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JP6551662B2 - 押しボタン及び押しボタンを含む電子機器 - Google Patents

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好広 比田井
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Description

本発明は、押しボタン及び押しボタンを含む電子機器に関する。
電子機器の押しボタン構造が提案されている(特許文献1を参照)。しかし、特許文献1の押しボタン構造によれば、弾性部材をパッキンと兼用しているためシール性が低く、付勢力も小さい。
特開2002−352662号公報
押しボタンは、本体からの突出量が少ないことが好ましい。
本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、本体からの突出量が少ない新たな押しボタンを提供することにある。また、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、本体からの突出量が少ない押しボタンを含む新たな電子機器を提供することにある。
[適用例1]
本発明に係る押しボタンは、第1面を含む操作体と、蓋部と、前記蓋部よりも前記第1面から遠い位置に配置された受け部と、前記蓋部と前記受け部とを接続する胴部と、を含む蓋体と、前記操作体と前記蓋体との間に配置され、前記操作体の前記第1面に交差する方向における一方の端部が前記受け部に接し、かつ、前記交差する方向における他方の端部が前記第1面に接するスプリングと、を含む。
本適用例に係る押しボタンによれば、蓋体の受け部は、蓋部よりも操作体の第1面から遠い位置に配置され、スプリングの一方の端部と接するので、例えば、スプリングの一方の端部が蓋部と接する場合と比較して、押しボタンが機器の本体に配置された場合の本体からの突出量を少なくできる。
[適用例2]
本発明に係る押しボタンにおいて、前記操作体は、前記第1面を囲む壁部を含んでもよい。
本適用例に係る押しボタンによれば、操作体は第1面の少なくとも一部を囲む壁部を含む。従って、第1面と交差する方向におけるスプリングと操作体との位置関係が安定するため、操作体が安定しやすくなる。
[適用例3]
本発明に係る押しボタンは、長手方向が前記交差する方向に沿う軸をさらに含み、前記スプリングは、前記軸を囲むコイルスプリングであり、前記蓋体は、前記長手方向から見た場合に前記軸を囲む環状体であってもよい。
本適用例に係る押しボタンによれば、軸を囲むように環状の蓋体及びコイルスプリング
が配置されることで、操作体及び軸を安定させることができる。
[適用例4]
本発明に係る電子機器は、第1面を含む操作体と、蓋部と、受け部と、前記蓋部と前記受け部とを接続する胴部と、を含む蓋体と、前記操作体と前記蓋体との間に配置され、前記操作体の前記第1面に交差する方向における一方の端部が前記受け部に接し、かつ、前記交差する方向における他方の端部が前記第1面に接するスプリングと、を含む押しボタンを含む。
本適用例に係る電子機器によれば、蓋体の受け部が、蓋部よりも操作体の第1面から遠い位置に配置されてスプリングの一方の端部と接するので、例えば、スプリングの一方の端部が蓋部と接する場合と比較して、押しボタンが電子機器の本体に配置された場合に本体からの突出量が少ない押しボタンを有することができる。
実施形態に係る電子機器10の正面図である。 実施形態に係る押しボタン20aの図1におけるX−X断面図である。 従来例に係る押しボタン200の断面図である。 変形例1に係る押しボタン20fの図1におけるX−X断面図である。 変形例2に係る押しボタン20gの図1におけるX−X断面図である。 変形例3に係る押しボタン20hの図1におけるX−X断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
本実施形態に係る押しボタンは、第1面を含む操作体と、蓋部と、前記蓋部よりも前記第1面から遠い位置に配置された受け部と、前記蓋部と前記受け部とを接続する胴部と、を含む蓋体と、前記操作体と前記蓋体との間に配置され、前記操作体の前記第1面に交差する方向における一方の端部が前記受け部に接し、かつ、前記交差する方向における他方の端部が前記第1面に接するスプリングと、を含む。
本実施形態に係る電子機器は、本体と、前記押しボタンと、を含む電子機器である。
1.電子機器の概要
