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JP6332618B2 - スクライブ用カッターホイール並びにスクライブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、脆性材料基板、特に強化ガラスを含むガラス基板をスクライブするためのカッターホイール並びにスクライブ装置に関する。ここで、「強化ガラス」とは、製造工程中におけるイオン交換による化学的処理により、ガラス板の表面層(表面から深さが5μm〜50μm程度)に圧縮応力が残留する圧縮応力層が形成され、ガラス板内部に引張応力が残留するように製造されたガラスをいう。
強化ガラスの特徴は、圧縮応力層の影響で外力に対し割れにくい性質を有する反面、一旦、ガラス板表面に亀裂が生じて残留引張応力が存在するガラス板内部まで進むと、今度は逆に亀裂が深く浸透しやすくなる性質を有している。
一般に、ガラス板をカッターホイールで分断する方法は、まずガラス板表面にカッターホイール(スクライビングホイールともいう)で有限深さのスクライブライン(リブマーク)を形成する工程と、その後、ガラス板の裏側からスクライブラインに沿ってブレイクバーやブレイクローラで押圧することによりブレイクする工程とからなる(特許文献1並びに特許文献2参照)。
ガラス板をカッターホイールでスクライブする方法には、「外切り」と「内切り」とがあり、ガラス板の種類や厚み、用途によって、外切りと内切りのスクライブ方法が選択的に使い分けられている(特許文献2参照)。
特許第3074143号公報 特開2009−208237号公報
前者の「外切り」は、図7(a)に示すように、カッターホイールKの最下端をガラス板Mの表面(上面)よりわずかに下方まで降下した状態で、ガラス板Mの片側端部の外側位置(スクライブ開始位置)にセットする。そしてセットした位置から水平移動させ、ガラス板M端部に衝突させてイニシャルクラックを形成し、さらに所定のスクライブ圧で押圧しながら、カッターホイールKを水平移動させるようにしてスクライブを行う方法である。
上記した外切りの手法では、ガラス板M端部でのカッターホイールKの刃先のかかり(食い込み)がよく、イニシャルクラックを容易に形成することができるとともに、加工されたスクライブラインはガラス板Mの端部まで達しているため、次工程でのブレイクが容易かつ正確に行える。
しかし、強化ガラス板の場合は、その表面層の残留応力の影響でガラス板端部に刃先を食い込ませるのに強い押圧荷重を必要とし、特に図8に示すような端面Rを面取りした基板では刃先がすべりやすいことからさらに強い押圧荷重を必要として、基板端部での衝突時の衝撃が大きくなる。このため、強化ガラス板の端部にカケが生じたり、ガラス板端部から破断して不規則な亀裂が先走ったりすることがある。また、カッターホイール側にも強化ガラス板端部との強い衝突で刃先の摩耗や刃こぼれ等が生じやすく、使用寿命が短くなる。
後者の「内切り」は、図7(b)に示すように、ガラス板Mの端縁から2mm〜10mm程度内側(スクライブ開始位置)にてカッターホイールKを上方から下降させてガラス板Mに所定のスクライブ圧で当接させ、押圧しながらカッターホイールKを水平移動させるようにしてスクライブを行う方法である。
上記した内切りの手法では、カッターホイールKがガラス板M端部と衝突するようなことがないため、ガラス板M端部にカケを生じるおそれがない。また、刃先の消耗についても外切りの場合に比べて抑えることができる。
しかし、強化ガラス板の場合には、刃先を押し下げてガラス板表面に当接させたときに、ガラス板表面層への刃先の食い込みが非常に悪く、そのため、スリップが発生してスクライブ加工が困難となる場合がある。また、刃先を食い込ませるために強い押圧荷重でスクライブすると、強化ガラス板内部の残留引張応力の影響で一挙に破断して完全分断したり、刃先の先端角度を小さくすると、不規則な亀裂が刃先の進行方向前方に生じる先走りが発生しやすくなったりするなどの不具合が発生することがある。
このように、強化ガラス板に対しては、従来から使用されているソーダガラス板等に対するスクライブ加工とは異なり、「外切り」によっても、また、「内切り」によっても、うまくスクライブラインを形成することが困難であった。この傾向は、ガラス板表面の圧縮応力層が厚くて残留応力が大きいガラス板や、液晶表面を保護するカバーガラス等のように4隅部を曲線状にスクライブする場合に顕著に現れる。
