Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP6396745B2 - ソレノイドポンプ - Google Patents

ソレノイドポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP6396745B2
JP6396745B2 JP2014202587A JP2014202587A JP6396745B2 JP 6396745 B2 JP6396745 B2 JP 6396745B2 JP 2014202587 A JP2014202587 A JP 2014202587A JP 2014202587 A JP2014202587 A JP 2014202587A JP 6396745 B2 JP6396745 B2 JP 6396745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
piston
solenoid pump
pressure chamber
solenoid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014202587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016070240A (ja
Inventor
拓洋 下野
拓洋 下野
孝明 駒場
孝明 駒場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP2014202587A priority Critical patent/JP6396745B2/ja
Publication of JP2016070240A publication Critical patent/JP2016070240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6396745B2 publication Critical patent/JP6396745B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

本発明は、ポンプハウジング内で可動コアの移動に応じて摺動するピストンを備えたソレノイドポンプに関する。
例えば四輪自動車や自動二輪車等には、液圧式ブレーキを備えたものがあり、この液圧式ブレーキの制動を最適にするブレーキ液圧制御装置が実用に供されている。ブレーキ液圧制御装置は、ブレーキの作動液を増圧させるポンプを有する。このようなポンプには、ソレノイドでポンプハウジング内のピストンを摺動させ、圧力室の容積を増減させるソレノイドポンプが知られている(例えば、特許文献1(図2)参照。)。
図4に示されるように、特許文献1のソレノイドポンプ200は、ポンプハウジング(固定コア)201と、このポンプハウジング201に対して移動可能に設けられた可動コア202と、この可動コア202を電磁力で固定コア側に移動させる電磁コイル203と、ポンプハウジング201に形成された圧力室204に対する作動液の流入流出を制御する吸入弁205及び吐出弁206と、圧力室204の容積を増減させるピストン207とを備える。
ソレノイドポンプ200では、Oリング208が、貫通孔209に形成された段部211内に、リング部材212を用いて保持される。このOリング208を境にして、一端側がブレーキ液の存在する領域(圧力室204)、他端側が大気に連通する領域になっている。
特許文献1の技術では、Oリング208が保持される段部211の他に、リング部材212が保持される(当接する)段部213も形成されている。これら複数の段部211、213が形成されることで、可動コア202側の貫通孔209の径が大きくなるため、ポンプハウジング(固定コア)201の周壁の厚さが薄くなり、ポンプハウジング201の断面積が小さくなっている。電磁コイル203が励磁されたとき、ポンプハウジング201の周壁は、矢印のように電磁回路を構成するが、ポンプハウジング201の周壁の厚さが薄くなると、磁気損失が大きくなってしまう。この対策として、ポンプハウジング(固定コア)201の周壁の厚みを確保しようとすると、ポンプハウジング201が大きくなり、結果としてソレノイドポンプ200が大型化を招く。
特開2013−53632号公報
本発明は、ポンプハウジングとピストンとの間をシールするとともに、磁気損失の低減を図りつつ、ソレノイドポンプの小型化を図ることを課題とする。
