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JP6327771B1 - 収納ラック及びこれを備えたシステムキッチン - Google Patents

収納ラック及びこれを備えたシステムキッチン Download PDF

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JP6327771B1
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健二 神原
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Abstract

【課題】上載置棚部を利用して物を載置することができ、吊るして調理器具をも収納することができる収納ラックを簡易流し台のサイドや下部に設置してシステムキッチンを提供する。【解決手段】収納物を収納するためのラック本体4と、ラック本体4を移動させるための台車体6とを備えた収納ラック2。ラック本体4は、台車本体に載置される下載置棚部10と、上載置棚部8と、上載置棚部8と下載置棚部10とを連結支持する連結支持ポール14a〜14dとを備える。上載置棚部8は、枠体16と、枠体16に設けられた複数の第1接続部材及び複数の第2接続部材を備えている。また、下載置棚部10は、この上載置棚部8と同一の構成であり、上載置棚部8を上下逆にして配置されて用いられている。収納ラックを簡易流し台のサイドや下部に配置して吊り具を用いて調理器具を収納する。【選択図】図1

Description

本発明は、調理器具などを収納するために用いる収納ラック及びこれを備えたシステムキッチンに関する。
初期の流し台は簡易流し台であったが、システム化したキッチンが流行になり、開閉式のドアーが付きでホーロー加工され外観は素晴らしくなったが、内部は暗く調理器具は重ねて収納され、目的の調理器具を取り出すのにひざまずいて労力と時間をかけて引き出したり収納したりしていた。更にドアーが重いため筐体は鉄骨で枠組みして作られ、流し台の汚れが流れ落ちて、筐体を錆びさせタール化して床に強固に媚びりつき、極めて不潔な環境をどうする事も出来なかった、ゴキブリがこのような流し台を住処にして不潔極まりないキッチンとなった、キッチンを取り換えようとしたら汚れがこびりついてフロアーまでリホームする事になり甚大な被害を被ってきた。
更に、流し台の作業台は狭く食器の洗浄や調理等の作業が非効率で労力と時間を消費した。作業台が狭い問題に対して、食器等をラックにいれて作業台を有効に活用しようとする改善も試みられた文献がある(例えば、特許文献1参照)。
最近はドアータイプからオールステンレスの引き出しタイプのシステムキッチンが主流となってきたが、コストが極めて高くなり一部の人しか買えない状態である。
このタイプもやはり重ねて収納する原理は変わらず、引き出しの中は汚れ、それを清掃するのに時間がかかることや、更にまた対面式キッチンにして豪華さを競うだけで機能の本質である調理器具を重ねて収納する、作業台が狭い、更に大型化して、改装したら産業廃棄物で搬送するだけでも相当の費用が掛かりゴキブリの住かは一層拡大し本質は変わっていない。
更に又食洗機がシンクの一部を占有して使用されたり、システムキッチンに内蔵されているものがあるが、調査によるとメーカーのカタログ通りに使用している人は1/3で食後毎回使用している人が1/3,使用していない又はたまに使用する人が1/3で採算が合っていない商品であり、食洗機にまさる食洗具(例えば、特許文献2参照)が実用化されている。
特許第5246527号公報 特許第5988464号公報
このことに関する本質的な問題は、調理器具を重ねて収納する方式を改め、吊るして収納し、ドアーや引き出しのない最もシンプルな簡易ステンレス流し台をベースとすること。
簡易流し台の下部やサイドに吊るして又は置いて収納できる金網式の棚を有し、ベアリングを装着し自在に可動するキャスターを装着した免震構造のラックを設け、流し台の底や側面に調理器具は一切触れず、汚れを防ぎ、ゴキブリ等が住めなくし、更に収納効率を向上し収納量を飛躍的に大きくでき、更には作業台の面積広げるため、流し台の下部に収納されているラックを引き出して、その上に薄型トレーを置いて各種作業が行える。
更に又機能も食洗機にまさる食洗具(特許第5988464)を採用して、作業台の拡大やラック機能と一体化することで、食器や調理器具及び食品の洗浄乾燥でエネルギーを使用せず、節水(手洗いの1/3)できハンドリング時間や労力を低減し最速の洗浄乾燥を達成し、非常に安価で清潔なシステムキッチンを構築する。
本発明の請求項1に記載の収納ラックは、収納物を収納するためのラック本体と、前記ラック本体を移動させるための台車体とを備えており、
前記ラック本体は、前記台車体に載置される下載置棚部と、前記下載置棚部の上側に配設された上載置棚部と、前記上載置棚部を前記下載置棚部に連結支持するための複数本の連結支持ポールとを備えており、
前記上載置棚部は、矩形状の枠体と、前記枠体に所定方向に間隔をおいて設けられた複数の第1接続部材と、前記枠体に前記所定方向に対して垂直な方向に間隔をおいて設けられた複数の第2接続部材を備え、前記枠体の4角部には、上方に向けて内径が漸減する連結孔を有する連結部が設けられ、隣接する連結部間には、上下方向に間隔をおいて配設された一対の連結線材が溶接固定され、前記一対の連結線材間には波形に形成された補強線材が溶接固定されており、
前記下載置棚部は、前記上載置棚部と同一の構成であり、前記上載置棚部を上下逆にして配置され、複数の連結支持ポールの上端部は、保持部材を介して前記上載置棚部の前記枠体の対応する前記連結部の前記連結孔に挿入され、前記複数の連結支持ポールの下端部は、上下逆にして配設された前記保持部材を介して前記下載置棚部の前記枠体の対応する前記連結部の前記連結孔に挿入固定され、
また、前記台車体は、前記ラック本体を支持するための台車本体と、前記台車本体の底面に取り付けられた複数のキャスタ手段とを有し、前記複数のキャスタ手段の車輪は前記台車本体から外側に突出することなく旋回自在に構成されており、 前記ラック本体の前記下載置棚部が前記台車体の前記台車本体に載置され、前記ラック本体の前記下載置棚部の前記四隅にある連結部が台車体の四隅の切り欠きに嵌まることを特徴とする収納ラック。
