JP6592627B1 - Nafld又はnashの検出又はリスクの予測方法、nafld又はnashを検出するための診断薬キット、対象における肝線維化の進行度の判定方法、及び対象における肝線維化の進行度を判定するための診断薬キット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生体試料中の遊離カルニチン量及びアシルカルニチン総量の合計量であるカルニチン総量を測定し、カルニチン総量から遊離カルニチン量を減算することにより、アシルカルニチン総量を測定する。測定結果と基準値とを比較することにより、NAFLD及びNASHの早期診断及び肝線維化の進行度の判定ができる。
【選択図】なし
Description
具体的に、本発明は以下のとおりである。
<1> 対象からの生物学的試料中の、アシルカルニチン総量を測定することと
測定したアシルカルニチン総量を基準値と比較することと
を含む、NAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測方法、
<2> 前記生物学的試料が、血液、血清又は血漿である、<1>に記載のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測方法、
<3> 肝臓における線維化の進行度を判断する、<1>又は<2>に記載のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測方法、
<4> 遊離カルニチン量及びアシルカルニチン総量の合計量であるカルニチン総量を測定することと
前記カルニチン総量から遊離カルニチン量を減算することにより、アシルカルニチン総量を測定することと
を含む、<1>〜<3>のいずれかに記載のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測方法、
<5>NAFLD又はNASHを検出するための診断薬キットであって、アシルカルニチン総量を測定するための試薬を含む診断薬キット、
<6>アシルカルニチン総量を測定するための前記試薬が、遊離カルニチン量を測定するための試薬とカルニチン総量を測定するための試薬との組み合わせである、<5>に記載の診断薬キット、
<7>質量分析計の内部標準液としてのアシルカルニチン組成物を含む、NAFLD又はNASHを検出するための診断薬キットであって、
前記アシルカルニチン組成物が、アセチルカルニチン、プロピオニルカルニチン、ブチリルカルニチン、イソ吉草酸カルニチン、3−ヒドロキシ−イソ吉草酸カルニチン、グルタリルカルニチン、オクタノイルカルニチン、デカノイルカルニチン、ドデカノイルカルニチン、テトラデカノイルカルニチン、テトラデセノイルカルニチン、パルミトイルカルニチン、及びステアロイルカルニチンの少なくとも1つを含む前記診断薬キット、
<8> NAFLD又はNASHに罹患している可能性のある対象由来の生物学的試料中の、アシルカルニチン総量を測定することと
測定したアシルカルニチン総量を基準値と比較することと
を含む、対象における肝線維化の進行度の判定方法、
<9> 遊離カルニチン量及びアシルカルニチン総量の合計量であるカルニチン総量を測定することと
前記カルニチン総量から遊離カルニチン量を減算することにより、アシルカルニチン総量を測定することと
を含む、<8>に記載の対象における肝線維化の進行度の判定方法、
<10>NAFLD又はNASHに罹患している可能性のある対象における肝線維化の進行度を判定するための診断薬キットであって、アシルカルニチン総量を測定するための試薬を含む診断薬キット、並びに
<11>質量分析計の内部標準液としてのアシルカルニチン組成物を含む、NAFLD又はNASHに罹患している可能性のある対象における肝線維化の進行度を判定するための診断薬キットであって、
前記アシルカルニチン組成物が、アセチルカルニチン、プロピオニルカルニチン、ブチリルカルニチン、イソ吉草酸カルニチン、3−ヒドロキシ−イソ吉草酸カルニチン、グルタリルカルニチン、オクタノイルカルニチン、デカノイルカルニチン、ドデカノイルカルニチン、テトラデカノイルカルニチン、テトラデセノイルカルニチン、パルミトイルカルニチン、及びステアロイルカルニチンの少なくとも1つを含む前記診断薬キット。
(対象からの生物学的試料)
