JP6383075B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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ところで、近年、ユーザによる口コミ投稿や採点による店舗評価が行われている。
また、店舗評価のその他の例として、飲食店等の施設の魅力を評価する際に、上記のプローブ情報を利用して、利用者各人にとって相対的に訪問回数が多い店や滞在時間が長い店等を、魅力度が高いと評価する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、店舗への訪問回数は、利用者の好みや居住地等の個人的な事情に大きく影響されるため、正確且つ公平な評価を行うことが困難であった。同様に、滞在時間も、業態や利用者個人の性格等に大きく影響されるため、やはり正確且つ公平な評価を行うことが困難であった。
情報処理装置において、
車速情報を含む車両の走行情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段により取得された走行情報に基づいて、路面店への入店待ち時間を取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段により取得された入店待ち時間に基づいて、前記路面店の評価値を算出する算出手段と、
を備え、
前記第2取得手段は、
ドライバにより予め目的地に設定された路面店から所定距離内に到達したか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段により所定距離内に到達したと判定された場合に、所定速度以下で走行しているか否かを判定する第2判定手段と、
前記第2判定手段により所定速度以下で走行していると判定された場合に、位置情報が移動しているか否かを判定する第3判定手段と、
を備え、
前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定された場合に、前記第2判定手段により所定速度以下で走行していると判定されたときから前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定されたときまでの時間を、前記入店待ち時間として取得することを特徴とする。
前記第3判定手段は、ナビゲーション機能がオフされた場合に、前記位置情報が移動していないと判定し、
前記算出手段は、前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定された場合に、前記ナビゲーション機能がオフされた位置と前記路面店の位置との距離に基づいて、前記路面店の評価値を加算することを特徴とする。
前記第1取得手段により取得された複数の走行情報に基づいて、同一方向及び同一道路区間を走行する車列間に所定の速度差が存在するか否かを判定する第5判定手段と、
前記第5判定手段により所定の速度差が存在すると判定された場合に、当該速度差に基づいて、車線単位の待ち車列を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された待ち車列に基づいて、当該待ち車列が路面店の位置に対して所定の位置関係にあるか否かを判定する第6判定手段と、を備え、
前記第2取得手段は、前記第6判定手段により所定の位置関係にあると判定された場合に、前記路面店への入店待ち時間を取得することを特徴とする。
前記算出手段により評価値が算出された路面店に係る情報を報知手段により報知させる報知制御手段を更に備えることを特徴とする。
前記報知制御手段は、過去に前記算出手段により所定値以上の評価値が算出された路面店において、現在前記第2取得手段により取得された入店待ち時間が所定時間以内であった場合に、当該路面店から所定距離内を当該路面店の方向に走行する車両の前記報知手段により、当該路面店を推薦させることを特徴とする。
前記報知制御手段は、所定時間帯の入店待ち時間が所定時間以上の路面店において、当該所定時間帯以外の時間帯に、当該路面店から所定距離内を当該路面店の方向に走行する車両の前記報知手段により、当該路面店を推薦させることを特徴とする。
前記報知制御手段は、前記路面店を推薦させる際に、現在の曜日及び時間帯に対応する平均入店待ち時間を前記報知手段により報知させることを特徴とする。
前記報知制御手段は、前記路面店を推薦させる際又は前記路面店が目的地として設定された際に、当該路面店に対応する待ち車列の最後尾車両の位置と当該路面店に関して位置情報が移動していないと相対的に高頻度で判定される位置との距離に基づいて推定入店待ち時間を算出し、当該算出された推定入店待ち時間を前記報知手段により報知させることを特徴とする。
情報処理装置の情報処理方法において、
前記情報処理装置の制御部が、車速情報を含む車両の走行情報を取得する第1取得ステップと、