請求項1に係る発明では、固定コアと、この固定コアに対して移動可能に設けられた可動コアと、この可動コアを前記固定コア側に移動させるコイルと、円筒状のポンプハウジングと、このポンプハウジング内に形成された圧力室と、この圧力室に対する作動液の流入流出を制御する吸入弁及び吐出弁と、前記ポンプハウジング内において前記可動コアの移動に応じて摺動するとともに、前記圧力室の容積を増減させるピストンと、このピストンを前記可動コア側に付勢する戻しばねとを備えたソレノイドポンプにおいて、前記ポンプハウジングは、前記ピストンが挿通される貫通孔を備えるとともに前記固定コアとなる第1部材と、前記吸入弁及び前記吐出弁が設けられる第2部材とから構成され、前記第2部材が配置される側を一端側とし前記可動コアが配置される側を他端側とし、前記第1部材の内周部に、前記戻しばねが配置されるとともに、前記コイルよりも一端側で且つ、前記第1部材と前記第2部材との間に形成されたスペースに、前記第2部材と前記ピストンとの間をシールするシール部材が配置され、前記圧力室は、前記吸入弁と前記吐出弁と前記ピストンと前記シール部材で、前記貫通孔が仕切られることで形成され、一端側に配置されることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、第2部材は、非磁性体で形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、第2部材の内周に、第1部材の一端側が圧入されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、ピストンの中間には、フランジ部が形成され、このフランジ部で戻しばねの一端を受けていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、吸入弁は、第2部材に形成された弁座部と、この弁座部に着座する弁体と、この弁体を着座する方向に付勢する弁ばねとで構成され、吸入弁は、ピストンと同軸上に配置されるとともに、ピストンの先端部で弁ばねの一端を受けていることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、吸入弁の外周側に、吐出弁が配置されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ポンプハウジングは、ピストンが挿通される貫通孔を備えるとともに固定コアとなる第1部材と、吸入弁及び吐出弁が設けられる第2部材とから構成され、第1部材の内周部に、戻しばねが配置される。コイルよりも一端側で且つ、第1部材と第2部材との間に形成されたスペースに、第2部材とピストンとの間をシールするシール部材が配置されるので、シール部材を保持する別途の部品が不要となる。このため、第1部材の内周部には、戻しばねのみを配置すればよいので、第1部材の貫通孔を極力小さくすることができる。結果、周壁の外径を維持した状態で、固定コアとなる第1部材の周壁の厚みを厚く確保することができ、ポンプハウジングの外径を大きくしなくとも、磁気損失を小さくすることができる。すなわち、ポンプハウジングとピストンとの間をシールするとともに、磁気損失の低減を図りつつ、ソレノイドポンプの小型化を図ることができる。
請求項2に係る発明では、第2部材は、非磁性体で形成されているので、安価な材料を採用することができ、部品の低コスト化を図ることができる。
請求項3に係る発明では、第2部材の内周に、第1部材の一端側が圧入されているので、締結部材を使用しなくても、第1部材と第2部材とを容易に嵌合することができる。
請求項4に係る発明では、ピストンの中間には、フランジ部が形成されているので、簡単な形状で戻しばねを受けることができる。
請求項5に係る発明では、吸入弁は、第2部材に形成された弁座部と、この弁座部に着座する弁体と、この弁体を着座する方向に付勢する弁ばねとで構成される。吸入弁は、ピストンと同軸上に配置されるとともに、ピストンの先端部で弁ばねの一端を受けているので、弁ばねを受けるための部品が不要になり、部品点数の削減を図ることができる。
請求項6に係る発明では、吸入弁の外周側に、吐出弁が配置されているので、ポンプハウジングの軸方向の寸法を短くすることができ、ソレノイドポンプの小型化を図ることができる。
本発明に係るソレノイドポンプを採用したブレーキ液圧制御装置の作動液圧回路図である。 本発明に係るソレノイドポンプの断面図である。 図2に示したソレノイドポンプの分解斜視図である。 従来技術に係るソレノイドポンプの断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例に係るソレノイドポンプが適用されたバーハンドル車両のブレーキ液圧制御装置10の作動液圧回路について説明する。
図1に示されるように、ブレーキ液圧制御装置10は、液圧式ブレーキを備えた自動二輪車、オールテレーンビークル(ATV)などのバーハンドルタイプの車両に好適に採用される。なお、本発明の実施例に係るソレノイドポンプは、四輪自動車のブレーキ液圧制御装置にも適用可能である。以下、自動二輪車の前輪用のブレーキ液圧制御装置10について説明する。ブレーキ液圧制御装置10は、前輪のブレーキ系統20を備え、前輪に設けられた車輪ブレーキ11に付与する制動力を制御装置12で制御することで、車輪ブレーキ11のアンチロックブレーキ制御を可能とするものである。
