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JP6660969B2 - ペーストの供給が向上した、ペーストの処理による付加製造の技術によってピースを製造する方法、および、本方法を実施するための製造マシン - Google Patents

ペーストの供給が向上した、ペーストの処理による付加製造の技術によってピースを製造する方法、および、本方法を実施するための製造マシン Download PDF

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Description

本発明は、ステレオリソグラフィとも呼ばれる付加製造によってピースを製造する方法、および、本方法を実施するための製造マシンに関する。
これら部品は、セラミック材料で形成された、特に加工前(green)のピースであり、最終的なセラミックピースを得るように、洗浄、結合解除、および焼結作業を施すことが意図されている。
そのような加工前のピースを得るための付加製造の技術は、概して、
− 計算機援用設計により、製造されることになるピースのコンピュータモデルを構築するステップであって、そのようなモデルのサイズが、ピースの焼結の間のセラミックの収縮に前もって対応するように、製造されるピースのサイズよりも大である、構築するステップと、
− 剛性の作業トレー上で、たとえば、少なくとも1つのセラミック材料、少なくとも1つの光硬化性のモノマーおよび/またはオリゴマー、少なくとも1つの光架橋剤、ならびに、通常は少なくとも1つの可塑剤および/または少なくとも1つの分散剤を含む、光硬化性構成物の第1の層を形成するステップと、
− 前述の第1の層を、前述の層に関するモデルから規定されたパターンに従って、照射により硬化し、第1の段を形成するステップと、
− 前述の第1の段の上に、光硬化性構成物の第2の層を形成するステップと、
− 前述の第2の層を、前述の層に関して規定されたパターンに従って、照射により硬化し、第2の段を形成するステップと、
− 層を形成するステップと、その後の層を硬化するステップとを、加工前のピースが得られるまで繰り返すステップと、を含んでいる。
層の照射は、広げられた光硬化性構成物の硬化されていない表面のレーザスキャニングによって実施されるか、ダイオード(LED)のプロジェクションシステムによって実施されるか、任意の他の、特にUVタイプの光源によって実施される。
本発明は、光硬化性構成物が、ペーストの形態を取る、付加製造方法に関する。このペーストの組成は、上で示されたものの1つなどの、光硬化性であり、ペーストの粘性は、特に1Pa・sから、ゼロのせん断速度に関する無限まで、様々である場合がある。
ペーストの処理による製造において、作業トレーは、製造されるピースの様々な層、および、層が形成される毎に広げられるペーストの量を支持している。各層は、予め規定されたペーストの厚さの層を得るために、作業トレーを下げ、ペーストの大きい滴を広げることによって形成される。この滴は、第1の層に関して作業トレーに形成されるか、スタックの他の層に関して前の層上に形成される。このため、供給されるペーストは、タンクに貯蔵される。このタンクは、ピストンにより、各層において、予め規定された量のペーストが自動的に出される。ピストンは、この量のペーストを、スロットを通して上げ、それにより、作業表面の縁部付近に滴を形成するようになっている。ペーストの滴は、次いで、スクレーパブレードによるスクレーピングによって広げられる。このスクレーパブレードは、この滴の後ろに置かれるように押されると、作業表面を、その反対側の縁に向かって引きずられる間、この滴を前方に移動させ、それにより、スクレーパブレードの縁部に垂直な、パスする動きで滴を広げるようになっている。
そのようなペーストの、作業トレー上への供給には、いくつかの欠点がある。
− 層毎の構築フェイズの間、重大なスクレーピング作業を生じ得、それにより、ピースの製造の間にピースが破損するか移動し、欠陥を生じる。
− ペーストの滴の量は、作業表面の長さに対応する。換言すると、作業表面が長くなると、必要なペーストの量が多くなる。
このことは、以下の困難性につながる。
− その幅にわたり、ペースト供給システムは、幅全体にわたって一様にペーストを供給するものと仮定されている。幅に関するそのような一様な供給は、実際には形成が困難であるが、この理由は、分配が、幅と、ペーストの量とに依存するためである。供給されたペーストの量が少なすぎる(ピストンが充分に上がらない)場合、ペーストは中央部に来る傾向にあり、側部にはそれほど来ない。これにより、良好な均一性を見いだすことを試みるように、ペーストのわずかな上昇を必要とすることが強いられ、作業表面の中央部において、余分なペーストを有するリスクを伴う。
− 長さにわたり、作業表面が長くなると、スクレーパブレードは、ペーストを広げるために、より多くのペーストを押さなければならない。一方では、メニスカスの形成のリスクを増大する。このメニスカスは、材料の欠損、傷などの、ピースの欠陥を生じる。他方では、押される滴が大きいほど、すでに硬化した下層に生じる応力が大きくなる。
− 製造されるピースは、ただ1つのペーストの供給源が存在することから、単一のセラミック材料から形成することのみが可能である。
