JP6672097B2 - 通信装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents
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特許文献1には、無線LANを介して機器同士が接続するための通信パラメータを、NFC(Near Field Communication)を用いて機器間で共有する技術が開示されている。
一方で、どの通信をどのタイミングで許可し、実行するのかについては、接続する携帯電話によって異なることが考えられる。言い換えれば、通信先となる外部装置によっては接続しないようにすることが好ましい場合も考えられる。
本実施形態では、通信システムが互いに通信可能な複数の通信装置を備え、複数の通信装置のうち一つの通信装置がデジタルカメラ100であり、異なる一つの通信装置がスマートフォン200である場合を例にして説明する。
まず、デジタルカメラ100のハードウェア構成について説明する。
図1(a)は、デジタルカメラ100の構成の一例を示す図である。
デジタルカメラ100は、制御部101、撮像部102、不揮発性メモリ103、作業用メモリ104、操作部105、表示部106、RTC107、記録媒体108、通信部109、通信部110、近接無線通信部111、給電部112等を有する。
撮像部102は被写体像を撮像して画像データを生成する。撮像部102は光学系、撮像素子等から構成される。ここで、光学系には、光学レンズユニットおよび絞り・ズーム・フォーカスなど制御するレンズ制御部が含まれる。撮像素子は、光学レンズユニットを介して結像された被写体光を電気的な映像信号に変換する。ここで、撮像素子にはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)が用いられる。撮像部102では、光学レンズユニットを通して撮像素子に結像された被写体光を電気信号に変換してノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。なお、制御部101は出力された画像データをDCF(Design Rule for Camera File System)の規格に従って記録媒体108に記録する。
作業用メモリ104は撮像部102により撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、あるいは、制御部101の作業領域等として用いられる。
なお、上述したレリーズスイッチは、第1スイッチ(SW1)および第2スイッチ(SW2)を有する。レリーズスイッチの操作途中、いわゆる半押し状態で第1スイッチがONになる。制御部101は第1スイッチのONにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を開始する。すなわち、第1スイッチはユーザからの撮影準備の指示を受け付ける。また、レリーズスイッチの操作完了、いわゆる全押し状態で第2スイッチがONになる。制御部101は第2スイッチのONにより、撮像部102から出力された画像データを記録媒体208に記録する一連の撮影処理の動作を開始する。すなわち、第2スイッチはユーザからの撮影の指示を受け付ける。
記録媒体108は撮像部102から出力された画像データを記録する。記録媒体108は、デジタルカメラ100に着脱可能であってもよく、内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は記録媒体108にアクセスできる機能を有していればよく、ここでは制御部101が記録媒体108へのアクセスを制御する。
デジタルカメラ100は、通信部109を介してスマートフォン200との間でデータを送受信することができる。具体的には、撮像部102で生成した画像データを、通信部109を介してスマートフォン200に送信することができる。制御部101は、通信部109を制御することでスマートフォン200との無線通信を実現する。
本実施形態では、通信部109の通信方式としてIEEE802.11の規格に則った、いわゆる無線LAN(例えばWi−Fi)で通信するためのインターフェースを用いることができる。ただし、通信部109の通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば赤外通信方式であってもよい。
デジタルカメラ100は、通信部110を介してスマートフォン200との間でデータを送受信することができる。具体的には、撮像部102で生成された画像データを、通信部110を介してスマートフォン200に送信することができる。制御部101は、通信部110を制御することでスマートフォン200との無線通信を実現する。
本実施形態では、通信部110の通信方式としてIEEE802.15.1の規格に則った、いわゆるBluetoothで通信するためのインターフェースを用いることができる。ただし、通信部110の通信方式はBluetoothに限定されるものではなく、例えばIEEE802.11の規格に則った無線LAN、あるいは、赤外通信方式であってもよい。
