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JP6454864B2 - 部品実装システムおよび部品データ作成方法 - Google Patents

部品実装システムおよび部品データ作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板に部品を実装する部品実装システムおよび部品データ作成方法に関するものである。
電子部品実装分野においては、基板に部品を実装する複数の部品実装装置を備えた実装ラインを複数配置し、実装ラインごとに基板を生産する形態が広く採用されている。部品実装装置としては、部品供給部に配置された複数のテープフィーダから供給される部品を実装ヘッドによって取り出して基板に実装するものが知られている。実装ヘッドは、部品ごとに作成された制御パラメータとなる部品データに基づいて制御される。
生産現場では部品調達上の便宜等の理由により、電気的特性が同一であって部品メーカーが異なる複数種の部品を混在して用いる場合がある。部品の種類としては、実装対象物として優先的に使用されるマスター部品と、マスター部品の在庫が切れたときに使用される代替部品に分けられる。従来、これらの部品を用いた部品供給方法が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特許文献1に示す例では、部品供給部の各位置において共通して配置可能なマスター部品と代替部品を組み合わせた部品配置データを作成する。そして、マスター部品に替えて代替部品を部品供給部に配置したとき、テープフィーダから供給される代替部品を検出部によって検出し、部品配置データと照合することによって当該代替部品の正否を判定する。代替部品が正しいものである場合、実装ヘッドは代替部品についての部品データに基づいて代替部品を基板に実装する。
特許第3509107号公報
生産現場では、必ずしも同一メーカーから提供される同一種の代替部品が準備されるとは限られず、部品データが作成されていない代替部品を使用しなければならないケースが起こり得る。また、ある実装ラインでマスター部品が切れたとき、その実装ラインでは部品データが作成されていない代替部品を他の実装ラインから急遽持ち込んで使用したい場合もある。しかしながら従来技術では、このような代替部品を基板の生産に使用するためには、オペレータがマニュアルで部品データを作成する必要があり、その間、装置の稼働は停止せざるを得なかった。このように従来技術では。事前に部品データが作成されていない代替部品を急遽使用したい場合、生産現場で速やかに対応することが困難であった。
そこで本発明は、生産現場において代替部品についての部品データを迅速且つ簡単に作成することができる部品実装システム及び部品データ作成方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装システムは、部品供給部に配置された部品供給体から供給される部品を基板に実装する部品実装装置と、前記部品実装装置によって前記基板に部品を実装する際の制御パラメータとなる部品データを部品ごとに作成するデータ作成装置と、前記部品供給体に付された部品の識別情報を取得する識別情報取得手段を有し、前記部品供給部において所定の位置に配置される部品が当該位置に配置されるべき部品であるか否かの確認を前記識別情報取得手段で取得した部品の識別情報に基づいて行う部品配置作業支援装置を備えた部品実装システムであって、前記部品配置作業支援装置は、前記識別情報取得手段によって取得した部品の識別情報と、当該部品と代替可能な代替部品の識別情報を前記データ作成装置に送信することによって、代替部品の部品データの作成を要求する部品データ作成要求手段を備え、前記データ作成装置は、前記部品データ作成要求手段から前記要求を受けたら、前記代替部品によって代替される部品の部品データを複写することによって前記代替部品の部品データを作成し、前記データ作成装置は、前記部品の識別情報と前記代替部品の識別情報を関連付けて記憶する。
本発明の部品データ作成方法は、部品供給部に配置された部品供給体から供給される部品を基板に実装する部品実装装置と、前記部品実装装置によって前記基板に部品を実装する際の制御パラメータとなる部品データを部品ごとに作成するデータ作成装置と、前記部品供給体に付された部品の識別情報を取得する識別情報取得手段を有し、前記部品供給部において所定の位置に配置される部品が当該位置に配置されるべき部品であるか否かの確認を前記識別情報取得手段で取得した部品の識別情報に基づいて行う部品配置作業支援装置を備えた部品実装システムにおける部品データ作成方法であって、前記識別情報取得手段が部品の識別情報と、当該部品と代替可能な代替部品の識別情報を取得する識別情報取得工程と、前記部品配置作業支援装置が前記識別情報取得手段によって取得された二つの前記識別情報を前記データ作成装置に送信する部品データ作成要求工程と、前記データ作成装置が前記部品配置作業支援装置から受信した前記二つの識別情報に基づいて、前記代替部品によって代替される部品の部品データを複写することによって前記代替部品の部品データを作成する部品データ作成工程と、前記データ作成装置が前記二つの識別情報を関連付けて記憶する関連情報記憶工程と、を含む。