そこで、本発明は、加工困難な強化ガラス製のガラス板であっても、「外切り」の手法によって低荷重で確実にスクライブラインを形成することができるカッターホイール並びにスクライブ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明では次のような技術的手段を講じた。すなわち、本発明のカッターホイールは、刃先となる円形の稜線と、当該稜線から続く左右斜面とからなる刃先領域を備えたカッターホイールであって、前記左右斜面によって形成される刃先角度が125°以上の鈍角であり、前記刃先領域の幅が、予定されるスクライブラインの幅と同等もしくはそれ以下の値であって10μm〜30μmであり、前記カッターホイールの左右幅が前記刃先領域の幅より大きく形成され、当該カッターホイールの左右側面と前記稜線とを結ぶ左右の傾斜面に窪み部を有する構成とした。
本発明のカッターホイールは、スクライブ装置に組み込まれているスクライブヘッドのホルダに取り付け、テーブル上に載置した強化ガラス板に対し「外切り」の手法でスクライブする際に使用される。このスクライブの際、刃先領域の幅は、予定されるスクライブラインの幅と同等もしくはそれ以下の値であって10μm〜30μmの細幅としたので、外切りの工程で刃先が強化ガラス板の端部に乗り上げたときに、刃先に集中荷重が負荷されることによって低荷重であっても効率的にイニシャルクラックを形成することができ、引き続いて行うスクライブラインの加工を従来のカッターホイールより低荷重で形成することができる。また、刃先領域の幅が小さくても、刃先角度が125°以上の鈍角となっていることから、先走りが発生しにくく、またスクライブに必要な刃先強度を維持することができて、刃こぼれ等を抑制することができるといった効果がある。さらにまた、幅狭の刃先領域は、左右幅を刃先領域より広くしたカッターホイールのボディ部分に連なって支えられているので、スクライブに必要な強度を保持することができ、スクライブ中の破損を抑制することができる。
上記発明において、前記カッターホイールが放電加工可能な材料で形成される構成とするのがよい。
これにより、放電加工の治具電極を左右の傾斜面に押しつけるだけで、幅狭で微細な刃先領域を容易かつ精密に加工することができるとともに、放電加工によって切除した窪み部は、スクライブ時に加工すべきガラス板に接触してスクライブする部分ではないので、研磨仕上げ等の後処理を必要とせず、そのまま製品として使用することができる。
本発明に係るスクライブ装置を示す概略的な正面図。 本発明に係るカッターホイールを示す正面図。 図2のカッターホイールの刃先領域を示す拡大断面図。 カッターホイールが強化ガラスの端部に乗り上げた状態を示す拡大断面図。 刃先加工前のカッターホイールを示す正面図。 カッターホイールに形彫り放電加工で窪み部を施す際の説明図。 外切りと内切りの手法を示す説明図。 加工すべき強化ガラスの端部を示す斜視図。
以下において、本発明のカッターホイール並びに当該カッターホイールを用いたスクライブ装置について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るスクライブ装置を示すものであって、脆性材料基板Wを載置して保持するテーブル1を備えている。脆性材料基板としては、例えばガラス基板や、低温焼成セラミックスや高温焼成セラミックス等からなるセラミック基板、シリコン基板、化合物半導体基板、サファイア基板、石英基板などが挙げられる。本実施例においては、脆性材料基板として強化ガラス板を用いた。テーブル1は、水平なレール2に沿ってY方向(図1の前後方向)に移動できるようになっており、モータ(図示せず)によって回転するネジ軸3により駆動される。さらに、テーブル1はモータを内蔵する回転駆動部4により水平面内で回動できるようになっている。
テーブル1を挟んで設けてある両側の支持柱5、5と、X方向に水平に延びるビーム(横桟)6とを備えたブリッジ7が、テーブル1上を跨ぐようにして設けられている。ビーム6には、X方向に水平に延びるガイド9が設けられ、このガイド9にはスクライブヘッド10がモータ8によってX方向に移動できるように取り付けられている。
