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JP6549718B2 - レーザースキャナシステムのための光学配置 - Google Patents

レーザースキャナシステムのための光学配置 Download PDF

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Description

レーザー走査顕微鏡は実質的には光学顕微鏡であり、その内部では、集束したレーザービームによってサンプルがスキャンされる。一例として、このスキャンは、レーザービームを、光学配置によってサンプル上又はサンプル内の励起点に集束させる前に、スキャナミラーによって水平方向及び/又は垂直方向にそらすことによって行われ得る。一例として、その後、レーザービームのこのような照射によって、後に検出される蛍光がサンプル内で励起され得る。そのようなレーザー走査顕微鏡(LSM)は、顕微鏡法では一般的であり、高分解能の光学的断面を生成するための道具として確立されている。
レーザー走査顕微鏡は、しばしば、スタンドを含み得る既存の顕微鏡システムに対するアタッチメント又はアドオンとして実装される。一例として、そのようなシステムは、広視野顕微鏡の補正された中間像を光インターフェースとして使用する。そのような構成では、前述のスキャナミラーは、使用される顕微鏡対物レンズの射出瞳と共役な平面内に配置される。
高開口の顕微鏡対物レンズの場合、この射出瞳は対物レンズの内部にある。したがって、顕微鏡対物レンズの射出瞳をスキャナミラー上又は他のスキャナ装置に結像させるための用途において、いわゆるチューブレンズ又はチューブレンズ構成、及び、追加の走査対物レンズが使用される。
図1は、そのような光学装置の構造を概略的に示している。
ここで、10は、レーザー光が集光するサンプル上の位置を示す。11は顕微鏡の対物レンズ、例えば高開口の顕微鏡対物レンズを示し、12は顕微鏡対物レンズ11の射出瞳を示す。13はいわゆるチューブレンズ、14は中間像、15は走査対物レンズを示す。チューブレンズ13は、具体的には顕微鏡の鏡筒内に配置され得る。16は、射出瞳12との共役面にあるスキャナミラーの位置を示す。
一例として、顕微鏡対物レンズ11は10倍の対物レンズとすることができ、射出瞳12の直径は10mmのオーダーとすることができる。中間像14の視野直径は、例えば、約20であってよい。一例として、チューブレンズ13の焦点距離は165mmのオーダーであり得、走査対物レンズ15の焦点距離は50mmのオーダーであり得る。
図1では、顕微鏡対物レンズ11、チューブレンズ13、及び走査対物レンズ15がそれぞれ個々の線として示されているが、これらの要素のそれぞれは、1つ以上のレンズ、或いは、回折素子及び/又はミラーなどの他の光学素子を含み得る。
多くの構成では、顕微鏡対物レンズ11を備えた既存の顕微鏡のためのアタッチメントとして使用可能となるように、以下の境界条件がそのような構造に適用される。
i) 光ビームの上側ビーム境界が軸に対して少なくとも近似的に平行に延在し、顕微鏡の管の内径を最小化することができるよう、原則として、射出瞳12とチューブレンズ13との間の距離はチューブレンズの焦点距離よりわずかに小さくなる。
ii) 顕微鏡対物レンズ11のような顕微鏡対物レンズは原則として無限遠で結像するように補正されることから、中間像14は、チューブレンズ13の焦点距離に応じ、チューブレンズ13から離して配置される。
iii) 画像形成に使用されるレーザービームは原則として、上流の光学ユニットからコリメートされた態様で発生することから、中間像14と走査対物レンズ15との間の距離は走査対物レンズの焦点距離にほぼ等しくなる。ただし、この境界条件は必須ではない。
iv) 中間像14における瞳孔の向きが実質的にテレセントリックであることから、走査対物レンズ15とスキャナミラー16の位置との間の距離は、同様に走査対物レンズの焦点距離にほぼ等しくなる。
