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JP6325930B2 - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

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JP6325930B2
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Description

本発明はガスタービン燃焼器に関する。
複数の燃焼器を備えるガスタービンでは、一般的に、燃焼器がタービンロータの周方向に沿って環状に配置され、隣接する燃焼器間が火炎伝播管で空間的に接続されている。この種のガスタービン燃焼器では、点火栓が設けられた燃焼器が最初に点火され、隣接する未点火の燃焼器との間に生じる圧力差により、点火した燃焼器から未点火の燃焼器に対し燃焼ガスを流入させて未点火の燃焼器を順次点火させていく。
上述の点火方法を用いた燃焼器では、NOx排出量を低減するため、予混合燃焼方式のものを採用する場合が増加している。予混合燃焼方式の燃焼器の点火性能を向上させる手段として、燃焼器の中央に拡散燃焼バーナを配置し、拡散バーナの周囲に複数の予混合燃焼バーナを配置して、燃焼器間を接続する火炎伝播管を予混合燃焼バーナの間に配置するものがある(特許文献1等を参照)。
特開2009−52795号公報
近年、地球温暖化対策として燃料選択肢の自由度の拡大が求められている。また、NOx排出量の更なる低減も求められている。そのため、気体燃料及び液体燃料の何れにも対応可能で、且つ、NOx排出量を低減することができる燃焼器として、気体燃料と液体燃料とを同一の燃焼器内へ導き、これらを切り替えて燃焼させるもの(デュアル燃料焚き低NOx燃焼器)が提唱されている。
この種の燃焼器では、一般的に、燃料濃度を高めて点火時のエネルギーを増加させることにより、燃焼器の点火性能や火炎伝播性能を向上させている。しかしながら、燃料濃度を高めて点火時のエネルギーを増加させると、タービンの翼部に加わる熱衝撃が大きくなり翼部の寿命を縮めてしまう可能性がある。また、気体燃料と液体燃料の点火特性(点火可能な燃料と空気の濃度比等)が異なる可能性があるが、何れの燃料を用いても良好な点火性能を確保する必要がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、気体燃料及び液体燃料の何れの燃料を用いても低い燃料濃度で点火、火炎伝播が可能な信頼性の高い燃焼器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の燃焼器は、タービンのケーシングの外周部に環状に複数配置され、燃料と空気を燃焼して燃焼ガスを生成する燃焼室と、前記燃焼室の上流側に設けられた拡散燃焼バーナと、前記拡散燃焼バーナに液体流体を供給する液体燃料系統と、前記拡散燃焼バーナの周囲に設けられた複数の予混合燃焼バーナと、前記ケーシングの周方向両側に隣接する燃焼器の燃焼室を連通する複数の火炎伝播管と、前記火炎伝播管の中心軸線上に設けた前記予混合燃焼バーナに気体燃料を供給する気体燃料系統とを備え、前記ケーシングの周方向一方側に隣接する燃焼器に接続する火炎伝播管は、前記燃焼室から見てその中心軸線が前記予混合燃焼バーナ上を通るように配置され、他方側に隣接する燃焼器に接続する火炎伝播管は、前記燃焼室から見てその中心軸線が隣り合う2つの前記予混合燃焼バーナの間を通るように配置されており、気体燃料を用いて点火する際には、前記気体燃料系統により前記気体燃料を供給し、液体燃料を用いて点火する際には、前記液体燃料系統により前記液体燃料を供給する。
本発明によれば、気体燃料及び液体燃料の何れの燃料を用いても低い燃料濃度で点火、火炎伝播が可能な信頼性の高い燃焼器を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る燃焼器を燃焼室側から見た図である。 本発明の第1実施形態に係る燃焼器を適用したガスタービンプラントの一構成例を表す図である。 本発明の第1実施形態に係る燃焼器を上流側から見た図である。 気体燃料を用いて点火する際の動作を説明する図である。 液体燃料を用いて点火する際の動作を説明する図である。 図2のVI−VI線による矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃焼器を燃焼室側から見た図である。