スクライブヘッド10の下部には、テーブル1上に載置される強化ガラスWの表面をスクライブ加工するカッターホイールAを保持するホルダ11が設けられている。ホルダ11は、流体シリンダ12によってカッターホイールAと共に昇降できるように形成されている。
図2は本発明に係るカッターホイールAを示す正面図であり、図3はその刃先領域の拡大断面図である。
カッターホイールAは、工具特性に優れた硬質材料から作られ、かつ、周面に刃先領域20を備えている。刃先領域20は、刃先となる円形の稜線21と、この刃先稜線21から続く左右斜面22a、22bとによって形成されている。左右斜面22a、22bの傾斜端は窪み部23のエッジに連なっている。窪み部23は、図3に示すように、左右斜面22a、22bを延長した仮想傾斜面24a、24bをえぐるようにして形成されており、これにより刃先領域20の左右幅L1が細くなっている。
この刃先領域20の左右幅L1は加工されるスクライブラインの予定幅と同等もしくはそれ以下の近傍値で設定されており、10μm〜30μm、好ましくは10μm〜20μmの範囲で形成されている。ここで、スクライブラインの予定幅は刃先稜線の角度αと、基板に刃先領域20の一部が食い込む深さから計算して求められる。例えば、刃先角度が140°、刃先の食い込み深さが3μmのときに、予定されるスクライブラインの幅は約16μmとなり、刃先角度が150°、刃先の食い込み深さが3μmのときのスクライブライン予定幅は約22μmとなる。刃先領域20の幅L1は、このスクライブラインの予定幅と同じか、それより小さい値とするのがよい。しかしながら、刃先領域20の幅L1が10μmより小さい場合には、突出した刃先領域20の強度を保つことが難しくなる。
また、カッターホイールAの直径は約0.5mm〜6.0mm、好ましくは1.0mm〜3.0mm、厚みL2は約0.4mm〜1.2mmのサイズで形成され、刃先領域20の左右斜面22a、22bによって形成される刃先稜線の角度αは、125°以上の鈍角、好ましくは140°〜160°で形成されている。また、窪み部23の深さは仮想傾斜面24a、24bから1.0μm〜30.0μm、好ましくは3.0μm〜10.0μmとなっている。
本実施例では、カッターホイールAの直径を2.5mm、厚みL2を0.65mmとし、刃先角度αを150°とし、刃先領域20の幅L1を15μmとした。また、刃先の食い込み深さは通常1.0μm〜5.0μmであり、好ましくは1.0μm〜3.0μmである。
上記したカッターホイールAは、例えば次のような加工方法で容易に作製することができる。
図5に示すように、円形の刃先稜線21’と、これに連なる左右の傾斜面25、25を備えたカッターホイールBを、放電加工可能な硬質材料、例えば超硬合金または焼結ダイヤモンド、導電性を有する単結晶ダイヤモンドまたは多結晶ダイヤモンドによって作製する。この場合、左右の傾斜面25、25によって形成される刃先角度αを、製品となるカッターホイールAの刃先角度と同じにする。このようなカッターホイールBは、刃先角度αが製品となるカッターホイールAの刃先角度と同じであれば、一般的なスクライブ用カッターホイールをそのまま利用することもできる。また、カッターホイールBとして刃先稜線21’部分に溝を設けたカッターホイールを用いることもできる。
このカッターホイールBの刃先稜線21’近傍の先端部分(図2の刃先領域20となる部分)を残すとともに、先端部分に続く左右の傾斜面25、25の一部を放電加工により切除することにより窪み部23(図3参照)を形成する。
これにより、図5で示したカッターホイールBに追加加工を行うことによって本発明のカッターホイールAを形成することができる。
ここで、カッターホイールBに窪み部23を形彫り放電加工で加工する方法の一例を図6に示す。
この方法では、カッターホイールBの軸穴26に回転軸(図示せず)を嵌め込み、カッターホイールBを回転させながら、切除すべき部分の反転形状を有する雌型27を備えた治具電極28を、回転するカッターホイールBの左右の傾斜面25、25に対して同時に、または交互に押しつけることにより傾斜面25の一部を1.0μm〜30.0μmの深さで切除する。これにより、カッターホイールBの刃先稜線21’に続く左右の傾斜面25、25の一部が陥没し、刃先領域20の幅L1(図3参照)を狭くする窪み部23が形成されたカッターホイールAが作製される。