まとめると、現在のペースト供給システムは、広げられた層の各々の均一性を常に確実にするわけではなく、重大なスクレーピング作業につながる。このスクレーピング作業は、構築されるピースにダメージを与えるか、破損さえさせる場合があり、長さと幅との両方で作業表面を制限し、構築されるピースの高さを制限し、1回に1つのセラミックをプリントすることを許容するのみである。
出願人の会社は、これら欠点の少なくとも1つを除去することを可能にする新たなペースト供給システムを探してきた。
このため、本発明によれば、ペーストがもはや、作業表面の縁部に沿って運ばれるペーストの滴から供給されないが、ペーストは、作業表面の上方から、具体的には、作業表面の上方に配置され、作業表面への均一な供給を確実にするように移動可能である少なくとも1つのノズルから、作業表面に供給されることになる。
たとえば、(軸Yに従って)作業表面の幅で前後両方に移動し、(軸Xに従って)作業表面の長さで直線状に移動する、ペーストストランドを塗布するためのノズルを設け、それにより、ペーストストランドが常に、作動中のスクレーパブレードの前に置かれるようになっていることにより、均一な蛇行したペーストが作業表面上に形成される。この蛇行により、ペーストの均一で連続した広がりを確実にし、重大なスクレーピング作業を必要としない。この理由は、作業毎に、スクレーパブレードは、有用な量のペーストのみを押すためである。
このため、かなりの長さに広げられるペーストに関するせん断応力は、最小になり、除去さえされ、メニスカスの形成が大きく低減される。
さらに、そのようなペーストの塗布は、これまで存在してきた作業トレーの幅よりもかなり大きい作業トレーの幅で、横断方向に実施することができる。したがって、本発明により、現行の幅(最大で300mm)よりもかなり幅広であり、理論上無制限の幅の、作業トレーを形成することが可能になる。
同様に、1つの層に関するペーストの量は、最初は完全には供給されないが、スクレーパブレードのどの前進位置においても、スクレーパブレードの前方に供給することにより、スクレーパブレードが前方に移動するとき、および移動する間には供給されることから、メニスカスの形成を避け、すでに硬化した下層の応力を最小にし、除去さえするように、有用な量を良好に調整することが可能である。結果として、スクレーパブレードは、応力がほとんどないか、存在しないことに起因して、かなり長い長さで、より迅速に作業することができる。
さらに、層が形成される毎に、必要な量のペーストのみが供給される事実により、層ごとに異なるものとすることができる材料で各層を形成することが許容される。したがって、複数材料のピース、たとえばセラミックピースを形成することが可能である。
本発明の範囲内において、いくつかの材料を同じ層に有するために、ノズルのプログラミングを通して、インクジェットプリンタの方式で、同じ経路において、いくつかのノズルを、同時か別々に、駆動するものとすることが、明確に示される。したがって、同じ層に、異なる幅で様々な材料を堆積させることが可能である。
さらに、セラミック材料のない光硬化性構成物の層を提供することが可能である。換言すると、少なくとも1つの光硬化性のモノマーおよび/またはオリゴマー、少なくとも1つの光架橋剤、ならびに、必要であれば、可塑剤または分散剤などの少なくとも1つの添加剤を含む構成物の層を提供することが可能である。そのような層は、ピースが結合解除される際に破壊されることになる支持層とすることができるか、ピースが構築される際に必要なキャビティを形成する層とすることができる。この層は、結合解除プロセスの間に破壊されることになる。
最後に、ブレードの前方へのペーストの塗布は、プログラム可能であるものとすることが可能であるものとされる。すなわち、オンデマンドで始動および停止される。これにより、作業トレーの幅および/または長さにおいて、並行していくつかのピースを形成することと、作業トレー上の、形成される各ピースの位置の周りのみで始動されるノズル(複数の場合もある)により、ペーストを塗布することとが可能になる。
本発明の主題は、光硬化性ペーストの層を、各層に画定されたパターンに従って、連続して硬化させることが可能である、付加製造の技術によって、ピース、特に、セラミック材料で形成された加工前のピースの製造方法であって、第1の層が作業トレーの作業表面上に形成され、各層が、画定されたパターンに従って硬化される前に、1つのスクレーパブレード又は平行なスクレーパブレードによるスクレーピングによって、層の各形成の際に下げられる作業トレー上に供給された、ある量のペーストから広げられ、層の各形成の際に、層を形成するために必要な量のペーストが、スクレーパブレードの前方において、又は、平行なスクレーパブレードの場合には前方のスクレーパブレードの前方において移動する少なくとも1つのノズルから、作業表面上に塗布されることを特徴とする、製造方法である。
ノズル又は各ノズルは、スクレーパブレード又は複数のスクレーパブレードに対して平行して前後に横断方向に、且つ、1つ又は複数のスクレーパブレードの、作業表面の縁部から作業表面の反対側の縁部への前進移動に従って長手方向に移動することができる。
ノズル又は各ノズルの流量と、ノズル又は各ノズルの横断方向及び長手方向の前進速度との中から選択された少なくとも1つのパラメータは、ペーストの粘度と、層の厚さとの中から特に選択された少なくとも1つのパラメータに応じて調整されることができる。