<第1実施形態>
(構成)
1.ガスタービンプラント
図2は、本実施形態に係るガスタービン燃焼器(以下、燃焼器)を適用したガスタービンプラントの一構成例を表す図、図3は本実施形態に係る燃焼器を上流側から見た図である。図2に示すように、ガスタービンプラント300は、圧縮機1、タービン2、燃焼器3a,3b,・・・及び発電機4を備えている。なお、図3に示すように、本実施形態では、10個の燃焼器3a,3b,・・・がタービン2のケーシングの外周部に環状に配置されているが、図2には燃焼器3a,3bのみを示している。
圧縮機1は、吸気部(不図示)を介して吸い込まれた空気を圧縮して高圧の圧縮空気5を生成し、燃焼器3a,3b・・・に供給する。燃焼器3a,3bは、圧縮機1から供給された圧縮空気5と燃料系統100,101,102,103,104(後述する)から供給される燃料とを混合して燃焼し、高温の燃焼ガス12を生成してタービン2に供給する。タービン2は、燃焼器3a,3b・・・から供給された燃焼ガス12が膨張することにより駆動する。発電機4はタービン2で得られた駆動力により回転し、電力を発生する。本実施形態では、圧縮機1、タービン2及び発電機4は軸23により相互に連結されている。
2.燃焼器
本実施形態では、10個の燃焼器3a,3b,・・・は同様の構造であるため、以下では燃焼器3aについて説明する。
燃焼器3aは、外筒7、エンドカバー8、内筒9、トランジションピース11、バーナ25及び火炎伝播管20b,20c(図1,3を参照)を備えている。内筒9はバーナ25の燃焼ガス12の流れ方向下流側に設けられている。内筒9は円筒状に形成され、圧縮機1から供給される圧縮空気5と燃焼器3aで生成される燃焼ガス12とを隔てている。内筒9の外周側に外筒7が設けられている。筒7は円筒状に形成され、内筒9及びバーナ25等を収容している。外筒7と内筒9との間に形成される環状の空間は圧縮機1から燃焼器3aに供給される圧縮空気5が流れる流路を構成している。バーナ25の燃焼ガス12の流れ方向上流側にエンドカバー8が設けられている。エンドカバー8は外筒7の一端を閉止している。内筒9の内側には燃焼室10が形成されている。燃焼室10では、圧縮機1から供給された圧縮空気5と燃料系統100〜103から供給された燃料との混合気が燃焼され、燃焼ガス12が生成される。トランジションピース11は燃焼室10で発生した燃焼ガス12をタービン2に導く機能を有する。トランジションピース11の一端には内筒9の燃焼ガス12の流れ方向下流側が挿し込まれ、他端には燃焼器3aとタービン2とを接続する管路が接続している。
3.バーナ
図1は本実施形態に係る燃焼器3a,3b・・・を燃焼室側から見た図である。図1に示すように、バーナ25は、燃焼室10の上流側に内筒9の中心軸と同軸に配置された拡散燃焼バーナ14と、拡散燃焼バーナ14の周囲に複数(本実施形態では6個)配置された予混合燃焼バーナ15とを備えている。以下の説明では、点火栓18(後述する)が配置された予混合燃焼バーナ(図1では拡散燃焼バーナ14の上側に図示された予混合燃焼バーナ)から時計回りに、予混合燃焼バーナ15u,15v,15w,15x,15y,15zとする。
一般的に、拡散燃焼バーナと予混合燃焼バーナとを備えた燃焼器では、幅広い運転条件に対応するため、複数の燃料系統を設け、燃焼させるバーナの本数を運転負荷に応じて制御している。図2に示すように、本実施形態では、気体燃料系統として、拡散燃焼バーナ14に拡散系統100を接続し、6個の予混合燃焼バーナ15u〜15zのうち予混合燃焼バーナ15u,15w,15yに予混合系統101を接続し、予混合燃焼バーナ15v,15x,15zに予混合系統102を接続している(図2では、予混合燃焼バーナ15v,15w,15y,15zは不図示)。また、液体燃料系統として、拡散燃焼バーナ14に拡散系統103を接続し、6個の予混合燃焼バーナ15に予混合系統104を接続している。気体燃料系統としての拡散系統100及び予混合系統101,102は燃料タンクや気化器などを備える気体燃料供給設備105に接続し、それぞれ対応するバーナに気体燃料を供給する。液体燃料系統としての拡散系統103及び予混合系統104は燃料タンクや昇圧装置などを備える液体燃料供給設備106と接続し、それぞれ対応するバーナに液体燃料を供給する。