本発明によれば、生産現場において代替部品についての部品データを迅速且つ簡単に作成することができる。
本発明の一実施の形態における部品実装システムの全体構成図 本発明の一実施の形態における部品実装システムを構成する部品実装装置の側面図 本発明の一実施の形態における部品実装システムを構成する部品実装装置に記憶される生産データの説明図 本発明の一実施の形態における部品補充方法の説明図 本発明の一実施の形態における代替部品の登録方法の説明図
まず図1を参照して、本発明の一実施の形態における部品実装システムの全体構成について説明する。部品実装システム1は、実装ライン2、データ作成装置3及び部品配置作業支援装置4を含んで構成される。実装ライン2は、複数の実装機(部品実装装置)M1,M2,M3を連結して構成される。データ作成装置3、部品配置作業支援装置4、実装機M1〜M3は、通信ネットワーク5によって通信可能に接続されている。なお、実装ライン2の数は複数でもよい。
図2において、実装機M1〜M3は、部品実装部6と、部品実装部6の両側に設けられた部品供給部7を含んで構成される。各部はカバー部材8で覆われている。図2において紙面垂直方向をX方向、X方向と水平面内において直交する方向をY方向と定義する。部品実装部6は、基台9に設けられX方向に延びた一対の搬送コンベアを備えた基板搬送機構10と、基板搬送機構10の上方においてX方向及びY方向に移動自在な実装ヘッド11を備えている。基板搬送機構10は基板12を搬送して所定の実装作業位置に位置決めする。実装ヘッド11は部品を吸着可能な吸着ノズル11aを備えており、吸着ノズル11aによって部品供給部7から供給される部品を取り出して基板12に実装する。
部品供給部7には、複数のテープフィーダ13がX方向に並列した状態で配置されている。テープフィーダ13には、複数の部品を保持したキャリアテープ15を巻回収納した供給リール14がセットされている。テープフィーダ13は、キャリアテープ15をピッチ送りすることによって実装ヘッド11による部品取り出し位置まで部品を供給する。供給リール14は、キャリアテープ15に保持された部品を供給する部品供給体として機能する。また、実装機M1〜M3は、テープフィーダ13から供給された部品を取り出して基板12に実装する。
供給リール14の側面には、バーコードラベル16が設けられている。バーコードラベル16には、供給リール14に巻回収納されたキャリアテープ15が保持する部品の識別情報が記録されている。この識別情報は、後述する部品配置作業支援装置4が備えるバーコードリーダ25によって読み取られる。なお、バーコードラベル16に換えて外部から情報を読み取り可能な記憶媒体を供給リール14に設け、この記憶媒体に記録された識別情報を読み取るようにしてもよい。
部品実装部6、部品供給部7を構成する各機構は、実装機M1〜M3に備えられた制御部17によって制御される。制御部17は記憶領域を有しており、記憶領域には図3に示す生産データ18が記憶されている。生産データ18は、部品が実装された基板12を生産するための各種データから構成され、実装データ19、部品データ20、部品グループデータ21、配膳データ22を含んでいる。
実装データ19は基板12に部品を実装するためのデータであり、「実装座標」19a、「実装角度」19b、「吸着位置」19c、「部品ID」19dを部品ごとに関連付けて構成される。「実装座標」19aは、基板12に設定された実装位置のXY座標を示す。「実装角度」19bは、水平面内における部品の実装角度を示す。「吸着位置」19cは、部品が供給されるテープフィーダ13のスロットNoを示す。「部品ID」19dは、個々の部品を識別するための情報(識別情報)を示す。
部品データ20は部品に関する各種情報を含むデータであり、個々の部品の識別情報である「部品ID」20aごとに「制御パラメータ」20bを組み合わせて構成される。「制御パラメータ」20bには、部品サイズ、吸着ノズル11aの動作を規定する加速度、吸着ノズル11aと接続されたバルブのON/OFFの切り替えタイミングに関する情報などが含まれる。制御部17はこの部品データ20に基づいて、実装ヘッド11が部品を取り出して基板12に実装するための動作を制御する。このように部品データ20は、実装機M1〜M3によって基板12に部品を実装する際の制御パラメータとなっている。