前記情報処理装置の制御部が、前記第1取得ステップで取得された走行情報に基づいて、路面店への入店待ち時間を取得する第2取得ステップと、
前記情報処理装置の制御部が、前記第2取得ステップで取得された入店待ち時間に基づいて、前記路面店の評価値を算出する算出ステップと、
を含み、
前記第2取得ステップは、
前記情報処理装置の制御部が、ドライバにより予め目的地に設定された路面店から所定距離内に到達したか否かを判定する第1判定ステップと、
前記情報処理装置の制御部が、前記第1判定ステップで所定距離内に到達したと判定された場合に、所定速度以下で走行しているか否かを判定する第2判定ステップと、
前記情報処理装置の制御部が、前記第2判定ステップで所定速度以下で走行していると判定された場合に、位置情報が移動しているか否かを判定する第3判定ステップと、
を含み、
前記第3判定ステップで位置情報が移動していないと判定された場合に、前記第2判定ステップで所定速度以下で走行していると判定されたときから前記第3判定ステップで位置情報が移動していないと判定されたときまでの時間を、前記入店待ち時間として取得することを特徴とする。
コンピュータを、
車速情報を含む車両の走行情報を取得する第1取得手段、
前記第1取得手段により取得された走行情報に基づいて、路面店への入店待ち時間を取得する第2取得手段、
前記第2取得手段により取得された入店待ち時間に基づいて、前記路面店の評価値を算出する算出手段、
として機能させ、
前記第2取得手段は、
ドライバにより予め目的地に設定された路面店から所定距離内に到達したか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段により所定距離内に到達したと判定された場合に、所定速度以下で走行しているか否かを判定する第2判定手段と、
前記第2判定手段により所定速度以下で走行していると判定された場合に、位置情報が移動しているか否かを判定する第3判定手段と、
を備え、
前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定された場合に、前記第2判定手段により所定速度以下で走行していると判定されたときから前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定されたときまでの時間を、前記入店待ち時間として取得することを特徴とするプログラムである。
以下、図面を参照しながら、この発明の一実施形態について詳しく説明する。
[1−1.システム構成の説明]
まず、本実施形態に係る情報処理システム1の構成について説明する。
情報処理システム1は、図1に示すように、情報処理装置としてのサーバ装置10と、車両Cに搭載された端末装置20と、を備えて構成されている。情報処理システム1の各装置は、通信ネットワークNに接続される。通信ネットワークNは、具体的には、インターネットや電気通信事業者等の電話回線網や携帯電話通信網等である。
次に、サーバ装置10の構成について説明する。
サーバ装置10は、制御部11と、操作部12と、表示部13と、記憶部14と、通信部15と、を備えて構成されている。
表示部13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイを備え、制御部11から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
また、記憶部14は、地図データ、音声データ等を格納している。地図データには、例えば、広域をカバーした地図情報(複数縮尺に対応)、道路情報、施設、海、川等の各種シンボル情報等が記憶されている。また、音声データには、例えば、経路案内に必要な、単語や文節等からなるメッセージのデータ等が予め記憶されている。
次に、端末装置20の構成について説明する。
端末装置20は、制御部21と、操作部22と、表示部23と、音声出力部24と、記憶部25と、現在位置検出部26と、通信部27と、を備えて構成されている。
また、制御部21は、記憶部25に記憶されたカーナビアプリを実行することにより、サーバ装置10と協働して、カーナビの機能を実現する。具体的には、制御部21は、ドライバによりカーナビアプリが起動され目的地が設定されると、当該目的地情報及び現在位置検出部26により検出された現在位置情報を、通信部27を介してサーバ装置10に送信する。次に、サーバ装置10の制御部11は、端末装置20から送信された目的地情報及び現在位置情報に基づいて経路探索処理を行い、経路探索結果を地図データ及び音声データとともに、通信部15を介して端末装置20に送信する。次に、端末装置20の制御部21は、経路探索結果を、表示部23に表示させるとともに、音声出力部24から音声出力させる。これにより、カーナビの機能が実現される。