また、本発明の請求項2に記載の収納ラックでは、前記ラック本体の前面にはカバー部材が取り付けられ、前記カバー部材は前記上載置棚部及び前記下載置棚部の間にわたって配設されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の収納ラックでは、前記ラック本体の前記上載置棚部の上面には載置保持具が載置可能に構成され、前記載置保持具は、間隔をおいて配設された複数の保持部材を備え、隣接する保持部材間に調理用包丁類が挿入保持されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のシステムキッチンは、食器類を洗浄するためのシンク及び調理作業を行うための調理作業台を備えた簡易流し台本体と、請求項1又は2に記載の二つの収納ラックとを備えており、
前記簡易流し台本体の四角部には脚部が設けられ、前記簡易流し台本体の前面を除く3側面に支持プレートが配設され、前記支持プレートは前記脚部に取り付けられ、前記脚部及び支持プレートにより、前記簡易流し台本体の下部に前面が開放された下収納空間が設けられ、前記簡易流し台本体の前記シンクからの排水管は、前記簡易流し台本体の前記下収納空間を通して下方に延びており、
前記収納ラックの一つは、前記簡易流し台本体のサイドに移動自在に配置されてサイド収納ラックとして機能し、前記サイド収納ラックの複数の第1接続部材及び/又は複数の第2接続部材には、大型調理器具類を吊り下げるための第1吊下げ具が着脱自在に装着され、
前記収納ラックの他の一つは、前記簡易流し台本体の前記下収容空間における前記排水管の存在しない側に移動自在に収容される第1下収納ラックとして機能し、前記第1下収納ラックの上載置棚部の枠体には、複数の第1接続部材及び複数の第2接続部材の一部を切断し開口部が設けられるとともに、複数の第1接続部材及び/又は複数の第2接続部材には、小型調理器具類を吊り下げるための第2吊下げ具が着脱自在に装着され、
前記第1下収納ラックを前記簡易流し台本体の前記下収納空間から引き出すと、前記開口部が外部に露呈し、前記開口部を通して前記小型調理器具類が前記第2吊下げ具に取付け、取外しできることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載のシステムキッチンでは、前記サイド収納ラック及び前記第1下収納ラックに加えて、請求項1に記載の三つ目の収納ラックを更に備え、前記三つ目の収納ラックは、前記簡易流し台本体の前記下収容空間における前記排水管の前側に移動自在に収容される第2下収納ラックとして機能し、前記第2下収納ラックの下載置棚部及び/又は上載置棚部には収容トレーが載置され、前記収容トレーの内部底部に配列用網部材が配設され、前記サイド収納ラック及び前記第1下収納ラックの前記上載置棚部に吊り下げることができない調理器具が載置収容されることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載のシステムキッチンでは、前記第1下収納ラックは、食器類等の洗浄を行う際の洗剤洗浄工程、仕上げ洗浄工程又は乾燥工程において前記簡易流し台本体の前記下収納空間から引き出し、又は引き出した後に更に回転させて作業効率の良い位置に配置され、この配置状態において、前記上載置棚に1個又は複数個の薄型トレーが載置され、更に、前記簡易流し台本体の前記調理作業台にも前記薄型トレーが1個又は複数個載置され、前記洗剤洗浄工程、前記仕上げ洗浄工程又は乾燥工程において食器類を前記薄型トレーに分類して収納され、前記第1下収納ラックは、最終工程を終えた前記食器類を所定の収納載置棚に搬送させるための搬送ラックとして機能すること特徴とする。
更に、本発明の請求項7に記載のシステムキッチンでは、前記簡易流し台本体又はこれの近接壁に水栓が付設され、前記水栓に食器類を噴射洗浄するための洗浄乾燥具が着脱自在に接続され、前記洗浄乾燥具は、前記水栓に接続される水供給する可撓ホースと、前記可撓ホースに取り付けられた噴射体と、前記食器類を載置するための洗浄台と、前記噴射体のノズル部と前記食器類及び前記洗浄台の一部を覆うためのカバー体とを含む洗浄乾燥具と、更に前記可撓ホースに設けているストップ弁付き迅速接手を介してシャワー付き浄水器ユニットと交換し使用できる洗浄乾燥具を備えていることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の収納ラックによれば、鋼線で出来た複数の棚を同じ姿勢で配置し支持ポールで連結しその先にキャスタある類似商品はあるが、この主用途は棚に物を置いて固定して置くか又は配置換え用としてお粗末なキャスター(代替え品は無い)が付いているラックと称する物があるが、調理器具等を吊るしてラックとして使用したらキャスタのギクシャクした動きで大型調理器具が衝突してまるで鐘のように鳴り響くので適用できない。そこでラック本体と台車体に分離して台車体にベアリングが付いたキャスタを採用し自在に非常に軽く動くことが出来る。
更にポールに偏心して動くキャスタがついていると流し台の脚や隣のラック等に当たり
ここでも大きな音がでるので、台車体では他の物と干渉しない内部にキャスタを設けた。
キャスタには固定具は無く地震対策として内部に吊るす調理器具が重心となり収納ラックはフロアー面でキャスタが敏速に稼働し免震機能を果たすので必要はない。
更に又台車体に載置している下載置棚部に力がかかることになり、下載置棚及び連結具を上下逆に配置してラック本体を構成し、台車体は下載置棚前面を覆い作業者が床から巻き起こすホコリ侵入防止をしている、更に請求項2に示す前面部にもカバーを設け、シンクや作業台からの汚れや、前記のホコリの侵入を防止できる。この収納ラックはシステム流し台を構成する3種類の収納ラックのベースとなっている。
また、本発明の請求項4に記載のシステムキッチンによれば、サイド収納ラックと簡易流し台と内部に第1下収納ラックを備え、サイドラックは、吊り具を備え大型調理器具を大量に吊るして収納し軽く引き出して又は90度回転させ、調理器具の衝突音もなく、内部は明るく一目で目的物を取り出したり収納したり出来、姿勢も楽な状態で行える、汚れるものが極めて少なく、メインテナンスもラック本体と台車本体分離できるので極めて楽でありゴキブリも住めない清潔な収納ができる。
又収納ラックの部材がメッキで仕上げられ、カバーはステンレス製で見栄えが良く、
単独で販売ができる商品であり試作品を限定で販売しているが非常に人気が良い。
簡易流し台は工事も不要で簡単に組み立てられ、オールステンレス製で錆びることはなく、下部の一体で製作された棚の一部がレーザーカットされ空間を形成し4本の脚も強固に固定されている。内部に収納されたラックを引き出すとフロアーが丸見えで定期的に掃除できる清潔な流し台である。
この内部に前記第1下収納ラックが内臓され、引き出すと前記開口部が現れ、小型調理器具が開口部の周りや外周に吊り下げられ又は第一接続部材又は第2接続部材を跨いで吊り下げられ、一目で解かり容易に取り出せ又収納ができる画期的な収納ラックである。
この収納ラックは頻繁に使用しまるで引き出しのように軽く動くのが気持ちが良い。