拡散系統100には拡散燃焼バーナ14に供給する気体燃料の流量を調整する気体燃料流量調節弁108が設けられ、予混合系統101,102には予混合燃焼バーナ15u〜15zに供給する気体燃料の流量を調整する気体燃料流量調節弁107,109が設けられている。
拡散系統103には拡散燃焼バーナ14に液体燃料を供給する液体燃料の流量を調整する液体燃料流量調節弁110が設けられ、予混合系統104には予混合燃焼バーナ15u〜15zに供給する液体燃料の流量を調整する液体燃料流量調節弁111が設けられている。
図1に示すように、燃焼器3aは1つの点火栓18を備えている。点火栓18を配置する位置は限定されないが、本実施形態では、点火栓18を、燃焼室10から見てその先端が予混合燃焼バーナ15uの出口付近に位置するように配置している。なお、図1では燃焼器3aのみが1つの点火栓18を備える場合を例示しているが、図3に示すように、10個の燃焼器3a,3b・・・のうち2個の燃焼器にそれぞれ点火栓18を設けても良い。また、10個の燃焼器3a,3b・・・のうち1個の燃焼器に2つの点火栓18を設けても良い。
4.火炎伝播管
図3に示すように、火炎伝播管20bは燃焼器3aと燃焼器3bとを接続し、火炎伝播管20cは燃焼器3aと燃焼器3cとを接続している。燃焼器3a,3b・・・のうち隣り合う燃焼器の燃焼室は共用の火炎伝播管20により相互に空間的に連通している。以下、火炎伝播管20b,20cについて説明する。
図6は、図2のVI−VI線による矢視断面図である。図6では点火栓18の図示を省略している。図6に示すように、燃焼器3aに対しタービン2のケーシングの周方向一方側に隣接する燃焼器3bの燃焼室に連通する火炎伝播管20bは、燃焼室10から見てその中心軸線の延長線が、火炎伝播管20bの入口側に配置された予混合燃焼バーナ15w上を通る(予混合燃焼バーナ15w(好ましくはその燃焼室)に重なる)ように配置されている。燃焼器3aに対しタービン2のケーシングの周方向他方側に隣接する燃焼器3cの燃焼室に連通する火炎伝播管20cは、燃焼室10から見てその中心軸線の延長線が、火炎伝播管20cの入口側に配置された隣り合う2つの予混合燃焼バーナ15y,15z間を通るように配置されている。
火炎伝播管20b,20cと予混合燃焼バーナ15u〜15zの配置関係について詳しく説明する。図6において、燃焼器3aの軸中心Aと予混合燃焼バーナ15wの軸中心Bとを通る直線を直線L0、燃焼器3aの軸中心Aを通り、予混合燃焼バーナ15wの内壁面に接する2本の直線をそれぞれ直線L1,L2とする。このとき、火炎伝播管20bは、その中心軸線が直線L1と重なる位置から直線L2と重なる位置の範囲内にあるように配置される。本実施形態では、火炎伝播管20bの中心軸線と直線L0とのなす角度αが0度となる位置、すなわち火炎伝播管20bの中心軸線と直線L0とが一致する位置を基準(α=0度)として、角度αの範囲は例えば±15度である。
一方、予混合燃焼バーナ15yの軸中心Fと予混合燃焼バーナ15zの軸中心Gとを結ぶ線分を線分L3、燃焼器3aの軸中心Aと線分L3の中点Eとを通る直線を直線L4、燃焼器3aの軸中心Aを通り、予混合燃焼バーナ15y,15zの外壁面に接する2本の直線をそれぞれ直線L5,L6とする。このとき、火炎伝播管20cは、その中心軸線が直線L5と重なる位置から直線L6と重なる位置の範囲内にあるように配置される。本実施形態では、火炎伝播管20cの中心軸線と直線L4とのなす角度βが0度となる位置、すなわち火炎伝播管20cの中心軸線と直線L4とが一致する位置を基準(β=0度)として、角度βの範囲は例えば±15度である。
(動作)