1つのノズル又は各ノズルによるペーストの塗布は、形成される層に応じて制御されることができる。
ノズル若しくは各ノズルには、ペーストタンクからペーストを供給するためのパイプによって、ペーストが供給されることができる、又は、ノズル若しくは各ノズルには、ノズル若しくは各ノズルの上部を形成し、有利には少なくとも1つの層を形成するために充分であるペーストのストックを含むペーストカートリッジによって、ペーストが供給されることができる。
ペーストは、1つ又は複数のスクレーパブレードに平行な軸線に従って、又は、1つ又は複数のスクレーパブレードに垂直な軸線に従って並べられた少なくとも2つのノズルから塗布されることができる。
ペースト層の少なくとも1つを広げる際に、作動位置にある少なくとも1つのスクレーパブレードを、そのスクレーピングの前進移動に加え、いわゆる振動動作に従って、その平面内を前後に移動させることが可能である。
ペーストの堆積は、連続的方法で制御されて作業表面上にペーストストランドを形成し、且つ/又は、不連続的方法で制御されて作業表面上にポイントによる堆積を形成することができる。
本発明は、光硬化性ペーストの層を、各層に画定されたパターンに従って照射することによって連続して硬化させることが可能である、付加製造の技術によって、ピース、特に、セラミック材料で形成された加工前のピースを製造するためのマシンであって、
− 作業表面を備える水平な作業トレーを囲むフレームと、
− 少なくとも1つのスクレーパブレードを装備したポータルフレームであって、ポータルフレームは、フレーム上を作業トレーにわたって移動するように適合されて、1つ又は複数のスクレーパブレードの自由縁部は、スクレーピングによってペースト層を作業表面にわたって広げるように適合され、層は垂直に積載されている、ポータルフレームと、
− 次に画定されたパターンで硬化される後の層を広げる前に、広げられた後に各層を照射して予め画定されたパターンで硬化させるために、作業トレーに面した照射手段と、
− 層の各形成の際に、ある量のペーストの作業トレー上への供給手段であって、その量は、関連する層を形成するように、1つ又は複数のスクレーパブレードによるスクレーピングによって広げられることが意図されている、供給手段と
を備え、
ある量のペーストの作業トレー上への供給手段は、スクレーパブレードの前方において、又は、平行なスクレーパブレードの場合には前方のスクレーパブレードの前方において移動可能である少なくとも1つの塗布ノズルによって構成され、
塗布ノズル又は各塗布ノズルは、関連する層に対応する、予め画定されたプログラムに従ってペーストを塗布するように適合されて、1つ又は複数のスクレーパブレードは、塗布されたペーストを、その上を通過する際に一様な層に広げることができることを特徴とする、マシンにも関する。
マシンのノズル若しくは少なくとも1つのノズルには、ペーストタンク、特に、ピストンタイプの供給タンクに接続された可撓性パイプによって、ペーストが供給されることができる、又は、ノズル若しくは少なくとも1つのノズルには、ペーストカートリッジによってペーストが供給されることができ、ペーストカートリッジは、ノズル若しくは各ノズルの上部を形成し、有利には少なくとも1つの層を形成するために充分であるペーストのストックを含み、且つ、マシンに取り付けられる、若しくは取り付けられていない供給タンクから再充填することができ、若しくは、空である場合には満杯のカートリッジと交換することができ、この交換は、ロボットアームによって実行されることが可能である。
ノズル又は少なくとも1つのノズルは、ロボットアームによって、又は、スクレーピングの前方における移動を可能にするホルダに、移動可能に取り付けられることができる。
ノズル又は各ノズルは、フレーム上を作業トレーにわたってその長さに従って移動するように適合されたポータルフレームに取り付けられることができ、ポータルフレームは、1つ又は複数のスクレーパブレードを装備したポータルフレーム、又は、それとは独立して移動可能である別のポータルフレームであって、ノズル又は各ノズルは、それを運ぶポータルフレームの横断方向のレールに更に移動可能に取り付けられている。
特定の実施形態において、ポータルフレームは、スクレーパブレードを装備したポータルフレームであって、特に、2つのスクレーパブレードを備え、一方のスクレーパブレードは、ポータルフレームが一方の方向で移動する場合に作動し、他方のスクレーパブレードは、ポータルフレームが他方の方向で移動する場合に作動し、ノズル又は各ノズルは、ポータルフレームの横断方向のレールに移動可能に取り付けられ、ノズル又は各ノズルは、両方のブレードの間に配置されている。
特定の実施形態において、本発明に係るマシンは、ポータルフレームの前進軸線に従って、又は、横断方向の軸線に従って配置された少なくとも2つのノズルを備えることができる。
ポータルフレームの1つのノズル又は各ノズルの1つの振幅は、作業トレーの幅より大きくすることができ、各ノズルは、作業トレーの各ポイントにおいてペーストを塗布するように適合されている。
本発明に係るマシンは、ペーストの粘度と、層の厚さとの中から特に選択された少なくとも1つのパラメータに応じて、ノズル又は各ノズルの流量と、ノズル又は各ノズルの横断方向及び長手方向の前進速度との中から選択された少なくとも1つのパラメータの調整手段を備えることができる。
