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JP6426995B2 - インクジェット記録用媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録用媒体に関する。
インクジェット記録方式は、インクの液滴を吐出し、記録紙上に付着させることによってドットを形成し、記録を行う方式である。近年、インクジェットプリンター、インク、記録用媒体の技術的進歩によって、印字品質の高い記録が可能になってきている。これらインクジェット記録専用の媒体としては、紙及び/又はフィルムを支持体として、顔料とバインダーとを主成分とする顔料塗工層を有する媒体(いわゆる空隙型媒体)又は顔料を含まない樹脂塗工層を表面に設けた媒体(いわゆる膨潤型媒体)が多く使用される。
一方、インクジェットプリンターのインクは、従来の主流であった染料着色剤を使用した染料インクだけでなく、耐水性、耐光性などの保存性に優れた着色顔料を分散した顔料インクも使用されるようになっている。染料インクよりも顔料インクの吸収速度が遅いことから、インク受理層は適正サイズの細孔が必要であり、染料インク適性に優れたインク受理層でも顔料インクの吸収性が悪く、発色性が悪化することが多い。
また、インクジェットプリンターの技術は、家庭で使用するパーソナル用プリンターだけでなく、可変情報をデジタル化して高速に印刷する商業印刷等の分野においても利用されてきている。すなわち、近年、商業印刷の分野においては、いわゆるオンデマンド印刷方式が導入されつつあり、オンデマンド印刷方式を採用しているインクジェット印刷機も多く登場してきている。本オンデマンド印刷方式においては、情報を製版することなく紙などのメディアに直接印刷することが可能なために少部数の印刷にも適している。
パーソナル用プリンターだけでなく、オンデマンド印刷方式を採用しているインクジェット印刷機も染料インクと顔料インクが用途によって使い分けられる。前述したように、両インクは互いに性質が異なることから、両インクを共に満足に印字できるインク受理層を設計することは容易ではない。しかしながら、両インク別に適したインク受容層を有した媒体を別々に供給することは、各種インクジェットプリンターのユーザーにとって、極めて不経済である。これらユーザーの要求に応えるためには、従来のインク受理層の基本設計を大きく変更する必要のない、簡便なインク受理層設計の手段が必要である。
このようなインクジェット記録用媒体として、特許文献1には、顔料とスチレンブタジエンラテックスを含有するインク受容層中にカチオン性物質と潤滑剤とを含有させることにより、キャレンダー処理において汚れを発生させることなく、それによる白紙面感の劣化を抑えることができ、さらに、一般印刷用塗工紙と同様の風合いを保ちつつ、印字品位の高いインクジェット印刷用紙とすることの提案がなされている。
しかし、特許文献1に記載された技術では、キャレンダー処理における汚れを低減でき、染料インクによる印字品位と顔料インクによる印字品位が良好なインクジェット印刷用紙を得ることができる一方、塗工層用の塗工液中に生じた凝集物が原因となってインクジェット印刷用紙の最終製品において塗工層の面感(以下、白紙面感とも示す)を損ねる場合があった。
特開2014−205270
そこで、本発明の目的は、インクジェット記録用媒体に関し、染料インク及び顔料インクによる印字適性(インク吸収性と発色性)を有し、インク受理層に異物となる塗料凝集物の混入が少なく、白紙面感がさらに改善されたインクジェット記録用媒体を提供することにある。
本発明に係るインクジェット記録用媒体は、支持体の少なくとも一方の面に顔料とバインダーとを含有するインク受理層を設け、キャレンダー処理して得られるインクジェット記録用媒体であって、前記インク受理層が潤滑剤と界面活性剤と水溶性金属塩とを含有することを特徴とする。
本発明に係るインクジェット記録用媒体では、前記界面活性剤がノニオン性であることが好ましい。顔料インクの発色性に優れる。
本発明に係るインクジェット記録用媒体では、前記水溶性金属塩が二価以上の水溶性金属塩であることが好ましい。顔料インクの発色性に優れる。
本発明は、インクジェット記録用媒体に関し、染料インク及び顔料インクによる印字適性を有する記録用媒体を提供することができる。更に、本発明によれば、インク受理層に異物となる塗料凝集物の混入が少なく、白紙面感の良いインクジェット記録用媒体を提供することができる。本発明のインクジェット記録用媒体は、特にパーソナル用インクジェットプリンターやオンデマンド印刷方式を採用しているインクジェット印刷機用の記録用媒体として適している。
次に、本発明について実施形態を示して詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。本発明の効果を奏する限り、実施形態は種々の変形をしてもよい。