本実施形態に係る燃焼器の点火動作について、図4乃至図5を参照して説明する。図4は気体燃料を用いて点火する際の動作を説明する図、図5は液体燃料を用いて点火する際の動作を説明する図である。
・気体燃料を用いて点火する場合
図4に示すように、本実施形態では、点火の際には燃焼器3aの拡散燃焼バーナ14と、6個の予混合燃焼バーナ15u〜15zのうち火炎伝播管20bの入口に対応して配置された予混合燃焼バーナ15wを含む3個の予混合燃焼バーナ15u,15w,15yとに気体燃料を供給する。この状態で燃焼器3aに設けられた点火栓18をスパークさせると、拡散燃焼バーナ14及び3個の予混合燃焼バーナ15u,15w,15yの出口付近で火炎21,22が形成されて燃焼ガス12が発生し(図2を参照)、燃焼器3aが点火する。燃焼器3aが点火すると、燃焼器3aと未点火状態の燃焼器3b,3cとの間に圧力差が生じる。このとき、予混合燃焼バーナ15wは火炎伝播管20bに対して他のバーナよりも近く配置されていて(予混合燃焼バーナ15wと火炎伝播管20bの間に他のバーナは存在せず)、加えて火炎伝播管20bは燃焼室10から見てその中心軸線の延長線が予混合燃焼バーナ15w上を通るように配置されている。そのため、予混合燃焼バーナ15wの出口付近で形成された火炎22は燃焼器3bに向かって火炎伝播管20bを伝播し、火炎22により発生した燃焼ガス200が燃焼器3bに向かって流れ易い。燃焼ガス200が火炎伝播管20bに流入すると、その熱エネルギーにより燃焼器3bの予混合燃焼バーナ及び拡散燃焼バーナから噴出する混合気が燃焼して火炎が形成され、燃焼器3bが点火する。以降、同様の動作により、未点火の燃焼器が順次点火し、全ての燃焼器が点火する。
・液体燃料を用いて点火する場合
図5に示すように、本実施形態では、点火の際には拡散燃焼バーナ14にのみ液体燃料を供給する。液体燃料を用いて点火する場合も、気体燃料と同様に、予混合燃焼バーナにも分散して燃料を供給することが望ましいが、液体燃料は複数の燃料ノズルに分散させると燃料の供給圧力が低下して液体燃料の微粒化特性が悪化し点火性能を損なう可能性があるため、本実施形態では拡散燃焼バーナ14にのみ液体燃料を供給している。この状態で燃焼器3aに設けられた点火栓18をスパークさせると、拡散燃焼バーナ14の出口付近で火炎21が形成されて燃焼ガス12が発生し(図2を参照)、燃焼器3aが点火する。燃焼器3aが点火すると、燃焼器3aと未点火状態の燃焼器3b,3cとの間に圧力差が生じる。このとき、予混合燃焼バーナ15u〜15zからは空気が噴出しているが、火炎伝播管20cは燃焼室10から見てその中心軸線の延長線が火炎伝播管20cの入口側に配置された隣り合う2つの予混合燃焼バーナ15y,15z間を通るように配置されていて、火炎伝播管20cの中心軸線上において拡散燃焼バーナ14と火炎伝播管20cの間に他のバーナは存在しない。そのため、拡散燃焼バーナ14の出口付近で形成された火炎21は燃焼器3cに向かって火炎伝播管20cを伝播し、火炎21により生じた燃焼ガス200が燃焼器3cに向かって流れ易い。燃焼ガス200が火炎伝播管20cに流入すると、その熱エネルギーにより燃焼器3cの拡散燃焼バーナ14cから噴出する混合気が燃焼して火炎が形成され、燃焼器3cが点火する。以降、同様の動作により、未点火の燃焼器が順次点火し、全ての燃焼器が点火する。
なお、燃焼器3cは火炎伝播管20cの出口付近に予混合燃焼バーナ15tが配置されているため、予混合燃焼バーナ15tから噴出する空気により拡散燃焼バーナ14cから噴出する混合気への燃焼ガス200の点火が阻害されることが懸念される。しかしながら、混合気を形成する液体燃料は空気よりも比重が大きく、液体燃料の液滴が有する運動エネルギーは空気に比べて十分に大きいため、拡散燃焼バーナ14cから供給される液体燃料は火炎伝播管20cの出口付近まで到達することができ、気体燃料を用いた場合に比べて点火性能が低下することはない。
(効果)
(1)点火特性の向上