まず、図1及び図2を用いて、本実施形態に係る電子機器10の概要について説明する。図1は、実施形態に係る電子機器10の正面図であり、図2は、実施形態に係る押しボタン20aの図1におけるX−X断面図である。
図1に示す電子機器10は、本体12と、5つの押しボタン20a,20b,20c,20d,20eと、を有する。電子機器10は、さらに、本体12の両端に接続され、ユーザーの腕に巻き付けることができるベルト14と、電子機器10の出力内容を表示する表示部16と、本体12の内部にあってここでは図示しない電気回路等と、を有する。電子機器10は、腕時計であってもよい。
本体12は、表示部16側に設けられたカバーガラス16aとカバーガラス16aに対向する裏蓋18(図2)と共に電子機器の筐体を構成し、その内部に電気回路等を収納する。本体12の材質は、ステンレス鋼、チタン系合金、金合金などの金属材料や、ポリカ
ーボネート、ABSなどのプラスチック材料を用いることができる。
本体12は、図2に示すように、本体12の側面に開口12bを有する凹部12aと、貫通孔13と、を有する。貫通孔13は、押しボタン20aの軸24を挿通する。貫通孔13と軸24との間の隙間は、収納室(パッキンボックス)113aとして環状のパッキン30が進退方向Aに沿って2本配置される。
押しボタン20a,20b,20c,20d,20eは、ベルト14に対して一方の側(例えば、アナログ時計の文字盤を想定した場合に、9時側)に2つ、他方の側(例えば、アナログ時計の文字盤を想定した場合に、3時側)に3つ配置される。押しボタン20a,20b,20c,20d,20eは、本体12の側面から僅かに突出し、ユーザーによって本体12に設けられた凹部12a内に押しこむことができる。押しボタン20a,20b,20c,20d,20eは、ユーザーが電子機器10を操作するためのものである。例えば、押しボタン20a,20b,20c,20d,20eを押すことによって、その先端が本体12の内部に収納された電気回路等に対して直接または間接的にアクセスする。
図示しない電気回路は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機の機能を有するGPSユニット、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等から構成される処理部、ROM(Read Only Memory)やフラッシュROM、RAM(Random Access Memory)等の各種ICメモリーやハードディスクやメモリーカードなどの記録媒体等により構成される記憶部、時刻情報を生成する処理を行う計時部、処理部から送られる画像データ、テキストデータなどを表示する表示部、処理部から送られる音データを音声やブザー音等の音として出力する音出力部、外部装置(例えば、スマートホン、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、デスクトップPCなど)と通信を行い処理部が生成した各種の情報(例えば、測位データ、累積移動距離、移動軌跡などの情報)を外部装置へ転送する通信部等が備えられる。
2.押しボタン
押しボタン20aの詳細構造について、図3の従来例に係る押しボタン200について説明した後、図2を用いて説明する。
2−1.従来の押しボタン
図3は、従来例に係る押しボタン200の断面図である。図3に示すように、電子機器110の本体112は、凹部112aと、貫通孔113と、を有する。押しボタン200は、操作体222の軸224が貫通孔113を通る。貫通孔113と軸224との間の隙間を収納室113aとして、収納室113a内に環状のパッキン230が2本配置される。その収納室113aの操作体222側の開口が蓋体240の蓋部242によって塞がれている。
従来例の蓋体240は、収納室113a内に挿入される管状の挿入部242aと、挿入部242aからフランジ状に広がる環状の蓋部242と、から構成される。軸224に通されたコイルスプリング250は、蓋体240を本体112の載置面112d側に付勢すると共に、操作体222を蓋体240から離れる方向へ付勢する。
このような従来の押しボタン200に対して、ユーザーの電子機器110を利用する際の操作性や携帯性等の理由により、電子機器110から押しボタン200の突出量を少なくしたいという市場の要望がある。しかしながら、押しボタン200の進退方向Aの移動ストロークが同じまま突出量を少なくすることは困難である。
2−2.本実施形態に係る押しボタン
次に、図2を用いて、本実施形態に係る押しボタン20aについて説明する。なお、押しボタン20b,20c,20d,20eは、押しボタン20aと基本的な構造が同じであるので、説明は省略する。