ブレーキ液圧制御装置10は、バーハンドル13に設けられたブレーキ操作子14と、このブレーキ操作子14の操作により作動するマスタシリンダ15と、このマスタシリンダ15に送る作動液を貯留するリザーバ16と、マスタシリンダ15からの液圧を車輪ブレーキ11に伝達するブレーキ系統20と、車輪ブレーキ11に付与する制動力を制御する制御装置12とを備える。
ブレーキ系統20は、ブレーキ操作子14の操作により車輪ブレーキ11を制動するものであり、マスタシリンダ15に通じる入口ポート21から出口ポート22までの主流路と、この主流路からリザーバ16に直接通じるサブポート23までの副流路を備えている。マスタシリンダ15と入口ポート21との間は第1配管24で接続され、出口ポート22と車輪ブレーキ11との間は第2配管25で接続され、サブポート23とリザーバ16との間は第3配管26で接続される。
マスタシリンダ15は、作動液(ブレーキ液)を貯留するリザーバ16が接続されたシリンダを有しており、シリンダ内にはブレーキ操作子14の操作によりシリンダの軸方向へ摺動して作動液を流出するピストンが設けられている。
ブレーキ系統20は、入口弁31と、出口弁32と、ソレノイドポンプ40とを備えている。入口弁31及び出口弁32は電磁弁であり、制御装置12により開閉が制御され、ソレノイドポンプ40も制御装置12により作動・停止が制御される。
また、入口ポート21から入口弁31までの流路(油路)を出力液圧路33とし、入口弁31から出口ポート22までの流路を車輪液圧路34とする。車輪液圧路34の第1分岐部34aから出口弁32までの流路を分岐路35とし、出口弁32からサブポート23に延びる途中の第2分岐部36aまでの流路を開放路36とし、第2分岐部36aからサブポート23までの流路を兼用路37とする。第2分岐部36aからソレノイドポンプ40までの流路を吸入液圧路38とし、ソレノイドポンプ40から第1分岐部34aまでの流路を吐出液圧路39とする。
ブレーキ液圧制御装置10は、通常状態、ABS制御時(アンチロックブレーキ制御時)の減圧状態、ABS制御時の保持状態あるいはABS制御時の増圧状態、を切り換える機能を有する。なお、通常状態は、出力液圧路33と車輪液圧路34とを連通(入口弁31が開)するとともに、分岐路35と開放路36との間を遮断(出口弁32が閉)する状態である。ABS制御時の減圧状態は、出力液圧路33と車輪液圧路34との間を遮断(入口弁31が閉)するとともに、分岐路35と開放路36とを連通(出口弁32が開)する状態である。ABS制御時の保持状態あるいはABS制御時の増圧状態は、出力液圧路33と車輪液圧路34との間、分岐路35と開放路36との間をそれぞれ遮断(入口弁31及び出口弁32が閉)する状態である。
入口弁31は、出力液圧路33と車輪液圧路34との間に設けられた常開型の電磁弁である。入口弁31は、通常状態において開いていることで、マスタシリンダ15からの作動液圧が出力液圧路33から車輪液圧路34を経由して車輪ブレーキ11へ伝達することを許容している。また、入口弁31は、前輪がロックしそうになると制御装置12からの信号により閉塞され、マスタシリンダ15からの作動液圧が出力液圧路33から車輪液圧路34を経由して車輪ブレーキ11へ伝達されることを遮断する。
出口弁32は、分岐路35を介して車輪液圧路34と開放路36との間に設けられた常閉型の電磁弁である。出口弁32は、通常状態で閉塞されている。出口弁32は、前輪がロックしそうになると制御装置12からの信号により開放され、車輪ブレーキ11に作用する作動液圧を車輪液圧路34から分岐路35を介して開放路36へ逃がす。さらに、開放路36に逃がされた作動液は、兼用路37を通ってリザーバ16へ一時的に流入する。このようにして、ABS制御時における減圧状態となる。
ソレノイドポンプ40は、吸入液圧路38と吐出液圧路39との間に設けられており、可動コア43とコイル44(図2参照)などによって作動することで、兼用路37及び吸入液圧路38を介してリザーバ16に貯留された作動液を吸入し、吐出液圧路39に吐出する。このため、車輪ブレーキ11に対して、作動液圧を増圧することができる。ソレノイドポンプ40は、制御装置12からの信号により、ABS制御時における増圧状態で作動する。なお、ソレノイドポンプ40の作動時(増圧状態)には、制御装置12によって入口弁31及び出口弁32が閉塞され、出力液圧路33と車輪液圧路34との間、分岐路35と開放路36との間がそれぞれ遮断され、吐出液圧路39からの作動液が車輪液圧路34に流入する。
リザーバ16は、マスタシリンダ15用の作動液を貯留するタンクと、ABS制御時における減圧状態の車輪液圧路34からの作動液を逃がすタンクと、ABS制御時における増圧状態のソレノイドポンプへ送る作動液を貯留するタンクとを兼ねている。
