JP6455250B2 - 印刷制御装置および印刷制御方法 - Google Patents
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Description
前記主走査方向を向くラスターラインであって前記ノズル列方向における奇数位置に対応するラスターラインの群と前記ノズル列方向における偶数位置に対応するラスターラインの群とのうち、一方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に先行するノズル列からのインク吐出により印刷し、他方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に後行となるノズル列からのインク吐出により印刷するに際し、第1の印刷モードを採用した場合の、前記先行のノズル列から吐出されるインク量に対する前記後行のノズル列から吐出されるインク量の比率を、当該第1の印刷モードとは異なる第2の印刷モードを採用した場合の当該比率よりも多くする。
当該構成によれば、PGが広いために風紋が比較的生じやすい印刷モード(第1の印刷モード)のときに、風紋を的確に抑制することができる。
当該構成によれば、インクが滲み難い第1の印刷媒体を使用するために風紋が比較的生じやすい印刷モード(第1の印刷モード)のときに、風紋を的確に抑制することができる。
当該構成によれば、主走査方向の印刷解像度が高いために風紋が比較的生じやすい印刷モード(第1の印刷モード)のときに、風紋を的確に抑制することができる。
当該構成によれば、印刷モードに応じて異なるディザマトリクスを用いることで、容易かつ確実に、先行のノズル列から吐出されるインク量に対する後行のノズル列から吐出されるインク量の比率を、印刷モードに応じて異ならせることができる。
当該構成によれば、第1の印刷モードでは、印刷ヘッドによる往路/復路いずれの移動に伴う印刷でも、先行のノズル列が吐出するインク量を少なくして前記風紋を抑制することができる。
当該構成によれば、第1の印刷モードでは、インクの濃度がおよそ50%以下で表現されている画像は、基本的に後行のノズル列だけで印刷されることになり、前記風紋を的確に抑制することができる。
図1は、本実施形態にかかる印刷制御装置10等の機能をブロック図により例示したものである。印刷制御装置10は、例えば、プリンターや、プリンターの機能を含んだ複合機、等といった製品として把握される。印刷制御装置10が、印刷媒体への印刷を実際に行う印刷部30と、印刷部30の挙動を制御するための一部の構成(例えば、後述する制御部11)とを含む構成であるとした場合、一部の構成を指して印刷制御装置10と称してもよい。また、印刷制御装置10を、印刷装置、画像処理装置、等と呼んでもよい。図1に示した各構成は、一箇所あるいは一筐体内に集約されている場合に限らず、それら各構成が互いに離れた場所に存在し且つ通信可能な状態でいることで一システムを構築していてもよい。例えば、印刷制御装置10は、印刷媒体への印刷を実際に行うプリンターと、当該プリンターの挙動を制御するためのコンピュータープログラム(プリンタードライバー)を搭載して当該プリンターを制御する装置(パーソナルコンピューター等)と、を含んで構成されるとしてもよい。
スロット部19は、メモリーカード等の外部の記憶媒体を挿入するための部位である。つまり印刷制御装置10は、スロット部19に挿入されたメモリーカード等の外部の記憶媒体から、当該記憶媒体に記憶されている画像データを入力することも可能である。
図4は、図2におけるステップS200(印刷データ生成)の詳細をフローチャートにより示している。
ステップS210では、制御部11は、画像データに解像度変換処理を施すことにより、横縦それぞれの解像度(dpi)を、印刷部30が採用する主走査方向D1、搬送方向D2それぞれの印刷解像度に合わせる。
次に、ステップS220では、制御部11は、ステップS210の後の画像データに色変換処理を施すことにより、画素毎にCMYKインクの各濃度を階調(例えば、0〜255の256階調)で表現した画像データへ変換する。当該色変換処理は、RGBとCMYKとの変換関係を規定して予め所定のメモリーに保存されたルックアップテーブル等を参照することにより実施可能である。
ここで、第1の印刷モードとは、風紋が生じ易い印刷モードを意味し、第2の印刷モードとは、(少なくとも第1の印刷モードよりは)風紋が生じ難い印刷モードを意味する。印刷モードとは、印刷の実行に際して印刷部30が採用する挙動であり、印刷モードが異なれば当該挙動も異なる。