v) 走査対物レンズ15の焦点距離は、使用されるスキャナミラーのサイズによって予め定まる。具体的に、チューブレンズ13と走査対物レンズ15との間の焦点距離比は、顕微鏡対物レンズ11の射出瞳12上にスキャナミラーを結像するための結像スケールを形成する。コンパクトな構造のためには、小さなスキャナミラー、又は、大きなチルト角範囲を有する他のスキャナ装置が好ましく、そうすることによって走査対物レンズ15の焦点距離が短くなる。
レーザースキャナシステムが既存の顕微鏡スタンドのアタッチメント又はアドオンとして実装される用途では、チューブレンズ13の焦点距離はスタンドによって予め定まり、典型的には140mmから200mmの間にある。スキャナミラーの最小ミラー寸法は、典型的には2mmから4mmの間にある。この結果として、射出瞳12とスキャナミラーとの間のシステムの全長は比較的大きく、典型的には300mmから500mmの間である。
このことは、いわゆるデラノ(Delano)ダイアグラムにより、図2で再び明らかにされる。デラノダイアグラムでは、光学配置を通る光ビームの周辺光線高さyが、各屈折面(例えば、図1において理想化された形態で表現されるレンズ11,13,15)の主光線高さy−(オーバーライン付きyの意。以下同様。)に対するyy−図にプロットされる。図2は、図1の光学配置のデラノダイアグラムを示す。ここで、図1の要素12〜15は、図2では、同様に12〜15で示される。この図は時計回りの方向に循環している。方向の変化は、屈折要素によって引き起こされる。上述した境界条件により、始点及び終点(射出瞳12及びスキャナミラー16)が設定される。
図2のライン20は、射出瞳(AP)12からチューブレンズ(TL)13へのビーム経路に対応し、ライン21は、チューブレンズ13から中間像(ZWB)14へのビーム経路に対応し、ライン22は、中間像14から走査光学ユニット(SO)15へのビーム経路に対応し(中間像は屈折要素ではないので、ライン22はライン21の延長となる)、ライン23は、走査光学ユニット15からスキャナミラー16へのビーム経路に対応する。
システムの全長は、結果として得られる曲線の下の面積に正比例し、個々の光線に配分される領域は、各要素に対応する点を座標原点に接続することによって形成される。これは、図2の線24及び25によって示されている。したがって、提示された例では、射出瞳12からチューブレンズ13までの長さは100mmであり、チューブレンズ13から中間像14までの長さは165mmであり、中間像14から走査対物レンズ15までの長さは50mmであり、走査光学ユニット15からスキャナミラー16までの長さは55mmである。しかしながら、これらの数値は例示的であると理解されるべきである。
しかしながら、既存のスタンド、例えば広視野顕微鏡のためのアタッチメントとして実装される上述のレーザースキャナシステムに加えて、既存のスタンドから独立したスタンドアロンの機器として実装されるレーザー走査顕微鏡もまた、可能である。このようなレーザー走査顕微鏡については、よりコンパクトな機器を実現するために、光学配置の全長を上述したものよりも短くすることが望ましい。
したがって、本発明の目的の一つは、全長が短縮されたレーザースキャナシステム用の光学装置を提供することにある。
この目的は、請求項1又は9に記載の光学配置によって達成される。従属請求項は、さらなる実施形態、及び、このような光学配置を含むレーザースキャナシステムを規定する。
第1の態様によれば、正の焦点距離を有する第1のレンズ群と、スキャナ装置から光を受光するための正の焦点距離を有する第2のレンズ群と、前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群との間に配置された負の焦点距離を有する第3のレンズ群と、を含むレーザースキャナシステムのための光学配置が提供される。
ここで、本出願の範囲内で、用語「レンズ群」は、一般に、1つ以上の関連するレンズの配列を示す。逆に、本明細書では、「レンズ」(例えば、チューブレンズ、負レンズ)という用語が簡略化のために単に使用されることがあり、そのようなレンズは、複数の個別レンズのグループによっても実現され得る。いくつかの実施形態では、これらのレンズ群はまた、従来のレンズに加えて、又は、その代替として、例えばミラー又は回折素子のような他の画像形成要素を含み得る。