また、制御部21は、実際に車両Cが走行した位置や車速などの走行情報に基づいてプローブ情報を随時生成する。そして、制御部21は、生成したプローブ情報を、通信部27を介して随時サーバ装置10に送信する。
表示部(報知手段)23は、例えば、LCD、有機EL(Electro Luminescence)素子を用いたFPD(Flat Panel Display)などのディスプレイを備え、制御部21から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。例えば、表示部23は、制御部21から出力された表示用データ(地図データ等)に基づいて、各種情報(例えば、地図画面やアイコン、経路案内等のナビゲーション用の表示情報、自車の現在位置を示す自車マーク等)を表示する。
自律航法ユニットは、角度センサ、距離センサ等を備える。角度センサは、車の角速度(単位時間あたりの水平方向への回転角度)を検出して、移動方位の変化量を算出する。距離センサは、車輪の回転に応じて出力されるパルス信号を検出して、車両Cの移動量を算出する。自律航法ユニットは、これら角速度信号および車速パルス信号により、車両Cの相対的な位置変化を算出して制御部21に出力する。
次に、本実施形態に係るサーバ装置10の具体的な動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、ドライバが、端末装置20の操作部22に対して所定の操作を行うことで、カーナビアプリを起動する処理が実行される。所定の操作としては、例えば、専用のアイコンを表示部23に表示し、当該アイコンをドライバがタッチすること等が挙げられる。
次いで、端末装置20の制御部21は、実際に車両Cが走行した位置や車速などの走行情報に基づいてプローブ情報を随時生成する。そして、制御部21は、生成したプローブ情報を、通信部27を介して随時サーバ装置10に送信する。
以下、道路に面した店舗(以下、路面店と称する)への入店待ち時間を取得して、路面店の評価値を算出する処理について説明する。なお、本実施形態では、ドライバにより目的地として「路面店」が設定されているものとする。
即ち、制御部11は、本発明の第1取得手段として機能する。
即ち、制御部11は、本発明の第2取得手段として機能する。
即ち、制御部11は、本発明の第1判定手段として機能する。
所定距離内に到達したと判定した場合(ステップS21:YES)は、次のステップS22へと移行する。
一方、所定距離内に到達していないと判定した場合(ステップS21:NO)は、所定距離内に到達するまでステップS21の処理を繰り返す。
即ち、制御部11は、本発明の第2判定手段として機能する。
所定速度以下で走行していると判定した場合(ステップS22:YES)は、次のステップS23へと移行する。
一方、所定速度以下で走行していない、即ち、所定速度を超える速度で走行していると判定した場合(ステップS22:NO)は、所定速度以下で走行するまでステップS22の処理を繰り返す。
即ち、制御部11は、本発明の第3判定手段として機能する。
位置情報が移動していると判定した場合(ステップS23:YES)は、位置情報が移動しなくなるまでステップS23の処理を繰り返す。なお、位置情報が移動しなくなる例としては、例えば、目的地に到着して停車(駐車)した場合やカーナビ機能がオフされた場合等が挙げられる。
一方、位置情報が移動していないと判定した場合(ステップS23:NO)は、次のステップS24へと移行する。
即ち、制御部11は、本発明の第4判定手段として機能する。
所定時間内に位置情報が移動したと判定した場合(ステップS24:YES)は、ステップS23に移行して、再度位置情報が移動しているか否かを判定する。
一方、所定時間内に位置情報が移動していない、即ち、所定時間位置情報が移動していないと判定した場合(ステップS24:NO)は、次のステップS25へと移行する。
即ち、制御部11は、本発明の算出手段として機能する。
即ち、制御部11は、本発明の報知制御手段として機能する。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置としてのサーバ装置10は、車速情報を含む車両の走行情報(プローブ情報)を取得する第1取得手段(制御部11)と、第1取得手段により取得された走行情報に基づいて、路面店への入店待ち時間を取得する第2取得手段(制御部11)と、第2取得手段により取得された入店待ち時間に基づいて、路面店の評価値を算出する算出手段(制御部11)と、を備える。
従って、本実施形態に係るサーバ装置10によれば、実際に取得された入店待ち時間に基づいて客観的に評価値を算出することができるので、正確且つ公平で信頼性の高い店舗評価を行うことができる。
従って、本実施形態に係るサーバ装置10によれば、位置情報が移動しなくなった位置を車両が停車(駐車)した位置と見做して入店待ち時間を取得することができるので、取得される入店待ち時間の精度を高めることができ、精度の高い店舗評価を提供することができる。