部品グループデータ21は、共通の実装位置に実装可能なマスター部品と代替部品をグループ化したデータであり、「マスター部品ID」21a、「代替部品ID」21bを組み合わせて構成される。マスター部品とは、一の実装位置に実装されるべき実装対象物として用意された主となる部品をさす。代替部品とは、マスター部品と電気的特性が同一であって、当該マスター部品に替えて実装可能な部品をさす。通常、生産現場ではマスター部品を優先的に使用し、マスター部品の在庫が切れた緊急時に代替部品を使用する。本明細書において、単に「部品」と表現する場合は「マスター部品」を意味する。
「マスター部品ID」21a、「代替部品ID」21bは、それぞれマスター部品、代替部品の識別情報を示す。図3は、部品IDが「A1」のマスター部品と、部品IDが「A2」の代替部品が共通のグループに属することを例示している。前述した実装データ19の「部品ID」19dには、マスター部品の識別情報のみが示される。代替部品を基板12に実装する場合、制御部17はマスター部品の実装データ19を参照して実装ヘッド11を含む各種機構を制御する。
配膳データ22は、部品供給部7に配置された個々のテープフィーダ13から供給される部品の配膳情報を示すデータであり、「フィーダアドレスNo」22aと「部品ID」22bを組み合わせて構成される。「フィーダアドレスNo」22aは、個々のテープフィーダ13の位置情報を示す。
図4において、データ作成装置3は制御部23、キーボード等の入力手段、モニタ等の表示手段を備えている。作業者が入力手段を介して所定の入力を行うことにより、制御部23は入力内容に従って部品データ20等の各種データを作成する。また、データ作成装置3は部品配置作業支援装置4からの要求により代替部品の部品データ20を作成する(詳細は後述する)。制御部23は記憶領域を有しており、記憶領域には生産データ18が記憶されている。データ作成装置3によって作成した部品データ20は、生産データ18の一部として記憶領域に記憶される。
部品配置作業支援装置4は、制御部24と識別情報取得手段として機能するバーコードリーダ25を備えている。制御部24とバーコードリーダ25は、通信ケーブル26等の通信手段によって通信可能に接続されている。なお、通信手段は無線でもよい。バーコードリーダ25は、その読み取り面を作業者が供給リール14のバーコードラベル16に相対させることにより、当該供給リール14に巻回収納されるキャリアテープ15が保持する部品の部品IDを読み取る。これにより、制御部23は部品IDを取得することができる。このようにバーコードリーダ25は、部品供給体に付された部品の識別情報を取得する。なお、部品IDの取得は前述の方法に限定されない。例えば、部品配置作業支援装置4にキーボード等の入力手段を設け、オペレータが入力手段を介して部品IDを入力してもよい。
制御部24は記憶領域を有しており、記憶領域にはデータ作成装置3から受信した生産データ18が記憶されている。また、制御部24は、バーコードリーダ25によって取得した部品IDを用いて、以下に説明する「部品照合処理」と「代替部品登録処理」を実行する機能を有している。
「部品照合処理」とは、部品配置作業支援装置4が有する本来的な処理機能であり、新たにセットする補充用の供給リール14の誤セットを報知する機能である。本実施の形態における部品照合処理は、テープフィーダ13に既にセットされている供給リール14の識別情報と、新たにセットする補充用の供給リール14の部品IDとを照合する。部品の照合態様は主に2パターンに分けられる。1パターン目はマスター部品同士の照合である。具体的には、制御部24は2つの供給リール14から取得した部品IDが一致するかを判定する。そして、制御部24は部品IDが一致した場合に照合OKと判断し、一致しない場合に照合NGと判断する。
2パターン目はマスター部品と代替部品の照合である。具体的には、制御部24は部品グループデータ21を参照して、2つの供給リール14から取得したマスター部品と代替部品の部品IDが共通のグループに属するかを判定する。そして、制御部24は2つの部品IDが共通のグループに属する場合に照合OKと判断し、属さない場合に照合NGと判断する。この部品照合処理を実行することで、供給リール14の誤セットを防止することができる。このように部品配置作業支援装置4は、部品供給部において所定の位置に配置される部品が当該位置に配置されるべき部品であるか否かの確認を識別情報取得手段で取得した部品の識別情報に基づいて行う。