本実施形態の燃焼器3aは、隣接する燃焼器3bに接続し、燃焼室10から見てその中心軸線が燃焼器3aの予混合燃焼バーナ15w上を通るように配置された火炎伝播管20bを備えている。そのため、例えば気体燃料を用いる場合、前述したように予混合燃焼バーナ15wに燃料を供給することにより、予混合燃焼バーナ15wの出口付近で形成される火炎22を燃焼器3bに容易に伝播させ、燃焼ガス200の燃焼器3bへの流入を促進することができる。さらに、燃焼器3bでは火炎伝播管20bの出口付近に混合気を噴出させることができるため、火炎伝播管20bを介して燃焼器3bに流入した燃焼ガス200により燃焼器3bを容易に点火することができる。したがって、燃焼器の点火性能を向上させることができる。
また、本実施形態の燃焼器3aは、隣接する燃焼器3cに接続し、燃焼室10から見てその中心軸線が燃焼器3aの隣り合う2つの予混合燃焼バーナ15y,15z間を通るように配置された火炎伝播管20cを備えている。そのため、例えば液体燃料を用いる場合、前述したように拡散燃焼バーナ14にのみ燃料を供給することにより、拡散燃焼バーナ14の出口付近で発生する火炎21を燃焼器3cに容易に伝播させ、燃焼ガス200の燃焼器3cへの流入を促進することができる。
以上より、本実施形態に係る燃焼器3a,3b・・・は、気体燃料若しくは液体燃料の何れかを用いた場合又は気体燃料及び液体燃料の両方を用いた場合でも点火性能が向上し、低い燃料濃度で点火、火炎伝播が可能な信頼性の高いものとなる。また、点火性能の向上により燃料濃度を低くすることができるため、タービンの翼部に加わる熱衝撃を抑制し、翼部の寿命を確保することができる。
(2)設計自由度の確保
本実施形態の燃焼器3aでは、必ずしも、火炎伝播管20bをその中心軸線が直線L0と重なるように配置し、火炎伝播管20cをその中心軸線が線分L3の中点を通るように配置する必要はなく、火炎伝播管20bをその中心軸線が直線L1と重なる位置から直線L2と重なる位置の範囲内にあるように配置し、火炎伝播管20cをその中心軸線が直線L5と重なる位置から直線L6と重なる位置の範囲内にあるように配置すればよい。火炎伝播管20b,20cをこのように配置しても、気体燃料若しくは液体燃料の何れかを用いた場合又は気体燃料及び液体燃料の両方を用いた場合において燃焼器3b,3cへ燃焼ガスを効果的に流入させることができる。そのため、例えば、燃焼器の個数や予混合燃焼バーナの個数の変化に対して柔軟性があり、十分な設計自由度を確保することができる。
<第2の実施形態>
図7は、本実施形態に係る燃焼器を燃焼室側から見た図である。図7に示すように、本実施形態では、燃焼器3aに点火栓(第1の点火栓)18aを設置し、燃焼器3bに点火栓(第2の点火栓)18bを設置している。
点火栓18aは燃焼室10から見てその先端19aが予混合燃焼バーナ15u上に位置するように配置されている。点火栓18bは燃焼室10から見てその先端19bが予混合燃焼バーナ15rと予混合燃焼バーナ15sとの間に位置するように配置されている。他の構成は第1実施形態と同様である。
気体燃料を用いて点火する場合、第1実施形態と同様に、燃焼器3aの拡散燃焼バーナ14及び3個の予混合燃焼バーナ15u,15w,15yに気体燃料が供給される。本実施形態では、燃焼室10から見て点火栓18aの先端19aが予混合燃焼バーナ15u上に配置されているため、点火栓18aをスパークさせると燃焼器3aが円滑に点火する。燃焼器3aが点火した後は第1実施形態と同様の動作で全ての燃焼器が点火する。
液体燃料を用いて点火する場合、第1実施形態と同様に、燃焼器3bの拡散燃焼バーナ14に液体燃料が供給される。本実施形態では、燃焼室10から見て点火栓18bの先端19bが予混合燃焼バーナ15rと予混合燃焼バーナ15sとの間に配置されているため、拡散燃焼バーナ14から噴出する混合気が予混合燃焼バーナ15rと予混合燃焼バーナ15sから噴出する空気流の間を通って点火栓18bの先端19bに到達し、点火栓18bをスパークさせると燃焼器3bが円滑に点火する。燃焼器3bが点火した後は第1実施形態と同様の動作で全ての燃焼器が点火する。
上記構成により、本実施形態でも燃焼器3a,3b・・・は火炎伝播管20を備えているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。加えて、本実施形態では次の効果が得られる。