本発明において分析可能な生物学的試料としては、主に生体(生物)由来の固形組織及び体液を挙げることができ、体液を用いることが好ましい。本発明において分析可能な生体試料は、より好ましくは、血液、血清、血漿、尿、唾液、喀痰、涙液、耳漏、又は前立腺液等の体液であり、さらに好ましくは血液、血清又は血漿であり、さらに好ましくはNAFLD及び/又はNASHに罹患している可能性のある対象の血液、血清又は血漿である。生体又は対象は、ヒト又は動物(例えば、マウス、モルモット、ラット、サル、イヌ、ネコ、ハムスター、ウマ、ウシ、及びブタ)を含み、好ましくはヒトである。
本発明において、アシルカルニチンとは、式1で表される化合物群をいう。
式1:(CH3)3N+CH2CH(OR1)CH2COO-
(式1中、R1は又は炭素数2〜30の飽和もしくは不飽和の脂肪酸残基を表し、該脂肪酸残基に結合する水素原子は、酸素原子又はヒドロキシ基で置換されていてもよい。)
本発明のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測方法では、対象からの生物学的試料中のアシルカルニチン総量を測定することを含む。アシルカルニチン総量は、酵素サイクリング法等を用いて、生体試料内に存在するアシルカルニチンの量を一括して測定してもよく、又は、液体クロマトグラフ−タンデム型質量分析計等を用いて、個々のアシルカルニチンの量を測定してそれらの量を合算してもよい。
アシルカルニチン総量の測定は、例えばキャピラリー電気泳動−質量分析計、液体クロマトグラフ−タンデム型質量分析計(LC−MS/MS)、及び酵素サイクリング法等により測定することができる。これらの方法を組み合わせて使用することもできる。酵素サイクリング法を用いる場合は、汎用の自動分析装置、例えばLABOSPECT 008(日立ハイテクノロジーズ社製)等、により測定できることから、複雑な操作を省略して低コストで迅速に測定を行うことが可能である。
本発明のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測方法は、測定したアシルカルニチンの合計量を基準値と比較することを含む。本発明のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測方法では、対象におけるアシルカルニチン総量が、健常人群のアシルカルニチン総量よりも高いことを指標としてNAFLD又はNASHの検出およびリスクの予測を行うことができる。具体的には、例えば、対象のアシルカルニチン総量の合計量が健常人群との判定用閾値(基準値)以上となった場合に、NAFLD又はNASHを検出するか、又は発症する可能性が高いと判定することができる。
本発明のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測方法は、対象のNAFLD又はNASHの進行度をモニタリングすることもできる。この場合、特定の時点での対象のアシルカルニチン総量を、判定用閾値(基準値)として使用する。一定期間後(例えば、1、3、6、又は12か月後)に再度この対象のアシルカルニチン総量を測定し、以前の測定値と比較してアシルカルニチン総量が多ければ、NAFLD又はNASHが進行していると判断することができる。逆に、以前の測定値と比較してアシルカルニチン総量が少なければ、NAFLD又はNASHが進行していないと判断することができる。
本発明のNAFLD又はNASHを検出するための診断薬キットは、アシルカルニチン総量を測定するための試薬を含むことができる。前記試薬は、個々のアシルカルニチンの量を測定して、それらの量を合算するための試薬であってもよく、生体試料内に存在するアシルカルニチンの量を一括して測定するための試薬であってもよい。アシルカルニチン総量を測定するための試薬は、好ましくは遊離カルニチン量を測定するための試薬とカルニチン総量を測定するための試薬との組み合わせである。遊離カルニチン量を測定するための試薬とカルニチン総量を測定するための試薬との組み合わせは、好ましくは、酵素サイクリング法を用いるための試薬である。
本発明の対象における肝線維化の進行度の判定方法では、生物学的試料中のアシルカルニチン総量に応じて、肝臓における線維化の進行度を判断することができる。本明細書において「肝線維化」とは、慢性的な肝臓の炎症により、コラーゲン線維などの線維性成分及び/又は細胞外基質を含む結合組織が肝臓に大量に増加し、組織が硬化することを意味する。本発明の対象における肝線維化の進行度の判定方法は、NAFLD又はNASHに罹患している可能性のある対象において、NAFLD又はNASHにより生じる肝線維化の進行度の判定を行うことができ、または、NAFLD又はNASHに既に罹患している対象において、NAFLD又はNASHにより生じる肝線維化の進行度の判定を行うこともできる。アシルカルニチン、アシルカルニチン総量、及びアシルカルニチン総量の測定方法については、前述のとおりである。