本発明に係るマシンは、作業表面上にペーストストランドを形成するための連続的方法、及び/又は、作業表面上にポイントによる堆積を形成するための不連続的方法でのペーストの堆積の制御手段を備えることができる。
本発明の主題をよりよく説明するために、本発明に係るマシンのスクレーピングデバイスのいくつかの特定の実施形態が、例として、限定的ではなく、添付図面を参照して以下に記載される。各図において、矢印は、スクレーピングデバイスの前進方向を示している。
本発明の第1の実施形態に係るスクレーピングデバイスの後方を示す概略斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るスクレーピングデバイスの前方を示す概略斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るスクレーピングデバイスの後方を示す概略斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るスクレーピングデバイスの前方を示す概略斜視図である。 ペーストカートリッジに補充するための位置にあるデバイスを示す、図2bに類似の図である。 異なる位置/向きにある本発明の第3の実施形態に係るスクレーピングデバイスの概略斜視図であり、この第3の実施形態に従って、同じダブル・ポータル・フレームによって保持された2つのスクレーパブレードが設けられ、スクレーパブレードの一方が、ポータルフレームの第1の前進方向に従って作動可能であり、スクレーパブレードの他方が前述のダブル・ポータル・フレームの、反対側の戻る方向に従って作動可能である。 異なる位置/向きにある本発明の第3の実施形態に係るスクレーピングデバイスの概略斜視図であり、この第3の実施形態に従って、同じダブル・ポータル・フレームによって保持された2つのスクレーパブレードが設けられ、スクレーパブレードの一方が、ポータルフレームの第1の前進方向に従って作動可能であり、スクレーパブレードの他方が前述のダブル・ポータル・フレームの、反対側の戻る方向に従って作動可能である。 異なる位置/向きにある本発明の第3の実施形態に係るスクレーピングデバイスの概略斜視図であり、この第3の実施形態に従って、同じダブル・ポータル・フレームによって保持された2つのスクレーパブレードが設けられ、スクレーパブレードの一方が、ポータルフレームの第1の前進方向に従って作動可能であり、スクレーパブレードの他方が前述のダブル・ポータル・フレームの、反対側の戻る方向に従って作動可能である。 異なる位置/向きにある本発明の第3の実施形態に係るスクレーピングデバイスの概略斜視図であり、この第3の実施形態に従って、同じダブル・ポータル・フレームによって保持された2つのスクレーパブレードが設けられ、スクレーパブレードの一方が、ポータルフレームの第1の前進方向に従って作動可能であり、スクレーパブレードの他方が前述のダブル・ポータル・フレームの、反対側の戻る方向に従って作動可能である。 異なる位置/向きにある本発明の第3の実施形態に係るスクレーピングデバイスの概略斜視図であり、この第3の実施形態に従って、同じダブル・ポータル・フレームによって保持された2つのスクレーパブレードが設けられ、スクレーパブレードの一方が、ポータルフレームの第1の前進方向に従って作動可能であり、スクレーパブレードの他方が前述のダブル・ポータル・フレームの、反対側の戻る方向に従って作動可能である。 ダブル・ポータル・フレームが部分的にのみ表示され、ブレードの1つを示すのみである、このスクレーピングデバイスの図である。 ダブル・ポータル・フレームが部分的にのみ表示され、ブレードの1つを示すのみである、このスクレーピングデバイスの図である。 本発明の第4の実施形態に係るスクレーピングデバイスの、様々な位置における概略斜視図であり、この第4の実施形態に従って、スクレーパブレードがポータルフレームによって保持され、ペースト塗布ノズルが、前のポータルフレームとは独立して、別のポータルフレームによって保持されている。 本発明の第4の実施形態に係るスクレーピングデバイスの、様々な位置における概略斜視図であり、この第4の実施形態に従って、スクレーパブレードがポータルフレームによって保持され、ペースト塗布ノズルが、前のポータルフレームとは独立して、別のポータルフレームによって保持されている。 本発明の第5の実施形態に係る、スクレーピングデバイスの様々な位置を後方から見て示した概略斜視図であり、この第5の実施形態に従って、3つのペースト塗布ノズルが設けられ、2つのスクレーパブレードに平行に並べて取り付けられている。 本発明の第5の実施形態に係る、スクレーピングデバイスの様々な位置を後方から見て示した概略斜視図であり、この第5の実施形態に従って、3つのペースト塗布ノズルが設けられ、2つのスクレーパブレードに平行に並べて取り付けられている。 本発明の第5の実施形態に係る、スクレーピングデバイスの様々な位置を後方から見て示した概略斜視図であり、この第5の実施形態に従って、3つのペースト塗布ノズルが設けられ、2つのスクレーパブレードに平行に並べて取り付けられている。 本発明の第6の実施形態に係る、スクレーピングデバイスの様々な位置を示す斜視図であり、この第6の実施形態に従って、3つのペースト塗布ノズルがやはり設けられ、1つのスクレーパブレードに平行に並べて取り付けられている。 本発明の第6の実施形態に係る、スクレーピングデバイスの様々な位置を示す斜視図であり、この第6の実施形態に従って、3つのペースト塗布ノズルがやはり設けられ、1つのスクレーパブレードに平行に並べて取り付けられている。 本発明の第7の実施形態に係る、スクレーピングデバイスの斜視図であり、この第7の実施形態に従って、3つのペースト塗布ノズルがスクレーパブレードに垂直に並べて取り付けられている。