兼用路37は、ABS制御時における減圧状態の車輪液圧路34からリザーバ16へ作動液を送る流路と、ABS制御時における増圧状態のリザーバ16からソレノイドポンプへ作動液を送る流路とを兼ねている。制御装置12は、図示せぬ前輪用の車輪速度センサなどからの計測値により、ブレーキ液圧制御装置12の各機器を制御する。
なお、実施例では、上述の液圧回路としたが、これに限定されず、マスタシリンダ用のリザーバと、車輪液圧路34から作動液を逃がすとともにソレノイドポンプ40へ作動液を送るリザーバと、を別体とした液圧回路としてもよく、さらにはソレノイドポンプ40が組み込まれた液圧回路であれば他の形態であっても差し支えない。
次に、ブレーキ液圧制御装置10による通常のブレーキ制御について説明する。
通常のブレーキ制御において、ブレーキ系統20では、マスタシリンダ15から車輪ブレーキ11への流路が、出力液圧路33、入口弁31、車輪液圧路34を経由して連通された状態である。ブレーキ操作子14を操作すると、出力液圧路33、入口弁31、車輪液圧路34を経由して作動液圧が車輪ブレーキ11に作用し、前輪を制動することができる。なお、ブレーキ操作子14を戻すと、車輪ブレーキ11に作用していた作動液が、車輪液圧路34、入口弁31、出力液圧路33を経由してマスタシリンダ15に戻される。
次に、ブレーキ液圧制御装置10によるABS制御について説明する。
ABS制御は、前輪がロック状態になりそうな場合に実行され、入口弁31、出口弁32及びソレノイドポンプ40を制御し、車輪ブレーキ11に作用する作動液圧を減圧、増圧、保持することで実行される。前輪用の図示せぬ車輪速度センサなどからの計測値に基づいて、制御装置12によって減圧、増圧、保持の制御がなされる。
減圧状態では、入口弁31が閉じることで出力液圧路33と車輪液圧路34との間が遮断され、出口弁32が開くことで車輪液圧路34と開放路36との間が開放され、ソレノイドポンプ40が停止状態となる。車輪ブレーキ11に通じる車輪液圧路34の作動液が、分岐路35、開放路36、兼用路37を通ってリザーバ16に流入し、車輪ブレーキ11に作用している作動液圧が減圧される。
保持状態では、入口弁31が閉じることで出力液圧路33と車輪液圧路34との間が遮断され、出口弁32が閉じることで車輪液圧路34(分岐路35)と開放路36との間が遮断され、ソレノイドポンプ40が停止状態となる。車輪ブレーキ11、入口弁31、出口弁32、ソレノイドポンプ40で閉じられた流路内に作動液が閉じ込められ、車輪ブレーキ11に作用している作動液が一定に保たれる。
増圧状態では、入口弁31が閉じることで出力液圧路33と車輪液圧路34との間が遮断され、出口弁32が閉じることで車輪液圧路34と開放路36との間が遮断され、ソレノイドポンプ40が作動状態となる。ソレノイドポンプ40の作動によってリザーバ16から兼用路37、吸入液圧路38を通って作動液が吸入され、車輪ブレーキ11、入口弁31、出口弁32、ソレノイドポンプ40で閉じられた流路内に、吐出液圧路39から作動液が送られ、流路内が増圧して車輪ブレーキ11が作動する。
次にソレノイドポンプ40について説明する。なお、便宜上、ソレノイドポンプ40のポンプハウジング41の挿入部である第2部材47が配置される側を「一端側」とし、可動コア43が配置される側を「他端側」とする。
図2、図3に示されるように、ソレノイドポンプ40は、少なくとも一部が固定コア46になる円筒状のポンプハウジング41と、このポンプハウジング41の他端側に固定された有底円筒状のガイドパイプ42と、ポンプハウジング41を貫通する貫通孔45に挿通されるピストン51とを備える。
ポンプハウジング41は、ピストン51が挿通される貫通孔45を備えるとともに固定コア46となる第1部材46と、この第1部材46とは別体に形成されるとともに吸入弁70及び吐出弁80が設けられる第2部材47とから構成されている。
また、ポンプハウジング41内には、圧力室60が形成されている。ソレノイドポンプ40は、ガイドパイプ42内において進退可能に配置され圧力室60に向けてピストン51を押圧する可動コア43と、ポンプハウジング41及びガイドパイプ42に外装されたコイル44と、作動液を圧力室60に吸入する際に開く吸入弁70と、圧力室60から作動液を吐出する際に開く吐出弁80とを備える。なお、コイル44は、電磁コイルである。
ポンプハウジング41のうち他端側の第1部材(固定コア)46は、鉄系材料である磁性材料からなり、円筒形状を呈する。ポンプハウジング41のうち一端側の第2部材(挿入部)47は、ベースとなる基体90に形成された取付穴91にシール材92を介して液密に挿入される。第1部材46の外周には、ガイドパイプ42が取り付けられる。ポンプハウジング41には、ピストン51が挿通される貫通孔45が、ポンプハウジング41の軸線に沿って形成されている。
第1部材46は、一端側の端部外周に形成された第1フランジ部46aと、一端側の端部に形成された凸部46bとを備えている。