なお、第1の印刷モードと第2の印刷モードとの具体的な違いについては後に説明するとして、ここでは図4のフローチャートの説明を続ける。
図5は、ノズル34とノズル34に割り当てられる画素との対応関係の一例を示している。図5では、図3に示した複数のノズル列のうち1つの同色ノズル列群(一例として、Kインクにかかる同色ノズル列群を構成するノズル列33K1,33K2)を抜き出して示しており、かつ、ステップS220で得られた画像データのうち当該ノズル列33K1,33K2に割り当てられる画像データKID(Kインクの濃度を画素毎に階調表現した画像データ)の一部を示している。画像データは、主走査方向D1および搬送方向D2へそれぞれ対応して並ぶ複数の画素PXにより構成される。説明の便宜上、画像データを構成する画素の並びの向きを、方向D1,D2により表現することがあるが、これはあくまで印刷部30による印刷実行時における画像の向きと方向D1,D2との対応(一致)関係に基づいている。図3および図5では、1つのノズル列を構成するノズル34の数は8個であるが、それらはいずれも例示に過ぎず、実際には1つのノズル列はもっと多くの(例えば180個程度の)ノズル34で構成される。
知られているように、ディザマトリクスは、多階調表現されたインクの濃度を2値化するための異なる複数のしきい値を2次元状に配列させたマトリクスである。上述したようにステップS220で得られる画像データの各画素が、インクの濃度を256階調で表現する場合、ディザマトリクスは、例えば、0〜255までの各数値(各しきい値)を2次元状に配列させている。
なおステップS250では、CMYKインクにかかる各画像データに第2ディザマトリクスを適用すればよい。
次に、第1の印刷モードと第2の印刷モードについて幾つかの例を示す。
《実施例1》
印刷媒体Sを支持するプラテン32から印刷ヘッド31までの距離であるPGが第2の印刷モードにおける当該PGより広い印刷モードは、第1の印刷モードの1つに該当する。
図7は、印刷部30の一部範囲を側面視したときの構成を簡易的に示している。印刷部30では、印刷ヘッド31のインク吐出面31aと相対するようにプラテン32が設けられている。印刷媒体Sは、搬送部36により搬送方向D2に沿ってプラテン32上へ搬送される。図7においては、主走査方向D1は当該図の紙面に垂直な方向である。印刷部30は、知られているようにキャリッジ35の高さ方向の位置を調整する等によりプラテン32から印刷ヘッド31(インク吐出面31a)までの高さ、つまりPGを調整可能である。
使用する印刷媒体S(第1の印刷媒体)が第2の印刷モードで使用する印刷媒体S(第2の印刷媒体)よりインクが滲み難い特性を有する印刷モードは、第1の印刷モードの1つに該当する。インクの滲み易さ/滲み難さは、風紋の程度に影響を与える。渦気流等の影響でインクの着弾位置にずれが生じた場合、インクが滲み易い印刷媒体S上では、着弾したインクが比較的広範囲に拡がる(滲む)ことで色ムラが抑制される(風紋が視認され難い)が、インクが滲み難い印刷媒体S上では、着弾したインクがあまり拡がらないために風紋が視認され易い。例えば、光沢紙は、比較的インクが滲み難いため、第1の印刷媒体に該当し、普通紙は、比較的インクが滲み易いため、第2の印刷媒体に該当する。
主走査方向D1の印刷解像度(第1の印刷解像度)の設定が第2の印刷モードにおける主走査方向D1の印刷解像度(第2の印刷解像度)の設定よりも高い印刷モードは、第1の印刷モードの1つに該当する。主走査方向D1の印刷解像度は、風紋の発生に影響を与える。当該印刷解像度が高い程、1つのノズル34がインクの吐出をしてから次の吐出をするまでの時間が短くなり易いため、ノズル34から吐出されたインクは、先に実行されたインク吐出の際に生じた渦気流の影響をより強く受けて着弾位置がずれ易い(結果、風紋が生じ易い)。
このように本実施形態によれば、先行ノズル列から吐出されるインク量に対する後行ノズル列から吐出されるインク量の比率を、印刷モードによって異ならせることができる。そのため、風紋が比較的生じ易い第1の印刷モードのときに、そうではない印刷モード(第2の印刷モード)のときと比較して、当該比率を多くすることができる。少なくとも第1の印刷モードでは、後行ノズル列から吐出されるインク量>先行ノズル列から吐出されるインク量とする。これにより、後行ノズル列がインク吐出する際に、印刷ヘッド31の移動前方からの気流を阻害する要因となる空気の壁(先行ノズル列によるインク吐出に伴い生じる空気の壁)が減り、後行ノズル列がインク吐出した際の渦気流の発生が的確に抑制される。この結果、風紋が生じ易い第1の印刷モードにおいて、後行ノズル列が吐出するインクの着弾位置のずれが抑制されて風紋の少ない良好な印刷結果が得られる。