本実施形態では、燃焼器3aに設けた点火栓18aを燃焼室10から見てその先端19aが予混合燃焼バーナ15u上に位置するように配置し、燃焼器3bに設けた点火栓18bを燃焼室10から見てその先端19bが予混合燃焼バーナ15rと予混合燃焼バーナ15sとの間に位置するように配置している。そのため、例えば、前述したように予混合燃焼バーナ15wに気体燃料を供給した場合には点火栓18aで点火することにより点火性能をより向上させることができ、拡散燃焼バーナ14に液体燃料を供給した場合には点火栓18bで点火することにより点火性能をより向上させることができる。したがって、気体燃料若しくは液体燃料の何れかを用いた場合又は気体燃料及び液体燃料の両方を用いた場合であっても点火性能をより向上させることができ、信頼性の高いものとなる。
<その他>
本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除及び置換をすることも可能である。
各実施形態において、拡散燃焼バーナ14の周囲に6個の予混合燃焼バーナ15を配置した場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明の本質的効果は、気体燃料及び液体燃料の何れの燃料を用いても低い燃料濃度で点火、火炎伝播が可能な信頼性の高い燃焼器を提供することであり、この本質的効果を得る限りにおいては、予混合燃焼バーナ15の個数は限定されない。例えば、拡散燃焼バーナ14の周囲に6個以上の予混合燃焼バーナ15を配置してもよい。
また、各実施形態において、タービン2のケーシングの外周部に10個の燃焼器3a,3b,・・・を環状に配置した場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明の上記本質的効果を得る限りにおいては、燃焼器の個数は限定されない。例えば、タービン2のケーシングの外周部に10個以上の燃焼器を配置してもよい。
2 タービン
3a,3b,3c 燃焼器
12 燃焼ガス
10 燃焼室
14 拡散燃焼バーナ
15 予混合燃焼バーナ
20 火炎伝播管

Claims (4)

  1. タービンのケーシングの外周部に環状に複数配置された燃焼器であって、
    燃料と空気を燃焼して燃焼ガスを生成する燃焼室と、
    前記燃焼室の上流側に設けられた拡散燃焼バーナと、
    前記拡散燃焼バーナに液体流体を供給する液体燃料系統と、
    前記拡散燃焼バーナの周囲に設けられた複数の予混合燃焼バーナと、
    前記ケーシングの周方向両側に隣接する燃焼器の燃焼室を連通する複数の火炎伝播管と
    前記火炎伝播管の中心軸線上に設けた前記予混合燃焼バーナに気体燃料を供給する気体燃料系統とを備え、
    前記ケーシングの周方向一方側に隣接する燃焼器に接続する火炎伝播管は、前記燃焼室から見てその中心軸線が前記予混合燃焼バーナ上を通るように配置され、他方側に隣接する燃焼器に接続する火炎伝播管は、前記燃焼室から見てその中心軸線が隣り合う2つの前記予混合燃焼バーナの間を通るように配置されており、
    気体燃料を用いて点火する際には、前記気体燃料系統により前記気体燃料を供給し、液体燃料を用いて点火する際には、前記液体燃料系統により前記液体燃料を供給することを特徴とする燃焼器。
  2. 請求項に記載の燃焼器において、
    前記燃焼室から見てその先端が前記予混合燃焼バーナ上に位置するように配置された第1の点火栓と、
    前記燃焼室から見てその先端が前記予混合燃焼バーナ間に位置するように配置された第2の点火栓とを備えることを特徴とする燃焼器。
  3. 請求項に記載の燃焼器において、
    前記予混合燃焼バーナは前記拡散燃焼バーナの外周に6個配置されていることを特徴とする燃焼器。
  4. 請求項1に記載の燃焼器と、
    前記燃焼器に圧縮空気を供給する圧縮機と、
    前記燃焼器から供給される燃焼ガスで駆動するタービンとを備えたことを特徴とするガスタービンプラント。
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