また、第1部材46において、貫通孔45は、他端側に形成される大径部45aと、一端側に形成され大径部45aよりも径の小さい小径部45bと、大径部45aと小径部45bとの間に形成される段部45cとを備える。第1部材46の内周部を形成する大径部45aに、ピストン51を可動コア43側に付勢する戻しばね64と、軸方向に移動可能なピストン51と、このピストン51をガイドする筒状のガイド部材65とが配置されている。
第2部材47は、他端側の端部外周に形成された第2フランジ部47aと、他端側の内周に形成されるとともに凸部46bが圧入される凹部47bとを備えている。第2部材47の内周に、第1部材46の一端側が圧入されているので、締結部材を使用しなくても、第1部材46と第2部材47とを容易に嵌合することができる。また、第2部材47は、非磁性体で形成されている。このため、樹脂等の安価な材料を採用することができ、部品の低コスト化を図ることができる。
また、第2部材47において、貫通孔45は、他端側からシール部材56が配置されるシール配置孔45dと、圧力室60と、作動液を導く吸入連通孔45eと、フィルタ61が配置されるフィルタ配置孔45fと、シール配置孔45dと圧力室60との間に形成される支持段部45gとを備える。
コイル44の内径方向から外れた位置(コイル44よりも一端側)で且つ、第1部材46と第2部材47との間に形成されたスペースであるシール配置孔45dに、第2部材47とピストン51との間をシールするシール部材56が配置されている。シール部材56は、例えばOリングである。
第2部材47の凹部47bに、第1部材46の凸部46bが圧入され、第2フランジ部47aに第1フランジ部46aが重なっている。第1フランジ部46aは、取付穴91の開口部にリング状の抜け止め部材93によって固定されている。結果、第1部材46及び第2部材47が共に取付穴91に固定される。なお、実施例では、第1部材46と第2部材47とからなるポンプハウジング41を抜け止め部材93で取付穴91に固定したが、これに限定されず、ポンプハウジング41を圧入やカシメ等で固定しても差し支えない。
第2部材47の一端側には、基体90の取付穴91の底に形成された吸入液圧路38に向けて、フィルタ配置孔45fが開口している。第2部材47の中央部に吸入弁70が設けられ、吸入弁70の一端側にフィルタ61が設けられている。
また、第2部材47の外周部に、基体90の取付穴91の側壁に形成された吐出液圧路39と圧力室60とを連通する、連通孔62が形成されている。この連通孔62の開口の内空に吐出弁80が設けられている。
圧力室60は、一端側に配置されている。圧力室60は、吸入弁70、吐出弁80及びピストン51(Oリング56)で、貫通孔45が仕切られることで形成されている。
ピストン51は、貫通孔45に移動可能に挿通される本体部52と、この本体部52の中間に形成され戻しばね64の一端を受けるフランジ部53と、本体部52の先端部に形成され弁ばね73の一端を受けるばね座54とを有する。ピストン51の中間にフランジ部53を形成しただけであるので、簡単な形状で戻しばね64を受けることができる。
フランジ部53の径は、本体部52の径よりも大きく、フランジ部53の外周部には、一端側と他端側とを連通する連通溝55が形成されている。連通溝55により、フランジ部53の一端側と他端側との空気の移動を自由にし、ピストン51の軸方向の移動を円滑にすることができる。
また、第1部材46の大径部45a内には、ピストン51を可動コア43側に付勢する戻しばね64が配置されている。戻しばね64はコイルばねであり、その一端はフランジ部53で受けられ、その他端は段部45cで受けられている。
ピストン51は、シール部材56を介してポンプハウジング41の貫通孔45に軸方向摺動可能に挿通されており、摺動によって、その一端部が圧力室60に対して出没するように構成されている。すなわち、圧力室60は、ピストン51が一端側に摺動してピストン51の一端部が圧力室60内に突出することで容積が縮小し、ピストン51が他端側に摺動してピストン51の一端部が圧力室60から没することで容積が増大する。なお、ピストン51は、圧力室60に面する部分に作動液の通路となる開口がなく、ピストン51内を作動液が流通することがない。
吸入弁70は、吸入液圧路38と圧力室60との間の流路を開閉する一方向弁であり、ピストン51の軸と同軸上に配置されている。吸入弁70は、第2部材47に形成される弁座部71と、この弁座部71に着座する球形状の弁体72と、この弁体72を着座する方向に付勢する弁ばね73とで構成されている。
弁体72は、弁ばね73によって、弁座部71に着座するように付勢されている。弁体72は、ピストン51が圧力室60の容積を増大する方向(他端側へ向かう方向)に移動するのに伴い、圧力室60が減圧されて開弁し、吸入液圧路38から圧力室60へ作動液が流入する。また、弁体72は、ピストン51が圧力室60の容積を縮小する方向(一端側へ向かう方向)に移動するのに伴い、圧力室60が増圧されて閉弁し、これにより圧力室60から吸入液圧路38へ流出することを阻止する。