近接無線通信部111は例えば、無線通信のためのアンテナ、無線信号を処理するため変復調回路、通信コントローラ等から構成される。近接無線通信部111は、変調した無線信号をアンテナから出力したり、アンテナで受信した無線信号を復調したりすることでISO/IEC 18092の規格(NFC:Near Field Communication)に則った非接触近接通信を実現する。
このようにデジタルカメラ100は、複数の通信手段として通信部109、110、近接無線通信部111を有する。通信部109および通信部110は、画像データを送受信する場合等に用いるが、複数有することによりユーザの利便性を向上させることができる。一方、近接無線通信部111による通信は、外部装置との間で通信部109による通信に引き継ぐコネクションハンドオーバ(以下、ハンドオーバという)のトリガとして機能する。なお、近接無線通信部111は、通信部109、110と比べて通信距離が短い近接無線通信である。
図1(b)は、デジタルカメラ100を正面から見た一例を示す斜視図である。図1(c)はデジタルカメラ100を背面から見た一例を示す斜視図である。
図1(b)および図1(c)に示すように、デジタルカメラ100は上述した操作部105に含まれる操作部材として、レリーズスイッチ105a、再生ボタン105b、方向キー105c、タッチパネル105dを有する。また、デジタルカメラ100の背面には表示部106が配置され、撮像部102により撮像された画像データが表示される。また、デジタルカメラ100は筺体の側面には、給電部112のアンテナ部が配置される。
次に、スマートフォン200のハードウェア構成について説明する。
図2は、スマートフォン200の構成の一例を示す図である。
スマートフォン200は、制御部201、撮像部202、不揮発性メモリ203、作業用メモリ204、操作部205、表示部206、RTC207、記録媒体208、通信部209、通信部210、近接無線通信部211、公衆網接続部212を有する。また、スマートフォン200は、マイク213、スピーカ214等を有する。
撮像部202は被写体像を撮像して画像データを生成する。
作業用メモリ204は表示部206の画像表示用メモリ、あるいは、制御部201の作業領域等として用いられる。
表示部206は画像データを表示したり、ユーザとの間で対話的に操作できるように文字等を表示したりする。なお、スマートフォン200は表示部206を一体で構成せずに、スマートフォン200に接続することで表示部206を有するように構成してもよい。すなわち、スマートフォン200は少なくとも表示部206を制御する表示制御機能を有していればよく、ここでは制御部201が表示部206を制御する。
記録媒体208はデジタルカメラ100から送信され、通信部209あるいは通信部210を介して受信した画像データを記録する。記録媒体208は、スマートフォン200に着脱可能であってもよく、内蔵されていてもよい。すなわち、スマートフォン200は記録媒体208にアクセスできる機能を有していればよく、ここでは制御部201が記録媒体208へのアクセスを制御する。
スマートフォン200は、通信部209を介してデジタルカメラ100との間でデータを送受信することができる。具体的には、通信部209はアンテナを有し、デジタルカメラ100から送信された画像データをアンテナを介して受信することができる。制御部201は、通信部209を制御することでデジタルカメラ100との無線通信を実現する。
本実施形態では、通信部209の通信方式としてIEEE802.11の規格に則った、いわゆる無線LAN(例えばWi−Fi)で通信するためのインターフェースを用いることができる。ただし、通信部209の通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば赤外通信方式であってもよい。
スマートフォン200は、通信部210を介して、デジタルカメラ100との間でデータを送受信することができる。具体的には、デジタルカメラ100から送信された画像データを通信部210を介して受信することができる。制御部201は、通信部210を制御することでデジタルカメラ100との無線通信を実現する。
本実施形態では、通信部210の通信方式としてIEEE802.15.1の規格に則った、いわゆるBluetoothで通信するためのインターフェースを用いることができる。ただし、通信部210の通信方式はBluetoothに限定されるものではなく、例えばIEEE802.11の規格に則った無線LAN、あるいは、赤外通信方式であってもよい。
近接無線通信部211は例えば、無線通信のためのアンテナ、無線信号を処理するため変復調回路、通信コントローラ等から構成される。近接無線通信部211は、変調した無線信号をアンテナから出力したり、アンテナで受信した無線信号を復調したりすることでISO/IEC 18092の規格(NFC)に則った非接触近接通信を実現する。なお、本実施形態の近接無線通信部211は、デジタルカメラ100の近接無線通信部111と近接させやすいようにスマートフォン200の側部に配置されている。