清潔でゴキブリは住めない構造である。
また、本発明の請求項5に記載のシステムキッチンによれば、スペースが限られているので小型のラックが採用され吊り具やカバーは無く、吊り下げられない調理器具や薄型トレーを収納し簡易流し台から引き出して容易に収納できる。また、深いトレーに収納されているのでカバーは必要ない。
また、本発明の請求項6に記載のシステムキッチンによれば、手洗いで予備洗浄工程、洗剤洗浄工程、仕上げ工程又は乾燥工程においては、第1下収納トレーが簡易流し台本体の下収納空間から引き出されて所望の位置に位置付けられ、この簡易流し台本体の調理作業台に1個又は複数個の薄型トレーが載置され、また第1下収納トレーの上載置棚部にも1個又は複数個の薄型トレーが載置されるので、これら薄型トレーを利用して前記工程ごとに分類して食器類を効率よく洗浄することができる。収納具と作業台及び搬送具を達成した画期的第1収納ラックである。
更に、本発明の請求項7に記載のシステムキッチンによれば、請求項6に記載された状態で手洗いの補助具として洗浄乾燥具を装備して洗浄乾燥すると、労力及び時間の低減、清潔、省エネ、節水、経費節減、及び環境保全に大いに寄与する画期的なシステムキッチンを達成できる。
本発明に従う収納ラックの一実施形態を示す正面図。 図1の収納ラックのラック本体を示す平面図。 図2のラック本体を分解して示す分解斜視図。 図2のラック本体における連結支持ポールと上載置棚部及び下載置棚部との連結構造を示す部分断面図。 図2のラック本体における連結支持ポールの上端部及び保持部材を分解して示す部分拡大断面図。 図1の収納ラックの台車体を示す底面図。 図2のラック本体の上載置棚部に吊下げ具を吊り下げ、調理具用保持具を載置した状態を示す平面図。 図7におけるVIII−VIII線による部分拡大断面図。 図9(a)及び(b)は、吊下げ具に調理器具類を吊り下げた状態を示す部分拡大断面図。 本発明に従うシステムキッチンの簡易流し台本体を簡略的に示す正面図。 図10におけるXI−XI線による断面図。 図11の簡易流し台本体にサイド収納ラック及び第1下収納ラックを装備したシステムキッチンを示す正面図。 図12のシステムキッチンを示す平面図。 図13におけるXIV−XIV線による断面図。 図12のシステムキッチンにおいて第1下収納ラックを簡易流し台本体の下収納空間から引き出した状態を示す平面図。 図16(a)〜(c)は、第1下収納ラックに各種調理器具を吊り下げた状態を示す図。 図10の簡易流し台本体にサイド収納ラック、第1下収納ラック及び第2下収納ラックを装備したシステムキッチンを示す正面図。 図17におけるXIIX−XIIX線による断面図。 図19(a)及び(b)は、図17のシステムキッチンにおける第2下収納ラックに用いる水切り用網部材を示す図。 図17のシステムキッチンを用いた食器類の洗浄方法を説明するための説明図。 図20の食器類の洗浄方法に用いる洗浄乾燥具及びそれに関連する構成を示す断面図。 シャワー付き浄水器ユニット及びそれに関連する構成を示す図。 図17のシステムキッチンを対面式キッチン構造に適用した例を示す側面図。 図23の対面式キッチン構造を示す平面図。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う収納ラック及びこれを用いたシステムキッチンについて説明する。まず、図1〜図9を参照して、本発明に従う収納ラックの一実施形態について説明する。図1〜図3において、図示の収納ラック2は、調理器具などを収納するためのラック本体4と、このラック本体4を移動させるための台車体6とを備え、ラック本体4が台車体6に載置支持される。
次に、収納ラック2について説明すると、この収納ラック2のラック本体4は、上載置棚部8及び下載置棚部10を備え、上載置棚部8は、複数(この形態では、4本)の連結支持ポール14a,14b,14c,14dを介して下載置棚部10に連結支持されている。このラック本体4は組立て式のものであり、上載置棚部8、下載置棚部10及び複数の連結支持ポール14a〜14dは後述する如く組み立てられてラック本体4を構成する。
上載置棚部8は、矩形状の枠体16と、この枠体16に所定方向(図1において紙面に垂直な方向、図2において左右方向、図3において左下から右上の方向)に間隔をおいて設けられた第1接続部材18と、この枠体16に所定方向に対して垂直な方向(図1及び図2において左右方向、図3において左上から右下の方向)に間隔をおいて設けられた第2接続部材20とを備えている。この形態では、複数の第1接続部材18は外径が細い棒状部材から構成され、複数の第2接続部材20は、第1接続部材18よりも外径が太い棒状部材から構成され、第1接続部材18のピッチ間隔は、第2接続部材20のピッチ間隔よりも小さく、このような上載置棚部8は、枠体16、第1接続部材18及び第2接続部材20を備えた載置棚部ユニットとして構成されている。
この枠体16は、上下方向に間隔をおいて配設された上部材22a,22b,22c,22d及び下部材24a,24b,24c,24dを備え、隣接する上部材22a,22b,22c,22d及び下部材24a,24b,24c,24dが円筒状の連結部26a,26b,26c,26dに例えば溶接により固着されている。
この形態では、上部材22a〜22dと下部材24a〜24dとの間に補強線材28(図3においては、この補強線材28を省略して示している)が設けられ、かかる補強線材28は、例えば溶接により固着されて上部材22a〜22d及び下部材24a〜24dとともにトラスト構造を構成している。
このような上載置棚部8においては、図1〜図3から理解されるように、複数の第2接続部材20の上側に複数の第1接続部材18が溶接により固定され、またこれら複数の第1接続部材18の両端部の上側に枠体16の対向する上部材22b,22dが溶接により固定されるとともに、複数の第2接続部材20の両端部の上側に枠体16の残りの対向する上部材22a,22cが溶接により固定され、複数の第1接続部材18が上載置棚部8の載置面を規定する。
上載置棚部8の各連結部26a〜26dは、対応する連結支持ポール14a〜14dの一端部(上端部)を連結するための連結孔30を有し、各連結孔30は、上方に向けて内径が漸減するテーパ状に形成されている(図4参照)。この形態では、連結部26a〜26dの肉厚が一定になるように構成されており、従って、各連結部26a〜26dの外径は上方に向けて漸減するように構成されている。各連結支持ポール14a〜14dは、その上端部が保持部材32(図4及び図5参照)を介して対応する連結部26a〜26dの連結孔30に挿入連結される。