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば後述するような変形例を採用可能である。上述の実施形態や変形例を適宜組み合わせた構成も本発明の開示範囲に入る。以下の変形例の説明においては、上述の実施形態と共通の事項は説明を適宜省略する。
ステップS240で用いる第1ディザマトリクス(ディザマトリクスDM1,DM2)は、例えば0〜255までのしきい値を半分に分けた場合の低階調範囲(0〜127の各しきい値)を後行ノズル適用行内に限定して配列させ、高階調範囲(128〜255の各しきい値)を先行ノズル適用行内に限定して配列させた構成であった。このような第1ディザマトリクスは、50%以下のインク濃度の画素(0〜255の階調範囲のうち低位側50%の範囲(0〜127)のいずれかの階調値を有する画素)で表現された画像であれば、形成すべきドットを全て後行ノズル列で形成させる。このような第1ディザマトリクスを、デューティー(インク濃度)50%の偏在に対応するディザマトリクスとも呼ぶ。デューティー50%の偏在に対応するディザマトリクスは、後行ノズル適用行に低位側のしきい値を最大限偏在させたディザマトリクスである。
制御部11は、ステップS240において、CMYKインクにかかる画像データ毎に、ハーフトーン処理に使用する第1ディザマトリクスを異ならせるとしてもよい。例えば、インクの色毎に、色ムラの視認性は異なるため、着弾位置ずれによる色ムラ(風紋)があまり目立たない色については第1ディザマトリクスにおける前記偏在の程度を低くすることができる。例えば、CMYKインクのうちYインクのような相対的に淡い色は、その着弾位置にずれが生じてもユーザーはそのようなずれを殆ど認識しない。そこで、ステップS240において、例えば、CMKインクにかかる各画像データには第1ディザマトリクスとしてデューティー50%の偏在に対応するディザマトリクスを適用する場合に、Yインクにかかる画像データには第1ディザマトリクスとしてデューティー30%の偏在に対応するディザマトリクスを適用する等としてもよい。
図5,6等を用いた説明では、印刷部30は双方向印刷を実行するとしたが、単方向印刷を実行するとしてもよい。単方向印刷とは、往路移動および復路移動のいずれか一方だけで(例えば、往路移動だけで)インク吐出する印刷を意味する。単方向印刷を実行する場合は、ステップS240のハーフトーン処理で用いる第1ディザマトリクスは、1色のインクに注目した場合、ディザマトリクスDM1,DM2のいずれか一方だけが必要となる。例えば、往路移動だけでインク吐出を行うのであれば、Kインクにかかるノズル列33K1,33K2は常に、ノズル列33K2が先行ノズル列、ノズル列33K1が後行ノズル列である。従って、ステップS240においてKインクにかかる画像データにハーフトーン処理を施す場合は、第1ディザマトリクスとして図6Aに示すディザマトリクスDM1だけが必要となる。
第1の印刷モードである場合に、後行ノズル列から吐出されるインク量>先行ノズル列から吐出されるインク量、とするための手段は、上述したようなディザマトリクス(第1ディザマトリクス)を用いたハーフトーン処理に限定されない。例えば、制御部11は、ステップS230で印刷モードを第1の印刷モードと判定した場合、ステップS220で生成された画像データにおける、後行ノズル列で印刷されるラスターラインの群を表現する各画素行を対象として、インクの濃度(階調値)を上げるような補正をし、一方、当該画像データにおける、先行ノズル列で印刷されるラスターラインの群を表現する各画素行を対象として、インクの濃度(階調値)を下げるような補正をしてもよい。この場合、ハーフトーン処理は、ステップS240,S250に分岐する必要はなく、単純に、当該補正後の画像データに対して第2ディザマトリクスを適用して印刷データを生成すればよい。