このようにスマートフォン200は、複数の通信手段として通信部209、210、近接無線通信部211を有する。本実施形態の近接無線通信部211による通信は、外部装置との間で通信部209による通信に引き継ぐハンドオーバのトリガとして機能する。なお、近接無線通信部211は、通信部209、210と比べて通信距離が短い近接無線通信である。
次に、通信システムの構成について説明する。図3は、通信システムの構成の一例を示す図である。
通信システムは、デジタルカメラ100とスマートフォン200とを備えている。
図3に示す矢印301は、デジタルカメラ100aとスマートフォン200とが通信部110,210によりBluetoothにより通信している状態を示している。この場合、デジタルカメラ100aの近接無線通信部111とスマートフォン200の近接無線通信部211とを近接させたとしても何も起こらず、Bluetoothで通信している状態が維持される。この処理については後述する。
次に、デジタルカメラ100およびスマートフォン200の処理について図4のフローチャートを参照して説明する。ここでは、ユーザがデジタルカメラ100で撮影した画像データをスマートフォン200に送信するために、ユーザがデジタルカメラ100とスマートフォン200とをBluetoothにより通信する場合を想定している。
図4(a)は、デジタルカメラ100の処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部101が不揮発性メモリ103に格納されたプログラムを作業用メモリ104に展開して実行することにより実現される。図4(a)のフローチャートは、例えば、ユーザからBluetoothでスマートフォン200と通信するための操作を操作部105が受け付けることで開始される。
なお、Bluetoothによる通信を行うには、一般的にペアリングによる認証にて通信する方法と、認証せずにワンタイム通信として通信する方法があるが、本実施形態では何れの方法であってもよい。
制御部101はBluetoothによる通信ができたと判定した場合にはS402に処理を移行し、Bluetoothによる通信ができないと判定した場合には処理を終了する。
S411では、制御部201は通信部210を介してデジタルカメラ100との間でBluetoothによる通信ができたか否かを判定する。具体的には、制御部201は通信部210をセントラルモードとして動作させ、Advetizement信号を検索する。制御部201はAdvetizement信号に対して応答することによってセッション確立できた場合にBluetoothによる通信ができたと判定し、応答せずにセッション確立できない場合にBluetoothによる通信ができないと判定する。
制御部201はBluetoothによる通信ができたと判定した場合にはS412に処理を移行し、Bluetoothによる通信ができないと判定した場合には処理を終了する。
S412では、制御部201はデジタルカメラ100から送信されたデジタルカメラ100の識別情報を通信部210を介して受信するように制御し、受信した識別情報を作業用メモリ204に記憶する。
スマートフォン200とデジタルカメラ100とがBluetoothにより通信されている状態では、ユーザによる操作部105,205の操作に応じて画像データが送受信される。
S501では、制御部101はNFCによる通信が行われたか否か、すなわち近接無線通信部111に対してスマートフォン200の近接無線通信部211が近接しているか否かを判定する。制御部101は近接無線通信部111による通信状況に基づいて近接無線通信部211が近接していると判定した場合にはS502に処理を移行し、近接していないと判定した場合には処理を終了する。
S503では、制御部101はスマートフォン200の近接無線通信部211から送信される、Wi−Fiにより通信するための接続要求をNFCによる通信を介して、すなわち近接無線通信部111を介して受信したか否かを判定する。制御部101は接続要求を受信したと判定した場合にはS504の処理に移行し、接続要求を受信していないと判定した場合には処理を終了する。
S505では、制御部101は通信部110を介したBluetoothによる通信を切断するように制御する。このように、Bluetoothによる通信を切断することで、S506に進んだときに、周波数帯が重なるWi−Fiによる通信との干渉を防止することができる。
S506では、制御部101は近接無線通信部111を介して受信した接続要求に基づいて通信部109を介してスマートフォン200とWi−Fiによる通信を開始するように制御する。すなわち、制御部101はNFCによる通信をトリガとしてスマートフォン200との通信をWi−Fiによる通信に引き継ぐハンドオーバを実行する。
S511では、制御部201はNFCによる通信が行われたか否か、すなわち近接無線通信部211に対してデジタルカメラ100の近接無線通信部111が近接しているか否かを判定する。制御部201は近接無線通信部211による通信状況に基づいて近接無線通信部111が近接していると判定した場合にはS512に処理を移行し、近接していないと判定した場合には処理を終了する。