本実施形態で使用する支持体としては、フィルムや紙を用いることができる。紙としては、例えば、上質紙、中質紙、白板紙である。また、酸性紙、中性紙のどちらを使用することも可能である。本実施形態に紙(基紙)に使用するパルプ繊維はLBKP(広葉樹さらしクラフトパルプ)、NBKP(針葉樹さらしクラフトパルプ)などの化学パルプ、GP(砕木パルプ)、PGW(加圧式砕木パルプ)、RMP(リファイナーメカニカルパルプ)、TMP(サーモメカニカルパルプ)、CTMP(ケミサーモメカニカルパルプ)、CMP(ケミメカニカルパルプ)、CGP(ケミグランドパルプ)などの機械パルプ、DIP(脱インキパルプ)などの木材パルプ及びケナフ、バガス、竹、コットンなどの非木材パルプである。これらは、単独で使用するか、又は任意の割合で混合して使用することが可能である。また、本発明の目的とする効果を損なわない範囲において、合成繊維を更に配合することができる。環境保全の観点から、環境負荷の少ないECF(Elemental Chlorine Free)パルプ又はTCF(Totally Chlorine Free)パルプ、古紙パルプ、植林木から得られるパルプが好ましい。また、本発明に係る基紙を構成するパルプは、インクジェット印刷用紙として適切な叩解度を有する紙料とすることが好ましい。適切な叩解度としては、例えば、カナダ標準ろ水度(フリーネス)(JIS P 8121:1995「パルプのろ水度試験方法」)で、350〜650mlCSFである。また、フィルムとしては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムなどのポリオレフィンフィルムを使用することができる。
紙中には、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、合成シリカ、アルミナ、タルク、焼成カオリンクレー、カオリンクレー、ベントナイト、ゼオライト、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛などの公知の填料や、公知の紙力剤、硫酸バンド、歩留まり向上剤、サイズ剤、染料、蛍光染料などの各種抄紙用薬品を適宜用いてもよい。各紙料の調成方法、配合方法、各抄紙薬品の添加方法は、本発明の効果を損なうものでなければ特に限定されない。
また、紙料を用いて円網抄紙機、長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機などの公知の抄紙機を適用して抄造することが可能であり、単層抄きでも多層抄きでもかまわない。さらに、本発明の効果を損なわない限りにおいて、紙基材に古紙を配合することも可能である。更に、支持体とする紙には、インク受理層用塗工液の過度の浸透を抑制するために、サイズプレスなどで澱粉、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミドなどの公知の水溶性高分子を塗布することができる。支持体とする紙の坪量は特に限定されないが、インクジェットプリンターへの通紙適正を考慮すると、30〜300g/mが好ましい。
インク受理層には、一般の顔料塗工層を有するインクジェット記録用媒体と同様に、顔料とバインダーとを含有させる。ここで用いる顔料としては、特に限定するものではなく、シリカ、アルミナ、クレー、炭酸カルシウム、タルク、酸化チタン等の公知の顔料を使用することが可能である。これらは単独で使用するか、又は本発明の効果を損なわない範囲において2種以上を併用して用いることもできる。
インク受理層に用いるバインダーとしては、特に限定するものではなく、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、澱粉、カルボキシメチルセルロース、カゼイン、ゼラチン、大豆タンパク、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、スチレン‐アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、エチレン‐酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス類、アクリル−シリコーン系樹脂、等公知のバインダーを使用することが可能である。これらは、1種を単独で使用するか、又は2種以上を併用してもよい。これらのバインダーの中でも、後述する塗料凝集物を発生させにくいことから、ポリビニルアルコール又はスチレン−ブタジエン共重合体ラテックスを使用することが好ましい。バインダーの使用量は、特に限定されず、記録用媒体の印字適性、インク受理層の強度、表面光沢感、塗工液性などを考慮して決定すればよいが、インク受理層中の顔料100質量部に対し1〜100質量部の範囲であることが好ましい。より好ましくは、3〜70質量部であり、更に好ましくは5〜60質量部、例えば、6〜20質量部である。1質量部未満では、塗工層強度が低下する場合がある。100質量部を超えると、インク吸収性が低下する場合がある。
