JP6492673B2 - 頭部装着型表示装置、頭部装着型表示装置を制御する方法、コンピュータープログラム - Google Patents
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Description
この形態の頭部装着型表示装置によれば、案内部は、現実世界に実在すると共に、取得された外景画像に含まれる少なくとも1つの実オブジェクトであって、利用者に対して注目を促す実オブジェクトである注目オブジェクトに対する案内を、音により行うことができる。音を用いた案内は、利用者の視野領域に形成される虚像を用いた案内と比較して、利用者の視野を狭める虞、換言すれば、現実世界の視認性が低下する虞を低くすることができる。この結果、現実世界の視認性を確保しつつ、現実世界に実在する実オブジェクトに対して利用者の注目を促すことが可能な頭部装着型表示装置を提供することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、案内部は、注目オブジェクトが利用者の視線の方向にないと推定される場合は、音により案内を行う。このため、案内部は、視線の方向にない注目オブジェクトに対する案内のために、利用者の視野領域に虚像が形成されることを抑制することができ、現実世界の視認性を確保することができる。一方、案内部は、注目オブジェクトが利用者の視線の方向にあると推定される場合は、音に加えてさらに、注目オブジェクトに付加的に表示するための仮想オブジェクトを含んだ虚像を形成させることで案内を行う。このため、案内部は、視線の方向にある注目オブジェクトに対する案内を、音と、虚像と、の両方の手段を用いて手厚く行うことができる。すなわち、利用者は、自身の視線の方向にある注目オブジェクトについては、視覚と聴覚とを介した案内を享受することができる。これらの結果、現実世界の視認性を確保しつつ、現実世界に実在する実オブジェクトに対して利用者の注目を促すことが可能な頭部装着型表示装置において、さらに、利用者の利便性を向上させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、案内部による案内を、種々の態様で実現することができる。例えば、注目オブジェクトに対する利用者の注意喚起のための案内を行う場合、案内部は、利用者に対する危険回避のための案内を行うことができる。注目オブジェクトに関する情報の案内を行う場合、案内部は、利用者に対する情報提供のための案内を行うことができる。注目オブジェクトの位置に関する案内を行う場合、案内部は、利用者に対する動作補助のための案内を行うことができる。注目オブジェクトに対する利用者の作業内容の案内を行う場合、案内部は、利用者に対する作業支援のための案内を行うことができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、案内部は、取得された外景画像から自動的に注目オブジェクトを特定することができる。また、案内部は、繰り返し取得された複数の外景画像において、経時的な変化が大きい実オブジェクトを注目オブジェクトとするため、例えば、移動量が大きい、移動速度が速い、等の実オブジェクトを注目オブジェクトとすることができる。このようにして特定された注目オブジェクトは、特に、危険回避のための案内に適している。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、案内部は、取得された外景画像から自動的に注目オブジェクトを特定することができる。また、案内部は、外景画像において、所定の特徴を有する実オブジェクトを注目オブジェクトとするため、例えば、「所定の特徴」を予め用意しておくことによって、様々な実オブジェクトを注目オブジェクトとすることができる。このようにして特定された注目オブジェクトは、危険回避、情報提供、動作補助、作業支援といった、全てのタイプの案内に適している。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、案内部は、取得された外景画像と、検出された視線の方向と、から自動的に注目オブジェクトを特定することができる。また、案内部は、繰り返し取得された複数の外景画像と視線の方向とにおいて、視線の先にある割合が多いと推定される実オブジェクトを注目オブジェクトとするため、例えば、利用者がよく見る実オブジェクトを注目オブジェクトとすることができる。このようにして特定された注目オブジェクトは、特に、情報提供、動作補助、作業支援といったタイプの案内に適している。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、案内部は、取得された外景画像と、取得された操作入力と、から自動的に注目オブジェクトを特定することができる。また、案内部は、利用者により指定された実オブジェクトを注目オブジェクトとするため、利用者による意図を反映して注目オブジェクトを特定することができる。このようにして特定された注目オブジェクトは、危険回避、情報提供、動作補助、作業支援といった、全てのタイプの案内に適している。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、案内部は、繰り返し取得された複数の外景画像における注目オブジェクトの経時的な変化に伴って、案内を繰り返し行う。この結果、案内部は、注目オブジェクトの最新の状態に対応した案内を随時行うことができる、換言すれば、案内部は、注目オブジェクトを追跡しつつ案内を行うことができる。