図2に示すように、押しボタン20aは、操作体22と、蓋体40と、スプリング50と、を含む。操作体22は、第1面(以下「内面22b」という)を含む。蓋体40は、蓋部42と、蓋部42よりも内面22bから遠い位置に配置された受け部46と、蓋部42と受け部46とを接続する胴部44と、を含む。スプリング50は、操作体22と蓋体40との間に配置され、操作体22の内面22bに交差する方向における一方の端部51が受け部46に接し、かつ、交差する方向における他方の端部52が内面22bに接する。ここで、スプリング50と端部51,52とが接することには、直接または間接に接することを含み、スプリング50と端部51又は端部52との間に他の部材が介在してもよい。
操作体22は、電子機器10の本体12に対して進退可能である。蓋体40は、本体12内に配置されたパッキン30の操作体22側への移動を制限することができる。スプリング50は、操作体22と蓋体40との間に配置され、操作体22を蓋体40から離れる方向へ付勢する。蓋体40の蓋部42は、パッキン30を本体12との間に挟持する。蓋体40の胴部44は、蓋部42から本体12側へ延在する。蓋体40の受け部46は、胴部44から操作体22の進退方向Aに交差する方向へ突出する。
このような押しボタン20aによれば、蓋体40の受け部46は、蓋部42よりも操作体22の内面22bから遠い位置に配置され、スプリング50の一方の端部51と接するので、例えば、スプリングの一方の端部が蓋部と接する場合と比較して、押しボタン20aが機器の本体に配置された場合の本体からの突出量を少なくできる。特に、押しボタン20aによれば、図3に示すような従来の押しボタン200に比べてスプリング50を本体12の内側へ配置することができるため、本体12からの突出量はわずかとなる。
押しボタン20aの各部について、以下詳細に説明する。
操作体22は、ユーザーによって押される外面22aと、外面22aの反対側の第1面である内面22bと、を有する。内面22bは、内面22bに交差する方向におけるスプリング50の他方の端部52が接触する。内面22bに交差する方向は、より好ましくは実質的に直交する方向であり、例えば進退方向Aである。操作体22の材質は、軽量化や生産性に優れるプラスチック製であるが、金属製であってもよい。
また、操作体22は、操作体22から本体12側へ延在する環状の壁部22cを有する。環状の壁部22cは操作体22の外縁に沿って設けられ、壁部22cの外側面は本体12に設けられた凹部12aの開口12bに沿ってわずかな間隔を隔てて配置される。つまり、壁部22cは、内面22bを囲んでいる。壁部22cの外側面は、開口12bと接し、操作体22を進退方向Aに移動する際に開口12bに対し摺動してもよい。なお、壁部22cは、内面22bを実質的に囲んでいればよく、切れ目のない環状であってもよいし、互いに接続されていない2以上の壁から構成されていても良い。
本体12の凹部12aは、蓋体40、スプリング50、及び操作体22の少なくとも一部の壁部22cを受け入れる。
壁部22cの内側面は、スプリング50の進退方向Aに直交する方向への移動を制限す
る。壁部22cによって進退方向Aに直交する方向におけるスプリング50と操作体22との位置関係が安定するため、操作体22が進退方向Aに沿って安定して移動することができる。特に、操作体22の大型化によって軸24から離れた位置にスプリング50が配置されてもスプリング50が進退方向Aに直交する方向に移動せず、スプリング50が傾きにくい。また、押しボタン20aを本体12に組み付ける作業においても、スプリング50を壁部22cの内側面によって容易に所定位置に案内できるため、作業性を向上できる。
壁部22cは、操作体22の外縁から本体12側へ延在する。壁部22cが外縁から延在し、その内側にスプリング50が配置されるので、ユーザーが操作体22の外縁付近を押しても傾きにくい。壁部22cの内側面はスプリング50の外形に合わせて形成されてもよく、例えば、スプリング50がコイルスプリングである場合には、そのコイル外径よりもわずかに大きな内径を有する円筒状の壁部22cとしてもよい。また、壁部22cの内側面は、凹凸を設けて、スプリング50の外周の一部に部分的に接触するようにしてもよい。
また、内面22bに環状の溝が形成され、その溝内にスプリング50の他方の端部52が配置するようにしてもよい。その場合、例えば、スプリング50の巻き径が細く壁部22cに接しない場合であっても、組み付け時に、スプリング50を所定位置に容易に配置することができる。