従って、本実施形態に係るサーバ装置10によれば、ドライバに評価値が算出された各路面店の情報(店舗情報、評価値等)を提供することができるので、ドライバにとって好適な情報を提供することができる。
(変形例1)
例えば、上記実施形態では、入店待ち時間取得処理において、予め路面店が目的地に設定されている場合を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、予め路面店が目的地に設定されていない場合に、同一方向及び同一道路区間を走行する車列間の「速度ギャップ」に基づいて車線単位の待ち車列を検出し、当該待ち車列が路面店の位置に対して所定の位置関係にある場合に、当該路面店への入店待ち時間を取得するようにしてもよい。ここで、車列間の速度ギャップとは、車列間の速度差のことである。
以下、予め駐車場E2付きの路面店E1が目的地に設定されていない場合の入店待ち時間取得処理について、図4のフローチャート及び図5を参照して説明する。
即ち、制御部11は、本発明の第5判定手段として機能する。
所定の速度ギャップが存在すると判定した場合(ステップS31:YES)は、次のステップS32へと移行する。
一方、所定の速度ギャップが存在しないと判定した場合(ステップS31:NO)は、車線単位の待ち車列が存在せず、評価対象となる路面店を特定できないと判断し、処理を終了する。
即ち、制御部11は、本発明の検出手段として機能する。
即ち、制御部11は、本発明の第6判定手段として機能する。
所定の位置関係にあると判定した場合(ステップS33:YES)は、次のステップS34へと移行する。
一方、所定の位置関係にないと判定した場合(ステップS33:NO)は、所定の位置関係となるまでステップS33の処理を繰り返す。
最後尾車両の位置情報が移動していると判定した場合(ステップS34:YES)は、位置情報が移動しなくなるまでステップS34の処理を繰り返す。
一方、最後尾車両の位置情報が移動していないと判定した場合(ステップS34:NO)は、次のステップS35へと移行する。
次に、制御部11は、ステップS33で待ち車列C10が路面店E1の位置に対して所定の位置関係にあると判定したときからステップS34で最後尾車両C5の位置情報が移動していないと判定したときまでの時間を、入店待ち時間として取得する(ステップS36)。
従って、変形例1に係るサーバ装置10によれば、目的地に設定された路面店以外であっても、自動的に検出した待ち車列に対応する路面店を評価することができるので、ドライバに人気店の存在を認識させることができ、ドライバによる店舗選択の幅を広げることができる。
例えば、上記実施形態では、路面店の評価値をドライバに報知する(図2のステップS4参照)ようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、路面店の評価値をドライバに報知しないようにしてもよい。
また、上記実施形態では、所定時間内に位置情報が移動したか否かを判定する(図3のステップS24参照)ようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、所定時間内に位置情報が移動したか否かを判定することなく、ステップS22で所定速度以下で走行していると判定したときからステップS23で位置情報が移動していないと判定したときまでの時間を、入店待ち時間として取得するようにしてもよい。
これにより、例えば、店舗の少し手前でカーナビ機能が不要になってカーナビ機能をオフしたような場合であっても、店舗からの距離により推定される待ち時間を評価値に換算して加算することができるので、店舗評価の精度を確保することができる。
これにより、例えば、普段は混んでいる店舗が偶々空いているような場合に、当該店舗をドライバに推薦することができるので、ドライバにとって意外性のある有益な情報を提供することができる。
これにより、混んでいる時間帯を避けて人気店をドライバに推薦することができるので、ドライバの興味を引き付ける有益な情報を提供することができる。
これにより、推薦された店舗の現在の平均入店待ち時間を併せて認識させることができるので、ドライバによる店舗選択の判断材料をより多く提供することができる。
これにより、推薦された店舗や目的地に設定してこれから向かおうとする店舗の推定入店待ち時間を併せて認識させることができるので、ドライバによる店舗選択の判断材料をより多く提供することができる。
この場合、端末装置20の制御部21は、サーバ装置10で集積されたプローブ情報を受信することで、本発明の第1取得手段として機能する。
また、制御部21は、受信したプローブ情報に基づいて、路面店への入店待ち時間を取得することで、本発明の第2取得手段として機能する。