ここで、負の焦点距離を有するレンズ群の挿入により、全長のさらなる短縮が達成され得る。さらに、いくつかの実施形態では、最初に議論された境界条件のいくつかについてスタンドアロンシステムには適用を止めるというやり方を利用することができ、その結果として、全長の短縮が達成され得る。
前記光学配置は、前記第2のレンズ群と前記第3のレンズ群との間に中間像を生成するように構成され得る。
ここで、前記中間像は、前記第2のレンズと前記第3のレンズとの間のほぼ中間に位置し得る。
前記光学配置は、顕微鏡対物レンズをさらに含むことができ、その場合、前記第1のレンズ群は前記顕微鏡対物レンズと前記第3のレンズ群との間に配置される。
前記光学配置は、前記スキャナ装置が前記顕微鏡対物レンズの射出瞳との共役面に配置されるように構成され得る。
前記顕微鏡対物レンズは、3mmから20mmの間、好ましくは、例えば8mmから12mmの間、例えば約10mmの射出瞳を含み得る。
前記第1のレンズ群の焦点距離は、25から200mmの間、例えば25から100mmの間に位置し得る。前記第2のレンズ群の焦点距離は、5から50mmの間、例えば5から200mmの間に位置し得る。前記第3のレンズ群の焦点距離は、−15mmから−200mmの間、例えば−15から−100mmの間に位置し得る。
前記第1のレンズ群は、チューブレンズであってよい。前記第2のレンズ群は、走査対物レンズであってよい。
第2の態様によれば、顕微鏡対物レンズと、70mm未満の焦点距離を有する第1のレンズ群と、20mm未満の焦点距離を有する第2のレンズ群とを含むレーザースキャナシステムのための光学配置が提供される。前記第1のレンズ群は、前記顕微鏡対物レンズと前記第2のレンズ群との間に配置され、前記第2のレンズ群は、スキャナ装置からの光を受光するように構成される。前記スキャナ装置は、前記顕微鏡対物レンズの射出瞳との共役面に位置する。
前記光学配置の全長は、150mm未満であり得る。
第1又は第2の態様において、前記光学配置は、第1のビーム経路及び第2のビーム経路を提供するためのビームスプリッタ要素をさらに含み得る。前記第1のビーム経路は、対象物の位置とスキャナ装置の位置との間のビーム経路を含み、前記第2のビーム経路は、前記対象物の位置とカメラ装置との間のビーム経路を含む。
この結果、レーザースキャナの検査を、カメラ装置による広視野の記録と組み合わせることが可能になる。第1又は第2の態様による光学配置によれば小さな中間像を生成することができるので、小型で、したがって費用効果の高いイメージセンサを、カメラ装置内で使用することが可能になる。
ここで、前記光学配置は、第1の態様に従って具体化され得る。一般に、前記第1のレンズ群と前記第3のレンズ群との間にはビームスプリッタ素子のために十分なスペースがあるので、そこにビームスプリッタ素子を設けることができる。
前記光学配置は、前記ビームスプリッタ要素による光学収差を少なくとも部分的に補正するための補正要素をさらに含み得る。
前記ビームスプリッタ要素を通る前記第1のビーム経路は曲げられていてもよく、前記ビームスプリッタ要素(100)を通る前記第2のビーム経路は直線であってもよい。これは、カメラ装置を用いた記録よりも、レーザー走査のために高い結像品質が必要となる場合に好ましい。
代替として、前記ビームスプリッタ要素を通る前記第1のビーム経路は直線であり、前記ビームスプリッタ要素を通る前記第2のビーム経路は曲げられていてもよい。これは、レーザー走査によりも、カメラ装置を用いた記録のために高い結像品質が必要となる場合に好ましい。
さらに、レーザー光源と、スキャナ装置と、前記スキャナ装置とサンプルの位置との間に設けられた上述の光学装置とを含むレーザースキャナシステムが提供される。
本発明は、添付の図面を参照しつつ、実施の形態に基づき、以下でより詳細に説明される。これらの図面において、