「代替部品登録処理」とは、部品実装システム1に代替部品を登録するための処理である。本明細書において、代替部品の登録とは、代替部品についての部品データ20、部品グループデータ21が作成され、データ作成装置3、部品配置作業支援装置4、実装機M1〜M3に記憶されている生産データ18にこれらのデータが加えられることを意味する。この処理は、マスター部品の在庫が切れたことで代替部品を補充しようとする際に、何らかの理由により代替部品についての部品データ20、部品グループデータ21が作成されていない場合に実行する。より具体的に説明すると、制御部24はバーコードリーダ25によって取得した2つの部品IDをデータ作成装置3に送信する。そして、制御部24は送信した2つの部品IDに基づいて、代替部品の部品データ20の作成をデータ作成装置3に要求する。すなわち、制御部24は識別情報取得手段によって取得した部品の識別情報と、当該部品と代替可能な代替部品の識別情報をデータ作成装置3に送信することによって、代替部品の部品データ20の作成を要求する部品データ作成要求手段となっている。
本実施の形態の部品実装システム1は以上のような構成から成り、次に図4を参照して部品補充方法について説明する。以後、マスター部品を保持したキャリアテープ15が巻回収納されている供給リールを「供給リール14A」とし、代替部品を保持したキャリアテープ15が巻回収納されている供給リールを「供給リール14B」として説明する。
供給リール14Aがセットされたテープフィーダ13から供給されるマスター部品を基板12に実装する部品実装作業を繰り返す過程で、制御部17はキャリアテープ15に保持されたマスター部品の残数を確認する(ST1:部品残数確認工程)。残数が所定以下になった場合、制御部17はシグナルタワーやテープフィーダ13に設けられたランプ等の報知手段によってその旨(部品切れの予告)を報知する(ST2:報知工程)。
前述の報知を受け、オペレータはモニタ等を通じて補充すべきマスター部品を特定し、補充用の供給リール14Aを準備する。ここで、マスター部品の在庫が切れている場合、オペレータは代替部品を収納した供給リール14Bを準備する。本例では、この供給リール14Bを補充対象として説明する。
次いで、部品配置作業支援装置4によって部品IDを取得する(ST3:識別情報取得工程)。すなわち、バーコードリーダ25はテープフィーダ13に既にセットされている供給リール14Aのバーコードラベル16からマスター部品の部品IDを読み取る(矢印a)。同様に、バーコードリーダ25は供給リール14Bのバーコードラベル16から代替部品の部品IDを読み取る(矢印b)。
次いで、制御部24は取得した2つの部品IDに基づいて部品の照合を行う(ST4:部品照合工程)。すなわち、制御部24は部品グループデータ21を参照して、マスター部品と代替部品の部品IDが共通のグループに属するか否かに基づいて部品の照合を行う。
次いで、制御部24はモニタ等を介してオペレータに照合結果を通知する(ST5:第1の照合結果通知工程)。照合OKの通知がなされた場合、オペレータは供給リール14Bをテープフィーダ13にセットする。ここでの作業方式としては、テープ部材を介して2つのキャリアテープ15の端部同士を継ぎ合わせるテーププライシング方式や、継ぎ合わせを行わず新たなキャリアテープ15を追加して補充するスプライシングレス方式が挙げられる。
照合結果を通知後、制御部24は部品補充が完了した旨の入力の有無を判断する(ST6:入力判断工程)。ここでの判断は、テープフィーダ13又は実装機M1〜M3に設けられたボタン類をオペレータが操作したか否かに基づいて行う。オペレータがボタン類を操作することにより、制御部24は部品補充作業が完了したと判断する。以上の工程を経て、部品の補充が完了する。
また、(ST5)において照合NGの通知がなされた場合、オペレータが取り得る行動としては以下の選択肢がある。第1の選択肢は、(ST3)の作業からやり直すことである。誤って別のテープフィーダ13に装着されている供給リール14Aのバーコードラベル16を読み取った可能性があるためである。第2の選択肢は、供給リール14Bが正しいか確認して(ST3)の作業からやり直すことである。誤って代替不可能な部品の供給リールを準備した可能性があるからである。
第3の選択肢は、部品実装システム1に代替部品を登録することである。すなわち、部品IDを読み取った供給リール14Aやオペレータが準備した供給リール14Bに誤りはないが、その供給リール14Bに収納された代替部品が部品実装システム1に事前に登録されていない場合、換言すれば代替部品についての部品データ20及び部品グループデータ21が作成されていない場合がある。このとき、代替部品がマスター部品と代替可能なものであるにも関わらず、部品配置作業支援装置4は照合NGと判断することになる。このような場合、オペレータは部品配置作業支援装置4に代替部品登録処理を実行させることにより、部品実装システム1に代替部品を登録することができる。代替部品の登録方法については後述する。