第1の実施形態:図1aおよび図1b
図1aおよび図1bを参照すると、付加製造の技術による、セラミック材料で形成された加工前の本体の製造マシンの、水平な作業トレー2の作業表面上のペースト層のスクレーピングデバイス1が示されている。図1aはスクレーピングデバイスの後方を示し、図1bはこのスクレーピングデバイスの前方を示している。
スクレーピングデバイス1は、マシンのフレーム3上にスライド可能に取り付けられた、モータを伴うポータルフレーム4を備えている。このモータは、ポータルフレーム4をボールねじまたはラックで駆動する。スクレーパブレード6が配置されたブレードホルダ5が、ポータルフレーム4と一体に形成されている。
フレーム3は、作業トレー2の各サイドに位置する、2つの細長いブロック3aを備えている。これらブロック3aの各々は、このブロック3aの外側の側面全体にわたって水平に延びるリブ3bを有している。このリブ3bの機能は、以下に示す。
ポータルフレーム4は、作業トレー2およびフレーム3の上方に、ブロック3aに対して横断方向に配置された、細長い矩形の平行六面体の形態の上部4aを含むブロックで構成されており、このブロックは、2つの下方の側部4bによって延びている。
上部4aの後面は、2つの垂直な突起4cを備えており、この突起4cの各々は、U状の断面を有している。このU状の断面のウィングは、前述の後面に接している。これらU状の断面の溝4dは、互いに対抗して配置されている。溝4dの機能は、以下に示す。
ポータルフレーム4のベースの近位では、側部4bの各々が、内側に向いた溝4eを備えている。この溝4e内には、フレーム3に関連するブロック3aが、その対応するリブ3bにより、スライドするように適合されている。
ブレードホルダ5は、その2つの側縁部により、ポータルフレーム4の関連する垂直な突起4cの溝4d内に垂直にスライドするように適合されたプレートで構成されている。スクレーパブレード6は、ブレードホルダ5の下部によって保持されている。このスクレーパブレード6は、図1に見ることができる。
本発明によれば、図1bに見ることができるように、ポータルフレーム4の上部4aの前面は、水平なレール7を備えている。このレール7は、部位4aの垂直な縁部から、他方の縁部に延びており、このレール7において、ノズル8がスライド可能に取り付けられている。このノズル8の流出ポート8aは、瞬間毎に、スクレーパブレード6の前方において、作業トレー2の上方に位置するように垂直に向けられている。ノズル8には、供給タンク10、たとえば、ピストンタイプの供給タンクに接続された可撓性パイプ9によって継続的に供給される。
図1aおよび図1bのスクレーピングデバイス1の機能を以下に示す。
図1aを参照すると、スクレーパブレード6が、スクレーピング位置にあることを見ることができる。ブレードホルダ5は、ポータルフレーム4のレール4d内にスライドして下げられており、スクレーピングの際に、関連するブレード6が来て、所望の層の高さを形成するようにできるような位置で停止している。
図1aの位置では、ノズル8は、停止位置にある。ペースト層を広げるために、図1aの位置から、
− ノズル8が可撓性パイプ9により、タンク10に接続され、
− ノズル8が、レール7内に平行移動し、それにより、ノズル8の流出ポート8aが作業トレー2の縁部上方に来るようにされ、
− ポータルフレーム4を矢印(図1a)に従って前方に移動することにより、ペーストが広げられ始める。このポータルフレーム4の移動の間、可撓性パイプ9によるノズル8の供給は、前述の横断方向の縁部から他方の縁部への、ノズル8の平行移動と同時に制御され、次いで、前後移動に従って戻るなどする。ポータルフレーム4が同時に前方に移動する間、ペーストストランドが、作業トレー2上にジグザグな方法で堆積され、層が完全に形成されるまで、スクレーパブレード6によってすぐにスクレーピングされる。
ポータルフレーム4がそのストローク端部に達した場合、換言すると、ペースト層が完全に堆積された場合、ノズル8の供給が停止し、スクレーパブレード6が、ブレードホルダ5を上げることによって上げられ、ポータルフレーム4がその開始位置に戻る(図1b)。図1bでは、ノズル8は、レール7に沿う中間位置で示した。この場合、ノズル8は、新たな層を堆積させるために、その開始位置(図1aの位置)に戻ることになる。
第2の実施形態(図2aから図2c)
図2aから図2cを参照すると、ペーストのストック、すなわち補充容器11がノズル8の頂部にある点で、スクレーピングデバイス1と異なる、スクレーピングデバイス1を見ることができる。この補充容器11には、図示の例ではエルボの形状である流出パイプ9’を有するタンク10から再充填可能である。この流出パイプ9’は、ノズル8から突出するショートパイプ9’’を通して接続するように適合されている。