A−1.頭部装着型表示装置の構成:
図1は、本発明の一実施形態における頭部装着型表示装置の概略構成を示す説明図である。本実施形態の頭部装着型表示装置100は、頭部に装着する表示装置であり、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)とも呼ばれる。HMD100は、利用者が、虚像を視認すると同時に外景も直接視認可能な光学透過型のヘッドマウントディスプレイである。
・仮想オブジェクトを用いて実オブジェクトに情報を付加すること。
・仮想オブジェクトを用いて実オブジェクトを強調すること。
・実オブジェクトが持つ情報(色、形等)を、仮想オブジェクトを用いて削除および減衰させること。
・上述した、付加、強調、削除、減衰の任意の2つ以上の組み合わせ。
図2は、HMD100の構成を機能的に示すブロック図である。画像表示部20は、利用者の頭部に装着される装着体であり、本実施形態では眼鏡形状である(図1)。画像表示部20は、右保持部21と、右表示駆動部22と、左保持部23と、左表示駆動部24と、右光学像表示部26と、左光学像表示部28と、カメラ61と、視線検出部62と、マイク63と、9軸センサー66と、を備えている。以降、利用者が画像表示部20を装着した状態における、画像表示部20の各部の位置関係と機能について説明する。
制御部10はHMD100を制御するための装置である。図1に示すように、制御部10は、決定キー11と、点灯部12と、表示切替キー13と、トラックパッド14と、輝度切替キー15と、方向キー16と、メニューキー17と、電源スイッチ18と、を備えている。決定キー11は、押下操作を検出して、制御部10において操作された内容を決定するための信号を出力する。点灯部12は、例えばLEDによって実現され、HMD100の動作状態(例えば電源のON/OFF等)を発光状態によって通知する。表示切替キー13は、押下操作を検出して、例えばコンテンツ動画の表示モードを3Dと2Dとに切り替える信号を出力する。
図4は、案内処理の手順を示すフローチャートである。案内処理は、注目オブジェクトに対する案内を「音声のみ」または「音声と拡張現実感処理との組み合わせ」により実施する処理である。案内処理の開始トリガーは任意に定めることができる。例えば、HMD100の電源ONを開始トリガーとしてもよく、HMD100のOS150や特定のアプリケーションからの処理開始要求を開始トリガーとしてもよい。
・案内部144は、ステップS102において取得された外景画像を画像認識して、予め記憶部120等に記憶されている様々なオブジェクト(例えば、グラス、ボトル、人体、車、木等)のモデルと、パターンマッチングや統計的識別法による比較を行うことで、外景画像に含まれる全ての実オブジェクトを認識する(手順a11)。手順a11では、全ての実オブジェクトを認識することに代えて、主要な実オブジェクトのみを認識してもよい。手順a11では、外景画像を複数の領域に分けて画像認識してもよい。複数の領域とは、例えば、外景画像を水平方向および鉛直方向にそれぞれ2等分した4つの領域であってもよいし、外景画像を水平方向および鉛直方向にそれぞれ3等分した9つの領域であってもよい。
・案内部144は、外景画像の取得(ステップS102)と、取得された最新の外景画像に対する実オブジェクトの認識(手順a11)と、を複数回繰り返す(手順a12)。
・案内部144は、手順a12の結果から、繰り返し取得された複数の外景画像において、経時的な変化が大きい実オブジェクトを、注目オブジェクトとして特定する(手順a13)。経時的な変化が大きいとは、経時的な移動量が大きい場合と、経時的な移動速度が速い場合と、の両方を含む。ここで特定される注目オブジェクトの数は、1つでもいいし、複数でもいい。
・案内部144は、ステップS102において取得された外景画像を画像認識して、予め記憶部120等に記憶されている特徴(例えば、色の特徴、形の特徴、大きさの特徴等。この特徴は「所定の特徴」として機能する。)と、パターンマッチングや統計的識別法による比較を行う(手順a21)。
・案内部144は、外景画像において、手順a21の比較の結果が一致した実オブジェクトを、注目オブジェクトとして特定する(手順a22)。ここで特定される注目オブジェクトの数は、1つでもいいし、複数でもいい。
・案内部144は、ステップS102において取得された外景画像を画像認識して、外景画像に含まれる全て(または主要な)実オブジェクトを認識する(手順a31)。詳細は手順a11と同様である。
・案内部144は、視線検出部62に利用者の視線の方向を検出させる。案内部144は、手順a31で認識された実オブジェクトと、検出された視線の方向と、を照合し、視線の方向の先にあると推定される実オブジェクトを抽出する(手順a32)。