本発明のインクジェット記録用媒体においては、インク受理層に水溶性金属塩を含有させる。水溶性金属塩を含有させることにより、インクジェットインクの滲みを抑制し、染料インク及び顔料インクによる良好な印字適性を有するインクジェット記録用媒体を得ることができる。水溶性金属塩としては、顔料インクの発色性により優れることから、二価以上の水溶性金属塩を用いることが好ましい。二価以上の水溶性金属塩は、例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、ストロンチウム塩、バリウム塩、ジルコニウム塩、チタン塩、亜鉛塩である。これらは1種を単独で使用するか、又は2種以上を併用してもよい。更に、前記二価以上の水溶性金属塩がカルシウム塩、マグネシウム塩のいずれか1種以上であることがインクの滲み抑制の観点から更に好ましい。なお、本発明においては、水溶性金属塩は、塩酸、硝酸、リン酸、硫酸などの無機酸の水溶性金属塩と蟻酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸などの有機酸の水溶性金属塩とを包含する。インク受理層中の水溶性金属塩の含有量は、顔料100質量部に対し0.1〜50質量部、さらに0.3〜40質量部の範囲であることが好ましい。または、インク受理層中の水溶性金属塩の含有量は、インク受理層の乾燥質量に対して0.05〜30質量%であることが好ましい。より好ましくは、0.1〜25質量%である。更に好ましくは0.5〜20質量%である。インク受理層の乾燥質量に対して0.05質量%未満では顔料インクの発色性に劣るおそれがある。インク受理層の乾燥質量に対して30質量%を超える場合は染料インクの発色性に劣るおそれがある。
本発明のインクジェット記録用媒体においては、良好な白紙面感を得るために、支持体にインク受理層を設けた後、キャレンダー処理を行う。しかし、インク受理層中に前記水溶性金属塩を含有させただけでは、キャレンダー処理を行う際に、キャレンダーロールの表面が汚れやすくなり、インク受理層表面に欠陥を発生させて白紙面感を損ねてしまう。そこで、本発明においては、インク受理層に潤滑剤を含有させる。インク受理層に潤滑剤を含有させることでキャレンダー処理を行う際のキャレンダーロールの表面の汚れを抑制することができる。更には、インク受理層表面が滑りやすくなり、傷付きにくくなる。ここで用いる潤滑剤としては、特に限定するものではなく、液状潤滑剤、液状潤滑剤の固化物、固体潤滑剤の何れを用いてもよい。潤滑剤は、顔料100質量部に対して、0.04〜15質量%、さらに0.07〜10質量%添加することが好ましい。または、潤滑剤は、インク受理層乾燥質量に対して、0.005〜20質量%添加することが好ましい。より好ましくは0.01〜10質量%である。インク受理層乾燥質量に対して0.005質量%未満の場合はキャレンダーロールの表面の汚れの抑制効果に乏しいおそれがある。インク受理層乾燥質量に対して20質量%を超える場合は顔料インクの発色性に劣るおそれがある。
潤滑剤の種類としては高級脂肪酸塩及び/又はポリエチレンエマルジョンが好ましい。高級脂肪酸塩としては、例えば、ラウリン酸塩、オレイン酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩、ミリスチン酸塩があり(例えば、これらのナトリウム塩、カリウム塩、所謂石鹸を含む)、また、ラウリン酸アンモニウム、オレイン酸アンモニウム、パルミチン酸アンモニウム、ステアリン酸アンモニウム、ミリスチン酸アンモニウムである。本発明においては、インク受理層が、高級脂肪酸塩としてラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、オレイン酸塩のうち、いずれか1種以上を含有することが好ましい。例えば、高級脂肪酸塩としては、白紙光沢の維持とキャレンダーのロール表面の汚れを抑制するという観点から、水に不溶である高級脂肪酸塩がよく、さらにステアリン酸カルシウムの水分散物、ステアリン酸アンモニウムのいずれか1種以上を含有することが更に好ましい。
さらに、ワックスや有機ケイ素化合物からなる潤滑剤を用いることができる。ワックスとしては、植物性ワックス、動物性ワックス、モンタンワックス、パラフィンワックス、合成ワックス(炭化水素系合成ワックス、高級脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、ケトン・アミン類、水素硬化油など)、ポリプロピレン及びポリテトラフルオロエチレン重合体等の脂肪族炭化水素及びその誘導体の中から適宜選択することができる。有機ケイ素化合物としては、ポリアルキルシロキサン及びその誘導体、ジメチルシリコーン、メチルフェニルシリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、アルキル・アラルキル変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、高級脂肪酸変性シリコーンオイル、カルボキル変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル等の低分子及び高分子シリコーンオイル、シリコーンゴムなどの中から適宜選択することができる。