図1は、先行技術による光学配置の概略図を示し、 図2は、図1の光学配置のデラノダイアグラムを示し、 図3は、実施の形態によるレーザースキャナシステムのブロック図を示し、 図4は、実施の形態によるレーザースキャナシステムのための光学配置の概略図を示し、 図5は、図4の光学配置のデラノダイアグラムを示し、 図6は、さらなる実施の形態によるレーザースキャナシステムのための光学配置の概略図を示し、 図7は、図6の光学配置のデラノダイアグラムを示し、 図8は、さらなる実施の形態によるレーザースキャナシステムのための光学配置の概略図を示し、 図9は、さらなる実施の形態によるレーザースキャナシステムのための光学配置の概略図を示し、 図10は、さらなる実施の形態による光学配置の概略図を示し、 図11は、さらなる実施の形態による光学配置の概略図を示す。
以下、本発明の様々な実施の形態を詳細に説明する。これらの実施の形態は、説明のためにのみ役立つものであり、限定するものとして解釈されるべきではない。このことは、特に、特定の実装及び実施の形態を説明するために提供される数値にも適用される。
図3は、一実施の形態によるレーザースキャナシステムを示す。図3のレーザースキャナシステムは、レーザービーム36を生成するためのレーザー光源30を含む。レーザービーム36は、オプションである第1の光学配置31を介して、矢印33で示すように移動可能なスキャナミラー32に導かれる。第1の光学配置31は、コリメーションに関するその特性がレーザースキャナシステムの要求を満たすレーザービーム36をレーザー光源30が既に生成している場合には、省略されてもよい。そうしてスキャナミラー32によって曲げられたレーザービームは、その後、第2の光学配置34によってサンプル35上に集束する。第1の光学装置31及び第2の光学装置34はそれぞれ、具体的には、1つ以上のレンズ、及び/又は、他の光学要素を含み得る。本発明による実施の形態では、第2の光学配置34は特に、従来の配置と比較して短縮された全長を有する。以下では、そのような光学配置の特定の実施の形態が、図4〜9を参照して、より詳細に説明される。
そして、スキャナミラー32を動かすことによって、例えば2つの空間方向にスキャナミラー32を傾けることによって、サンプル35の所望の領域をレーザービームによって走査することが可能になる。
加えて(ここには提示されていない)、図3のレーザースキャナシステムは、サンプルからの光を検出するための要素、例えば、カメラ、又は、レーザービーム36による照射に対する応答としての蛍光性の光を検出するための他の装置をさらに含み得る。そのような検出装置は、従来のレーザースキャナシステムの場合と同様に実装され得る。
さて、レーザースキャナシステムのための光学配置、例えば図3の第2の光学配置34のための様々な実装のオプションを、図4〜9を参照して説明する。図4には、第1の実施の形態が示される。
図4の光学配置では、40は、レーザービームによって照明されるべき物体(例えば、図3のサンプル35)の位置を示す。41は顕微鏡対物レンズを示し、42は顕微鏡対物レンズ41の射出瞳を示し、43はチューブレンズの形を取る第1のレンズ群を示し、44は中間像を示し、45は走査対物レンズの形を取る第2のレンズ群を示し、46はスキャナミラー又は他のスキャナ装置の位置を示す。一例として、顕微鏡対物レンズ41は、10倍の倍率を提供し得る。射出瞳42の直径は8mmより大きくてよく、例えば10mmのオーダーでよい。原理的には、図1の場合と同様の光学部品が図4でも使用される。しかしながら、特に、チューブレンズ43と走査対物レンズ45の焦点距離は図1の従来の構成に対して低減されており、その結果として、全長も同様に低減される。これは特に、スタンドアロンソリューションの場合に起こり得る。
したがって、例えば、チューブレンズ43の焦点距離は70mm、例えば約55mm未満であり、例えば45〜65mmである。また、走査対物レンズ45の焦点距離は20mm、例えば約16.5mm未満であり、例えば15〜20mmである。したがって、全体の長さは、図1の場合における例えば約370mmに比べ、111mm程度となり得る。