図2aから図2cのスクレーピングデバイス1の機能は、流出パイプ9’とショートパイプ9’’との間が接続された際(図2c)にノズル8が充填されることを除き、図1aおよび図1bのデバイス1の機能と同じである。充填の後に、ショートパイプ9’’と流出パイプ9’とが互いから外される。
図2cでは、ペースト層の形成前の、停止位置にあるスクレーピングデバイス1が示されており、ブレードホルダ5が上昇位置にある。ノズル8は、ペースト充填位置にあり、ペーストの量は、層を形成するために充分でなければならない。
作業トレー2上にペースト層を広げるために、図2cに示す位置から開始し、ブレードホルダ5は、関連するブレードをスクレーピング位置に置くように下げられ、流出パイプ9’は、ノズル8にペーストが充填されると、ショートパイプ9’’から外される。
同時の、ポータルフレーム4の前進移動と、ノズル8のレール7への前後移動(ポータルフレーム4が前方から見られる図2bと、ポータルフレームが後方から見られる図2aとを参照)とが、こうして制御される。
ペーストの層が堆積されると、ブレードホルダ5が上げられ、ポータルフレーム4が図2cに示す位置に戻され、次の層のペースト堆積のための準備において、ノズル8の補充が行われる。
第3の実施形態:図3aから図3g
図3aから図3gを参照すると、ポータルフレーム4がダブル・ポータル・フレーム4’と置き換えられている点で、スクレーピングデバイス1と異なる、スクレーピングデバイス1を見ることができる。このため、ダブル・ポータル・フレーム4’は、平行で、下方の側部のパーツによって一体にされ、ユニットブロックとして移動する、ポータルフレーム4と同じタイプの2つのポータルフレームで構成されている。
ダブル・ポータル・フレーム4’を形成する両方のポータルフレームの上部の面は、各々が、互いに面するU形状の断面の2つの突起を備えている(それぞれ、2つの突起4’cと、2つの突起4’’c)。この突起内で、前述の実施形態と同じ方法で、ブレードホルダ5とブレードホルダ5’とがそれぞれ、その関連するスクレーパブレードとともに、スライド可能に取り付けられている(図3fおよび図3gのブレード6’を参照)。
図示の例では、ブレードホルダ5’を備えたダブル・ポータル・フレーム4’のポータルフレームのみが、その内面、他方のポータルフレームに向けられている内面に、レール7を有している。このレール7上では、その補充容器11が頂部に設けられたノズル8が、横断方向にスライド可能に取り付けられている。このため、ノズル8は、ダブル・ポータル・フレーム4’の両方のポータルフレーム間で移動するように適合されている。
このため、ダブル・ポータル・フレーム4’は、作業トレー2の端部から、他方の端部に、前進ストロークで移動する。ここでは、ブレードホルダに関連する1つのスクレーパブレードのみが作動することになり、反対側のブレードホルダは上げられている。それにより、反対側のブレードホルダの関連するブレードが上げられ、動作しないものとされるようになっている。ダブル・ポータル・フレーム4’は次いで、後退ストロークで移動し、この移動に関し、ブレードが連続して上下することになる。
図3fおよび図3g、ならびに、次の図においても、bは薄い滴を示し、cはペーストストランドを示している。
スクレーピングデバイス1の機能は、図3aから図3eを参照して記載することができる。
図3a(後面図)および図3b(前面図)−層の形成
ブレードホルダ5に関連するブレードは下げられ、ブレードホルダ5’に関連するブレードは上げられる。したがって、ブレードホルダ5に関連するブレードが作動する。ポータルフレーム4は、レール7に沿って前後に横断方向に移動するノズル8によってペーストが堆積されつつ、示されている矢印に従って移動する。
図3c
層の形成の後に、前述の実施形態のように、補充が行われる。ブレードホルダ5’に関連するブレードは下げられ、ブレードホルダ5に関連するブレードは上げられる。したがって、ブレードホルダ5’に関連するブレードが作動して、次の層を形成することになる。ポータルフレーム4’は、反対方向への移動の準備がされている。
図3dおよび図3e:次の層の形成
ポータルフレーム4’は、レール7に沿って前後に横断方向に移動するノズル8により、ペーストが堆積されつつ、示されている矢印に従って移動する(図3d:初期位置および図3e:最終位置)。
第4の実施形態:図4aおよび図4b
図4aおよび図4bを参照すると、スクレーピングデバイスが、ポータルフレーム4からある距離で、ポータルフレーム12を備え、このポータルフレーム12がポータルフレーム4とは独立して移動可能である点で、スクレーピングデバイス1と異なる、スクレーピングデバイス1を見ることができる。ポータルフレーム4は、ブレードホルダ5と、このブレードホルダ5の関連するスクレーパブレードとを備えているが、レール7は有していない。7’で示されたレールを有するポータルフレーム12上では、その補充容器11を伴うノズル8が横断方向にスライド可能に取り付けられている。
その機能は、デバイス1およびデバイス1と同じである。
図4aと図4bとを比較すると、ノズル8によるペーストストランドcの堆積が、スクレーパブレードとは独立して制御され得ることを見ることができる。
第5の実施形態:図5aから図5c