以上の通り、本発明のインクジェット記録用媒体においては、インク受理層中に水溶性金属塩と潤滑剤とを含有させるが、水溶性金属塩と潤滑剤とを含有するインク受理層用塗料を調整すると、その理由は定かではないが、塗料の経時安定性が損なわれ、キャレンダー処理におけるロール表面の汚れを抑制したとしても、時間の経過と共に塗料中に凝集物を発生する場合がある。塗料中に凝集物が発生すると、最終的に、インク受理層に異物が混入することとなり、結果的にインクジェット記録用媒体の最終製品の白紙面感を損ねることとなる。
そこで、本発明においては、インク受理層中に、水溶性金属塩と潤滑剤とともに、界面活性剤を含有させる。界面活性剤を含有させることにより、前述した塗料の経時安定性が向上し、塗料中の凝集物の発生を抑制することができる。ここで用いる界面活性剤としては、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、パーフルオロアルキル系界面活性剤、ポリオキシエチレン系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤である。これらは1種を単独で使用するか、又は2種以上を併用してもよい。界面活性剤の含有量は、顔料100質量部に対し0.04〜10質量部、さらに0.05〜7質量部の範囲であることが好ましい。または、界面活性剤の含有量は、インク受理層の乾燥質量に対して0.005〜5質量%であることが好ましい。より好ましくは0.01〜3質量%である。インク受理層の乾燥質量に対して0.005質量%未満では塗料中の凝集物の発生の抑制効果に乏しいおそれがある。インク受理層の乾燥質量に対して5質量%を超える場合は染料インクの発色性に劣るおそれがある。また、前記界面活性剤としては、顔料インクの発色性に優れ、また、より塗料中の凝集物の発生の抑制効果に優れることから、ノニオン性界面活性剤であることが好ましい。
また、インク受理層には、インク定着剤としてのカチオン性高分子を含有させることが可能である。染料インクの発色性をより向上させることができる。カチオン性高分子は、例えば、ポリエチレンイミン、エピクロルヒドリン変性ポリアルキルアミン、ポリアミン、ポリアミンポリアミドエピクロルヒドリン、ジメチルアミンアンモニアエピクロルヒドリン、ポリビニルベンジルトリメチルアンモニウムハライド、ポリジアクリルジメチルアンモニウムハライド、ポリジメチルアミノエチルメタクリレート塩酸塩、ポリビニルピリジウムハライド、カチオン性ポリアクリルアミド、カチオン性ポリスチレン共重合体、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合物、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド二酸化硫黄共重合物、ジアリルジメチルアンモニウムクロライドアミド共重合物、ジシアンジアミドホルマリン重縮合物、ジシアンジアミドジエチレントリアミン重縮合物、ポリアリルアミン、ポリジアリルアミン、ポリアリルアミン塩酸塩、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリアミドエポキシ樹脂、メラミン樹脂酸コロイド、尿素系樹脂、カチオン変性ポリビニルアルコール、アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン型化合物、ポリアミジン化合物、その他第4級アンモニウム塩類、カチオン変性ポリウレタン樹脂である。これらは1種を単独で使用するか、又は2種以上を併用してもよい。本実施形態においては、カチオン性高分子の含有量は、インク受理層の乾燥質量に対して0.05〜20質量%であることが好ましい。より好ましくは0.5〜15質量%である。
インク受理層には、更に、分散剤、増粘剤、防腐剤、消泡剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、耐水化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの助剤を適宜選定して配合することができる。
本発明のインクジェット記録用媒体においては、支持体の少なくとも一方の面にインク受理層を設ける。インク受理層は、インク受理層用塗料を支持体に塗布した後、乾燥することで得ることができる。インク受理層を形成する塗工液の塗工方法としては、エアーナイフコーター、ロールコーター、リバースロールコーター、バーコーター、コンマコーター、ブレードコーター、同時多層塗工機などの公知の塗工機があるが、いずれのものを用いてもよい。
インク受理層の塗工量(絶乾質量)は、片面あたり3〜30g/mであることが好ましい。より好ましくは4〜25g/mであり、更に好ましくは5〜20g/mである。3g/m未満ではインク吸収性に劣る場合がある。30g/mを超えると塗工面の機械的強度が不足する場合がある。
インク受理層塗工後にマシンキャレンダー、ソフトキャレンダー、スーパーキャレンダーなどのキャレンダー処理を行い、平滑化処理を行う。その際の加圧装置形態、加圧ニップ数、温度条件等の処理条件を適宜調節して処理することができる。例えば、温度30〜100℃、キャレンダー線圧を50〜200kg/cmの条件でキャレンダー処理を行うとよい。