吸入弁70は、ピストン51と同軸上に配置されるとともに、ピストン51の先端部(ばね座54)で弁ばね73の一端を受けているので、弁ばね73を受けるための部品が不要になり、部品点数の削減を図ることができる。
また、戻しばね64は、非作動時にピストン51を非作動位置に付勢する付勢力を有する。このため、後述する、コイル44が消磁した際には、戻しばね64の戻し力によって、ピストン51が圧力室60から離れる方向(可動コア43側)へ摺動する。
また、吸入弁70の外周側に吐出弁80が配置されているので、ピストン51の軸方向に吐出弁80を設ける必要がなく、軸方向の寸法を小さくしてソレノイドポンプ40の小型化を図ることができる。
吐出弁80は、圧力室60と吐出液圧路39との間の流路を開閉する一方向弁であり、連通孔62の開口の内空に設けられている。吐出弁80は、第2部材47の連通孔62に形成される吐出側弁座部81と、この吐出側弁座部81に着座する球形状の吐出側弁体82と、カップ状の吐出側リテーナ83と、この吐出側リテーナ83と吐出側弁体82との間に配設される吐出側弁ばね84とで構成されている。吐出側リテーナ83には、内外を連通する吐出液通孔85が形成されており、吐出側リテーナ83は、連通孔62に圧入されている。また、吐出弁80は、吐出側弁体82の開閉方向が、ピストン51の軸方向と垂直となるように配置されている。
吐出側弁体82は、吐出側弁ばね84によって、吐出側弁座部81に着座するように付勢されている。ピストン51が圧力室60の容積を縮小する方向(一端側へ向かう方向)に移動するのに伴い、圧力室60が増圧されて開弁し、圧力室60から吐出液圧路39へ作動液が流出する。また、吐出側弁体82は、ピストン51が圧力室60の容積が増大する方向(他端側へ向かう方向)に移動するのに伴い、圧力室60が減圧されて閉弁し、これにより吐出液圧路39から圧力室60へ作動液が流入することを阻止する。
可動コア43は、磁性材料からなり、その一端面をピストン51の他端部に当接させた状態でガイドパイプ42の内部を軸方向に移動する。可動コア43は、コイル44を励磁することでポンプハウジング41に引き寄せられ、戻しばね64の付勢力に抗して一端側に移動する。可動コア43が一端側に移動することで、ピストン51も一端側に押動され、圧力室60にピストン51の一端部が突出する。結果、圧力室の容積が縮小し、圧力室内が増圧される。
可動コア43には、可動コア43の軸方向に沿って連通溝43aが形成されている。連通溝43aの一端側は、可動コア43の一端面とポンプハウジング41の他端面との間の空間に連通しており、連通溝43aの他端側は、可動コア43の他端面とガイドパイプの内面との間の空間に連通している。
ガイドパイプ42は、有底筒状を呈し、ポンプハウジング41の第1部材(固定コア)46の他端側に外側から嵌合され、例えば溶接により第1部材46に固定されている。なお、固定方法は溶接に限らず、圧入やかしめ等であってもよい。
コイル44は、樹脂製のボビン44aで環装され、さらにボビン44aの外側には、磁路を形成するヨーク44bが設けられている。
以上に述べたソレノイドポンプ40の作用を次に説明する。
図2に示されるように、コイル44が励磁されると、矢印の様に磁気回路が形成され、可動コア43が一端側に引き寄せられる。可動コア43に押し圧され、ピストン51が、圧力室60側に移動する。圧力室60の容積が縮小するとともに圧力室60が増圧され、吐出側弁体82が外方に移動し、吐出弁80が開く。圧力室60内の作動液は、吐出弁80に流れ、さらに吐出液通孔85から吐出液圧路39へ流出する。
続いて、コイル44が消磁されると、戻しばね64の付勢力によりピストン51及び可動コア43が他端側に移動する。圧力室60の容積が増大するとともに圧力室60が減圧され、吐出側弁体82が圧力室60側へ移動し、吐出弁80が閉じる。圧力室60がさらに減圧されると、弁体72が圧力室60側へ移動し、吸入弁70が開く。作動液が吸入液圧路38から吸入弁70に流れ、さらに圧力室60に吸入される。続いて、弁体72が一端側に移動し、吸入弁70が閉じる。このような動作を繰り返すことで、作動液の吸入・吐出が連続して行われる。
ソレノイドポンプ40では、コイル44の内径方向から外れた位置で且つ、第1部材46と第2部材47との間に形成されたスペースであるシール配置孔45dを利用して、シール部材56を配置するので、シール部材56を保持する別途の部品が不要となる。このため、第1部材46の内周部には、戻しばね64のみを配置すればよいので、第1部材46の貫通孔45を極力小さくすることができる。結果、第1部材46の周壁の外径を維持した状態で、固定コアとなる第1部材46の周壁の厚みを厚く確保することができる。ポンプハウジング41の外径を大きくしなくとも、磁気回路上の断面積を大きくすることができ、磁気損失を小さくすることができる。すなわち、ポンプハウジング41とピストン51との間をシールするとともに、磁気損失の低減を図りつつ、ソレノイドポンプ41の小型化を図ることができる。