図5は、図4の光学配置に対応するデラノダイアグラムを示す。ライン50は、射出瞳42からチューブレンズ43への光ビームを表し、ライン51は、チューブレンズ43から中間像44への光ビームに対応し、(ライン51を延長する)ライン52は、中間像44から走査対物レンズ45への光ビームに対応し、ライン53は、走査対物レンズ45からスキャナミラー46の位置への光ビームに対応する.54及び55は、全体領域を細分するための補助線である。したがって、例示的な実施形態では、射出瞳42とチューブレンズ43との間の距離は約20mmであり、チューブレンズ43と中間像44との間の距離は約65mmであり、中間像44と走査対物レンズ45は約16.5mmであり、走査対物レンズ45とスキャナミラー46との間の距離は約19.5mmである。比較の目的のため、したがって全長の低減と一致する循環領域の低減を説明するために、図5にはさらに、図2のライン20,21及び22,及び23、並びに、点13,14及び15を再び示す。
一部の応用及び実装では、全長のさらなる短縮が望まれる。しかし、図4の光学配置においては、さらなる光学要素を追加することなく全長をさらに低減すると、不利益が生ずることがある。例えば、典型的な対物レンズ、特に、大きな射出瞳を有する対物レンズにおいては、射出瞳が対物レンズの内部に位置しているため、チューブレンズ43と射出瞳42との間の距離を提示したもの(例えば約20mm)以上に縮めることは不可能である場合が多い。したがって、対物レンズ41の広がりを理由として、チューブレンズ43を対物レンズ41により近づけることは、しばしば不可能である。
走査対物レンズ45とスキャナミラー46との間の距離をさらに縮めることもまた、困難である。さもなければ、スキャナミラーに入射する光ビームの入射角が大きくなり過ぎて、イメージフィールドに歪みが生じる可能性があるからである。これは特に、20°より大きい入射角について当てはまる。
したがって、本発明のさらなる実施形態では、負のレンズ、すなわち負の焦点距離を有するレンズ又はレンズ群が、全長をさらに短縮する目的で、チューブレンズと走査対物レンズとの間に配置される。
図6には、さらなる実施の形態が模式的に図解されている。図6において、60は被検体の位置を示し、61は顕微鏡対物レンズ、例えば10倍対物レンズを示し、62は対物レンズ61の(例えば、8mmより大きく、例えば10mmのオーダーである直径を有する)射出瞳を示し、63はチューブレンズ(第1のレンズ群)を示す。一例として、この場合、チューブレンズ63は、25〜65mmの間、例えば約32mmの焦点距離を有し得る。64は負レンズ(第3のレンズ群)であり、−15〜−75mmの間、例えば約−19mmの焦点距離を有し得る。65は中間像を示し、66は、図6の場合には5〜15mmの間、例えば約12mmである焦点距離を有し得る走査対物レンズ(第2のレンズ群)を示す。67は、スキャナミラーの位置を示す。
図7は、前述した例示的な焦点距離を有する図6の実施の形態に対応するデラノダイアグラムを示す。図2及び図5に示した各ラインも、比較目的のために示されている。ライン70は、射出瞳62からチューブレンズ63への光ビームに対応し、ライン71は、チューブレンズ63から負レンズ64への光ビームに対応し、ライン72は、負レンズ64から中間像65への光ビームに対応し、ライン73(ライン72の続き)は、中間像65から走査対物レンズ66への光ビームに対応し、ライン74は、走査対物レンズ66からスキャナミラー又は他のスキャナ装置67への光ビームに対応する。75〜77は、個々の全長成分または表面成分を説明するための補助線を、今一度特定する。図示の例では、射出瞳62からチューブレンズ63までの距離は約20mmであり、チューブレンズ63から負レンズ64までの距離は約28mmであり、負レンズ64から中間像65までの距離は約5mmであり、中間像65から走査対物レンズ66までの距離は約11.5mmであり、走査対物レンズ66からスキャナまでの距離は約19.5mmである。したがって、図5の例と比較して、全長は111mmから84mmまで短縮される。実際の実装においては、使用されたレンズ又はレンズ群の厚さが部分的に長さを増やし得ることに留意すべきである。