図4及び図5を参照して、各連結支持ポール14a〜14dは、断面円形状の細長い中空円柱状部材から構成され、その外周面には軸方向(長手方向)に間隔をおいて複数の環状溝34が設けられている。また、保持部材32は、複数(この形態では、二つ)の分割保持片36から構成され、この分割保持片36の内周面に、連結支持ポール14a〜14d側の環状溝34に対応する突条38が設けられ、一対の分割保持片36は、それらの突条38が環状溝34内に位置するように連結支持ポール14a〜14dの外周面に装着され、この装着した状態においては、保持部材32(一対の分割保持片36)は、連結支持ポール14a〜14dの全周を覆うようになる。この保持部材32の外周面は、上連結部26a〜26dの上連結孔30に対応して、上方に向けて外径が漸減するテーパ形状に形成されている。
連結支持ポール14a(14b,14c,14d)の上載置棚部8への取付けは、次のように行われる。即ち、連結支持ポール14a(14b,14c,14d)の上端部に保持部材32を装着する。この装着は、例えば、連結支持ポール14a(14b,14c,14d)の最上位の環状溝34内に突条38を位置付けて一対の分割保持片36を連結支持ポール14a(14b,14c,14d)に取り付け、このように取り付けた状態で連結支持ポール14a(14b,14c,14d)及び保持部材32(一対の分割保持片36)を上載置棚部8の連結部26a(26b,26c,26d)の連結孔30に下側から挿入すればよい。
このように挿入すると、連結部26a(26b,26c,26d)の連結孔30の内周面は、上方に向けて内径が漸減しているとともに、保持部材32の外周面は、上方に向けて外径が漸減しているので、連結部26a(26b,26c,26d)の連結孔30に連結支持ポール14a(14b,14c,14d)に装着された保持部材32が嵌り込んで連結される。この連結状態においては、上載置棚部8の重量が保持部材32を介して連結支持ポール14a(14b,14c,14d)に作用するので、連結部26a(26b,26c,26d)と連結支持ポール14a(14b,14c,14d)との連結をより確実な状態に保つことができる。そして、このように連結した後に、連結部26a(26b,26c,26d)の開口端部にキャップ部材40が取り付けられる。
次いで、下載置棚部10について説明すると、図示の下載置棚部10は、上述した上載置部8(載置棚部ユニット)と実質上同一の構成であり、載置棚部ユニットの上下を逆にして下載置棚部10として用いており、このように用いることによりその構成を簡単にすることができる。即ち、この下載置棚部10は、上載置棚部8と同様に、矩形状の枠体16と、この枠体16に所定方向に間隔をおいて設けられた第1接続部材18と、この枠体16に所定方向に対して垂直な方向に間隔をおいて設けられた第2接続部材20とを備えている。この枠体16は、また、上下方向に間隔をおいて配設された上部材22a,22b,22c,22d及び下部材24a,24b,24c,24dを備え、これら上部材22a,22b,22c,22d及び下部材24a,24b,24c,24dが円筒状の連結部26a,26b,26c,26dに例えば溶接により固着されている。
下載置棚部10の各連結部26a〜26dは、対応する連結支持ポール14a〜14dの他端部(下端部)を連結するための連結孔56を有し、各連結孔56は、載置棚部ユニットを上下逆にして下載置棚部10として用いられており、それ故に、下方に向けて内径が漸減するテーパ状になっている(図4参照)。
保持部材32は、上下逆にして連結支持ポール14a〜14d側の他端部(下端部)の連結に用いられる。連結支持ポール14a(14b,14c,14d)の下端部に保持部材32(一対の分割保持片36)を装着し、このように取り付けた状態で連結支持ポール14a(14b,14c,14d)及び保持部材32(一対の分割保持片36)を下載置棚部10の連結部26a(26b,26c,26d)の連結孔30に上側から挿入すればよい。
このように挿入すると、連結部26a(26b,26c,26d)の連結孔30の内周面は、下方に向けて内径が漸減しているとともに、保持部材32の外周面は、下方に向けて外径が漸減しているので、連結部26a(26b,26c,26d)の連結孔30に連結支持ポール14a(14b,14c,14d)に装着された保持部材32が嵌り込み、上載置棚部8及び連結支持ポール14a(14b,14c,14d)の重量が保持部材30を介して下載置棚部10に作用し、連結支持ポール14a(14b,14c,14d)と下載置棚部10の連結部26a(26b,26c,26d)との連結をより確実な状態に保つことができる。この下載置棚部10では、載置棚部ユニットを上下逆に用いているので、複数の第1接続部材18が下載置棚部10の支持底面を規定する。
次に、図1とともに図6を参照して、ラック本体4を支持するための台車体6について説明すると、図示の台車体6は、プレート状の台車本体66と、この台車本体66の底面に取り付けられた複数のキャスタ手段68を備え、この形態では、矩形状の台車本体66の4角部にキャスタ手段68が取り付けられている。複数のキャスタ手段68は同一の構成であり、取付部材70と、この取付部材70にベアリング手段(図示せず)を介して上下方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着された旋回支持部材72と、この旋回支持部材72に支持軸74を中心として回転自在に支持された車輪76とを備え、取付部材70が台車本体66の底面に例えば固定ねじ(図示せず)により固定される。各キャスタ手段68の旋回支持部材72が旋回軸線を中心として旋回すると、それに取り付けられた車輪76は、図6に一点鎖線で示す旋回範囲にて旋回し、この車輪76が台車本体66から外側に突出することはない。
この収納ラック2においては、図1に示すように、この台車体6(具体的には、台車本体66の上面)にラック本体4(具体的には、下載置棚部10の支持底面)が載置され、
台車体6の四隅を切り取って切欠き77が設けられ、これら切欠き77に下載置棚部10の各連結部26a〜26dが嵌り、ラック本体4が結合される。
この台車体6は、下面全体が閉鎖され作業者のスリッパで歩くチリの侵入を防止するのに効果があり、更に台車体6の清掃においてラック本体4と台車体6が持ち上げるだけで分解でき容易に清掃ができる。更にまた地震対策としてキアスター68の抵抗が無く振動を収納ラックに伝える影響が極めて少なく、更に後述する吊るし具でつるして収納された調理器具が重心となって振動を防止する、従ってキアスターにブレーキ等は不要である。
収納ラックの基本構成が形成され後述するシステムキッチンに採用される他の二つのラックのベースとなっている。