尚、実施例では、作動液圧回路は、マスタシリンダ15用、出口弁32用及びソレノイドポンプ40用のリザーバ16を共用した回路としたが、これに限定されず、マスタシリンダ用のリザーバと、出口弁32用及びソレノイドポンプ40用のリザーバ16とを別体とした回路であってもよく、ソレノイドポンプ40が組み込まれれば他の作動液圧回路であっても差し支えない。
また、本発明は、上述した実施例に限定されず、圧力室60の容積や、ピストン51の径、ピストン51の吐出量は、適宜変更してもよく、作動液の吐出量が異なっても差し支えない。
また、シール部材56は、Oリングに限らず、その他の形状のものであっても差し支えない。
また、実施例では、弁ばね73の一端をピストン51の先端で受ける構成としたが、弁ばね73の一端を受けるリテーナを設けるようにしても差し支えない。
また、吐出弁80は、吸入弁70の外周ではなく、吸入弁70に対して軸方向にずらして配置しても差し支えない。
本発明のソレノイドポンプは、車両用ブレーキ液圧制御装置に好適である。
10…ブレーキ液圧制御装置、40…ソレノイドポンプ、41…ポンプハウジング、43…可動コア、44…コイル、45…貫通孔、45d…シール配置孔(第1部材46と第2部材47との間に形成されたスペース)46…第1部材(固定コア)、47…第2部材(挿入部)、51…ピストン、53…フランジ部、56…シール部材(Oリング)、60…圧力室、64…戻しばね、70…吸入弁、71…弁座部、72…弁体、73…弁ばね、80…吐出弁。

Claims (6)

  1. 固定コアと、
    この固定コアに対して移動可能に設けられた可動コアと、
    この可動コアを前記固定コア側に移動させるコイルと、
    円筒状のポンプハウジングと、
    このポンプハウジング内に形成された圧力室と、
    この圧力室に対する作動液の流入流出を制御する吸入弁及び吐出弁と、
    前記ポンプハウジング内において前記可動コアの移動に応じて摺動するとともに、前記圧力室の容積を増減させるピストンと、
    このピストンを前記可動コア側に付勢する戻しばねとを備えたソレノイドポンプにおいて、
    前記ポンプハウジングは、前記ピストンが挿通される貫通孔を備えるとともに前記固定コアとなる第1部材と、前記吸入弁及び前記吐出弁が設けられる第2部材とから構成され、前記第2部材が配置される側を一端側とし前記可動コアが配置される側を他端側とし、
    前記第1部材の内周部に、前記戻しばねが配置されるとともに、
    前記コイルよりも一端側で且つ、前記第1部材と前記第2部材との間に形成されたスペースに、前記第2部材と前記ピストンとの間をシールするシール部材が配置され
    前記圧力室は、前記吸入弁と前記吐出弁と前記ピストンと前記シール部材で、前記貫通孔が仕切られることで形成され、一端側に配置されることを特徴とするソレノイドポンプ。
  2. 請求項1記載のソレノイドポンプにおいて、
    前記第2部材は、非磁性体で形成されていることを特徴とするソレノイドポンプ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のソレノイドポンプにおいて、
    前記第2部材の内周に、前記第1部材の一端側が圧入されていることを特徴とするソレノイドポンプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のソレノイドポンプにおいて、
    前記ピストンの中間には、フランジ部が形成され、このフランジ部で前記戻しばねの一端を受けていることを特徴とするソレノイドポンプ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のソレノイドポンプにおいて、
    前記吸入弁は、前記第2部材に形成された弁座部と、この弁座部に着座する弁体と、この弁体を着座する方向に付勢する弁ばねとで構成され、
    前記吸入弁は、前記ピストンと同軸上に配置されるとともに、前記ピストンの先端部で前記弁ばねの一端を受けていることを特徴とするソレノイドポンプ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載のソレノイドポンプにおいて、
    前記吸入弁の外周側に、前記吐出弁が配置されていることを特徴とするソレノイドポンプ。