印刷ヘッド31が有するノズル34は、複数のサイズのインク滴を吐出可能であるとしてもよい。例えば、ノズル34は3種類のサイズのインク滴(1滴あたりの体積の相対的な差に基づいて大ドット、中ドット、小ドット、等と称されるインク滴)を吐出可能である。この場合、ステップS200で生成される印刷データは、単にドットのオン・オフを示す2値の情報ではなく、大ドット、中ドット、小ドットのいずれかのオンまたはドットオフを示す4値の情報である。つまり制御部11は、ハーフトーン処理(ステップS240またはステップS250)において、CMYK毎かつ画素毎に、インクの濃度(256階調で表現される情報)を4階調で表現される情報に変換する。このとき、制御部11は、ステップS240では、ステップS220で生成された画像データにおける、後行ノズル列で印刷されるラスターラインの群を表現する各画素行を構成する各画素に、先行ノズル列で印刷されるラスターラインの群を表現する各画素行を構成する各画素よりも多くの数のドットが発生するように、各画素に大中小のドットを割り振る。尚、この割り振りに際しては、ドット数は、大ドット、中ドット、小ドットそれぞれのサイズ比を考慮してカウントする。例えば、ドット数のカウントにおいて大ドット1つを1ドットとカウントする場合、中ドット1つを0.5ドット、小ドット1つを0.25ドット等とカウントする。
Claims (8)
- 同一種類のインクを吐出可能な複数のノズルが所定のノズル列方向へ並んだ第1ノズル列と、当該同一種類のインクを吐出可能な複数のノズルが当該ノズル列方向へ並んだ第2ノズル列と、を少なくとも有する印刷ヘッドを、当該ノズル列方向と交差する主走査方向に沿って移動させつつノズルからインクを吐出させる印刷制御装置であって、
前記主走査方向を向くラスターラインであって前記ノズル列方向における奇数位置に対応するラスターラインの群と前記ノズル列方向における偶数位置に対応するラスターラインの群とのうち、一方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に先行するノズル列からのインク吐出により印刷し、他方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に後行となるノズル列からのインク吐出により印刷するに際し、
第1の印刷モードを採用した場合の、前記先行のノズル列から吐出されるインク量に対する前記後行のノズル列から吐出されるインク量の比率を、当該第1の印刷モードとは異なる第2の印刷モードを採用した場合の当該比率よりも多くし、
前記第1の印刷モードは、インクの吐出を受ける印刷媒体として第1の印刷媒体を使用し、前記第2の印刷モードは、当該印刷媒体として第2の印刷媒体を使用し、
前記第1の印刷媒体は、前記第2の印刷媒体よりもインクが滲み難い特性を有することを特徴とする印刷制御装置。 - 同一種類のインクを吐出可能な複数のノズルが所定のノズル列方向へ並んだ第1ノズル列と、当該同一種類のインクを吐出可能な複数のノズルが当該ノズル列方向へ並んだ第2ノズル列と、を少なくとも有する印刷ヘッドを、当該ノズル列方向と交差する主走査方向に沿って移動させつつノズルからインクを吐出させる印刷制御装置であって、
前記主走査方向を向くラスターラインであって前記ノズル列方向における奇数位置に対応するラスターラインの群と前記ノズル列方向における偶数位置に対応するラスターラインの群とのうち、一方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に先行するノズル列からのインク吐出により印刷し、他方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に後行となるノズル列からのインク吐出により印刷するに際し、
第1の印刷モードを採用した場合の、前記先行のノズル列から吐出されるインク量に対する前記後行のノズル列から吐出されるインク量の比率を、当該第1の印刷モードとは異なる第2の印刷モードを採用した場合の当該比率よりも多くし、
前記第1の印刷モードは、前記主走査方向における印刷解像度が前記第2の印刷モードにおける当該印刷解像度よりも高いことを特徴とする印刷制御装置。 - 前記第1の印刷モードは、インクの吐出を受ける印刷媒体を支持するプラテンから前記印刷ヘッドまでの距離であるプラテンギャップが前記第2の印刷モードにおける当該プラテンギャップより広いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷制御装置。
- 画像を構成する画素毎にインクの濃度を階調表現した画像データへ、画素毎に対応する複数のしきい値を有するディザマトリクスを適用して、画素毎にインクの吐出または非吐出を決定した印刷データを生成し、当該印刷データに従って各ノズルからのインク吐出を制御することにより前記印刷を実現するに際し、