軸24は、軸24の長手方向が内面22bに交差する方向に沿うように配置されている。ここでは、軸24は、操作体22から本体12内へ進退方向Aに沿って延在する。軸24は、本体12に設けられた貫通孔13を貫通し、一端が操作体22と一体に固定され、他端が本体12の内部にある。軸24の他端には止め具26が固定され、止め具26が本体12の内面に接触することで軸24を操作体22の退行方向へ移動するのを制限する。止め具26は、公知のE型やC型等のスナップリングである。軸24は金属製であり、プラスチック製の操作体22にインサート成形される。操作体22が金属製の場合には、軸24が操作体22の一部であってもよい。
パッキン30は、ゴム製またはプラスチック製の環状体であり、貫通孔13における本体12の内部と外部との所定の気密性を維持する。パッキン30は、ゴム製のOリングであってもよい。パッキン30は、内側の孔に軸24が挿通し、本体12に設けられた収納室13aに収納される。収納室13aは、貫通孔13の一部であって、軸24の外径よりも大きな内径を有する。収納室13aは、軸24が挿通された状態で操作体22側に開口し、蓋体40の挿入部42aを受け入れる。
蓋体40は、蓋部42と、蓋部42よりも内面22bから遠い位置に配置された受け部46と、蓋部42と受け部46とを接続する胴部44と、を含む。蓋体40は、長手方向から見た場合に軸24を囲む環状体である。蓋体40は、パッキン30を本体12との間に挟持する蓋部42と、蓋部42から本体12側へ延在する胴部44と、胴部44から操作体22の進退方向Aに交差する方向へ突出する受け部46と、を有する。
蓋部42は、外縁が胴部44に接続する。蓋部42は、一方の面が貫通孔13の開口を形成する載置面12dに接し、その面の内縁からパッキン30側へ延びる筒状(例えば円筒状)の挿入部42aを有する。
胴部44は、筒状(例えば円筒状)であり、胴部44の外周面は、スプリング50の進退方向Aに直交する方向への移動を制限する。胴部44の外周面は、スプリング50の内径よりもわずかに小さい。胴部44の外周面が蓋部42から本体12側へ延在するので、
スプリング50の内側を支持することができ、スプリング50の進退方向Aに直交する方向への移動をより確実に制限することができる。
受け部46は、内縁が胴部44に接続するフランジ状の部分である。受け部46は、操作体22の内面22bと対向する面にスプリング50の一方の端部51が接触する。軸24は止め具26によって操作体22の退行方向への移動が制限されるため、スプリング50の付勢力によって蓋部42は本体12(載置面12d)側へ押し付けられ、操作体22は退行方向へ押し付けられる。したがって、蓋部42の挿入部42aは、常にパッキン30を収納室13a内に保持する。
スプリング50は、軸24及び蓋体40を囲む例えば金属製のコイルスプリングである。軸24を囲むように環状の蓋体40及びスプリング(コイルスプリング)50が配置されることで、軸24が傾きにくく、操作体22及び軸24が進退方向Aに安定して移動することができる。スプリング50は、従来の押しボタン200よりも大きな巻き径を有し、操作体22の外縁付近を付勢することで、操作体22が進退方向Aに対して傾きにくく、操作体22を大型化(外面22aの表面積を大きく)しても進退方向Aに沿って安定した状態で付勢できる。なお、スプリング50は、他の公知の環状のスプリングを採用してもよい。スプリング50の材質は、用途に応じて適宜選択することができる。
3.変形例1
図4を用いて変形例1に係る押しボタン20fについて説明する。図4は、変形例1に係る押しボタン20fの図1におけるX−X断面図である。なお、図4において、図1の押しボタン20aと同じ構成については同じ符号を用いており、以下の説明では押しボタン20aと重複する説明は省略する。
図4に示すように、蓋体40は、蓋部42に挿入部42aがなく、蓋部42は単なる円板状となっている。蓋部42に挿入部42aがないので、その分、凹部12aを本体12側に深く形成することができる。したがって、押しボタン20fの本体12からの突出量を、押しボタン20aに比べてより小さくできる。
4.変形例2
図5を用いて変形例2に係る押しボタン20gについて説明する。図5は、変形例2に係る押しボタン20gの図1におけるX−X断面図である。なお、図5において、図1の押しボタン20aと同じ構成については同じ符号を用いており、以下の説明では押しボタン20aと重複する説明は省略する。