この収納ラック2には、各種調理器具を収納するのに好都合に用いることができる。図7〜図9を参照して、上載置棚部8の複数の第2接続部材20(及び/又は複数の第1接続部材18)を利用して大型調理器具などを収納することができ、この場合、第2接続部材20(及び/又は第1接続部材18)に、例えば、図9(a)に示す第1吊下げ具80又は図9(b)に示す第2吊下げ具93が装着される。第1吊下げ具80は、ワイヤ状部材を略W字状に曲げて形成され、その中央部82の受け凹部84が第2接続部材20(及び/又は第1接続部材18)に吊り下げられ、このように受け凹部84を深くするこのより、この吊下げ具80の第2接続部材20(及び/又は第1接続部材18)からの離脱を防止することができる。
この第1吊下げ具80では、片側の吊下げ部86に例えば調理鍋90などの調理器具を吊り下げ、その他側の吊下げ部88に例えばフライパン91など調理器具を吊り下げることができ、効率よく調理器具を吊下げ収納することができる。このような第1吊下げ具80では、例えば片側の吊下げ部86と他側の吊下げ部88との長さを変えるようにしてもよく、この場合、片側の吊下げ部86の吊下げ位置と他側の吊下げ部88の吊下げ位置とが高さ方向に異なり、調理器具類を収納する収納効率を一層高めることができる。
また、第2吊下げ具93は、ワイヤ状部材を略S字状に形成され、その一端部に受け凹部95が設けられ、その他端部に吊下げ部97が設けられ、その受け凹部95が第2接続部材20(及び/又は第1接続部材18)に吊り下げられ、その吊下げ部97に例えばフライパン91などの調理器具が吊り下げられる。
この収納ラック2は、その収容量は大きく日常使用する大型調理器具のみならず在庫されているすべての器具も収容できる、更に外部から必要なものが一目でわかり、這うようにして腰をかがめて暗い中で探して取り出すこともなく収納ラックを引き出すか又は角度を変えて容易に取り出すことができる、更に又大型調理器具と接触する部分がなく汚れず、ゴキブリの住かになることも無い清潔な収納具を形成する。
図7及び図8に示すように、この収納ラック2を用いて調理用包丁94などの包丁類を収納するには、載置保持具96が用いられる。図示の載置保持具96は、間隔をおいて配設された複数の載置保持部材98を備え、これら載置保持部材98が一対の支持部材100に取り付けられている。
この載置保持具96は、上載置棚部8(この形態では、複数の第1接続部材18)の上に載置して使用され、収納すべき包丁94の刃部102が載置保持部材98間の間隙を通して挿入される。かく挿入すると、図8に示すように、包丁94の柄部104の端面(刃部102が延びる端面)が隣接する載置保持部材98に当接し、その刃部102が第1接続部材18間を通して収納空間92(図1参照)内に挿入された状態に保たれ、このよう状態で載置保持具96に保持され、この収納ラックを後述するがサイドラック2Bとし
て既設又は新設のキッチンに採用することができる。
このような収納ラック2は、例えば、図10及び図11に示す簡易の流し台に好都合に適用することができ、図12〜図14に示すように組み合わせてシステムキッチンとして提供することができる。図10及び図11において、図示の簡易型の流し台202は、シンク206と備えた簡易流し台本体204を備え、この簡易流し台本体204の4角部に支持脚部208,210,212,213(図11参照)が設けられている。各支持脚部208,210,212,213は断面L字形状の部材から構成され、それらの下端部には高さ調整部材214が螺着され、各高さ調整部材214の高さを調整してその接地部216が例えばキッチンの床面218に設置される。
図示(図10)の流し台202では、簡易流し台本体204の左部にシンク206が設けられ、その右部に調理作業台220が設けられ、これらシンク206及び調理作業台220が一体的に構成されている。
この流し台202においては、簡易流し台本体204のXIV断面図(図11)で示す右側の片側面(一対の支持脚部210,212間の部位)に右支持プレート222が設けられ、その左側の他側面(支持脚部208,213間の部位)に左支持プレート224が設けられ、またその背面(支持脚部212,213間の部位)に後支持プレート226が設けられ、これら右支持プレート222、左支持プレート224及び後支持プレート226により、シンク206及び調理作業台220の下側に下収納空間228が設けられている。これらの支持プレート222,224,226は、例えば、天壁部及び4側壁部を有するユニット体の天壁部及び一側壁部(前側に位置する側壁部を切断し、残りの3側壁部を取付ねじ227により支持脚部208,210,212,213の内側に固定することにより、比較的簡単に且つ充分な強度を有するものとすることができる。この簡易流し台本体204の前面(一対の支持脚部208,210間の部位)は開放され、この下収納空間228は前面開口から後壁部材226に向けて背面側に延びている。
また、簡易流し台本体204のシンク206の底部に排水部230が接続され、この排水部230に排水管232が接続されている。排水部230は、簡易流し台本体204の下収納空間228に突出し、排水管232は、この下収納空間228を通して下方に延び、床面218を貫通して床下空間(図示せず)まで延びている。
この流し台202に例えば二つの収納ラック、この例では前記サイド収納ラック2B及び第1下収納ラックが組み合わされて、図12〜図14に示すシステムキッチンが構成される。図12〜図14において、このシステムキッチンにおいては、サイド収納ラック2B及び第1下収納ラック2Cの基本的構成は前記したように略同一であり、それのサイズ(高さ、幅、奥行き)が異なっている。
このサイド収納ラック2Bは、簡易流し台本体204の片側サイド(具体的には、シンク206が左部に配置されているときには左側のサイド)に移動させて設置され、簡易流し台本体204から続くように配置される。尚、簡易流し台本体204のシンク206が右部配置されているときには、このサイド収納ラック2Bは、簡易流し台本体の右側のサイドに設置される。
また、上載置棚部8の第1接続部材18の上面(載置面)に載置保持具96が載置され、この載置保持具96の隣接する載置保持部材98間に調理用包丁94が挿入保持される。
このサイド収納ラック2Bにおいては、その前面(流し台202のサイドに設置したときには、枠体16の連結部26a,26b間の面が前面となる)にカバー部材234が配設されている。このカバー部材234は、その上部がラック本体4Bの上載置棚部8Bに取り付けられ、その下部が下載置棚部10Bに取り付けられ、上載置棚部8B及び下載置棚部10Bの間の前面側を覆う。このように構成することにより、サイド収納ラック2Bに吊下げ収納した大型調理器具類が外部から見えるのを防ぐことができ、更に作業者の動作で発生するチリの侵入を防止する。尚、このカバー部材234には、サイド収納ラック2Bの移動を容易にするために取手部236を設けるのが好ましい。