前述した部品照合工程(ST4)において照合OKである場合、制御部24は実装機M1〜M3にその旨を通知する(図4に示す矢印c)(ST6:第2の照合結果通知工程)。なお、本例のように代替部品が補充された場合には、制御部24は実装対象物が代替部品に変更された旨も併せて通知する。
次に、部品補充後の実装機M1〜M3における動作について簡潔に説明する。部品実装作業を繰り返す過程で、制御部17はキャリアテープ15の切り替わりを検出する。テープスプライシング方式で部品が補充されている場合、制御部17はキャリアテープ15の継ぎ目を検出することによってキャリアテープ15が切り替わった旨を判断する。スプライシングレス方式で部品が補充されている場合、制御部17は補充後のキャリアテープ15を検出したときにキャリアテープ15が切り替わった旨を判断する。
次いで、制御部17は部品配置作業支援装置4から代替部品に変更された旨の通知の有無を確認する。通知がない場合、実装機M1〜M3は実装データ19の「部品ID」19dで特定される部品データ20を使用してマスター部品を対象とした部品実装作業を引き続き行う。その一方で通知がある場合、実装機M1〜M3は代替部品の部品IDで特定される部品データ20を使用して代替部品を対象とした部品実装作業を行う。
次に図5を参照して、代替部品の登録方法について説明する。以下に説明する処理は、オペレータが部品配置作業支援装置4の機能を部品照合処理から代替部品登録処理に切り替えたうえでなされる。まず、部品配置作業支援装置4は供給リール14A,14Bから部品IDを取得する(ST11:識別情報取得工程)。すなわち、バーコードリーダ25はテープフィーダ13に既にセットされている供給リール14Aのバーコードラベル16からマスター部品の部品IDを読み取る(矢印d)。同様に、バーコードリーダ25は供給リール14Bのバーコードラベル16から未登録である代替部品の部品IDを読み取る(矢印e)。読み取った2つの部品IDは制御部24に送信される。すなわちこの工程(ST11)では、識別情報取得手段によって部品(マスター部品)の識別情報と、当該部品と代替可能な代替部品の識別情報を取得する。
次いで、制御部24はマスター部品と代替部品の部品IDをデータ作成装置3に送信し(矢印f)、代替部品の部品データ20の作成を要求する(ST12:部品データ作成要求工程)。すなわちこの工程(ST12)では、識別情報取得手段によって取得されたマスター部品と代替部品の二つの識別情報をデータ作成装置3に送信することによって、代替部品の部品データ20の作成を要求する。
その後、データ作成装置3は制御部24(部品データ作成要求手段)から前述の要求を受けたら、部品配置作業支援装置4から受信したマスター部品と代替部品の二つの識別情報に基づいて代替部品の部品データ20を作成する(ST13:部品データ作成工程)。具体的には、まず、制御部23は記憶領域に更新用生産データ18Aを作成する。すなわち、制御部23は現在記憶されている生産データ18を複写して更新用生産データ18Aを作成する(矢印g)。
次いで、制御部23は、マスター部品の部品データ20を複写して代替部品の部品データ20を作成し、これを更新用生産データ18Aに追加する処理を行う。マスター部品の部品データ20を複製する理由は、代替部品とマスター部品のサイズの違いはわずかである場合が多いため、マスター部品の制御パラメータを代替部品に適用しても実装品質に特段の問題は生じないと考えられるためである。もう一つの理由は、人手によって部品データ20を最初から作成する手間を不要にするためである。言い換えれば、データ作成装置3による代替部品の部品データ20の作成を自動化するためである。
これにより、オペレータによる制御パラメータの手入力作業を省略して、生産現場において代替部品についての部品データ20を迅速且つ簡単に作成することができる。以上説明した(ST11)〜(ST13)は、部品データ20の作成方法として位置づけられる。
次に、制御部23は部品データ20の作成対象である代替部品と、当該代替部品に対応するマスター部品を組み合わせた部品グループデータ21を作成し、これを更新用生産データ18Aに追加する処理を行う(ST14:部品グループデータ作成工程)。
次いで、制御部23は更新用生産データ18Aを部品配置作業支援装置4へ送信する(矢印h)(ST16:第1のデータ送信工程)。部品配置作業支援装置4の制御部24は、受信した更新用生産データ18Aに基づいて記憶領域内の生産データ18を更新する(ST17:第2のデータ更新工程)。具体的には、制御部24は生産データ18と更新用生産データ18Aの差分、すなわち代替部品についての部品データ20及び部品グループデータ21を生産データ18に加える。