S513では、制御部201は通信部210による通信状況に基づいてデジタルカメラ100とBluetoothにより通信しているか否かを判定する。なお、ここでのデジタルカメラ100は、NFCによる通信しているデジタルカメラ100以外のデジタルカメラ100も含まれる。制御部201はデジタルカメラ100とBluetoothにより通信していると判定した場合にはS514に処理を移行し、通信していないと判定した場合にはS515に処理を移行する。
制御部201は、読み出した識別情報同士を比較してBluetoothにより通信しているデジタルカメラ100と、NFCにより通信しているデジタルカメラ100とが同一であるか否かを判定する。
ただし、NFCにより通信を用いてBluetoothによる通信を行おうとしている場合には、逆に、デジタルカメラ100を一意に識別する識別情報としてBluetoothアドレスを用いるほうが好ましい。
制御部201は比較結果により識別情報が同一ではない場合には同一のデジタルカメラ100ではないと判定してS515に処理を移行し、識別情報が同一の場合には同一のデジタルカメラ100であると判定してS517に処理を移行する。
S516では、制御部201は通信部209を介してデジタルカメラ100とWi−Fiによる通信を行うように制御する。すなわち、制御部201はNFCによる通信をトリガとしてデジタルカメラ100との通信をWi−Fiによる通信に引き継ぐハンドオーバを実行する。なお、制御部201は当初よりBluetoothによる通信をしているデジタルカメラ100との間ではBluetoothによる通信を継続する。
一方、S517では、制御部201はNFCにより通信を行ったデジタルカメラ100に対してWi−Fiにより通信するための接続要求を送信しないように制御する。すなわち、制御部201はデジタルカメラ100との間でBluetoothによる通信を継続する。
ここで、Bluetoothによる通信およびWi−Fiによる通信の何れも画像データを送受信することができる。したがって、ユーザがデジタルカメラ100aとスマートフォン200とをBluetoothにより通信している状態から、わざわざNFCによる通信を経たハンドオーバによりWi−Fiにより接続させることは想定し難い。したがって、デジタルカメラ100aとスマートフォン200とをBluetoothにより通信している状態からNFCにより通信される場合とは、例えばデジタルカメラ100aとスマートフォン200とを同じ鞄に入れる等により誤って近接されたと推定できる。
すなわち、Bluetoothにより通信しているデジタルカメラ100aとスマートフォン200とが近接されたとしても、Wi−Fiによる通信にハンドオーバせずにBluetoothによる通信を継続させることでユーザの混乱を防止できる。
ここで、ユーザがスマートフォン200と他人のデジタルカメラ100bとを近接させる場合とは、NFCによる通信を経たハンドオーバによりWi−Fiによる通信に接続させたい意図があると想定できる。
すなわち、互いに通信していないスマートフォン200とデジタルカメラ100bとが近接された場合にはNFCによる通信をトリガとしてWi−Fiによる通信を行う。したがって、ユーザは他人のデジタルカメラ100bとの間で容易にWi−Fiによる通信ができ、例えばデジタルカメラ100bとスマートフォン200との間で画像データを送受信することができる。なお、スマートフォン200の制御部201はデジタルカメラ100aの間ではBluetoothによる通信を切断させずに継続させるので、ユーザは既に通信しているデジタルカメラ100aとの間で引き続き通信が可能である。したがって、デジタルカメラ100aとの間の通信の利便性を向上させることができる。
このような場合を想定して、S514とS515との間に、制御部201が通信部210を介して特定の機能を用いて通信しているか否かを判定する処理を追加することができる。制御部201は特定の機能を用いて通信していると判定した場合にはS517に処理を移行し、Wi−Fiによる通信にハンドオーバしないように制御し、特定の機能を用いて通信していないと判定した場合にはS515に処理を移行することができる。ここで、特定の機能とは、例えば、スマートフォン200からの操作部205を介してデジタルカメラ100に撮影動作をさせたりする遠隔操作の機能が含まれる。
上述した実施形態では、NFCによる通信をトリガとしてWi−Fiによる通信にハンドオーバする場合について説明したが、この場合に限られず、NFCによる通信をトリガとしてBluetoothによる通信にハンドオーバしてもよい。
上述した実施形態では、通信装置の一例がデジタルカメラ100である場合について説明したが、通信装置はデジタルカメラに限られない。例えば、通信装置は携帯型のメディアプレーヤや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。