また、第1下収納ラック2Cは、小型の調理器具類を吊下げ収納できるように、高さが中程度に構成され、簡易流し台本体204の前面開口を通してその下収納空間228の片側(例えば、図12及び図13において右側であって、下収納空間228内に排水部230及び排水管232が存在しない側)に移動自在に収納され、図14に示すように、収納した状態においては図14に示すように後支援プレート226にポール14に当たり位置決めされカバー部材234が簡易流し台の前面部より30〜50mm程度中に入れ、第1収納ラック2Cが汚れないように構成される。
この第1下収納ラック2Cは、例えば、図15に示すように構成され、図15に一点鎖線で示す収納状態では簡易流し台本体204の下収納空間228に収納され、後述する如く引き出すことにより、図15に実線で示すように、簡易流し台本体204の前面側に移動させることができる。
この第1収納ラック2Cは、上載置棚部8Cに収納・取出開口112が設けられている。複数の第1接続部材18のうちの一部の第1接続部材18a(図15において上下方向である所定方向において中間部に配置されたもの)おける長手方向の中間部が切断され、また複数の第2接続部材20のうちの一部の第2接続部材20a(図15において左右方向である所定方向に対して垂直方向において中間部に配置されたもの)における長手方向の中間部が切断され、このように切断することによって、上載置棚部8Cの略中央部に矩形状の収納・取出開口112が設けられている。
このように収納・取出開口112を設けた場合、ラック本体4Cの上側から収納・取出開口112を通して収納空間内に手を入れることができ、従って、この収納・取出開口112を通して小型調理器具類(図示せず)を収納空間に容易に収納することができ、また収納空間に収納された小型調理器具類を容易に取り出すことができる。
収納・取出開口112を規定する第1接続部材18及び第2接続部材20に、また切断して残った第1接続部材18a及び第2接続部材20aに、更に枠体16の外周に位置する上部材22a,22b,22c,22dに吊下げ具80(93)を取り付けることができる。
例えば、図16(a)に示すように、第1下収納ラック2Cの第1接続部材18(及び/又は第2接続部材20)に、例えばW字状の吊下げ具80(第1吊下げ具を構成する)が取り付けられ、取り付けた吊下げ具80の両端側にたまじゃくし240、網じゃくし242などの小型調理器具類を二つ吊下げ収納することができる。また、図16(b)に示すように、S字状の吊下げ具93(第2吊下げ具を構成する)を取り付けるようにしてもよく、この場合、取り付けた吊下げ具93におたま238などの小型調理器具類が吊下げ収納される。また、図16(c)に示すように、吊下げ具80,93を用いることなく、トング244などの小型調理器具類を直接的に吊下げ収納することもできる。尚、第1接続部材18a及び第2接続部材20aの切断部については、バリがないように仕上げるのが望ましい。
この第1下収納ラック2Cにおいても、上述のサイド収納ラック2Bと同様に、その前面(枠体16の連結部26a,26d間の面が前面となる)にカバー部材246が配設され、このカバー部材246は、その上部がラック本体4Cの上載置棚部8Cに取り付けられ、その下部が下載置棚部10Cに取り付けられ、上載置棚部8C及び下載置棚部10Cの間の前面側を覆う。また、このカバー部材246には、第1下収納ラック2Bの移動を容易にするために一対の取手部248を設けるのが好ましい。前記カバー部材246は、
チリの侵入防止外部から内部が見られないようにと美的センスで設けたものである。
この流し台202(簡易流し台本体204)に例えば三つの収納ラック、この例ではサイド収納ラック、第1下収納ラック及び第2下収納ラックが組み合わされて、図17及び図18に示すシステムキッチンが構成される。図17及び図18において、このシステムキッチンにおいては、流し台202(簡易流し台本体204)、サイド収納ラック2B及び第1下収納ラック2Cは、上述した形態と実質上同一であり、第2下収納ラック2Dが追加されている。以下、この第2下収納ラック2Dについて説明する。
この第2下収納ラック2Dは、サイド収納ラック2B及び第1下収納ラック2Cに吊り下げることができない調理器具などを収容トレーなどを用いて収納できるように、第1下収納ラック2Cよりも高さが低く構成され、簡易流し台本体204の前面開口を通してその下収納空間228の他側(例えば、図17において左側であって、排水部230及び排水管232の前側)に移動自在に収納され、図18に示すように、収納した状態においてはこの下収納空間228からはみ出ないように構成される。
この第2下収納ラック2Dとしては、例えば、第1下収納ラック2Cと略同様の収納ラック(例えば、第1下収納ラック2Cよりも小型で、収納・取出開口及び吊り具を省略したもの)棚の機能を有するラックとしてを好都合に用いることができ、図17及び図18に示す収納状態では簡易流し台本体204の下収納空間228に収納され、この収納状態から外側に引き出すことにより、第1下収納ラック2Cと同様に、簡易流し台本体204の前面側に移動させることができる。
この第2下収納ラック2Dにおいては、下載置棚部10Dには、例えば薄型トレー252が載置収容され、複数の場合には積層状態に載置収容される。また、その上載置棚部8Dには、例えば、収容トレー254が載置収容され、この収容トレー254内に、吊下げ収容することができない調理器具が収容される。
収容トレー254の底部には、配列用網部材258が配設される。図17及び図19を参照して、この配列用網部材256は、全体が略台形状に形成された一対の支持部260と、一対の支持部260間に設けられた複数の仕切り部260から構成され、吊るせない調理器具256などについては、配列用網部材258の隣接する仕切り部260間に挿入保持され、収納される。吊るせない調理器具が多いい場合は下載置棚部8Dに収納トレー254を置くことができる。
このシステムキッチンにおいては、食器類を洗浄するときには、手洗いで効率よく洗浄することができる。図20を参照して、簡易流し台本体204の作業台220は作業スペースが小さく食器等のハンドリングが不便で時間や労力を要する。第1下収納ラック2Cは、図20で示す位置に位置付けられる。即ち、簡易流し台本体204の下収納空間に収納されていた第1下収納ラック2Cを矢印274で示す方向に引き出し、このように引き出した後に使い勝手に応じて矢印276で示すように約90度回転させて作業効率のよい場所に位置付ける。この使用例では、このような位置に位置付けた状態において、食器類278の洗浄作業、即ち洗剤洗浄工程、仕上げ洗浄工程及び乾燥工程が行われる。