本発明の対象における肝線維化の進行度の判定方法は、測定したアシルカルニチンの合計量を基準値と比較することを含む。本発明の対象における肝線維化の進行度の判定方法では、数値の範囲を基準値とすることができる。対象における肝線維化の進行度を判定する際には、予め、種々の肝線維化段階の対象の生体試料中のアシルカルニチン総量の範囲を計測しておき、対象の生体試料中のアシルカルニチン総量が、特定の肝線維化段階の生体試料中のアシルカルニチン総量の範囲に入る場合は、この対象はその特定の肝線維化段階である可能性が高い。
肝線維化段階の分類は、例えば、F0:線維化なし、F1:小葉中心部の線維化、F2:小葉中心部+門脈域の線維化、F3:線維性架橋形成、F4:肝硬変、HCC:肝細胞がんの区別に従うことができる。本発明の対象における肝線維化の進行度の判定方法は、対象の肝臓が上記F0〜F4のどの段階にあるかを判定することができる。ただ、上記F0〜F4の分類には限定されず、異なる分類を使用してもよい。
液体クロマトグラフ−タンデム型質量分析法(LC−MS/MS法)及びNeoSMAAT(登録商標)(積水メディカル社製)を用いて、血清中のアシルカルニチン総量及び遊離カルニチン量を測定し、肝細胞癌を有しないNAFLD患者(n=222)と肝細胞癌を有するNAFLD患者(n=28)との間で比較した。
東京大学病院において、2011年11月から2015年12月まで、生検で証明されたHCCを有する非アルコール性脂肪肝疾患患者(NAFLD)28人及び生検で証明されたHCCを有しない非アルコール性脂肪肝疾患患者222人から採取した血清サンプル250検体を用いた。
採取した血清サンプルを、液体クロマトグラフ−タンデム型質量分析法(LC−MS/MS法)及びNeoSMAAT(登録商標)を用いて測定した。NeoSMAAT(登録商標)には、重水素で同位体標識した、カルニチン(C0)、アセチルカルニチン(C2)、プロピオニルカルニチン(C3)、ブチリルカルニチン(C4)、イソ吉草酸カルニチン(C5)、3−ヒドロキシ−イソ吉草酸カルニチン(C5OH)、グルタリルカルニチン(C5DH)、オクタノイルカルニチン(C8)、デカノイルカルニチン(C10)、ドデカノイルカルニチン(C12)、テトラデカノイルカルニチン(C14)、テトラデセノイルカルニチン(C14:1)、パルミトイルカルニチン(C16)、及びステアロイルカルニチン(C18)が内部標準として含まれている。測定対象物質であるそれぞれのアシルカルニチン又は遊離カルニチンのピーク面積と内部標準物質とのピーク面積の比を算出することにより、血清サンプル中に存在する測定対象物質の量及び濃度を求めることができる。
<LC条件>
HPLC column:Inertsil Amide (2.1×250mm, 3μm, GL Sciences)
Mobile Phase A:200 mmol/L Ammonium formate
Mobile Phase B:Acetonitrile
Gradient:
実施例1のアシルカルニチン総量の測定結果を用いて、アシルカルニチン総量のNASH関連肝細胞癌検出における有用性を他のバイオマーカーと比較した。比較対象として、腫瘍マーカーであるα−フェトプロテイン(AFP)及びデス−γ−カルボキシプロトロンビン(DCP)を用いた。
実施例1において測定した血清サンプルを、患者の線維化の進行度に応じて以下のようにさらに細かく分類し、各進行度にカテゴライズされる血清サンプルに含まれるアシルカルニチン総量及び遊離カルニチン量を比較した。結果を図3に示す。
F0(n=38)
F1−2(n=120)
F3−4(n=64)
HCC(n=28)
(F0:線維化なし、F1:小葉中心部の線維化、F2:小葉中心部+門脈域の線維化、F3:線維性架橋形成、F4:肝硬変、HCC:肝細胞がん)
実施例1において測定した血清サンプルを、日本消化器病学会NAFLD/NASH診療ガイドライン(2014年版)の82頁のNAS(NAFLD Activity Score)に記載の患者肝臓の炎症度(Lobular inflammation)、風船様肥大(Ballooning)、及び脂肪肝(Steatosis)の各々の進行度に応じて分類し、各進行度における患者間のアシルカルニチン総量を比較した。分類基準は以下のとおりである。