は、図6の一実施例と考えることができる光学配置のさらなる実施の形態を示す。図8において、80は顕微鏡対物レンズの射出瞳を示す。81は、図8の例では3つの個別のレンズで構成され、提示例で61mmの焦点距離を有するチューブレンズを示す。82は、図8の場合においては2つの個別レンズを有するレンズ群として実装される負レンズを示す。一例として、負レンズ82の焦点距離は、−75mmとすることができる。83は中間像を示し、84は、図8の例では同様に複数のレンズを有するレンズ群として実装される走査対物レンズを示す。85は、例えば2mm程度の直径を有し得るスキャナミラーを示す。入射光ビームは、スキャナミラー85により、議論された光学要素によってサンプルをスキャンするべく、サンプルに向かって進路を変えられる。
図8の実施の形態では、射出瞳80とスキャナミラー85との間の移動距離は、上で特定した数値である112mmとなる。スキャナミラー上におけるビームの直径は、2mmとなる。図8の実施の形態においては、チューブレンズ81及び負レンズ82は、光学収差を低減するため、規模に関して可能な限り小さな焦点距離ではなく、中程度の焦点距離で選択されている。
走査対物レンズ84を通過してスキャンミラー85までレーザビーム86を導くことができるようにするために、ここでは、走査対物レンズ84と走査ミラー85との間の距離が十分に大きいことが有用である。
いくつかの実施形態では、中間像(例えば、図8の83)は、走査対物レンズ84と負レンズ82との間のほぼ中間、例えば、中点から±10%の領域内又は±5%の領域内に位置する(この場合における±10%とは、中間像による負レンズと走査対物レンズとの間の距離の一部分が60:40と40:60の間の領域にあることを意味する)。したがって、いくつかの実施の形態では、レンズ表面への汚染物質等の有害な影響が低減され得る。また、このことは、デフォーカス状態での操作を容易にすることができる。このような実施の形態の場合、入射ビーム(例えば、86)のコリメーション状態を変更することによって、サンプル内で集束を行うことができる。このことは、中間像の位置を変える。その目的のため、小さくなりすぎないように中間像と隣接するレンズ82及び84との間の距離を選択することが有用である。
本発明による光学装置のさらなる実施形態を図9に示す。図9において、90は顕微鏡対物レンズの射出瞳を示し、91は、再び複数のレンズのグループとして実装されるチューブレンズを示し、92は、複数の個別レンズのグループとして同様に実装される負レンズを示し、93は中間像を示し、94は、これもまた複数の個別レンズのグループとして実装される走査対物レンズを示す。95は、スキャナミラー又は他のスキャナ装置の位置を示す。図8の実施の形態と比較して、例えば、チューブレンズ91及び走査対物レンズ94は、ここではより多くのレンズを有する。このことは、この場合に多様な実装オプションが存在することを明らかにする。図9の実施の形態では、チューブレンズの焦点距離は約39mmであり、負レンズ92の焦点距離は約−36mmであり、走査対物レンズの焦点距離は約9mmである。この実施の形態では、射出瞳90とスキャナミラー95の位置との間の全移動距離は、わずか89mmとなる。
上記の例から明らかなように、例えば個々のレンズ群の焦点距離に関して、多数の変形例が可能である。従って、提示された実施例は、限定的なものではなく、説明するものとしてのみ理解されるべきである。
上述した実施の形態では、レーザスキャナシステムのための光学配置と、対応するレーザスキャナシステムとについて説明した。このようなレーザスキャナシステムは、広視野記録、すなわち、実質的に従来の光学顕微鏡記録と、カメラを用いて組み合わせることができる。以下、図10及び11を参照して、対応する実施の形態をより詳細に説明する。ここで、図10及び11は図6の実施の形態の発展形を表しており、図6の実施の形態において既に現れた要素は同じ参照符号によって示され、再び詳細には説明されない。広視野記録のためのカメラの提供は図6の実施の形態の発展形に基づいて提示されるが、上述した他の実施形態に対しても、対応する展開が可能である。