食器類278の洗浄工程においては、第1下収納ラック2Cの上載置棚部8Cの上面(載置面)に1個又は複数個(図示の例では、2個)の薄型トレー280が載置される。また簡易流し台本体204の調理作業台220の上面にも1個又は複数個(図示の例では、2個)の薄型トレー282が載置される。調理作業台220の上面に載置した収納トレー282には前工程(例えば、洗剤洗浄工程)を行った後の食器類278が収容され、第1下収納ラック2Cの上載置棚部8Cに載置した薄型トレー280には前工程の次の工程(例えば、洗浄仕上げ工程)を行った後の食器類278が収容される。尚、薄型トレー280,282としては、例えば図17及び図18において第2下収納ラック2Dの下載置棚部10Dに載置収納した薄型トレー252を取り出して用いることができる。
また、乾燥工程に際しては、第1下収納ラック2Cは、仕上げ洗浄後の食器類278を収容した薄型トレー280を載置した状態でもって、矢印288で示すように例えば食器棚(図示せず)の方向に移動され、乾燥具(例えば布巾)で食器を拭いて乾燥後の食器類278を食器棚に効率よく収納することができる。
次に、図20、図21及び図22を参照して、食器類278を仕上げ洗浄する際に用いる洗浄乾燥具272について説明する。この洗浄乾燥具272は、噴射体286に加えて、可撓ホース290、洗浄台292及びカバー体294を備えている。噴射体286は、水(又は温水)を噴射する噴射ノズル部296と、作業者に把持されるグリップ部298とを有している。可撓ホース290の一端部は流し台202(具体的には、流し台本体204)(図21参照)の水栓300に接続され、その他端部に噴射体286が接続される。
カバー体294の天頂部302には噴射体挿入孔が設けられ、この噴射体挿入孔を通して噴射ノズル部296がカバー体294内に遊びを有するように挿入される。カバー体294の周壁部304は下方に向かって徐々に広がり、噴射ノズル部296を囲み、噴射の角度や高さを変更可能なように噴射体286に結合される。
また、洗浄台292は、食器類、調理器具類、又は食材などを載置する円板状の天板部306と、この天板部306の外周部から下方に延びる周壁部308とを有し、この天板部306の中央近傍に天板孔310が設けられている。この洗浄台292は、その天板部306の上面と周壁部308の外壁面の境目の角部がカバー体294の周壁部294の内壁面に接触し得る大きさとなるように構成される。このような洗浄乾燥具286の具体的構成については、特許第5988464号の明細書及び図面を参照されたい。
この洗浄乾燥具286を用いた洗浄操作は、次のように行われる。簡易流し台本体204のシンク206上に洗浄乾燥具286を置き噴射体286を持ち上げると、カバー体294が持ち上がり、食器類278などを洗浄台292に載置して噴射体286を下ろしてカバー体294と洗浄台292で閉鎖空間312を形成する。そして、このような状態にて水を噴射しながら噴射体286を偏心して回転させ食器類278の全面を効率よく洗浄し、洗浄水の飛散を防止し無駄な放出は無く節水して敏速に食器類278の1面の洗浄を行う。その後、作業者が噴射体286を持ち上げて食器類278を裏返して洗浄台292に載置して噴射体286を下ろし、同様な動作を行って噴射洗浄を行い、このようにして1個の食器類278に対する仕上げ洗浄が終了する。これを作業者が食器類278の個数分繰り返して行い全ての食器類278の仕上げ洗浄を行う。
この仕上げ洗浄のときには、一方の手は噴射体286の操作を行い、他方の手は、食器類286のハンドリングを行う、即ち食器類286の投入、裏返し、取り出しを行う。具体的には、システムキッチンの調理作業台220に載置された薄型トレー282に収納された食器類278の取り出し、洗浄台292への投入、また洗浄台292からの取り出し、第1下収納ラック2Cに載置された薄型トレー280への移動、この薄型トレー280への収容を行う。
この噴射体286は、ストップ弁付き迅速継手314を介して可撓ホース290に接続可能に構成されている。このストップ弁付き迅速継手314に、シャワー付き浄水器ユニット316及びニップル接手318が着脱自在に取り付けられる。このように構成されているので、この可撓ホース290に取り付けられたストップ付き迅速継手314に、噴射体286に代えて、浄水器接続管320を有するシャワー付き浄水器ユニット316がニップル継手318を介して着脱自在に接続される。
このニップル継手318には、図示していないが、吊り具を設けて鎖で吊して保持し、シャワー付き浄水器ユニット316のニップル継手318を可撓ホース290のストップ弁付き迅速継手314に接続される。このような接続状態においては、水栓300からの水(お湯)が可撓ホース290を通してシャワー付き浄水器ユニット316に供給され、シャワー付き浄水器ユニット316からの浄水をにより供給したり、又は切り替えてシャワー水により調理器具類や食材などの洗浄を行うことができる。
最近の水栓300ではシャワー具を引き出して使用する水栓が主流であるが、吊るして可動できるシャワー付き浄水器ユニット316の方が、重力がかからず引き出しにも殆ど力がいらず可動も容易であり、老人や障害者には圧倒的に便利であり、更に工事も不要で安価に提供することできる。通常のシンク206に設置された状態では、このシャワー付き浄水器ユニット316を吊り下げた状態となって、洗浄物の量が多い場合は、簡易流し台本体204の調理作業台220や第1下収納ラック2Cに載置された薄型トレー280,282を使用して洗浄が行なえて便利である。このシャワー付き浄水器ユニット316及びこれに関連する具体的構成についても、特許第5988464号の明細書及び図面を参照されたい。
図23及び図24は、システムキッチンを対面式キッチンに適用した例を示している。図23及び図24において、対面式キッチンでは、キッチンにはキッチン空間320を仕切るための仕切り壁322が設けられ、この仕切り壁322に近接するようにシステムキッチンが設置される。このシステムキッチンは、シンク206を備えた流し台本体204と、この流し台本体204のサイドに設置されたサイド収納ラック2Bと、流し台本体204の下収納空間に収納される第1下収納ラック2C及び第2下収納ラック2Dとを備え、これらが仕切り壁322に沿って設置される。第1収納ラックの上載置棚の奥側に吊り具を設け洗浄乾燥具286を収納できる、図11の後支持プレート226は150mm程度のスペースがある。この場所に各種洗剤や薬剤を容器に入れて収納する事もできる。
以上、本発明に従う収納ラック及びこれを用いたシステムキッチンについて説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
2,2B,2C,2D 収納ラック
4,4B,4C,4D ラック本体