上述したカッターホイールAを用いてスクライブ加工を行う場合は、このカッターホイールAをスクライブヘッド10のホルダ11に取り付ける。そして、テーブル1を移動させて強化ガラスWの位置決めを行った後にカッターホイールAを下降させて、前述した「外切り」の手法で強化ガラスWにスクライブ加工を行う。
発明者等は、カッターホイールAの押圧荷重を、従来のガラス板のスクライブ荷重と同じく0.14MPaの低荷重で外切りの手法による強化ガラスWのスクライブ実験を行った結果、イニシャルクラックとして充分な深さの溝を、欠けや不規則な破断を生じさせることなく形成することができた。
図4は上記実験値から、カッターホイールAが強化ガラスWの端部に乗り上げたときの状態を推測した拡大断面図である。刃先稜線21のガラス板Wへの食い込み深さL3を3μmとすると、刃先が食い込んだ部分の幅は、刃先角度150°から計算して刃先領域20の幅L1及びスクライブ予定幅の22μmより小さい約15μmとなる。このように、低荷重であっても有効なイニシャルクラックが形成されるのは、細く加工した刃先領域20の部分に荷重が集中するためであると考えられる。このイニシャルクラックを形成した後、引き続いてカッターホイールAを上記押圧荷重で押しつけながら進行させることにより、強化ガラスWにスクライブラインを刃先領域20の幅L1で効率よく形成することができる。
また、本実施例では、幅狭の刃先領域20は、左右幅を刃先領域20より広くしたカッターホイールAのボディ部分に連なって形成されているので、スクライブに必要な強度を保持することができ、スクライブ中の破損を抑制することができる。
上記のように本発明に係るカッターホイールAは、刃先領域20の幅L1を、予定されるスクライブラインの幅と同等もしくはそれ以下の値であって10μm〜30μmの細幅としたので、外切りの手法で刃先が強化ガラスWの端部に乗り上げたときには、刃先に集中荷重が負荷されて低荷重であっても効率的にイニシャルクラックを形成することができるとともに、引き続いて行うスクライブラインの加工を、従来のカッターホイールより低荷重で形成することができる。また、刃先領域20の幅L1が小さくても、刃先角度が125°以上の鈍角であることから、先走りが発生しにくく、スクライブに必要な刃先強度を維持することができて刃こぼれ等を抑制することができる。
以上、本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものでなく、その目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更することが可能である。
本発明は、脆性材料基板にスクライブラインを加工する際に使用されるカッターホイール並びにスクライブ装置に適用される。
A カッターホイール
L1 刃先領域の幅
L2 カッターホイールの幅
W 強化ガラス
α 刃先角度
1 テーブル
10 スクライブヘッド
11 ホルダ
20 刃先領域
21 刃先稜線
22a、22b 左右斜面
23 窪み部

Claims (3)

  1. 刃先となる円形の稜線と、当該稜線から続く左右斜面とからなる刃先領域を備えたカッターホイールであって、前記左右斜面によって形成される刃先角度が125°以上の鈍角であり、前記刃先領域の幅が、予定されるスクライブラインの幅と同等もしくはそれ以下の値であって10μm〜30μmであり、前記カッターホイールの左右幅が前記刃先領域の幅より大きく形成され、当該カッターホイールの左右側面と前記稜線とを結ぶ左右の傾斜面に窪み部を有するスクライブ用カッターホイール。
  2. 前記カッターホイールの材料が放電加工可能な超硬合金または焼結ダイヤモンド、単結晶ダイヤモンドまたは多結晶ダイヤモンドである請求項1に記載のスクライブ用カッターホイール。
  3. 前記請求項1または2に記載のカッターホイールを、ホルダを介して保持するスクライブヘッドと、加工すべき脆性材料基板を載置するテーブルとを備え、前記スクライブヘッドを前記脆性材料基板に対して相対的に移動させることにより、前記カッターホイールの刃先で前記脆性材料基板の表面に有限深さのスクライブラインを形成するようにしたスクライブ装置。
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