炎症度:段階0:病巣なし、段階1:200倍の視野で2箇所の病巣以下、段階2:200倍の視野で2〜4箇所の病巣、段階3:200倍の視野で4箇所以上の病巣、
風船様肥大:段階0:肥大なし、段階1:少数の風船様変性細胞、段階2:多数の風船様変性細胞、
脂肪肝:段階1:5〜33%、段階2:33〜66%、段階3:66%以上。
結果を図4に示す。炎症度、風船様肥大、及び脂肪肝のいずれにおいても、各段階の患者群間において、アシルカルニチン総量に有意差は確認できなかった。
LC−MS/MSによるアシルカルニチン総量測定では、個々のアシルカルニチンの量を測定してそれらの量を合算する。一方で、酵素サイクリング法では、生体試料内に存在するアシルカルニチンの量を血中カルニチン2分画検査により測定する。LC−MS/MSによる代表的なアシルカルニチン種の合計量をアシルカルニチン総量として使用できるかどうかの検討を行った。
Claims (7)
- 対象からの血液、血清、又は血漿中の、遊離カルニチン量及びアシルカルニチン総量の合計量であるカルニチン総量を測定することと
前記カルニチン総量から遊離カルニチン量を減算することにより、アシルカルニチン総量を測定することと
測定したアシルカルニチン総量を基準値と比較することと
を含む、NAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測のための方法であって、
前記アシルカルニチン総量には、少なくともアセチルカルニチン(C2)、プロピオニルカルニチン(C3)、ブチリルカルニチン(C4)、イソ吉草酸カルニチン(C5)、3−ヒドロキシ−イソ吉草酸カルニチン(C5OH)、グルタリルカルニチン(C5DC)、ヘキサノイルカルニチン(C6)、オクタノイルカルニチン(C8)、デカノイルカルニチン(C10)、ドデカノイルカルニチン(C12)、テトラデカノイルカルニチン(C14)、テトラデセノイルカルニチン(C14:1)、パルミトイルカルニチン(C16)、3−ヒドロキシ−ヘキサデカノイルカルニチン(C16OH)、ステアロイルカルニチン(C18)、オクタデセノイルカルニチン(C18:1)及び3−ヒドロキシ−オクタデセノイルカルニチン(C18:1OH)の量が含まれる、前記方法。 - 前記アシルカルニチン総量が、前記カルニチン総量から脂肪酸が結合していない遊離カルニチンの量を除外した、アシルカルニチンの合計量である、請求項1に記載のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測のための方法。
- 酵素サイクリング法を使用することを特徴とする、請求項1又は2に記載のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測のための方法。
- 肝臓における線維化の進行度を判断する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のNAFLD又はNASHの検出又はリスクの予測のための方法。
- NAFLD又はNASHを検出するための診断薬キットであって、
前記診断薬キットは、アシルカルニチン総量を測定するための試薬を含み、
アシルカルニチン総量を測定するための前記試薬が、遊離カルニチン量を測定するための試薬とカルニチン総量を測定するための試薬との組み合わせであり、
前記アシルカルニチン総量には、少なくともアセチルカルニチン(C2)、プロピオニルカルニチン(C3)、ブチリルカルニチン(C4)、イソ吉草酸カルニチン(C5)、3−ヒドロキシ−イソ吉草酸カルニチン(C5OH)、グルタリルカルニチン(C5DC)、ヘキサノイルカルニチン(C6)、オクタノイルカルニチン(C8)、デカノイルカルニチン(C10)、ドデカノイルカルニチン(C12)、テトラデカノイルカルニチン(C14)、テトラデセノイルカルニチン(C14:1)、パルミトイルカルニチン(C16)、3−ヒドロキシ−ヘキサデカノイルカルニチン(C16OH)、ステアロイルカルニチン(C18)、オクタデセノイルカルニチン(C18:1)及び3−ヒドロキシ−オクタデセノイルカルニチン(C18:1OH)の量が含まれる、前記診断薬キット。 - 前記アシルカルニチン総量が、前記カルニチン総量から脂肪酸が結合していない遊離カルニチンの量を除外した、アシルカルニチンの合計量である、請求項5に記載の診断薬キット。
- アシルカルニチン総量を測定するための前記試薬が、酵素サイクリング法を行うための試薬である、請求項5又は6に記載の診断薬キット。
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