6 台車体
8,8B,8C,8D 上載置棚部
10,10B,10C,10D 下載置棚部
14a,14b,14c,14d 連結支持ポール
16 枠体
18 第1接続部材
20 第上接続部材
26a,26b,26c,26d 連結部
32 保持部材
66 台車本体
68 キャスタ手段
76 車輪
202 流し台
204 簡易流し台本体
206 シンク
228 下収納空間
272 洗浄乾燥具
286 噴射体
292 洗浄台
294 カバー体























Claims (4)

  1. 食器類を洗浄するためのシンク及び調理作業を行うための調理作業台を備えた簡易流し台本体と、下記(A)又は(B)に記載の二つの収納ラックとを備えており、
    (A)収納物を収納するためのラック本体と、前記ラック本体を移動させるための台車体とを備えており、
    前記ラック本体は、前記台車体に載置される下載置棚部と、前記下載置棚部の上側に配設された上載置棚部と、前記上載置棚部を前記下載置棚部に連結支持するための複数本の連結支持ポールとを備えており、
    前記上載置棚部は、矩形状の枠体と、前記枠体に所定方向に間隔をおいて設けられた複数の第1接続部材と、前記枠体に前記所定方向に対して垂直な方向に間隔をおいて設けられた複数の第2接続部材を備え、前記枠体の4角部には、上方に向けて内径が漸減する連結孔を有する連結部が設けられ、隣接する連結部間には、上下方向に間隔をおいて配設された一対の連結線材が溶接固定され、前記一対の連結線材間には波形に形成された補強線材が溶接固定されており、
    前記下載置棚部は、前記上載置棚部と同一の構成であり、前記上載置棚部を上下逆にして配置され、複数の連結支持ポールの上端部は、保持部材を介して前記上載置棚部の前記枠体の対応する前記連結部の前記連結孔に挿入され、前記複数の連結支持ポールの下端部は、上下逆にして配設された前記保持部材を介して前記下載置棚部の前記枠体の対応する前記連結部の前記連結孔に挿入固定され、
    また、前記台車体は、前記ラック本体を支持するための台車本体と、前記台車本体の底面に取り付けられた複数のキャスタ手段とを有し、前記複数のキャスタ手段の車輪は前記台車本体から外側に突出することなく旋回自在であり、
    前記ラック本体の前記下載置棚部が前記台車体の前記台車本体に載置され、前記ラック本体の前記下載置棚部の前記四隅にある連結部が台車体の四隅の切り欠きに嵌まる収納ラック;
    (B) 前記(A)に記載の前記ラック本体の前面に更にカバー部材が取り付けられ、前記カバー部材は前記上載置棚部及び前記下載置棚部の間にわたって配設されている収納ラック;

    前記簡易流し台本体の四角部には脚部が設けられ、前記簡易流し台本体の前面を除く3側面に支持プレートが配設され、前記支持プレートは前記脚部に取り付けられ、前記脚部及び支持プレートにより、前記簡易流し台本体の下部に前面が開放された下収納空間が設けられ、前記簡易流し台本体の前記シンクからの排水管は、前記簡易流し台本体の前記下収納空間を通して下方に延びており、
    前記収納ラックの一つは、前記簡易流し台本体のサイドに移動自在に配置されてサイド収納ラックとして機能し、前記サイド収納ラックの複数の第1接続部材及び/又は複数の第2接続部材には、大型調理器具類を吊り下げるための、ワイヤ状部材を略W字状に曲げて形成され、その中央部に第2接続部材及び/又は第1接続部材に吊下げるための受け凹部が形成された第1吊下げ具又はワイヤ状部材を略S字状に形成され、その一端部に第2接続部材及び/又は第1接続部材に吊下げるための受け凹部が設けられ、その他端部に吊下げ部が設けられた第2吊り下げ具が着脱自在に装着され、
    前記収納ラックの他の一つは、前記簡易流し台本体の前記下収容空間における前記排水管の存在しない側に移動自在に収容される第1下収納ラックとして機能し、前記第1下収納ラックの上載置棚部の枠体には、複数の第1接続部材及び複数の第2接続部材の一部を切断し開口部が設けられるとともに、複数の第1接続部材及び/又は複数の第2接続部材には、小型調理器具類を吊り下げるための前記第1吊り下げ具又は第2吊下げ具が着脱自在に装着され、
    前記第1下収納ラックを前記簡易流し台本体の前記下収納空間から引き出すと、前記開口部が外部に露呈し、前記開口部を通して前記小型調理器具類が前記第1吊り下げ具又は第2吊下げ具に取付け、取外しできることを特徴とするシステムキッチン。
  2. 前記サイド収納ラック及び前記第1下収納ラックに加えて、請求項1に記載の(A)又は(B)のいずれかの三つ目の収納ラックを更に備え、前記三つ目の収納ラックは、前記簡易流し台本体の前記下収容空間における前記排水管の前側に移動自在に収容される第2下収納ラックとして機能し、前記第2下収納ラックの下載置棚部及び/又は上載置棚部には収容トレーが載置され、前記収容トレーの内部底部に配列用網部材が配設され、前記サイド収納ラック及び前記第1下収納ラックの前記上載置棚部に吊り下げることができない調理器具が載置収容されることを特徴とする請求項1に記載のシステムキッチン。
  3. 前記第1下収納ラックは、食器類等の洗浄を行う際の洗剤洗浄工程、仕上げ洗浄工程又は乾燥工程において前記簡易流し台本体の前記下収納空間から引き出し、又は引き出した後に更に回転させて作業効率の良い位置に配置され、この配置状態において、前記上載置棚に1個又は複数個の薄型トレーが載置され、更に、前記簡易流し台本体の前記調理作業台にも前記薄型トレーが1個又は複数個載置され、前記洗剤洗浄工程、前記仕上げ洗浄工程又は乾燥工程において食器類を前記薄型トレーに分類して収納され、前記第1下収納ラックは、最終工程を終えた前記食器類を所定の収納載置棚に搬送させるための搬送ラックとして機能すること特徴とする請求項1又は2に記載のシステムキッチン。
  4. 前記簡易流し台本体又はこれの近接壁に水栓が付設され、前記水栓に食器類を噴射洗浄するための洗浄乾燥具が着脱自在に接続され、前記洗浄乾燥具は、前記水栓に接続される水供給する可撓ホースと、前記可撓ホースに取り付けられた噴射体と、前記食器類を載置するための洗浄台と、前記噴射体のノズル部と前記食器類及び前記洗浄台の一部を覆うためのカバー体とを含む洗浄乾燥具と、更に前記可撓ホースに設けているストップ弁付き迅速接手を介してシャワー付き浄水器ユニットと交換し使用できる洗浄乾燥具を備えていることを特徴とする請求項3に記載のシステムキッチン。
JP2017187029A 2017-09-27 2017-09-27 収納ラック及びこれを備えたシステムキッチン Active JP6327771B1 (ja)

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