上述した実施形態では、通信装置の一例がスマートフォン200である場合について説明したが、通信装置はスマートフォンに限られない。通信装置は、無線機能付きのデジタルカメラや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (11)
- 外部装置と通信するための第1の通信手段、第2の通信手段および第3の通信手段を備える通信装置であって、
外部装置との間で前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバするように制御し、
外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態から、前記外部装置と前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバすることなく前記第2の通信手段により通信している状態を維持するように制御する制御手段を有することを特徴とする通信装置。 - 前記制御手段は、
外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態から、前記外部装置とは異なる外部装置と前記第1の通信手段により通信された場合に前記異なる外部装置と通信するために前記第3の通信手段にハンドオーバするように制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、前記外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態であって、且つ、前記外部装置との間で特定の機能を用いて通信している場合には、
前記異なる外部装置と前記第1の通信手段により通信された場合であっても前記第3の通信手段にハンドオーバしないように制御することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、
前記異なる外部装置と通信するために前記第3の通信手段にハンドオーバした場合でも、前記外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態を維持するように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、
前記第2の通信手段により通信している外部装置と、前記第1の通信手段により通信された外部装置とが同一であるか否かを判定し、同一であると判定した場合に前記第3の通信手段にハンドオーバすることなく前記外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態を維持するように制御することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、
前記第2の通信手段を介して受信した識別情報と、前記第1の通信手段を介して受信した識別情報とが同一であるか否かの比較結果に応じて、前記第2の通信手段により通信している外部装置と、前記第1の通信手段により通信された外部装置とが同一であるか否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 - 前記識別情報は、前記第3の通信手段に対応する、前記外部装置の通信部を一意に特定するための識別情報であることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
- 前記第1の通信手段は、前記第2の通信手段および前記第3の通信手段よりも通信距離が短い近接通信であることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の通信装置。
- 前記外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態から、前記外部装置とは異なる外部装置と間で前記第1の通信手段により通信された場合に前記異なる外部装置と間で前記前記第3の通信手段にハンドオーバし、前記外部装置との間での前記第2の通信手段による通信を切断することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 外部装置と通信するための第1の通信手段、第2の通信手段および第3の通信手段を備える通信装置の制御方法であって、
外部装置との間で前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバするように制御し、
外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態から、前記外部装置と前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバすることなく前記第2の通信手段により通信している状態を維持するように制御する制御ステップを有することを特徴とする通信装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1ないし9の何れか1項に記載された通信装置の制御手段として機能させるためのプログラム。
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