長円形状、楕円形状、長方形形状であっても良く、また多角形状であっても良い。
さらに、この実施例1において、通信光可視化装置は、連通路としての前記割スリーブ5の開口部50と、前記光可視化フィルタ1とによって構成される。
以上の構成において、光コネクタ3,4が装着されたアダプタ2において、通信光が存在する場合、フェルール32,42の当接部分から通信光が漏洩し、この漏洩した通信光が割スリーブ5の開口部50を介して光可視化フィルタ1の発光フィルタ11を発光させるので、通信光の存在を確認することが可能となる。また、光カットフィルタ12により自然光から通信光と同一波長の光がカットされるので、自然光による通信光への影響を防止することが可能となる。
また、本発明に係る光可視化フィルタ1は、光ファイバが当接して接続される接触部分から反射等によって漏洩する通信光を利用して通信光を可視化して確認することができることから、通信光の有無を確認する必要があるいかなる箇所にも設けることが可能である。
図5(a)において、SC/LC現地組立型単心コネクタ(以下、光コネクタ)6に通信光可視化装置を設けた例が示されている。
実施例2に係る光コネクタ6は、光ファイバ7が挿通されるブーツ70と、このブーツ70が装着されるコネクタプラグ60と、このコネクタプラグ60が装着されるSCコネクタつまみ80によって構成される。
コネクタプラグ60のハウジング61内には、図5(b)、(c)で示されるように、前記光ファイバ7が当接接合する内蔵ファイバ63が挿通固定されるフェルール62が設けられ、フェルール62の基端側には、前記内蔵ファイバ63と前記光ファイバ7との位置を整合させる保持部材64,65が設けられ、保持部材64,65はクランプ部材66によってハウジング61内に保持される。尚、この実施例2において、前記保持部材64,65は、光ファイバ7及び内蔵ファイバ63を保持するV溝71が形成されたV溝プレート65と、前記光ファイバ7及び内蔵ファイバ63をV溝71に押圧する押さえプレート64である。
また、保持部材64,65の当接面の一方の側であって前記クランプ部材66の開口側には、前記クランプ部材66によって保持された保持部材64,65の当接面をこじ開けるためのくさび挿入溝68が形成される。ここにくさび9を挿入することにより、保持部材64,65の当接面がこじ開けられ、前記内蔵ファイバ63に対して光ファイバ7を当接させるように押し込み、くさび9をくさび挿入溝68から引き抜くことによって、保持部材64,65がクランプ部材66の押圧力によって光ファイバ7と内蔵ファイバ63とを光学的に接続させるものである。また、光ファイバ7と内蔵ファイバ63の当接部分に、屈折率整合剤67を設けることが望ましい。
この実施例2に係る通信光可視化装置は、前記押さえプレート64,65の当接面に形成された漏洩孔69と、前記SCコネクタつまみ80のハウジング81の前記漏洩孔69と対峙する箇所に設けられた本発明に係る光可視化フィルタ1とによって構成される。
これによって、光ファイバに通信光が存在する場合、前記光ファイバ7と内蔵ファイバ63との当接接続部分から漏洩する通信光が、漏洩孔69及びくさび挿入溝68を介して前記光可視化フィルタ1の発光フィルタ11が到達し、発光フィルタ11を発光させるので、通信光の存在を確認することができる。さらに、光カットフィルタ12によって自然光から前記通信光と同一波長の光をカットすることができるので、外部から通信光への影響を防止することが可能となる。
尚、上述した実施例では、SC型のコネクタ同士を接続する中継アダプタ(ADP−SC/SC)に通信光可視化装置を設けたもの、SC/LC現地組立型単心コネクタに前記通信光可視化装置を設けたものについて説明したが、SC−LCの変換アダプタに通信光可視化装置を設けても、LC−LCプラグインコンバータに通信光可視化装置を設けても、同様の効果を奏することが可能である。また、上述した実施例では、単心の例を示したが、多心において各心毎に通信可視化装置を設けるようにしても良い。
1 光可視化フィルタ
2 アダプタ
3,4 光コネクタ
5 割スリーブ
6 SC/LC現地組立型単心コネクタ
7 光ファイバ
8 SCコネクタつまみ
9 くさび
11 発光フィルタ
12 光カットフィルタ
20 アダプタハウジング
21,22 コネクタ装着部
23,24 装着溝
25,26 フランジ部
27 開口部
30,40 コネクタハウジング
31,41 基端部
32,42 フェルール
33,43 位置決め突起
34,44 光ファイバ
34a,44a コア部
34b,44b クラッド部
35,45 端部
60 コネクタプラグ
61 ハウジング
62 フェルール
63 内蔵ファイバ
64,65 保持部材
66 クランプ部材
67 屈折率整合剤
68 くさび挿入溝
69 漏洩孔
70 ブーツ
71 V溝
80 ハウジング

Claims (5)

  1. 光ファイバを通過する所定の波長の通信光が漏洩する箇所に配置され、前記所定の波長の光を可視光に変換する発光フィルタと、
    前記発光フィルタの外側に配置され、前記所定の波長の光をカットする光カットフィルタと、
    によって構成されることを特徴とする光可視化フィルタ。
  2. 前記発光フィルタは、透過型赤外線発光蛍光塗料を塗布したフィルタであり、前記光カットフィルタは、自然光から所定の波長の光をカットするフィルタであることを特徴とする請求項1記載の光可視化フィルタ。
  3. 所定の波長の通信光が通過する光ファイバ同士を互いに当接接続させる接続箇所に対して連通路を介して対峙し、且つ、目視が可能となる箇所に請求項1又は2に記載の光可視化フィルタを設けたことを特徴とする通信光可視化装置。
  4. 光ファイバが貫通するフェルールを有するそれぞれの光コネクタを、両側から挿着固定して接続するアダプタに設けられる通信光可視化装置であって、
    前記接続箇所は、それぞれの光コネクタのフェルールの端部同士を突き合わせた部分であり、
    前記連通路は、前記フェルールを挿通固定するための割スリーブの開口部を含み、
    前記光可視化フィルタは、前記アダプタのハウジングの前記割スリーブの開口部に臨み、且つ、前記開口部を介して前記接続箇所と対峙する位置に設けられることを特徴とする請求項3記載の通信光可視化装置。
  5. 光ファイバの先端に接続され内蔵光ファイバが貫通するプラグと、このプラグに外装されるコネクタつまみとによって少なくとも構成される光コネクタに設けられる通信光可視化装置であって、
    前記接続箇所は、前記光ファイバと前記プラグの内蔵光ファイバとが当接接続させる箇所であり、
    前記連通路は、前記光ファイバ及び前記内蔵光ファイバを挟持固定するための一対の保持部材の間に前記接続箇所を臨むように形成された漏洩孔であり、
    前記光可視化フィルタは、前記漏洩孔を介して前記接続箇所と対面するように、前記コネクタつまみのハウジングに設けられることを特徴とする請求項3記載の通信光可視化装置。
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