図5aから図5cを参照すると、レール7に、並べて配置された3つのノズル−これらノズルの補充容器11A、11B、11cを見ることができる-がスライド可能に取り付けられている点で、スクレーピングデバイス1と異なる、スクレーピングデバイス1を見ることができる。
第6の実施形態:図6aおよび図6b
図6aおよび図6bを参照すると、レール7に、手動で交換可能であるその補充容器11A、11B、11Cがそれぞれ頂部に配置された3つのノズル8A、8B、8Cが、並んで取り付けられている点で、スクレーピングデバイス1と異なる、スクレーピングデバイス1を見ることができる。
第7の実施形態:図7
図7を参照すると、ノズル11A’、11B’、および11C’が、レール7に対する横断方向に従って隣接している点で、スクレーピングデバイス1と異なる、スクレーピングデバイス1を見ることができる。
デバイス1、1、および1は、大量のペーストを塗布することが所望である場合か、ペーストのタイプを層間で変更することが所望である場合に、有用である場合がある。ペーストのタイプを層間で変更することが所望である場合、1つの層を堆積させるのに、1つのノズルのみが作動する。

Claims (18)

  1. 光硬化性ペーストの層を、各層に画定されたパターンに従って、連続して硬化させることが可能である、付加製造の技術によって、ピース、特に、セラミック材料で形成された加工前のピースの製造方法であって、
    第1の層が作業トレー(2)の作業表面上に形成され、各層が、画定されたパターンに従って硬化される前に、1つのスクレーパブレード(6)又は平行なスクレーパブレードによるスクレーピングによって、層の各形成の際に下げられる前記作業トレー(2)上に供給された、ある量のペーストから広げられ、
    層の各形成の際に、前記層を形成するために必要な量のペーストが、前記スクレーパブレード(6)の前方において、又は、平行なスクレーパブレードの場合には前方のスクレーパブレードの前方において移動する少なくとも1つのノズル(8)から、前記作業表面上に塗布され
    前記ノズル(8)又は各ノズルは、前記スクレーパブレード(6)又は複数のスクレーパブレードに平行して前後に横断方向に、且つ、1つ又は複数の前記スクレーパブレードの、前記作業表面の縁部から前記作業表面の反対側の縁部への前進移動に従って長手方向に移動することを特徴とする、製造方法。
  2. 前記ノズル(8)又は各ノズルの流量と、前記ノズル(8)又は各ノズルの横断方向及び長手方向の前進速度との中から選択された少なくとも1つのパラメータが、前記ペーストの粘度と、前記層の厚さとの中から特に選択された少なくとも1つのパラメータに応じて調整されることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  3. 1つのノズル(8)又は各ノズルによるペーストの前記塗布は、形成される前記層に応じて制御されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ノズル(8)又は各ノズルには、ペーストタンク(10)からペーストを供給するためのパイプ(9)によって、ペーストが供給されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ノズル(8)又は各ノズルには、前記ノズル又は各ノズルの上部を形成し、少なくとも1つの層を形成するために充分であるペーストのストックを含むペーストカートリッジ(11)によって、ペーストが供給されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ペーストは、1つ又は複数の前記スクレーパブレードに平行な軸線に従って、又は、1つ又は複数の前記スクレーパブレードに垂直な軸線に従って並べられた少なくとも2つのノズル(11A、11B、11C)から塗布されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ペーストの層の少なくとも1つを広げる際に、作動位置にある少なくとも1つのスクレーパブレードを、そのスクレーピングの前進移動に加え、振動動作に従って、その平面内を前後に移動させることが可能であることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ペーストの堆積が、連続的方法で制御されて前記作業表面上にペーストストランドを形成し、且つ/又は、不連続的方法で制御されて前記作業表面上にポイントによる堆積を形成することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  9. 光硬化性ペーストの層を、各層に画定されたパターンに従って照射によって連続して硬化させることが可能である、付加製造の技術によって、ピース、特に、セラミック材料で形成された加工前のピースを製造するためのマシンであって、
    作業表面を備える水平な作業トレー(2)を囲むフレーム(3)と、
    少なくとも1つのスクレーパブレード(6)を装備したポータルフレーム(4;4’)であって、前記ポータルフレーム(4;4’)は、前記フレーム(3)上を前記作業トレー(2)にわたって移動するように適合されて、1つ又は複数の前記スクレーパブレードの自由縁部が、スクレーピングによってペースト層を前記作業表面にわたって広げるように適合され、前記層は垂直に積載されている、ポータルフレーム(4;4’)と、