図10の実施の形態では、チューブレンズ63と負レンズ64との間に、位置60にある被検体からの光をカメラ装置102に導く、例えば部分透過ミラーであるビームスプリッタ要素100が設けられている。そして、このカメラ装置102により、位置60にある物体の広視野記録(例えば、オーバービュー記録)が可能となる。ここで、広視野記録の種類は特に限定されず、提供される照明(図示せず)によって変化し得る。したがって、例えば、明視野記録、暗視野記録、位相コントラスト記録、及び/又は蛍光記録を、照明に応じて生成することが可能である。従来の出力結合のケースでは、顕微鏡対物レンズ61とチューブレンズ63との間にビームスプリッタ要素が配置されることに注目すべきである。本発明に従う構成では、チューブレンズ63が顕微鏡対物レンズ61の非常に近くまで動かされ得るので、実施の形態では、そのような配置はしばしば不可能である。したがって、ビームスプリッタ素子100は、図10に示すように、チューブレンズ63と負レンズ64との間に配置される。
図10の断面図から理解されるように、ビームスプリッタ素子100はシステムの光軸に対して傾斜している。ここで、傾斜の角度は、図10に示すように約45°であり得る。しかしながら、他の角度もまた可能である。ここで、横断光、すなわち、スキャナーミラー67から対象物の位置60までの光線もまた、ビームスプリッター要素100の有限の厚さを受けて影響される。そのような影響を少なくとも部分的に補償するために、実質的にビームスプリッタ素子100に対応し、同様に傾斜しているが異なる平面内にある補正素子101が用意される。図10の断面図では、補正要素101は、ある角度で、図面の平面から突出するか、又は、図面の平面内に突出している。このような補正要素を用意すること自体は知られており、したがって、これ以上詳細には説明しない。別の実施形態では、提示された実質的に板状のビームスプリッタ要素100の代わりに、ビームスプリッタ要素としてビームスプリッタキューブが使用され得る。この場合、補正要素101を省略することができる。
既に説明したように、図6の光学配置によって比較的小さな中間像が生成され、これは他の実施の形態でも同様である。このことは、カメラ装置102内において、対応して小さい画像センサを使用することを容易にし、大きな画像センサと比較してコストを低減する。一例として、スマートフォンにおいて標準として使用されるものと同様の画像センサが、カメラ装置102の実装のために提供され得る。
図11は、図10の実施形態の発展形を提供するもので、同じ要素は同じ参照符号で示されている。図10の実施の形態では、物体位置60とスキャナミラー67との間のビーム経路が構成要素100,101を通って直線的に進む一方、カメラ装置102へのビーム経路は曲げられるが、図11は、その正反対のケースである。この場合、カメラ装置102へのビーム経路は直線的に通過し、スキャナミラー67からのビーム経路は曲げられる。
一般に、結像品質は、ビームスプリッタ素子100及び補正素子101を通過する結果として低下する。したがって、より良好な結像品質が望まれるビーム経路について、角度付きビーム経路を使用することが有利である。したがって、より良好な結像品質がカメラ装置102による広視野記録について望まれるのであれば図10の実施の形態が好ましく、より良好な結像品質がレーザ走査について望まれるのであれば図11の実施の形態が好ましい。
図10及び図11の実施の形態は、図1〜図9のレーザスキャナシステム又は光学配置の拡張の一例を提供するものに過ぎず、図1〜図9のレーザスキャナシステムまたは光学配置は、他の光学装置とも結合され得る。

Claims (13)

  1. 正の焦点距離を有する第1のレンズ群(63,81,91)と、
    スキャナ装置(32,85)から光を受光するための正の焦点距離を有する第2のレンズ群(66,84,94)と、