また、制御部21は、第2取得手段により取得された入店待ち時間に基づいて、路面店の評価値を算出する本発明の算出手段として機能する。
また、制御部21は、ドライバにより予め目的地に設定された路面店から所定距離内に到達したか否かを判定する本発明の第1判定手段として機能する。
また、制御部21は、第1判定手段により所定距離内に到達したと判定された場合に、所定速度以下で走行しているか否かを判定する本発明の第2判定手段として機能する。
また、制御部21は、第2判定手段により所定速度以下で走行していると判定された場合に、位置情報が移動しているか否かを判定する本発明の第3判定手段として機能する。
また、制御部21は、第3判定手段により位置情報が移動していないと判定された場合に、当該第3判定手段による判定時から所定時間内に位置情報が移動したか否かを判定する本発明の第4判定手段として機能する。
また、制御部21は、第1取得手段により取得された複数の走行情報に基づいて、同一方向及び同一道路区間を走行する車列間に所定の速度差が存在するか否かを判定する本発明の第5判定手段として機能する。
また、制御部21は、第5判定手段により所定の速度差が存在すると判定された場合に、当該速度差に基づいて、車線単位の待ち車列を検出する本発明の検出手段として機能する。
また、制御部21は、検出手段により検出された待ち車列に基づいて、当該待ち車列が路面店の位置に対して所定の位置関係にあるか否かを判定する本発明の第6判定手段として機能する。
また、制御部21は、算出手段により評価値が算出された路面店に係る情報を報知手段により報知させる本発明の報知制御手段として機能する。
なお、第1取得手段、第2取得手段、算出手段、第1判定手段、第2判定手段、第3判定手段、第4判定手段、第5判定手段、検出手段、第6判定手段、報知制御手段のうちいずれかの機能をサーバ装置10で実現し、残りの機能を端末装置20で実現することも可能である。
10 サーバ装置(情報処理装置)
11 制御部(第1取得手段、第2取得手段、算出手段、第1判定手段、第2判定手段、第3判定手段、第4判定手段、第5判定手段、検出手段、第6判定手段、報知制御手段)12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 通信部
20 端末装置
21 制御部
22 操作部
23 表示部(報知手段)
24 音声出力部(報知手段)
25 記憶部
26 現在位置検出部
27 通信部
Claims (10)
- 車速情報を含む車両の走行情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段により取得された走行情報に基づいて、路面店への入店待ち時間を取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段により取得された入店待ち時間に基づいて、前記路面店の評価値を算出する算出手段と、
を備え、
前記第2取得手段は、
ドライバにより予め目的地に設定された路面店から所定距離内に到達したか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段により所定距離内に到達したと判定された場合に、所定速度以下で走行しているか否かを判定する第2判定手段と、
前記第2判定手段により所定速度以下で走行していると判定された場合に、位置情報が移動しているか否かを判定する第3判定手段と、
を備え、
前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定された場合に、前記第2判定手段により所定速度以下で走行していると判定されたときから前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定されたときまでの時間を、前記入店待ち時間として取得することを特徴とする情報処理装置。 - 前記第3判定手段は、ナビゲーション機能がオフされた場合に、前記位置情報が移動していないと判定し、
前記算出手段は、前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定された場合に、前記ナビゲーション機能がオフされた位置と前記路面店の位置との距離に基づいて、前記路面店の評価値を加算することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1取得手段により取得された複数の走行情報に基づいて、同一方向及び同一道路区間を走行する車列間に所定の速度差が存在するか否かを判定する第5判定手段と、
前記第5判定手段により所定の速度差が存在すると判定された場合に、当該速度差に基づいて、車線単位の待ち車列を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された待ち車列に基づいて、当該待ち車列が路面店の位置に対して所定の位置関係にあるか否かを判定する第6判定手段と、を備え、