    次に画定されたパターンで硬化される後の層を広げる前に、広げられた後に各層を照射して予め画定されたパターンで硬化させるために、前記作業トレーに面した照射手段と、
    層の各形成の際に、ある量のペーストの前記作業トレー上への供給手段であって、前記量は、関連する層を形成するように、1つ又は複数の前記スクレーパブレードによるスクレーピングによって広げられることが意図されている、供給手段と
    を備え、
    ある量のペーストの前記作業トレー(2)上への前記供給手段は、前記スクレーパブレードの前方において、又は、平行なスクレーパブレードの場合には前方のスクレーパブレードの前方において移動可能である少なくとも1つの塗布ノズル(8;8A、8B、8C)によって構成され、
    前記塗布ノズル又は各塗布ノズル(8;8A、8B、8C)は、前記関連する層に対応する、予め画定されたプログラムに従ってペーストを塗布するように適合されて、1つ又は複数の前記スクレーパブレードは、塗布された前記ペーストを、その上を通過する際に一様な層に広げることができ
    前記ノズル(8)又は各ノズルは、前記スクレーパブレード(6)又は複数のスクレーパブレードに平行して前後に横断方向に、且つ、1つ又は複数の前記スクレーパブレードの、前記作業表面の縁部から前記作業表面の反対側の縁部への前進移動に従って長手方向に移動することを特徴とする、マシン。
  10. 前記ノズル(8)又は少なくとも1つの前記ノズル(8)には、ペーストタンク(10)に接続された可撓性パイプ(9)によって、ペーストが供給されることを特徴とする、請求項に記載のマシン。
  11. 前記ノズル(8)又は少なくとも1つの前記ノズル(8)には、ペーストカートリッジ(11)によってペーストが供給され、前記ペーストカートリッジ(11)は、前記ノズル又は各ノズルの上部を形成し、少なくとも1つの層を形成するために充分であるペーストのストックを含み、且つ、前記マシンに取り付けられている、若しくは取り付けられていない供給タンクから再充填されることができ、又は、空である場合には満杯のカートリッジに交換されることができ、この交換は、ロボットアームによって実行されることが可能であることを特徴とする、請求項に記載のマシン。
  12. 前記ノズル(8)又は少なくとも1つの前記ノズル(8)は、ロボットアームによって、又は、前記スクレーピングの前方における移動を可能にするホルダに、移動可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項から1のいずれか一項に記載のマシン。
  13. 前記ノズル(8)又は各ノズル(8)は、前記フレーム(3)上を前記作業トレー(2)にわたってその長さに従って移動するように適合されたポータルフレーム(4)に取り付けられ、前記ポータルフレーム(4)は、1つ又は複数の前記スクレーパブレードを装備したポータルフレーム、又は、それとは独立して移動可能である別のポータルフレーム(12)であって、前記ノズル(8)又は各ノズル(8)は、それを運ぶ前記ポータルフレーム(4;12)の横断方向のレール(7、7’)に更に移動可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項から1のいずれか一項に記載のマシン。
  14. 前記ポータルフレームは、2つのスクレーパブレードを装備したポータルフレーム(4’)であって、一方のスクレーパブレードは、前記ポータルフレーム(4’)が一方の方向で移動する場合に作動し、他方のスクレーパブレードは、前記ポータルフレームが他方の方向で移動する場合に作動し、前記ノズル(8)又は各ノズル(8)は、前記ポータルフレーム(4)の横断方向のレール(7)に移動可能に取り付けられ、前記ノズル(8)又は各ノズル(8)は、両方のブレードの間に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のマシン。
  15. 前記ポータルフレームの前進軸線に従って、又は、横断方向の軸線に従って配置された少なくとも2つのノズル(8A、8B、8C;8’A、8’B、8‘C)を備えることを特徴とする、請求項から1のいずれか一項に記載のマシン。
  16. 前記ポータルフレームの1つのノズル(8)又は各ノズル(8)の1つの振幅は、前記作業トレー(2)の幅より大きく、各ノズルは、前記作業トレー(2)の各ポイントにおいてペーストを塗布するように適合されていることを特徴とする、請求項から1のいずれか一項に記載のマシン。
  17. 前記ペーストの粘度と、前記層の厚さとの中から特に選択された少なくとも1つのパラメータに応じて、前記ノズル(8)又は各ノズル(8)の流量と、前記ノズル(8)又は各ノズル(8)の横断方向及び長手方向の前進速度との中から選択された少なくとも1つのパラメータの調整手段を備えることを特徴とする、請求項から1のいずれか一項に記載のマシン。
  18. 前記作業表面上にペーストストランドを形成するための連続的方法、及び/又は、前記作業表面上にポイントによる堆積を形成するための不連続的方法での前記ペーストの堆積の制御手段を備えることを特徴とする、請求項から1のいずれか一項に記載のマシン。
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