    前記第1のレンズ群(63,81,91)と前記第2のレンズ群(66,84,94)との間に配置された負の焦点距離を有する第3のレンズ群(64,82,92)と、
    第1のビーム経路及び第2のビーム経路を提供するためのビームスプリッタ要素(100)と、を備え、
    前記第1のレンズ群と前記第3のレンズ群との間に前記ビームスプリッタ要素が設けられ、
    前記第2のレンズ群と前記第3のレンズ群との間に中間像が生成され、
    前記第1のレンズ群(63,81,91)はチューブレンズであり、
    前記第2のレンズ群(66,84,94)は走査対物レンズである、
    レーザースキャナシステムのための光学配置。
  2. 前記中間像(65,83,93)は、前記第2のレンズ群(66,84,94)と前記第3のレンズ群(64,82,92)との間の中間に位置する、
    請求項に記載の光学配置。
  3. 顕微鏡対物レンズ(61)をさらに含み、
    前記第1のレンズ群(63,81,91)は、前記顕微鏡対物レンズ(61)と前記第3のレンズ群(64,82,92)との間に配置される、
    請求項1又は2に記載の光学配置。
  4. 前記光学配置は、前記スキャナ装置(32,85)が前記顕微鏡対物レンズの射出瞳(62,80,90)との共役面に配置されるように構成される、
    請求項に記載の光学配置。
  5. 前記顕微鏡対物レンズは、直径が3mmから20mmの間の射出瞳(62,80,90)を含む、
    請求項3又は4に記載の光学配置。
  6. 前記第1のレンズ群(63,81,91)の焦点距離は25から200mmの間であり、及び/又は、前記第2のレンズ群(66,84,94)の焦点距離は5から50mmの間であり、及び/又は、前記第3のレンズ群(64,82,92)の焦点距離は−15mmから−200mmの間である、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の光学配置。
  7. 前記第1のレンズ群は、70mm未満の焦点距離を有し、
    前記第2のレンズ群は、20mm未満の焦点距離を有する、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光学配置。
  8. 前記光学配置の全長は150mm未満である、
    請求項に記載の光学配置。
  9. 記第1のビーム経路は、対象物の位置(60)と前記スキャナ装置(67)の位置との間のビーム経路を含み、
    前記第2のビーム経路は、前記対象物の位置(60)とカメラ装置(102)との間のビーム経路を含む、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の光学配置。
  10. 前記光学配置は、前記ビームスプリッタ要素(100)による光学収差を少なくとも部分的に補正するための補正要素(101)をさらに含む、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学配置。
  11. 前記ビームスプリッタ要素(100)を通る前記第1のビーム経路は曲げられ、
    前記ビームスプリッタ要素(100)を通る前記第2のビーム経路は直線である、
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載の光学配置。
  12. 前記ビームスプリッタ要素(100)を通る前記第1のビーム経路は直線であり、
    前記ビームスプリッタ要素(100)を通る前記第2のビーム経路は曲げられる、
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載の光学配置。
  13. レーザー光源(30)と、
    スキャナ装置(32)と、
    前記スキャナ装置(32)とサンプル(35)の位置との間に設けられた請求項1乃至12のいずれか一項に記載の光学配置と、
    を含むレーザースキャナシステム。
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