図5に示すように、パッキン30は1つとなっており、その分、収納室13aを進退方向Aに短くすることができ、凹部12aを本体12側に深く形成することができる。したがって、押しボタン20gの本体12からの突出量を、押しボタン20aに比べてより少なくできる。
5.変形例3
図6を用いて変形例3に係る押しボタン20hについて説明する。図6は、変形例3に係る押しボタン20hの図1におけるX−X断面図である。なお、図6において、図1の押しボタン20aと同じ構成については同じ符号を用いており、以下の説明では押しボタン20aと重複する説明は省略する。
図6に示すように、パッキン30は1つとなっており、しかも蓋部42に挿入部42aがない。その分、収納室13aを進退方向Aに短くすることができ、凹部12aを本体12側に深く形成することができる。したがって、押しボタン20hの本体12からの突出
量を、押しボタン20aに比べてより少なくできる。
ここで説明した実施形態及び変形例の電子機器10は、本実施形態では腕時計型であったが、これに限定されるものでは無く、他の公知の電子機器の押しボタンに適宜採用することができる。また、操作体22は、ユーザーによって直接押される外面22aを有していたが、例えば、外面22aを覆うような装飾性の高いカバーを被せてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法、及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
10…電子機器(時計)、12…本体、12a…凹部、12b…開口、12d…載置面、13…貫通孔、13a…収納部、14…ベルト、16…表示部、16a…カバーガラス、18…裏蓋、20a,20b,20c,20d,20e,20f,20g,20h…押しボタン、22…操作体、22a…外面、22b…内面(第1面)、22c…壁部、24…軸、26…止め具、30…パッキン、40…蓋体、42…蓋部、42a…挿入部、44…胴部、46…受け部、50…スプリング、51…一方の端部、52…他方の端部、110…電子機器(時計)、112…本体、112a…凹部、112d…載置面、113…貫通孔、113a…収納室、200…押しボタン、222…操作体、224…軸、230…パッキン、240…蓋体、242…蓋部、242a…挿入部、250…コイルスプリング、A…進退方向

Claims (6)

  1. 第1面を含む操作体と、
    環状の蓋部と、前記蓋部よりも前記第1面から遠い位置に配置された受け部と、前記蓋部と前記受け部とを接続する胴部と、を含む蓋体と、
    前記操作体と前記蓋体との間に配置され、前記操作体の前記第1面に交差する方向における一方の端部が前記受け部に接し、かつ、前記交差する方向における他方の端部が前記第1面に接するスプリングと、
    を含み、
    前記胴部は、前記蓋部の外縁から延びる筒体であり、
    前記蓋部の内面は、前記蓋体が取り付けられる機器の本体の載置面に接する
    押しボタン。
  2. 請求項1において、
    前記操作体は、前記第1面を囲む壁部を含む、
    押しボタン。
  3. 請求項1または2において、
    長手方向が前記交差する方向に沿う軸をさらに含み、
    前記スプリングは、前記軸を囲むコイルスプリングであり、
    前記蓋体は、前記長手方向から見た場合に前記軸を囲む環状体である、
    押しボタン。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の前記押しボタン電子機器の本体に設けられる凹部に設けられる電子機器であって
    前記操作体は、前記凹部に配置される、
    電子機器。
  5. 電子機器は
    第1面を含む操作体と、
    環状の蓋部と、受け部と、前記蓋部と前記受け部とを接続する胴部と、を含む蓋体と、
    前記操作体と前記蓋体との間に配置され、前記操作体の前記第1面に交差する方向における一方の端部が前記受け部に接し、かつ、前記交差する方向における他方の端部が前記第1面に接するスプリングと、
    を含む押しボタンと、
    前記押しボタンが取り付けられる本体と、
    を含み、
    前記胴部は、前記蓋部の外縁から延びる筒体であり、
    前記胴部の内側に前記本体の一部が受け入れられて、前記蓋部の内面が前記本体の載置面に接する
    電子機器。
  6. 請求項5において、
    前記押しボタンは、前記電子機器の前記本体に設けられる凹部に設けられ、
    前記操作体は、前記凹部に配置される、
    電子機器。
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