JP2014202587A 2014-09-30 2014-09-30 ソレノイドポンプ Active JP6396745B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202587A JP6396745B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 ソレノイドポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202587A JP6396745B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 ソレノイドポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016070240A JP2016070240A (ja) 2016-05-09
JP6396745B2 true JP6396745B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=55864414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014202587A Active JP6396745B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 ソレノイドポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6396745B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4848202U (ja) * 1971-08-17 1973-06-25
JPS5141205Y2 (ja) * 1972-07-19 1976-10-07
JPH04128574A (ja) * 1990-09-18 1992-04-30 Mitsubishi Electric Corp アンチスキッド装置の電磁ポンプ
US5601345A (en) * 1994-12-16 1997-02-11 Kelsey-Hayes Company Stationary seal ABS pump
JP3705373B2 (ja) * 1995-01-31 2005-10-12 ヤマハ発動機株式会社 電磁ポンプ
JP3777254B2 (ja) * 1998-07-29 2006-05-24 日信工業株式会社 ソレノイドポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016070240A (ja) 2016-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5476455B2 (ja) ソレノイドポンプ
JP6161077B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP2010228543A (ja) バーハンドル車両用ブレーキ液圧制御装置
JP4944685B2 (ja) バーハンドル車両用ブレーキ液圧制御装置
US9714721B2 (en) Electromagnetic valve
CN113056401B (zh) 车辆用的制动系统的液压控制单元
JP6396745B2 (ja) ソレノイドポンプ
JP2010229870A (ja) ソレノイドポンプ
JP5165446B2 (ja) 電磁弁
JPWO2013147127A1 (ja) シリンダ装置
JP4728981B2 (ja) シミュレータ及び車両用ブレーキ制御装置
JP6389722B2 (ja) ソレノイドポンプ
JP6404664B2 (ja) ソレノイドポンプ
JP5255581B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP6460779B2 (ja) 電磁弁および車両用ブレーキ液圧制御装置
JP2005308156A (ja) 液圧バルブ
JP6499482B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
KR100465809B1 (ko) 안티록 브레이크 장치용 3포트 솔레노이드 밸브
JP2016172493A (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP2010221873A (ja) プランジャポンプ及び車両用ブレーキ液圧制御装置
JP5325057B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP5756418B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP3778552B2 (ja) 電磁弁
JP3819803B2 (ja) 電磁弁
JP2001055129A (ja) 車両用アンチロックブレーキ装置の常開型電磁弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6396745

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250