・案内部144は、外景画像の取得(ステップS102)と、取得された最新の外景画像に対する実オブジェクトの認識(手順a31)と、視線の方向の先にあると推定される実オブジェクトの抽出(手順a32)と、を複数回繰り返す(手順a33)。
・案内部144は、手順a33の結果から、繰り返し取得された複数の外景画像と視線の方向とにおいて、視線の方向の先にある割合が多いと推定される実オブジェクトを、注目オブジェクトとして特定する(手順a34)。ここで特定される注目オブジェクトの数は、1つでもいいし、複数でもいい。
・案内部144は、ステップS102において取得された外景画像を画像認識して、外景画像に含まれる全て(または主要な)実オブジェクトを認識する(手順a41)。詳細は手順a11と同様である。
・案内部144は、入力情報取得部110により取得された利用者からの操作入力を取得する。案内部144は、手順a41で認識された実オブジェクトと、取得された操作入力と、を照合し、利用者により指定された実オブジェクトを、注目オブジェクトとして特定する(手順a42)。ここで特定される注目オブジェクトの数は、1つでもいいし、複数でもいい。上述の通り、入力情報取得部110を介した利用者からの操作入力は、例えば、ジェスチャーを用いた入力であってもよく、目の動きを用いた入力であってもよく、音声を用いた入力であってもよく、フットスイッチを用いた入力であってもよい。
(b1)注目オブジェクトに対する利用者の注意喚起のための案内:情報b1によれば、案内部144は、利用者に対する危険回避のための案内を実施できる。
(b2)注目オブジェクトに関する情報の案内:情報b2によれば、案内部144は、利用者に対する情報提供のための案内を実施できる。
(b3)注目オブジェクトの位置に関する案内:情報b3によれば、案内部144は、利用者に対する動作補助のための案内を実施できる。
(b4)注目オブジェクトに対する利用者の作業内容の案内:情報b4によれば、案内部144は、利用者に対する作業支援のための案内を実施できる。
A−3−1.第1の具体例:
図6〜8は、案内処理の第1の具体例について説明する図である。第1の具体例では、利用者がボトルからグラスに対して液体を注ごうとしている場面での案内処理について説明する。第1の具体例は、動作補助および情報提供の一例である。案内処理(図4)のステップS102において案内部144は、外景画像を取得する。図6は、ステップS102において取得された外景画像の一例である。外景画像IM1には、実オブジェクトであるOB11〜OB13が含まれている。
図9〜11は、案内処理の第2の具体例について説明する図である。第2の具体例では、利用者が車を運転している場面での案内処理について説明する。第2の具体例は、危険回避および情報提供の一例である。案内処理(図4)のステップS102において案内部144は、外景画像を取得する。図9は、ステップS102において取得された外景画像の一例である。外景画像IM2には、実オブジェクトであるOB21〜OB26が含まれている。
上記実施形態において、ハードウェアによって実現されるとした構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されるとした構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。その他、以下のような変形も可能である。
上記実施形態では、HMDの構成について例示した。しかし、HMDの構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において任意に定めることが可能であり、例えば、各構成部の追加・削除・変換等を行うことができる。
(i)制御部にCPUやメモリー等の処理機能を搭載し、画像表示部には表示機能のみを搭載する態様
(ii)制御部と画像表示部との両方にCPUやメモリー等の処理機能を搭載する態様
(iii)制御部と画像表示部とを一体化した態様(例えば、画像表示部に制御部が含まれ眼鏡型のウェアラブルコンピューターとして機能する態様)
(iv)制御部の代わりにスマートフォンや携帯型ゲーム機を使用する態様
(v)制御部と画像表示部とを無線LANや赤外線通信やBluetooth等の無線の信号伝送路を介した接続により接続し、接続部(コード)を廃した態様。なお、この場合において、制御部または画像表示部に対する給電をワイヤレスにより実施してもよい。
上記実施形態では、案内処理の一例を示した。しかし、上記実施形態において示した処理の手順はあくまで一例であり、種々の変形が可能である。例えば、一部のステップを省略してもよいし、更なる他のステップを追加してもよい。実行されるステップの順序を変更してもよい。
上記実施形態では、案内用情報の一例を示した。しかし、上記実施形態において示した案内用情報の構成および内容はあくまで一例であり、種々の変形が可能である。例えば、一部の構成を省略してもよいし、更なる他の構成を追加してもよい。案内用情報に格納されているデーターを変更してもよい。