前記第2取得手段は、前記第6判定手段により所定の位置関係にあると判定された場合に、前記路面店への入店待ち時間を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記算出手段により評価値が算出された路面店に係る情報を報知手段により報知させる報知制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記報知制御手段は、過去に前記算出手段により所定値以上の評価値が算出された路面店において、現在前記第2取得手段により取得された入店待ち時間が所定時間以内であった場合に、当該路面店から所定距離内を当該路面店の方向に走行する車両の前記報知手段により、当該路面店を推薦させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記報知制御手段は、所定時間帯の入店待ち時間が所定時間以上の路面店において、当該所定時間帯以外の時間帯に、当該路面店から所定距離内を当該路面店の方向に走行する車両の前記報知手段により、当該路面店を推薦させることを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
- 前記報知制御手段は、前記路面店を推薦させる際に、現在の曜日及び時間帯に対応する平均入店待ち時間を前記報知手段により報知させることを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
- 前記報知制御手段は、前記路面店を推薦させる際又は前記路面店が目的地として設定された際に、当該路面店に対応する待ち車列の最後尾車両の位置と当該路面店に関して位置情報が移動していないと相対的に高頻度で判定される位置との距離に基づいて推定入店待ち時間を算出し、当該算出された推定入店待ち時間を前記報知手段により報知させることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置の情報処理方法であって、
前記情報処理装置の制御部が、車速情報を含む車両の走行情報を取得する第1取得ステップと、
前記情報処理装置の制御部が、前記第1取得ステップで取得された走行情報に基づいて、路面店への入店待ち時間を取得する第2取得ステップと、
前記情報処理装置の制御部が、前記第2取得ステップで取得された入店待ち時間に基づいて、前記路面店の評価値を算出する算出ステップと、
を含み、
前記第2取得ステップは、
前記情報処理装置の制御部が、ドライバにより予め目的地に設定された路面店から所定距離内に到達したか否かを判定する第1判定ステップと、
前記情報処理装置の制御部が、前記第1判定ステップで所定距離内に到達したと判定された場合に、所定速度以下で走行しているか否かを判定する第2判定ステップと、
前記情報処理装置の制御部が、前記第2判定ステップで所定速度以下で走行していると判定された場合に、位置情報が移動しているか否かを判定する第3判定ステップと、
を含み、
前記第3判定ステップで位置情報が移動していないと判定された場合に、前記第2判定ステップで所定速度以下で走行していると判定されたときから前記第3判定ステップで位置情報が移動していないと判定されたときまでの時間を、前記入店待ち時間として取得することを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
車速情報を含む車両の走行情報を取得する第1取得手段、
前記第1取得手段により取得された走行情報に基づいて、路面店への入店待ち時間を取得する第2取得手段、
前記第2取得手段により取得された入店待ち時間に基づいて、前記路面店の評価値を算出する算出手段、
として機能させ、
前記第2取得手段は、
ドライバにより予め目的地に設定された路面店から所定距離内に到達したか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段により所定距離内に到達したと判定された場合に、所定速度以下で走行しているか否かを判定する第2判定手段と、
前記第2判定手段により所定速度以下で走行していると判定された場合に、位置情報が移動しているか否かを判定する第3判定手段と、
を備え、
前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定された場合に、前記第2判定手段により所定速度以下で走行していると判定されたときから前記第3判定手段により位置情報が移動していないと判定されたときまでの時間を、前記入店待ち時間として取得することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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