さらに、制御部24は更新後の生産データ18を実装機M1〜M3に送信する(矢印i)(ST18:第2のデータ送信工程)。なお、データ作成装置3から実装機M1〜M3へ更新用生産データ18Aを送信してもよい。その後、実装機M1〜M3の制御部17は、記憶領域内の生産データ18に代替部品についての部品データ20と部品グループデータ21を加えることにより生産データ18を更新する(ST19:第3のデータ更新工程)。以上の工程を経て、部品実装システム1における代替部品の登録が完了する。これにより、部品配置作業支援装置4では未登録であった代替部品の照合が可能になり、実装機M1〜M3では未登録であった代替部品を対象とした部品実装作業が可能になる。
上述の(ST12)から(ST19)の処理が行われている間、部品配置作業支援装置4は付属のモニタに「代替部品の登録処理中」を表示して作業者に代替部品の登録処理が進行中である旨を通知し、(ST19)の処理が完了すると「登録が完了しました」を表示して作業者に代替部品の登録が完了した旨を通知する。この通知を確認した作業者は部品配置作業支援装置4の機能を代替部品登録処理から部品照合処理に戻し、(ST3)の識別情報取得工程を行って部品配置作業支援装置4による部品照合を行う。
以上説明したように、本実施の形態によれば、生産現場で代替部品についての部品データ20を迅速且つ簡単に作成することができる。また、作業者は部品データ20を作成するための手間と労力を省略することができる。
本発明によれば、生産現場で代替部品についての部品データを迅速且つ簡単に作成することができ、電子部品実装分野において有用である。
1 部品実装システム
3 データ作成装置
4 部品配置作業支援装置
12 基板
14,14A,14B 供給リール
16 バーコードラベル
20 部品データ
24 制御部
25 バーコードリーダ
M1〜M3 実装機(部品実装装置)

Claims (2)

  1. 部品供給部に配置された部品供給体から供給される部品を基板に実装する部品実装装置と、前記部品実装装置によって前記基板に部品を実装する際の制御パラメータとなる部品データを部品ごとに作成するデータ作成装置と、前記部品供給体に付された部品の識別情報を取得する識別情報取得手段を有し、前記部品供給部において所定の位置に配置される部品が当該位置に配置されるべき部品であるか否かの確認を前記識別情報取得手段で取得した部品の識別情報に基づいて行う部品配置作業支援装置を備えた部品実装システムであって、
    前記部品配置作業支援装置は、前記識別情報取得手段によって取得した部品の識別情報と、当該部品と代替可能な代替部品の識別情報を前記データ作成装置に送信することによって、代替部品の部品データの作成を要求する部品データ作成要求手段を備え、
    前記データ作成装置は、前記部品データ作成要求手段から前記要求を受けたら、前記代替部品によって代替される部品の部品データを複写することによって前記代替部品の部品データを作成し、
    前記データ作成装置は、前記部品の識別情報と前記代替部品の識別情報を関連付けて記憶することを特徴とする部品実装システム。
  2. 部品供給部に配置された部品供給体から供給される部品を基板に実装する部品実装装置と、前記部品実装装置によって前記基板に部品を実装する際の制御パラメータとなる部品データを部品ごとに作成するデータ作成装置と、前記部品供給体に付された部品の識別情報を取得する識別情報取得手段を有し、前記部品供給部において所定の位置に配置される部品が当該位置に配置されるべき部品であるか否かの確認を前記識別情報取得手段で取得した部品の識別情報に基づいて行う部品配置作業支援装置を備えた部品実装システムにおける部品データ作成方法であって、
    前記識別情報取得手段が部品の識別情報と、当該部品と代替可能な代替部品の識別情報を取得する識別情報取得工程と、
    前記部品配置作業支援装置が前記識別情報取得手段によって取得された二つの前記識別情報を前記データ作成装置に送信する部品データ作成要求工程と、
    前記データ作成装置が前記部品配置作業支援装置から受信した前記二つの識別情報に基づいて、前記代替部品によって代替される部品の部品データを複写することによって前記代替部品の部品データを作成する部品データ作成工程と、
    前記データ作成装置が前記二つの識別情報を関連付けて記憶する関連情報記憶工程と、
    を含むことを特徴とする部品データ作成方法。
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