上記実施形態では、案内処理の具体例を示した。しかし、上記実施形態において示した具体例はあくまで一例であり、種々の変形が可能である。例えば、例示した音声による案内の態様や、拡張現実感処理における仮想オブジェクトの態様は、任意に変更することができる。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
11…決定キー
12…点灯部
13…表示切替キー
14…トラックパッド
15…輝度切替キー
16…方向キー
17…メニューキー
18…電源スイッチ
20…画像表示部
21…右保持部
22…右表示駆動部
23…左保持部
24…左表示駆動部
26…右光学像表示部
28…左光学像表示部
30…イヤホンプラグ
32…右イヤホン
34…左イヤホン
40…接続部
42…右コード
44…左コード
46…連結部材
48…本体コード
51…送信部
53…受信部
61…カメラ
62…視線検出部
63…マイク
66…9軸センサー
100…ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着型表示装置)
110…入力情報取得部
120…記憶部
122…案内用情報
124…案内モード
130…電源
132…無線通信部
134…GPSモジュール
140…CPU
142…拡張現実感処理部
144…案内部
150…OS
160…画像処理部
170…音声処理部
180…インターフェイス
190…表示制御部
201…右バックライト制御部
202…左バックライト制御部
211…右LCD制御部
212…左LCD制御部
221…右バックライト
222…左バックライト
241…右LCD
242…左LCD
251…右投写光学系
252…左投写光学系
261…右導光板
262…左導光板
VSync…垂直同期信号
HSync…水平同期信号
Data…画像データー
OA…外部装置
PC…パーソナルコンピューター
VI…虚像
SC…外景
VR…視野
RE…右眼
LE…左眼
IM1、IM2…外景画像
OB11〜OB26…実オブジェクト
VO11〜VO23…仮想オブジェクト
SO11〜SO23…音声
Claims (12)
- 利用者が虚像を視認可能な頭部装着型表示装置であって、
前記利用者に前記虚像を視認させる画像表示部と、
前記頭部装着型表示装置を装着した状態における前記利用者の視界方向の外景画像を取得する画像取得部と、
現実世界に実在すると共に、取得された前記外景画像に含まれる少なくとも1つの実オブジェクトである注目オブジェクトに対する案内を、音により行う案内部と、
前記頭部装着型表示装置を装着した状態における前記利用者の視線の方向を検出する視線検出部と、
を備え、
前記案内部は、
前記注目オブジェクトが、検出された前記視線の方向にないと推定される場合は、前記音のみによる前記案内を行い、
前記注目オブジェクトが、検出された前記視線の方向にあると推定される場合は、前記音に加えてさらに、前記注目オブジェクトに付加的に表示するための仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を前記画像表示部に形成させることで、前記案内を行う、頭部装着型表示装置。 - 利用者が虚像を視認可能な頭部装着型表示装置であって、
前記利用者に前記虚像を視認させる画像表示部と、
前記頭部装着型表示装置を装着した状態における前記利用者の視界方向の外景画像を取得する画像取得部と、
現実世界に実在すると共に、取得された前記外景画像に含まれる少なくとも1つの実オブジェクトである注目オブジェクトに対する案内を、音により行う案内部と、
を備え、
前記画像取得部は、前記外景画像を繰り返し取得し、
前記案内部は、
取得された複数の前記外景画像内における前記注目オブジェクトの経時的な変化に伴って、前記注目オブジェクトの最新の状態に対応した前記案内を繰り返し行う、頭部装着型表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記案内は、
前記注目オブジェクトに対する前記利用者の注意喚起のための案内と、
前記注目オブジェクトに関する情報の案内と、
前記注目オブジェクトの位置に関する案内と、
予め用意された手順情報に基づく、前記注目オブジェクトに対する前記利用者の作業内容の案内と、
のうちの少なくともいずれか1つを含む、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記画像取得部は、前記外景画像を繰り返し取得し、
前記案内部は、さらに、
取得された複数の前記外景画像をそれぞれ画像認識し、
前記複数の外景画像に含まれる実オブジェクトであって、経時的な変化が大きい実オブジェクトを、前記注目オブジェクトとする、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記案内部は、さらに、
取得された前記外景画像を画像認識し、
前記外景画像に含まれる実オブジェクトであって、所定の特徴を有する実オブジェクトを、前記注目オブジェクトとする、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、さらに、