前記第1の印刷モードでは、前記第2の印刷モードで用いる前記ディザマトリクスと比較して、前記先行のノズル列で印刷される前記一方のラスターラインの群を表現する画素毎に対応する複数のしきい値よりも前記後行のノズル列で印刷される前記他方のラスターラインの群を表現する画素毎に対応する複数のしきい値の方に低い値を多く偏在させた前記ディザマトリクスを用いる、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置。 - 前記印刷ヘッドによる前記主走査方向の往路の移動および復路の移動それぞれでインク吐出することにより前記印刷を実現するに際し、
前記往路の移動における前記後行のノズル列で前記奇数位置に対応するラスターラインの群を印刷する場合には、前記復路の移動における前記後行のノズル列で前記偶数位置に対応するラスターラインの群を印刷し、
前記往路の移動における前記後行のノズル列で前記偶数位置に対応するラスターラインの群を印刷する場合には、前記復路の移動における前記後行のノズル列で前記奇数位置に対応するラスターラインの群を印刷し、
少なくとも前記第1の印刷モードでは、前記画像における前記往路移動で印刷する領域に適用する前記ディザマトリクスと、前記画像における前記復路移動で印刷する領域に適用する前記ディザマトリクスとを異ならせることを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置。 - 前記第1の印刷モードで用いる前記ディザマトリクスは、前記後行のノズル列で印刷される前記他方のラスターラインの群を表現する画素毎に対応する複数のしきい値は全て、前記先行のノズル列で印刷される前記一方のラスターラインの群を表現する画素毎に対応する複数のしきい値の全てより、低い値であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の印刷制御装置。
- 同一種類のインクを吐出可能な複数のノズルが所定のノズル列方向へ並んだ第1ノズル列と、当該同一種類のインクを吐出可能な複数のノズルが当該ノズル列方向へ並んだ第2ノズル列と、を少なくとも有する印刷ヘッドを、当該ノズル列方向と交差する主走査方向に沿って移動させつつノズルからインクを吐出させる印刷制御方法であって、
前記主走査方向を向くラスターラインであって前記ノズル列方向における奇数位置に対応するラスターラインの群と前記ノズル列方向における偶数位置に対応するラスターラインの群とのうち、一方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に先行するノズル列からのインク吐出により印刷し、他方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に後行となるノズル列からのインク吐出により印刷するに際し、
第1の印刷モードを採用した場合の、前記先行のノズル列から吐出されるインク量に対する前記後行のノズル列から吐出されるインク量の比率を、当該第1の印刷モードとは異なる第2の印刷モードを採用した場合の当該比率よりも多くし、
前記第1の印刷モードは、インクの吐出を受ける印刷媒体として第1の印刷媒体を使用し、前記第2の印刷モードは、当該印刷媒体として第2の印刷媒体を使用し、
前記第1の印刷媒体は、前記第2の印刷媒体よりもインクが滲み難い特性を有することを特徴とする印刷制御方法。 - 同一種類のインクを吐出可能な複数のノズルが所定のノズル列方向へ並んだ第1ノズル列と、当該同一種類のインクを吐出可能な複数のノズルが当該ノズル列方向へ並んだ第2ノズル列と、を少なくとも有する印刷ヘッドを、当該ノズル列方向と交差する主走査方向に沿って移動させつつノズルからインクを吐出させる印刷制御方法であって、
前記主走査方向を向くラスターラインであって前記ノズル列方向における奇数位置に対応するラスターラインの群と前記ノズル列方向における偶数位置に対応するラスターラインの群とのうち、一方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に先行するノズル列からのインク吐出により印刷し、他方のラスターラインの群を、前記第1ノズル列と第2ノズル列とのうち前記移動時に後行となるノズル列からのインク吐出により印刷するに際し、
第1の印刷モードを採用した場合の、前記先行のノズル列から吐出されるインク量に対する前記後行のノズル列から吐出されるインク量の比率を、当該第1の印刷モードとは異なる第2の印刷モードを採用した場合の当該比率よりも多くし、
前記第1の印刷モードは、前記主走査方向における印刷解像度が前記第2の印刷モードにおける当該印刷解像度よりも高いことを特徴とする印刷制御方法。
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