本発明のインクジェット記録用媒体においては、インク受理層と支持体との間に、白色顔料とバインダーを主成分とする下塗層を1層以上設けることも可能である。染料インクと顔料インクの吸収性により優れるインクジェット記録用媒体とすることができる。
下塗層を形成する塗工液の塗工方法としては、エアーナイフ、ロールコーター、バーコーター、コンマコーター、ブレードコーター、同時多層塗工機などの公知の塗工機があるが、いずれのものを用いてもよい下塗層の塗工量(絶乾質量)は、特に限定されないが、塗工量が少なすぎると、インク吸収性が劣る場合があることから固形分換算で片面あたり5g/m以上とすることが好ましい。また、塗工量が多すぎると、下塗層の上インク受理層を塗工する際にバインダーマイグレーションが発生し、インク受理層強度が低下するおそれがあるので片面あたり30g/m以下が好ましい。下塗層の塗工量は、より好ましくは6〜25g/mであり、更に好ましくは7〜20g/mである。
次に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。また、例中の「部」、「%」は、特に断らない限りそれぞれ「質量部」、「質量%」を示す。なお、添加部数は、固形分換算の値である。
(実施例1)
(支持体の形成)
水中に分散した広葉樹漂白クラフトパルプ(カナダ標準ろ水度530mlCSF)100部に対して、カチオン化澱粉(ネオタック30T:日本食品加工社製)0.25部と、酸性ロジンサイズ剤0.20部と、液体硫酸バンド0.5部と、灰分6%になるように添加量を調整したタルク(タルクNTL:日本タルク社製)とを配合して紙料を得た。この紙料を長網抄紙機にて抄造し、紙匹を得た。その後、サイズ液として酸化澱粉(MS#3800:日本食品化工社製)を前記紙匹の両面に乾燥塗布量が片面当たり2.0g/mとなるようにサイズプレスで塗布し、シリンダードライヤーで乾燥した。その後、スチールキャレンダーを用いて平滑化処理を行い、坪量100g/mの上質紙(酸性紙)を製造し、支持体とした。
(インク受理層の形成)
次いで、カオリン(コンツアー1500、イメリス社製)45部、軽質炭酸カルシウム(TP−121MS、奥多摩工業社製)55部に加水してコーレス分散機を用いて水分散し、顔料スラリーを作成した。この顔料スラリーに、バインダーとしてリン酸エステル化澱粉(MS4600、日本食品加工社製)2部、スチレンブタジエンラテックス(PA0372、日本エイアンドエル株式会社)8部、二価の水溶性金属塩(塩化マグネシウム)5質量部、ノニオン性ポリオキシエチレン系界面活性剤(レオコールTD−90D:ライオン社製)0.5質量部、非水溶性高級脂肪酸塩であるステアリン酸カルシウム潤滑剤(DEF−963TF、日新化学研究所社製)1.5質量部、を配合し、固形分濃度50質量%のインク受理層用塗工液を得た。続いて、このインク受理層用塗工液を、上記で得られた支持体の両面にブレードコーターを用いて、片面当たり乾燥塗工質量が8g/mになるように塗工、乾燥した。その後、キャレンダー処理(温度30℃、線圧80kg/cm)を行ってインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0.43%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
(実施例2)
実施例1において、水溶性金属塩の添加量を30質量部とした以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は21%であり、界面活性剤の合計含有量は0.35%であり、潤滑剤の合計含有量は1.1%であった。
(実施例3)
実施例1において、水溶性金属塩の添加量を0.5質量部とした以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は0.44%であり、界面活性剤の合計含有量は0.44%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
(実施例4)
実施例1において、界面活性剤の添加量を0.1質量部とした以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0.086%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
(実施例5)
実施例1において、界面活性剤の添加量を5質量部とした以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.1%であり、界面活性剤の合計含有量は4.1%であり、潤滑剤の合計含有量は1.2%であった。
(実施例6)
実施例1において、潤滑剤の添加量を10質量部とした以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.0%であり、界面活性剤の合計含有量は0.40%であり、潤滑剤の合計含有量は8.0%であった。