前記頭部装着型表示装置を装着した状態における前記利用者の視線の方向を検出する視線検出部を備え、
前記画像取得部は、前記外景画像を繰り返し取得し、
前記視線検出部は、前記視線の方向を繰り返し検出し、
前記案内部は、さらに、
取得された複数の前記外景画像と、複数回にわたり検出された前記視線の方向と、を照合し、
前記複数の外景画像に含まれる実オブジェクトであって、前記視線の先にある割合が多いと推定される実オブジェクトを、前記注目オブジェクトとする、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、さらに、
前記利用者からの操作入力を取得する入力情報取得部を備え、
前記案内部は、さらに、
取得された前記外景画像と、取得された前記操作入力と、を照合し、
前記外景画像に含まれる実オブジェクトであって、前記利用者により指定された実オブジェクトを、前記注目オブジェクトとする、頭部装着型表示装置。 - 請求項1に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記画像取得部は、前記外景画像を繰り返し取得し、
前記案内部は、
取得された複数の前記外景画像内における前記注目オブジェクトの経時的な変化に伴って、前記案内を繰り返し行う、頭部装着型表示装置。 - 利用者が虚像を視認可能な頭部装着型表示装置を制御する方法であって、
(a)前記頭部装着型表示装置を装着した状態における利用者の視界方向の外景画像を取得する画像取得工程と、
(b)現実世界に実在すると共に、取得された前記外景画像に含まれる少なくとも1つの実オブジェクトであって、前記利用者に対して注目を促す実オブジェクトである注目オブジェクトに対する案内を、音により行う案内工程と、
前記頭部装着型表示装置を装着した状態における前記利用者の視線の方向を検出する視線検出工程と、
を備え、
前記案内工程では、
前記注目オブジェクトが、検出された前記視線の方向にないと推定される場合は、前記音のみによる前記案内を行い、
前記注目オブジェクトが、検出された前記視線の方向にあると推定される場合は、前記音に加えてさらに、前記注目オブジェクトに付加的に表示するための仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を前記頭部装着型表示装置に形成させることで、前記案内を行う、方法。 - コンピュータープログラムであって、
利用者が虚像を視認可能な頭部装着型表示装置を装着した状態における利用者の視界方向の外景画像を取得する画像取得機能と、
現実世界に実在すると共に、取得された前記外景画像に含まれる少なくとも1つの実オブジェクトであって、前記利用者に対して注目を促す実オブジェクトである注目オブジェクトに対する案内を、音により行う案内機能と、
前記頭部装着型表示装置を装着した状態における前記利用者の視線の方向を検出する視線機能と、
をコンピューターに実現させるための、コンピュータープログラムであって、
前記案内機能は、
前記注目オブジェクトが、検出された前記視線の方向にないと推定される場合は、前記音のみによる前記案内を行い、
前記注目オブジェクトが、検出された前記視線の方向にあると推定される場合は、前記音に加えてさらに、前記注目オブジェクトに付加的に表示するための仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を前記頭部装着型表示装置に形成させることで、前記案内を行う機能である、コンピュータープログラム。 - 頭部装着型表示装置を制御する方法であって、
(a)前記頭部装着型表示装置を装着した状態における利用者の視界方向の外景画像を取得する画像取得工程と、
(b)現実世界に実在すると共に、取得された前記外景画像に含まれる少なくとも1つの実オブジェクトであって、前記利用者に対して注目を促す実オブジェクトである注目オブジェクトに対する案内を、音により行う案内工程と、
を備え、
前記画像取得工程では、前記外景画像を繰り返し取得し、
前記案内工程では、
取得された複数の前記外景画像内における前記注目オブジェクトの経時的な変化に伴って、前記注目オブジェクトの最新の状態に対応した前記案内を繰り返し行う、方法。 - コンピュータープログラムであって、
頭部装着型表示装置を装着した状態における利用者の視界方向の外景画像を取得する画像取得機能と、
現実世界に実在すると共に、取得された前記外景画像に含まれる少なくとも1つの実オブジェクトであって、前記利用者に対して注目を促す実オブジェクトである注目オブジェクトに対する案内を、音により行う案内機能と、
をコンピューターに実現させるための、コンピュータープログラムであって、
前記画像取得機能は、前記外景画像を繰り返し取得する機能であり、
前記案内機能は、
取得された複数の前記外景画像内における前記注目オブジェクトの経時的な変化に伴って、前記注目オブジェクトの最新の状態に対応した前記案内を繰り返し行う機能である、コンピュータープログラム。
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