(実施例7)
実施例1において、潤滑剤の添加量を0.1質量部とした以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0.43%であり、潤滑剤の合計含有量は0.087%であった。
(実施例8)
実施例1において、水溶性金属塩を二価の水溶性金属塩である硫酸マグネシウムに変更した以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0.43%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
(実施例9)
実施例1において、水溶性金属塩を二価の水溶性金属塩である塩化カルシウムに変更した以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0.43%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
(実施例10)
実施例1において、水溶性金属塩を三価の水溶性金属塩である塩化アルミニウムに変更した以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0.43%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
(実施例11)
実施例1において、界面活性剤をノニオン性アセチレングリコール系界面活性剤(オルフィンPD004、日信化学工業社製)に変更した以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0.43%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
(実施例12)
実施例1において、界面活性剤をノニオン性シリコーン系界面活性剤(ペインタッド32、ダウコーニングアジア社製)に変更した以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0.43%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
(実施例13)
実施例1と同様の方法で紙基材を作成した。次に、顔料として合成シリカ(ニップジェルAY−601、平均粒子径6.0μm、細孔容積1.6cm/g、東ソー・シリカ社製)100部、バインダーとしてポリビニルアルコール(PVA117:クラレ社製)5部及びエチレン‐酢酸ビニル(ポリゾールEVA AD−6:昭和高分子社製)35部、カチオン性高分子としてカチオン性ポリアミジン系化合物(ハイマックスSC−700M:ハイモ社製)10部、二価の水溶性金属塩(硫酸マグネシウム)5質量部、ノニオン性ポリオキシエチレン系界面活性剤(レオコールTD−90D:ライオン社製)0.5質量部、ポリエチレン系潤滑剤(SNコート289、サンノプコ社製)1.5質量部、を配合し、固形分濃度25質量%のインク受理層用塗工液を得た。続いて、このインク受理層用塗工液をエアーナイフコーターで絶乾塗工量6g/mとなるように支持体の片面に塗工・乾燥してインク受理層を塗設した。その後、キャレンダー処理を行ってインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は3.2%であり、界面活性剤の合計含有量は0.32%であり、潤滑剤の合計含有量は0.96%であった。
(実施例14)
実施例13において、水溶性金属塩を二価の水溶性金属塩である塩化カルシウムに変更した以外は実施例13と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は3.2%であり、界面活性剤の合計含有量は0.32%であり、潤滑剤の合計含有量は0.96%であった。
(実施例15)
実施例13において、界面活性剤をノニオン性アセチレングリコール系界面活性剤(オルフィンPD004、日信化学工業社製)に変更した以外は実施例13と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は3.2%であり、界面活性剤の合計含有量は0.32%であり、潤滑剤の合計含有量は0.96%であった。
(実施例16)
実施例13において、支持体をポリエチレンフィルムに変更した以外は実施例13と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は3.2%であり、界面活性剤の合計含有量は0.32%であり、潤滑剤の合計含有量は0.96%であった。
(比較例1)
実施例1において、インク受理層用塗工液の水溶性金属塩を無添加とした以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作製した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は0%であり、界面活性剤の合計含有量は0.45%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
(比較例2)
実施例1において、インク受理層用塗工液の潤滑剤を無添加とした以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作成した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0.43%であり、潤滑剤の合計含有量は0%であった。
(比較例3)
実施例1において、インク受理層形成用塗工液の界面活性剤を無添加とした以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用媒体を作成した。このときの、インク受理層の合計質量に対する水溶性金属塩の合計含有量は4.3%であり、界面活性剤の合計含有量は0%であり、潤滑剤の合計含有量は1.3%であった。
得られたインクジェット記録用媒体について、次の試験を実施し、結果を表1〜3に示した。
(1)染料インクの発色性:
ISO標準画像(ISO/JIS−SCID高精細カラーデジタル標準画像データ、画像の名称:ポートレート、画像の識別番号:N1)を染料インク専用インクジェットプリンター(MFC−J4510N:ブラザー工業社製)を用いて、得られたインクジェット記録用媒体に印字した。印字した画像を目視によって評価した。
◎:記録画像が非常に鮮明でコントラストがはっきりしており、実用できる。合格。
○:記録画像が鮮明でコントラストがはっきりしており、実用できる。合格。
△:記録画像がやや不鮮明で、コントラストが若干ぼやけるが、実用できる。合格。
×:記録画像が著しく不鮮明で、コントラストが著しくぼやけ、実用できない。不合格。
(2)顔料インクの発色性:
ISO標準画像(ISO/JIS−SCID高精細カラーデジタル標準画像データ、画像の名称:ポートレート、画像の識別番号:N1)を顔料インク専用インクジェットプリンター(CM8060 ColorMFP:ヒューレットパッカード社製)を用いて、得られたインクジェット記録用媒体に印字した。印字した画像を目視によって評価した。
◎:記録画像が非常に鮮明でコントラストがはっきりしており、実用できる。合格。
○:記録画像が鮮明でコントラストがはっきりしており、実用できる。合格。
△:記録画像がやや不鮮明で、コントラストが若干ぼやけるが、実用できる。合格。
×:記録画像が著しく不鮮明で、コントラストが著しくぼやけ、実用できない。不合格。
(3)白紙面感:
インク受理層の白紙面感を目視にて確認し、以下の基準で評価した。
◎:異物や汚れがなく白紙面感に非常に優れており、実用できる。合格。
○:異物や汚れが極僅かに発生するが、白紙面感に優れており、実用できる。合格。
△:異物や汚れによる欠点が発生し、白紙面感に劣り、実用できない。不合格。
×:異物や汚れによる欠点が著しく発生し、白紙面感が著しく劣り、実用できない。不合格。
Figure 0006426995
Figure 0006426995
Figure 0006426995
表1〜3より明らかなように、実施例1〜16で得られたインクジェット記録用媒体は、染料インク及び顔料インクの発色性に優れていた。また、白紙面感も優れたものであった。
これに対して、比較例1で得られたインクジェット記録用媒体は、インク受理層中に水溶性金属塩を含まなかったため、顔料インクの発色性に劣った。また、比較例2で得られたインクジェット記録用媒体は、インク受理層中に潤滑剤を含まなかったため、キャレンダー処理時の汚れが生じ、白紙面感に劣るものであった。また、比較例3で得られたインクジェット記録用媒体は、インク受理層中に界面活性剤を含まなかったため、凝集物による異物がインク受理層の多く混入し、白紙面感に劣るものであった。

Claims (4)

  1. 支持体の少なくとも一方の面に顔料とバインダーとを含有するインク受理層を設け、キャレンダー処理して得られるインクジェット記録用媒体であって、前記インク受理層が潤滑剤と界面活性剤と水溶性金属塩とを含有し、
    前記界面活性剤としてノニオン性界面活性剤のみを含有し、
    前記界面活性剤がアセチレングリコール系界面活性剤、パーフルオロアルキル系界面活性剤、ポリオキシエチレン系界面活性剤、またはシリコーン系界面活性剤から選択されるノニオン性界面活性剤であることを特徴とするインクジェット記録用媒体。
  2. 前記界面活性剤の含有量が、インク受理層の乾燥質量に対して0.01〜3質量%であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用媒体。
  3. 前記水溶性金属塩が、二価以上の水溶性金属塩であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録用媒体。
  4. 前記潤滑剤の含有量が、インク受理層の乾燥質量に対して0.005〜1.3質量%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のインクジェット記録用媒体。
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